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No.1768の一覧
[0] 赤き薔薇、獅子と共に 第弐幕[こうくん](2005/12/04 18:13)
[1] 【PHASE21】[こうくん](2005/12/04 18:21)
[2] 【PHASE22】[こうくん](2005/12/12 01:53)
[3] 【PHASE23】[こうくん](2005/12/19 01:35)
[4] 【PHASE24】[こうくん](2006/01/02 21:37)
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[1768] 赤き薔薇、獅子と共に 第弐幕
Name: こうくん 次を表示する
Date: 2005/12/04 18:13
赤き薔薇、獅子と共に  これまでのストーリー  【PHASE1~20】





【PHASE1】 赤き薔薇、獅子の娘と共に

プラント、アーモリー・ワン。
ここで、プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルとの極秘会談に臨んだ、
オーブ連合首長国代表首長、カガリ・ユラ・アスハ。
だが偶然発生したモビルスーツ強奪事件に巻き込まれ、彼女は意識を失ってしまう。
そして次に目を覚ました彼女は、それまでと全く性格が異なっていた。
―――宇宙世紀における最強の女性、ハマーン・カーンの魂が、その身体に憑依していたのだ。

【PHASE2】 ファースト・コンタクト

私は、あのとき死んだ筈だった。
ジュドーとの決戦に敗れたハマーンだったが、彼女は世界を越え、カガリ・ユラ・アスハの肉体へと憑依する。
だが、そこには『本来』のカガリ・ユラ・アスハの人格も存在していたのだ。
普段表に出ている人格はハマーンのものだが、本来のカガリの人格とも、
彼女は心の中でコンタクトを取ることが出来ることに気が付く。
そして、お互いの記憶を理解することが、可能であることにも。

【PHASE3】 新たな道

議長にミネルバ艦内を案内され、あらためて世界の差異に驚愕するハマーン。
だがかつての世界にあった『ザク』などを見、彼女は新たな世界に興味が湧く。
さらに、オーブに家族を奪われた少年、シンとの出会いや、デュランダルとのやり取りを経て、
彼女はアスランやデュランダルにほんの少し違和感を抱かれてしまう。
今のところ彼らが真相に辿り着く可能性は皆無だが、
表に出ているのがハマーンの人格である以上、これからも騙し続けられるとは限らない。
それもあり、ハマーンは本来のカガリが目指す理想を、とりあえず自分も目指すことに決めた。

【PHASE4】 張り子の首長

カガリの祖国、オーブに帰還したハマーン。
だが、そこに待っていたのは、自らをお飾りとしか見ていない首長たちだった。
いくら代表とはいえ、これではまさしく自分は『張り子の首長』。
そのため、ハマーンは自らの勢力拡張のための布石を打ち始める。
その手始めであるモルゲンレーテへ向かう車の中、アスランはついにカガリに違和感について迫る。
それを何とかかわしたハマーンだったが、それは、遠くない別れを予感させるものでもあった。

【PHASE5】 彼女の力

モルゲンレーテに到着したハマーン。
彼女はそこで、エリカ・シモンズに自身の専用機を作るよう依頼する。
それに対し、戦場に出るのが危険だと反対するアスラン。
だがハマーンは、ちょうどいい機会だと、シミュレーターを使って、アスランと対戦をする。
互角に撃ち合うアスランとハマーン。
最終的にはSEEDを発動させたアスランに敗れたものの、その力はアスランを含めた周囲の者を戦慄させる。
卓越したモビルスーツの操縦技術。
それもまた、ハマーン・カーン、彼女の力だった。

【PHASE6】 協力者

カガリの圧倒的な戦闘技術。それに最も違和感を抱いていたのが、エリカ・シモンズである。
だが、モビルスーツの開発責任者という彼女の地位に目をつけたハマーンによって、
彼女はカガリの秘密を強制的に知らされ、半ば脅されながらも、ハマーンの最初の協力者となった。
続いて、現在の自分たちの状況を説明し、エリカに意見を求めるハマーン。
そこで彼女は、短時間ならば本来のカガリの人格とも交代可能であることを知る。

