2008年04月08日

デスクトップをナパーム弾で焼き尽くすストレス解消 NAPALM

・NAPALM
http://www.fiastarta.com/NAPALM/
napalm003.jpg

ナパーム弾でデスクトップを焼き尽くしたい気分の時に、デスクトップをナパーム弾で焼き尽くすことができるフリーソフト。起動するとデスクトップにNAPALMの文字が燃え上がる。マウスカーソルが発火するので、振り回すとそこらへんが炎上する。アイコンを炎上させることもできる。

これといった便利な機能はないから特に役には立たないのだが。

napalm001.jpg

特筆すべきはナパーム弾炎上のビジュアル効果を徹底カスタマイズできること。炎上の激しさ、色合い、炎上時間、重力などを自分好みに変更できる。これがやってみるとかなり楽しい。

napalm002.jpg

設定パネルのStyle&artの項目でLoadを選ぶと、演出効果のプリセットが多数用意されていることがわかる。戦争映画にでてくるようなリアルなナパームから、虹のように美しいレインボーナパームなどバリエーションがあって、20分くらい遊べる。

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2008年04月04日

失敗してもやり直す、しぶとさが特長のFlickrアップローダー

・juplodr
http://juploadr.org/
flickruploder001.jpg

Flickrの有料会員である私は、写真データを2ギガバイトとか4ギガバイトとか、一度に大量にアップロードする。juplodrは欠かせないツール。機能やインタフェースは他のFlickrアップローダーと似たようなレベルにあるが、なにより便利なのはしぶといアップロード機能。

Flickrに大きなファイルを大量にアップしようとすると何時間もかかるわけだが、回線状態などの影響で途中で失敗してしまうことが多い。オフィシャルを含むほとんどのFlickrアップローダーは、1枚のアップに失敗するとそこで動作が停止してしまう。停止したら再開するようにユーザーは長時間のアップを見守っていないといけないのだ。

juplodrはエラーという弱音を吐かずに、黙々とやり直して動作を続ける。画像でないものをアップしようとしていましたエラーなどはすべての作業が終了した後に出る。だから、就寝前にアップロードをセットしておけば、朝には数ギガバイト分の写真がFlickrにあがっている。

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2008年03月31日

ウィンドウ背後に隠れたデスクトップ上のアイコンを浮上させる DeskLamp


・DeskLamp
http://labo.piny.jp/desklamp/
desklamp01.jpg

ウィンドウをすべて全画面で実行する癖がある私は、作業をはじめてしまうとデスクトップが見えない。朝からデスクワークがいっぱいある日は、夕方までデスクトップアイコンを見ないこともある。Windowsには「デスクトップの表示」という機能があるが、あれを使うと作業の流れが分断されてしまう。そもそもデスクトップの表示の挙動が重たくてよろしくない。

DeskLampは今広げているウィンドウの上に強制的でアイコンにアクセス可能にするフリーソフト。起動後に無変換キーを連続で2回押すと、デスクトップ上にあるアイコンが浮き上がってクリック可能になる。キー設定などは任意のボタンに変更が可能。

これでちょっと便利になったが、その前に何十個もアイコンが散らかっている状態をどうにかしないといけないのだが...。

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2008年03月29日

長文テキストを画面上で読みやすく表示する Text Viewer for Novel

・Text Viewer for Novel
http://www.interq.or.jp/student/yuasa/bcb.html
textviewerfornovel01.jpg

長い文章をゆっくりと読みやすく表示するソフトウェア。テキストファイルまたはHTMLファイルを読み込ませると、テキストを「。」「?」「!」で区切って少しずつ順次表示する。クリックで次の区切りまで進む。スペースで前画面へ戻る。

textviewerfornovel02.jpg

ユーザーは任意の背景やフォント、区切り文字を追加することができる。しおり機能も充実しており、文書ごとに10か所どこまで読んだかを記録し、すぐに呼び出せる。

全画面で実行するモードは、プレゼンで長文を会場全員で読んでみたい時に便利な機能だと思う。

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2008年03月28日

ふたつのカーソルを切り替えて使える カーソル兄弟

・カーソル兄弟
http://onjn.nomaki.jp/software.html
cursorkyodai01.jpg

このソフトウェアを使うと通常の白いカーソルと、もうひとつの赤いカーソルを、任意のタイミングで切り替えて使うことができるようになる。切り替えはボタン(マウスの中央ボタンや右クリックなどを割り当て可能)を押すたびに動かすカーソルが交代する仕組み。ボタンを押している間だけ変更するという設定もできる。

白いカーソルを動かしている間も、固定した赤いカーソルが表示されたままにできるので、パワーポイントなどのプレゼン時に便利に使えるシーンがありそう。カーソルを複数化するというアイデアが新しいと感じた。

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2008年03月27日

パスワードなしでも使える暗号化機能付きテキストエディタ

暗号メモ帳
http://www.geocities.jp/is3000nx/soft/tool/#mem
angomemocho01.jpg

秘匿情報を暗号化テキストファイルとして保存するテキストエディタ。ふつうにエディタに文字を書いて保存すると.atxtという拡張子のファイルとして記録される。このファイルの中身は暗号化されているので、無理やりテキストエディタ等で開いても、まったく読むことができない。

ファイル保存時にファイルごとにパスワードを設定することができる。パスワードを知らなければ中身を見れないので秘密が守られる。万が一ファイルが流出しても安心である。と、ここまでは普通の暗号化ソフトの利点だ。

このソフトにはパスワードを敢えて設定しなくてもよいというユニークな特徴がある。パスワードを指定せずに保存すると、使用しているOSのプロダクトIDを元にしてパスワードが自動作成される。この場合は次回に開く際にパスワードは聞かれない。その代わり、そのファイルはその端末でしか開くことができない。

WebサービスやネットワークゲームのIDとパスワード、懸賞応募に使う個人情報などを手元に一覧を保持しておくのに使いやすいソフトだ。

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2008年03月23日

学歴年表作成支援ツール 学歴詐称疑惑

・学歴詐称疑惑
http://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se212697.html
gakurekisashogiwaku01.jpg

私はエジプトの小学校へ入って帰国後日本の学校へ編入し全日制高校を中退し通信制高校に入学し18歳で大検に合格したので通信性を退学し予備校に1年通って大学に合格し8年目で中退して、と実にややこしい話が続くため、たまに履歴書を作る作業というのは凄く面倒である。詐称するつもりなどないのに間違わないように書くのが大変である。

このソフトウェアは学歴作成支援ツール。誕生日と最終学歴を入れると標準的な年表が出力されるので、イレギュラーなことがあった人は修正項目をチェックする。その対応項目が細かくて浪人、留年、中退、編入、飛び級、大学秋季入学、大学秋季卒業、夜学、通信、放送大学にまで対応している。

「例えば『昭和54年1月13日の早生まれで、病気で中学を1年留年し、高校は夜学で、1浪して短大へ、短大から大学3年次へ編入し、単位を取り損ねて前期卒業(9月卒業)、大学院へ進学したがすぐ辞めた場合』なんて複雑な計算もできます。」とのこと。西暦と和暦を簡易変換するツールも付属。

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2008年03月22日

4画面で強力なリネーム機能を持つファイラー MebiusBox

・MebiusBox
http://mebiusbox.crap.jp/software_mebiusbox.html
mebiusbox01.jpg

なるほどね、確かに便利である。

このファイル管理ソフトは、一画面内に4つのフォルダを表示させて、相互にファイルを移動・複製することができる。一度にふたつではなくて4つも開けるようにするのが特徴的だ。文書や写真などのファイルを複数のフォルダへ振り分けたい時に、直感的にここからここへとドラッグ移動できるので使い勝手がよい。

ファイル名の検索や一括リネーム、連番ファイル、連番フォルダ作成機能などの強力なファイル管理機能を備えている。外部コマンド呼び出し、キーカスタマイズなどキーボード操作派を支援する機能もついている。ファイル管理を頻繁に行う中級者以上のユーザーに特におすすめなフリーソフト。

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2008年03月18日

カーソルの外観カスタマイズができる CursorFX

・CursorFX
http://www.stardock.com/products/cursorfx/
cursorfx01.jpg

GmailやサイボウズなどのWebアプリの利用時間が増えてきたからか、そういえば最近、壁紙を見なくなってきている。見ないのだから壁紙を変えてもあまり気分転換にならない。むしろ、カーソルが変わると作業環境のムードが変わるのだなあと、このソフトを使ってみてわかった。

カーソルの外観をカスタマイズするソフトウェア。13種類の中から選択でき、さらにWincustomize.comに登録されているユーザー作成アイコンも追加することが可能。クリック、ダブルクリック、ホイールクリックの押す、放す動作時のビジュアルの変化をそれぞれ個別に設定することもできる。(一部はPlus版のみ)

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2008年03月15日

使用中のTCP/UDP 接続のポート情報を一覧する Port Viewer

・Port Viewer
http://homepage3.nifty.com/rio_i/lab/portviewer/
portviewer01.jpg

現在使用中のTCP/UDP接続のポート情報を一覧するソフトウェア。上下二段のリストビュー構成で上段が TCP ポート一覧、下段が UDP ポートを表示する。各プログラムをクリックすると細かいパラメータが確認できる。

これらの情報はポート一覧のコピー / CSVファイル出力ができるので、調査報告にも使いやすい。

それで自分の端末で実際に使ってみたところ、「dmsf」という正体不明のプログラムが複数プロセス存在していることを発見。なんじゃこりゃウィルスかと思って調べてみたら、NEC製ノートPCにプレインストールされているマルチメディア関係のプログラムであることが判明した。

・dmsf.exeについて
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1885281.html

いくつかのQ&A掲示板にもdmsf関係の質問があって、不審に思うのは私だけじゃないらしい。

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2008年03月14日

日本語の文章をデタラメだけれどそれっぽく再構成する 日本語シャッフル

・日本語シャッフル
http://pencilsoftware.com/j_shuffle.html
nihongoshuffule01.jpg

日本語の文章を入力すると、単語に分解してランダムに並べ直してくれるソフトウェア。単語の分解(形態素解析)にはYahoo! JapanのWebサービスを利用している。合成文章はランダムとはいっても日本語の特徴を再現するように構成されている。

たとえば、先日のブログの文章

・伝説のプラモ屋―田宮模型をつくった人々
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005284.html

を入力すると上のサンプル画面のような合成文章が出力される。ぼうっと文字を目で追っているだけだと、本当の文章であるかのように錯覚する。よく読むと意味が通らない不思議な感覚。

それで、どういうときにこれを使うか、だが。

Web制作時にとりあえず入れ込んでおくダミーテキストを作成するのによいかもしれない。あるいは、誰も読まない調査報告書や議事録とかをでっちあげるのによいかもしれない。

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2008年03月05日

CSVデータをテーブル形式のHTMLに変換するdata2html

・CSVデータをテーブル形式のHTMLに変換するdata2html
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se439938.html
data2html01.jpg

ちょっとしたテーブルデータをWebで公開したいときに、CSVを簡単なHTMLに変換してくれるフリーソフト。カンマやタブ区切りのテキストデータを読み込ませて、フォント、罫線、背景などのテーブルの要素を指定すると、一発でHTMLを生成してくれる。

プレビュー機能があるので思い通りに変換されたかどうかを見ながら作業ができるのがよい。趣味でもゲームのスコア表などを公開するのに使えそうである。

類似ソフトはいろいろあるのだが操作と生成するHTMLがシンプルなのが気に入った。

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2008年02月28日

URLをエンコード、デコードするお手軽アプリ URLDecEnc

・URLをエンコード、デコードするお手軽アプリ URLDecEnc
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se439946.html
urldecenc01.jpg

ところで2008年2月現在、Googleにおいて以下の文字列を検索すると、

・「18歳未満」で検索
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%EF%BC%91%EF%BC%98%E6%AD%B3%E6%9C%AA%E6%BA%80&lr=

・「20歳未満」で検索
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%EF%BC%92%EF%BC%90%E6%AD%B3%E6%9C%AA%E6%BA%80&lr=

・「退出」で検索
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E9%80%80%E5%87%BA&lr=

・「出口」で検索
http://www.google.co.jp/search?q=%E5%87%BA%E5%8F%A3&hl=ja&lr=

検索結果の1位はどれもYahoo! JAPAN である。

どうしてかYAHOO!JAPANなのか、ということはまた今度話すことにして、URLDecEncは、上の「%EF%BC%91%EF%BC%98%E6%AD%B3%E6%9C%AA%E6%BA%80」を「18歳未満」に変換したり、戻したりすることができるツールである。

urldecenc02.jpg

プログラミングやアクセスログ解析の現場で、テスト用文字列を手元でちょっと変換してみるというときに便利なソフトである。文字コードは自動認識してくれる。

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2008年02月26日

分割画面でリスト編集を確認できるファイル名置換ソフト bkrename

・bkrename
http://homepage2.nifty.com/bkclass/bkrename.html
bkrename01.jpg


GUIでわかりやすいファイル名一括編集ソフト。

大量のファイルの名前を変更したいときに、このソフトを使うと、左に現在のファイル名、右に新しいファイル名のリストが表示される。新しいファイル名は個別、または一括して変更が可能である。

ファイル名の一括変更には支援機能がいろいろと用意されている。設定したルールでの文字列変更や、連番づけ、拡張子変換など。

リストの編集が終わったら、「ファイル名が変更されています。書き込みますか?」という確認ダイアログがでる。OKをクリックすると実際のファイル名の変更が行われる。実際の変更前に仮想的にリストを編集できるので安心して作業が行えるのが凄くよいと思った。

デジタルカメラの写真や、CDリッピングで曲名取得に失敗したMP3音楽、GPSの日別ログなどに使っていて便利だ。

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2008年02月24日

WebサービスをFirefoxをベースにデスクトップアプリケーション化するPrism

・Prism
http://wiki.mozilla.org/WebRunner#Latest_version
firefoxprism01.jpg

PrismはSite Specific Browsersと呼ばれる特殊なブラウザー環境。SSBはひとつのWebサービスを動作させるように設計されたブラウザーをつくるプラットフォーム技術である。Prismを使うと、たとえばGmail専用ブラウザーとか、Mixi専用ブラウザー、ライブドアリーダー専用ブラウザー、情報考学ブログ専用ブラウザーなどを開発することができる。

Webブラウザとは独立したプロセスで動作し、最小限のユーザーインタフェース(ツールバーやアドレス入力欄などがない)、デスクトップのショートカットから直接起動できる、サイトごとに拡張が可能、外部リンクがクリックされたら別にWebブラウザを起動して開く、などの特徴がある。

デフォルトで下記のサイトが対応しており、そのほかにも多くのユーザーが開発した対応ファイルがある。

* Gmail: gmail.webapp
* Google Calendar: gcalendar.webapp
* Google Docs: gdocs.webapp
* Google Groups: groups.webapp
* Google Analytics: ganalytics.webapp
* Google Reader: greader.webapp
* Facebook: facebook.webapp
* Twitter: twitter.webapp

上のサンプル画面はGmailを表示した場合のスクリーンショット。

こういうのはよいぞとおもって昨年コラムを書いていたのでこちらもどうぞ。

・橋本大也の“帰ってきた”アクセス向上委員会 #007 〜サイトのアクセス向上に“専用アプリ”
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/10/16/1970

巷で“専用しょうゆ”がブームである。冷や奴専用、焼き魚専用、餅専用、卵かけごはん専用など、それぞれ最適化された専用しょうゆが次々に開発され、人気を呼んでいるのだ。カレー専用、アイスクリーム専用のしょうゆまであるという。「○○専用」というのは、成熟した市場をいま一度活性化させる可能性がありそうな、マーケティングの手法である。

ちょっと強引な前振りかもしれないが、今回はウェブサイトのアクセス向上にも、“専用アプリ”という考え方があるではないかという話だ。

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2008年02月23日

FirefoxでIEとGeckoのレンダリングエンジンを切り替えるietab

・ietab
http://ietab.mozdev.org/
ietabs01.jpg

私はふだんはInternetExplolerを使っている。Firefoxは動作が軽いし拡張機能が充実している上にセキュリティも強い面があるなどよいところは知っている。だが、Webのサービスの提供側の人間としては、ユーザーの視点に立つために敢えてあまりカスタマイズしないでInternetExplolerを使っている。

ietabはFirefoxを使いながら任意のページを、Firefox内にIEのレンダリングコンポーネントを取り込む形で表示できるレンダリングエンジン切り替えソフトである。

大きく二つの使い方があって、ひとつは今、開いているページをIEのレンダリングエンジンに切り替えて表示することができる。今見ているページとは別の新しいタブに開くこともできるので、GeckoエンジンとIEエンジンを比較するのも容易である。

Webサービスの開発テストにも重宝している。ふたつのブラウザーでどう見えるかの確認もできる。それだけでなくログインが必要なサービスは、IEではログインユーザー、Geckoではゲストユーザーのようにしておくと、ふたつのモードをすぐに表示確認できる。(ログイン情報などはIEの保有情報を引き継ぐことができる。)

もうひとつの使い方はあらかじめ登録したサイトは自動的にIEで表示させるというやりかた。MSIEでなければきちんと表示できないサイトは結構あるので、あらかじめ自分が使うサイトを登録しておけば、いつでも不自由なく使えるようになる。

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2008年02月21日

直感的にスクリーンショットを撮影するDtCut

・dtcut
http://www.roy.hi-ho.ne.jp/nyao/dtcut/index.htm
dtcut01.jpg

私のデスクトップ生活ではスクリーンショットって日常茶飯事である。ブログでソフトを紹介するときに使うし、プレゼンのファイルの中でもよく使う。画面を切り取って説明するとわかりやすいから好きなのだ。だからスクリーンショットはいろいろなツールを試しているが、操作の直観性という点ではこのdtcutはすばらしくよくできており、サブカメラ的に常用になりそうだ。

このソフトは「DtCut自体がのぞき窓になっており、のぞき窓に表示されているスクリーンを切り取り、保存、印刷できるキャプチャソフト」である。撮影したい部分にウィンドウを移動させサイズを調整する。窓の中に見えているままをキャプチャするのがシンプル。物理サイズがタイトルバー部分に表示されるのがありがたい。

ホットキーでクリップボードへコピー、印刷、保存が可能。さらに連続してキャプチャして保存するログモードも実装されている。コンポーネント単位やDirectX対応などプロ仕様のスクリーンショットなどは搭載されていないが、その分、わかりやすいし軽いのがよい。

なお、上のスクリーンショットはこのソフトを2つ起動させて、重ねて撮影したもの。

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2008年02月20日

むしろ画面が焼きつく? 試験電波発信中スクリーンセーバー

・試験電波発信中スクリーンセーバー
http://www.vector.co.jp/soft/win95/amuse/se367743.html
tvscreensaver01.jpg

試験電波発信中スクリーンセーバーはテレビで放送終了後や開始前に画面に出るカラーパターンを表示する。カラーパターンって基本的にずーっと変わらない画面であるけどいいのかなと思ったら説明書で、作者いわく「かえって焼き付きが促進されたらごめんなさい。」とのこと。

でも、デザインが本物そっくりで雰囲気がある。昼休みにこのスクリーンセーバーを実行して、同僚を笑わせるのに使えそうである。会議の途中休憩時にノートPCで表示させても、結構うけるかもしれない。

一応、実用的な時計と伝言板機能を備えている。

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2008年02月19日

大量に開いてしまったウィンドウを効率よく閉じるCloseExp

・CloseExp
http://www.knonline.net/soft/clexp.shtml
closeexp01.jpg

なんて便利なんだ。

私はタブブラウザーを使わない派であると同時にウィンドウはすべて全画面表示にして使うのが好きなウィンドウズユーザーである。必然的に開くウィンドウの数が多くなる。長時間のデスクワークでは、何十個もウィンドウを同時に開いた状態になって、どこになにがあるかわからない状態になる。メモリ負荷も高いから動作も重たくなる。


ウィンドウを整理するアプリケーションとしてCloseExpは秀逸なフリーソフトだ。タスクトレイのアイコンをクリックすると下記のようなメニューが表示される。

closeexp02.jpg

エクスプローラだけ閉じる、MSIEだけ閉じる、一番上のウィンドウ以外を閉じるなどの選択が簡単にできるから、とても実用的なのである。

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2008年02月16日

特殊フォルダへ簡単にアクセスできるOSPF

・OSPF
http://www2.osk.3web.ne.jp/~sm/ospf/ospf.html
ospf01.jpg

地味だがすごく便利に思った。

次のようなWindowsの特殊フォルダをエクスプローラでワンタッチで開くことができる。

・送る
・マイドキュメント
・最近使ったファイル
・デスクトップ
・スタートアップ
・スタートメニュー
・プログラム
・お気に入り
・クイックランチャ
・デスクトップ(All Users)
・スタートアップ(All Users)
・スタートメニュー(All Users)、
・プログラム(All Users)
・お気に入り(All Users))を

たとえば「お気に入り」はWindows上に物理的にフォルダがあって、リンクのひとつひとつがショートカットとして保存されているわけだが、そのフォルダの位置ってどこだっけ?と忘れがちである。

こうした特殊フォルダの多くが、かなり深い階層のディレクトリの奥にあるので、手を出しにくいのである。OSPFはこうしたフォルダを簡単にのぞくことができる。

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2008年02月14日

倍率を自由に設定できるデスクトップ拡大鏡 Lenz

・Lenz
http://homepage2.nifty.com/garand/
lenzapp01.jpg

大きな物理サイズの写真の細部を拡大したい時に、Windowsフォトギャラリーの拡大機能を使うと、確かに細部を拡大してくれるのだが、拡大部分のみの表示になってしまう。また、これだと拡大した際に当然ながら表示する解像度も変わってしまうので、最初に見た大きさの写真の細部を、そのまま2倍、4倍にしたときの粗さを確認することができない。

単純にルーペのようなソフトはないかなあとシンプル、軽快なものを探してみた。Lenzは倍率を自分で設定できるソフトウェア。2倍、4倍など数値指定できる。アイコンなどのデザイン確認にも重宝する。Windowsフォトギャラリーの拡大縮小機能と併用すると、画像の細部チェックが楽になるのでおすすめ。

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2008年02月11日

ロックされたファイルを次回起動時に移動、削除するGiPo@MoveOnBoot

・GiPo@MoveOnBoot
http://www.gibinsoft.net/gipoutils/fileutil/
gipomoveonboot01.jpg

これはそのうち使いそうなソフト。

Windowsを使っていると、たまにファイルがロックされてしまうことがある。システムや他のアプリケーションが同時にそのファイルを利用していることが原因だが、どうしたら解除できるのか、やり方がわからなくてイライラしてしまうことがある。

OSを再起動したら治るかなあと思ってやってみても、スタートアップ起動される一連のアプリが起動してしまったあとでは、すでにロックがかかっていたりする。

GiPo@MoveOnBootは、次回の起動時に一度だけ、あらかじめ指定したファイルを他の場所へ移動したり、ファイル名を変更したり、削除することができるソフト。動かせなくなってしまったファイルを動かすことができてすっきりする、はずである。

ファイルがロックされて困るという事態は過去に何度もあるのだが、このソフトを試そうと準備しているうちは、そういう状況に陥らない。最近マーフィーの法則の新刊を読んだのだが、こういうのは逆マーフィーの法則というものか。

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2008年02月08日

蚊、ゴキブリの嫌がる音波をスピーカーから発振するCA-CONE

・蚊、ゴキブリの嫌がる音波をスピーカーから発振するCA-CONE
http://shoppers-jp.com/software/ca_cone.html
cacone01.jpg

高周波や低周波をPCのスピーカーから出力して、周囲の蚊やゴキブリを駆除するソフトウェア。ソフトウェアであるにも関わらずアトムの世界へ直接的に影響する珍しいカテゴリのソフトだ。発想が素晴らしい、感動してインストール。

cacone02.jpg

人間には聴こえない音を発振するんだよね、と思いこんでいたのだが、実際に起動してみるとキーンという音が微妙に聞こえるのである。静かな環境でボリュームを大きくすると駆除される虫の気分がなんとなく想像できた。

なお、ゴキブリ排除モード、蚊:高周波モード、蚊:低周波モード、マニュアルモードがある。マニュアルモードは周波数を指定できるので、何らかの超音波を出す必要がある実験(何?)などでも使える便利なソフトウェアである。

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2008年02月07日

ファイルを完全に削除するデジタルシュレッダー

・ファイルを完全に削除するデジタルシュレッダー
http://gallery.live.com/liveItemDetail.aspx?li=dfeafc5e-5786-4215-b89d-2b5d5e9bd15b&bt=1&pl=1
degitalshured001.jpg

ウィンドウズのごみ箱はファイルを完全に消去してしまうわけではないので、復元ソフトを使えば、多くの場合、復活させることができる。だから、会社の個人情報などを扱っているPCは注意が必要である。ゴミ箱に捨てて消去したからといって油断できない。

悪意の第3者がPCを操作する、PCを廃棄した後にとりだされたHDDから復元される、PCが盗難にあう、などの不測の事態を考えると、ゴミ箱削除だけでは不十分である。

degitalshredder01.jpg

デジタルシュレッダーは復元できないようにファイルを完全消去するガジェット。ゴミ箱とおなじようにファイルをドラッグアンドドロップするだけで機能する。

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2008年02月04日

選択メニューをリング状に表示するRingMenu

・RingMenu
http://www.ringmenu.jp/
ringmenu01.jpg

これは普通にWindowsのインタフェースとして採用したらいいのではないだろうか。

Ringmenuは「新しいスタイルのショートカットメニュー」。右クリックメニューのアイテムをアイコンを円周状に並べて表示する。マウスホイールで回転選択することもできて、文字列メニューよりも操作性に優れる部分がある。

文字列メニューでは文字を読まねばならなかったが、Ringmenuではアプリケーションの大きなアイコンで表示されるので、直感的に操作しやすい。そして、なにより通常の右クリックメニューよりも美しいのがいい。

操作画面をビデオで録画してみた。


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2008年02月02日

古文を現代文へ変換する 古文翻訳装置

・古文自動翻訳研究センター 古文翻訳装置
http://honnyaku.okunohosomichi.net/
kobunhonnyakusouchi01.jpg

古文を現代文に翻訳するソフトウェア。

これ本来は高校生向けらしいのだが、いやいや、大人でも便利である。本を読んでいると本文中に解説なしで古文が使われていることがある。だいたい意味がわかるが本当にそうか?というときは調べるのが面倒なものだ。

古文翻訳装置は原文を上に入れて、翻訳ボタンを押すだけで、現代語に変換してくれる。翻訳精度は万全というわけではないが、

三寸 → 9.09センチメートル
筑紫國 → 筑紫(福岡県)国

というように地名や度量衡も返還されるので読み解くヒントになる。

なお、開発元の古文自動翻訳研究センターはなんと個人。ひとりでこのソフトを開発しているらしい。すごい。

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2008年01月31日

テレビ スタイル時計 TVClock

・テレビ スタイル時計 TVClock
http://www.geocities.jp/teamhasebe/download/software/tvclock/index.htm
tvclock01.jpg

これは常用になった。

Windowsデスクトップの時刻表示は、タスクトレイの中に小さく表示されていて、とても読み取りにくい。作業環境でタイムマネジメントは重要である。もっとわかりやすく表示する時計ソフトはないものかと思っていた。

テレビ スタイル時計 TVClockはテレビ放送の時刻表示そっくりのデザインで、デスクトップ上に時刻を表示するソフトウェア。見慣れたデザインは視認性が高い上に心理的にも邪魔にならない。

tvclock02.jpg

スタートアップ起動に登録して「常に手前に配置する」オプションをオンにしておけば、いつでもテレビのように、わかりやすく時刻が表示される。ネット上のタイムサーバと連動して、時刻合わせを行ってくれる機能もある。

「特長
・時計の位置は自由に移動できます。
・フォントは内蔵フォントの他に、Windows のフォント、自作画像にも変更可能です。
・文字は縁取りすることができます。縁取りは内側と外側で別々に設定できます。
・お好みに合わせて 12 時間制と 24 時間制を切り替えられます。
・時計を「常に手前に表示」しておくことができます。
・数字が切り替わるときのあのアニメーションも搭載しています。
・マウス ポインタを近づけると時計を隠すことができます。
・Windows 2000 や XP では、時計を半透明にすることもできます。
・インターネットでコンピュータ内蔵の時刻を合わせることができます。
・コンピュータの時刻をずらさずに、表示される時刻だけをずらすことができます。
・テレビの時報のような音や、時間ごとに違うサウンドを鳴らすこともできます。」

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2008年01月26日

複数の書店、古書店、図書館、オークションを横断検索する 本の検索


・本の検索
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/net/se378383.html
honnnokensaku01.jpg

シンプルでわかりやすいツール。

アマゾン、BK1、ジュンク堂、有隣堂、紀伊国屋、丸善、楽天ブックス、ヤフーオークション、ビッダーズ、全国の大きな図書館、書籍検索など、書籍を検索できる場所を網羅的に横断検索できる。現在32サイトが登録されていて、検索対象は任意で設定可能。検索結果を印刷することもできる。

私はネットで本を買うときにはだいたいアマゾンなのだが、売り切れの場合、他の書店を検索することになる。アマゾンで売り切れの本は他でも売り切れのことが多いから、いくつものサイトを渡り歩き、新品では無理とわかるとオークションを探す、という面倒な手順があった。このソフトを使えば、一発で全プロセスを実行できてしまうので、とてもうれしい。

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2008年01月25日

例年の最高・最低気温・降水量・六曜などを表示するカレンダー Y's Calendar

・Y's Calendar
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/personal/se434753.html
yscalendar01.jpg

このソフトは基本的には小さなデスクトップカレンダーなのだが、「一覧形式」の表示を選ぶと上の画面のような変化する。ここでは日付・国民の祝日・六曜・節気・例年の最高気温・最低気温・平均気温・降水量・日の出日の入時刻・月の満ち欠け・旧暦が表示される。天候情報は札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡の6都市に対応している。

いわゆる「吉日」を探すのに重宝するソフトである。

まず天候。数か月以上後の、長期的な予定を立てるときには、天気予報はあまり当てにならない。例年の気温や降水量がわかれば、天気がよさそうな日付を調べる助けになる。
結婚式や法事などのスケジュール設定の場合は、大安探しに六曜表示がありがたい。写真や釣りが趣味の人には、日の出日の入り、月の満ち欠けも気になるところである。

表示は当日の前後3カ月だが、1976年1月から2024年12月の間ならば、ジャンプ機能でその期間を表示させることができる。過去の出来事の調べもので使うこともできそうだ。

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2008年01月20日

地震情報を地図上に詳細表示するEARTHQUAKE 3DとEQLIST

・EARTHQUAKE 3D
http://www.starfield-screen-saver.com/quake.html
eq3d01.jpg

ジュセリーノの予言によると今年は大きな地震があるようですが...。

・USGS(アメリカ地質調査所)の地震情報
http://earthquake.usgs.gov/eqcenter/recenteqsww/Quakes/quakes_all.php

このサイトには世界で発生した地震の情報がリアルタイムに掲載されている。こんなに毎日、地震情報があると、地球というのは揺れているのが常態なんだなあと思ったりする。
EARTHQUAKE 3DはこのUSGSの地震情報から過去1週間分を3次元の地図上に表示する。地震の大きさや時間などで地震を絞り込んだり、地図のデータ表示項目を選んで表示させたりすることが可能。情報というよりアートとして鑑賞できる作品。

地震大国日本の専用アプリとしては地震検索システム EQLISTもある。こちらは1885年以降のマグニチュード4以上の地震3万件を検索できるフリーソフト。地域と期間でリスト表示と地図表示が可能。

・地震検索システム EQLIST  
http://www5b.biglobe.ne.jp/~t-kamada/CBuilder/eqlist.htm
eqlist01.jpg
eqlist02.jpg

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2008年01月19日

gyao、Yahoo!動画、YouTube、ニコニコなど動画サイトの便利ビューアー GyaoReader+

・GyaoReader+
http://pcbase.web.infoseek.co.jp/gyao/index.htm
gyaoreader01.jpg

昨年の10月頃に”専用アプリ”の話を書いたのだが、

・橋本大也の“帰ってきた”アクセス向上委員会 #007
 〜サイトのアクセス向上に“専用アプリ”
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/10/16/1970
「Yahoo!(237)、Google(81)、楽天(71)、Amazon(45)、2ちゃんねる(34)、mixi(37)、YouTube(23)、ニコニコ動画(6)。この数字は、フリーウェアやシェアウェアのダウンローサイトVectorで、それぞれのサイト名を検索した結果数だ」

このGyaoReader+も、こうした専用アプリのひとつ。Gyaoと名前がついているが対応サイトはgyaoに限らない。

・Gyao、Yahoo!動画、BIGLOBEのホームページ内をクリックすることで、直接WindowsMediaPlayerで再生できる。
・ニコニコ動画とYouTube、veoh、GUBAの動画をダウンロードできる
・各種音楽ダウンロードサイトの試聴リスト一括再生ができる
・Gyaoなどのコンテンツをツリー表示できる

