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日銀は18―19日の金融政策決定会合で、大規模金融緩和策の修正を賛成多数で決めた。物価2%目標の持続的・安定的な実現が見通せる状況に至ったと判断、マイナス金利を解除して無担保コール翌日物金利をゼロー0.1%程度で推移するように促す方針に変更した。イールドカーブ・コントロール(YCC、長短金利操作)の枠組みを撤廃する一方、市場で不連続性が生じないように国債買い入れは継続するとした。
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米連邦準備理事会(FRB) は19―20日に開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を5.25―5.50%に維持することを決めるのは間違いない。ただFOMCメンバーの最新の政策金利見通しがどうなるか読めない部分がある。
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米エネルギー省は、電気自動車(EV)の燃費換算に関する最終規則を19日に公表する。関係者が明らかにした。当初案の内容が大幅に緩和されるという。
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イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ地区ガザで、人口の約半数に相当する約110万人が「壊滅的な飢餓」のリスクにさらされ、とりわけガザ北部では2カ月以内に飢餓に見舞われる公算が大きい。国連が支援する「総合的食料安全保障レベル分類(IPC)」の報告書が18日公表された。
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台湾の次期副総統に就任する蕭美琴氏が今週、チェコ共和国を訪れていると、台湾外交部(外務省)が19日に明らかにした。同氏は先に、プライベートで米国を訪問している。