AppMakr」は、iOSアプリを作成できる、無料のWYSIWYGエディタです。ほんの数分で、自分だけのオリジナルiOSアプリができてしまいます。驚きですよね。

AppMakrは、フィードベースのアプリを作るのに特化していますので、最初に読み込み元となるWebサイトのURL、もしくはキーワードを入力します。それから無料アカウントの登録をして、実際のアプリの作成に入ります。

 まず第一段階では、テキストやFlickrの写真、Twitterのtweetなど、フィードを追加していきます。

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自分でフィードのURLを探さなくてもいいのがスゴイです。もちろん、手動でも追加できますし、AppMakrが検索してくれたり、作成中のアプリに関係ありそうなフィードを見つけてくれたりもします。TwitterやYouTube、Flickrなどのサービスからフィードを引っ張ってくるには、特に便利です。

アプリのビジュアルも、自分好みにカスタマイズできます。アイコンやスプラッシュ画面、アプリのヘッダー、タブアイコンなどがデザイン可能です。自分でそれらのグラフィックを作りたくない(作れない)場合は、AppMakrのオプションもあります。アイコンのデータベース、もしくはアプリのコンテンツと関連した、イメージ検索の画像の中から選べます。

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アプリ作成で一番難しいのは、作ったアプリを実際にiTunes App Storeに出荷しなければならないということ。そして、自分のiPhoneで作ったアプリのテストをしなければならないことでしょう。Appleのセキュリティガイドラインは厳しいと言われていますが、AppMakrでは、動画とテキストで簡単に説明してくれているので、この難関もクリアできるかと思います。

AppMakrは、無料で使えるWebアプリですが、実際にiTunes App Storeにアプリを置いて、自分のiPhoneやiOSデバイスでテストするためには、iOSアプリ開発者用アカウントが必要です開発者用アカウント「iOS Developer program」の年会費は10,800円です。

iOSを自分で作ってみたいと思ってはいたものの、プログラミングがさっぱり分からないから...とあきらめていた人にとっては、AppMakrは楽しくアプリが作れる心強い味方になると思いますよ。

AppMakr [via Cool Geex]

Adam Dachis(原文/訳:的野裕子)