などの機能を持っている。

複数のサイトを横断的に見たり、コンテンツを一覧したり、動画をダウンロードしたりという機能は、広告で運営している商業動画サイトでは、オフィシャルには実現されない機能である。第三者が勝手に開発したアプリならではの便利さが実装されている。

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2008年01月18日

オフィス文書のファイルサイズを激減させるNXPowerLite

・NXPowerLite
http://c.filesend.to/plans/pr_oce/pr.html
nxpowerlite01.jpg

NXPowerLiteはPowerPoint、Word、Excelのファイルサイズを軽量化するソフト。広告で知って体験版を試してみた。大きなファイルを最大20分の1(95%)まで圧縮・軽量化してしまうのだという。つまり、うまくいけば10メガバイトのファイルが、500キロバイトになるという計算。軽量化してもファイル形式が変わらないので、ファイルを開くユーザーは準備は不要である。


早速手元の4.2メガバイトのパワーポイントで試してみた。

・昨年のイベントで使ったパワーポイントファイル 4.2M
http://tvnews.jp/nxpowerdemo/TVNet0600201.ppt

圧縮モードはいくつか用意されている。今回は通常とモバイル機器用で実験した。結果は以下のとおり。

・通常圧縮モードで軽量化 1M
http://tvnews.jp/nxpowerdemo/normal.ppt.ppt

・モバイル機器用で軽量化 172K
http://tvnews.jp/nxpowerdemo/mobile.ppt.ppt

このソフトは文書内で使われている画像を圧縮することで軽量化を実現している。だから、ファイルサイズは小さくなる代わりに、ファイル内の画像の画質は劣化しているのがわかる。だが、通常圧縮ならプレゼン画面投影時にはあまり気にならないレベルだと感じた。

・数メガバイトの添付ファイル送付はためらわれるが、数百キロバイトなら、ま、いいか、という相手とメールするとき
・プレゼンの事後配布用データを軽量化してメールやWebで配信したい
・添付ファイルやアップロードファイルのサイズ上限が決まっているWebサービスを利用したい

などのシーンで重宝しそうである。

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2008年01月12日

写真から不要な友人や電信柱を消し去るphotowipe

・Photowipe
http://www.hanovsolutions.com/?prod=PhotoWipe
photowipe01.jpg

Photowipeは写真から不要な物体を消すソフトウェア。お絵かきソフトのように、消したい物体の上をブラシでなぞって、黒で塗りつぶす。すると、物体は消え去り、周囲の情報から背景が補完される。

この前、倉敷で撮影した白鳥と鯉の写真から、白鳥を消してみた。白鳥の部分を上のサンプルのように黒で塗りつぶす。

photowipe02.JPG

影は残ったが一応消えている。このように大きな面積でメインの被写体を消すとさすがに不自然だが、画面の端に写り込んだ電線や柱、遠方に見える観光客などは違和感なく消してしまうことができる。失脚した政治家が写真を消すなんてことも簡単だ。

オリジナルのサイトでは用途説明として「動物園で檻を消したり、昔のガールフレンドやボーイフレンドを消し去ることができる」とのこと。このソフトはオープンソースの画像処理ライブラリを利用して開発されており、ソースが公開されている。画像編集プログラミングの参考になりそうだ。

・GREYCstoration
http://www.greyc.ensicaen.fr/~dtschump/greycstoration/

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2008年01月11日

ファイル単位でシンプル軽快なデフラグツール Defraggler

・Defraggler
http://www.defraggler.com/
piriformdefraggler01.jpg

不精な私はパソコンのデフラグを滅多にやらない。やったほうがよいとわかっているのだが、私のPC環境ではどういうわけか途中で止まってしまうことが多いので、終わるまでお守りをしていなければならず面倒なのだ。大容量のハードディスク全体をデフラグするから長い時間がかかり、その間に何か不具合が発生して、プロセスが落ちてしまうようなのだ。

部分的にデフラグするソフトがあったらなあと思っていたら、あった。Defragglerはファイル単位、フォルダー単位でデフラグを実行できるソフトウェア。

まずAnalyzeでハードディスク全体を分析する。私のHDDの場合上の図のように赤い断片化だらけだった。早速Fragments数でファイルをソートして、断片化が目立つ大きなファイルだけをデフラグしてみた。

大きなファイルを扱うことが多い人は、作業フォルダをこのツールでこまめにデフラグしておくといいかもしれない。Vista対応。

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2007年12月24日

サイズ固定のウィンドウもリサイズ可能化するresizeEnable

・ResizeEnable
http://www.digitallis.co.uk/pc/ResizeEnable/index.html
mouseproperty01.jpg

Windowsでリサイズ不可能なウィンドウを、リサイズ可能にするユーティリティ。

たとえば、上の「マウスのプロパティ」は普通はサイズ固定でリサイズできない。ところがれしぜEnableを起動しておくと、マウスでリサイズできるようになる。大きくしてみたのが次の図。

mouseproperty03.JPGクリックすると実物大で表示。

多くの場合、リサイズにあわせて各コンポーネントも、ある程度レイアウトをたもったまま大きく引き伸ばされるので、通常設定では情報が見えにくい場合に、このソフトを使うとみやすくなる。

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2007年12月23日

みたまんまのサイズに画像の縮小する 直感リサイズ

・直感リサイズ
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se385628.html
chokkanrisize01.jpg

デジカメ写真のようにサイズの大きな画像を縮小処理する際に、数値入力でサイズを指定するのはとても面倒な作業である。適用するサイズをあらかじめ調べなければならないわけだが、その方法がわかりにくい。そこでこの直感リサイズというソフトは問題を解決してくれる。

画像を開くとデスクトップ上にその画像の縮小版が表示される。この縮小版はマウスで自在に拡大縮小が可能である。画像をはりつけたいWebの上などに表示させながら、ちょうどよいサイズにリサイズを行って、保存すれば作業は完了である。

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2007年12月21日

縦書きで表示するWebブラウザー 影鷹

・影鷹
http://www.kagetaka.org/
kagetaka01.jpg

本の多くは縦書きだから、Webも縦書きで読みたいという人のために、HTMLを縦書きレイアウトに変換してくれるWebブラウザー。影鷹は、まず上のスクリーンショットのようにWebを右に90度回転させて、文字を縦書きにする。上のものが右になって日本語は縦書きになり、横スクロールで読むことになる。

「文章は、日本語(全角文字)であれば縦に並んで表示され、英語(半角文字)であれば右に 90 度回転されて表示されます。画像は、縦横比とサイズ、種類により、そのまま表示されるか 90 度右回転されて表示されます。これは、横長のロゴなどは回転させて表示した方がいいのに対し、写真などは回転させずにそのまま表示した方が見やすいからです。」と作者が書いているが、フレキシブルに縦書きに整形してくれるのが面白い。

動作にはJava Runtime Environment(JRE) が必要。Webブラウザー内で縦書きブラウザーを動作させるJavaアプレット版も配布している。

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2007年12月17日

おバカな合成写真が簡単に作成できる Funphotor

・おバカな合成写真が簡単に作成できる Funphotor
http://www.funphotor.com/
funphotor00.jpg

グリーティングカードやブログ用、SNSプロフィール用のおバカ画像を作成するのに最適なソフトウェア。合成したい顔写真を用意しておけば、かなり遊べる。1 テンプレートを選び、2 写真を選び、3 写真を最適化し、4 テキストを入れて出来上がり。順番にクリックしていくだけで、さまざまな合成写真をつくることができる。

アメリカ大統領になったり、米軍兵士になったり、スーパーマンになったり。

funphotorsample01.jpg

さすがに有料ソフトなので200以上の充実したテンプレートが付属している。有名映画の
ポスターや季節の絵柄、アニメ風など。

funphotorsample02.jpg

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2007年12月15日

かなり細いテキストビューア TexTitle

・かなり細いテキストビューア TexTitle
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se309234.html
textitle01.jpg.png

アプリケーションのタイトルバーにテキスト本文を表示する細長いテキストビューア。

たとえばこんな風にテキストを表示する。

textitle02.jpg.JPG

人に気がつかれないようにこっそりと、密約や不倫や転職関係の文章を読むことができるということ、らしい。文章を自動お送りすることもできるため、マウスやキーボードに触れず、ただボケーっと画面を眺めているふりをしながら、しっかり中身を読むこともできる。

操作方法:

上方向キー:
前の行の行頭へ戻ります。マウスホイールでも同じ操作が可能です。

下方向キー:
次の行の行頭まで進みます。マウスホイールでも同じ操作が可能です。

左方向キー:
文章を巻き戻します。行頭まで来たら、前の行の行末まで移動します。

右方向キー:
文章を進めます。行末まで来たら、次の行の行頭まで移動します。

スペースキー:
文章自動送りのON/OFFを入れ替えます。右方向キーを押しっぱなしにしたときと
動作は似ています。

BSキー:
文章自動巻き戻しのON/OFFを入れ替えます。左方向キーを押しっぱなしにしたときと
動作は似ています。

F1キー:
現在の行番号を表示します。

Shift+F1キー:
行番号を入力してジャンプします。

Escキー:
画面を隠します。復元するにはタスクトレイの中のアイコンをクリックします。

F2キー:
自動文章送り・自動巻き戻しの更新間隔を調整します。単位はミリ秒です。

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2007年12月05日

時間指定、曜日指定で大量の画像を壁紙に順次設定するLovelyWall

・LovelyWall
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/amuse/se377467.html
lovelywall01.jpg

壁紙を取り替えるのが好きなのだが、変更のタイミングが難しく、長期間にわたって同じ壁紙になってしまっている。この状況をどうにかしたいなと思っていたら、ぴったりのソリューションがあった。数百枚や数千枚の大量の写真や画像の入れ替えに向いている。

設定画面で画像のあるディレクトリや画像ファイルのリストを指定する。リストは7種類登録できるので1週間、日替わりで異なるリストの画像を背景にすることもできる。背景の切り替え間隔は自由に決めることができる。

特定のWebサイトから画像を取得して、それを壁紙にすることもできる。お気に入りの写真サイトや美術館のサイトなどを対象にすると楽しい。

私は会社のデスクトップに、週末に撮影した写真全部を入れて、5分ごとに背景画像として切り替えるようにして使っている。ときどき作業の合間に写真が見られてリラックスできる。お昼に弁当の日は食べながら眺めていることもできる。

主な機能(説明テキストより)

1.表示できる画像は代表的なJPGやBMPなどSusieプラグインにも対応しサイズは不問
2.画像は指定のフォルダもしくはリストに登録
3.画像表示リストは7グループに分けて登録でき、切替手法として単一/日替り/曜日指定/全指定が可能
4.壁紙には1枚の画像を使用する単一方式と、複数の画像を配置を替え重ね合わせる合成方式
5.切替え時間、表示倍率や表示順も固定/ランダム指定
6.単一方式では表示位置の中央/並べて/拡大/自動選択の指定
7.合成方式では表示位置の中央固定/ランダム/重なりを最小限にした均等配置均等配置で表示
8.画像ファイルを整理するための一括名称置換などのファイル操作機能を搭載
9. 画像登録時に画像ファイルのプレビュー/原寸大/任意サイズ表示で確認
10.各設定パラメータは、マウスを当てるだけで機能をガイド表示
11. 毎回/毎日/毎月更新で最大5箇所のホームページからお好み画像の自動ダウンロードが可能
12.自動ダウンロード機能には何がダウンロードされるか楽しみのネットサーフィン機能あり
13.URL検索を便利にするJWordアドインソフト(無料)同時インストール

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2007年12月01日

ファイル名一括リネームをExcelと連携して簡単化するアイアンエクスプローラ

・アイアンエクスプローラ
http://www.teppi.com/article/2007/03/post_25.html
ironexplr01.jpg

これはニッチな用途に強力なソリューションとなるツールだなあと思った。

ファイル名の一括リネームソフト。

デジカメのファイル名やシリーズ的なレポートの文書名は、なんらかの文字列+なんらかの番号という要素で構成されていることが多い。これらのファイル名を別のルールで一括変更しようと思った場合、エクスプローラの標準機能では大変手間がかかることになってしまう。

たとえば、

2007_企画会議001.doc → 001_.doc_企画会議.doc
2007_企画会議002.doc → 002_.doc_企画会議.doc
2007_企画会議003.doc → 003_.doc_企画会議.doc

のように変更して、年号を削り、番号を最初にしたいときに、このソフトは重宝する。以下のような機能があって、Excelにファイル名を書きだして作業を行うこともできる。事務系作業を効率化できる。

1 フォルダ内のファイル一覧を瞬時にエクセルワークシート化
2 サブフォルダ以下のファイルも含めてファイルを一覧
3 ファイル名検索の結果もエクセルワークシートで一覧
4 フォルダや拡張子別に、ファイル一覧を並べ替え・グループ化・フィルタリング可能
5 ファイル名の全角半角大文字小文字を統一できる。一括リネームウィザード
6 エクセルワークシート編集結果をクリップボードから取り込んで、一括リネーム
7 ファイル名をアンダースコアで区切られたフィールドに分解してグリッド表示

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2007年11月30日

Flickrの写真をランダムにタイル状に合成して壁紙にする Flickr Desktop Wallpaper

・Flickr Desktop Wallpaper
http://www.snapfiles.com/reviews/flickr-desktop-wallpaper/flickrwallpaper.html
flickrwallpaper00.jpg

自分や他人のFlickrのアカウントを入力すると、そのユーザの画像をランダムにダウンロードして、タイルパターンの背景画像を作成しウィンドウズの壁紙として設定する。指定した分数ごとに切り替えるができる。

作成された画像はこんな感じ。

flickrwallpaper01.JPG

作成する拝啓画像の透明度を調整して、明るすぎないように、指定したカラーを入れて、落ち着いたイメージにするオプションもある。

Flickrには美しい写真を公開している人がいっぱいいて探索が楽しい。

おすすめ。

・Kaitlin M's photos
http://www.flickr.com/photos/ceruleandepths/

・NicholeVan's photos
http://www.flickr.com/photos/nicholevan/

・larrygerbrandt's photos
http://www.flickr.com/photos/larrygerbrandt/

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2007年11月25日

右クリック2回でデスクトップ操作を28通りにパワーアップするツール集 ArtTips

・ArtTips
http://www2s.biglobe.ne.jp/~sahmaro/ArtTips.html
arttips01.jpg

”右クリックを2回”で、どこからでも呼び出せるメニューに、28種類もの便利な機能が満載されているデスクトップのパワーアップツール。一度使うと手放せなくなる。

主な機能は、パスワード入力支援、ソフトランチャー、任意のフォルダ呼び出し、クリップボード200回分記録、引用符 付加・削除、画面キャプチャ、選択文字列でWeb検索、タスク切り替え、リネーム支援、付箋紙など。スタートアップに登録して常駐させておけば、デスクトップでもアプリやブラウザの上でもグローバルに、呼び出すことができる。

さらにタスクトレイのアイコンをクリックすることで詳細なメニューを表示させることができる。

arttips02.jpg

インタフェースはポップアップメニューのみでわかりやすい。これはまさにデスクトップの万能ナイフというかんじ。とりあえず入れておくとよいと思う。

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2007年11月23日

選択した文字時列でURLを開くWorm

・Worm
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se437960.html
wormsample01.jpg

MSIEで選択した文字列をURLとして新規ウィンドウで開くユーティリティ。2ちゃんねるなどでよく ttp://www.yahoo.com/ などというURL紹介が見られるが、そうした文字列からすぐにWebへ飛ぶことができる。「Kakaku.comを見ればわかるよ」のように文章内にドメイン名だけの文字列として登場した場合にも使える。

使い方はいたって簡単で、インストールすると、MSIEの右クリックメニューに「URLを開く」が追加される。個人的にはかなり便利であるが、使わない人はさっぱり意味がわからないだろう。いいのだ無理して使わなくて。

朝日新聞社のアサヒコムは、記事中でなぜか全角文字列・非ハイパーリンクでURLを紹介することが多いのだが、それにも対応してもらえるとさらに助かりそう。

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2007年11月18日

クリップボードの画像を自動で保存するKoClip

・KoClip
http://members2.tsukaeru.net/tikomo/
KoClip01.jpg

たまに知らない人がいるので書いておくと、Windowsのキーボードで"PrintScreen"を押すと画面全体がキャプチャされてクリップボードに入る。"Alt+PrintScreen"を押すとアクティブになっているウィンドウがキャプチャされる。Paintなどの画像編集ソフトを開いて「貼り付け」で中身を確認できる。

こうしてクリップボードに画像が入力されると自動的にファイルとして保存する常駐ユーティリティ。指定したディレクトリへ、指定したファイル形式と命名規則でファイル名をつけて、次々に保存していく。Webで気になった画像を右クリックからコピーしたり、PrintScreenでデスクトップを記録できる。

プレゼン用にサイトのキャプチャをいっぱい作りたい、あとから、どれを使うかは選びたいなんていう場合には、このソフトで大量に画面キャプチャを保存しておいて、写真アルバムソフトなどで一覧選択すると、作業が便利になる。

特徴
・保存形式をJpeg、Bitmap、Pngから選択できます。
・確認のため画像保存時ビープ、wavファイルを鳴らします。
・保存ファイル名、保存先ディレクトリを指定できます。
・その都度保存ファイル名を指定して保存することも出来ます。

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2007年11月16日

テキストで使われている文字を分析する文章見直し支援ソフト TextChecker

TextChecker
http://hp.vector.co.jp/authors/VA040286/textchecker/
textchecker01.jpg

TextCheckerはユニークな”文章見直し”支援ソフト。原文タブにテキストを入力すると、誤字脱字の校正をしてくれるのではなくて、以下のような統計的な分析を行ってくれる。

・文字種別 … 文章内で使用されている文字の種別(ひらがな、漢字等)毎の数
・登録語句 … あらかじめ登録した語句の出現数
・文章1 … 文や段落数、連続した文字の数
・文章2 … 文章1を地文と台詞文別にしたもの
・文頭文末音 … 文頭、文末に使用されているひらがな音の統計
・文頭文末統計 … 文頭、文末語句統計

このほかにも、ひらがな、かたかな、漢字の比率や、段落別の文字数、文字種ごとに連続数の最大最小平均、文頭音、文末音など多数の数値がわかる。自分が普段書いている文章と文豪の文章を比較したりすると、面白い文体研究ができそうである。

検索、置換、印刷など一般的なテキストエディタの機能のほかに原稿用紙に表示したり音声読み上げをする機能もある。

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2007年11月15日

Flickrの写真を時系列で走馬灯のようにスライドショー x-TimeLine

・Flickrの写真を時系列で走馬灯のようにスライドショー x-TimeLine
http://www.jp.sonystyle.com/Special/Softwarestyle/
xtimeline01.jpg

x-TimeLineはFlickrにある写真を撮影日時順で表示するソフトウェア。縮尺自在の年表画面上に、指定したユーザー、タグ、キーワードに該当する写真が表示されて次々に撮影日時順の写真が左から右へ流れていく。あまり写真を撮らなかった時期は自動的に早送りになるので、大量の写真を効率的に見ることができる。いつ撮影した写真なのかが一目瞭然であり、前後関係もわかる。

複数のユーザーやキーワードの写真を上下に分割していくつも並べて表示させることができるのが素晴らしい。この機能を使うと、たとえば同じイベントに参加したユーザー同士が、同じ時刻にどんな写真を撮影していたかを見ることができる。立体的に思い出を再生している感じがする。

Flickrの写真だけではなく、パソコンのハードディスク内の写真データももちろん表示させることができる。Flickrを使っていない人も、撮影地やイベント名をキーワードにしてFlickrユーザーの写真と自分の写真を並べて楽しむことができる。

ソニー製品に搭載される機能のデモンストレーション。

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2007年11月13日

過去16年間の天気を確認できるビジュアルお天気メモリ

・過去16年間の天気を確認できるビジュアルお天気メモリ
http://www.vector.co.jp/soft/win95/edu/se275660.html
visualotenkimemory01.jpg

過去16年間の全国各地の気象情報を検索できるデータベースアプリケーション。

作者の開発動機が説明テキストにあった。

「 私がこのソフトを開発しようと思いたったのは、それは町内会の子供会の会長(育成部長)を2期にわたり引き受けたことがきっかけでした。子供会の行事は1年間を通して数が多く、廃品回収年4回、七夕・花火大会、秋の子供神輿等々があり、それは戸外でのお天気にかかわる行事なので、天気は重要な要素でした。そして、その行事すべてを4月中に日程を決めておく必要がありました。そのような訳で、季節の移り変わりのような大まかな傾向でも把握したいというのが、このソフト開発の動機でした。」

普通の天気予報は1週間や2週間先くらいまでであるし、その先になれば確度はかなり低くなる。数週間以上の未来の天気を知りたい場合には、過去の同じ時期に統計的にはどんな天気だったかを調べた方が賢い。上のサンプル画面は過去の元日の天気である。

このソフトは日付を入れるだけで過去の同日の天気を詳しく調べることができる。過去16年間を表示するモードや、その日の前後4日間を表示するモード、3地点を比較するモードなどが用意されている。エルニーニョ、ラニーニャ現象も確認できる。

visualotenkimemory03.jpg

印刷機能もあるので、企画会議の資料作成にも使えそうである。趣味に、仕事に活用できそう。

機能は下記のとおり。

    ・過去16年間の、天気概況、最高・最低気温の確認機能
    ・3地点比較モード (設定した地域を記憶する機能搭載)
    ・4日連続表示モード(一度に11年間分を表示)
    ・20年間表示モード(一度に16年間分を表示)
    ・自動表示モード
    ・日照時間表示モード
    ・日照時間・降水・降雪・積雪表示モード
    ・日照時間・降水・降雪・積雪(詳細表示)
    ・ミニ画面表示機能
    ・エルニーニョ、ラニーニャ期間のビジュアル表示機能
    ・地図表示機能
    ・欠測データの確認一覧機能
    ・スタートアップ時表示地域の任意設定機能
    ・各種画面印刷機能
    ・自動表示モード時の、間隔時間設定
    ・ランタイム機能によるデータベース接続

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2007年11月11日

写真を指定色だけを残して白黒化するTint Photo Editor

・Tint Photo Editor
http://www.indii.org/software/tint/download
tintphotoed01.jpg

白黒の背景に一色だけ鮮やかなカラーの個所があって強い印象を残す視覚効果をつくりだす画像加工ソフト。画像を読み込ませると自動的に色の分析が行われて、色別のレイヤーに分割される。いくつの色に分けたいかなどはユーザが指定することが可能。

tintphoto02.jpg

上の写真の加工結果はこんな感じになる。もともと色数は少なそうだったので2つのレイヤーに分割して、ピンクだけを残してみた。

tintsample01.jpg

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2007年11月10日

Flickrのコミュニティ活動を支援するgratepic

・Flickrのコミュニティ活動を支援するgratepic
http://gratepic.sourceforge.net/
gratepic01.jpg

写真共有サイトのFlickrには無数のコミュニティがある。私も今回、数えてみたら167ものコミュニティに参加していた。毎月何十枚かをコミュニティに投稿している。そういうアクティブにコミュニティ活動をしているユーザにおすすめなのがこの支援ツール。Flickrでの投稿、コメント、レイティングを便利にする。

たとえばコミュニティ別に専用のコメント定型文を登録しておける。グループのルールで決められたinvite用のHTMLコードなどを登録しておけば、コメントに集中できる。1グループあたり5種類まで登録が可能。inviteが楽になれば、1Post,3Comments式のルールのグループでも積極的に参加できる。

参加中のグループをキーワードで整理する機能もある。たとえば花の写真に関心があるなら「Pink Flowers」「Blue Flowers」「yellow Flowers」「Flower-Power」などの同系列コミュニティに同時参加しているものである。同系列の写真を連続してみたり、テーマが合う複数グループにクロスポストしようと思ったときに、このキーワード整理機能が役に立つ。Post時にキーワードで選択した複数グループに一括投稿ができる。

写真のビューアソフトとしても一覧性が高く、Webと比べたら軽快に動作するので、ただ見て回るときにも十分に便利である。Recent Activityも並列表示させられるので”お礼回り”をしたいときにも効率的に回れる。

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2007年11月04日

ヤフオクで同時に複数の取引をする人を支援する 落札ナビゲータ

・落札ナビゲータ
rakusatsunavi01.jpg

ヤフーオークションの落札を管理するツール。

ヤフオクで同時にいくつもの商品を落札していると、各取引が、

1 住所を連絡する
2 支払いをする
3 商品を受取る
4 評価をする

のどのプロセスにあるかを把握できなくなってしまうことがある。基本的にはヤフオク内の「取引ナビ」で管理するわけだが、出品者とのやり取りは自分でマニュアル管理しなければならない。うっかり入金ミスをすると、悪い評価がついてしまうかもしれないので、重要な作業である。

落札ナビゲータは、ヤフオクのIDとパスワードを登録することで、自動的に落札一覧と取引ナビの内容をソフトウェアに取り込み、一覧表示する。ユーザは現在の取引の進み具合をフラグとしてマークする。

取引ナビでは住所連絡や支払完了しました、受取ました連絡などの定型文を登録しておき、返信することもできる。これで記入漏れが防げそうである。

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2007年11月03日

CSVデータを罫線文字の表に変換する CSV2Table

・CSV2Table
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se438375.html
csv2table01.jpg

取扱製品リストや部門ごとの営業成績、都道府県別の状況など、ちょっとした表をメールの中で使いたいことがある。しかし、罫線文字(┏ ━ ┓)を使って表を描くのは結構面倒な作業である。それを自動化するツールがCSV2Tableである。

たとえば


1月 正月 酒が飲めぞ
2月 豆まき 酒が飲めるぞ
3月 ひな祭り 酒が飲めるぞ
4月 花見 酒が飲めるぞ
5月 子供の日 酒が飲めるぞ
6月 田植え 酒が飲めるぞ
7月 七夕 酒が飲めるぞ
8月 暑いから 酒が飲めるぞ
9月 台風 酒が飲めるぞ
10月 運動会 酒がめるぞ
11月 何でもないけど 酒が飲めるぞ
12月 ドサクサ 酒が飲めるぞ

というようなタブ区切りのファイル(カンマ区切りでも可)を読みこませると、上のサンプル画面のように文字による罫線つきの表に変換してくれる。

表のタイプも以下のように選択できる。

csv2table02.jpg

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2007年11月02日

”あ!”な感じの劇的効果を画像に加える集中線メーカープレーン味

・集中線メーカープレーン味
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se400876.html
chusinsenmaker01.jpg


集中線メーカーは、その名の通り、集中線を描くためのアプリケーションである。空の状態で集中線だけを描くこともできるが、面白いのは既存の画像の上に中心線を合成する使い方である。bmp、jpg、gif、mag形式の画像を読み込むことができ、保存はbmp形式のみ対応している。

好きな画像を読み込んだら集中線の中心点にしたい場所をマウスでクリックする。線のデザインは、線の数、線の太さ、内円の半径、外円の半径、長さバラつき、線の色、背景の色を数値でカスタマイズすることができる。

いろいろ試してみたが簡単に”あ!”な感じの効果を与えることができる。

集中線がこんなに面白い効果をうむとは発見である。

特に人物に注目させるときに劇的効果をうむことがわかった。作例をふたつ。

・あ!
daiyachusinsen01.JPG

・結婚おめでとう!(内輪ネタです。)
ikegamiwedding.JPG

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2007年10月29日

戸閉めヒエログリフ

・戸閉めヒエログリフ
http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se222586.html
tojimehiero01.jpg

「ヒエログリフ(聖刻文字、神聖文字)は、古代エジプトで使われた文字の1種。エジプトの遺跡に多く記されている。」Wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%A8%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%95

ヒエログリフは基本的に象形文字だが、表音文字として使う用法もあるので、日本語の発音をヒエログリフで書くこともできる。上のサンプルはHASIMOTO DAIYA JOHO KOUGAKU KAITEMASU(はしもとだいや 情報考学 かいてます)の意味。古代エジプト人に読ませれば理論的には近い発音になるらしい。

エンボス加工で彫刻風にするオプション機能もある。

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2007年10月21日

PCで楽器の調律ができるSoftTuner

・PCで楽器の調律ができるSoftTuner
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se403802.html
softtuner01.jpg

私はアコースティック、クラシック、エレキなどギターを4本、ウクレレを1本持っているのだけれど、今世紀に入ってからは、ほとんど弾いていない。忙しかったこともあるのだが、弾かなくなった直接のきっかけは「チューナーがどっかにいっちゃったから」だったりする。ぴったりに合わせないと気になるので、耳で適当にというわけにはいかないのだ。

SoftTunerはマイク入力で楽器の音を拾って、音程を表示してくれるソフトウェア。昔からこういうのがあったらいいなと思っていた。基準音、誤差の修正など細かく設定が可能なので、いろいろな楽器に対応できそうである。携帯電話でできるとさらによいのだが。

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2007年10月20日

YAHOO!オークションのユーザーの取引履歴を調査する ポチ探偵社

・ポチ探偵社
http://www.fureai.or.jp/~yoichi37/soft/pochi.html
pochitanteisha01.jpg

ポチ探偵社はYAHOO!オークションのユーザーの取引履歴、評価、プロフィール情報を一覧して調べることができるソフトウェア。出品者が信頼できる相手かどうかを確認するのに使える。

さらに、そのユーザーが出品した過去のオークションの入札者を一覧表示して調べることもできる。同一のユーザーが常に入札して評価を意図的に高めているようなケースがあったら要注意ということ。

評価一覧や出品リストはCSVとして出力することができる。「疑惑リスト」管理機能もある。頻繁に売り買いしているオークションのヘビーユーザーには特に役立ちそうである。

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2007年10月13日

iPod Touch対応のパーソナルメディアサーバー Locura? Personal Media Server

・iPod Touch対応のパーソナルメディアサーバー Locura? Personal Media Server
http://www.villainousmind.com/Locura-Media-Server/
locurapersonal01.jpg

PC上の動画、音楽、静止画を、iPod TouchやPSPのWebブラウザーから再生することができるようにしたパーソナルメディアサーバ。動画はダウンロード、Mp3音楽はストリーム再生、写真は自動リサイズしての表示に対応している。

locurapersonal02.jpg

インストール後に設定パネルから、クライアントソフトにiPodを選ぶと表示が最適化される。デザインのテンプレートとして用意されている”iPhone”を選ぶとさらにそれっぽくなってうれしい。

私は数万枚の写真データをPCに入れているのだが、iTunes経由でこれらをTouchへ同期させようとすると、とてつもなく時間がかかるので100枚くらい転送するだけで、あきらめていた。メディアサーバを使えば、自宅にいる間はTouchから自在に閲覧できるようになった。

フリーで遊べるが、フル機能を使うにはライセンスを購入する必要がある。

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2007年10月12日

デスクトップのアイコンが回って踊るマイムマイム うぃんど渦

・うぃんど渦 デスクトップのアイコンがぐるぐる回る
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/amuse/se396741.html
winduzu01.jpg

通常モードとマイムマイムモードとブラックホールモードがある。

通常モードではデスクトップのアイコンが渦を巻いて回る。マイムマイムモードにすると、マイムマイムを奏でながら、その渦の半径を大きく、小さくと変えながら、楽しげに回転する。ブラックホールモードを選ぶと、回転しながら、アイコンが少しずつ中央から消えて行く(画面の外側へ退避する)。

おすすめはマイムマイムである。会社のPCで昼休みにスクリーンセーバーのかわりに、マイムマイムモードにして離席すれば、午後のみんなの話題はあなた、かもしれない?。
およそ何の役にも立たないであろうソフトウェアだが、800アイコンまで対応しているそうであり、回転半径や渦の向き、渦の巻き数、隣り合うアイコン間隔の比、更新間隔、回転方向、1周にかかる時間など、細かく動作をカスタマイズすることができる。

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2007年10月06日

静止画や動画に水面反射効果を適用する Sqirlz Water Reflections

・Sqirlz Water Reflections
http://www.xiberpix.net/SqirlzReflect.html
sqirlz01.jpg

Sqirlz Water Reflectionsは静止画や動画に水面反射のアニメーション効果を与える画像処理ソフトウェア。水面に何かが写り込んでいる写真や絵に適用すると、とても印象的な映像をつくりだすことができる。

これは先日、サンフランシスコで撮影した写真。

waterfl00.JPG

水面反射効果を与えたい範囲を投げ縄ツールで選択し、適用効果の内容(波の大きさ、頻度など)を設定する。プレビューで気に入る状態になったら、Flash、AVI、アニメGIF、連続した静止画で出力できる。

・出力結果
http://toieba.sakura.ne.jp/files/waterfl01.swf




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2007年10月05日

書籍、文庫、コミックの発売予定一覧をチェックするBookChecker

・BookChecker
http://www.chessmat.jp/chmt-prog2.html
bookcheckerap01.jpg

BookCheckerは書籍、文庫、コミックの発売予定一覧をネットから取得して、購入チェックができるフリーソフト。過去に購入した本などを登録しておくと、同じ著者の本が発売予定一覧に含まれていれば、マークを付けて教えてくれる。

