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No.29210の一覧
[0] 「神なんて死んでしまえ」のえろい話[キサラギ職員](2011/08/07 02:48)
[1] 「神なんて死んでしまえ」のえろい話(蜘蛛)[キサラギ職員](2011/08/12 00:15)
[2] 「神なんて死んでしまえ」のえろい話 教会バッドエンド編[キサラギ職員](2013/01/28 00:23)
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[29210] 「神なんて死んでしまえ」のえろい話
Name: キサラギ職員◆7d11a6c8 ID:3a9e008c 次を表示する
Date: 2011/08/07 02:48
 ふと気が付くと―――気が付いたという認識すら曖昧だったが―――酷くジメジメとした沼地に佇んでいた。
 否、ただ佇んでいたのではない。足が粘度の高い泥に埋まって身動きが取れなくなっていたのだ。
 本来ならば疑問を抱くだろう、何故? と。
 沼地に居る理由も無く、そもそも泥に嵌って動けないヘマをするはずもないのだ。それに、ふと気が付いたのを睡眠から覚醒状態への移行とするならば、目を覚ました時の体勢が仁王立ちでは理屈が通らない。寝転がっていなくてはいけないはずだった。
 “少女”は無表情のまま、己の足を引き抜こうと腰を踏ん張った。
 ブロンドの髪を右側が短いアシンメトリーヘアにした、童子風貌。幼子特有のぷにっとした肉のつき方は弱く、腕、足、腹と、年齢の割に引き締まっている。人間と違う点があり、耳が尖っていた。エルフ族である。
 彼女、もしくは彼の名前はセージ。本名をセイジといった。
 とある理由でエルフの女の子になっているが、元の世界ではごく普通の日本人の青年だった。
 セージは足が抜けないことに気が付くと、顔が真っ赤になるほど力を込めた。

 「くぬぬぬぬぬ! く、おおおおおっと!? んだよこれ、抜けねぇよ」

 しかし、抜けない。まるで鉛の重しが鎖で括り付けられているように。
 記憶が一瞬飛ぶ。意識が消えたとも言える。理由を考えようともしないのは、幻覚に掛かっているのでも、病気でもない。当然のことだからである。
 あ、と気が付いた刹那、背後から伸びてきた縄状の物体が腹に巻きつくや、頑として動かなかった足がすぽんと容易く抜け、ジェットコースターよろしく上空へと背面に向けてすっ飛んでいた。

 「っ!?」

 放物線を描いて落下、地面に汚い絵具をまき散らす悲惨な未来予想図が頭を過り、喉を警笛かくや使う。悲鳴が地面から空中へと伸び、やがて重力に従って地面へと。
 ところが地面にぶつかる寸前に体は停止した。腹部に巻き付いた縄状の物体が速度を殺したのだ。
 それは海産物にありがちな色合いと蛇のような質感をしており、ぬらぬらと粘液で覆われていた。どうやら像の鼻のように強靭な力を発揮できるよう。
 触手を掴むのも憚れたので、首だけを背後に回して、己を救助もしくは誘拐してくれた主を見遣る。
 蛸、魚、蛇、どれも正確に表現できる単語ではない、不可思議な生物が居た。いたるところから触手を生やした姿。足も、腕も、見当たらない。目も口も、生物にあるべき器官がない。触手だけが生物として寄り集まったような、何か得体のしれないもの。
 その生物が沼地に居ることに疑問を抱く前に、一本の触手が鏃が如き速度でにじり寄った。

 「あ」

 言葉を発することも抵抗することもままならぬ神速で接近した触手が、口に覆いかぶさる。セージの目がぱっと広がる。
 何やらぬめぬめとした生温い粘着質な液体が俄かに口内を制圧し、咽頭になだれ込んだ。

 「ぐっ」

 嘔吐、不可。咽る。
 触手の先端が俄かに伸長すれば、直に食道へと入り込み、液を胃袋へと流し込んでくる。胃液の逆流は封じられた。強烈な吐き気に背筋が反り、痙攣する。
 セージは我に返ったように肢体を暴れさせたが、触手の圧迫がそれを許さなかった。
 ややあって、触手の管が咽頭から抜けた。胃袋が焼け付くように熱いことに体が反応した。防御反応。異物を排除せんとせき込む。つー、と唾液とも粘液ともつかぬ汁が唇から零れ、顎に伝った。

