<このWebサイトはアフィリエイト広告を使用しています。> SS投稿掲示板

SS投稿掲示板


[広告]


No.10006の一覧
[0] 戦部タカマル物語(偽)  【超昂閃忍ハルカ】[ガイ〇ス帝国軍少佐](2009/12/19 13:14)
[1] 戦部タカマル物語(偽)2 [ガイ〇ス帝国軍少佐](2009/12/19 13:14)
[2] 戦部タカマル物語(偽)3 [ガイ〇ス帝国軍少佐](2010/01/16 12:40)
[10] 戦部タカマル物語(偽)4 前編[ガイ〇ス帝国軍少佐](2010/01/16 12:40)
[11] 戦部タカマル物語(偽)4 後編[ガイ〇ス帝国軍少佐](2010/01/16 12:41)
[12] 戦部タカマル物語(偽)5 前編[ガイ〇ス帝国軍少佐](2010/01/16 12:41)
[13] 戦部タカマル物語(偽)5 後編[ガイ〇ス帝国軍少佐](2010/01/16 12:42)
[14] 戦部タカマル物語(偽)6 前編[ガイ〇ス帝国軍少佐](2010/01/23 12:37)
[15] 戦部タカマル物語(偽)6 後編[ガイ〇ス帝国軍少佐](2010/01/30 10:42)
[16] 戦部タカマル物語(偽)7 前編[ガイ〇ス帝国軍少佐](2010/02/13 12:51)
[17] 戦部タカマル物語(偽)7 後編[ガイ〇ス帝国軍少佐](2010/02/20 18:03)
[18] 戦部タカマル物語(偽)7 後編2 改訂版[ガイ〇ス帝国軍少佐](2010/02/20 18:04)
感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

[10006] 戦部タカマル物語(偽)  【超昂閃忍ハルカ】
Name: ガイ〇ス帝国軍少佐◆020f68cd ID:04d84882 次を表示する
Date: 2009/12/19 13:14


戦部タカマル物語(偽)1




俺の名前は戦部鷹丸(いくさべ たかまる)十宝学園に通う高校生だ。
一見普通の高校生に見えるが、実はタカマルの中に居る人は本来とは違って俺ということだ。

簡単に言うといわゆる憑依者というやつかな、小説みたいな話だが。

何故俺がタカマルに憑依したのか分からないが、この世界でのタカマルは俺という人間なのだ。


タカマルに憑依したと思われる時期は12歳を少し回ったとき、起きて目が覚めたらと言う奴だ。

先ほどから俺としか言ってないがこれには理由がある、それは憑依する前の記憶に欠如が見られるから。

名前は覚えていないわ家族構成も思い出せない、覚えているのは25歳だったという事と憑依する前の数年間のぼやけた記憶のみ。

憑依という異常事態に普通は混乱したり叫んだりするんだろうが、俺は異常なほど冷静だった、
何せ最初からこの世界で必要な知識や、今まで過ごしてきた記憶がまるで俺が体験したかのように俺としての記憶にあったからだ。


そう、憑依したと思われる日から今までこの世界いたタカマルと俺の記憶が混ざり合っていたのだ。
おかげで憑依した初日も、今までとほとんど変わらずに行動できたため両親にも不審がられる様な事はなかった。

とにかくその日は今までタカマルがやっていた行動をそのまま身体では実践し、頭ではどうしてこうなったかを考えていた。

そして、色々と記憶をほじくり返していて戦部鷹丸という名前に見覚えがあることを思い出した。

『ひょっとしたら、憑依する前の世界でやっていたゲーム『超昂閃忍ハルカ』じゃあないか?』 と言う事を。

前の記憶は数年しかないといっていたが、どうやらこのゲームはその数年以内にやっておりなんとなくだが覚えている。

そして、そこの主人公の名前も今の俺と同じ戦部鷹丸……だったはず。覚えている内容と現実を見ておそらく間違いないだろう。

ゲームの世界という事実に俺は興奮したのか動揺したのか自分でもよく分からない感情に見舞われた、
とにかくこの世界の情報がほしくて前の記憶を必死で探り続けたら、少しだがこの世界のことを思い出せた。