所有本登録の画面ではネット書店を検索して、既刊情報も検索ができる。作家の作品を年代順に並べて見ながら、蔵書リストへ一括選択を行うことができる。蔵書リストはHTMLやCSVデータとしてエクスポートが可能。

bookcheckerap02.jpg

Webで蔵書の情報を公開したいときにも、このソフトは重宝しそうである。

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2007年09月29日

リンク切れをチェックして一括削除するFavorite Cleaner

・Favorite Cleaner
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se265788.html
favoritecleaner01.jpg

MSIEのブックマーク管理機能は、大量のURLの管理には表示が遅かったり、一括処理ができなかったりで、つかいにくい。整理を怠っていると、リンク切れになったURLでいっぱいになってしまう。定期的に無効なリンクを削除したいと思っていたのだが、これが使えそう。

Favorite Cleanerはリンク切れチェックと、無効になったリンクの削除、重複のチェック、空になったディレクトリの削除をおこなうブックマーク整理ツール。最初にすべてのブックマークを巡回して、ページが存在するかどうかをチェックする。巡回が終わると、無効リンクの一覧がでるので、捨てたいリンクを一括削除する。

私のブックマークは大量にあるので、巡回に時間はかかったが、全体の2割が無効になっていた。整理したらだいぶ見やすくなった。

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2007年09月28日

音楽の音階を光る鍵盤上で可視化するMP3プレイヤー

・音階に合わせて鍵盤が光るWAV, MP3プレーヤー
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se380045.html
waveilluminator01.jpg

MP3を再生しながら音階を鍵盤上に表示するソフトウェア。普通の音楽は複数の音がかさなているので、一定以上の音量の音に対して反応する仕組み。耳コピー支援ツールにもなる。楽器やボーカルのソロ楽曲で試すと、結果がわかりやすい。


【主な機能と特徴】

 ・WAV, MP3ファイルの再生を開始すると、音階に合わせて鍵盤が光ります。
 ・鍵盤を光らせる音量レベルのしきい値を自由に設定することができます。
 ・プレイリストを搭載しているので、複数ファイルの連続再生が可能。単に音声プレーヤーとして使うことも
  できます。
 ・再生速度を変えることができるので、聞き取りにくい部分をゆっくり再生したり、高速再生で時間を短縮し
  たりできます(再生速度を変えると音程が変わります)。

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2007年09月20日

ヤフー、グーグル、MSNの検索結果順位の確認ツール KeywordRanking

・KeywordRanking
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se432407.html
keywordrankingapp00.jpg

あるキーワードの検索結果の何番目くらいに自分のサイトが表示されるかを、Yahoo!とgoogleとMSNで同時に調べるツール。SEO担当者にとって便利である。

最初に、対象サイトのURLとキーワードをセットで入力する。1セットにキーワードは10個まで設定できる。上のサンプル画像ではブログのURLと自分の名前などを登録してみた。

私のブログはアクセスログを解析してみると、なぜか「企画書」という検索結果から訪問されるユーザーが多い。このソフトで調べてみたところ「企画書」という検索でGoogleで13位、Yahoo!で32位に私のブログが登場している。これが原因だったか。

このソフトウェアは各検索エンジンの検索結果の300位まで調査する。300位以下にあるものの順位は調べられないので注意。

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2007年09月16日

友人・知人に手軽に一斉メール配信をするMail Distributor

・同報メール配信ソフト Mail Distributor
http://www.woodensoldier.info/soft/md.htm
maildistributor01.jpg

イベントのお知らせ、旅行後の写真の回覧、新サービスの案内、年末年始の挨拶、プロジェクトメンバー全員への指示だしなど、電子メールを数十人〜数百人の宛先に配信したいことは、年に何度かある。

Mail Distributorは、CSVの住所録データを配信リストとしてインポートすることができ、個別情報の差し込み(○○様)、属性別配信に対応したフリーソフト。添付ファイルにも対応しているため、配信先での写真の回覧やデータの確認作業にも便利である。マニュアルも充実している。

・使い方のマニュアル
http://www.woodensoldier.info/soft/md-manual.htm


「Mail Distributorの主な特徴
同報メールを簡単に送信
・階層化グループ分けでのメールドキュメント管理が可能
・CSV形式のデータインポート/エクスポートに対応
・添付ファイルの送信に対応
・本文文字数のカウント
・署名の登録機能
・送信エラーログを自動的に保存
・最終送信時をメールごとに記録

送信用アドレス帳機能
・階層化グループ分けでのアドレスリスト管理が可能
・アドレスリストのデータベースに自由に項目の追加が可能
・アドレスリストのデータベースはXML形式で保存され、他のツールとの連携が容易
・パーソナライズ機能を搭載し送信者ごとに個別情報の差し込みが可能
・ルールによる送信先の抽出、指定
・簡単に送信先の指定ができる
・送信対象件数の表示

メールセキュリティに対応
・POP before SMTPに対応
・SMTP認証(SMTP-AUTH)に対応」

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2007年09月15日

Box.net、Flickr、Picasa、Youtube対応の高機能アップローダー Fire Uploader

・Fire Uploader
http://www.fireuploader.com/
fireuploader01.jpg


Box.net、Flickr、Picasa、Youtubeに対応したアップロードツール。Firefoxのエクステンション。Webアルバムサイトへの写真の標準アップロード機能は、画像選択が面倒だったり、一度に転送できる枚数が決まっていたりして、日常的に大量の画像をアップロードするユーザにとっては、不満が多い。このエクステンションは、FTPソフトのようなわかりやすいインタフェースで、アップロードを支援する。

特徴:

・ローカルフォルダーとリモートフォルダの内容を詳細表示、サムネイル表示する
・一度に何ファイルでもアップロードができる
・複数のWebサービスへ同一のインタフェースでアップロードできる
・Webサービス上でのアカウント管理が可能

私はFlickr用に使っている。
サムネイル表示モードで画像を確認しながらアップロードできるのが便利。

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2007年09月14日

デスクトップを爆撃してアプリを全終了するDesktop Bombs

・Desktop Bombs
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/amuse/se435074.html
desktopbombs01.jpg

これは意外に実用的?

デスクトップのすべてのウィンドウを、アニメーションと音響効果で「爆発」させて終了させるユーティリティ。ウィンドウをたくさん開いているときは、心理的なストレスが高いことが多いから、それらの作業をドカンドカンと爆撃して終わらせるのは気持ちがいい。行き詰った時の気分転換にもなる。


以下に機能の説明を引用。

「*説明

   <トレイアイコン>
     ・黒い爆弾アイコン、マウス左クリックで全ウィンドウを閉じる。
      ただし、強制終了処理ではないため、アプリによっては編集中のファイルの保存ダイアログが出るだけだったりもします。
     ・ピンクの爆弾アイコン、マウス左クリックで全ウィンドウを最小化。
     ・どっちでも右クリックで、ポップアップメニューを表示。
     ・メニュー→Settings で、設定ウィンドウ表示。
     ・メニュー→Exit で、アプリの終了。
     ・メニュー→Time adjustment で、時刻合わせ。インターネットに接続していないと無理です。
     ・メニュー→Alignment Windows で、ウィンドウを整列。タイマーは効きません。
       どうせ常駐するなら・・・ということで(^_^;)。
   
     ・Close Windows ウィンドウを閉じるための黒いアイコンを表示。
     ・Minimize Windows ウィンドウを最小化するための、ピンクのアイコンを表示。
     ・Sound 効果音のON OFF。
     ・Timer 実行までの時間(秒)。0以外だと、待ち時間に効果音がつきます(もちろんサウンドオン設定で)。
     ・Interval 一つの処理から次の処理までの間隔。0にしても、多少の間隔はあきますが(^_^;)。  
     ・NTPServer 時刻合わせのためのサーバーを指定します。
           デフォルトで、210.173.160.27(ntp1.jst.mfeed.ad.jp)」

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2007年09月08日

同時接続数を増やしてページ読み込みを高速化する IE 同時接続数改善ツール

・IE 同時接続数改善ツール
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se238250.html
IEdojisetuzoku01.jpg

WebページはHTMLファイル、CSSファイル、画像ファイルなど複数のファイルで構成されている。だからブラウザで1ページを表示するのに、背後ではファイルの個数分のサーバ接続が行われている。その同時接続数はサーバ負荷を軽減するために自主制限のルールがある。インターネットエクスプローラの場合、同時接続数は2である。この数を増やしてしまえば、多数のファイルから構成されるページの読み込みが速くなることが多い。

このツールはインターネットエクスプローラの同時接続数を任意の数に設定できるツールである。現在の値が表示されるので参考にしながら、増やしてみると、ネットサーフィンが快適にできる可能性がある。スピード違反に当たるので、あまり増やしすぎるのはよろしくないようであるが。

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2007年09月07日

・1000種類以上の拡張子を判別するファイル管理ツール 極窓

・1000種類以上の拡張子を判別するファイル管理ツール 極窓
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se085018.html
kyokumado01.jpg

正体不明の拡張子のファイルの正体を調べてくれる機能が強力なファイル管理ソフト。上のサンプル画面のケースでは、chmファイルをCompile HTML Help Fileであると教えてくれている。さらに?ボタンをクリックすると

・拡張子検索 - chm_1
http://www.55555.to/go/ext.cgi?ID=chm_1

拡張子情報サイトの情報へ誘導される。ネット上のより詳しく、最新の情報を見ることができる。そちらを見れば「Windows用の新しいヘルプファイル。Hlpにくらべhtml形式で記述されているため表現力は高いです。」という説明や関連サイトとしてVisualStudioのサイトのURLがある。

他にも作者がほしかった機能をどんどん追加したのか、ファイル管理ツールとして非常にパワフルな仕上がりになっている。とりあえずインストールしておくと、便利な一本である。

★『極窓』の機能
◎1000種類以上の拡張子判別
◎指定した拡張子に複数ファイルを一括で変換
◎一括して判別変換
◎ファイル名の置換機能(正規表現対応)
◎ファイル属性の変更機能
◎ファイルの分割/指定部分分割/結合機能(4GB以上可)
◎ファイルの暗号化/復号化機能
◎ファイルタイムスタンプの変更機能
◎ファイル名の連番機能
◎ファイル名一覧のテキスト出力/印刷/CSV出力
◎ファイル名の大文字・小文字の変更
◎フォルダ連番作成機能
◎ダミーファイルの作成機能
◎マルチビュアー搭載(音声、画像、動画、書庫、HTML、スクリーンセーバー、ダンプ、ファイル情報、テキスト)
◎書庫の解凍(LZH,ZIP,JAR,CAB,TAR,TGZ,TAZ,TBZ,GZ,Z,BZ2,ISH,ARJ,MS-Compress,YZ1,YZ2,BZA,GZA,GCA,ACE,NOA,7Z,DGC)
◎書庫の圧縮(LZH,ZIP,CAB,YZ1,YZ2,GZA,BZA,NOA,7Z)自己解凍形式(LHA,ZIP,CAB,7Z)パスワード形式(ZIP,YZ1,YZ2,7Z)
◎書庫チェック機能(LZH/ZIP/CAB)
◎重複ファイルチェック機能
◎マックバイナリ形式用の判別機能
◎マックバイナリのヘッダー除去
◎Windows Media Playerに対応したファイル再生機能
◎JISからShift-JISへの文字コード変換機能
◎ファイル整理機能
◎ファイルのCRC[32/16bit]計算機能
◎CRC[32/16bit]ファイル作成&チェック機能

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2007年08月27日

ディスクがいっぱいな理由を分析するTreeSize FreeとProfessional

・TreeSize Free
http://www.jam-software.com/freeware/index.shtml
treesizefree.jpg

またハードディスクがいっぱいになってきた。毎度のことだが、占有状況を確認するソフトで、新しいのはないかなと探してみた。今度使ってみたのはTreeSize Free。どのフォルダが容量を食っているのかをツリー上にサイズや割合で表示してくれる。高速にスキャンできるし、ディスク容量を解決するために削除対象を見つけるためのツールとして、便利なツールだ。

小さなファイルが大量にあると、総和サイズ以上にディスクを使う。そうした状態を発見するために、フォルダを収録ファイル数でソートして表示するオプションがあるのが実用的である。

このソフトには有料のPro版がある。デモ版を使ってみた。

・TreeSize Professional
http://www.jam-software.com/treesize/index.shtml
TreeSize Professional01.jpg

占有状況をビジュアライズする機能が充実している。かなり整理しないとダメだなとグラフで見ると上のツリーよりも切実に分かるなあ。

TreeSize Professional02.jpg

ついでにファイルの”年齢”分布までグラフでわかったりする。6ヶ月から1年目のファイルが多いらしい。初めて知った。

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2007年08月24日

タスクトレイ常駐、USBメモリ対応、軽快ランチャーのPstart

・pstart
http://www.pegtop.net/start/
pstart01.jpg

Windowsデスクトップの下部にあるクイック起動が好きである。メールやブラウザー、デスクトップ表示など、一番よく使うアプリケーション群はそこに登録して呼び出している。アプリケーションのランチャとして大変便利なのだが、クイック起動の領域は限られており、わずかな数のアプリを登録するだけにとどまっていた。

pstart02.jpg

Pstartは、小さな領域にたくさんのアプリやメモを登録できるランチャーソフト。タスクトレイに表示されるアイコンから、登録したアプリを自在に呼び出せる。またアプリケーション名で検索が可能なので100や200も大量にソフトをインストールしている人に便利だ。

pstart03.jpg

USBメモリにインストールして、メモリ内のポータブルアプリのランチャとして利用できるように設計されている点がユニーク。メモ管理機能、CPUやメモリ使用量などシステムリソースのチェック機能もある。

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2007年08月23日

Vista搭載ノートの電源を長持ちさせるVista Battery Saver

・Vista Battery Saver
http://www.codeplex.com/vistabattery/
vistabatterysaver01.jpg

Windows Vistaを搭載したノートPCの、外出時の電源を長持ちさせるユーティリティ。

このプログラムは、電源の状態をプログラムが検出し、バッテリー使用時には、3D視覚効果のAeroとサイドバー機能をオフに設定する。このふたつがVistaの動作が重たい元凶なのだともいえそうだが、そうすることで最大70%も電源消費をセーブすることが可能であるらしい。なお、3D効果やサイドバーをモバイル時も使いたい人もいるだろう。残り電源が30%になったら、セーブモードに入るなどの設定もできるようになっている。

ノートPCの電源を長持ちさせる工夫としては私は、

1 ディスプレイの明るさを最低にする
2 無線LANをオフにする
3 内蔵CD/DVDの電源をオフにする

といったことを普段心がけている。

1は特に効果的であると思う。ただし輝度を最低にすると大変に暗くて文字が読みにくくなる。配色、コントラストなどを変更して、輝度が最低のときにも判別しやすいモードなどがあったらよいなあと思う。

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2007年08月17日

画面上の色を取得してリスト管理する劉邦

・劉邦 (Ryuhou)
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se389650.html
ryuho01a.jpg

Web制作やプレゼンテーション作成をしていると、色を管理したいことはよくある。メニューの色はこのオレンジで、ロゴのフォント色はこのブルーという風に、データを再利用できるようにしておきたい。この作業はPC上では結構面倒なことだった。カラーのRGB値を調べてリストを作らないといけないからだ。

劉邦はPC上で色を簡単に管理するソフトウェアである。スポイトツールを使って、画面上の色を吸い取り、名前をつける。その繰り返しで色のリストが作成でき、必要な時に呼びだせる。

・いろいろな色の形式に対応(RGB,HTML,HSV,DWORD,CMY,CMYK,HLS,YUV)
・上記の形式の相互変換
・リストに対する検索
・一つ一つの色にコメントを付加
・画面上の任意の点の色を抽出
・画面上の任意の点と周囲の色との平均色を抽出
・画面上の指定範囲の色を全て抽出
・HTMLの文字色、背景色を確認しながら作成
・カラープラグインを追加することで扱える色の形式を増やすことが可能
・簡易パレット(色を混ぜることも可能)
・色に対する効果「少し明るく・暗く」「反転」「グレースケール」「最も近いWebセーフカラー」「ランダム」

 などをの機能がある。

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2007年08月12日

Flickrの写真を任意の条件で検索してスクリーンセーバーに表示するSlickr

・Slickr
http://cellardoorsw.com/slickr/
slickr01.jpg

Slickrは写真アルバム共有サイトのFlickr上の写真を、スクリーンセーバーとして表示するフリーソフト。類似ソフトはいろいろあるが、表示の美しさが特徴。ユーザ名、グループ名、タグなどを指定すると、マッチする写真を次々にスライドショー表示する。おすすめはFlickr全体で最も注目されている写真を表示するinterestingness順。

FlickrAPIを使うことで認証が必要なページにあるプライベート写真も表示させることができる。家族の写真を非公開でアップしている場合などに有効。

slickr02.jpg

なお、Flickrだけでなくローカルのディレクトリ内にある画像を表示するオプション設定も用意されている。

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2007年08月10日

任意のホットキーでPC音量をコントロールする 3VRX

・3RVX
http://matt.malensek.net/software
3rvx01.jpg

私のノートPCには物理的な音量コントロールのインタフェースがないので、デスクトップ上で音量を変えないといけない。電話がかかってきて音をすぐに消したい時、突然大音量の楽曲が流れてしまったときなどは、とっさにミュートしたいのだが、マウスで何度かクリックしないとそれができない。かなり面倒に感じていた。

3RVX02.jpg

3RVXは任意のキーにボリュームアップ、ダウン、ミュートを割り当てられる。私はWinキー+カーソルの上下で音量制御、Win+スペースでミュートに設定している。設定パネルでお好みのキーを設定できる。スタートアップで常駐する設定にしておくとさらに便利だ。

外観を変更するスキンが充実しており、デスクトップを飾る小物としてもおしゃれ。

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2007年08月03日

トイカメラ風写真作成ツール LOMO*LIKE

普通に撮影したデジカメ写真を、トイカメラLomo、Holgaの写真風に、周辺光量を落とし退色させいい感じにしあげてくれるフリーソフト。日記ブログに雰囲気のある写真を使いたい人におすすめ。

まず、普通の写真を用意し、切り抜きツールのCropperを使って、240x240pixelの正方形に切り抜く。

・超簡単写真切り抜きツール cropper【shockwise.com】
http://shockwise.com/tool/cropper.php
cropper_win01.jpg

そして、こちらのソフトで読み込ませると、こんな仕上がりになる。見事にそれっぽくて感動。

・トイカメラ風写真作成ツール LOMO*LIKE【shockwise.com】
http://www.shockwise.com/tool/lomolike.php
lomolikewin01.jpg

「普通の写真をロシア製のトイカメラ「LOMO」で撮影したようなノスタルジックな写真に焼き直しすることができます。トイカメラの味とも言える「周辺光量落ち」「甘めのピント」「青み」「鮮やかすぎる発色」「プリズム現象」「色ズレ」等を再現しているつもりです。 ドロップする度に結果は気まぐれに変化しますので、どんな写真になるかは運次第。ついでに角を丸める機能もついています。」

・トイカメラ使い方レシピ
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004975.html

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2007年07月27日

アジアの領土の変遷をビジュアルに体感する 歴史地図2000

・歴史地図2000
http://www.ugoky.com/chizu/setsumei.htm
map2000years01.bmp

大学受験で世界史は大好きな科目だった。色分けされた年代別の世界地図を眺めるのも楽しかった。だから当時、こんなのがあったらよかったのに、と思う。

歴史地図2000は、西暦0年から2000年までの東アジアの領土の変遷を、映像として再生する。数分間で2000年間の陣取り合戦が映し出される。各国の栄枯盛衰を、領土の面積の大きさや拡大速度、そして滅亡までの時間で体感することができる。モンゴル帝国がいかに大きな領土を持ち、どのくらいの期間栄華を誇ったのかが、イメージでつかめる。

5回くらい最初から最後まで眺めてみると、時空感覚による新たなアジア史観が形成されてくるといっても過言ではない。世界史を学ぶ人は最初にこのソフトをたっぷり鑑賞したらいいと思う。マルチメディアの良さを活かした秀逸な教材。

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2007年07月19日

普通の手書きメモがデジタルに エアペン アイデマアラソン スターターキット

・エアペン アイデマアラソン スターターキット
http://www.airpen.jp/collabo/b.html
ims_b_pict01.gif

昨年から私の情報処理スタイルに大きな影響を与えているのがエアペン。私が使っているのは、アイデアマラソンの樋口さんがプロデュースしているスターターキット。

自宅に1台、会社に新型1台を置いている。

ims_b_pict02.gif

エアペンは専用ペンで紙に書いた文章や図を、メモリーユニットにデジタルデータとして保存することができる。PCとUSBケーブルで接続すれば、パソコンでメモの内容を扱える。付属ソフトを使えば、文字認識も可能なので、テキストデータとして保存しておけば、紙に書いたメモを検索できるようになる。

genri_fig.jpg

専用バインダーに取り付けて使うメモリーユニットは、実は取り外しが可能で、どんな紙の上においても使うことができる。私は裏技的に、A4コピー用紙の上にメモリーユニットだけを置いて、ブレインストーミングに使っている。発想をラクガキするのだが、紙に書くだけだとラクガキであるが故に、大切にしないから、どこかへ行ってしまうものだ。同じラクガキでもデジタルで保存しておけばなくならないのである。

ims_faq_fig1.gif

また、ラクガキをPC画面上で縮小して一覧できるのは、アイデアの再発見に最適である。
このエアペンのシステムの最も素晴らしい点は、デジタルツールを使っていることを意識させないことである。たまに私は認識ボタンを押し忘れて、ただのメモとして使ってしまったりするのだが、別にそれでもいいわけである。ペンやノートとしても十分に使いやすいのだから。自然に発想を書き留めておけば、自動的にデジタル&アナログ同時に蓄積されていくお得感が最大の魅力である。

airpendemosampledoc01.JPG

なにか新しい文房具を探している人におすすめ。高い万年筆やシステム手帳を買う数十倍の生産性が見込めると思う。

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2007年07月15日

更新時間の近いメモは関連として表示する連想メモ帳

・連想メモ帳
http://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se399951.html
rensomemocho01.jpg

メモの左右にリストがある。左のリストはこれまでに作成したすべてのメモのリスト。右のリストは現在表示しているメモに関連するメモである。更新時間が24時間以内のメモは関連するメモであるとみなして、ここに表示される。

主な機能

・編集中のメモと更新日時が近いメモを一覧表示できます。
・常駐させることができます。
・自動保存機能。保存操作が不要です。
・スキンを選択できます。
・ホットキーを設定すればいつでもワンタッチでメモの編集ができます。
・書いたメモをHTMLに変換することができます。
・ネットを検索するときのように複数のキーワードでメモを探せます。
・ホットキーで呼び出す際に小さいウィンドウにできます。

メモの1行目が自動的にファイル名になって自動保存される。ファイル名決めや保存処理が不要なのはメモとしてとても使いやすい。全文検索もできるので、メモをデータベース的に活用したい人にも向いている。

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2007年07月08日

テキストファイルを暗号化し認証機能付き実行ファイルとして保存 Steganos LockNote

・Steganos LockNote
http://sourceforge.net/projects/locknote
locknote01.jpg

Steganos LockNoteはテキストファイルを暗号化するオープンソースのソフトウェア。

テキストファイルをゼロから入力するか、既存のファイルをドラッグアンドドロップすると、パスワード設定画面が立ち上がる。任意のパスワードを入れて保存すると、元ファイル名.exeという認証機能付きのファイルが生成される。日本語利用もできた。

locknote02.jpg

Webサービスのログインアカウントなど、極秘というわけでもないが流失したら困るレベルの秘密にしておきたい情報を手軽に暗号化できて便利である。

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2007年07月06日

デジカメ写真をアートにする 角丸パンチと全丸パンチ

中判カメラのブローニーフィルムには6×6フォーマットというのがあって、正方形の写真が撮影できる。世の中の多くの写真は横長なので、正方形にプリントするだけで、普通の写真とは違った感じが出せる。最近はデジカメでもこの正方形フォーマットを採用する機種が現れた。RICOH Caplio (キャプリオ) GX100は私の周囲で大流行中だ。

ときどき私はトイカメラで正方形の写真をとっている。

・例:Holgaで土門拳風?

しかし、オリジナルが正方形でなくても、中央部を正方形で切り取って、丸型や角丸にしてくれる一発変換ソフトが角丸パンチと全丸パンチである。普通のデジタルカメラで撮影した画像をこのソフトにドラッグアンドドロップするだけで、オシャレに見えたりする。楽しい。

・角丸パンチと全丸パンチ
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se335998.html


サンプル1
オリジナルの横長は画像をクリック

サンプル2
オリジナルの横長は画像をクリック

なお、このソフトのLNsoft Entertainmentという開発元は、ものすごく大量に画像処理ソフトを開発してオンラインソフトとして公開している。ここを探すとフォトショップを使わずに目的を達成できることが多い。

・LNsoft Entertainmentの一覧
http://www.vector.co.jp/vpack/browse/person/an024902.html


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2007年07月02日

派手な自作メッセージボックスを出すCmd MsgBox

・Cmd MsgBox
http://www.vector.co.jp/soft/win95/prog/se295080.html
cmdmsgbox01.jpg

メッセージボックスを自作するソフト。フォントの色やサイズ、点滅やスクロールを好きなように設定できるので、一般的なアプリにはないド派手なメッセージボックスも作成できる。タスクスケジューラーに登録しておけば、スケジュールアラートとして使うことができる。

たとえばこんなメッセージボックスを作成できる。

cmdmsgbox02.jpg

DOSコマンドとしても呼ぶことができるので、自作プログラムと組み合わせて使うこともできる。たとえば自分のブログにコメントがついたら、デスクトップに大きくポップアップするプログラムなどを書いたら楽しいかもしれない。

CMB.exe "<メッセージ>" "<フォント名>" <カラー> <ポイントサイズ*10> <スタイル>
<最前面で表示> <ブリンク間隔> <自動的に閉じるまでの秒数>
<スクロール速さ> <スクロール文字表示割合>
{"<再生ファイル名>" <繰り返し> {<ボリューム>}}

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2007年06月29日

絞り、シャッター速度、ISO値、焦点距離で写真を整理する ExposurePlot


・ExposurePlot
http://www.cpr.demon.nl/prog_plotf.html
exposureslot01.jpg

大量の写真データを分析し、撮影条件で整理してくれる珍しいフリーソフト。

撮影時の焦点距離、ISO値、絞り値、シャッタースピードを写真のEXIFデータから読み取り、それぞれの分布をグラフ化する。一眼レフでAUTO以外のモードで撮影する人は、自分の撮影の癖や、ありがちな撮影条件を発見できるので、とても勉強になる。

パソコンに入っていた4300枚の写真データを対象に分析してみた。10分程度で分析は完了しきれいなグラフが表示されて感動した。私は晴天の海辺で写真を撮るのが好きなので、広角で低感度で比較的高速シャッターの写真が最も多いことがグラフで確認できた。

Pathの画面でファイルの所在を確認できるので、望遠レンズで撮影した作品だけ一覧したい、だとか、絞り開放で撮った作品だけを見たいなどの目的にも一応対応できる。よくある撮影条件がわかれば、レンズなどの機材購入の参考にもなりそうである。

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2007年06月22日

リアルタイムに誰が自分のMixiを見たかを、携帯とPCで把握する「Mixi足跡お知らせくん」

リアルタイムに誰が自分のMixiを見たかを、携帯とPCで把握する「Mixi足跡お知らせくん」

・Mixi足跡お知らせくん
http://www16.plala.or.jp/spichilz/soft5.html
mixiasiatoosirasekun01_edited-1.jpg

このソフトを使うと自分のMixiプロフィールや日記が、今まさに読まれているということ、そして読んでいる人は誰なのか、が、ズバリわかるのが面白い。

Mixi足跡お知らせくんはMixiの友達の状況をデスクトップで確認するためのフリーソフト。起動したら、まずMixiのIDとパスワードを登録して監視機能をオンにしておく。

すると、

誰かがあなたのMixiを訪問するたびにデスクトップにお知らせが表示される。リアルタイムに読んでいる訪問者に、メッセージを送るとすぐに返信がもらえる確率が高い。自分に関心を持ってくれた瞬間なのだから。

mixiasiatoosirasekun02.jpg

携帯電話へのメール通知を設定することもできるから、PCと携帯で24時間、Mixiで張り込みができる。

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2007年06月15日

ハードディスクの中身を3次元地図で表示するStepTree

StepTree
http://www.tibsoft.com/index.php?page=steptree
steptree01.jpg

ハードディスクの中身を、ファイルの大きさ=面積の大きさ、ファイル種類=色の種類、フォルダの深さ=階層の深さとして可視化するフリーソフト。最初にルートになるフォルダを選択し、Scanを実行するとカラフルな画面がでてきて見ているだけでも楽しい。OpenGLを使って表示される3次元地図は、マウスとカーソルキーを使って探索できる。

steptree02.jpg


このソフトウェアの肝は、TreeMapという可視化手法で、長年にわたって多数の研究者が、情報可視化に使っている。その研究の歴史をまとめたページがこれである。

・Treemaps for space-constrained visualization of hierarchies
http://www.cs.umd.edu/hcil/treemap-history/

TreeMapを使った何十種類ものアプリケーションの画面が紹介されており、見ているだけでも楽しいし、こうしたアプリを自分で作ってみたい人にも起点になる情報がある。

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2007年06月08日

美しい「マンデルブロ集合計算・描画プログラム」

ダウンロードサイトのベクターにこんなカテゴリがあるのを発見した。

・ダウンロード > Windows > 画像&サウンド > グラフィックス関係 > フラクタル
http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/art/graphics/fractal/

凄い数のマンデルブロ集合とフラクタル計算・描画プログラムが登録されている。実用性はほとんどないはずで、たぶん理系のプログラマが作ってみたいというだけで作っては、増えてしまったのだろう。

いくつか試してみたが、これが一番良かった。

・マンデルブロ集合計算・描画プログラム
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se189861.html
mande01.jpg

このソフトは操作の簡単さ、描画の美しさ、変化の面白さがいい。計算の高負荷を利用してPCのベンチマークにも利用できる。

mande02.jpg

「かの幻想的で美しいマンデルブロ集合を描画するプログラムです。
この手のソフトは様々なパラメータの入力を強要するものが多くて操作がなかなか大変です。そこで、本ソフトはとことん操作性を追及してみました。
特に色彩設定方法に関しては、抜群のユーザーインターフェースを提供します。
発見した秘密のスポットをファイルに保存して他人と交換することも可能です。
気のおもむくまま、難しい話は抜きにしてマッタリとマンデルブロの探検をしてみたい!そんな方々に使ってもらえたら幸いです。

■特徴
・ 簡単で俊敏な操作性
・ 多彩なカラーバリエーション
・ アバウトな彩色指定機能
・ 描画結果の保存機能
・ 描画結果の読み込み
・ そこそこ高速(C++言語)
・ ウインドウのリサイズ
・ マルチCPUサポート
・ 簡易ベンチマーク機能 」


「ギャラリー」としてメニューから多数のキレイなパターンが選択できるようになっている。色彩を変化させたり、拡大縮小したりしても楽しめる。

mande03.jpg

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2007年05月19日

ヤフオクの検索を便利にするAuctionListReader Yahoo!

