スウェーデンの地方新聞には、使われなくなった地元の校舎を若い夫婦が買ってリノベーションして暮らしている、という話題がたまに取り上げられる。その地域に古くからあり、幼少期の思い出が染み込んだ建物を、次の世代が上手に活用しているのをほほ笑ましく見ている人も多いことだろう。
春休みには来年度の学校のルールづくりを考えてほしい。文部科学省の「全国の学校における働き方改革事例集」には、全国の好事例がたくさん載っている。学校のルールを変える文化を作り、できそうなことから始められる準備をしてほしい。もう一つ、年度途中で教員が少なくなった時にどうすべきかを事前に決めておいてほしい。教員不足は今後数年続く。人数減になっても持続可能な学校運営にしておくべきだ。