HIRO T'S DIARY

● 7月後半の日記 ●

7月16日(水曜日)

今日のアイテムはこれ、CasCas (日本語ではパチカ)である。左の写真に3つ並んでいるが、センターにある何ともいい味を醸し出しているのがボクのパチカ。その両隣りになるのがボクのクラシックな本物を見てフライド・プライドの2人がボクの腕前を追い越すべく急遽大阪で購入したパチカである。こうやって並べてみるとその格の違いが一目瞭然であろう。

と、それはさておき今朝のフラ・プラのスタジオ・ライブはスティービー・ワンダーのカバーで「My Cherie Amour」であった。オーソドックスなアレンジだけどちょっとボッサな仕上がりでまたまたごきげんであった。そしてなんとボクもCasCasでリズム参加もさせてもらった。気持ち良かったよ。

と、それはさておきオンエア終了後、ファンキーバーでパチカ合戦をしてみた。笑顔、奏でるリズムなどすべての面でボクはフラ・プラを凌駕した。ウヒヒ。

7月17日(木曜日)

フライド・プライドのふたりに今朝はA-Showが加わった。去年の12月から毎週のウイークリー・ライブをやっているA-Showは飛ばす訳にはいかない。ラッキーな事にこの2組は今年のニュー・ブリーズで既知の仲、しかも音楽のハートの部分のベクトルが同じような方向を向いている。だからセッションを企んだのだ。今朝はスティービーの「迷信」をやってくれた。恐ろしくステキなセッションだった。(ただ、機械的な不具合で横ちゃんのギターがトラブったのが心残りである。)

本番後ファンキー・バーでみんなで記念撮影。一応A-Showがえらそばる役目をした。俺はちょっとギターの音がトラブったので落ち込み気味の風情で収まってみた。

7月18日(金曜日)Part1.

今週毎朝スタジオライブをしてくれたFried Prideの最終日である。今日は午前10時半過ぎに登場であった。曲はビートルズのCome Togetherをしてくれた。もう、絶品!!たまんなかったのだ。しびれるぅぅぅ。

あんまりしびれたので横ちゃんのギターをギター・テクニックの中でも荒技として知られるネック・ベンドしながら写真を撮った。横ちゃんはちょっと本気で「折らないでくださいよ」ってつぶやいた。かわいかった。

9月22日にはフェニックスホールでライブあります。明日チケット一般発売。行ける人は必ず行くこと!すごいよ。行けない人は最新アルバムHeat Waveを買うこと!すごいよ。

7月18日(金曜日)Part 2.

番組が終わってから速攻「フライド・プライドさん1週間お疲れさま」パーティが事務所の屋上でとりおこなわれた。先ず第一部は「中国伝来順列・組み合わせ大会」であった。噂によると巷のギタリストが1位をそして某社長が2位を持っていき一部の参加者を除いて一応幸せな結末の第一部であったようだ。薄暮の時間から第二部の親善バーベキューパーティが深夜まで騒がしく行われたらしい。名前を列記することは出来ないが、参加者の数は25人ぐらいに上った。日頃の憂さ晴らしになったようである。


ただ何故かA-Showがうまそうに混ざっていたことだけは明らかにしておこう。
7月22日(火曜日)

のマドのヤマモトケイコ、そして中井優、初見参。彼らはホントに自分たちでプロモーションしている人たちなのでこんなに近くにいるのに今まで直接の接点がなかったのだ。去年のミナミ・ホイールでライブを見て惚れて、今年のニューブリーズに出てもらってから親交がぼちぼちと始まった。明日ニューアルバム「Happy」リリースで今日の登場と相成った。スタジオライブでもステキな歌声・演奏を聴かせてくれた。8月10日にはバナナホールでライブあり。ぜひ見に行ってあげて欲しいのだ。

優くんお気に入りのほんまもんのギターを取ったろうと思ったら真剣に返して欲しそうでその真剣さが画像をユニークな色に染めてしまった。よほど大切なギターなんだろうな。だから手垢だけにしておいてあげた。

7月23日(水曜日)(Part1)

