童話というものは示唆に富んでいるものである。子供はその一見簡単な文章の中から、人生に基本的な勧善懲悪や因果応報といったメッセージを読み取るのだ。そしてその童話を作り出したしたのがグリム兄弟であった。では、大人にとってはもう用済みなのか? 否である。もちろん童話のなかには、今でも現代社会に生きる大人たちに有用なメッセージが含まれているのだ。ここでは、そういったメッセージがわかりやすいように、グリムとは逆の操作をして、大人への童話を作ってみたいと思う。 |
かさじぞう 〜情けは人のため・・・〜 |
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GO | 【おじいさんとおばあさん】 おじいさんは売れ残った笠を5つのお地蔵さんにかぶせてあげました・・・。 |
GO | 【お地蔵さんの告白】 お地蔵さんはおじいさんに言いました・・・。 |
GO | 【おじいさんとお地蔵さん】 おじいさんはお地蔵さんの話を聞くと・・・。 |
GO | 鬼が島 〜正義の味方・桃太郎の最期〜 |
悪の根源である鬼を退治するために、桃太郎は家来を連れて鬼が島へ向かいました。するとそこには・・・。 | |
GO | 新・アリとキリギリス 〜戦後日本経済の歩み〜 |
アリは夏のあいだ必死に働き、ムダ遣いもせず、せっせとエサを貯めこみました。キリギリスは夏のあいだ遊び呆け、遊興にふけり、エサを貯めこんだりしませんでした。アリは、マジメに働いたので、貯めこんだエサで幸せになりました。 | |
GO | サルカニ合戦 〜新・仁義なき戦い〜 |
サルはカニにおにぎりと柿の種を交換しようといいました。しばらくして柿が実をつけるとサルは青い柿の実をカニに投げつけケガをさせ、柿を独り占めしようとしました。そこでカニは臼やハチ、栗や牛糞に頼んでカタキを取りました。 | |
GO | マッチ売りの少女 〜神さまの素敵な贈り物・編〜 |
女の子がマッチを擦ると、暖かい光があふれ、そしてその中から神さまが現れました。「何か困ったことがあるのですか?」神さまはききました。「はい。このままではお父さんもわたしも死んでしまいます。どうか助けてください。」 | |
GO | みにくいアヒルの子 |
そのアヒルは体つきが違う、声が違うと周りのアヒルにバカにされ悲しくなりました。…そして時がたち、ある日湖面に映った自分の姿を見てみると、そこには美しい羽を備えた白鳥が映っていました。そのアヒルの子はアヒルではなく、白鳥の子だったのです。 | |
GO | 桃太郎〜Side B〜 |
桃太郎は犬・キジ・猿にきびだんごを与え仲間にしました。向かうは悪い鬼が住むという鬼が島です。 | |
GO | 新・浦島太郎 |
浦島太郎は竜宮城から帰ると玉手箱をあけてしまい、一瞬のうちに白髪のおじいさんになってしまいました。竜宮城で過ごした一週間は、実は現実の世界では100年もたっていたのです。 | |
GO | 人魚姫 |
人魚姫は王子さまに会いに行くために、その美しい声と引き換えに二本の足をもらいましたが・・・。悲しい愛のお話です。 【呉エイジ師匠100万HIT記念作品】 |
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GO | はだかの王様 |
王様は仕立て屋に「これまで見たこともないような服を作れ」と命じます。仕立て屋は結局「バカには見えない生地で作りました」といって空のケースを渡します。王様も本当は何にも見えないのですが、「バカ」だと思われるのは困るのでしかたなく着たフリをしてハダカでパレードに出席しました。国民も国王の言うことなら、と素敵な服が見えている「フリ」をします。ただ、何にもわからない子供だけが…。 | |
GO | 浦島太郎 |
浦島太郎は、砂浜でいじめられている亀を助けたことにより、竜宮城に招待されました。そこでは絵にも書けない美しさをもった舞女のおどり、そしてこれまで食べたことのない料理の数々が出され、時を忘れて楽しみました。最後に浦島太郎は『開けてはいけません』という玉手箱をもらうのですが… | |
GO | 赤ずきんちゃん |
赤ずきんちゃんは、おばあさんに町までのお使いを頼まれました。しかし、そのあいだに狼がうちにきて、おばあさんを食べてしまいます。赤ずきんちゃんはそれを知らず、おばあさんのもとへスキップで帰ってきます。赤ずきんちゃんはいくつか不審に思うのですが・・・ | |
GO | 牛飼いとやまんば |
牛かいが恐ろしいやまんばに追いかけられる話である。なにしろやまんばは牛一頭をばりばり食べてしまうのだ。山を駆け、木に登り、牛かいは逃げる。そして身を隠した小屋はなんと、やまんばの住処だった。やまんばが帰ってくる。梁の上で、牛かいは息を殺して隠れる。やまんばは餅を食べ、やがて眠る。最後に、ひんやりとした石棺の中で眠るやまんばに、牛かいは熱湯を注ぎ、殺してしまう。 | |
GO | マッチ売りの少女 |
雪の降る寒い大晦日の晩、マッチを売っていた少女は寒さに震え、少しでも暖まろうとマッチに火をつけました。すると・・・。 | |
GO | 鶴の恩返し〜妖怪あかなめの場合 |
助けられた鶴は、娘の姿に化け、男の女房になりました。そして機を織って男の生活を助けたのですが、その機織りは、誰にも見せられることがありませんでした・・・。 | |
GO | ジキル博士とハイド氏 |
ジキル博士は化学の実験の最中に、恐ろしい薬を作り出してしまった。それは自分のなかにもう一人の自分を作ってしまう、つまりもう一つの人格を作ってしまう薬だった。そして博士は二重人格の恐怖に襲われるのだった。 | |
GO | わらしべ長者 |
あるところに、正直者が住んでおりました。ある日、その若者がうたたねをしていると、夢のなかに神様がでてきていいました。“家をでて一番はじめに見たものを大事にしなさい。そうすれば、いずれ金持ちになれるでしょう。” | |
GO | 花咲かじいさん |
おじいさんが飼っていたイヌが裏庭を掘れと鳴きました。そこを掘ってみると中から金銀財宝がざっくざっく。それを見ていた隣のおじいさんがうらやましくなって、イヌを誘拐しました。そして… | |
GO | カエルの王子さま |
とある国の王様にはたいそう美しい三姉妹がおりました。なかでも三女はとても美しかったそうです。ある日、お姫さまはとあるカエルと出会います。ひょんなことから一緒に暮らし始めるのですが、実はそのカエルは、悪い魔女の魔法にかかった、さる国の王子さまだったのです。三年間、無償の愛を受けると魔法は解けるらしいのですが… | |
GO | かちかち山 |
いたずらものの狸は、おじいさんの畑を荒らしただけでなく、おばあさんを殺してしまいました。その話聞いた兎は、狸を懲らしめてやることにしました。 | |
GO | アリとキリギリス |
夏の間、遊んでばかりいたキリギリスさんは、冬になったら食べ物がなくなってしまいました。一方でアリさんは夏の間一生懸命働いたので、充分な余裕を持って冬を越すことができました。 | |
GO | 桃太郎 |
おじいさんとおばあさんに拾われた桃太郎は、きびだんごを持って、イヌとキジとサルを従え、乱暴者の鬼を退治することになりました。 | |
GO | 白雪姫 |
白雪姫の美しさをねたんだお后様は、毒のりんごを白雪姫に食べさせ、殺してしまおうと企みますが… |