 「げほっ、げほっ、ごほっ、この、ばけもの……」

 セージがとった行動は反撃だった。唾を触手に吐きかけるついでに噛み付く。消しゴムのような、蛸のような、弾力のあるそれに顎の力をかけて食いちぎらん。

 『!?』

 怪物は甲高い悲鳴を上げて、セージの口に突っ込んでいた触手を下げた。千切られた個所からは液体が垂れていた。
 好機と見て触手の包囲網をすり抜けんとしたセージは、本体から霧のように湧き出してきた細い触手の群れに捉えられてしまった。服の隙間と言う隙間から浸透し、胸のむかつく粘りの液を撫でつけてくる。

 「ピンク色そうめんみたいなの伸ばしやがって!」

 セージはお腹に侵入せんと伸びてきた数本をまとめて引っ掴むと、腕力に任せて引き千切った。袖から入り込もうとするのも、むんずと掴んで千切る。口に入り込もうとすれば前歯で噛み千切って吐き出す。
 しかし、いくら抵抗しても、触手の数は圧倒的で、徐々に服も含め体中が粘液塗れになってきてしまう。
 服を脱がすだけの知識が無いらしく、上着もズボンも靴すら身に着けたままであったが、ありとあらゆる隙間から入り込んでは皮膚を撫でられる状況の改善には役に立たない。
 触手の目的を察したセージは、全身の力を振り絞って触手を掃わんとしたが、脇やら腿やらを撫でられるとくすぐったさに負けた。
 嫌悪、くすぐったさ、ない交ぜになった感覚に、顔を歪めたり緩ませたりして、暴れる。

 「やめろぉ! くふふっ……ん、んっふっふっ……んっ、んっはっはっ! そこ弱いっ! 死ね、死ねぇ! やめろって! や、やめ、やめっ」

 触手が何らかの手段でそこを感知して、ズボンの腰ひも付近から中に入り込むや、簡素な白い下着へとたどり着いた。そしてあろうことかセージの女性の部位を集中的に突く。
 セージの反応は素早かったが、触手の方が早かった。両腕が太い触手で縛り上げられ、磔にされたかと思えば、まるで罪人のように地面に引き倒され、両腕のみを万歳という情けない姿勢をとらされた。
 抵抗の余地はない。成人男性の腕よりなお太い触手が腕を拘束しているのだから。
 セージが魔術を使わんと意識を集中させる。できなかった。頭にかすみがかかったようになってしまい、イメージ像が四散してしまうのだ。これが怪物の粘液の作用だとは知る由も無い。
 粘液の効果はそれだけにとどまらない。なぜ怪物が粘液を飲ませたのか、考えなくとも分かることだ。
体が熱い。
 触手がまさぐっている箇所を中心に、皮膚が敏感になっていくのがわかった。触手と触手の間が粘液で埋められているだけではなく、触手一本一本がどこに触れているのかさえ判別できるまで、触感の精度が鋭利になっていた。
 擽られているという認識が、愛撫されているに変貌した。
 触手が服の下で波打つ。セージの平原の起伏をグロテスクな光沢をした組織が蹂躙する。粘つく液を満遍なく塗りあげ、にゅるにゅる音を立てて擦り、明白な意図をもって突起をこね立てる。
 ズボンの内側は細やかな触手が溢れ、股をぐるり一周して摩擦している。特に敏感な内腿は消化器官が食物を消化するが如く、微細に波打ち、その先端は貧相な腰回りと臀部そして恥丘へ絡み付いていた。
 セージは両脚を内また気味にすることで触手を追い出さんとしていたが、無駄だった。
 暴れれば暴れるほど、ズボンはずり落ちていって、膝の辺りで止まった。辛うじて下着は局部を覆っているが、触手の動きと粘液により、いつズボンと同じ位置に滑るかわからない。手で押さえようにも腕が拘束されている。
 つまりセージはされるがままだった。

 「じょ、冗談じゃっ……はなせっ……っん! き、聞けよ! 中身は男だぜ! なぁ、だから見逃してくれよ」

 必死に怪物に語りかけても効果は無く。怪物の目的が生殖行為ならば魂のありどころなど路傍の石より関係の無いことであろう。
 セージの頭は逃れることと、これより起こるであろう卑猥な行為で一杯になる。
怪物の触手が容赦なく、ぷくりと美しい曲線を描く恥丘を後ろと前から愛撫し、穢れの無い蕾の入口に粘液を擦りこんでいく。
 触手が局部を弄ると淫靡な音が響く。
 くちゅくちゅ、ずるずる。
 一本が口元に伸びてきて、左右に揺れる。そこで見た。それの先端は反り返りと膨らみを持った器官―――……男性器に酷似していた。
 鼻腔をつく生臭さに顔をしかめ、食いちぎってやろうと首を振ったものの、みごとに躱され、逆に唇に張り付いてきた。