思い出せたのは、今の俺がいわゆる主人公の立場でこのままいけば十宝学園?だったかそこに進学することになり、
そこで、過去から来た忍者ハルカと一緒にノロイという悪を倒す。ということぐらいしか思い出せなかった。


他にも忍者や悪役がいたはずだがよく思い出せない、ただノロイは如何にかしなければならないということは思い出せてよかった。

などと色々考えていたら初日の夜は過ぎ、俺はこれからの事や身の振り方などはまた明日考えようと思い、
ベッドへと潜り込み意識を落とした、翌日更なる驚きがあるのも知らずに。






……




…………






翌日の朝、目が覚めてタカマルの記憶を探り今まで通りの朝を過ごしていると自分の視界に、
何か見た事もないものが見えるようになっている事に気がついた。


「なんだ、これ?」


それは俺の意思で消す事が出来るらしく、何度か消したり見たりのやり取りをしているうちに、
段々とそれが何であるのかわかるようになってきた。


「これって、もしかしたらステータス画面っていう奴じゃあ……」


画面にはまさにステータス画面という感じの単語が列挙していた。

ただ、これに関してはなぜか記憶にあり確か体力は障壁と表示され、後は攻撃力、防御力、反応力の四つしか、
パラメーターはなかったはずだが今見えている項目はそれよりも多い。


アイテムやら装備やらスキルといった項目にレベルや力、すばやさなどの数値も表示してあった、
気になって触れるか試してみたがどうやら触れないらしい。


家を出て通学途中に何度も出したり消したりしていたが、誰にも「それは何?」とは言われなかった。
どうやら他の人には見えていないみたいだ、授業中も色々と試してみたがやはり触れない。

その後、家に帰宅し自室で色々と試してみるがやはり何も出来ない、ステータス画面が見えていること自体異常なのだが、
俺はこの画面が見えることは当たり前という思考になっていた、自分でも気づかないまま……


そんな異常にも気づかず、俺は見るだけしか出来ないのかとあきらめかけたその時、右下に小さくOKという表示が点滅しているのが見えた、
何がOKなのかはさっぱり分からないが、俺は吸い寄せられるようにそこに指を向け、OKの文字を押した。


何故かそこだけは触ることができ、押した後はただ何やらすごい速さでメッセージウィンドウが出たり消えたりし『セッティング完了!』の文字が出ていた。

俺は恐る恐るステータス画面に手を伸ばしてみる。

すると今まで何をしても見ることしか出来なかった画面が急に触れるようになり、操作も出来るようになった。

ただ、二つ変わったことは画面にチートという項目が増えたことと下のメッセージに、

『チートコードがONになりました、ちなみに解除は出来ませんのであしからず』

という人を馬鹿にしたようなメッセージが浮かんでいた。


「ちょ、なんだこれ!?」


俺はあわててメッセージを消そうとしたが何をしても消えず、ずっとそのままだった。


「チートコードって何だよ、ゲームじゃないん……ってそういえばここはゲームの世界だったな」


そう言いながら何か変わった事がないかとステータス画面やパラメーターを見る。


「とりあえず、パラメーターに変わった様子はないな」


チートコードがONになりました、とか出たから何か変化しているかと思ったが今のところ異常はない。


「ステータスなどに変化がないということは……何が変わったんだ?」


実際に身に起きてみるとありそうな答えが思いつかず、此処は思い切ってチートの中身を確認しようと。

画面に映るチートの項目に手を伸ばした。






……




…………






そこには多数のチートコードが俺の意思を無視してすべてONになっていた。

数は数十はあるだろう誰が入れたんだこんなの、と俺は心の中で愚痴りながらコードの詳細を見ていく。


「えーと、何々『体力限界突破』に『力限界突破』……『すばやさ限界突破』って能力系のは全部限界突破系かよ!?」
 

先ほど、ステータスを見ても何も変わってない筈だな、限界だけがなくなってるんだから……ん?

