スピリチュアル(主に「精神世界」のような意味で使われる)方面で名著と言われる本の中には、いろんな意味で「とても読めたものではない」という本も多い。
なぜ「とても読めたものではない」のかというと、一般的な定義がないことについて語るのだから、どうしても抽象的・曖昧になり、解釈は読み手次第ということになってしまうということがありながら、著者の想いを言葉で伝えようとするのだから、それは無理がある。
他の理由としては、翻訳を格調高くするためか、文章自体が無駄に難しいという場合もあるのではと思う。
そんな本として私が思いつくのは、D.H.ロレンスの『無意識の幻想』や、カールフリート・デュルクハイムの『肚』、それに、オイゲン・ヘリゲルの『弓と禅』も入るかもしれない。
ただ、『弓と禅』は、日本語の翻訳書もそれなりに読まれているようである(理解している人は少ないだろうが)。
『無意識の幻想』の著者D.H.ロレンスは『チャタレー夫人の恋人』で知られるイギリスの作家だが、『無意識の幻想』の冒頭で、この本は読者を選ぶことを宣言している・・・つまり、誰でも読めるわけではなく、自分に読む権利があるなどと自惚れるな・・・みたいなことまで書いている。いや、重要なことなら、誰でも読めるよう書いてこそ立派な作家だろうと言いたいところだ(笑)。
この3冊を理解しようとしたら、1冊でも人生を使い切るかもしれない。
しかし、目的は理解ではなく、実践であるはずだから、それではあまりに非効率、不合理だ。
まあ、それが趣味というなら問題はないが(笑)。
ところが、ネドじゅんさんの『左脳さん、右脳さん。』は、普通のオカンが、砕けた調子で、これら3冊に書いてある重要なことを簡単に書いてしまっていて、しかも、実践重視である。
ただ、本人が自分を普通のオカンと言ったところで、若い時から精神世界の探求を二十年以上真剣に続けた人を、とてもではないが普通のオカンとは言えないと思うが、その「異常な普通のオカン」が、重要なことを分かり易く教えてくれているのだから有難いことである。
それでも、やはり抽象的・曖昧に思う人もいるとは思うが、上に挙げた3冊を読むことに比べれば天国と思う。
特に、ネドじゅんさんの「エレベーター呼吸」は、「やられた」と思った。
この発想はなかった。
『弓と禅』の呼吸法などまだマシと思えるほど、偉い先生方がクソ難しい呼吸法を教えているが、簡単な「エレベーター呼吸」の方が良いかもしれない。
私は、普通の人にお薦め出来る一番の呼吸法は、志賀一雅博士の「よかった・ありがとう呼吸」だと思っていた。
まあ、何が合うかは人それぞれであるが、「よかった・ありがとう呼吸」は科学的で納得出来る良い呼吸法だが、どうしても言葉を使うことのデメリットがあるし、私の場合は「ありがとう」という言葉に抵抗があるひねくれ者・・・というより育ちによる歪みがある(笑)。そんな人は他にもいると思う(いない、あるいは少ないかもしれないが・・・)。
「エレベーター呼吸」は腹式呼吸の一種であるが、普通の腹式呼吸のように「腹に空気を入れる」と平気で無茶を言うようなことをしない(笑 腹に空気は入らない。空気は肺に入る)。
あるいは、仙道で言う小周天呼吸法と似ているが、これもいろいろ難しい説明がされていたり、人によって説明が全然異なったり、呼吸と意識の上げ下げの方向が問題と思う場合もあるが、「エレベーター呼吸」は、簡単でありながら意外に欠点がなく、しかも、応用が効く。
応用と言うのは、「思考を消す」ことである。
アメリカのスピリチュアリスト、ヴァーノン・ハワードが教えた思考を消す方法が、私はいくらやってもうまくいかず諦めたことがあるが、それを「エレベーター呼吸」で簡単にやれる。
「エレベーター呼吸」は簡単であり、ここにやり方を書いても良いが、本の図(漫画)入りの説明を見た方が良いと思う。
『左脳さん、右脳さん。』を読んだ後で、それら「名著」を読むのも手と思う。
まあ、多くの場合、「名著」を読む必要はないかもしれない。
AIアート805
「若いボディー」
Kay
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)左脳さん、右脳さん。(ネドじゅん)
(2)神さまの周波数とシンクロする方法(志賀一雅)
(3)無意識の幻想(D.H.ロレンス)
(4)肚(カールフリート・デュルクハイム)
(5)弓と禅(オイゲン・ヘリゲル)
(6)なぜあなたは我慢するのか(ヴァーノン・ハワード)