 「いぎぎ……っんく」

 歯を食いしばって、侵入を頑なに拒む。触手は押し入ろうと歪な先端で唇と鼻を突く。
 一方で鎖骨の下の桜色の突起が、触手の中でも毛細血管のように細い群れに虐げられる。乳頭が圧迫、締め上げられれば、膨らみも皮膚も引かれる。突起の先端の凹みまでもが対象となり、断続的に突かれる。
 触手は胸を弄りながらも、臍の中にまで粘液を擦りつけては、ぴくんぴくんと痙攣するなだらかなお腹を弄んだ。
 粘液塗れになってしまった秘所を刺激するにとどまっていた触手が、ついに入口をこじ開け、体内の浅い部位をぐいぐいと突きだした。

 「触んな! 嫌だぁ! 離せ、離せぇぇぇッ!」

 セージの絶叫虚しく、触手の群れが女性の部位を透明な粘液で濡らしながら、侵入していく。
 口を開けたのをなんと見たか、男性器の形をした触手が口内へと入り込むや、閉じられないように喉まで達し、前後運動を開始した。粘液とは違う、雄の味が鼻に抜ける。
 未発達の女性器の中にまんまと押し入ることに成功した触手は、より一層液を分泌させていき、肉壁を犯していく。
 いっそ自殺してしまおうかとセージは考えた。舌を噛めば死ねそうではある。問題は、口の中で前後を繰り返す男性器状の触手が邪魔ということ。退かすことは、奇跡がやってこない限り、不可能だ。
 セージの口中を荒々しく前後していた男性器は、突如として痙攣するや、白亜の液体を大量に発射した。

 「ごふっ……ん~~~~ッ!」

 その液は卵白に油分を足したような性質であり、舌や歯に絡み付いた。狭い口内では受け止めきれず、飲み込む。精液の臭いがした。
 セージとて、男性の時に自慰くらいしたことはある。その時に嗅いだ臭いと酷似したモノが、口の中で臭気を放っているのだ。急激に吐き気を催す。
 男性器の先端を持った触手は口から退却した。唇から白い液が垂れ落ちる。粘液と、精液、そして唾液との混合液が口元を汚していた。
 やっと呼吸が楽にできるようにと思ったのもつかの間、両足が地面から離れた。力によって股が強引に開かれる。体が水平になっていた。
 背筋を反らし、背後を見遣る。怪物がすぐそばにいた。触手も。生理的な涙と絶望の涙が目に滲む。
 一連の行為でも辛うじて上半身の服はあったが、下半身の服は靴下を除いて地面に落ちてしまっており、もはや丸見え状態だった。
 男性器の先端を持つ触手数本が、セージに向かって伸びる。抵抗などしようがない。二本が足に絡み付き、螺旋を描いて秘部へと遡る。足の指が窄まる。腿が内側に曲がるも、進行を、否、侵攻を止めるダムにはなりえない。
 セージは唾を地面に吐くと、目を見開いた。

 「う、そ……だろ……おい、話を聞けぇ」

 触手が、メキメキと勃起し、棍棒のような大きさに膨れ上がる。天を衝く造形、血管の走行、亀頭のくびれなど、男性器そのもの。先端の尿道と思しき穴からは透明な汁が溢れだし、滴っている。
 セージの体躯にはあまりにも大きく、太過ぎた。
 怪物の粘液の作用と愛撫で欲情した体は、男性器が足を撫で、臀部へと伝うだけで、震えた。理性で否定しても本能は首を縦に振っていた。
 ぴとり。男性器型のそれが、セージの毛一本生えていない局部へ宛がわれた。

