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コラム

国際環境激変と日朝関係打開可能性

いつ何時政権崩壊に直面してもおかしくない岸田首相は、政権延命のためになりふり構わぬ行動を取っています。典型的一例が日朝関係打開に関する言動です。…私たちが日朝関係打開の可能性を考える上では、朝鮮をめぐる国際環境が巨大な歴史的・国際政治的な変化の潮流のただ中にあることを認識することが不可欠の大前提になります。…私は、2月15日の金与正談話が指摘した「先を見通す賢明さと戦略的眼識」、「政治的決断を下す意志と実行力」は、対朝鮮政策のみならず、日本政治に根本的に欠落している問題点を洞察したもの、と率直に評価します。

コラム

ウクライナ問題:政治的解決に向けた模索
-クインジー研究所提言とルキャノフ分析・観測-

戦争がロシアに有利に展開し、米西側の対ウクライナ支援の前途も楽観が許されなくなっていることを背景に、米西側でも戦争の早期終結を訴える主張が現れるようになりました。…私が注目したのは、2月16日にアメリカのクインジー研究所が発表した、ウクライナ問題の外交的解決を目指す意欲的な政策提言(以下「提言」)です。…またロシアでも、2月26日付のロシア・トゥデイ(RT)は、フョドル・ルキャノフ署名文章「ロシアのウクライナ紛争の終わらせ方」を掲載しました。

コラム

ウクライナ問題:政治的解決に向けた模索
-マクロン「爆弾発言」の問題提起-

2月9日付のフォリン・アフェアズ(FA)WSは、トビー・マティーセン(Toby Matthiesen)署名文章「中東を再統一させたガザ-新・汎イスラム戦線:アメリカ最大の挑戦(?)-」(原題:"How Gaza Reunited the Middle East -A New Pan-Islamic Front May Be America's Biggest Challenge-")を掲載しました。FA・WSがこの文章を有料ではなく、一般向けに公表したのが「さもありなん」と納得できる、偏見とは無縁かつ卓抜した内容の中東政治論です。パレスチナ問題をフォローしていたおかげで、かくも優れた文章に出会えたのは本当に幸せです。「目からうろこ」とはこういう文章にこそ当てはまります。

コラム

中東政治の展望(トビー・マティーセン署名文章)

2月9日付のフォリン・アフェアズ(FA)WSは、トビー・マティーセン(Toby Matthiesen)署名文章「中東を再統一させたガザ-新・汎イスラム戦線:アメリカ最大の挑戦(?)-」(原題:"How Gaza Reunited the Middle East -A New Pan-Islamic Front May Be America's Biggest Challenge-")を掲載しました。

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