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明らかにされる地震の危険度

●今後30年以内に起こる大地震の発生確率は・・・
  日本は世界有数の地震国です。世界で起きている火山活動の1%は日本で起きており、また、世界で起きている地震活動の15%が日本で起きているといわれています。
日本列島周辺は、世界にある10数枚のプレートのうち4枚のプレートの境界上にあります。また、これに加え内陸部には、1,500箇所を超える活断層という岩盤のキズもあります。
政府は、地震学の発達と観測網の充実による予測精度の向上を背景として、情報公開をすることが防災対策上に有効であるとの認識から、文部科学省内に地震調査委員会を設置して、1995年より日本各地で地震が起こる危険度を確率で示し警告しています。

図:今後30年以内に起こる大地震の発生確率
参考 図:今後30年以内に起こる大地震の発生確率

■活断層の地震発生確率
2015年1月現在
断層帯名

長期評価で予想
した地震規模
(マグニチュード)

地震発生確率
30年
以内
50年
以内
100年
以内
糸魚川−静岡構造線断層帯 8.0程度
(7.5〜8.5)
14 % 20 % 40 %
中央構造線断層帯(和泉山脈南縁) 7.6〜
7.7程度
0.07 %〜
14 %
0.1 %〜
20 %
0.3 %〜
40 %
阿寺断層帯(主部/北部) 6.9程度 6 %〜
11 %
10 %〜
20 %
20 %〜
30 %
三浦半島断層群(主部/武山断層帯) 6.6程度もしくは
それ以上
6 %〜
11 %
10 %〜
20 %
20 %〜
30 %
山形盆地断層帯 7.3程度 0.003 %〜
8%
0.005 %〜
10 %
0.01 %〜
20 %
日奈久断層帯(日奈久地区) 7.5程度 ほぼ0 %〜
6 %
ほぼ0 %〜
10 %
ほぼ0 %〜
20 %
黒松内低地断層帯 7.3程度以上 2 %〜
5 %以下
3 %〜
9 %以下
7 %〜
20 %以下
櫛形山脈断層帯 6.8程度 0.3 %
〜5 %
0.6%
〜8 %
1 %
〜20 %
奈良盆地東縁断層帯 7.4程度 ほぼ0 %〜
5 %
ほぼ0 %〜
7 %
ほぼ0 %〜
10 %
呉羽山断層帯 7.2程度 ほぼ0 %〜
5 %
ほぼ0 %〜
8 %
ほぼ0 %〜
20 %
琵琶湖西岸断層帯(北部) 7.1程度 1 %〜
3 %
2 %〜
5 %
4 %〜
10 %

富士川河口断層帯

ケースa

8.0程度 10 %〜
18 %
20 %〜
30 %
30 %〜
50 %
ケースb 2 %〜
11 %以下
3 %〜
20 %以下
8 %〜
30 %以下
元荒川断層帯 上尾市付近を境に北部と南部に分けられ、北部のみが活断層と判断される。
東京湾北縁断層 活断層ではないと判断される。

■海溝型地震の発生確率
2015年1月現在
領域または地震名
長期評価で予想
した地震規模
(マグニチュード)
地震発生確率
10年
以内
30年
以内
50年
以内
南海トラフの地震
南海トラフ
8.0〜9.0クラス
20 %程度
70 %程度
90 %程度
三陸沖から房総沖にかけての地震
三陸沖から房総沖の海溝寄り
津波
地震
8.6〜9.0前後
9 %程度
30 %程度
40 %程度
正断
層型
8.2前後、
8.3前後
1 %〜
2 %
4 %〜
7 %
6 %〜
10 %
三陸沖北部
8.0前後、
8.2前後
ほぼ0 %〜
1 %
2〜
20 %
50 %程度
福島県沖
7.4前後
5 %前後
10 %程度
20 %程度
茨城県沖
6.9〜7.6
30 %程度
70 %程度
90 %程度
千島海溝沿いの地震
十勝沖
8.1前後
連動
8.3程度
0%
〜0.004 %
1 %〜
5 %
30 %〜
40 %
根室沖
7.9程度
8 %
〜10 %
50 %程度
80 %〜90 %
日向灘および南西諸島海溝周辺の地震
日向灘のプレート間地震
7.6前後
5 %程度
10 %程度
20 %程度
相模トラフ沿いの地震
相模トラフ沿い
8クラス(7.9〜8.6)
ほぼ0 %〜
1 %
ほぼ0 %〜
5 %
ほぼ0 %〜
10 %
プレートの沈み込み
7程度(6.7〜7.3)
30 %程度
70 %程度
80 %程度

参考文献
 
鹿島都市防災研究会   都市・建築防災シリーズ1 大地震と都市災害
文部科学省 HP   今までに公表した活断層及び海溝型地震の長期評価結果一覧(地震調査研究推進本部)

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