人工知能(AI)という新たな「金鉱」を探す側と、つるはしやシャベルといった掘削道具を売る側と、どちらに回った方がうまくいくのだろうか。マイクロソフトとグーグル持ち株会社アルファベットの四半期決算やそれらに対する市場の好意的な反応を見ると、金の探索と道具販売の双方を手がけることにメリットがあるようだ。
- オピニオン情報BOX:日銀決定会合の公表内容と総裁会見・声明のポイント(2020年以降)
これまでの日銀の金融政策決定会合の公表内容と総裁会見・声明のポイントは以下の通り(2020年以降)。YCCは長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)、FGはフォワードガイダンス。下方に決定会合に関する最近の関連記事のリンクがあります。ご利用ください。
- 経済アングル:FRB、弱い成長率と物価高止まりで政策運営にジレンマ
米国の四半期成長率が過去2年近くで初めて、米連邦準備理事会(FRB)が推計する潜在成長率を下回った。しかし同時に物価上昇の加速も示され、この流れが続くとFRBにとって政策運営にジレンマが生じかねない。
- マーケット都区部CPI4月は1.6%上昇、高校の授業料無償化や値上げ鈍化で2%割れ
総務省が26日公表した4月の東京都区部消費者指数(CPI)は、生鮮食品を除くコアCPIが前年比1.6%の上昇とプラス幅が3月の2.4%から縮小した。2%割れは1月以来。ロイターが集計した民間予測(中央値)同2.2%のプラスを下回った。高校授業料無償化や食品の値上げ鈍化が影響した。
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アルゼンチン中央銀行は25日、政策金利を10%引き下げ、60%としたことを明らかにした。利下げは今月2度目。インフレ抑制に自信を深めたためで、民間アナリストには予想外の速い利下げピッチとなった。
- オピニオン為替水準、金利差がかなり重要な部分占める=鈴木財務相
鈴木俊一財務相は26日の衆院財務金融委員会で、円安の背景について「為替の水準は金利差はかなり重要な部分を占める」と述べた上で「その他にも、国際収支や物価動向など経済指標、市場参加者のセンチメントや投機の動きなども複雑に混じり合って形成される」と指摘した。
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