【PHASE7】 旅立ち

世界は、再び混迷へと突き進もうとしていた。
そんな中、カガリの恋人であるアスランが、プラントへ行くと言い出す。
勝手に独りで決めてしまうアスランにハマーンは反感を覚えるが、
カガリの意志を尊重し、彼を行かせることを承諾する。
そして、短時間とはいえ、カガリは本来の人格で、アスランを送り出した。
数日後、ついに開かれた戦端。
中立国であるオーブは、大西洋連邦に近い立場をとるセイランによって、
彼が望む方向、すなわち地球連合への加盟へと動き出していた。
そんな中、中立を主張するハマーンは、並み居る首長たちの中堂々とウナトと渡り合う。
これが、アスランとカガリ、二人の新たなる旅立ち。その最初の一歩だった。

【PHASE8】 落とし穴

カガリ・ユラ・アスハはただの傀儡である。
そう思っていたウナトだったが、ハマーンの政治力はカガリのそれとは天と地ほどの差があった。
ハマーンはその政治力を使い、自らの権力を破竹の勢いで強化していく。
それに恐れをなしたウナトは、『偶然』舞い込んだカガリがクーデターを画策しているという情報に飛びついた。
一方、場所は変わって、プラント。
ここにオーブの特使という立場で来ていたアスランは、旧友との再会もそこそこに、
デュランダルから驚愕の事実を知らされる。
クーデターに失敗したカガリが、ウナトによって殺されたという『事実』を。

【PHASE9】 番外的ザフト軍本土防衛隊ジュール隊の日常

ジュール隊。それはかつての大戦で大きな戦果を挙げたイザーク・ジュールを隊長とした、
ザフト軍の中でも屈指の強力な部隊である。
その中のナンバー2、ディアッカ・エルスマン。
ナンバー3、シホ・ハーネンフース。
ふとしたきっかけから、彼ら三人は『キリカ・アンダーソン』という一人の女性について語り始める。
三人が三人とも、不思議な縁で知っている彼女。
現在はオーブで若手実力派女優として名を馳せる彼女は、
二年前、ヤキンドゥーエで20機の敵を無傷で撃墜した、驚異的な実力を持つパイロットだった。

【PHASE10】 赤い髪の少女

オーブの若手女優、キリカ・アンダーソン。
彼女は、幼馴染兼恋人であるトシヒコ・アサヒナと、久しぶりの逢瀬を楽しんでいた。
だが、トシヒコはカガリのクーデター未遂以降、軍から追われている身。
そんな彼を問い詰めるキリカは、彼の口から衝撃の事実を耳にする。
カガリ・ユラ・アスハは生きている。そして、今も力を蓄えている。
彼からハマーンが秘密裏に進めさせていた新型モビルスーツ開発計画、『AXIS』を知らされたキリカは、
自らもまた、カガリに付き従いその理想を成し遂げるために働くことを決意するのだった。

【PHASE11】 水底の天使

カガリのクーデター未遂事件は、全て彼女自身による自作自演だった。
機会を伺い、スカンジナヴィア王国の海中に潜むアークエンジェル。
一方、オーブが連合に加盟したことを知ったミネルバのクルーたち。
その中の一人、シンは、オーブに滞在していた経験のあるアスランに向かい、彼を揶揄する。
だがカガリの悪口をシンが口にした瞬間、アスランは氷のような表情でシンを投げ飛ばし、吐き捨てた。
「彼女を悪く言ったら、俺がお前を殺す」
複雑な想いを抱えるアスランを見、ハイネは相談に乗る。彼がアスランに送った言葉は、たった一言。
「割り切れよ。でないと、死ぬぜ?」