そういえばハルカの世界って能力値高い人で二桁だったような、実際俺の今のステータスは全部一桁だし。

一桁のそのまた四捨五入で捨てるほうだがな!

ノロイとかラスボスあたりでも3桁はいってなかったはず、などと考えているうちに思い出した。


「そうだよ、今朝から色々あって忘れてたが俺はノロイと戦わないといけないんだよ……な? 確か」


断言は出来ないが今の記憶では戦うはずである。

冗談じゃない! と思ったがよく考えれば何もない状態で戦うのは死んでもごめんだが、
今はなぜかチートという反則技が目の前にある……効果があるのかはまだ分からないけど。


そんな嫌な未来の予定を思い出しテンションが下がりかけたが、コードの内容次第ではひょっとしたら、
勝てるまでもはいかずとも何とかなるかもしれないと思い、藁にも縋る思いでチート覧に目を通す。


「えー何々、『お金MAX』ってお金MAX!? おい、マジでか!?」


俺は驚きながら急いでステータス画面に戻り画面右下を見た。


「おぉ、マジでお金が9999999999になってる……」


そうか、お金のMAXは99億だったのか。


「アレ? 金がMAXになったのはいいが、何処にあるんだ?」


俺はあわてて財布や貯金箱やらを見てみたが特に増えた形跡はない。

おいおい、画面上だけ増えて使えないっていう落ちですか?

俺は少し落胆しながら、ポケットに手を突っ込みながら適当に

(今此処で10万円欲しいな~とか思ったら出て来ないかな~)

と、半ば現実逃避に近い事を思っていたらポケットに突っ込んでいた手に違和感が。


「ん? こ、この肌触りはもしかして!?」


俺はポケットに今までなかった違和感の正体をつかみ自らの目の前に持ってくる。


「ひい、ふう、みい……万札が10枚、さっき俺が思った金額と同じだ」


手にはなんと、先ほど思い浮かべた額と同じだけのお金がポケットから出てきたのだ。

疑問を解消するためにもう一度同じ事を思い、今度は目の前にあるベッドの上に出るように思い浮かべる、すると――


「おぉ~10万円がベッドから生えてきた」


正確には生えてきたように見える、が正しいのかもしれない。

この現象を見て俺は自身の思い付きが正しかったこと理解した。


「なるほど、お金は俺が欲しいと思った額そして欲しい場所に出てくるわけか……理屈は分からないが」


とにかく欲しい額が欲しい場所へ出てくるようだ。一瞬10億とか考えようかと思ったが部屋がえらいことになりそうなので中止した。


「お金が出るのは分かった。なるほど、さすがチート……すごいな」


などと感心しているところで気がついた。

そういえば出した金額は20万だが、ステータス画面で減ってるのかな?

思い立ったがというわけで、早速ステータス画面を出してみる。


「どれどれ、金額は……減ってないな」


先ほどとまったく変わらず9999999999の文字がそこにあった。

なるほど、だしても次の瞬間にはまた元に戻っているわけか。


(これは、一生遊んで暮らせるな!)


とか思ったりもしたが、ノロイが現れるとそれも出来ないことを思い出し。


「まあ、あって困るものではないし、必要な時は遠慮なく使わせてもらおう」


という思考に切り替え、出した分の金は財布に突っ込んでおいた。


「さて、次のコードだが『才能限界∞』か、これって確かランス世界のレベルの事じゃあ?」


次に目を通したコードにはなぜか、この世界には関係のない才能限界の文字が表示されていた。

いや、確かに作った企業は一緒だったと思うけど何故ランス?