・AuctionListReader Yahoo!
http://pcbase.web.infoseek.co.jp/auctionlistreader/index.htm
yahooauctionlister01.jpg

よく中古カメラをオークションで探す。Yahoo!オークションは、出品数が多いので、欲しいものを検索して探すのが大変だ。Webでは1ページの商品表示数が少なかったり、ソートする項目が限られていたりで不満があった。AuctionListReader Yahoo!は、ヤフオクを便利にするフリーソフト。

カテゴリを選んで、キーワードを指定すると、マッチする商品のすべての情報をリストとして取得する。リストがローカルにあるのでソート表示が速い。価格を範囲で指定することもできる。「本日終了で1万円以下のモノ」などを簡単に見つけ出せる。内蔵ブラウザで商品ページを確認できる。リストはCSVへエクスポートできるので、エクセルなどの別アプリで検討することも可能。

このソフトウェアで気になる商品を発見して、ヤフオクのウォッチリストに登録するととても効率が良い。ヤフオクチェックに手放せなくなった。

特徴:
約42,000件のカテゴリが収録されています。
取得リストのスライドショーができます。
リストの右クリックメニューからウォッチリスト一括登録
キーワードによる検索が行えます。
検索を行ったキーワードが履歴として保存されます。
クリックするだけで取得したリストの並べ替えができます。
リストをダブルクリックすると該当ページが開きます。
リストの右クリックメニューから画像が表示できます。
リストの保存、読み込み(リストの保存により、オークション終了後の該当ページの閲覧が可能となります)
リストの特定項目の削除ができます。
リストの右クリックメニューから更新ができます。

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2007年05月18日

DualCore対応のCPUメーター ガジェット Windows Vista

・MultiMeter
http://gallery.live.com/liveItemDetail.aspx?li=f5b13626-b266-4334-b2e5-157bd66ca5af&l=1
multimeterg01.jpg

WindowsVistaノートPCを買い替えてから4か月。このマシンはCore2Duoという最新のCPUを搭載している。Duoというからには二つのCPUが使われているはずなのだが、普段はそれをあまり意識することがなかった。

Vistaの標準のデスクトップガジェットにCPUメーターというのがある。CPU使用率とメモリ使用率をスピードメーターで表示するものだが、これでは二つのCPUの平均利用率しかわからない。

・Vista標準のCPUメーターガジェット
cpumeterg01.jpg

MultiMeterはDualCoreのCPUに対応したリソースメーターである。二つのCPUとメモリの使用量を棒グラフでリアルタイムに表示する。動画再生などを行うと、二つのCPUが同時に忙しく働くことを確認できる。

これを使ったからと言って、PCが速くなるということもないのだけれど、DualCPUマシンを使っているのだなあとしみじみわかって気持ち良かったりする。

デスクトップに常時表示されるガジェットは、他に以下の二つを追加している。

・Polaroid
http://gallery.live.com/liveItemDetail.aspx?li=49c22971-b1ab-46ee-b5aa-6069923ac240
polaroidg01.jpg

任意の画像をポラロイド写真風に表示する。自由な角度に回転させることができるのでデスクトップのアクセントになる。

・Caliculator
http://gallery.live.com/liveItemDetail.aspx?li=75c37ba0-1136-4fc8-b5c4-bb8a7c0f3627
caliculatorg01.jpg

電卓機能を常時表示できる。ちょっとした計算が億劫にならずにできる。


ところでOS標準のはずなのに、Windows Vistaのガジェットはまだ数が少ない。こんな本を買ってきて、現在、なにかひとつ作ってみたいと思っている。

・Windows Vistaガジェットプログラミング
51UvwsKZBzL__AA240_.jpg

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2007年05月04日

秀丸にFTP機能、テキストブラウザー機能を追加するHidemarnet Explorer

・Hidemarnet Explorer
http://hide.maruo.co.jp/software/hmnetexdoc.html
hidemaruexploloer01.jpg

原稿書きもプログラミング、プレゼン文書や長文メールの作成まで、文字を打つあらゆる場面で、テキストエディタの秀丸を愛用している。Hidemarnet Explorerは秀丸でサーバ上のテキストファイルを閲覧、書き換えできるようにするアドオンである。

FTPサーバを設定すると、そのサーバ内の文書を秀丸が直接開いて編集することができ
保存すると自動的にファイル転送が行われて、サーバ上の文書を書き換えることができる。ちょっとWebを修正するのに重宝する。

テキストブラウザー機能もある。URLを入力すると、そのページがテキストで表示される。リンクをクリックすれば移動することもできる。Web上の記事を編集して使いたいときに、このWeb連動機能は使えそうだ。

hidemaruexploloer02.jpg

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2007年05月03日

カラー写真を白黒写真に簡単キレイに変換するGekkoDI

先日、写真や映像関連の業界イベントPIE2007を見ていたら、白黒印刷専門の用紙「月光」を発売するピクトリコのブースは異彩を放っていた。実際にプリンタで出力された白黒写真が展示されているのだが、手に取ってみると明らかに普通のプリンタ印刷と違う。なめらかな階調の再現に驚いた。

・月光
http://www3.pictorico.co.jp/gekko/soft.html
gekkodi01.jpg

その会社が写真を白黒化する専用ソフトを無償配布しているので使ってみた。元画像を指定すると瞬時に白黒化された画像が隣に表示される。白黒、セピア、ブルーブラックの3種類が選べて、濃さや色合いは細かいマニュアル指定も可能である。Photoshopなどのレタッチソフトを立ち上げるよりも遙かに簡単だし、仕上がりも奇麗だ。

手持ちの写真でいろいろ試してみたところ、

・誰もいない駅のホーム
・光が側面から当たって影がある顔

は、白黒変換すると雰囲気が出やすい素材だと知った。元の画像に不要な色モノが写りこんでいても白黒化すれば消える。時間が止まった静かなイメージになる。ソーシャルネットワークやブログのプロフィールに白黒を使えば、ちょっと目立ちそうだ。

仕事の文書でも、画像がカラーではうるさいからモノクロ化したいことがある。あるいはモノクロプリンターしか使えないことがある。キレイに印刷するには画像自体をモノクロ化してからのほうが仕上がりが美しい。

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2007年04月20日

Flickrから検索結果を一括ダウンロードするFlickDown

・FlickDown
http://greggman.com/edit/editheadlines/2005-11-23.htm
flickrdown01.jpg

Flickrから写真や画像を指定したキーワードで一括ダウンロードするフリーソフト。

タグ、ユーザ名、グループ名、メールアドレスをキーに検索を行う。するとマッチした画像がアプリケーション内に一覧表示される。ダウンロードしたい画像にチェックをいれ、保存フォルダを指定して、ダウンロードボタンをおす。すると、チェックした画像が順番にダウンロードされる。

Flickrは表示が遅いのでいらいらすることがあるが、画像だけをダウンロードしておけば、高速に閲覧ができて便利だ。

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2007年04月14日

ハードディスクを暗号化するフリーソフト TrueCrypt

・TrueCrypt
http://www.truecrypt.org/
truecrypt01.jpg

今年は企業の内部統制の徹底の年である。ハードディスク上の重要なデータは暗号化するように、会社から指示された人も多いと思う。TrueCryptはハードディスク上に比較的簡単に、パスワード管理できる暗号化領域を作成し、仮想ドライブとして運用するセキュリティ対策ソフトである。AESなどの高度な暗号アルゴリズムでデータを守ることができる。

既存のハードディスクドライブを丸ごと暗号化することに抵抗を感じる人は多いと思う。暗号化することで、動作が遅くなったり、アプリケーションが動作しなくなったりするのではないかという不安がある。TrueCryptは、ファイルをドライブとして利用可能にすることができるので、安心して導入できるのが素晴らしい。

具体的には、たとえば”Truecryptdb”というファイルを最初に作成する。このファイルの大きさを2Gに設定する。次にパスワードを設定する。そして、このファイルをTrueCryptからドライブXとしてマウントすると、普通のハードディスクと同じように容量2GのドライブXがWindowsに追加されるのである。

このドライブはマウントを解除すると、ドライブXは消えて、中身が暗号化された、ただのファイルになる。重要な文書フォルダ、メールの保存フォルダを、このドライブに設定しておけば、パスワードを知らない人はアクセスできなくなる。ノートパソコンを紛失しても情報はかなり強固に守られる。

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2007年04月13日

簡単にテキストファイルを整形印刷するText2Prn

・Text2Prn
http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se302439.html
text2prn01.jpg

これは入れておくと便利だ。

テキストファイルやクリップボード内のテキストを、きちんとしたレイアウトで印刷するフリーソフト。テキストエディタで書いた文章やWebからコピーしたテキストを、整形して印刷したい。そういうとき一般的にはWordの印刷機能を使うことが私は多かった。一時的に印刷用ファイルを作ることになるので、このやり方は少し面倒だ。

Text2Prnは、フォントの種類とサイズ、段組み(区切り線)、余白、ページ数表示などを指定してテキストを簡単に整形印刷する。ソフトを起動して、印刷したいファイルを選ぶかコピーし、整形方法を指定するだけである。

段組みや余白指定ができるので、紙の無駄なくメモを複数並べて印刷したいというときに重宝する。印刷範囲指定もできるので、とりあえず最初の段落だけ紙に出してみるなんて使い方もできる。

・外出前に備忘録メモを急いでプリントしたい
・社内の打ち合わせ資料を会議用にプリントする
・複数のメールを段組みでプリントする

こういうシーンで活躍する。

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2007年04月07日

画像から万華鏡風の静止画や動画を生成するi万華

・i万華 for Mac&Windows
http://macer-page.jp/imange.html
imange01.jpg

「このソフトは任意画像を万華鏡で見たように表現するものです。画像は2:1 の大きさでその中を万華鏡の視野がが時計回り左上から右上 →右下 →左下 →左上と移動します。8 角形と6 角形の2 種類の表示ができ 視野の三角形の一辺のドット数と縮小率の設定ができます。表示は640*480 ドット固定ですが JPEG 及びクイックタイムの書き出しのサイズを設定できます。」


自分で撮影したデジカメ画像を、万華鏡アートに変換するのは楽しい。花の写真を入力すると万華鏡が季節の色に染まる。できあがりの動画MOVファイルはサイズが大きいので、別のファイル形式に変換して、Webなどで公開するとよさそう。

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2007年03月28日

リンク先の危険な画像を安全にチェックできるGroyaX

・GroyaX
http://homepage3.nifty.com/aokura/#Software
groyax01.jpg

写真アップロード系の掲示板を見ていると、いたずらでエロ画像、グロ画像が貼り付けられていることがある。エロはともかく、グロ画像は大画面で見てしまうとショックが大きい。

Groyaは、説明書を引用すると、

「Internet Explorer 専用です。右クリックして表示されるメニューに新しい項
目を追加します。掲示板などに悪戯で書き込まれたアドレスを不用意に参照し
てしまうと、いきなりエログロ画像が表示されて大きなショックを受けること
があります。そうならないように先に縮小画像で確認できるようにしたのが、
GROYA(グロ厭)です。画像を小さく表示するだけでなく、alpha フィルタに
より白っぽく薄くして表示しますが、画像の上にマウスポインタを置くと徐々
に色が濃くなるようにしてあります。また、副作用として画像を装ったブラク
ラの場合に、画像が表示されないのでひっかかりにくくなるようです。」

という安全対策ソフト。

リンク先の画像が小さく、白いフィルターがかかって表示されるので、事前に内容のチェックが可能だ。

このソフトを使ってみて思うのは、怖いもの見たさの心理を絶妙に満足させてくれるソフトだということ。これと別のアプローチとして、画像認識技術でエロ画像やグロ画像を自動的に隠すことはできるのかもしれない。しかし、精神的ダメージがない範囲では、そういう画像もどんなものなのか、気になるではないか。小さくぼやけて見えるくらいでちょうどいい。


右クリックから、

「Groyaでリンク先画像の一覧表示」

「Groyaで連番画像の一覧表示」

「クリップボードから画像一覧」

などの便利な機能もある。

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2007年03月14日

スパムフィルタ プロクシ型のPOPFileとローカル型のBkASPil

私のメインのメールアドレスは、受信(1日500通以上)の7割がスパムメールである。スパムメールをどうフィルタリングするかは生産性に直接関わってくる。私のメールソフトはBecky!で、これに対応した精度の高いスパムフィルターが必要である。

・POPFile - Automatic Email Classification
http://popfile.sourceforge.net/
popfile01.jpg

会社のPCでは、長年POPFileを使ってきた。ローカルにサーバを立てるプロクシー方式で、メールソフトに依存しない長所がある。スパムメールを最初に100通くらい手作業で分類すると、スパムメールらしさを自動学習し、以後はメールを振り分けてくれる。スパムだけでなく汎用的な振り分けフィルターとして使うことが可能だ。

POPFileは優秀なのだが、スパムの学習設定のインタフェースがWebベースであるため、こまめな学習に手間がかかる。プロクシ形式のため、受信済のメールの再振り分けができない。また、ときどきPOPFileのサーバが落ちてしまうと、メールが受信できなくなるトラブルがあった。

(ここでいう再振り分けというのは、誤認識したメールをスパムとして学習した後に、再度振り分けてスパムゴミ箱フォルダへ移動させるという意味である。)


そして最近、モバイルPCにはBecky!専用のプラグイン BkASPil for Becky!2を導入してみた。こちらはBecky!専用ソフトであるため、メール一覧から右クリックから簡単にスパム学習や再振り分けが可能である。2万通近くあった受信フォルダが再振り分けによって、4000通ほどに減り、Becky!自体の動作が軽くなった。

・BkASPil for Becky!2 総合案内
http://b2antispam.s33.xrea.com/
bkaspil01.jpg
bkaspil02.jpg


BkASPilは発信者のIPアドレスをユーザー同士で共有するIPアドレスフィルター方式と、スパムらしさ、一般メールらしさを両方学習するベイジアンフィルター方式を併用している。

今のところ、POPFile、BkASPil共にスパム認識率は95%程度である。気軽な使いやすさという点ではBkASPilの方が優れていると感じた。POPFileの方が設定項目が多く、メールソフトやさまざまな社内システム環境での利用に対応しているため、プロ仕様というイメージがある。

会社のデスクトップでPOPFile、モバイルPCにBkASPilという組み合わせで、今のところ満足している。

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2007年03月10日

デスクトップに半透明の定規を表示するWinRuler

・WinRuler
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se261666.html
winruler01.jpg

デザインやプログラミングをしていると、見ているものの画面上のサイズを確認したいということがある。2点間のX・Y座標の数字がほしいということもある。

WinRulerは、任意の大きさの三角、正方形、円型の半透明の定規をデスクトップ上に表示させることができる。カーソルを動かして、ここからここまで、と目で確認しながら、タテヨコ・ナナメでドット数を計測できる。

winruler02.jpg

日常、使っているアプリケーション内の各パーツの大きさを調べてみると、デザインやプログラム設計の参考になりそうである。

・メールソフトの受信メール一覧部分の大きさ
・Webブラウザーのツールバーの大きさ
・Windwosのスタートメニュー表示の大きさ
・いろいろなロゴやアイコンの大きさ

など、ふだん目にするものの大きさを測ってみた。サイズ感覚が少し身に付いた。

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2007年03月04日

Firefoxのブラウザ画面を上下左右に自由分割できるSplit Browser

・Split Browser
https://addons.mozilla.org/firefox/4287/
splitbrowser01.jpg

SplitBrowserはFirefoxのユニークなプラグイン。ブラウザーの画面を自由自在に分割して多画面ブラウザーにする。メニュー表示は日本語に対応。

右クリックメニューから"ブラウザを分割"を選択すると、カーソル位置にあるブラウザ領域に対して上下左右に分割を行うことができる。"リンクをブラウザを分割して読み込む"をクリックしても分割できる。分割した領域をさらに分割して、さらに分割してということも可能。

分割された各画面は独立したブラウザーになっていて、好きなWebページを表示させておくことができる。ふたつのページを並べて表示させたいときには、タブ切り替えではなく、分割表示の方が便利である。あるいは縦に長いページの異なる部分を同時に表示するなんていう目的でも使える。

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2007年03月03日

写真や画像の色別に分類地図を表示するImageSorter

・ImageSorter
http://mmk.f4.fhtw-berlin.de/?page_id=40
ImageSorter01.jpg

大量の画像ファイルを色別に自動分類することができる画像整理ソフト。実用性はともかく表示が斬新で芸術的である。軽快に動くので、とても楽しい。このブログで使っている画像ファイル1850件を、このソフトで分類させてみた。本の表紙や商品画像、写真などである。1分程度で分析処理が終わり、全画像がマップ上に配置される。

MapViewモードで色の近いものが近く配置された図。拡大縮小表示、隙間の調整、個別画像の表示などが可能。

ImageSorter02.jpg

SphereModeでは球状にマッピングされ、マウスで球を回転させたり、拡大縮小することができる。

本の表紙は新書ごとに群れができたりして面白い。

デジカメ写真のフォルダを指定すると、似たような写真が集まっている。大量の画像の中から、これに似た感じの画像を探したいというときに便利そうではある。デザイナーではない私には、なかなかそういう作業が求められないのだが。

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2007年03月02日

レタッチで失ったEXIF情報を元画像から付け替えるEXIF完コピ

・EXIF完コピ
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se395888.html
exifkancopi01.jpg

JPEG画像に含まれるEXIFメタデータは、画像処理ソフトでレタッチすると消えてしまう場合がある。消えてしまうとアルバムソフトで正しく日付順の並べ替えができなくなったり、再加工の際に必要な撮影時情報が失われてしまう。

EXIF完コピは元画像からEXIFデータだけを抽出してファイル化し、加工後の画像に付け替えるフリーソフトである。EXIFデータの編集にも対応している(設定のまるごとコピーモードのチェックをはずす)。手作業で内容を書き換える場合には、画像ファイルとつじつまが合わなくなるので気をつける必要はある。

exifkancopi02.jpg

なお、専用形式でEXIFとは別にコメントを記録することもできる。

・EXIF情報をエクスプローラで詳細に表示するMicrosoft Photo Info
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004904.html

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2007年02月27日

カスタマイズが魅力の不要ファイル削除ツール Rdel

・不要ファイル削除ツール RDel
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se061102.html
rdel01.jpg

ハードディスクがすぐに一杯になってしまう人におすすめの不要ファイル自動削除ツール。ファイル名や拡張子の指定(ワイルドカード使用可能)をすることで、自分専用の児童削除機能を設計することができる。

主な機能は以下の通り。


1.複数ドライブを削除対象にできます。
2.削除方法を「ごみ箱への移動」「特定フォルダへの移動」「通常削除」「圧縮」の4種の中から選べます。
3.削除ファイル入力 Wizard で削除したいファイルが簡単に選べます。
4.ごみ箱確認ボタンで RDel から直接ごみ箱の内容確認ができます。
5.スタートメニューの最近使ったファイルの削除もできます。
6.c:\Windows\Temp フォルダにあるテンポラリファイルを一括削除できます。
7.全ファイルを削除するフォルダを設定し、一括削除できます。
8.サイレントモード搭載。スタートアップやタスクスケジューラとともに使用すると全自動で動作させることも可能です。

WindowsXP標準のディスククリーンアップでは漏れてしまうアプリケーションの一時ファイル、バックアップファイルなどを、自動で削除できるのが嬉しい。本当に不要かどうかの自信が持てない場合は、圧縮して別フォルダへ移動させておけば安心である。

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2007年02月24日

EXIF情報をエクスプローラで詳細に表示するMicrosoft Photo Info

・Microsoft Photo Info
http://www.microsoft.com/windowsxp/using/digitalphotography/prophoto/photoinfo.mspx
msphotoinfo01.jpg

デジタル一眼レフをはじめてから、写真画像のメタデータ(EXIF)が気になるようになった。

EXIFには撮影時の露出やシャッタースピード、ISO感度、レンズ情報などを詳しく記録されている。これまでこのデータは対応アルバムソフトなどを使わないと確認できなかった。Microsoft Photo Infoをインストールすると、エクスプローラ上で画像ファイルにマウスオーバーしたり右クリックすることでExifデータの詳細を閲覧することができるようになる。

msphotoinfo02.jpg

なおニコン、キヤノンのRAW形式にも対応している。写真好きはインストールしておくと便利だと思う。

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2007年02月19日

Excelに便利機能を選択追加する Excel用 ボタン天国 100

・Excel用 ボタン天国 100 (説明扉付スリムパッケージ版)
B000JMKBIK.01._AA280_SCLZZZZZZZ_.jpg

excelbuttontengoku01.jpg

excelbuttontengoku02.jpg

excelbuttontengoku03.jpg

Excelをパワーアップさせるマクロ集。100の機能があり、必要な機能をボタンとして追加して、いつでも使えるようにする強力なExcelの補助ツール。Excelの行を交互に色分けしたり、数量の順位を表示させたり、複数のシートをひとつのブックに統合したり。手作業だと面倒なことが、簡単にできるようになった。

仕事で資料を作る際に、Excelを使ったやり方がわからなくて、時間ばかりが過ぎてしまうことが、私の場合、よくある。1980円なので一回でも仕事で使えれば元が取れるだろうと思って買ったが、すでに5回くらい使っていて満足した内容。

マクロが自分で書ける人は不要なのかもしれないが、機能リストから選択してポンとボタン一発でできるのは、とても便利だと思う。100機能と200機能の二つのバージョンがある。


入力・編集
●同一データ再入力 ●セル交互塗りつぶし ●有効項目ナンバリング ●セル範囲の転記 ●特定行の削除 ●セル内容の移動 ●日付 時間書き込み ●重複データのクリア ●グループ色分け ●カレンダー表示 ●項目毎データ転記 ●重複行の削除 ●セル範囲1列転記 ●セル照合書式コピー ●指定文字フォント設定

シート処理
●セル内容相違チェック ●シート名でブック作成 ●グループ行挿入 ●ダイレクトシート切り替え ●セル範囲の合計平均 ●キー項目データ仕分け ●カレンダー作成 ●ワークシートの比較 ●連続コピー&貼り付け ●テキストファイル読込 ●複数行/列の挿入 ●空白行/列の削除 ●表データの連結 ●シート集約 ●行列項目名表示 ●同一内容表示 ●シート移動ナビ ●セル照合&色塗り

検索・分析
●セル内容の照合 ●文字の検索&色付け ●項目別データ集計 ●ベスト&ワースト5 ●キーワード抽出 ●ランキングの比較 ●検索文字書式設定 ●色の置換 ●特定行の塗りつぶし ●色塗りセルのカウント ●セル数のカウント ●文字数のカウント ●文字データ一括置換 ●データUP&DOWN ●ブック横断文字検索

文字処理
●文字分割 ●前後スペースの削除 ●文字の連結 ●文字種変換 ●指定文字まで抽出 ●指定文字数で改行 ●文字の分解(横) ●基準文字桁合わせ ●指定位置文字挿入 ●指定文字数の抽出/削除 ●全角半角文字変換 ●全角数字半角変換 ●全角英字半角変換 ●指定文字全半変換

図形
●カッコの表示 ●セル範囲図形消去 ●斜め罫線の表示 ●指定図形の選択 ●セル範囲図形選択 ●取り消し線の表示 ●行間・列間罫線 ●図形表示 ●セル→テキストボックス変換 ●簡易棒グラフ ●囲み文字の表示 ●簡易絵グラフ ●直線の直線化 ●チェックマーク書き込み ●タイトル文字作成1 ●図形センタリング ●セル範囲図形フィット ●寸法線の表示 ●デジカメ写真表示

環境
●セルガイダンス表示 ●フォント設定 ●アドイン組込設定 ●全ツールバーの消去 ●起動時バックアップ ●ハイライト表示2 ●ツールバーグループ化 ●ボタンで開く

その他
●ブックのバックアップ ●ファイル一覧の取得 ●数式の表示 ●ランダムセル選択 ●ランダムデータ書込 ●大抽選会 ●CSVファイル出力 ●Excelログ作成 ●Excelであみだクジ ●文字コードの調査 ●メモ記録

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2007年02月16日

指定条件でWindowsを自動で終了させる ShutdownNext

・ShutdownNext
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se269713.html
shutdownnext01.jpg

外へ出るとき会社のパソコンの電源を落とすかどうか、迷うことは多い。また会社に戻るかもしれないし、直帰するかもしれない。戻るのであれば電源がついたままのほうが便利だ。金曜の夕方の営業外出は特に気になる。下手をすると、土日の間も電源オンになってしまうかもしれないから。電気代は大したことがなくてもセキュリティが気になる。

だから、

・金曜夜中の12時になったら自動で電源オフ
・携帯から「終了」メールを送信したら電源オフ

などができると便利である。

ShutdownNextは指定した条件でWindowsをシャットダウンするソフトウェア。

「ShutdownNextは、幾つかの条件を組合せてWindowsを終了します。
・時刻指定(日付指定も可能)
・タイマー
・プログラム終了(プロセスの終了判定が可能)
・一定時間のCPU使用率
・メール受信(件名の判定)

といった機能がある。

3Dレンダリングや映像エンコード、大きなファイルのダウンロードなどが終わったら自動的にシャットダウンさせることもできる。

なお、フリーソフトだがインストーラーでは、JWORDのインストールオプションが損になっている。不要な場合はオフにするといい。

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2007年02月15日

AQUAZONE OpenWater 流氷の白い海

・AQUAZONE OpenWater 流氷の白い海
B000KC8NHK.01._AA280_SCLZZZZZZZ_V34571207_.jpg

大きな魚が好きである。

コンピュータグラフィクスによる魚類飼育ソフトのアクアゾーンシリーズはキレイな熱帯魚が中心で、いまいちだなと思っていた。ちまちましている。

だが、「流氷の白い海」は大物ばかりが登場するので大満足。

登場する生物は、シャチ、シロイルカ、ゴマフアザラシ、シロナガスクジラ、イッカク、マイワシ、ニシン。大きな魚と書いたが、よく考えると魚じゃないものが多い。まあいいのだ大きければ。悠然と流氷の下を泳ぐ生き物を眺めることができる。個体を追尾するモードでシャチだけ見ていても良い。ニシンは接近すると凄くリアルである。塩焼きにしたらうまそうだ。

えさを振るとそこらへんに生き物が集まってくる。シャチなどの移動速度の速い個体に追尾カメラを設定して動き回り、見たい生き物を探すのがよい。シロナガスクジラにどこまで接近できるかなど挑戦してみると面白い。

アクアゾーンシリーズだけど、餌をやらないでも個体が死んだりしないので、スクリーンセーバーとして純粋に使っている。できることが少ないが操作も簡単。熱帯魚アクアゾーンは面倒だと思っていた人におすすめできる。

たまたま先日、ニシンを個体追尾モードでスクリーンセーバーにしていたら、同僚が覗き込んで「なんですかこれは?」というので「ニシンです」と答えたら、「ニシンですか...」と退散していった。別に毎日ニシンなわけではない。

それなりのマシンスペックを要求するソフトウェアなので動作環境に注意。

・AQUAZONE Open Water 流氷の白い海
http://www.aztv.gr.jp/azow/ryuuhyou/index.html

オフィシャルサイト。スクリーンショットや動作環境情報がある。

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2007年01月27日

常駐させておくだけでDVD、CDのプロテクトを解除するDVD43

・DVD43 v3.9.0
http://www.dvd43.com/
dvd43_01.jpg

まず注意です。これは興味深いソフトなので紹介しますが、著作権保護の観点は各自で判断の上で利用はご検討ください。違法コピーを推奨する意図はありません。

DVDやCDにはコピープロテクトがかかっている場合がある。iPodやPSPに映像や音楽をコピーして持ち歩きたいと思っても、プロテクトがあると私的複製ができない。プロテクトの解除ツールは他にも幾つかあるが使い方が難しかったりする。

DVD43は、常駐起動させておくだけで、プロテクトを無効化してしまうフリーソフト。起動するとタスクトレイに顔のマークが表示される。DVDやCDを挿入すると、顔が赤い怒った顔になって解除を試みる。無効化に成功すると緑色の笑った顔になる。あとは一般的なDVD・CDの複製ツールでコピーが可能になる。

現在、市販の複製ツールはコピープロテクトの解除には対応していない。こうしたグレーな存在のフリーソフトはできる場合がある。お気に入りのコンテンツの私的なバックアップをつくりたいと思って市販の複製ツールを買ってくるとできず、フリーソフトだとできてしまったりするという、妙な現状がある。

プロテクトを解除して個人が私的なバックアップをつくることが法的に許されるのかどうかは議論の最中のようだ。このようなツールを使うことが違法である可能性があるので気をつけないといけない。消費者としては購入したコンテンツの柔軟な利用ができることが好ましいと思う。

・コピーガード - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%89

・DVDビデオ( DVD-Video )の私的コピーは違法か?
http://homepage3.nifty.com/nmat/css.htm

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2007年01月26日

ユーザー行動から重要度を判定する次世代Web検索ツール gooメモリ・リトリーバβ

・gooメモリ・リトリーバβ - gooラボ
http://labs.goo.ne.jp/mr/index.html
goomemory01.jpg

とても興味深い実験ソフトをGooラボが公開している。

「「gooメモリ・リトリーバβ」は『あっ、あれなんだったかな? 思い出せない…』をお助けするツールです。このソフトは、あなたがWebページを閲覧する際に、(1)いつどのページを見たか、(2)どのようにページを利用したか、(3)どんな情報に注目したかなどを記録します。これらの情報をもとに、あなたの行動履歴を分析し、あなたの“記憶の糸”を見やすい画面にして提供します。 」

このソフトウェアはユーザのWeb閲覧履歴を自動で保存し、後でキーワード検索できるようにする。サムネイルでページの内容や見た順番を確認できる。ある期間に見ていたページ群に含まれるキーワードも表示される。何で検索してたどりついたプロセスか分かったりもする。それぞれの時期に何に関心を持っていたかが記録に残るのだ。

goomemory02.jpg

Googleデスクトップ検索にも同様のWeb閲覧履歴の検索機能があるが、gooメモリ・リトリーバβでは、ユーザーの注目の度合いによって検索結果の表示順位を決定するという発想が新しい。

たとえば、そのページを見ているときのユーザーのデスクトップ行動を追跡しており、

・Webページを見ていた時間の長さ
・キーボード・マウス操作の有無
・マウスによるテキスト選択(コピー&ペースト)
・印刷操作

という操作が行われているページほど上位に表示される。

ただボーっと見ていただけのページ、偶然開いてしまったページよりも、熟読して印刷したり、意見の書き込みや、仕事の資料へ引用をしたページの重要度があがる仕組み。大量のページを閲覧する研究者にとっては強力な支援ツールになると思う。私もまだ2日だが便利に使っている。

実験公開のため、操作方法が少しわかりにくい部分があるが、基本はインストールしておけば自動でログを保存してくれるし、必要に応じて検索ボタンを押すだけでいいので、利用は簡単である。

GooLabのQ&Aを読んでいて、ある種同業の私はこんな項目をGooさんが用意しているのを見てふきだしてしまった。

「Q.
gooメモリ・リトリーバって難しそう……

A.
そんなことはありません! Webブラウザの操作履歴が、一目でわかる一覧となって表示されます。自分がとった行動の通りに表示されるので、自分がどうやって情報を探したのかがカンタンにわかります。ちょっと慣れていただく必要はありますが^^;」

なお、このソフトは2007年6月までの実験公開で期間を過ぎると使えなくなる。ログは蓄積すればするほど有用になるはずなので、ぜひ7月以降もGooさんには、正式公開版を出して欲しい。

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2007年01月19日

ハードディスク残量をタスクトレイに表示するdiskFR

・diskFR(WindowsNT/2000/XP / ユーティリティ)
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se376649.html
diskfr01.jpg

私は、仕事で動画サービスの開発をしているので巨大な動画ファイルをデスクトップに置いている。しばらく使っていると、ハードディスクが一杯になりWindowsの動作が重くなる。一杯になる前に状況を知りたいと思っていた。

diskfr02.jpg

diskFRはタスクトレイ上でリアルタイムにハードディスク残量をグラフ表示するフリーソフト。形式は棒グラフ、円グラフ、星型を選べる。ギガ、メガ、キロ、バイトなど計量単位を指定できる。確保しておきたい空き容量を指定しておくと、それを超えそうになると警告を表示する機能もある。

複数のハードディスクの容量を並べてサイドバーとしてデスクトップに常時表示する機能も便利である。

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2007年01月12日

仕事中でも隠れてネットサーフィンできるWebブラウザー Ghostzilla

・Ghostzilla - the invisible browser
http://www.ghostzilla.com/
ghostzilla02.jpg

メールソフトの一部がWebブラウザーに変身している図。クリックすると拡大。

ボスが近くに来てもMixiや2ちゃんねるを読んでいるとはバれないようにするための擬態ブラウザー。あらゆるアプリの画面の一部を、モノクロの地味なWebブラウザーにしてしまう。エディタや表計算ソフトや業務アプリを擬態させていれば、なにかちゃんと仕事をしているように見えて大丈夫、というわけ。

使い方。

1 Ghostzillaを起動しておく

2 表示させたいアプリケーションのウィンドウをアクティブにして、マウスで画面の左端→右端→左端の順で触れる

すると、アクティブなウィンドウ領域がWebブラウザーに変わってしまう。デフォルトではすべてモノクロだし画像も表示されないので、テキスト情報のように遠目には見えてしまう。

こういうお馬鹿なアプリを真面目に作る人はえらい。

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2007年01月07日

10台のサーバをPingで監視するグラフィカルな管理ツール MultiPing Grapher

・MultiPing Grapher
http://www.snapfiles.com/get/multipinggrapher.html
multipinggrapher01.jpg

10台までのサーバにPingを送信し、反応速度を並べてグラフ表示できるネットワーク管理ソフトウェア。管理しているサーバに、何か異常がないか見張るのに便利である。並べてグラフ表示できるインタフェースは、同じネット環境なのにパフォーマンスが悪いサーバを発見するのに向いていそうだ。

起動する前に、ソフトウェアと同じフォルダにあるhosts.txtに、監視対象のサーバ名、表示名などを書いておく。

上の画面の例:
www.datasection.co.jp;DATASECTION test;1
www.metacast.co.jp;METACAST test;2
www.dhpodcast.com;DHPODCAST test;3
127.0.0.1;LOCALHOST test;4

