米国株式市場は上昇して取引を終えた。米グーグルの持ち株会社アルファベットとマイクロソフトの好決算や緩やかなインフレ指標を受け、大型グロース株が上昇した。
- マーケットNY外為市場=ドルが158円台乗せ、日銀の現状維持や米PCE受け
ニューヨーク外為市場では、ドルが158円台に乗せ、34年ぶり高値を更新した。日銀による政策の現状維持が材料視されたほか、米インフレ指標がおおむね予想と一致し、連邦準備理事会(FRB)が利下げ開始を遅らせるという観測が強まった。
- マーケットアルファベットとマイクロソフト株上昇、AI投資が成長に寄与
米グーグルの持ち株会社アルファベットと米マイクロソフトの決算で大規模な人工知能(AI)投資が成長をけん引していることが示され、26日の米国株式市場ではハイテク株が上昇した。米メタ・プラットフォームズのさえない売上高見通しを受け、巨額の投資が報われるまでに時間がかかるとの疑念があったが、これが払しょくされた格好だ。
- マーケットロシア中銀、金利16%に据え置き インフレ率は年内4%超を予想
ロシア中央銀行は26日の金融政策決定会合で、政策金利を16%に据え置くことを決定した。併せてインフレは従来予想より緩やかに鈍化するとの見通しを示し、インフレ率が年内に目標の4%に戻らない可能性を初めて認めた。
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- マーケット米労働省、2019─23年の生産性データを修正 労働時間に計算ミス
米労働省は26日、2019年から2023年までの生産性データを修正した。生産性や労働コストデータの基礎となる労働時間の計算にミスがあったという。
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ニューヨーク外為市場では、ドルが158円台に乗せ、34年ぶり高値を更新した。日銀による政策の現状維持が材料視されたほか、米インフレ指標がおおむね予想と一致し、連邦準備理事会(FRB)が利下げ開始を遅らせるという観測が強まった。
- オピニオン中国の銀行、顧客からのスワップ経由のドル購入が過去最高
中国の銀行が顧客から為替スワップを通じて購入したドルが3月に過去最高の645億ドルに達した。外為当局の公式データで26日明らかになった。
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鈴木俊一財務相は26日の衆院財務金融委員会で、円安の背景について「為替の水準は金利差はかなり重要な部分を占める」と述べた上で「その他にも、国際収支や物価動向など経済指標、市場参加者のセンチメントや投機の動きなども複雑に混じり合って形成される」と指摘した。