【PHASE12】 歴史が変わる時

ダーダネルス海峡において、遂に連合&オーブとミネルバとの間に戦端が開かれた。
しかし、そこに突如現れたアークエンジェルと、ストライクルージュ。
ストライクルージュに搭乗して現れたカガリの声に、オーブ軍は動揺する。
だが、タケミカヅチに司令官として乗艦しているユウナは、彼女を偽者と決め付け、
彼なりの信念で、今ここで地球連合を裏切るわけにはいかないと声を張り上げた。
ある意味正論である彼の言葉にクルーたちは押し黙るが、
タケミカヅチ艦長であるトダカ一佐は、そんな彼を否定し、そのまま彼を拘束してしまう。
そしてカガリを総司令官として認識し、彼女の命令である軍の撤退に従うオーブ軍。
戦場は、誰も予測しなかった方向へと動き出そうとしていた。

【PHASE13】 混迷の海

呆然とする連合、そしてミネルバの前で、堂々と撤退していくオーブ軍。
ミネルバサイドはこれにわずかながらも安堵するが、ただ一人、この事態に納得できない少年がいた。
シン・アスカ。彼の心を、アスハの綺麗事で死んでしまった家族がよぎる。
そして怒りを爆発させ、ストライクルージュに襲い掛かるシン。
SEEDを発動させた圧倒的な彼の力の前にハマーンは苦戦を強いられるが、
突如割り込んできたムラサメが、そのパイロットの命と引き換えに彼女を助けた。
目の前で死んでいくオーブの国民。それに今度はカガリが、怒りでそのSEEDを発動させる。
SEED発動で、カガリの意識と完全に融合するハマーン。
その力は圧倒的で、SEEDが切れているとはいえ、シンのインパルスすら倒してしまった。
そしてSEEDが切れ、再び自身の意識が戻るハマーン。
不思議な事態に戸惑いながらも、彼女は速やかに次の一手を打つ。

【PHASE14】 新しき運命へ

戦力の中核であるインパルスが、オーブの総司令官に攻撃を仕掛け、返り討ちにされた。
その事態に困惑するミネルバ。そしてストライクルージュからは、
先程の攻撃に対して、何らかの釈明がない場合、即座にミネルバを攻撃すると通信が入る。
この事態に対しミネルバ艦長のタリアは、状況を見、オーブへの降伏が最適と判断。
そしてそれが引き金となり、連合はオーブ軍に対し攻撃を仕掛ける。
だがアークエンジェルが味方となったオーブ軍は圧倒的で、連合は戦力を大きく削られ、撤退。
それに満足げに笑みを浮かべるハマーンだったが、
ミネルバ所属のモビルスーツ隊の中にアスランがいたことで、彼女の心は大きく動かされる。
アスランに再びオーブに戻るよう説得するハマーン。だがアスランはそれを拒否し、
ここに二人の歩む道は、完全に絶たれた。

【PHASE15】 灰色の女王(クイーン)

セイラン家を倒し、再び代表首長の座に返り咲いたハマーン。
そこで彼女は、これからの自身の方針を示すべく、世界規模の演説を行う。
ナチュラルとコーディネイターの共存という理念の下、オーブは中立を貫く。
彼女の言葉は、世界各地の様々な人間たちに大きな影響を与えていた。
演説が終わり、叔父のホムラと共に演壇を後にするハマーン。
そこで彼女は、これから自身の支えとなる秘書官アサヒナと、AXIS計画のテストパイロット、キリカと出会う。
和やかに談笑する彼らだが、アサヒナの口から出た一言に、ハマーンはその眼光を鋭くする。
「プラント最高評議会議長、ギルバート・デュランダル氏から、会談の要請があります」