Pingの送信間隔(秒数)、送信パケットサイズは任意で指定できる。グラフウィンドウをダブルクリックすると、テキストベースのログを確認できる。ファイルとして保存することも可能。グラフには平均の数字を表示させておくこともできる。

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2006年12月23日

過去のWebサイトを丸ごとローカルへ復元するWarrick

InternetArchiveには過去のWebのアーカイブが保存されている。私が90年代に運営していたaccess.or.jpというWebサイトを見たければ、

http://web.archive.org/web/*/http://www.access.or.jp

から日付選択でその日の姿のWebを表示させることができる。

とても便利なアーカイブサービスだが、バックアップされたサイト全体をダウンロードするのは面倒である。Warrickを使うと一行の指示でその作業を自動で行ってくれる。

・Warrick - Tool for Reconstructing a Website
http://www.cs.odu.edu/~fmccown/research/lazy/warrick.html
warrick01.jpg

動作にはPerlが必要だ。コマンドラインから、たとえば、

という命令を出すと、InternetArchive、Google、Yahoo!、MSNのキャッシュにアクセスして復元に必要なファイルを探してくれる。-rはリンクをたどって再帰的にサイト全体をダウンロードするオプション。

・サーバのクラッシュで失われた自分のサイトのデータを取り戻す
・事件や事故で消されたサイトを復元してみる

といった目的で使えそうである。

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2006年12月22日

大きな画像を表組タグで分割したHTMLを自動生成 画分作文

・画分作文
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se119753.html
gabunsakubun01.jpg

Web制作では大きな画像をテーブルタグで分割して表示させたいということがたまにある。分割することで表示を軽快にするだけでなく、画像の一部分をハイパーリンク化できたり、JavaScriptを使って表示を変化させたりすることができるからだ。

画分作文は上の画像のように、画像を分割したいところで線を引くだけで、画像ファイルを複数に分割し、つなぎ目なしでそれらを表示させるHTMLを生成する。

・実際に画像を分割してHTMLを出力したサンプル
http://glink.jp/files/gabun/cutpics/cutpic.html


作者の説明
「       画像分割、JPG変換、ホームページ自動作成支援ソフトです。
ひとつの画像を分割してテーブルタグで一枚の画像のように
見せているホームページがありますが、画分作文はそれらの
操作の全てをマウスだけで簡単に作成することができます。
単に画像分割ソフトとしても使えます。
分割能力は縦横に各101分割出来ますので最大10201枚の画像に
分割出来るはずです。(試してません)
ホームページで画像を分割する利点は、大きな画像を一枚で
表示させるよりもスピードが速くなることと、全体のイメージが
速くつかめるということです。
また、分割した画像にリンクを張ることが出来るようになります。」

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2006年12月16日

デジカメ写真の時刻情報を一括して修整できる Exif情報アップデート

・Exif情報アップデート
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se392505.html
exifoverwrite01.jpg

私のお気に入りのデジタルカメラは、完全に充電切れになると内蔵時計がリセットされてしまう欠点がある。そこで、しばしば時刻を合わせるのだが、このときに間違った日時を入れてしまうことがよくあるのだ。午前と午後を間違えることが多い。

これが撮影後に困った結果を招く。

写真データ内のメタ情報(EXIF)が狂っていると、写真アルバムなどで一覧管理する際に、時間順に並ばなくなるのだ。途中で時刻設定の誤りに気がついて再修正したりすると、さらに状況は悪化する。スライドショウで表示すると、夜ご飯を食べた後に朝ごはんを食べているなんていうめちゃくちゃなことになる。

Exif情報アップデートは写真のメタデータを修正するフリーソフト。複数の写真の任意の項目を一括で修正できるので、時刻修正にはぴったりである。GPSのデータを後で微調整したい場合や、不要なメタ情報を変更削除したい場合にも使えそうである。

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2006年12月15日

デジカメ写真を日付別フォルダへ全自動で振り分ける FuriwakeTo

・FuriwakeTo
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se354746.html
furiwaketo01.jpg

私は1年間に約5000枚をデジカメで撮影する。旅行や出張があると毎日100枚以上撮るからだ。写真をフォルダに振り分けるのは日常的な作業である。まず日付で分けるのが基本だが、枚数が多いと一苦労である。それを一発でやってくれるソフトを発見した。

画像フォルダとコピー先フォルダを指定すると、コピー先に日付のフォルダを自動作成した上で、日付別などのルールで振り分けてくれる。

furiwaketo02.jpg

たとえば

C:\original

というディレクトリにある画像を日付別に

E:\2006\12\24
E:\2006\12\25
E:\2006\12\26

という風に整理してくれる。ファイル名も時刻で090000.jpg(09:00:00撮影)のように自動でリネームする。

こうしたフォルダ名の作成ルールはユーザが細かく設定できる。撮影日時がメタデータにない写真はファイル作成日時で振り分けさせることもできる。

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2006年12月10日

圧縮ファイルのパスワードを解読するPikazip


・Pika Zip
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se078535.html
pikazip01.jpg

パスワード付の圧縮ファイルは、メール添付でファイルをやりとりする際に、よく使われていると思う。こうしたファイルをメールと別に管理して年月が経過してしまうと、パスワードがわからないものがでてくる。

このPikazipはZip,Rarアーカイブの忘れてしまったパスワードを検索するフリーソフト。文字列の組み合わせを総当たり戦で試すことで、忘れてしまったパスワードを解読してくれる。

便利な反面、怖いソフトである。簡単なパスワードはつけてはいけないということがよくわかる。たとえば私の名前「daiya」をパスワードにしたファイルを試験的に作成して、このソフトにかけたところ、1秒で解読に成功した。本当に秘密を守りたい場合、こういうパスワードは使ってはいけない。

「専用にチューニングされた解凍エンジンを内蔵することにより圧倒的な速度を誇ります。(添付のtest.zipをK6-2 360で全数検索すると67万語/秒)」と説明書には書いてある。ローマ字や日付などの文字列にも強いらしい。解読時に優先して使う文字列辞書を設定することもできる。

さらに複数のマシンを使って、ひとつのファイルの解読を行うPika Zip Network Center も公開されている。

・Pika Zip Network Center
http://www.ipc-tokai.or.jp/~pusa/


・ITmedia News:安易なパスワードのトップ10発表
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0606/30/news020.html

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2006年12月09日

同一または類似の画像を見つけるSimiPix

・SimiPix
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se363819.html
simpixcap01.jpg

SimiPixは、ハードディスクにある画像ファイルの類似性を計算して、同一ファイルの重複や、イメージ的に似た画像をリストアップしてくれる。デジカメの写真の整理、Web素材の整理などに使えそうである。

画像を整理したい対象フォルダを指定し、検索・抽出ボタンをクリックすると、画像の類似度チェックが開始される。ファイル数が多いと少し待たされるが、類似画像と画像差つきのファイルリストが表示される。

画像の違いの差が大きい順で並べ直すとよくわかる。同一画像の重複の場合、画像差は0になるようだ。私はデジカメの写真の多いフォルダで実験したが、同じ場所で連続して撮影した画像が類似画像と表示される場合が多かった。よくできている。

類似画像をフォルダ整理したい場合は、ファイルのリストから、「Q」キーまたは画像クリックで左側画像を、「W」キーまたは画像クリックで右側画像を移動先フォルダに移動させることができる。

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2006年11月30日

肌色の画像を自動検出する肌色ファイルチェッカ

・肌色ファイルチェッカ
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se112264.html
hadairochecker01.jpg

教育の場で、最近は「肌色」ということばを使わないらしい。「うすだいだいいろ」というそうである。人種によって肌の色は違うのだから肌色はおかしい、だから言い方を変えましょうという考え方には納得できる。だが、だいだい色を薄くした色は私のイメージの肌色と違う気がして、新名称もしっくりこない。

薄橙色というより薄茶色の方が近いのじゃないか。

いやそれにちょっと黄色を混ぜた感じか。

その上で明るくして、それで、透明感も少し欲しい。

色を言葉にするのは難しい。

つまり、私にとっての肌色はサザエさんの肌の色なのである。

このソフトウェアは、指定ディレクトリ以下にある画像ファイルから肌色の要素があるファイルを抜き出して、別のディレクトリへ移動させてくれる。試しに2000ファイルの画像ファイルのごった煮ディレクトリで使ってみた。かなり高い確率で、人間が写っている写真画像を抽出できた。

雑多な大量のファイル群の中から、肌色の含まれる画像を、日夜、探さなければならない業務担当者には朗報のツールである。

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2006年11月19日

写真をスケッチに変換するPhoto to Sketch

・Photo to Sketch
http://www.thinkersoftware.com/photo-to-sketch/index2.htm
phototosketch01.jpg

写真から輪郭を抽出してスケッチ風に変換する画像処理ソフト。変換前と変換後を並べて比較、修正できる。人物の写真なら似顔絵イラストが作れるだろうし、彩色などの変換を施せば、年賀状やカードに使えるアートになりそう。

この前にレゴのブロックで作った汽車の写真を変換してみた。変換後の画像の拡大版(クリックすると拡大)がなかなか面白い効果が出ている。レゴでモデリングして、輪郭抽出してアートにするというのはアイデアかもしれないと自画自賛中。

phototosketch02.jpg

クリックすると変換後の画像が拡大されます

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2006年11月11日

デフラグ処理を効率的に行うcontig

・Contig v1.53
http://www.microsoft.com/technet/sysinternals/utilities/Contig.mspx
contig01.jpg

パソコンのハードディスクは使っているうちに「断片化」という、目には見えないある種の劣化を引き起こす。これに対して定期的に「デフラグ」という処理をかけて、回復させてやると良い。初心者以外は知っている常識であるが、今日はデフラグのパワーアップツールの紹介。

今年の夏にマイクロソフトが小さなソフト会社を買収した。

・MicrosoftがWinternalsを買収 スラッシュドット ジャパン
http://www.rikai.com/perl/LangMediator.En.pl?a=2006072245

この会社はWindows用の優れたユーティリティソフトを開発していた。そのうちのひとつが、Windows標準のデフラグ機能より優れたデフラグツールcontigであった。contigを使うと、特定のファイルや特定の拡張子のファイルだけにデフラグを実行できる。巨大な映像ファイルやディスクイメージの断片化チェックに特に役立つ。

私のパソコンは普段、デフラグをしていない。このツールで断片化状況を確認したところ、ひどい状況になっていたのが発見された。この文章を書いている裏側でデフラグ処理を実行中である。ファイルが断片化したまま使っていると、処理が重いだけではなく、ハードディスク寿命を縮めることにもなるらしい。これからは定期的に行おうと決意。

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2006年11月09日

メールの新着状況をデスクトップに表示するLedBiff

・LedBiff : POP3/APOP/IMAP New Mail Notifier
http://www.ledbiff.org/software/ledbiff/index.html
ledbiff01.jpg
ledbiff02.jpg

メールソフトの自動受信機能は使っていない。この習慣は昔からで、便利なことは分かっているのだが、定期間隔の受信で既に届いたものを見るというメールとの出会い方がイヤなのだ。自分で受信ボタンを押したタイミングで、入ってくるメールとリアルタイムに出会いたいのである。

Ledbiffは複数のメールアカウントを巡回して新着メールの数、送信者名、件名などをデスクトップ上に、文字が流れる電光掲示板として表示するフリーソフト。このソフトなら、メールを実際に受信するわけではないので、私のメールポリシーに抵触しない。作業で忙しいときにもメールソフトを起動せずに、緊急メールがきていないかだけチェックできるので、都合がよい。

各種フィルターを設定することができ、特定人物からのメールや、特定のキーワードを含むメールがきたときに、任意の着信音を鳴らすことも可能。新着メールがないときには、時計表示にしておくことができる。

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2006年11月05日

Windowsのモジュール依存関係を可視化するDependency Walker

・Dependency Walker (depends.exe) Home Page
http://www.dependencywalker.com/
dependancywalker01.jpg

ほとんどのWindowsアプリケーションは多数のモジュールに依存している。Dependency Walkerは、実行ファイルの外部にあるDLL、EXE、OCX,sys等のモジュールの依存関係を、ツリー状に階層表示するフリーソフトである。

上のサンプル画像ではAppleのiTunesの実行ファイルを分析している。多数のWindowsモジュールを呼び出していることがわかる。プログラマであればfunction項目の内容を見れば、だいたいどのモジュールが何をしているかまでわかるだろう。F7キー(Start Profiling)を押すと実際にプログラムをロードした際の、動的な依存関係を詳しく抽出できる。

「Save As」で実行ログを保存することができる。テキストとして保存すると人間が読めるログになっている。こうしたログは、どこでエラーになったかを解析するのに使える。

Windowsの問題解決や、開発時の実行ファイル解析に便利に使える。コマンドラインとして動作させることもできる。

Dependency Walkerは、Mozillaプロジェクトのテストにも採用されているようだ。同プロジェクトのFAQに使い方が掲載されている。

・Dependency Walker (depends.exe) の使用方法
http://www.mozilla-japan.org/quality/help/dependency-walker.html

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2006年11月03日

手話学習ソフトウェア 手話ロボットオアフくん

・手話学習ソフトウェア 手話ロボットオアフくん
http://int.moo.jp/
shuwaofafu01.jpg

3Dキャラクターを使った手話学習用ソフトウェア。

あらかじめ辞書登録された単語を入力すると、その意味を表す手話の動作を3次元キャラクターが動きで見せてくれる。「わたし 餃子 好き」のように単語を並べると連続表示してくれるのでわかりやすい。

キーボードのシフトボタンを押しながらドラッグすると、視点を変更することができ、右クリックでのドラッグやマウスホイールで、奥、手前の視点移動になる。好きな方向からロボットの動作を確認できる。

手話の単語と動作はユーザが追加できる。新しい動作を編集するための手話単語編集機能がある。作成した動作は専用掲示板にデータをアップロードして、他のユーザーと共有できるようになっている。Wikipediaの手話版とかできたらすごいな。

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2006年10月28日

パソコンの中身から意味ありげな文字列を「全部見せます」スクリーンセーバー

・全部見せます
http://www.vector.co.jp/soft/win95/amuse/se123180.html
zenbumisemasu02.jpg

パソコンの中身から、意味ありげな文字列を見つけては、全部表示するスクリーンセーバー。テキストファイルだけでなくバイナリファイルの中身からも文字列を抽出してくる。思わぬ情報の発見が期待できる。


【仕様】
・抽出する文字コードは、通常の半角英数字と2バイトコード全般など。
・抽出された文字列ごとに色分けされます。
・抽出対象のファイルが変わるごとに輝度が変わります。(明→暗→明→暗...)
・Cドライブより検索して300個目のフォルダまでを対象。(起動までのレスポンスを配慮)

試してみた。

zenbumisemasu01.jpg

環境によって表示内容は異なるわけだが、私のマシンの場合、バイナリファイル内のプログラミングコードが大量に表示される。プログラマにとっては面白い発見がありそう。中身を全部ダンプするというのは、実用性よりもコンセプトアートとして面白さを感じる。
で、このスクリーンセーバー。画面ダンプはパっと見た感じ、ウィルス感染っぽい印象もあるので、会社でスクリーンセーバーを使ってランチにでかけたら「橋本さんのパソコン、たいへんなことになっていますよ!」と騒がれそう。

画面ダンプも面白いが、自分のPCの中身をタグクラウドで見てみたいと思った。

アウトルックのメールやスケジュール内容をタグで管理するTaglocityというアプリにはタグクラウド表示がある。やりとりしたメールを分析するのは有意義な気がする。

・Taglocity from IngBox Software
http://www.taglocity.com/
taglocitythumb1.png

Perlでタグクラウドを簡単に作成するモジュールがあるので、これとローカルWebサーバを組み合わせて、自作してみようかなと思っている。お正月休みの課題かな。

・HTML::TagCloud - Generate An HTML Tag Cloud - search.cpan.org
http://search.cpan.org/dist/HTML-TagCloud/lib/HTML/TagCloud.pm

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2006年10月27日

Scroll Lockの状態表示LEDでメールの新着をお知らせ

・Bill
http://homepage1.nifty.com/fukapon/showcase/softwares/bill.html
scrlckbill01.jpg

Windows上では、ほとんどの人間が使わないであろうScroll Lockキー。

Scroll Lockには多くのキーボードで状態表示LEDまでついている。

古くから存在するこのキーはについてWikipediaに説明がある。

Scroll lock - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Scroll_lock

本来はカーソルキー(上下左右)の挙動を変更するためのキーだったらしい。Scroll Lockがオンの状態でカーソルキーを押すと、カーソルが動くのではなくて、画面がスクロールするといったアプリケーションの実装を前提としていたそうである。

このキーは、今はWindowsではエクセルユーザが一部機能で使う程度。ほとんどのユーザーはPrint ScreenやPause Breakと並んで触ったことがないキーベスト3を構成していると思う。けれども状態表示LEDがついている。

このBillというフリーソフトは、この冗長なLEDをメールの新着状況の表示に利用する。POPアカウントの設定を登録しておくと、メールが届いたらLEDが点滅する。届くメールによって異なる音楽を鳴らすことも可能。

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2006年10月22日

マウス周辺を拡大表示するSimaLoupe

・SimaLoupe
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se409757.html
SimaLoupe01.jpg

ビデオカードが高性能になって、高解像度表示が可能になった。横幅1600以上で見ているようなユーザも珍しくない。ディスプレイサイズはそのままで、解像度だけを上げると、相対的に文字は小さく、読みにくくなる。解像度が大きくなると、一覧性、操作性は上がるから、文字は読みにくいんだけど、高解像度を選択しているユーザーって結構多いのではないだろうか。(私がそんなユーザーの一人なわけですが)。

SimaLoupeを使うと必要なときにキー操作ひとつで、拡大ルーペを呼び出せる。マウスカーソル周辺を拡大して表示できる。

主な機能:

・マウス周辺を拡大して表示する
・マウスカーソル位置のXY座標、RGB値を表示
・マウスカーソルの動きに追従して拡大表示を行う機能
・拡大表示ウィンドウの形状変更(四角形、楕円)
・拡大表示の色反転
・拡大表示視野のサイズ変更(ドット数指定)
・キーボードによる拡大表示・非表示切り替え

ブラウザーのフォントサイズ拡大が利かないWebページ閲覧や、ドット絵のデザイン研究にも使える。

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2006年10月21日

すべてのタグに枠づけ、色づけしてCSSデザインを支援するSTYLE Diver

・STYLE Diver
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se365713.html
stylediver01.jpg

Web制作の支援ツール。

右クリックから、表示中のWebページのHTMLとCSSを解析して、タグの構造と現在値の一覧を表示する。タグをクリックすると、一瞬、ブラウザ内の該当箇所の色が変わる。一覧画面でタグの値を変更すると、ブラウザで再描画が行われて、効果を視覚的に確認できる。

便利なのはすべてのタグに枠と色づけを行う機能。TABLEの入れ子関係やCSSのかかり具合が一目瞭然になる。ちょっとここどうなってるのかな?と思ったときに、右クリックで確認できる気軽さがいい。

よくできたWebページを研究するための学習ツールとしても使えそうだ。

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2006年10月18日

文字数、行数、枚数などがわかる文章解析機能エディタ Text Analyzer

・Text Analyzer
http://home4.highway.ne.jp/efu15/Txal.html
textanalyzer.jpg

これは文章の仕事をする人にはとても便利だ。

Text Analyzerは文章解析機能を持ったテキストエディタ である。

次のような数字をすぐに確認できるのが特徴。

文字数
英単語数
行数
サイズ
1行あたりの文字数
行ごとの文字数
1行あたりの英単語数
文字部分の占める面積
ひらがなやカタカナなどの字数
語句が何回出てくるか
原稿用紙の枚数


文字数制限がある場合、いま何字書いているかがわかるのは心強い。原稿用紙換算で何枚というのもわかりやすい。

そのほか、

原稿用紙出力
1バイト(半角)文字を2バイト(全角)文字に変換
半角カナを全角カナに変換

といった変換機能もある。表示や整形時には禁則処理の設定もできるので実用的である。

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2006年10月15日

Excelでバナーやボタン部品画像を作成する簡単バナー1

・簡単バナー作成1
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se234935.html
kantanbanner01.jpg

邪道といえば邪道な気もするのだが、Excelを使ってWebやアプリケーションの画面設計をする人って結構多いのではないだろうか。私もよくやる。セルやフォントの設定をいじったり、罫線を引いたりするだけで、プロトタイプの提案レベルの絵が描けるから、Excelはそれなりに便利なのだ。業務ソフトの画面設計であれば、このレベルでも十分だろう。

このソフトはExcelを使って作成した上記サンプルのようなバナーボタンを画像として保存することができるマクロ。Excelのセルを使ってデザインしたパーツを、ワンクリックで画像化できる。画像化したボタンは、ペイントで仕上げに使ったり、HTMLの部品として利用したりすることが考えられる。

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2006年10月14日

イベントで便利な効果音の管理再生プレイヤー SE Producer

・SE Producer
http://my.reset.jp/~triton/SE.htm
seproducer01.gif

結婚式やセミナーなどのイベントで使えそうな複数音声再生ソフト。

予め設定した15のCD楽曲、効果音(Wave)、BGM(MIDI)を、必要な瞬間がきたらクリックで個別に再生できる。各パネルには楽曲名を表示できるので、間違えて違う曲を流してしまうミスが防げる。

WAVが登録された場合はパネルが青を基調とした配色に,MIDIでは緑,CDでは赤という具合に,視覚的に判別が容易になっている。音量調整コントロールを呼び出すショートカットキーもある。

なお、これはフリーソフトだが、より多くの音声ファイル形式に対応し、各ファイル再生の音量なども個別に調整できるProfessional版もある。

・SE Producer Professional
http://my.reset.jp/~triton/SEP.htm

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2006年10月13日

タスクバーの順序を自由に並べ替えるtaskbar shuffle

・taskbar shuffle
http://www.freewebs.com/nerdcave/taskbarshuffle.htm
taskbarshuffle01.jpg


私はタブブラウザーを使わない派なので、タスクバーにはたくさんのボタンが並んでいる。これは起動した順序で並んでしまうために、扱いにくい。常に一番左にメールソフト、次にテキストエディタのボタンがあってほしいと思っているのだが、標準機能では並べ替えが効かない。

taskbar shuffleを使うと、ドラッグアンドドロップでタスクバーの内部のボタンの位置を動かすことができるようになる。

taskbarshuffle02.jpg

ウィンドウズの開始と同時に起動するオプションをチェックしておけば、意識せずに使える。ウィンドウのグループ化のチェックをはずしておくと一層わかりやすい。

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2006年10月06日

サムネイル付のリンク集ページを簡単に作成するANGITIA

・ANGITIA
http://omega-point.ddo.jp/software/soft_download/angitia.html
angitia01.jpg

エクセルのような画面にURL、サイト名、コメント、ジャンルの項目を埋めるだけで、サムネイルのプレビュー画像付のリンク集のHTMLを生成できるフリーソフト。ジャンル別に別ページを作成したり、リスト上で出力する/しないを指定できる。


●主な特徴
・Webページへ自動でアクセスしてサムネイルプレビューを生成します。
・Webページタイトルを自動で取得することができます。
・通常のHTMLタグとANGITIA独自のタグの組み合わせによるユーザー独自のデザインテンプレートを作成することができます。
・IEのお気に入りをインポートすることができます。
・ANGITIAからブラウザを起動することができます。
・編集画面でWebプレビューを見ながら作業することができます。

・LINK - CG総合 -
http://omega-point.ddo.jp/link/index.html
このソフトウェアを使って生成したページのサンプル

関連サイトを仕事の資料に入れるときに、URLを列挙するだけでは味気ない気がする。このソフトを使ってプレビュー、コメントのついた資料にしておけばわかりやすい。

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2006年09月30日

InternetExplorerを瞬速で起動するINetXP

・INetXP
http://resume-next.hp.infoseek.co.jp/program/utility.html
inextp01.jpg

INetXPは、InternetExplorerの起動を高速化するソフトウェア。タスクトレイ上のアイコンをクリックするとダブルクリックすると、瞬間的にInternetExplorerが立ち上がる。私の環境では劇的な変化があった。FireFoxのように軽快である。

仕組みは、InternetExplorerのプロセスをメモリ上にあらかじめ起動させておくということらしい。だから、起動は軽快にはなるが、InternetExplorerを使っていないときにも、メモリは消費するようだ。その点は注意。

一度起動すると、次回からはパソコンの起動時に自動で起動するようになる。(アンインストール方法は、タスクトレイのアイコンを右ダブルクリックすると可能)。

■重要なお知らせ

このブログではソフトウェア紹介をする際に、ダウンロード先としてベクターのサイトを紹介している記事が多いです。ダウンロード最大手で信頼できると考えていますが、このたび、配布ファイルのウィルス感染の事故が発生しています。

・「Vector」で公開中の807タイトルがウイルス感染、7,873回ダウンロード
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/10/02/13473.html
「ベクターによれば、ウイルスに感染したソフトウェアが掲載されていたのは、フリーソフトおよびシェアウェアを公開している「ライブラリ」。9月27日1時頃から13時30分頃にかけて、半日以上にわたりウイルス感染したソフトウェアがダウンロード可能な状態になっていた。」

この期間中にベクターでダウンロードをされた方は、ぜひウィルスチェックをしてください。

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2006年09月29日

巨大な絵文字作成ツール -やめて-

・巨大文字作成ツール -やめて-
任意のサイズの巨大文字のアスキーアート(AA)を作るツール
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se405379.html
aayamete01.jpg


 ● 何これ ●

任意のフォントで書かれた文字列から、巨大文字アスキーアートを作ってしまおうとい うツールです。2chで誰かを煽りたいときなんかに使ってください...おkおk、平和利用平和利用。

この手のツールはいくつか存在していますが、どれも自分のニーズを微妙に満たしてく れなかったので、自作してしまいました。売りとしては、全角半角問わずどのような文 字(例:キタ━(゚∀゚)━!!など)でも変換対象となり、しかもフォントの種類やサイズ指
定もOK。といったところでしょうか。

というイカした説明がある巨大絵文字作成ソフト。

メールやブログで使ってもインパクトがありそうだ。

絵文字を構成する文字種、フォント、余白サイズはユーザが指定することもできるので、

aayamete02.jpg

なんてことや、

aayamete03.jpg

なんてことが可能。

・2ちゃんねる風の絵文字作成を支援するAscii Art Editorと文字絵考
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001881.html

・おまいら2chカードゲームで遊びませんか、いいYO!
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002821.html

・テキストでビジュアライズするツール
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000436.html

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2006年09月22日

Webサイトのリストをスライドショウ風に巡回表示するえkoUrl

・えkoUrl
ecourl01.JPG

「えkoUrl」は、指定された URLやHTMLなどのページを表示、または複数のURLをスライド表示し、指定された時間後に終了するアプリケーション。

RSSリーダーを使えば、各サイトの主要な更新一覧は把握できるけれども、RSSに含まれていない情報もあるし、デザイン変更や機能追加はみつけられない。新聞サイトなどでは記事の表示面積も確認したい。だから、ブラウザでひとつひとつ見て歩くという作業はいまだに有効だと思っている。

「えkoUrl」を使うと、あらかじめリスト化したサイトを、だまって見ているだけで順番に表示される。朝一番で寝ぼけているとき、昼食をPCの前で食べているとき、などには、この受動的なブラウジングスタイルが楽でいい。

スライドショウ風つながりで、もうひとつ面白いサイトを紹介。MashStarはキーワードを入力すると、プレゼンに使えそうな関連画像を見つけて、表示する。ジョークアプリかなと思ったが、ブレストレベルではかなり使えそうな気がする。

・MashStar | 準備ゼロの最強プレゼンテーション!
http://mashstar.com/

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2006年09月16日

「もしも○○したら」経済効果の経済効果を一目瞭然化する もしもチェッカー

・もしもチェッカーの紹介
http://homepage1.nifty.com/mM/mosimo/mosimo.htm
mosimochecker01.jpg

もしもタバコをやめたら1年でいくらの節約になるのか、1年間で100万円を貯めようと思ったら、毎日幾ら貯金箱に入れるべきなのか。さまざまな「もしも○○したら」の経済効果を、ユーザに教えてくれるソフトウェア。

最初にもしものテーマを選択肢、1日/1週間/1ヶ月/半年/1年/3年/5年/10年/20年/30年のどれかの欄に数字を入力すると計算が行われる。上のサンプル画像は1箱300円のタバコを1日に1箱吸う人用のシミュレーション結果。

もちろん、新しい「もしも」を新規登録することができる。

必要に応じて結果をユニークな「哀願書」、「依頼書」、「宣言書」のフォーマットで印刷することができる。

mosimochecker02.jpg

なお、このソフトは計算結果をCSV形式でプログラムのディレクトリ内に保存しているので、Excelや他のアプリケーションで再利用が可能だ。

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2006年09月15日

使ったフォルダの履歴を簡単に呼び出すOSPE

・OSPE
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se356604.html
ospe01.jpg

うっかり作業中のフォルダを閉じてしまって、あれどこだっけ?ということはよく起きる。特にC:\Profram Files\などで始まる深い階層のフォルダだったりすると面倒だ。Windowsには「よく使うファイル」履歴の表示機能はあっても、「よく使うフォルダ」の履歴表示がないので、閉じたフォルダは、どっかにいってしまうのだ。

OSPEは最近開いたフォルダの履歴一覧を表示し、クリックですぐにフォルダを開きなおすことができるユーティリティ。よく使うフォルダを登録しておくこともできる。パス名をクリップボードにコピーすることも可能。

またパス名がわかりにくい特殊フォルダも簡単に一覧から開くことができる。次の特殊フォルダがあらかじめ登録されている。デスクトップ、スタートメニュー、スタートメニューのプログラム、スタートメニューのスタートアップ、お気に入り(上記のすべてのユーザー)フォント、最近使ったファイル、送る、マイドキュメント、プログラムファイル、コモンプログラム、クイックランチャ、ウィンドウズ、システム、テンポラリ。

そしてさらに便利なのは、起動中はエクスプローラなどのアドレス欄をダブルクリックすると、登録フォルダと最近使ったフォルダに移動するための選択メニューが表示されること。わざわざOSPEの画面を呼び出す必要がないのだ。

いつ必要になるかわからない機能なので常駐させて使うのがよさそう。

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2006年09月09日

ハードディスクの使用状況をグラフ化するWindirstat

・WinDirStat - Windows Directory Statistics
http://windirstat.info/
windirstat01.jpg

ハードディスクの使用状況を分析するツール。

画面上部では、ディレクトリ単位でファイルの数や下位ディレクトリ数、そして合計サイズなどを表示する。容量順で並ぶので、肥大したディレクトリを発見するのに役立つ。

特徴的なグラフを表示する画面下部。ここでは、ファイルの種別(拡張子別)を色で、ファイルのサイズを面積で、ディレクトリを位置でグルーピングする。見慣れない画面だが、一度、見方がわかるととても便利だ。

上のサンプル画像の私のマシンの場合は、映像ファイル(MPEG)がハードディスクの大部分を占有していることがわかった。次に多いのがログファイル(log)だった。

前者は、テレビ録画したファイルを削除していないから。(注、変な映像を蓄積しているわけではない。)。後者はWebサーバのアクセスログを分析するためダウンロードしてあるから。ログのことは作業がとっくに終わっているのに忘れていた。これを削除して容量を空けよう。

・ハードディスク容量不足の解決支援Overdisk
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002305.html

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2006年09月08日

ロゴ・イラスト系ビットマップ画像の拡大処理ツール MugenViewer

・ロゴ・イラスト系ビットマップ画像の拡大処理ツール『MugenViewer』
http://www.noids.net/mugen/
mugenviewer01.jpg

驚きの効果がある。

MugenViewerはグラデーションを含むロゴ、イラスト等のビットマップ画像を、独自のアルゴリズムで、無限に滑らかに拡大表示できるツールである。ビットマップ画像は拡大するとぼやけてしまう。そもそもオリジナル画像に情報がないからだ。MugenViewerはその細部を自動的に、適当に補完する。あたかもベクター画像であるかのように、文字やイラストの輪郭をなめらかに表示する。

たとえばこんな画像がある。

Saaf
【私の公開ブックマーク】


これを4倍に拡大すると、普通はこんな感じに輪郭がぼやけてしまう。

mugenviewer02.jpg

これに対して、MugenViewerで拡大すると下ようのようになる。

mugenviewer03.jpg

拡大率が上がれば上がるほど、二つの違いは顕著になっていく。

一般的な画像アプリに実装されているバイキュービック法とも歴然とした違いがある。

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2006年09月01日

ローカルのフォトアルバムをネットで共有するMicrosoft Max

・Microsoft Codename Max
http://www.microsoft.com/Max/
microsoftmax01.jpg

「Microsoft Max」というすごいネーミング(コードネームらしい)のベータ版。

機能としては、

・写真付きのニュースが読める
・ローカルの写真や画像を2Dあるいは3Dアルバム化、スライドショウ化できる
・作ったアルバムをユーザ同士でネットで共有する
・写真に手書きのメッセージを書き込んで共有できる

である。

・Microsoft Codename Max - Gallery
http://www.microsoft.com/Max/jsgallery.asp
スクリーンショットのギャラリー。VISTAを意識した美しいデザイン。

写真アルバム+コミュニケーション機能という組み合わせは、GoogleのPicasaの対抗馬といえるだろう。クリックで任意の写真を拡大できるインタラクティブなアルバム表示は、多数の写真をスライドショーで眺める際に便利である。独特の「3D Mantle View」モードも楽しい。

ユーザ同士の共有にはMicrosoftパスポートのIDが必要。共有したい相手のIDをリストに設定しておけば、見つけてもらえる。FlickrのようなWeb上での写真共有サービスとは使い勝手が一味違うアルバム単位での交換アプリケーション。これも結構いいかもと思った。

将来的にはインスタントメッセンジャーから、簡単に使えるようになるのかな。

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2006年08月25日

どこからでも自宅やオフィスのプリンタをネット越しに利用するPrinter Anywhere

・Printer Anywhere
http://www.printeranywhere.com/
printanywhere.jpg

インターネットを経由して、外出先から、自宅やオフィスのプリンタに印刷指示を出せるネットワークユーティリティ。あらかじめ印刷指示を出す側と、受ける側のPC両者に、このソフトウェアをインストールすると、Printer Anywhereがプリンタのひとつとして登録される。

「Printer Anywhereを使って印刷する10の理由」を訳してみた。

・文書を受け取ったら確実に印刷されるようにしておきたい
・文書の電子コピー(メール)を送信したくない
・文書の受け取り手が対応アプリケーションを持っていない
・紙の写真を親戚のプリンタに印刷させたい
・特定のプリンタからのみ文書を印刷するようにしておきたい
・利用中のアプリケーションから、ローカルプリンタと同じように直接印刷したい
・マイクロソフトのプリンタ共有に満足していない
・文書がローカルでプリンタ印刷やFAXするには大きすぎる(紙を節約したい)
・FAXの品質では十分ではなく、国際FAXは高額だ
・今すぐ印刷したい。無料で!