明日、明後日は日本三大祭りのひとつ、天神祭り。もう気分はウキウキだ。今日はお昼12時から天神橋商店街を倍率4倍を勝ち抜いた御輿ギャルが練り歩く。そのあたりの雰囲気を伝えてもらうために竹田ひとみさんが来てくれた。何と今年で4回目の参加というラッキー・ガールである。でも一人っきりなのにスタジオで元気いっぱいに「〆」の手拍子をやってくれた。その明るさに感動した。(by小泉)今年の天神祭りも大盛況になることであろう。

今日は忙しい。今からMeet the world beatに向けてヘアサロンに行きハイライトを入れてもらうのだ。ウヒヒ、暴れてやるぞ。

7月23日(水曜日)(Part2)

さてさて、ただいまっ!ハイライトをいっぱい入れて帰ってきました。これでミートの準備もおっけ!うひひ。

そしてせっかくええ髪型になったので、以前日記で紹介した筆文字・書家 南野晃正さんが作ってくれたオリジナル・ワンの2枚を着て記念撮影した。左はボクがかなり苦労して考えた「悠悠」が手書きされたTシャツ。普段の生活が時間に追われてきゅうきゅうとしているので願いも込めて決めた文字だ。右はミート・ザ・ワールド・ビート用にと彼がシルクで作ってくれた半被のようなもの。左胸には「響」の文字が、右下には虎がカラフルに手描きされている。(ちょっとした事情があって今回は着て出られなくなったがまたいつかどこかで着させてもらおうと思っている。)みなさんもこんな一枚いかが?世界にたった一枚の自分だけのアイテムだぜ!興味のある方は彼の出来たばかりのホームページ(http://fudemoji-koho.com/)を一度見てみてください。

7月24日(木曜日)

今日は2組もゲストが入った。最初はゲストと言うより身内であるがA-Show。オンエアで午前6時と言っていたのに、手違いで新聞に7時台登場となってしまっていたので今朝はどちらの時間帯も出てもらった。これで一度穴のあいたウイークリー・ライブの埋め合わせも出来て四方八方円満に収まった。次回の登場は30日水曜日の午前7時台です。これ、間違いありません。

そして9時台ゲストは初見参Scoobie Doであった。4人バンドだが今日はボーカルのコヤマシュウくんとギターのマツキタイジロウくんの2人が来てくれた。やかましかった。ちょっと以上に破天荒なヤツらだった。でもおもろかった。誉めたり、押さえ込んだり大変だった。でも意外にそれが俺の想像通りでもあったのだ。壁を感じずにやりとりを楽しんだ。ただ時間の観念がなさそうなので今後のゲストに関しては思案中である。ハハ。まだライブを聞いたこと、見たことがないので3日後のミート・ザ・ワールド・ビートでの演奏がホントに楽しみでもある。

7月27日(日曜日)

802の一年で一番暑い日がまたやって来た。今年もミート・ザ・ワールド・ビート2003に開演直前から出かけた。

楽屋をうろうろしていたらスキマスイッチのタクヤとシンタくんがいた。「どないしてん?」と言うと「勿論ヒロさんに会うために!」と嬉しいことを言うのであった。いい若者だ。真相は梅田のインストアライブを終え勉強の為にやって来ていたのだ。彼らもステージに立つ日は近いことだろう。

↓はベビーフェイスでおなじみの沼澤尚である。スガくんのドラムで今年は参加。前日までフジロックを見ていたそうで最終日の今日もまだ間に合うととんぼ返りの勢いであった。「カホーンをまだくれないのはこの人です!」ポーズで記念撮影した。

↑は今年のニュー・ブリーズにも参加してくれたレミオロメンのボーカル・ギターの藤巻亮太くん。テンションの高いライブで魅せてくれた。ライブ後にチラッとそばを通ったのでつかまえた。その後、ベースの前田くん、ドラムの神宮司くんともチョロチョロと会った。

最後のセッション前に楽屋でスガくんとかなりじっくりとお話しもした。今年はトップ・バッターで阪神今岡選手のような役割で登場した。なんかとっても元気そうでなんやかんやの話しでかなり盛り上がった。夕暮れ近い空の下でのツーショットである。薄暮の時間ってなんかいいよね。