【PHASE16】 王者への挑戦

旧トルコ共和国イスタンブールで、デュランダルとの会談に臨んだハマーン。
キラを護衛官として連れて行った彼女だが、相手の護衛官として現れたのは、アスランだった。
デュランダルのあざといやり方に警戒の色を強めるハマーン。
そして彼らは、両者共に一歩も退くことなく、言葉の応酬を続けた。
しかしハマーンの捨て身の作戦が功を奏し、彼女はデュランダルの譲歩を引き出すことに成功する。
その代償として二つの条件を提示するデュランダル。
だが、二つ目の条件は、ハマーンをして驚愕させるものだった。

【PHASE17】 SIN

デュランダルの提示した二つ目の条件。
それは、現在オーブで収監しているシン・アスカの罪状の抹消だった。
デュランダルとの会談の数日前。ハマーンはシンの元を訪れていた。
そして自身が殺したムラサメパイロットの妻に憎しみをぶつけられ、シンは初めて自らを殺人者と認識する。
思い悩む彼に、ハマーンは思わず一言、こう声を掛けていた。
「私の下に来ないか?」
だがその後もいくつか言葉を交わし、シンは結局ザフトに戻ることを決める。
そのときのこともあり、ハマーンはデュランダルに対し、条件を両方とも呑むことを承諾した。
そしてここにおいて、プラントはオーブの中立を支援することを、正式に決定するのである。

【PHASE18】 黄金の意志

プラント・オーブ共同宣言。
会談を終えたその日に、デュランダルとカガリの名で発表された宣言は、世界を大きく揺るがす。
その余波が世界中に波及する中、キラを伴ってハマーンの元を訪れたラクスは、彼女に対しこう声を掛けた。
「貴方は、本当にわたくしの知っているカガリ・ユラ・アスハですか?」
ラクスに疑惑を抱かれた以上、彼女を騙し続けるのは不可能と悟ったハマーンは、
ラクスとキラに自身の秘密を打ち明けることを決める。
そして数時間後。彼女たちを伴い自らの専用機、アカツキを見学に行ったハマーン。
そこでエリカからスペックについて説明を受けるハマーンだったが、
思わぬところから事態は急展開を見せる。
……オーブ国防本部が、テロに遭ったというのだ。

【PHASE19】 暁の狼

突然のテロ攻撃とモビルスーツによる襲撃により、国防本部は機能停止状態に陥っていた。
そこにハマーンが、アカツキに搭乗して現れる。
彼女の力は圧倒的で、国防本部前に迫っていた敵の半数をあっさりと撃墜した。
だが敵の狙いは、国防本部へのテロのみに留まっているわけではなかったのだ。
ユウナを乗せたムラサメが、オーブ国外へと脱出を図る。
即座にこれを追おうとしたハマーンだが、アカツキではスピードが追いつかないため、断念。
そして残りの敵は、カガリの支援に現れたAXIS計画試作初号機、ドーベンウルフによって排除される。
「この襲撃は、いったい……?」
ドーベンウルフのパイロット、キリカの問いかけに、ハマーンは苦虫を噛み潰しながらも答える。
「大西洋連邦が、遂にオーブ攻撃を正式に決定した」と。

【PHASE20】 嵐の前に

オーブ軍本部付属病院に運び込まれたウナトの口から出た、『レクイエム』という言葉。
また、同時期に行われた、ヨーロッパ戦線へのデストロイの投入。
これらの事態から、キラ、ラクス、そしてハマーンは、ジブラルタル総攻撃が近いことを悟っていた。
ジブラルタルが陥落すれば、次はカーペンタリア基地、そしてオーブ。
ハマーンはそれに対する策として、アークエンジェルをジブラルタルに派遣することを決める。
そして、カガリの正体を知った、ラクスとキラ。
言葉を交わす中で彼らはハマーンを信頼し、彼女とカガリのために力を振るうことを決意する。
ジブラルタルへと派遣されるキラ。宇宙へ上がるラクス。オーブで静かに事態を見守るハマーン。
三人の戦いが、それぞれの場所で今ゆっくりと幕を開ける。


 


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