ニューヨーク外為市場では、ドルが158円台に乗せ、34年ぶり高値を更新した。日銀による政策の現状維持が材料視されたほか、米インフレ指標がおおむね予想と一致し、連邦準備理事会(FRB)が利下げ開始を遅らせるという観測が強まった。
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20歳になるルーシャン・クマールさんは、インド東部西ベンガル州で花を売って生計を立てている。雇用と教育が何より大事だと考えており、有権者として初めて臨む今回のインド下院総選挙では、それを実現してくれる政府に票を投じたいと話す。
- マーケットアルファベットとマイクロソフト株上昇、AI投資が成長に寄与
米グーグルの持ち株会社アルファベットと米マイクロソフトの決算で大規模な人工知能(AI)投資が成長をけん引していることが示され、26日の米国株式市場ではハイテク株が上昇した。米メタ・プラットフォームズのさえない売上高見通しを受け、巨額の投資が報われるまでに時間がかかるとの疑念があったが、これが払しょくされた格好だ。
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日本の輸出企業は大企業が多い一方、輸入企業は中小企業が多い、ということはよく知られている。筆者は九州を中心に中小の輸入企業を頻繁に訪問している。こうした輸入企業の今の一番の関心事は「いつ円買い介入が行われるのか」である。当然、輸入企業は円買い介入が行われて円が上昇した局面を捉えて、円売りヘッジを行いたいと考えている。
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- オピニオン為替水準、金利差がかなり重要な部分占める=鈴木財務相
鈴木俊一財務相は26日の衆院財務金融委員会で、円安の背景について「為替の水準は金利差はかなり重要な部分を占める」と述べた上で「その他にも、国際収支や物価動向など経済指標、市場参加者のセンチメントや投機の動きなども複雑に混じり合って形成される」と指摘した。