ちなみに、ランスも6と戦国をプレイしたことを覚えているので意味は分かっている。

ハルカの世界に才能限界とか確かなかった気がするが、俺がここに居る時点で元の設定とか当てにならないよね。

この時の俺は「レベルが無限なのかー」程度にしか考えてなかった、冷静に考えればお金MAXより凄い事なのに。

この後もランスの世界を臭わせる(うろ覚え)技能が出てきた。


「他には『剣戦闘Lv3』 『忍者Lv3』 『槍戦闘Lv3』かレベル3ってすごいのか?」


~の後にLv3がついているんだが、3ってどうなんだろう?

Lv4とか5ってあるのかな、なんて考えながらあって損じゃないと思いこの時はあまり気に留めていなかった。


「次にあるのは……『経験値獲得倍率128倍』……ってマジで?」


俺は誰に言うでもなく一人ごちる。

経験値獲得倍率128倍って得られる経験値が128倍なんだよな?

128倍という大きい数字にいまいち現実感がなくなる。


「そうだよな、ゲームといえば経験値があるのは当たり前だよな。しかし128倍ってすごい数字だな」


でも、経験値ってどうやって得るんだ? 修行とかか?

経験値があるってことは、やっぱり知っている『ハルカ』の世界とは違うって事なのかね。

そんなことを思いながら「とにかく人より経験値が沢山貰える」という認識しかしていなかった、
後に反則的能力……まさにチートだと実感することになる。


次に目をやったチートコードの項目に俺は少し違和感を感じた。


「この『アイテムMAX』ってハルカの世界でアイテムって在ったっけ?」


記憶している範囲では確か、ハルカのゲームにはアイテムとかは出てこなかったはずである。
俺にとっては此処は現実なんだが……ランス世界が混じっている時点でやはり当てにならないか。


「アイテムって、さっきステータス画面には無かったな……まさかまた増えてるとか?」


俺は最初の画面に戻り、項目が増えてないか見てみることにした。

(さっきのチートの時と同じで増えてるな)

戻ってみてみると、やはり先ほどは何も無かった所に『アイテム』の項目を発見した。


「さっきは無かったよな? やっぱり増えてる」


『チートコードがONになりました』って言うメッセージはいまだに出ているが最初は特に変化は無かったし……

俺は少し疑問に思ったが誘惑には勝てず、気づいたら『アイテム』の文字に手を伸ばしていた。


『アイテム』の中身を見た俺は中身に衝撃を受けた。

わずかな数のアイテムが表示されているだけだったからである


「アイテムMAXって言う割りにたったこれだけかよ!?」


アイテムMAXと言う言葉に知らず内に期待していた俺だが、そもそもアイテムがあるだけでも他の人から見れば異常という事を思い出し、
少々の落胆とともに何か使えるものはないかとアイテム覧を操作するのであった。





……




…………






適当に見てみたが本当に少ない、20より少し多いくらいか。


ランス、FF(回復系だけ?)まで確認できた。
ポーションって言えばFFシリーズの代表的な回復アイテムだろ、なんでこの世界で出てくるんだよ!

などと心の中で愚痴りながら再びアイテム覧に目を落とす。


全てのアイテムは名前の後に99って数字がついている。普通に考えればこれが個数なのだろう。
とりあえず、お金の時と同じような感覚で出せないか試したところ、あっさり同じように目の前に出てきた。
個数もやはり99で固定のようでポーションを2個出しても99のままで、一本飲んでみたがなんともいえぬ味だった……



ちなみにFFのアイテムはポーションとエリクサーしかなかった、どういうチョイスだよ……

記憶が曖昧でエリクサーの効能は忘れていたが、説明のところに効果が書いてあって助かった。

(エリクサーあればポーションいらないだろう、常識的に考えて)

