国指定重要文化財菊屋家住宅

萩藩御用商人
菊屋家の住宅

菊屋家は、毛利藩の御用商人として藩を支えてきた豪商です。 屋敷は藩の賓客をもてなす迎賓館のような役割も担いました。 江戸初期の建築で、現存する大型町家としては最古の部類に属し、400年の歴史があります。
菊屋家は、大内氏時代には武士でしたが、毛利輝元公萩城築城の際には有力町人として萩に入り、 町づくりに力を尽くしました。主屋、本蔵、金蔵、米蔵、釜場の5棟が国指定重要文化財に指定され、 約2000坪の敷地の約3分の1が現在は通常公開されています。 歴史を感じる建物内には美術品、民具~が展示されており、美しい日本庭園とともに往時の美術品、民具、古書籍など貴重な資料が数多く展示されており、往時の御用商人の暮らしぶりが偲ばれます。

菊屋家住宅全体図

主屋書院から眺められる江戸時代の枯山水庭園、そして春・秋に期間限定公開される 新庭(しんにわ)庭園の2つの庭園があります。
(新庭庭園は4月中旬~6月下旬および、10月初旬~11月末まで)

さらに詳細な様子は3D映像と動画でご覧いただけます。

菊屋家住宅全体図

アクセス

菊屋家住宅は世界遺産萩城下町の中にございます。お車の方は菊屋家専用無料駐車場(5台分)または、萩博物館・中央公園有料駐車場をご利用ください。