米商務省が26日発表した3月の個人消費支出(PCE)価格指数は、インフレ率の緩やかな上昇を示した。
- ワールド円安、物価上昇通じて賃金に波及するリスクに警戒感=植田日銀総裁
日銀の植田和男総裁は26日、金融政策決定会合後の記者会見で、円安が物価上昇を通じて賃金上昇率に波及する展開に警戒感を示し、来年の春闘での賃上げ率に波及しそうになれば、春闘より前の段階で利上げを判断することもできると述べた。その一方で、日銀が展望リポートで示した予想通りに推移していけば、それだけで利上げの可能性があるとも語った。
- 経済米当局、テスラの大規模リコールを調査 処置後に事故発生で
米道路交通安全局(NHTSA)は26日、米電気自動車(EV)大手テスラが昨年12月に発表したリコールについて、対応が十分だったのか調査を開始したと明らかにした。
- ビジネスドル一時急落、154円後半まで約2円 介入警戒の売り殺到か
26日夕の外為市場でドルが154円後半まで約2円、突然急落した。市場では、政府による円買い介入ではないものの、参加者の間に強い介入警戒感が広がっており、一時的にドル売りが集中して発生したと見られている。
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- ウクライナ情勢ウクライナ農相に拘束令、その後保釈 汚職事件関与の疑い
ウクライナの裁判所は26日、ソルスキー農業政策・食料相の身柄拘束を命じた。約700万ドル相当の国有地の違法取得に関与した疑いが持たれている。
- オピニオン中国の銀行、顧客からのスワップ経由のドル購入が過去最高
中国の銀行が顧客から為替スワップを通じて購入したドルが3月に過去最高の645億ドルに達した。外為当局の公式データで26日明らかになった。
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バンク・オブ・アメリカ(BofA)の週間調査によると、24日までの1週間は引き続き債券ファンドに資金が流入した。株式ファンドも流入超となった。調査はEPFRのデータを基にしている。
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- オピニオン為替水準、金利差がかなり重要な部分占める=鈴木財務相
鈴木俊一財務相は26日の衆院財務金融委員会で、円安の背景について「為替の水準は金利差はかなり重要な部分を占める」と述べた上で「その他にも、国際収支や物価動向など経済指標、市場参加者のセンチメントや投機の動きなども複雑に混じり合って形成される」と指摘した。