で、自分が使う用途としては

・電子コピーを渡さずに相手に印刷物を即座に渡したい
・会社や外出先で発見した情報を、自宅やオフィスに紙で残しておきたい

である。

この機能はMSNメッセンジャーに搭載されたら結構便利だと思う。

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2006年08月19日

リアルタイムにネットワーク情報を一覧表示するTCP Monitor Plus

・TCP Monitor Plus
http://hp.vector.co.jp/authors/VA032928/
tcpmonitorplus01.jpg

LANやインターネットのトラフィック量表示やIP監視、セッション状態のモニタリングと、NSLOOKUP、NETSTAT、WHOISの機能を持つ。タスクトレイに常駐させることができるので、トラブル解決に役立つ。グラフ表示が美しく、機能別にタブ管理できるインタフェースがわかりやすい。

ログは必要な情報をフィルターしてテキスト保存できるので、ネットワーク管理者同士の情報交換にも使える。以下は統計情報の出力結果例。

----- IP統計値 -----------------------------------------------------
IPフォワーディング Enabled
親データグラムのTTL 128
受信データグラム数 106,560
受信ヘッダー・エラー数 0
受信アドレス・エラー数 643
進められたデータグラム数 0
未知プロトコルの受信データグラム数 0
廃棄した受信データグラム数 240
伝送した受信データグラム数 106,320
要求された送信データグラム数 68,082
廃棄したルーティングデータグラム数 0
廃棄した送信データグラム数 0
ルートを持っていないデータグラム数 0
再構成のタイムアウト値 60
再構成を要求するデータグラム数 0
再構成されたデータグラム数 0
再構成できないデータグラム数 0
断片化されたデータグラム数 0
断片化されないデータグラム数 0
フラグメント数 0
インターフェースの数 3
このPCに関連したIPアドレスの数 3
IPルーティングテーブルのルート数 8

----- TCP統計値 ----------------------------------------------------
再送信タイムアウトのアルゴリズム Van Jacobson's Algorithm
再送信タイムアウト最小値 300
再送信タイムアウト最大値 120,000
最大接続数 無制限
アクティブ・オープン数 920
パッシブ・オープン数 15
接続に失敗した数 12
リセットされた数   252
現在確立している接続数 5
受信セグメント数 94,245
送信セグメント数 56,041
再送セグメント数 40
受信エラー数 0
リセットされた送信セグメント数 249
接続の累積数 14

----- UDP統計値 ----------------------------------------------------
受信データグラム数 11,779
受信データグラムの廃棄された数 300
受信データグラムのエラー数 0
送信データグラム数 11,593
UDPリスナーテーブルのエントリー数 18

----- ICMP統計値 ---------------------------------------------------
受信 メッセージ数 7
エラー数 0
伝達不能メッセージ数 4
TTL超過メッセージ数 0
パラメーターエラー数 0
リクエスト取消数 0
リダイレクト数 0
エコー・リクエスト数 0
エコー・レスポンス数 3
タイムスタンプ・リクエスト数 0
タイムスタンプ・レスポンス数 0
アドレス・マスク・リクエスト数 0
アドレス・マスク・レスポンス数 0
送信 メッセージ数 7
エラー数 0
伝達不能メッセージ数 4
TTL超過メッセージ数 0
パラメーターエラー数 0
リクエスト取消数 0
リダイレクト数 0
エコー・リクエスト数 3
エコー・レスポンス数 0
タイムスタンプ・リクエスト数 0
タイムスタンプ・レスポンス数 0
アドレス・マスク・リクエスト数 0
アドレス・マスク・レスポンス数 0

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不要の全てのアプリを終了しメモリを大量確保するAllKill

・AllKill
http://www3.plala.or.jp/kazuasa/allkill.html
allkill01.jpg

CD-R/DVD-Rを焼く、映像をエンコーディングする、3Dのレンダリングをする、ゲームをする、などメモリを目一杯確保し、不要なアプリの割り込みから、解放されたいときに、使えるアプリ全終了ツール。

設定画面で、起動させて起きたいアプリを選び、実行をクリックすると、ばっさりその他のアプリケーションが終了する。システムに関わるが、目的の処理には必要がないアプリまで削ってしまうことが出来る。たとえば、DVDを焼くために、ネット接続は不要なので、極限までネットワーク系のシステムアプリを停止させるといった具合。

私の端末(768メガ搭載)で、メモリ監視アプリを使って計測してみたところ、100メガバイト以上もメモリを確保することができた。


AllKillの概要
  全てのアプリに終了を通知し、システムリソース、メモリを空けます。
  タスクトレイに常駐している赤外線モニタとかタスクスケジューラとかも終了出来ます。
  ○以下の様な場合に使用することをお勧めします。
   ・CD−Rを焼く際に、不要なアプリを終了させたい。
   ・ソフト開発で大きいプロジェクトを修正するため、メモリを空けたい。
   ・複数のアプリを快適に動作させたい。
   ・元から入っている、よくわからないアプリは終了させたい。
  ○オプションにより、初級者用と上級者用があります。
   ・初級者用:安定した環境を守りながら、不要なアプリを終了します。
   ・上級者用:オフライン作業などで最低限必要なアプリ以外を終了します。

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2006年08月12日

複数のP2P検索サイトを一括してファイルを探せるTorrentCascade

・TorrentCascade
http://cowscorpion.com/FileSharing/TorrentCascade.html
torrentcacade01.jpg

・ビットトレント、複数の独立系映画スタジオと提携
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20166308,00.htm

・ビットトレントは「堅気」の商売で成功できるか--ワーナーとの提携で関心集める
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20107787,00.htm

・PtoPソフトのビットトレント、映画会社と販売契約を締結
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20106588,00.htm

P2Pファイル共有サービスとして、BitTorrentは、商業利用も始まって一般化する兆しがある。著作権違反ファイルの流通問題は残っているが、大きなファイルを低コストでユーザに配布したい企業にとって、P2Pは魅力があるのだろう。

BitTorrentにはファイル検索サイトが多数ある。TorrentCascadeは複数の検索サイトを一括して探し出すツールだ。ダウンロード機能はないので、別途BitTorrentクライアントソフトを導入しておく必要がある。

クライアントとしては、使いやすさのBitComet、軽快動作のμTorrent、多機能なAzeurusなどが人気がある。

・BitComet - C++ BitTorrent クライアント
http://jp.bitcomet.com/

μTorrent - Powerful BitTorrent Client
http://www.utorrent.com/

・Azureus : Java BitTorrent Client
http://azureus.sourceforge.net/

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2006年08月08日

タスクトレイのアイコン上で画像スライドショウ 世界最小スライドショウ

・世界最小スライドショウ
http://kazina.com/ssss/index.html
sekaisaishoslideshow01.jpg

指定したフォルダ内の画像を、任意の秒数でスライドショウ表示するアプリケーション。再生できるのはJPEGファイルとBMPファイル。

sekaisaishoslideshow02.jpg

特徴はそれをタスクトレイの小さなアイコンの中で表示すること。小さすぎて、何が映っているのかよくわからないのだが、クリックすると拡大表示できる。

「欠点が一つ。小さ過ぎます。」と作者自ら書いているとおり、実用的ではないのだが、なんとなく常駐させている。私はネットサーフィン中に面白い画像があると、マイドキュメントに何百ファイルも保存しているため、昔見つけた画像との偶然の出会いがあるのが楽しい。

小さな表示領域を見ながら、これなんだっけと想像していると、結構、モノを考えている顔に見える。仕事をしているフリをする暇つぶしアプリとしていいんじゃないか。よくないか。

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2006年08月05日

古いバージョンのブラウザを再現するMultiple Explorers

・Multiple Explorers
http://www.quirksmode.org/browsers/multipleie.html
multipleexploler01.jpg

ここで配布されているファイルを使うと、Internet Explorer(MSIE)のバージョン3、4、5.01、5.5、そして現状の6や7を、デスクトップ上で同時に起動できる。Web制作のブラウザ互換性チェック用に有志が開発し、配布している。インストールは不要なので、同時に使うことができる。

上の表示は3の例である。ツールバーやアイコンのデザインが懐かしい。MSIE3では標準設定でホームに設定されているMSNのサイトはもはやうまく表示できない。(残念ながらこの3は純粋に英語版で、日本語が表示できなかった。)。このバージョンが使われていたのは日本では1996年頃であった。

・米Microsoft Internet Explorer 3.0を13日に公開
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/960812/ie30.htm

・Netscape Navigatorのバージョン3.0β5が公開される
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/960629/nsnav3b5.htm

・マイクロソフトが「Internet Explorer 3.0β2」の日本語版を公開
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/960722/ie30b2j1.htm

・Internet Explorer 3.0 正式版のダウンロード数が、百万を越える。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/960820/ie30mill.htm

そういえば最近、実家に帰ったところ、Netscape Navigator3.0の箱が見つかった。箱があるってどういうこと?と言う読者も今となっては多そうであるので説明すると、当時、Netscapeのブラウザは店頭価格5000円くらいで販売されていたのである。

・Netscape Navigator 3.0日本語版発売
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/961105/netscape.htm
「Netscape Navigator 3.0日本語版を発売
'96/11/2 発売
標準価格:6,000円
連絡先:
東芝情報システム株式会社 Tel.044-246-8420
日本ソフトバンク STIサービスセンター」

MSIE3が出た頃はシェア的にもNetscapeのブラウザの方が人気があった。Netscapeブラウザは同社のサイトから期間限定の試用版を無償でダウンロードできた。バージョンアップが頻繁であったため、ほとんどのユーザは再インストールやアップグレードすることで、当時もタダでブラウザを使うことはできた。しかし、ダイヤルアップ接続ではダウンロードに時間がかかった。手間が面倒なユーザは製品版を購入していたのである。

ちなみにこのブログの読者のブラウザシェアはMSIE系が7割。

multipleexploler02.jpg

数字が小さいのでグラフには出てこないが、直近4ヶ月間ではNetscape 3.01が0.6%ほど存在している。MSIE3のユーザは存在していないらしい。

Posted by daiya at 23:59 | Comments (0)

2006年07月29日

アクティブウィンドウの画像とテキストをキャプチャ保存するCopyMessageBox

・CopyMessageBox
http://www.thyante.com/index.php?id=3,0,0,1,0,0
CopyMessageBox02.jpg

CopyMessageBoxは、アクティブウィンドウの画面キャプチャと表示テキストを同時に記録可能なキャプチャソフト。キャプチャしたいウィンドウを最前面に出した状態で、設定したショートカットキー(初期設定Alt+C)を押すだけでキャプチャできる。

Copy entire dialogにチェックしておくと、ダイアログ内のメッセージテキストも保存することができる。たとえばこんなダイアログの画像とテキストを抜き出せる。アプリケーションの説明文章を書く際に便利である。

CopyMessageBox01.jpg

名前を付けて保存
================

ファイル名(&N):


ファイルの種類(&T):

読み取り専用ファイルとして開く(&R)
保存(&S)
キャンセル
ヘルプ(&H)

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2006年07月28日

MP3からボーカルを抜いてカラオケ状態にするボーカルリデューサー

・ボーカルリデューサー
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se399616.html
vocalreducer01.jpg

私のiTunes、iPodには洋楽と邦楽が半分くらいずつ入っているのだけれど、邦楽の大半はカラオケ対策楽曲である。”である”とか真面目に書くようなことかと思うが、実際そうなのである。それで、ボーカルを抜いたカラオケ演奏があったらいいなと思っていた。

ボーカルリデューサーは、Wave/mp3/Ogg Vorbis/Monkey's Audio/Windows Media Audio形式の音楽ファイルからボーカル部分を自動認識技術で発見し、除去する。完全にボーカルが無音になるわけではないのだが、ホールの50メートルくらい向こうで歌っている程度にうまくフェイドアウトしてくれることが多い。これならコーラスの一部みたいで、カラオケ的にはちょうどいい。

楽曲ではなくポッドキャストラジオ番組でやってみたら見事に音声が消えた。これは何かの役に立つだろうか。。。で、最大の問題は最近、カラオケにいく仲間が身近にいないのと、時間がとれないことだな。

Posted by daiya at 23:59 | Comments (1)

2006年07月22日

スタートアップを効率化するXYZStartup

・XYZStartup
http://www.t-net.ne.jp/~x-y-z/XYZStartup/XYZStartup.htm
XYZStartup01.jpg

Windowsの起動時に自動で立ち上がるアプリケーションを多数登録していると、起動時にメモリをいっぺんに使ってしまい逆にユーザにとって、All Readyな状態になるまでに時間がかかってしまうことがある。

たとえば私のサブマシンでは、OS起動時にメールソフトとWebブラウザーを自動で起動させるように設定している。どうせこの二つは常に立ち上げるので、自動化していると便利なのだ。

しかし、この設定は起動時の負荷が高い。複数のアプリが同時にメモリを使うからだ。起動の順番をずらして起動できればもっと速くAll Readyになるはずである。

XYZStartupは、起動時にCPU使用率がゼロになるのを待って、登録ソフトを起動するフリーソフト。特にCPUやメモリを起動時に大量消費するソフトを登録することで起動のスピードを上げられる。

作者の説明:

登録したアプリケーションソフト(実行ファイル・以下「ソフト」と略します)
を起動させるソフトです。
起動させるソフトの優先度(プライオリティ)や表示状態、
コマンドラインパラメータの設定も出来ます。

XYZStartupはCPU使用率が0%(アイドル状態)になった時に、
登録されているソフトを起動します。
Windows起動直後などは様々な処理が実行されていますが、
XYZStartupはCPU使用率0%(アイドル状態)になるまで待機します。
これにより、OS起動直後でも他の処理を邪魔することなく、
効率良くソフトを起動させることができると思われます。

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2006年07月14日

WinXPのフォルダのアイコンを簡単カスタマイズ iColorFolder VISTA風、MacOS風、Aqua風

・iColorFolder
http://icolorfolder.sourceforge.net/
icolfolder_skin_selector.png

WindowsXPのフォルダのアイコンの色を変えたり、MacOSやVISTA風のアイコンに変更したりするユーティリティ。フォルダアイコンは標準設定ではどれも同じ外観だが、分類別に色や形を変えてみると、直感的にファイルを整理しやすくなる。しかし、Windowsの標準機能では、アイコンの変更は手間がかかり、あまり手軽ではない。

このツールを使うと右クリックから、フォルダの外観を変更することができる。オプションのスキンパックもダウンロードしておくと、外観のバリエーションも増えて楽しい。

百式管理人の田口さんが発案した3色フォルダー仕事術も、デスクトップ上でで簡単に実現できる。

・i d e a * i d e a - 三色フォルダーのすすめ
http://www.ideaxidea.com/archives/2005/05/hack.html

赤、青、黄のフォルダーを持ち歩いている。赤は「今日やるべきこと」、青は「持ち歩きたい資料」、黄は「作業用の裏紙」。なにかしなくちゃいけないこと(TODOリスト、読むべき記事とか)は赤にほおりこんでおく。一日の最後に赤が空になっていればOK。原色を選んでいるのはバッグの中で視認性を高めるため。いまのところうまくいっとります。

Posted by daiya at 23:59 | Comments (0)

2006年07月07日

デジカメ写真を版画化 「ナンシー"小"関 風 パッチもん版画」作成ソフト

・inside out
http://www.hirax.net/diaryweb/2006/07/02.html
nancyKOsekipic00.jpg

お会いしたことがないけれど尊敬するブログhirax.netでこんなソフトがリリース。

まるで故ナンシー関の消しゴム版画のように、デジカメ人物写真を変換するソフトウェア。レタッチソフトの輪郭抽出機能に似ているが、このソフトは出来ばえが絶妙。全自動で出力される結果がすばらしいことが多いが、各種パラメータを自分で設定して、生成しなおすこともできる。

私の写真でやってみた。


・変換前
nancyKOsekipic02.jpg

・変換後
nancysekipic01.jpg

ソーシャルネットワークやブログ、インスタントメッセンジャーなど、自分の画像を公開する機会が増えている。写真そのものはちょっとという人でも、こうした版画化によるアバター化された画像であれば、公開してみたい人も多いのでは。

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2006年07月03日

アマゾンの新刊チェックDISCOVER Your Favorite!と自動注文も可能なAmazing Free

・DISCOVER Your Favorite! お好み新刊発売日ストーキングソフト
http://www25.big.or.jp/~hidea/discover/
discoveryour01.jpg

新刊書籍やDVD、新発売のゲームやエレクトロニクスを常に追いかけている、新しいもの好きのためのソフトウェア。登録した検索条件に該当する商品を、ユーザに代わって毎日チェックし、情報があればポップアップや電子メールやローカルに出力するRSS経由で通知してくれる。

複数の商品の発売を追いかけたいときに威力を発揮する。

そして、新刊、新製品のチェックだけではなく、自動的に購入までしてくれるのが、「Amazon速攻注文ソフト Amazing Free」。指定した条件にマッチする商品が、入荷され次第、あるいは一定価格を下回った瞬間に注文を入れることができる。

人気のゲームなど売り切れ必至の人気商品の発売日対策に使えそうだ。

・Amazon速攻注文ソフト Amazing Free
http://www1.ttmy.ne.jp/mink/
AmazingFree01.jpg

AmazingFree02.jpg

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2006年06月30日

デスクトップを5秒間隔で撮影・再生するTimeSnapper

・TimeSnapper - make timesheets a snap
http://timesnapper.com/
timesnapper01.jpg

5秒間隔でデスクトップのスクリーンショットを撮影するソフトウェア。撮影した画像は連番ファイルとして保存される。この静止画を連続再生する機能もある。デスクトップの作業の巻き戻し再生を見ることができる。

timesnapper02.jpg

ブログネタを探すネットサーフィンをしながら、このソフトで、その模様を記録してみた。何百枚もの静止画がフォルダに保存された。TimeSnapperの再生モードで見ても楽しいのだが、ひとつアイデアが浮かんだ。

次にそれをスライドショウ作成ソフトのデジカメde!! ムービーシアター 2で加工してみた。このソフトは本来はデジカメ画像に音楽をあわせてスライドショウ映像を作成するソフトである。

・デジカメde!! ムービーシアター 2 と 動画公開サービスPeeVee
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004369.html

そうしてできた映像がこれ(公開にははじめてこのブログでYouTubeを使う)。

・ブログのネタ探しでネットサーフィン中のデ スクトップ画面を5秒 おきに撮影し、スライドショウ。
http://www.youtube.com/watch?v=9rYKIxRjEuA

実は、この前の持続可能なブログ会議の会場で、オープニングと休憩時間に、プロジェクターに投影していたものがこれである。自分のデスクトップ作業をアート?として眺める。楽しい。

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2006年06月28日

Beckyでミクシイを受信するプラグイン BkMixiR

・BkMixiR Plug-in for Becky!2
http://wiki.cuvie.net/index.php?BkMixiR
BkMixiR02.jpg

最近、私の家族や親戚のミクシイ利用率が高まっている。デジハリの大学生には両親も含めて家族ぐるみでミクシイに日記を書き、コメントしあうという家族2.0な人たちもみかける。普通の人たちがミクシイを使うようになってきた実感がある。

Web視聴率調査会社ネットレイティングスの最新の調査のプレスリリース。

・サイト利用時間シェアとページビューシェアで mixi が3位に
http://csp.netratings.co.jp/nnr/PDF/Newsrelease06282006_J.pdf

「ネットレイティングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:萩原雅之)は、2006 年5 月度のインターネット利用動向情報サービスの調査結果をまとめました。
それによると、月間サイト総利用時間シェアと月間総ページビューシェアで、Yahoo! JAPAN、楽天市場についで mixi が3 位になっていることがわかりました。

Web サイト別の総利用時間のシェアはYahoo!JAPAN(yahoo.co.jp)が16.3%の約1.25 億時間。以下、楽天市場(rakuten.co.jp)が2.1%、mixi(mixi.jp)が1.9%、2ちゃんねる(2ch.net)1.2%と続きます。また、ひとり当たりの月間平均利用時間では、mixi が4 時間28 分とYahoo! JAPAN よりも1時間以上多い結果となっています。

一方、家庭からのアクセスにおける総ページビュー数のシェアでみると25.4%を Yahoo! JAPAN が占めていました。また同じく2位に楽天市場(3.0%)、そして、mixi (2.5%)はページビューでも僅差の3位に躍進しています。」

ミクシイ大躍進中である。

今日紹介するBkMixiRは、このミクシイの情報をメールソフトのBecky!で、メールのように受信して読むことができる。

BkMixiR01.jpg

日記の本文データを取得してくれるのが嬉しい。次々にメールをチェックする感覚で、ミクシイの友人の日記をチェックできる。

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2006年06月24日

3Dロゴ作成ソフト ロゴット


・ロゴット (説明扉付きスリムパッケージ版)
logotsc01.jpg

立体ロゴ化したい文字列を入力し、デザインを選ぶと、ロゴができあがる。

・CALLISTO 2
http://shade.e-frontier.co.jp/callisto2/index.html

Shadeのプラグインソフト「CALLISTO 2」と同じレンダリングエンジンを利用している。平面に陰影のついた擬似立体ではなく、3Dオーサリングソフト同様に、立体ロゴを本格的に描画させることができる。テクスチャも多数プリセットされている。

先日のこのイベントのロゴもこのソフトで作成した。日本語フォントが使えるのがうれしい。ロゴットの画像の加工機能はシンプルなので、他の画像編集ソフトで再加工したほうがよさそう。

オンラインでロゴを作成するサービスは過去にもいくつか紹介している。今回はこんなのもみつけた。

Logo Maker : Search Engine Maker - SearchDon.com - Personal Search Maker
http://searchdon.com/extrathemes.asp

Google風、YAHOO!風、コカコーラ風、スターウォーズ風などのロゴを作成する。


・Logo Creator :: Logo Design :: Online Logo creation
http://www.instalogo.com/

本格的なコンセプトロゴを、専用ソフト上でレイアウトし作成する有料サービス。

・Logo Design by Logoworks
http://www.logoworks.com/

格安でベンチャー企業にプロフェッショナルなデザインのロゴを作成する企業。仕事で使ってみたいかも。

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2006年06月23日

トップレベルドメインから国名を検索するlevelone

・levelone
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se306907.html
levelone01.jpg

.jpと入力すると「日本」、.auなら「オーストラリア」、国名クロアチアを入力すると「.hr」、ブラジルなら「.bo」といった風に、国名とドメインの検索ができるフリーソフト。


【使用方法】
TLDの▼ボタンを押してTLDを選択して下さい。
2桁、3桁、名称など順に表示されます。
また、名称の▼ボタンを押して名称からTLDを調べることも可能です。
2桁にカーソルを置き、2桁の英字を直接入力することも可能です。

【使用例】
TLDの▼ボタンを押してjpに合わせます。
名称に日本、国名に日本国、3桁にjpnなどと表示されます。

次に、2桁にカーソルを置き、半角英字でtwと入力します。
名称に台湾、国名に台湾、3桁にtwnなどを表示されます。

ふだん、目にすることがないドメインが無数にあって面白い。

バチカン市国は「.va」

・Vatican: the Holy See
http://www.vatican.va/

ありました。アーメン。

・Last.fm - The Social Music Revolution
http://www.last.fm/

これは結構有名なサービスですが、「.fm」はミクロネシア連邦のドメインなんですね。で、FMといえばAMも欲しくなる。「.am」はアルメニア共和国です。

AMといえばPMという考え方もあります。.PMはサンピェール島・ミクロン島です。両国のドメインを取得すれば、午前用と午後用のドメインが作れて素敵なサービスができそうですね。

結構使われている「.TV」はツバルのドメインですね。

http://www.tv/


コンピュータ系で使えそうなドメインに「.PC」「.NT」をみつけました。

.PC 太平洋諸島委任統治区
.NT 中立地域

しかし、どう取得したらいいものか見当さえつかない主体の所有物。Webサーバは存在を確認できていません。

南極は「.aq」です。

・COMNAP - the National Antarctic Programs ? COMNAP
http://www.comnap.aq/

南極観測実施責任者評議会のサイトがみつかりました。

よくわからないのが「フランス首都圏、本国」の「.fx」。フランスは「.fr」が一般的ですが、もうひとつあるのですね。

ドメイン分布を地図でみるにはこのサイトがおすすめ。

・country code Top Level Domain world map
http://www4.plala.or.jp/nomrax/TLD/

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2006年06月10日

ネットの画像を検索してスクリーンセーバーに表示する JPEGセーバー.net

・ネット画像検索型のスクリーンセーバー〜JPEGセーバー.net
http://homepage2.nifty.com/valhell/delphi/jpegsavernethp.html
jpegsaver20.jpg

JPEGセーバーは、Yahoo画像検索でインターネットから検索したJPEG画像などの写真・CGを表示するスクリーンセーバー ソフト。ユーザはあらかじめキーワードのリストを設定しておく。

スクリーンセーバー起動時に自動的にキーワードをYahoo画像検索で検索し、画面にスライドショー形式で表示する仕組み。設定により、画像のサイズ、表示位置、表示時間、取得先ドメイン指定、アダルト画像の除外などを選ぶことができる。画像を保存するオプションもある。

私は、ブログの人気のキーワードを登録して、いま流行っているモノの画像が次々に表示させている。

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2006年06月09日

パスワードの安全性を評価するPassword Evaluation Soft

・Exceed - Password Evaluation Soft
http://fapsis.s1.xrea.com/paseva.shtml
passwordeval01.jpg

Password Evaluation Softはパスワードを入力すると、安全性を数値で評価してくれるフリーソフト。文字数、文字種の複雑性、abcや333といった法則性のある文字列や、thisとかOneといった単語が使われていないかのチェックなど多面的に評価が行われる。

たとえば、asdfなどというキーボード配列そのままのキーワードで試してみる。

使われている文字数、文字種、規則性などから総合的に安全性の評価が表示される。90点以上が望ましい。このパスワードはやはりだめである。

passwordeval02.jpg

チェックをクリックすると、総当り方式によるパスワード破りシミュレーションができる。簡単なパスワードは数秒から10分程度以内で破られてしまうことがわかる。

passwordeval03.jpg

単語辞書、規則辞書、個人情報などを追加することで、より正確に危険度をチェックすることができる。

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2006年05月27日

Excel、Word系ファイルの連結ソフト がったい君

・がったい君
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se340174.html
gattaikun01.jpg

アンケート処理、研修や授業の提出物処理などの仕事に重宝するファイル連結ユーティリティ。

提出されたたくさんのレポートをチェックする際に、ファイルをひとつひとつクリックで開いていくのは手間である。1つのファイルとして一覧表示し、印刷できると便利だ。そのためのファイル連結ツールがこのソフトウェアである。

Excel系ファイル(*.xls、*.csv)、Word系ファイル(*.doc、*.txt、*.rtf)を合体させることができる。ファイルを選んで連結順序を指定すると、最大100個までのファイルを1ファイル化する。

さて、このソフトをみつけたのはこの雑誌の最新号のソフト紹介特集から。

・日経PC21 / 最新号の紹介
http://pc.nikkeibp.co.jp/pc21/mag/200607/index.shtml?new
nikkeipc210607.gif

ビギナー向けの雑誌だが今月号には、Web2.0特集があり、企画に少し協力させていただいたので、私の名前とコメントも登場する。わかりやすいWeb2.0の説明記事が読みたい方はどうぞ。


◆特別レポート
利用者のデータはネットの共有財産
使うほど便利さ増す「ウェブ2.0」の真価
ネット普及から10年で広がり始めたウェブの新しい利用形態を示す“業界用語”である「ウェブ2.0」が一般紙や週刊誌にも浸透してきた。一般ユーザーにとってのその本質は、積極的に使うほど便利になる「参加型」の仕組みだ。(宮坂 賢一)

#余談
この雑誌のURL
http://pc.nikkeibp.co.jp/pc21/mag/200607/index.shtml?new
の末尾の?newという引数はなんだろうと思って、取り払ってアクセスしてみると、「最新号」という表記が消えていた。ちょっとしたWeb制作の工夫であった。

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2006年05月26日

ExcelやWordで使用できるカレンダーを作成するcalen判と日付印を作成するeight判

オフィス文書に一工夫できる2つのフリーソフト。ExcelやWordで使用できるカレンダーを作成するcalen判と日付印を作成するeight判。カレンダーは日程案を文書に含めるときに便利だし、日付ハンコも印刷時にわかりやすい。

・calen判(Windows95/98/Me/ビジネス)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se355703.html
calenban01.jpg


Excel,Word,PowerPoint等の文書で使用できるカレンダーを作成します。
クリップボードに出力しますので、貼り付けて使用してください。

【特 徴】
・自由にカスタマイズ可能です。
・EMF(Enhanced Meta File)形式のため、拡大縮小してもギザギザになりません。
・枠の大きさ、位置、フォント・カラー変更ができます。
・日付のフォーマット(yy/mm/dd)を自分で設定し呼び出すことができます。
・自分以外の名前で設定をファイルに保存でき、後で呼び出せます。
・出力は、クリップボード、EMF、Excelが可能です。
・設定を保存しないで終了、確認せず終了、処理が終わったら即終了することもできます。
・VBAで作成していませんのでExcelなどが必要ありません。
・背景を透過することもできます。
・カレンダーに枠、升目をつけることができます。

・eight判
http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se332416.html
eightban01.jpg


会社等で使用するデート印を作成します。

【特 徴】
・自由にカスタマイズ可能。
・EMF(Enhanced Meta File)形式のため、拡大縮小してもギザギザになりません。
・フォント・カラー、枠の大きさ・太さの変更、位置の微調整ができます。
・日付のフォーマット(yy/mm/dd)を自分で設定し呼び出すことができます。
・自分以外の名前で設定をファイルに保存でき、後で呼び出せます。
・出力は、クリップボード、EMF、Excelが可能です。
・設定を保存しないで終了、確認せず終了、処理が終わったら即終了することもできます。
・VBAで作成していませんのでExcelなどが必要ありません。
・背景を透過することもできます。
・BMP,GIF,PNGの読み込みが可能です。
・倍率を変更して保存できます。
・設定ファイルを指定して起動し、クリップボードに出力して終了できます。
・メタファイルにコンピュータ名等の情報をセットできます。
・パスワードでセキュリティがかけられます。
・ログをとることができます。

・デート印の他にも、三文判、親展などのハンコも作成できます。


このふたつを使って作成したカレンダーとハンコをWordに貼り付けてみた。

calenban02.jpg

ハンコの名前の部分は「まるで手書き」で作成した私の自筆フォントである。

・原稿用紙に200字書けば自分フォント完成 まるで手書き
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004188.html

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2006年05月22日

編集ファイルをフォルダごとまとめてメール送信 小説家志望支援ツール

・小説家志望支援ツール webメール送信バックアップツール
http://sousui.jp/~misato/program/a%20novelist%20tool.htm
shousetsukasibou01.jpg