 「っ゛~~~~~~~~~!!」

 剛直が、幼子を貫いた。悲鳴。
 まずは一射。大量の白濁が膣内で吐き出され、思考までも真っ白に染まった。脳髄を貫く電流が走り抜けた。接合部から、鮮血と融合したピンクの液が流れ出す。
 精液は強力な媚薬であり、ただの粘液とは比べ物にならない性的興奮を齎す。それが例え成熟していない子供であっても。
 触手は容赦なくセージの中を責め立て、口にも男性器型の触手を突っ込んだ。後ろが突けば、前が受け止め、体そのものが前後に揺さぶられるという、串刺し状態だった。
 ピンと張った乳首を渦巻くように撫で、特徴的な尖った耳の中にまでも入り込んでは液を執拗に擦りこむ。濡れてないのは髪の毛の一部だけという有様。皮膚は朱に染まり、ひきつけを起こしたように肢体が跳ねた。
 細かな触手は男性器型の横からも侵入し、膣壁を解す。人間相手の行為ならばありえない、体内の愛撫が精神の余裕を根こそぎ薙ぎ払う。
 続く第二射。
 前と後ろで白亜が炸裂し、喉からくぐもった嬌声が漏れた。

 「んぅ ぁぁあぁっ……!」

 更に数本の男性器型の触手が宴に加わる。
 それらは力無く犯されるセージの体に寄ると、乳首や、腿、首筋、背中などの敏感な部位を狙って擦り付け、先走りを狂ったように塗った。
 第四射。
 セージの内部がぐっと広げられる。精液の放射で膣内が埋まった。首筋を男性器型の触手に撫でられるのを引き金に、何度目になるとも知れぬ絶頂に達した。
 びくんびくん。腰が揺れた。

 「いやらっ……は、ぁぁぁ ! っ、あぅぅあっふぅぅ……!」

 催淫効果で高まった興奮に、より強力な精液が相乗し、痛みですら快楽に変換される。
 男性の時の自慰とは比べ物にならない快楽が続けざまに注がれて、己に膣内射精された事実すら正確に認識できない。嫌々、と言葉だけの儚い抵抗をするだけだった。
 頭に精液がかけられ、ブロンドの髪が白髪になる。背中の中央の窪みが精液で埋まっている。臀部は丸みに沿って白濁が付着している。
 悦に顔を緩める“少女”に、元男の面影は無かった。
 体が一回転して仰向けになるや、頭が上に足が体勢になった。解放か。期待は裏切られた。太い触手が関節に絡み付いてM字開脚させられた。淫らな予感に呼吸が早まる。

 「ひぃぃぃんっ!?」

 無数の触手が汁塗れの幼い割れ目に殺到して貪る。充血して腫れた陰核を擦る。足の健が浮く。その光景たるや、餌に群がるウナギのよう。
 仰け反るセージの口に男性器型の触手が突っ込まれ、舌が精液味に漬かる。射精。喉まで真っ白。肉棒が離れ、顔面を化粧した。濃密な雄の臭気に目も開けられない。再び逞しきものが門を叩き、舌を突き出してしまう。猥褻な水音。
 空いている手にも触手が絡み付き、爪の一枚一枚でさえ粘液漬け。
 もう何もいらなかった。
 セージは触手をうっとり見つめ、己から手を伸ばし、射精を促した。
 そしてセージは怪物の苗床にされてしまい、一生を妊娠と出産に費やしたのであった――――……。





 「うわぁぁぁぁあああああああッ!!!!!??????」

 目が覚めた。
 心臓が早鐘を打っている。
 親が妖怪となって枕元に出たのを見てしまったような絶叫を上げ、布団を跳ね除けるとベッドを飛び降り、床で前転を決め、韋駄天が如き猛速度で部屋を走って、床に落ちていた布きれに足を取られて転倒した。
 床で手足をじたばた。顔を両手で隠し、転がる。右に左に縦横無尽。

 「ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ!! 俺男だろ? 男だろ!? 男だろ!!!!」

 ご近所迷惑など考慮せず、思う存分叫ぶと、床に大の字となって固まる。
 慎重に部屋中を見回し、怪物が居ないことを悟る。夢だった。場面が切り替わったり、明らかに不自然なことを疑問にも思わないのは、夢だったからである。
 夢を見ない薬を飲んで就寝したのに――。
 セージは机の上を見て納得した。薬の瓶があり、横に錠剤がぽつんとあったのだ。記憶を辿る。眠気に勝てずベッドに潜り込んだのが原因だった。
 セージは水を汲んできて薬を呑むと、ベッドに潜り込んで目を瞑った。

 「って、うわぁ……」

 ややあって目を開き、ズボンの中に手を突っ込んでうめき声をあげる。
 着替えが必要だったのだ。
 下着はぐっしょり濡れていた。










~~~~~~~~

あくまでえろい話であって本編じゃないんで、こういうことがあったかはご想像にお任せします。

作品のイメージ壊れた? だが私は謝らない


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