などと考えながら、本命と思われるランス世界のアイテムを見てみることにした。


見つかったアイテムは以下の通り。


経験食パン、超熟経験食パン、まんが肉、力のポテチ、まもりのまりも、
魔トマト、忍耐わさび、ヒラリ茸。


などが見つかったが、食パン系にはなかったがそれ以外のアイテムの頭に「毒入り」と名のついたアイテムもみつけたが、
そんなもの使う気にはなれないので除外してある。


「アイテムの種類は少ないが、此処に在るアイテムだけでもかなりすごいな」


見つけたアイテムで食パン系が経験値を取得できて(この辺は名前の通り)他のアイテムが、
各種能力値の基礎値アップであることが分かった。


先ほど経験食パンを出して食べてみたが、極普通の食パンって感じだった。
これも、やはりと言っては何だが他のアイテムと同様に使っても減らないようだ。


残りのアイテムにも眼を通すが、これらはFFやランスには関係ない代物みたいで、内容は『蓬莱の薬』と『別荘』という名のアイテムがあった。


が、これらのアイテムには問題があって効果が書いてないのである。 
説明覧に書いてあるのは、蓬莱の薬には『THPJ』としか書いてあらず、別荘には『ネギネギネギま』と書いてある。


「蓬莱の薬と別荘も99個かよ!  今までからしてこれも多分減らないんだろうな」


などとぼやきながら、これらの事も記憶に残ってないか探ってみることに。

別荘とネギま……これは恐らくネギまでエヴァとか言う人物が持っていた精神と時の部屋的な物。

別荘の中に入ると1日が外の時間で1時間しか経過しない? だったかな、なんとなくしか思い出せない。


「そういえば、主人公たちがこの中で修行していたような……してたよな?」


ふっと酷く曖昧だが使い道を思いだした、とにかく使えるものという事を思い出し後で出してみようと考えながら、意識は次の蓬莱の薬に向いていた。


「『蓬莱の薬』ねぇ、何処かで聞いた様な気もするが……何処だったかな?」


聞きなれない名前にしばしば憑依前の記憶を探るが思い出せそうで思い出せない。

名前の雰囲気的に死んだ人を蘇らせる系のアイテムかな?

などと思いながらとりあえず保留にしておいた、何が起こるか分からないからな。


と、後の予定を立てながら再び残ってたチートコードに目を通すべくチートの覧に手をかけた。






……




…………






残っていたコードは3つのようだ、その内容は


『房中術Lv3』

『絶倫Lv3』

『性成長UP』


の3つがあったがこれは……

房中術とかって確かHする時とかに使う技……だったっけ? なんでこんなものが?

絶倫とかそのまんま過ぎるだろう、しかも二つそろってLv3だし……3が凄いのかも分からないが、
性成長って何!? 何が成長するんだ性技でも上がるのか!?
と少し混乱しながら他にもないか見てみるが此処でコードは終わっていた。

なんで最後の最後でこんなエロい方向のコードが入っているわけ!?


俺は今までとは違う方向のコードが入っていることに頭を捻っていると、あることを思い出す。


「そういえば、今までスルーしてたけど……今、俺がいるこの世界ってエロゲーが元だよな?」


そうだよ、よく考えたらランスもエロゲーじゃん!
何で今まで気づかなかった俺!? ってことはやっぱり此処もエロゲーの世界、たしかヒロインのハルカってかなり可愛かったよな。

頭のなかで残っている記憶を頼りに思い出す、何度思い出しても可愛かった印象しかない。


でも、ノロイがな……こいつをどうするか。

(とにかくノロイが邪魔なんだよな、設定的には確実に来るし……封印は、無理かそんな技能なかったしな。
 ッ! そうだ別荘! アレを使って修行しまくれば確か色々と限界突破できるはずだし、アイテム使えばかなり鍛えられるはずだ!)