小説家志望支援ツールという名前だが、一般的なデスクワークにも便利だ。

仕事をしていて、「今日はここまで、あとは家でやろうかな」ということがよくある。そういうときには、作業中のファイルをまとめて圧縮し、メールで自分宛に送るようにしている。この一連の作業をワンクリックで自動化するのが、このソフトウェアである。

フォルダとバックアップ対象とするファイルの拡張子、メールサーバの情報などを設定しておくと、ワンクリックで圧縮とメール送信が実行される。

指定した時間ごとに圧縮転送を行うタイマー機能搭載している。Googleメールなどの大容量サーバを指定しておけば、世代別バックアップとして重宝する。うっかり消してしまった途中経過を取り戻すことができるので安心。

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2006年05月13日

スタートアップ起動を徹底管理するStartup Control Panel

・Startup Control Panel
http://www.mlin.net/StartupCPL.shtml
startupcl01.jpg

WindowsOSのスタートアップ起動は便利だが、アプリケーションの中には、スタートメニューの”スタートアップ”フォルダに存在しないのに、自動で起動するアプリも結構多い。たとえばMSNメッセンジャーやQuickTimeのタスクトレイ表示、Googleデスクトップ検索などは、スタートアップフォルダには登録がない。

これらの自動起動アプリはどこから起動されるのだろうか?。答えはWindowsのシステム情報を管理するレジストリから、である。レジストリの内容は直接いじるのが難しい。Startup Control Panelはスタートアップ及び自動起動に関連するレジストリ情報を手動設定するためのフリーソフト。

スタートアップの内容やレジストリの情報を項目ごとに確認でき、チェックボックスで機能をオン・オフできる。不要なプログラムをオフにすれば、OSの動作が軽快になる。「次回の起動時に一回だけ起動する」特殊なRun Once起動も制御できる。

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2006年05月05日

タスクバーを取り外し可能にするTaskbarEx

・TaskbarEx
http://tomo.panicode.com/index.php?Software%2FTaskbarEx
taskbarex01.jpg

タスクバーをドラッグで取り外し可能にし、デスクトップの任意の場所に置いておけるソフトウェア。最小化しているウィンドウのプレビュー機能や、ウィンドウ一覧表示の機能がある。

多数のアプリケーションを使っていると、タスクバーはすぐにいっぱいになる。作業をグループ化して、一部を取り外してデスクトップにまとめることで、タスクバーをすっきりと使える。

作者がおすすめの使い方を提案している。

・よく使うボタン(ブラウザなど)をはずして最前面に表示しておく
・一時的に必要なくなったボタンを取り外しておく
・大きなファイルをダウンロードしているときに取り外しておく
・Windows Media Playerを取り外しておく

表示デザインを変更するスキン機能もある。

常時使いたい場合は設定パネルから、スタートアップに登録するを選んでおけばいい。

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2006年05月03日

キーボードでアプリ操作、マウスを1ドット移動が可能になる きーまう


・TSUCHY Soft きーまう
http://www.net3-tv.net/~m-tsuchy/tsuchy/keymou.htm
keymau01.gif

画像の加工作業中の、範囲選択や位置決めで、もう1ドット上下左右にずらしたいということがよくある。マウスで1ドットをずらそうとすると、ずれすぎてしまって、大変イライラする。このイライラをあらゆるソフト上で解決してしまうのが、このフリーソフト。キーボードで1ドット単位で任意の方向にカーソルを移動させることができる。パワーポイントでプレゼン作成時の図形の位置調整にも便利そうだ。

起動するとキーボードでマウス操作と同等のカーソル移動が可能になる。実はこのソフトの便利はこれだけではない。コントロールキーを押すと現在実行中のアプリケーションのアクセラレータキー(ショートカット)の一覧が表示される。このメニューを見ながら、キー操作でアプリの機能を瞬時に呼び出せるのだ。

カーソル移動だけなくクリック操作もキーボードで可能になる。初期設定ではシフトキーにクリックが割り当てられている。これでショートカットを覚えなくても、アプリケーションをキーボードだけで高速操作ができるようになる。

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2006年04月29日

二つのアイコンを合成する Icon Crossover

・Icon Crossover
http://www.pentacom.jp/icon/list.html
iconcrossover01.jpg

自分専用のアイコンが欲しいと思っても、絵心とスキルがないと、ゼロからの自作は厳しい。このソフトはそんな人向けに?、既にあるアイコンふたつを組み合わせて、新しいアイコンを合成するソフトウェア。

上の画面例では、ちょっとふざけて、FirefoxとMSIEのアイコンを合成してみた。なにが立ち上がるんだろう(笑)。現実的には、フォルダや白紙ページのような汎用デザインのアイコンの上に、もうひとつ具体的な中身を表すアイコンを合成するのがいいのだろう。

実行ファイルからアイコンを抽出する機能があるので、アイコンファイル形式で持っていなくても、いまインストールされているアプリケーションから素材を抽出できる。アイコンは重ね合わせる際の上下や位置を調整できる。合成で気に入ったら保存するとアイコンファイルになる。

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2006年04月28日

Becky!の受信メール一覧をHTML化する bmbx_htm

・bmbx_htm Version 2.17
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/masa7251/soft/bmbx_htm/syosai_bh.html
bmbhtm01.gif

メールソフトBecky!で受信した特定のフォルダをWebで公開したいことはたまにある。プロジェクト単位で立ち上げたメーリングリストのアーカイブだとか、会議の関連スレッド一覧を共有したいときである。

bmbx_htmはBecky!の任意のフォルダを指定すると、含まれるメールをメニュー付のHTMLのかたちに変換してくれる。手作業ではたいへんな手間と時間がかかるこの変換が一発でできるのは感動。

・実行結果サンプル メール一覧
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/masa7251/soft/bm_sample/index.html

上記の作者のサンプルはシンプルな例だが、カラーやフォントなどデザインはカスタマイズが可能な項目がある。

メールでボケとツッコミのやりとりを公開するメール漫才なんてジャンルをこのソフトでつくれないだろうか。

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2006年04月22日

コントロール単位でデスクトップをキャプチャする コントロールキャプチャ

・TSUCHY Soft コントロールキャプチャ
http://www.net3-tv.net/~m-tsuchy/tsuchy/concap.htm
concapcap01.jpg

コントロールキャプチャはデスクトップの画面をコントロール単位で切り取ってキャプチャするソフト

たとえば、Windowsのスタートボタン、

winstartbuttoncap01.JPG

エクセルのコマンドバー、

excelcommandbarcap01.JPG

ペイントのカラーメニュー

colormenucap01.JPG

こうしたコントロールと呼ばれる部品単位で、表示をキャプチャしてファイルに保存できる。

まずキャプチャ対象のプログラムやデスクトップを選ぶと、画面の左側に切り取り可能なコントロールがリストアップされ、ツリー表示される。アイテムを適当にクリックするか、名前から推測して、コントロールを指定すると、欲しかった部分だけの画像が手に入る。

アプリケーションの操作説明を作るのに活躍しそうなフリーソフト。

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2006年04月21日

IPアドレスをメール通知でノートパソコン盗難対策 LocatePC

・LocatePC - Free Stolen Computer Recovery Software for Windows
http://www.locatepc.com/
locatepc01.gif

LocatePCは、ノートパソコンの盗難対策ソフトウェア。インストールするとこっそりと起動して、現在のIPアドレスを指定されたメールアドレスにメールで通知する。通知メールには、ノートパソコンが接続されたネットワークの経路情報や、LANアダプタの情報が掲載されている。あとは警察やプロバイダの助けを借りて、ノートパソコンの捜索を行うことになる。

locatepc02.gif

もちろん、このソフトが機能するには泥棒氏が、PCをインターネットに接続してくれないといけない。どの程度、解決した実績があるのかは不明であるが、携帯電話にもこんな機能がついたらいいなと思う。


--- ここから届くメールのサンプル 詳しくはここ
http://sashazur.lunarpages.com/locatepc/email.html

Message sent: 04/11/06 22:07:06 (universal time: 04/11/06 22:07:06)

Computer's host name: daiya-vaio
Logged in Windows account name: daiya

Computer's web IP address reported by ip.locatepc.com: ***.***.***.***
To learn more about this IP address, use the IP tests at www.dnsstuff.com.

Computer's local IP address(es):
Adapter 1: 10.0.0.1

Computer's MAC address(es):
Adapter 1 (BUFFALO WLI-CB-G54 Wireless LAN Adapter - : XX-XX-XX-XX-XX-XX
Adapter 2 (Intel(R) PRO/100 VE Network Connection - : XX-XX-XX-XX-XX-XX

Trace route from computer to www.locatepc.com:
Hop Name/IP Addr
1 XXXX.lan [10.0.0.1]
2 XXX.XXX.XX.jp [210.175.251.81]
3 XXX.XXX.XXX.XXX
4 XXX.XXX.XXX.XXX
Error:5
6 XXX.XXX.XXX.XXX

Identifying information (owner name/address, computer brand/model/serial number):

daiya hashimoto computer

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2006年04月17日

オリジナルキャラクター原型を自動生成するキャラクターホイホイ

・キャラクタホイホイ
http://www5f.biglobe.ne.jp/~mcs/charahoi.html
chrhoihoi01.jpg

ソフトが自動で描く無数の図形を組み合わせて、オリジナルキャラクターを作るフリーソフト。パラメータを指定すると、キャラクタの原型にできそうな図形が次々に表示される。これはいけそうだと思ったらストップして、図形を保存する。その原型を使って、ユーザは、ペイントなどのソフトで修正し、キャラクタを完成させる。

サンプルはこんな感じだ。

chrhoihoi2.gif

ポケモンもどきを量産できそう。

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2006年04月15日

PCマイクのボイスチェンジャー 男←→女 大人→子供 MorphVox Jr.

・Voice Changer, Gaming, Voice Changing Software and Utilities
http://www.screamingbee.com/?ADTYPE=SB&ADID=322
MorphVOXJrScreen.jpg

PCのマイク入力から入る音声を、リアルタイムにフィルター変換して出力する。たとえば男性の声を女性の声に、大人の声を子供の声に変換することができる。インターネット電話やオンラインゲームでの音声チャットが主な用途として開発されている。

初回起動時に調整作業がある。マイクに向かって2秒以上「あーあー」と喋ると、ユーザの音声の波形が分析され、変換具合が最適になるようにフィルターが作成される。

morphbox02.jpg

あとはフィルターを選択して、マイクに向かって話すだけである。

通話中の音声にチャイムやドラムなどの効果音を入れる機能もあり、会話が楽しくなる。
MorphVoxはフリーソフトで広告表示があるJr.版と広告なしで機能追加された有料の上位版がある。

このソフト、ネットラジオ、ポッドキャストの匿名座談会企画の制作にも使えそうだ。リアルイベントでも、気軽に使えるボイスチェンジャーとして、面白いかもしれない。

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2006年04月14日

プレビューを見ながら操作できる2ペイン型画像トリミングツール Dual Vision Trimmer

・Dual Vision Trimmer
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se395622.html
dualvisontrim01.jpg

オリジナルの大きな画像から、部分を切り抜くトリミング処理は、一般的なレタッチソフトを使うと、結構、手間である。切り取った部分だけの表示を白紙の上で見てみないと、出来上がりがわからないので、ウィンドウを2つ立ち上げたりせざるをえない。

Dual Vision Trimmerはオリジナルと修正中の2画面を並べて編集が可能なので一発で切り取りがしやすい。切り取る枠の大きさもサイズ指定できるのも便利だ。

このソフトの良いところの二つ目は、オリジナル画像ファイルに変更を加えないこと。加工する際に間違っても、オリジナルは常に手付かずでおかれるので、安心だしやり直しが効く。

私は画像加工する際にはまず複製をとって安全策をとる手順が癖になっていたのだが、そのプロセスが不要になる。

さて、それで、このホットケーキなのだが、私が知る限り世界で一番おいしいホットケーキである。拡大画像を見たい人用に以下にアップしておきましょう。

ホットケーキ鑑賞はココをクリック

鎌倉のイワタコーヒーのホットケーキです。最低20分、混んでいれば40分、50分待たされますが、オススメです。

・Yahoo!グルメ - イワタコーヒー店
http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/restaurant/Kanto/Kanagawa/guide/0501/M0014001275.html

川端康成や大佛次郎なども足繁く訪れた老舗の喫茶店

川端康成や大佛次郎なども足繁く訪れた老舗の喫茶店。コクのある自慢のイワタブレンドと共に、手作りのケーキ各種を味わうのも一興だ。厚さ2cmのホットケーキもおすすめ。 」

2センチどこじゃないきがするけど。

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2006年04月07日

3D表示が斬新なウィンドウ管理ソフト Xilokit Deskloops

・Xilokit Deskloops
http://www.xilokit.com/deskloops/
deskloops01.jpg

デスクトップに開いた複数のウィンドウを、仮想的な円筒の上に横一直線にマッピングすることで、アクセスを簡単にするウィンドウ管理ソフト。

Deskloopsを起動すると、ウィンドウは仮想的に横に並んだ状態になる。

deskloops02.jpg

デスクトップの左右をクリックすると、次の右や左に位置したウィンドウが表示される。
画面上部にウィンドウのサムネイル一覧を表示させ、クリックで呼び出しや、順序の入れ替えを行うことができる。アプリの表示内容がサムネイルで確認できるのが便利なポイント。

deskloops03.jpg

ウィンドウ移動時に表示される3Dのアニメーションがかっこいい。

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2006年04月05日

デジカメde!! ムービーシアター 2 と 動画公開サービスPeeVee

・デジカメde!! ムービーシアター 2
B000BRO7CY.01._OU09_PE21_SCMZZZZZZZ_.jpg

デジカメ写真をスライドショー映像のDVDに変換するソフトウェア。

量販店で販売促進のお姉さんに説明を聞いた際、「他社の2倍の価格の製品と比較しても、こちらのほうが上なんです」と不穏なことを言う。そこで「具体的に他社製品ってどれですか?」と尋ねると、なるほど結構知られた製品の名前を教えてくれた。

それならイベント用オープニングムービー作成によく使うので、これも買ってみようと思った。私は同種の製品はほとんど所有している。実際に使ってみて、比べてみた。

で、結論

このソフトは素晴らしくいいと思う。出来上がりの映像のクォリティが高い。

・『デジカメde!!ムービーシアター2』オフィシャルサイト
http://ai2you.com/imaging/products/dcmt2/dcmt2.htm
dcdm01.jpg


デジカメの写真を指定して、300種類の映像テンプレートと、BGM楽曲(任意のMP3を使うこともできる)を指定するだけで、ハイセンスな映像ができあがる。特にテンプレートの出来がいい。キャプションテキストも入力可能。

dcdm03.jpg

基本的にはお手軽な自動生成なのだが、こだわり編集モードを使うと、個別のタイムライン編集、トランジション効果指定ができるので、思い通りの映像に近づけることができる。

dcdm02.jpg

ファイル出力形式が多彩で、DVDのほか、iPodやPSP、携帯電話用にMP4形式で出力することができる。DVD作成にはUlead Movie Writer 3.5SE for AISOFTが付属している。

スライドショー映像は、数百枚の写真を、皆で手軽に見るのに適している。DVDにすれば、テレビで見られるので、パソコンを使わない家族と一緒に見られるのが魅力だ。イベントの打ち上げで、当日の写真を上映しても盛り上がる。

さて、作ったビデオはWebで公開してみたい。

このソフトとは関係がないのだが、PeeVeeという始まったばかりの新しいWebサービスを試してみることにした。デジタルビデオカメラや携帯電話カメラで撮影した動画を公開できる無料のサービス。便利。

・PeeVee
http://peevee.tv
peeveelogo01.gif

アップロードする際の対応フォーマットは多彩。MPEG-1、MPEG-2、MPEG-4 (DivX4/5)、MSMPEG4 V1、MSMPEG4 V2、MSMPEG4 V3(DivX3)、WMV7、H.261、H.263(+)、RealVideo 1.0、RealVideo 2.0、MJPEG、DV、Sorenson Video 1、FLV。アップした動画はサーバ側でMPEG4に変換される。

公開した動画は表示回数や評価ポイントでランキングされていく。私も休日に近所の遊行寺の春祭りにお花見にいった際のデジカメ画像を素材に、デジカメde!! ムービーシアター 2で作成したスライドショウを登録してみた。公開した映像は自分のWebにも貼り付けることができる。

・私の映像作品 桜2006 (現在のランキングは?)
http://peevee.tv/favoritevideo.jspx?Movie=48000092/48000092peevee156.mp4
peevee03.jpg

ぜひクリックしてバーチャルにお花見を。

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2006年04月02日

Windowsのレジストリをアプリケーション単位でバックアップ SaveSet

・SaveSet
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se107331.html
saveset01.jpg

Windowsマシンを乗り換える際に、アプリケーションの設定の移行は面倒な作業である。OSをまるごとバックアップする方法もあるが、その場合は、前のOSの重たさや不具合も新マシンに引き継いでしまうことになる。できれば新しいマシンは、できるだけクリーンな設定で使いたい。捨てたいアプリもある。

これに対して、再設定が面倒なファイルの関連付け、インターネット接続設定、メールの設定などは引き継ぎたいものである。仕事で使うアプリケーションの細かな設定も、カスタマイズ済みの状態で移行できると嬉しい。

SaveSetはOSの機能ごと、アプリケーションごとにレジストリファイルを保存できるフリーソフト。バックアップしたレジストリを新マシンに読み込ませれば、旧マシン同様の使い勝手を維持できる。(ただし新旧マシンのファイルパスなどは同じにする必要がある)。

SaveSetのWindowsOSの保存対象レジストリとして、標準メニューでは、IME+ControlPanel、IE+OLex+Account+接続設定、desktop設定、Sound、Mouse、Keybord、地域の設定 接続設定、Explore、InternetAccount、IMEの設定 、ファイルの関連付け、文書file関連付け、 HTMLfile関連付け、画像File関連付け、圧縮File関連付け、がある。

アプリケーションごとにレジストリを保存することもできる。MS Officeの設定にも対応している。このソフトがあれば新マシンに、お気に入りの7つ道具ソフトと一緒に移行する手順がかなり簡単になる。

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2006年03月24日

ズバリ要約

・ズバリ要約
B000EHQJZE.01._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_.jpg

テキストを入力すると指定文字数に要約するソフトウェア。1980円。

日本国憲法 前文を要約してみた。

zubariyoyaku01.jpg

要約技術はSematics社の技術を使っているとのこと。

・Sematics Inc.
http://www.sematics.co.jp/

結果表示では重視したいキーワードをクリックで指定して、再度要約処理をやり直すことができる。文章の入力は、テキストファイルの直接読み込みに対応している。機能はほぼそれですべてなシンプル仕様。

いろいろな文章を試してみたが、向いていると感じたのは、

・官公庁の長い文書
・プレスリリース
・長い論説記事
・文系の学術論文

であった。

次はこれを応用して、2ちゃんねるのログを要約し、要点解説サイトを自動生成する「ズバリまとめサイト」なんてでないかな。

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2006年03月20日

スポーツ新聞風の見出しフォント画像を簡単に作成する 文字作

・文字作
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/writing/se106108.html
mojisakucap01.jpg

文字作は、スポーツ新聞の見出し風フォントを簡単につくるツール。テキストを入力し、修飾デザインを選ぶとデザインが生成される。jpeg、BMPなど任意の画像形式でファイル保存が可能。スポーツ新聞風のフォントは迫力がある。壁新聞やスポーツ新聞風Webサイト、はがき作成などに役立ちそうだ。

このサイトのロゴを試しに作成してみた。作成時間1分。

pftflogmojisaku01.jpg

デザインは細かく設定を変更でき、即座に変更イメージを確認できる。やり直しが簡単なので、とにかくいろいろ試して、良いものができたら保存することができるのが、使い勝手が良い。

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2006年03月18日

画像を開くだけでテキストアートに変換するTextArtist

・TextArtist
http://rd.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se380740.html
textartist01.jpg

写真やイラストを文字絵(テキストアート)に変換するソフトウェア。

日常的な実用性はよくわからないが、ITオタクっぽいイメージが欲しいときなど、デザイン方面で需要があるかもしれない。メールで誰かに送りつけてびっくりさせるのも面白いが、あまり大きなサイズのテキストアートは、フォントサイズを調整してみないと、何がなんだかわかってもらえないかもしれないので注意。

このソフトは画像を開くだけでテキストアートに変換してくれるお手軽操作。文字の種類やパターンを細かくカスタマイズすることができるので、プロの使用に耐えると言えよう。しかし、何のプロだ?。

サンプル変換例:

textartistoutputsample.jpg

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2006年03月11日

ネーミング支援ツール『命名ヤギさん』

・ネーミング支援ツール『命名ヤギさん』
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/personal/se387841.html
meimeiyagisan01.jpg

原文テキストに登場するカタカナ文字列を抽出し、そのカタカナ単語のパターンを要素に分解し、ランダムに再構成することで、造語を機械的にいっぱい作ってくれるソフト。

つまり、カタカナを含むテキストをなんでもいいから入れると、適当にネーミングをでっちあげてくれるのだ。

私のブログの記事の見出し一覧ページから、過去の見出し文字列すべてを入力に入れて、1000回生成させてみた。まず原文に現れるカタカナ語が抽出された。これを見るだけでも結構楽しい。


・カタカナ語のテキストデータ
ここをクリックでダウンロード

そして生成ボタンを押すと、好きな数だけ組み合わせでネーミングが生成される。

最初の数十件を列挙するとこんなかんじ。


マイヤフト メータフェルヘット キージニップラン ツータ
エンテクスクト コマジハットリラクニップラントパネス
キスピート ツーネス ブット デルンフ デード
プットッシンピューキーションス インジ マイソフト
イソバーリーベルヘッパー フェル ハーン
デスピ マネップリケタールネー シェルアク
コントエディア テレン トランニメモ オフト
イエン ドキャランマーチメーチ アスクラム・メディレオーター
ネップ マーチ オフィックセップ クオブ ツーム イント
イクオン・ネスタダン リント メディレイアプップラミン
マーンターフトラドックス デーケティ ビューミ エクリストパイル
バーティン リンニップライニンファレビゲール デスト
デジカング・ニアメイト デジハリスク ツーゼンドキャラソナレビジハー
マイズバリ ユーザビジュアーションクトッセマ 
ヒントレッピーズミニング・コンスクニバリエ・サイト プロソーンス
ブツーチ ブロジェク テレー サール パージネインクマネラッションガイン
プラウ ブロードップロール リケタ ビジハリーニタ キセンタルコミュレットロガークロ ネジア

ぜんぜんだめなものも多いが、自分が書いたテキストから拾うと、たまにビビっとくる文字列が見つかる。これはクリエイティブな世界では、ちょっとした支援ツールとして実用価値ありな気がする。

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2006年03月10日

Web画像のサムネイル一括作成に最適なVersatile-Thumbnail

・Versatile-Thumbnail
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se262848.html
versatilethumbnail01.jpg

このブログで画像処理ソフトをよく紹介しているのは、私が日々のブログ作成やプレゼン作成に、デジカメやスクリーンショットの画像を大量に使っているためである。私にはPhotoshopのような高機能フォトレタッチソフトは向かない。Photoshopが何でもできることはわかっているが、操作が簡単ではないからだ。一括処理にもあまり向いていないように思う。時間がないときにも手早く簡単に、仕事で使う画像を自分でつくりたい。

Versatile-Thumbnailはとても多機能であると同時に一括処理が簡単なサムネイル作成ツール。たとえばデジカメ画像のあるフォルダを指定して、全部を読み込ませ、100*100ピクセルに適当に縮小して、HTMLアルバムを作成する、などという面倒な作業が、数クリックで実現してしまう。各画像にフィルターをかけたり、領域指定をした上での拡大縮小もできる。

30分かかる作業が3分になる。

そもそも30分かかるとわかっていたらやらなかったことが、できてしまうことが嬉しい。
こういう”時短簡単ツール”が好き。

・サンプルのイメージ
:実物はHTMLと画像ファイル。サムネイルはオリジナル画像にリンクされている。
versatilethumbnail02.jpg

ソフトウェアの説明から引用。

・Susie-plug-in対応!!
・縦×横の、ピクセルサイズ、または、%を指定して、一括変換が可能!
・自分の好きな場所を好きな大きさでサムネイル化可能!
・JPEG、PNG、BMPでの保存が可能です。
・グレイスケール、セピア、ネガポジ反転、 ソラリゼーション、エッジ検出、その他フィルタ対応。
・作ったサムネイルを並べたサムネイル表示用HTMLを出力可能。
・簡易タグ機能を搭載し、背景色、ページタイトル等の設定も可能。
・HTMLタグを、クリップボードに自動転送。
・JPEG圧縮率指定可能。
・保存ファイルの頭文字が入る機能を搭載しています。
・連番ファイル作成機能
・その他いろいろな機能があります。

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2006年03月03日

デスクトップにウィンドウの縮小表示を並べて管理するminiMIZE

・Aquaria.za.net - miniMIZE
http://aquaria.za.net/index.php?option=com_content&task=view&id=133
minimize01.jpg

miniMizeは最小化したウィンドウのサムネイル表示をデスクトップに並べて管理するユーティリティ。使い方は簡単で起動しておくだけ。あとはウィンドウの最小化ボタンをクリックすると、マウスで移動可能なサムネイル表示がデスクトップにでてくる。これを再びクリックすれば、元のサイズへ戻せる。

ウィンドウのサムネイルの右下にはアプリケーションのアイコンが表示される。これがあるおかげで、作業内容がわかりやすくなる。サムネイルの初期配置などはカスタマイズできる。

minimize02.jpg

この使い方はかなり便利だと思った。ただし、サムネイル表示中のウィンドウはタスクバーには表示されないので、併用するとあのウィンドウはどこへいっちゃたんだ?と戸惑うこともある。このソフトを使うのであれば、このソフトだけで管理するのがよさそう。

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2006年02月25日

Flashを簡単保存・再生するFlashPlayerEx

・FlashPlayerEx
http://www.zan9.com/soft/
flashplayerex01.jpg

FlashPlayerExはWebブラウザーで表示したFlashを簡単にユーザのPCにファイル保存し、再生を楽しむことのできるフリーソフト。

このソフトの特徴:

・表示中のFlashを右クリックメニューからディスクに保存することができる
・最近表示したFlashをブラウザキャッシュから選択して保存することができる
・お気に入りのFlashのプレイリストを作成して順次再生ができる
・Webブラウザーで表示中のFlashをFlashPlayerExで再生する機能
・フレーム単位でシークする機能

そして、関連ソフトのfmlmakerを使うと、


fmlmaker.jpg

WebページからFlashファイルの一覧を作成することができるようになる。プレイリストのfmlはURLでの登録も可能なので、オンラインの面白いFlashのURL集を友達と交換したりしてみても楽しそう。

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2006年02月17日

Webページを3D空間でグリグリ動かして味わうuBrowser

・uBrowser
http://ubrowser.com/

このソフトはサンプルを目で見たほうが早い。

つまり、こういうWebブラウザー。3次元空間にWebの表示をマッピングする。表示はマウスでの回転、移動、縮小に対応している。

・テレビブログ トリノオリンピック 人間ドラマ
http://www.tvblog.jp/torino/
torino2.gif

サンプルで表示しているのは上記のサイト。


以下のサンプル画像はクリックすると拡大。

1 Webページを立体にマッピング

View image
ubrowser_cube_01_s.JPG

2 Webページを球体にマッピング
View image
ubrowser_ball_02_s.JPG

3 Webページを旗状の面にマッピングしヒラヒラ波状アニメ
View image
ubrowser_flag_03_s.JPG

開発しているのは、ネットワーク対応の3D仮想空間ゲームSecondLifeのメンバー。3Dの情報表示の研究の一環のようだ。

・Second Life: Your World. Your Imagination.
http://secondlife.com/

このゲーム、オモシロそう。あとでゆっくり研究しよう。

3Dデスクトップや3Dブラウザーは以前にもいくつかこのブログで紹介している。実用性という点ではまだよくわからない。私たち3次元空間の人間にとっては、2次元ブラウザーのほうが使いやすい気がしてしまう。

ということは、ハッ!

このソフトの真のマーケットは4次元の人たちの世界にある?。

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2006年02月11日

2ちゃんねるを四六時中チェックしたい人の味方 Balloo!