なぜ「とても読めたものではない」のかというと、一般的な定義がないことについて語るのだから、どうしても抽象的・曖昧になり、解釈は読み手次第ということになってしまうということがありながら、著者の想いを言葉で伝えようとするのだから、それは無理がある。
他の理由としては、翻訳を格調高くするためか、文章自体が無駄に難しいという場合もあるのではと思う。
そんな本として私が思いつくのは、D.H.ロレンスの『無意識の幻想』や、カールフリート・デュルクハイムの『肚』、それに、オイゲン・ヘリゲルの『弓と禅』も入るかもしれない。
ただ、『弓と禅』は、日本語の翻訳書もそれなりに読まれているようである(理解している人は少ないだろうが)。
『無意識の幻想』の著者D.H.ロレンスは『チャタレー夫人の恋人』で知られるイギリスの作家だが、『無意識の幻想』の冒頭で、この本は読者を選ぶことを宣言している・・・つまり、誰でも読めるわけではなく、自分に読む権利があるなどと自惚れるな・・・みたいなことまで書いている。いや、重要なことなら、誰でも読めるよう書いてこそ立派な作家だろうと言いたいところだ(笑)。
この3冊を理解しようとしたら、1冊でも人生を使い切るかもしれない。
しかし、目的は理解ではなく、実践であるはずだから、それではあまりに非効率、不合理だ。
まあ、それが趣味というなら問題はないが(笑)。
ところが、ネドじゅんさんの『左脳さん、右脳さん。』は、普通のオカンが、砕けた調子で、これら3冊に書いてある重要なことを簡単に書いてしまっていて、しかも、実践重視である。
ただ、本人が自分を普通のオカンと言ったところで、若い時から精神世界の探求を二十年以上真剣に続けた人を、とてもではないが普通のオカンとは言えないと思うが、その「異常な普通のオカン」が、重要なことを分かり易く教えてくれているのだから有難いことである。
それでも、やはり抽象的・曖昧に思う人もいるとは思うが、上に挙げた3冊を読むことに比べれば天国と思う。
特に、ネドじゅんさんの「エレベーター呼吸」は、「やられた」と思った。
この発想はなかった。
『弓と禅』の呼吸法などまだマシと思えるほど、偉い先生方がクソ難しい呼吸法を教えているが、簡単な「エレベーター呼吸」の方が良いかもしれない。
私は、普通の人にお薦め出来る一番の呼吸法は、志賀一雅博士の「よかった・ありがとう呼吸」だと思っていた。
まあ、何が合うかは人それぞれであるが、「よかった・ありがとう呼吸」は科学的で納得出来る良い呼吸法だが、どうしても言葉を使うことのデメリットがあるし、私の場合は「ありがとう」という言葉に抵抗があるひねくれ者・・・というより育ちによる歪みがある(笑)。そんな人は他にもいると思う(いない、あるいは少ないかもしれないが・・・)。
「エレベーター呼吸」は腹式呼吸の一種であるが、普通の腹式呼吸のように「腹に空気を入れる」と平気で無茶を言うようなことをしない(笑 腹に空気は入らない。空気は肺に入る)。
あるいは、仙道で言う小周天呼吸法と似ているが、これもいろいろ難しい説明がされていたり、人によって説明が全然異なったり、呼吸と意識の上げ下げの方向が問題と思う場合もあるが、「エレベーター呼吸」は、簡単でありながら意外に欠点がなく、しかも、応用が効く。
応用と言うのは、「思考を消す」ことである。
アメリカのスピリチュアリスト、ヴァーノン・ハワードが教えた思考を消す方法が、私はいくらやってもうまくいかず諦めたことがあるが、それを「エレベーター呼吸」で簡単にやれる。
「エレベーター呼吸」は簡単であり、ここにやり方を書いても良いが、本の図(漫画)入りの説明を見た方が良いと思う。
『左脳さん、右脳さん。』を読んだ後で、それら「名著」を読むのも手と思う。
まあ、多くの場合、「名著」を読む必要はないかもしれない。
AIアート805
「若いボディー」
Kay
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)左脳さん、右脳さん。(ネドじゅん)
(2)神さまの周波数とシンクロする方法(志賀一雅)
(3)無意識の幻想(D.H.ロレンス)
(4)肚(カールフリート・デュルクハイム)
(5)弓と禅(オイゲン・ヘリゲル)
(6)なぜあなたは我慢するのか(ヴァーノン・ハワード)
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