『今頃になってチートの使い道を思いつく主人公。チートの凄さばかりに目がいってたんですね、分かります』


何か聞こえた気がするが華麗にスルーして今後のことを考える。


修行する→強くなる→強くなってノロイを倒しに来る嫁と仲良くなる→一緒にノロイを倒す→世界が平和になり嫁(多分)と幸せな日々を送る。


と、こんな短絡的な思考に見える考えが俺には天啓にも見えた。

しかも、最終的には何人かの可愛い女の子とHも出来ていたはず、
ひょっとしたら何人も嫁に……



(……よし、決めた! 俺はこの世界で生き! そして邪魔になりそうなノロイを倒して! 可愛いお嫁さんをゲットするぞー!!)



と心の中で吼えた俺は昨日と同じ様にとっくに深夜になっていたため。


「とりあえず、明日になってから色々試してみよう」


と、駄目なパターンの典型みたいなことを言いながら眠りについた。











ようやく自らが置かれた立場と、自分がどれだけ有利な状況に立っているかを理解した主人公。

そして、この世界で何をしたいのか目標を立てることに成功した。(目標=邪魔なノロイを倒して可愛い嫁をゲット!)

ちょっと真面目に、そしてエロを目標に、戦部鷹丸物語(偽)は今此処に始まる。










◆後書き◆

この作品のタカマルは特に戦う覚悟もなく、元からの一般人ですが何故かそれらに対する恐怖は無く未知の事象においても割りと平静でいられます。

何故かと言いますと特にネタばれでもないので書きますが、憑依した時に既にそういう思考になるようなっていた。

なっていた理由ですが、本作中では解き明かされず終わるまでというか終わっても理由は不明のまま。

という設定です、故にいつの間にかノロイと戦うことになっている事にも疑問を感じません。

ちゃんと書けよ! と言われると思いますし後書きで語るのも変だとは思いますが、作者の力量では無理でした、すいません。

変わりにエロには力を入れるつもりですので、エロは頑張ります!

作中最後のほうにもありますがエロが目標です。

ちなみに、作者の中の比重では エロ>>>>>>>>>>戦闘等 です。

次の話では盛大に話が飛ぶので、(12歳から~18歳になるまで)エロは三話あたりを目標にしています。


現在のタカマルのステータス(12歳修行前)

レベル2

HP(障壁)2              

力1

防御力1

すばやさ1

体力2

術防御1(耐性なし)


これが全部の能力値ではないですが、見たいものがあればQ&Aにて答えられるものはお答えします。

レベルについては、この世界にはモンスターなどがいないので一般人のレベルは総じて低いです。
毎日修行(武道とか)をすると少し経験値を得られます。(普通に生きているだけでいけるレベルはせいぜい10程度)


才能限界 大まかなイメージ
10レベル前後  一般人の才能限界
20レベル近い人 学年に一人いるかどうかの天才ぐらい
レベル30以上  1万人に一人ぐらい
レベル40以上  10万人に一人ぐらい


この世界にも才能限界が40を超えているものもいますが現レベルで20を超える人はいません、武道を極めたと思っている一般人(ココ重要)で15~6
程度です、オリンピック選手もこんな感じ。 


能力値の上がり方は人それぞれで、特殊能力・特技系については技能レベルであらわされます(例:サッカーLV1など)


一般人の大人の平均(男)

レベル7

HP(障壁)0

力6

防御力5

すばやさ5

体力6

術防御1(耐性なし)


障壁は特殊な力を宿している場合に表示されます。(体力と障壁がイコール)


(注:主人公は記憶が曖昧で覚えていませんが、剣戦闘Lv3とか伝説級の能力者ですその職種において神と呼ばれ、歴史に名を残す程度の能力者)


なお、『チートコードがONになりました、ちなみに解除はできませんのであしからず』というのは嘘です。

チートコードはチートの項目を選んだ時点で初めて効果が発揮されます。つまり見なければ一般人として生きていくことも可能ということです。


一般人で居たい人にとってはまさに 罠符『かかったな!? アホが!!』状態。

ちなみに罠にかける意味はこれと言ってなかったりする。


終わり。





次を表示する
感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

SS-BBS SCRIPT for CONTRIBUTION --- Scratched by MAI
0.059849977493286