そしてセッション終了後、ステージを降りてきたらコブクロのふたりともお話しが出来た。「Blue Blue」と「潮騒ドライブ」のオンエア解禁日とそれによるリクエスト数の分散状況を理論的に説明して、そんな中でも俺はコブクラーの熱い応援をしっかりと受け止めて頑張ってオンエアもしているのだと一席ぶってしまった。

こうやって小渕くん、黒田くんの中間に立つと、俺ってちょうど2人の中間点なんだなって再認識した。

山崎まさよしくんや、平井堅くんともお話しをしたかったのだが今年は全くその機会が持てなかったのが残念である。

そして今年のミート・ザ・ワールド・ビートも幕を閉じた。すんごい遠くから撮った写真がこれである。真ん中の赤いのがボクである。毎年エンディングでMCをさせてもらっているがみんなの充実した笑顔を感じることが出来て至福の瞬間でもある。

来年は何とFM80215周年のイベントになる。来年はどんな感動がこのもみじ川芝生広場を満たすことになるんだろうね。今年選に漏れた人たち、来年はGood Luck!だぜ。

7月29日(火曜日)

またボクに2人のブラザーが出来た日である。早瀬ナオキくん(左)と平良マサヒトくん(右)が My brothers である。2人合わせてベベチオというユニットである。「ほんわかと懐かしい音の色」がすごく気になっていたのだ。出会いは去年のミナミ・ホイールで彼らから声をかけてくれた時。そして今年6月にインディーズであるが「左右対称のダンス」というミニ・アルバムをリリースしてそれからは度々オンエアもしていた。音で感じる通りの好青年2人であった。これからまた何度でもゲストなりなんなりで会うことになるであろう。そしてその度にボクの「イジメ」にあって大きく成長していくことであろう。

律儀に和菓子を手みやげに持ってきてくれた、デジカメまで添えて。ありがたく頂いたのだが彼らの顔は何故不本意に見えるのであろうか?

7月30日(水曜日)

今朝はA-Showの日。午前7時台の出番であった。雨模様の空を見ながら考えてきたという選曲でThe Bandの「I shall be released.」をやってくれた。軽〜いのりの曲調だったがしっとりと聴かせてくれた。

秋に今年も決定しているミナミ・ホイールに申し込んでいるらしい。出演が決定したら見に行かなくっちゃね。

本番終わって滅多にストリート・ライブをする人がいない802前廊下でA-Showがそれをやっていた。ちょっと興味あったので眺めてみた。ボクしかお客がいなかったのがちょっぴりさびしかった。

7月31日(木曜日)

ボクの番組、通称ヒモジャムもコツコツ積み重ねて今日で通算1000回目を迎えた。先ず続けることが出来るのは聞いてくださるリスナーさんがいるから。番組中もたっぷりのメッセージをもらった。死ぬほど感謝。そしてボク1人では出来ないこと。いつも一緒の亀ちゃん、平やんにも多謝。

コブクロからも激励ファックスが直筆で届いた。そしてぬあんとaikoから立派な花束が。(花の見せ方を知らん男なので許してね。)オリジナルラブ、田島っちからはドンペリがド〜ンと届いた。加えて小島麻由美ちゃんからもメッセージが来て、本当にヘロヘロに喜んでしまった。素直にうれしく頂いたのである。

1000回を迎えて思うこと。実は特にない。「現在」を一生懸命やっていたらそれが積み重なって「過去」になり、その経験則が漠然とであるが「未来」への方向性をみせてくれているような気がする。これからも「今、この瞬間の時間」を一番大切にしながら継続し続けていこうと思う。ボクを聞いてくださる人が多くいる限り、「倒れるまでやる!それも飄々とやる!」これがモットーである。

結構1人でなんでもかんでもやる方であるが、でもまわりの協力がなければ「今」は無い。802の番組担当プロデューサー岩尾くん、そして少人数のボクのスタッフ、それから勿論家族みんなにも「いつもわがままを聞いてくれてありがとう!」と一度だけ言っておく。

1000回記念なのでパワーの元、「鳥マヨ丼」にも参加してもらった。

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