日銀は25―26日に開いた金融政策決定会合で、政策金利である無担保コールレート翌日物の誘導目標を0―0.1%で据え置くことを全員一致で決めた。長期国債についても、3月の決定会合で決定された方針に従って実施するとした。
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人工知能(AI)という新たな「金鉱」を探す側と、つるはしやシャベルといった掘削道具を売る側と、どちらに回った方がうまくいくのだろうか。マイクロソフトとグーグル持ち株会社アルファベットの四半期決算やそれらに対する市場の好意的な反応を見ると、金の探索と道具販売の双方を手がけることにメリットがあるようだ。
- 経済アングル:FRB、弱い成長率と物価高止まりで政策運営にジレンマ
米国の四半期成長率が過去2年近くで初めて、米連邦準備理事会(FRB)が推計する潜在成長率を下回った。しかし同時に物価上昇の加速も示され、この流れが続くとFRBにとって政策運営にジレンマが生じかねない。
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米連邦最高裁は25日、トランプ前大統領が2020年大統領選の敗北を覆そうとしたとして起訴された事件で、免責特権が適用されるとの同氏の主張の是非について口頭弁論を開いた。多数派を占める保守派判事らは在任中の行為に一定程度の免責を適用することに理解を示した。
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鈴木俊一財務相は26日の衆院財務金融委員会で、円安の背景について「為替の水準は金利差はかなり重要な部分を占める」と述べた上で「その他にも、国際収支や物価動向など経済指標、市場参加者のセンチメントや投機の動きなども複雑に混じり合って形成される」と指摘した。
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