・Balloo!
http://balloo.infocity.co.jp/pc/
baloo01.jpg

2ちゃんねるを四六時中見ている暇などないのだけれど、見ていたい人のためのツール

もしくは、

2ちゃんねるを見ていなければならないのだけれど、見るのが億劫な人の支援ツール

指定したスレッドを10秒などの間隔で監視し、更新があれば、書き込みの内容をデスクトップにバルーン表示するソフトウェア。テレビの実況中継板などの速報性が高い板を登録すると効率的にチェックできる。

大事件、大災害の発生時、スポーツの中継時などに威力を発揮しそうだ。

#話題の「ニュー速VIP」の速度についていけない弱者にも優しい。

・使い方

Ballooを起動する。

板とスレッドを選ぶ。

選択画面:
baloo02.jpg

タスクトレイにアイコンが出現。実況開始。

実況画面:
baloo01.jpg

吹きだしをクリックすると、一時的に吹きだしを隠します。
吹きだし右上のアイコンを左クリックすると、スレッド選択画面に戻ります。
吹きだし右上のアイコンを右クリックすると、メッセージの表示方法などを変更するためのメニューが表示されます。

設定画面:
baloo03.jpg

吹きだしのその他の部分やタスクトレイのアイコンを右クリックすると、↑とは別のメニューが表示されます。


・テレビブログ トリノオリンピック 人間ドラマ
http://www.tvblog.jp/torino/
torino2.gif

オリンピック実況スレのチェックにも使えるかも。

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2006年02月03日

軽快に動作する、高度なフィルター機能搭載のRSSリーダー FreshReader

・サーバー型 RSS リーダー - フレッシュリーダー
http://www.freshreader.com/
freshreader01.jpg

この1週間で私のWeb生活が30%くらい便利になった。

一番見ているサイトはどこですか?と聞かれたら以前は、「検索エンジンかなあ」と答えていたが、今は間違いなく「自分のFreshReader」と答える。

素晴らしいの一言。

サーバ型RSSリーダーのFreshReaderは、ApacheなどのWebサーバにインストールするプログラムである。Webブラウザーでサーバにアクセスして使う。設定画面でRSSを登録すると最新の記事一覧が表示される。未読既読管理がしっかりできるので、一度読んだ記事はトップからは消え、最近新しく加わった情報だけを効率よく読める。

秀逸なのは同社のブログの横断検索エンジンFreshFeedと連携していること。キーワードを登録するだけで、世界中から検索にマッチする記事を集約し、最新情報を簡単に集められる。もうニュースやブログのサイトを巡回したり、キーワード検索をする必要がなくなる。ユーザはただ待っていればフィルタリングされた情報が蓄積されていくのだから。

・fresh feed
http://freshfeed.jp/

私の毎日の情報検索を3割は効率化してくれた感がある。サイトフィード社に大感謝。来年の大学講義では学生にこのツールを教えようと思った。

詳細は私の盟友、百式管理人が詳しくレビューしている。(FreshReader開発者は百式管理人の盟友であるが、私は縁故で絶賛しているわけではありません。)。本当に便利。

・i d e a * i d e a - 待望のリリース、FreshReaderを速攻レビュー
http://www.ideaxidea.com/archives/2006/01/freshreader.html


それって普通のRSSリーダーなんじゃないの?Bloglinesとかと違うの?という質問がきそうなのだけれど、普通のRSSリーダーとして最高だから凄いのだ。ASPではなく自前でシステムを持てるというのが、サクサク軽快で、気兼ねもなくて、使い勝手がいいのである。

個人的なツボにはまったというのもあるかもしれないが秀作だと思う。

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2006年01月29日

原稿用紙に200字書けば自分フォント完成 まるで手書き

・まるで手書き
B000BDKUEM.01._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_.jpg

1 200文字の付属原稿用紙に指定された文章をペンで書く
2 スキャナーで原稿を読み取る
3 パラメーターを調整する

marudetegaki01.jpg

すると、あら不思議、私の字のフォントセットができちゃいました!というソフトだ。

これが実際につくってみた私の手書き文字フォントである。

marudetegaki02.jpg

似ています。

一般的なフォントセットが生成されるので、Wordやはがき作成ソフトなどフォント設定できる文書作成ソフトならば、自分の手書き文字を使うことができるようになる。手書きのパワーポイントプレゼンもインパクトがありそうだから、今度挑戦してみよう。

3種類のベースフォントを選んだり、くせの抽出度を調整することで、自分のくせをより正確に反映したフォントを作成できる。自分フォントは文書を作成していてとても楽しい気分になる。

・フォント考、印象の良さ、強さ、周辺ビジネス
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000526.html

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2006年01月28日

Webやメールのパスワード一覧を表示する Protected Storage PassView

・Protected Storage PassView
http://www.nirsoft.net/utils/pspv.html
pspv01.gif

会員認証付のWebサイトを複数使っていると、IDとパスワードの管理が面倒である。 Internet ExplorerはサイトごとにIDとパスワード情報をしばらく保持してくれるので、再度の訪問時は自動入力、自動ログインになることが多い。だが、設定期間を超えるとセキュリティ上、情報が消されてしまうケースがある。

IE以外にもパスワードはある。OutlookなどWindows系のアプリケーションはパスワードを*****という風にアスタリスク表示で安全性を高めてくれる。しかし、パスワードをメモしたい、人に教えたいようなときには、中身がなんだったのか忘れて困ることもある。

Protected Storage PassViewは大変、便利だが、使いようによっては危険でもあるパスワード一覧表示ソフトである。起動すると、その端末が使用したWebサイトのID、パスワード、検索履歴、MS Outlookのメールのパスワードなどを調べて、秘匿情報を平文で一覧表示する。技術的には、HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Protected Storage System ProviderというWindowsのレジストリ情報の中身を解析しているらしい。

はじめて使ったとき、便利だなと思うと同時に、ちょっとゾっとした。

WindowsやWebのパスワードをあまり信用してはいけないということだろう。このようなソフトで簡単に全部を取り出せるのだから。

この配布サイトには、ある端末のID、パスワード一覧情報を、他のPCへ移植する手順なども公開されている。日本語化パッチもある。

・パスワードを取り戻す、管理する、生成するツール
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002133.html

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2006年01月21日

WebページをPDFにキレイに変換するIE Snapshot ACCALIA

・IE Snapshot ACCALIA - capture your web
http://www.limperex.com/snapshot/
iesnapshots01.jpg

仕事でWebページを印刷したいと思っても、綺麗に紙のサイズに合わせて印刷するのは実はコツと手間がいる。普通にWebブラウザの印刷ボタンを押しただけでは、端がかけてしまったり、背景色が抜けてしまったりする。

IE Snapshot ACCALIAはWebページをキャプチャするツールである。画像ファイル(GIF、BMP、JPG)での出力だけでなく、PDFでの出力にも対応している。PDFは画面で見たままをファイル化する、印刷するのに適したフォーマットだから便利である。

2画面、3画面以上に渡るタテの長いWebページもキャプチャが可能だ。領域選択した範囲のみを出力させたり、紙のサイズ(A4,A3など)に調整することもできる。PDFならあらゆる環境に同じ見栄えで表示できるから、Webの仕事をしている人間にとっては、プレゼンの強い味方になる。

作成したPDFの例1: http://www.tvblog.jp/
http://glink.jp/files/IES_06-01-11_16-40-49.pdf

作成したPDFの例2: http://www.yahoo.co.jp/
http://glink.jp/files/IES_06-01-11_16-29-22.pdf

ファイル名が標準設定では、自動的に取得時刻になるというのもアーカイブ目的での使用上、便利な仕様だ。

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2006年01月20日

お年玉付き年賀葉書(切手)当選確認ツール

・お年玉付き年賀葉書(切手)当選確認ツール(v平成18年版)
http://park15.wakwak.com/~yu-ki/software.htm
otosidama2006.jpg

お年玉付き年賀はがきの当選番号が発表された。

・平成18年「お年玉付郵便葉書」及び「寄附金付お年玉付年賀切手」の当せん番号
http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/info/2006/nenga/index.html

4等お年玉切手シートは50人に1人当選だが、3等の地域の特産品小包(1個)は5000人に1人という計算になる。狭き門だ。

さっそくチェックしていたのだが、目視で一枚一枚照合するには結構な時間がかかる。

何十枚かやっているうちに、効率的なやり方を考案した。

今年の当選番号は末尾が1,2,6,7,8,0である。だから最初に末尾が3,4,5,9のはがきは除外できる。これで作業量は4割になる。その上で、当選番号に含まれる下二桁8種類を暗記しておき、残りのはがきは下二桁の照合で済ませることができる。

え、もしかしてこのやり方、これ常識ですか?(汗)。

この作業を支援するソフトを開発している人もいるのではないかと、勘が働いて検索したところ、すぐに見つかった。さきほどの私の発想は全部実装されており、さらに先に行っていた。さすが。

このソフトは下二桁を片手で数値入力していくだけで、当選番号をチェックできる。二桁目を入力した段階で自動的に照合結果(ハズレ、アタリ)が表示され入力確定を省いているのが使いやすい。もうその次に押した数字は次の照合プロセスの一桁目になるのである。アイデアだ。

別のソフトを見つけた。こちらは下二桁が当選番号に含まれる場合、続いて上4桁の入力を促すインタフェースになっている。リストを登録して一括チェックも可能。

・年賀はがき当選チェッカー
http://fsoftware.xrea.jp/soft/ntousen/
otosidama2006b.jpg

当選発表に限らず、こういうリアルの大きなイベントに連動して、専用ソフトをタイムリーにリリースするのは結構需要がありそうである。”時事ソフト”などというジャンルを確立できるかもしれない。

・ダウンロードサイト ベクターで「当選」を検索
http://search.vector.co.jp/search?query=%93%96%91I

ジャンボ宝くじやロトくじなど、多数、当選確認と予想ソフトウェアが公開されている。

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2006年01月14日

GoogleでBecky!を検索するGoogle Desktop プラグイン for Becky!

・Google Desktop プラグイン for Becky!
http://d.hatena.ne.jp/shintarou3/20051108#1129278992

デスクトップの検索エンジン Google DesktopはVersion2になってサイドバー機能も追加され、一層便利に使っている。サイドバーの機能は標準では下記の通り。プラグイン機構をもち、ユーザは開発キットを使って自作アプリをつくることが可能。
・Google デスクトップ - ダウンロード
http://desktop.google.co.jp/
画面写真あり。

A. ニュース: カスタマイズされたニュースの見出しが表示されます。
B. ウェブ クリップ: ウェブ サイトの RSS/Atom フィードが表示されます。
C. スクラッチ パッド: 簡単なメモとして使うことができます。
D. 天気予報: 各地の天気予報をチェックできます。
E. 写真: ウェブやコンピュータ上にある写真のスライドショーをお楽しみいただけます
F. 株価情報: 登録した銘柄の最新の株価を確認できます。
G. メール: Outlook や Gmail などの新着メールをすぐに確認できます。
H. クイック ビュー: よく使用するウェブ ページやファイルに簡単にアクセスできます

サイドバーの「ウェブクリップ」機能は一見、RSSリーダーなのだが、ユーザがRSSを登録する必要がない。ブラウザで閲覧したWebにRSSが含まれている場合、自動的にリストに登録されるからだ。

手放せないツールになっているのだが、ひとつだけ不満があった。標準では私が愛用しているメールソフト Beckyに対応していないため、メールの検索ができなかったのだ。それを前述のプラグインで解決するソフトが見つかった。

この個人作成のGoogleDesktopプラグインは、Beckyのメールを検索対象に含めることができる機能を提供する。設定画面で指定したフォルダだけを検索対象にすることも可能なため、機密事項は検索結果にでないようにすることもできる。

メールの検索結果からは、1クリックで、直接Becky!から開く、返信、全員に返信、作成を行えるのが大変便利だ。これで体感的にはGoogle Desktopが2倍はパワーアップした気がしている。

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2006年01月13日

サムネイルで視覚探索強化型タブブラウザ Picea

・Picea 配布ページ
http://www6.plala.or.jp/nyk/picea/index.html
picea_browse01.bmp

Piceaは画像ビューアのソースコードを改造して開発されたという、ユニークなタブ型ブラウザ。通常のタブブラウズに加えて、閲覧したページのサムネイルをブックマーク保存し、ナビゲーションを支援する機能がある。

オンラインヘルプによると特徴は以下の通り。

・Picea にできること

Web ページのタブ切り替えながらの閲覧
お気に入りのサムネイルの生成
Web ページのサムネイルをキャプチャーし、ブックマークとして利用可能
進む・戻るボタンの代替インターフェイスとしてグラフ表現を用いた「グラフウィンドウ」を実装(実験中)
閉じたタブをあとから閉じた時点のサムネイルを参照して開くことが可能です(最近閉じたタブウィンドウ)
ブックマークの検索・閲覧機能が豊富です(URL、閲覧日時、閲覧回数、タイトルなどをキーにソート、検索が可能です)
ブックマークのサムネイルイメージ自身をキーとして類似するサムネイルイメージを検索することが可能です
キーワードの HTML パースによる自動抽出
マウスジェスチャ
URL によるポップアップブロック
多段ダブ
RSS フィード受信
最近閉じたタブ機能
タブのロック
64ビットネイティブコードによるx64環境での高速動作(x64版)

とても面白い機能としてグラフウィンドウがある。これはWeb閲覧履歴のページのサムネイルを、ページ移動のリンクで結び、どのページからどのページを訪問したかを一目瞭然にする。情報探索のログを残しておくことができるので、複数人数で調べる際にも、中間の調査状況を共有できて便利そうだ。

picea_graph01.bmp

また最近閉じたタブのサムネイル一覧であるとか、配色が似た画面を探す類似検索機能など、他のブラウザにはない独自の機能を搭載している。実験色が濃いソフトであるが、今後の発展が楽しみなソフトである。

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2006年01月08日

デスクトップのスクリーンショットを定期保存、公開も可能なSG-Live

・SG-Live
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se334511.html
sglive_Marge1_s.JPG

拡大画像

定期的にデスクトップのスクリーンショットを取得して画像を保存するソフトウェア。FTPサーバを登録することで、Web上にデスクトップの現状を公開することもできる。

<機能>
◆ 一定間隔でのスクリーンショット保存
1分、2分、3分、5分、10分から設定できます。
15秒毎の保存もできますがこの場合、FTP機能を使用することはできません。
◆ FTP機能で一定時間毎にアップロード(FTP機能を使わない設定にもできます)
◆ アプリケーション監視機能
「ある作業中にはアップロードしない」という設定や「ゲームの時だけアップロード」という設定ができます。
◆ 撮影画像自動縮小
◆ 撮影画像上下ぼかし機能
◆ 撮影画像上下ぼかし範囲設定機能
◆ 撮影画像をビットマップでの保存可能(HDDに余裕がある場合・・・)

仕事始めの自分のパソコンで1時間ほど実際に使ってみた。


結果は上記のとおり。

このソフトを編集者とライターの双方のデスクトップにインストールし、画像のアップロード先を教えあう、という使い方はどうだろう。

人に早くやれといわれると「今やろうとしていたのに!」と意欲が減退してしまうことがある。ライティングの仕事は特にそうだ。気分がのったときにさらっと書き出すとうまく書けるものだが、催促があったりすると、逆に滞ったりする。

編集者にしてもライターのそうした心理は把握しているので、催促のタイミングには気を使う。だから、このソフトでお互いのデスクトップを好きなときにのぞければ、いいのではないか。

編集者:あ、Mixiなんか観てサボっているな

ライター:むむむ、メーラーを立ち上げたな、原稿催促か?

編集者:他のライターさんはちゃんと入稿していることがわかる画面を見せておこう

ライター:オレが最後か。でも、編集者もMixiを見始めたからまだ余裕か。

編集者:がーん、退席しやがった。電話だ、電話。

などなど、とても微笑ましい駆け引きに有効なツールだと思う。

え、最悪?


・WebImager 画像をスクリーンキャプチャしてWEBに簡単&楽々アップロード
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002964.html

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2006年01月07日

CPUのクロック数を実時間で把握 リアルタイムCPUクロック表示

・リアルタイムCPUクロック表示
http://www6.plala.or.jp/amasoft/soft/index.html
cclock01.gif

今、私は仕事で開発中のマルチメディア関連ソフトウェアのプレゼンテーションを週に何度も行っている。実際にノートPCでソフトウェアを動かして見せるわけだが、このソフトは結構な負荷がマシンにかかる動画処理をさせている。

デモの際、不思議な現象が起きていた。デモで同じ操作を行っていても、日によって、処理時間が10秒だったり30秒だったりするのだ。環境が同じなのにおかしいなと思っていた。高性能をアピールするには処理時間は短いほどいい。

そして、ある日、原因を発見した。電源ケーブルをつないでいる日は処理時間が短く、つないでいない日は長くかかっていたのだ。PCが自動的に電源状況を把握して、CPUの動作速度を切り替えていたわけだ。

どれくらいAC電源使用時とモバイル利用時はCPUは違うのだろうか。この「リアルタイムCPUクロック表示」を使うと、速度可変のモバイルCPUの状態が一目瞭然になる。

たとえば、このPCは、1.3ギガヘルツである。

cclock02.jpg

AC電源使用時は、

cclock03.jpg

であったが、電源ケーブルを抜くと瞬時に、

cclock04.jpg

半分のクロック数での動作モードに切り替わった。

このマシンでは、4段階のCPU動作モードが存在していて、電源状況やアイドル状況に応じて、自動的にモードが切り替わっていることがわかった。なるほど、これが原因だったのである。デモの問題は、デモ時にもCPUの速度を下げない設定にすることで解決できた。

CPU使用率を表示するソフトは多いが、CPUクロック数を表示するというのは比較的少ない。これはそれだけに特化したソフト。私と同様に処理時間に疑問を感じたモバイルユーザは試してみるといいかも。

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2006年01月06日

IISのログを楽々解析するWeblog ConvertとApacheLog Viewerのノウハウ

このブログの昨年度人気記事アクセスランキングの公開を行いましたが、この解析作業は今年は困難を極めました。例年通りなら昨年中に公開する予定でした。これは、IISのW3拡張形式で日付別ファイルという、少し特殊なフォーマットで、分量が12ギガバイトもあったため、解析するソフトウェアや手法がわからなかったのが原因でした。

エンジニアの友人に相談すると、「Perlでごにょごにょすると簡単ですよ」という回答をもらえるのですが、確かにそりゃそうなのですが、簡単にやりたかったわけで、そのごにょごにょが、日曜プログラマの私には結構なコストなのです。

そこで新年になってから「はてな人力検索」に質問してみました。

http://webmaster.hatena.ne.jp/1136427440

無償で使えるIISのログ解析ツールと手順を教えてください。

Windows2000 IISのW3拡張形式のログが1年分、日付別のファイルで、12ギガバイトほどあります。このログを分析したいのです。AWStats、Analog、Webalizerのように、サイトの人気状況を知りたいと思っています。

解析に使うマシンは、Webサーバとは別のWindowsXPです。ログはダウンロードしてあります。私はどうやったら、簡単にこれらのログを解析できるでしょうか。知識のある方、ぜひ教えてください。よろしくお願いいたします。

あっという間に的確な回答をいただけて感激しました。

教えていただいたツール2種類は、役に立ったので、このブログでも紹介してみようと思いました。

・Weblog Convertをダウンロード
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se120157.html
weblogconvert01.jpg

ログ形式の変換ツール。

・ApacheLog Viewer
http://home.ns01.info/circle/
apachewebv01.jpg

Windows上でApacheのログを解析するツール。

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2005年12月29日

フリーの高機能画像認識 SmartOCR Lite

・SmartOCR Lite
http://www.smartread.biz/index.htm
SmartOCRLite104.jpg

フリーソフトでは珍しい高機能な画像認識ソフト(OCR)。スキャナで読み取った文書データや、デジカメの画像、Web上の画像ファイルなどから、文字列を自動検出し、テキストデータとして抽出することができる。ルビや表組など複雑な背景も解析するのが特徴。
機能を強化した商用版もあるのだが、フリーのLite版でも一般的な利用者にとって必要十分な仕様になっている。読み取ったデータは、画像と一緒もしくはテキストのみのデータとして、PDF、ワード、エクセル、HTML、CSV、テキスト形式でのファイル保存が可能だ。
装飾が多い新聞の折込みチラシの画像を読み込ませてみたら、想像以上にうまくテキストを拾い上げることができた。ニューラルネットワーク、遺伝的アルゴリズムを使った高精度な認識が特徴。誤認識した場合にも、レイアウトを調整するなどして、読み取り精度を調整する機能がたくさん搭載されている。

ふだん、あまりOCRは使わないのだけれども、ブログで活用するとしたら、どんなものがあるだろうと考えてみた。

・プロジェクター投影された講演スライドの写真からデータを抽出する
・製品の紙の説明書からテキストを抽出してデジタルで再利用する
・マンガの吹き出しからテキストを抽出してブログネタにする

画像認識、音声認識、自動翻訳など、従来精度が問題とされたソフトウェアも、近年、精度が高くなってきたようで、動向を常にチェックしている。特にアナログ→デジタル変換を行うツールをうまく使いこなせれば、相当のPC作業の効率化、差をつけること、につながりそうである。

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2005年12月22日

次世代デスクトップアプリケーション デスクトップドドド

・次世代デスクトップアプリケーション デスクトップドドド
http://massacre.s59.xrea.com/game/dtddd/press001.htm
dodododododo02.JPG

ある意味で今年紹介する中で、最強のアプリだ。ある意味で。

次世代デスクトップアプリケーション『デスクトップドドド』はデスクトップを猛烈にドドド化する。ドドドの大きさや配置は任意にカスタマイズできるだけでなく、振動の幅や速度までも自在に変更できるのである。

dodododododo03.jpg

いまひとつ乗り切れない雨の月曜日だとか、気合が必要なプレゼン作成時に、なんとしても勢いや迫力が欲しいときに、デスクトップドドドは心強い味方である。キャプチャだけで使い方や効用はわかっていただけると思うので、敢えて説明しないことにする。

ちなみにこのキャプチャーの背景に映っているページはなかなか面白かった。敢えてURLをドで隠したわけではないのだが、偶然隠れてしまったので、気になった方は、ドドドの気合で探して欲しい。

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2005年12月10日

新作情報チェッカー Windows版

・新作情報チェッカー Windows版
http://homepage.mac.com/dsaitoh/FileSharing4.html
newreleasefreesoft01.jpg

「しまった。発売日を逃した!」という経験はよくある。

新作情報チェッカーは、指定したキーワードでAmazonをチェックして、新作情報を常にデスクトップに表示しておけるウィジェット。MacOS版もある。

使い方は簡単で、書籍、マンガ、DVD、音楽の種別と、著者名かキーワードに該当する言葉を登録しておくだけ。さっそく私も好きなマンガ家を登録してみたのが上の図。定期的に更新されるので、日々チェックのためにサイトを訪問する必要がない。

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2005年12月09日

コマンドラインで2ちゃんねる閲覧 MonoView

・MonoView
http://www.geocities.jp/cen_hp/monoview.html
monoview01.jpg

ブログとSNSのブーム以降、2ちゃんねるを読む機会がめっきり減ってしまった。だが、まだまだ2ちゃんねる発のオモシロは続出している。VIP板くらい読んでいないと、置いていかれてしまう(誰に?)。

MonoViewはコマンドラインで2ちゃんねるを閲覧するフリーソフト。主にカーソルキーでメニューを選んでいくだけで、板の間を移動することができる。動作が他の2ちゃんねるビューアと比べて軽快なのが特徴。背景が黒(コマンドプロンプトの設定で変更は可能)なのも、昔風の怪しいパソコン通信が連想されて、味がある。閲覧だけでなく、書き込みも可能だ。

スレッド閲覧中にhキーを押すと、Webブラウザ表示をする。oキーを押すとお気に入りに登録する。aとzでページアップ・ダウンができる。ショートカットキーでほとんどの操作ができるのは、便利だ。

表示したスレッドの内容やメニューなどのデータは、アプリケーションのフォルダにテキストファイルとして蓄積されている。GoogleDesktopなどデスクトップ検索ソフトを利用しているユーザは、スレの内容も後で、高速に検索することができるだろう。

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2005年11月30日

ズバリ大安売り

・ズバリ大安売り
B000BYVLLC.01._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_.jpg

これはおもしろいとおもったので発売日に入手した。


折込みチラシをパソコンで見る

「ズバリ大安売り」は、日本全国のスーパーマーケットなどの特売情報がパソコンで検索できるソフトです。

全国約25,000人の特派員が集めたデータを集計
「ズバリ大安売り」で提供される情報は、主婦をはじめとする、全国に在住の「地域特派員」が主な情報源。スーパーの特売チラシが発行されると午前のうちにお買い得情報を登録。あらかじめ登録した最寄りの店舗の特売情報が自宅にいながらパソコンで検索できます。

zubaritokubai01.gif

対応店舗は50社4000店。イトーヨーカドー、ダイエー、丸正、ジャスコ、相鉄ローゼン、西友、京急ストア、東急ストア、ピーコック、ライフ、セイフー、ワイズマート、アピタ/ユニー、サティ、いなげや、東武ストア、三和、リブレ京成、ダイエーグルメシティー、SANTOKU、イズミヤ、阪急オアシス、ニッショー、小田急OX、エース、コープこうべ、ナフコ、マルキョウ、ダイナマート食品館、マルショク、サンリブ、コモディイイダ、オオゼキ、オリンピック、Big-A、長崎屋、マルサングループ、文化堂、FEEL など。

ユーザは5つまで店舗を登録することができる。毎日、登録した店舗の折込チラシの中から、食品をメインに価格情報が配信されてくる。肉、魚、野菜、調味料、その他などのタブで商品ジャンルを絞り込み、近隣店舗の価格比較一覧を見ることができる。お買い物チェックに便利だ。

zubaritokubai02.gif

特売情報は印刷したり、携帯電話にメールで転送して、お買い物メモとして使える。食品によっては写真つきレシピも収録されている。

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2005年11月25日

顔文字7千種類を辞書登録 オレンジの顔文字辞書ver3.1

・顔文字パーティー オレンジの顔文字辞書ver3.1
http://facemark.vis.ne.jp/download.htm
orangekaomoji01.jpg

顔文字入力支援辞書。

7000種類の顔文字をWindowsやMacの日本語入力支援ソフトから”読み”で入力できるようになる。♪⌒ヽ(*゜O゜)ノ スゴイッ!!!。ヽ(`Д´)ノ (д´ノ) ヽ(   )ノ (ヽ´△) ヽ(´△`)ノ。

顔文字を苦手としている私でも、辞書に登録されていると、楽しくてついつい呼び出してしまう。チャットで使うと超軽薄な人物を演じることができる。ヤッタネ!!(v゜ー゜)ハ(゜▽゜v)ィェーィ♪。

仕事で使うPCに登録してしまうと大変なミスにつながるかもしれないので注意。たとえば「いや」と入力すると変換候補は以下の通り。オロオロ(( ( ̄_ ̄;)(; ̄_ ̄) ))オロオロ。

orangekaomoji02.jpg

「あ」の項目は最初はこんな感じで始まる。

ああ o┤*´Д`*├o アァー 顔文字
ああ 〜〜〜〜〜((((((ノ゜凵K)ノあぁ 顔文字
ああ ( ´△`)アァ- 顔文字
あいあいがさ (*・・)o个o(・・*)アイアイガサ♪ 顔文字
あいあいさー (`◇´)ゞアイアイサー! 顔文字
あいあいさー (`o´ヾ アイアイサー!! 顔文字
あいあいさー ∠( ̄◇ ̄) アイアイサ-!! 顔文字
あいあいさー (・0・)ゞ アイアイサァー! 顔文字

辞書への登録方法は、IMEごとに用意された辞書をダウンロードして、日本語入力の辞書登録ツールから設定する。最新のWindowsのIMEには対応したファイルがないが、その場合は「顔文字一覧 テキスト辞書インターネット対応」をダウンロードすれば大丈夫。ヤッタネ!!(v゜ー゜)ハ(゜▽゜v)ィェーィ♪。

もうチャットでのプレゼンスは誰にも負けない。

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2005年11月22日

CPUとメモリの利用状況をエンジン音で表現するCPUターボ2A

・CPUターボ2A
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/hardware/se377981.html
cputurbo01.jpg

CPUやメモリの利用率を視覚的にメーター表示してくれるアプリケーションは多数ある。このソフトが一味違うのは、CPUやメモリをエンジンに見立てて、その動作状態をエンジン音で表現していること。

動作状況を音で表現する。その実用性はともかくとして、逆転の発想がいいなあと感じた。CPU動作率が高いときは、動作が遅いときであり、普通はイライラする。このソフトの場合は「全快バリバリで大量の処理をやっつけてるぜ」というPCの今必死メッセージを肯定的に受け取れる、気がする。

とかいうことを、想像しながらダウンロードしてみた。

(Q)で実際に使ってみてどうか?

予想もしない使用感だった。

(A)PCと自分が一体化した気がする!

CPUやメモリが忙しくなると、エンジン音が高くなる。PCというマシンに自分が搭乗して乗り回している感覚が不思議だ。1時間も仕事中に使っていると、CPUとメモリの使われ具合が直観できるようになる。一般的なビジネスアプリケーションでは、メモリはよく使われるが、CPUは瞬間的にしか使われない。

CPUを限界まで使うには3Dグラフィクスのレンダリングや長時間の統計計算をさせるといった処理が必要であることがわかった。次の自分用のマシン購入時にCPUを豪華にすべきなのかメモリをたくさん積むべきかの判断材料になりそうだ。

なお、おまけとして

1.メモリーを50%解放してくれる

2.XP専用のハードディスクを快適化してくれる

3.IPアドレスボタンを押すとクリップボードに転送されIPアドレスを貼り付けることが出来る

4.ノートパソコンの場合はバッテリーのメーターが現れる

という4つの実用的な機能もある。

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2005年11月18日

リアルタイムにPCのDNS利用状況を確認できる DNSEye

・DnsEye monitoring DNS packets in network and displays DNS information
http://www.nsauditor.com/network_tools/dns_monitoring.html
dnseye.jpg

DNSEyeはパソコンがインターネットの名前解決システム(DNS)を利用すると検出してリアルタイムにリスト表示してくれるフリーソフト。たとえばWebブラウザーでYAHOOにアクセスすれば、www.yahoo.co.jpが記録される。

大手の商業サイトを見に行くと、アクセスしているURLのドメインと一緒に、広告配信サーバや画像専用サーバらしいサーバ名が多数検出された。怪しいドメインへの自動アクセスが行われていないかのセキュリティチェックに使える。

使い方は簡単で起動したらRunをクリックすると、検出が開始される。検出したサーバ名のログはテキストファイルとして保存できる。検出状態で1日使っていたら、自分が何台くらいのサーバのお世話になっているかがわかって、楽しそうでもある。

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2005年11月14日

コンテンツビジネス・マネジメント

・コンテンツビジネス・マネジメント
4492270434.01._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_.jpg

日米で活躍する弁護士によるデジタルコンテンツ論。

デジタル技術とインターネットの出現によって、法律の想定を超えた、思わぬコンテンツの創出や流通形態が次々に登場している。こうした新形態は「ニューユース」の問題として、法曹界でも議論が始まったばかりのホットな問題である。

この本はデジタルコンテンツに明るい弁護士が果敢にニューユースに切り込んでいる。

■アイドル証券化

インターネットはコンテンツの資金調達という創出のフェイズから新しいチャレンジの場として機能している。新人グラビアアイドルを証券化という話題が取り上げられている。私もネットのニュースで見て注目していた。

・ジェット証券株式会社
http://www.jetsnet.co.jp/g_idol/main_fr.html

・ITmediaニュース:“萌えドル”も参加するアイドルファンド第2弾
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0412/16/news068.html

出資は1口5万円。調達した資金は、写真集やDVD、CDの製作にあてる。投資家には売り上げの12〜15%が出資者印税として支払われ、最終的な投資利回りは売り上げに応じて変動する。

 出資受け付けは2005年1月6日から2月18日までジェット証券Webサイトで行う。総額6000万円の調達を計画している。

 写真集は新潮社が発行する。DVDとCDはAmazon.co.jpで独占販売し、強力なプロモーションを行う。ネット販売により流通コストを大幅にカットし、その分をプロモーション費用に回すことでヒットを狙うとしている。

・「アイドルファンド」のJDC信託が急伸、信託業参入で問われる実績 - nikkeibp.jp - 企業・経営
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/381319

同時にファンドを立ち上げ、これまで67案件、延べ20億円を投資。ファンドの運営手数料などの売上高は前期連結ベースで12億円に上る。しかし話題のアイドルファンドで、出版した写真集などの売れ行きが配当可能ラインに達したアイドルはまだいない。

ゲームの世界でも、ヒット作品になりそうな続編企画でファンドが立てられ話題になっていた。

・世界初の投信「ゲームファンド ときめきメモリアル」〜11月から募集
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/25/doc817.htm

1口10万円で投資を集めたのだが、結果はこうなった。

・「ゲームファンドTMときめきメモリアル」の償還に関して(マネックス証券・2003年2月17日)/マネックス・ビーンズ証券
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news30217-2game.htm

10,000円に対して10,088円が償還

意欲的な企画だったけれども実際は投資商品としては厳しい結果に終わった。

しかし、米国ではコンテンツの証券化はコンテンツ創出の重要な役割を担い始めているという。日本ではまだ、長期的に利益を生み出せるコンテンツの企画の担い手が少ないことなどが原因に挙げられている。

投資商品としては「会社」よりも「コンテンツ」や「有名人」の方がわかりやすい人も多いはずだ。これからに期待である。

■電車男の出版

そして当然、コミュニティが生成したコンテンツとして大ヒットをおさめた電車男も解説対象になっている。


「電車男」の著作権は誰に帰属するのか、出版によって生じる「印税」は誰のものか、あるいはこの物語に興味をもってドラマ化や映画化する場合には誰に許諾を求めればいいのか


書籍には各投稿者の著作権は放棄されていないという認識のもと、著作隣接権者である「2ちゃんねる」の運営者に許諾を得て出版に至ったことが断り書きとして記載されていますが、これでは許諾を受けたことにはなりません

テレビドラマにまでなった電車男だが、著作権を完全にクリアしたわけではないようで、むしろ出版も放送も、意欲的な試みとして位置づけられていた。コミュニティが創出したキャラクターを勝手に利用したとして、その後、のまネコ問題でエイベックスが痛手をこうむることになった。今後は著作権の扱いとは別に、それを生んだコミュニティとの関係性も大切に考えていかないと、ビジネス展開は難しいようだ。

■日本ではミッキーマウスの著作権は既に消滅している?

面白い事実がいろいろある。

1928年に米国でディズニーのミッキーマウスが映画デビューした頃、著作権の保護期間は56年間であった。ミッキーマウスは、1985年には保護期間が切れてパブリックドメインとなる予定だった。誰でも自由に使えるキャラクターになるはずだったのである。だが、1979年に著作権法は改正され、保護期間は75年間で19年間の延長が決まった。そして、その延長が切れる直前の2004年、米国に著作権延長法が成立し、保護期間が95年間に再設定された。ミッキーマウスは2024年まで保護されることになった。

ディズニーの著作権が切れそうになると、著作権保護期間が延長されるようにも見えるため、ミッキーマウス保護法などと揶揄される。これは有名な話なので私も知っていた。

しかし、著者によると、これは米国の法律であり、日本には効力が及ばない。意外な事実が指摘される。


ミッキーマウスが映画の著作物であると考えると、保護期間は公表の翌年の一月一日から五十年ですから、わが国では1979年にはすでに著作権保護期間が満了したことになります」

戦時加算という敗戦国の日本に課された特別延長ルールを適用しても、1989年にはミッキーマウスの著作権は国内では消滅しているという。日本ではミッキーマウスが公有の存在である可能性があるようなのだ。ウォルト・ディズニー・ジャパンにこの件を問い合わせると「お答えできません」という返事が返ってくるとのこと。

ただし、商標としての「ミッキーマウス」は別に存在しており、著作権が切れたからと言って、自由に使えるものでもないらしい。「シンデレラ」や「白雪姫」はパブリックドメインでありながら、ディズニーのキャラクターとしても活躍している。パブリックドメインになる部分とそうでない部分を組み合わせた利用は新たな課題になりそうだと述べられている。

この他、

・日本の法律はパロディを許容する器量がない
・ウルトラマン初期作品の海外での商品化権を円谷プロは持っていない
・宇宙戦艦ヤマト、キャンディキャンディの著作権紛争
・ゲームは映画の著作物に該当する
・テレビ番組のリメイク権、フォーマット権

などなど、著作権絡みの話題がたくさんわかりやすく解説されている。

・著作権とは何か―文化と創造のゆくえ
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003459.html
・知財戦争
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002828.html


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2005年11月12日

ドラッグアンドドロップでテキスト整形 簡単!一発改行ツール

・簡単!一発改行ツール
http://www.geocities.jp/makikoh76425/ChangingLine.htm
changingline03.jpg

テキストエディタで書いた文章を、そのままメールで送ると、改行がないため、自動改行設定になっていないメールソフト上では、表示が崩れ、とても読みにくい文章になってしまう。Webページ向けに書いた文章をそのままメールした場合も同様である。メールでは一行全角で30から35文字程度で改行をいれておく必要がある。

この作業、結構、頻繁に発生するのだが、手作業が面倒であった。そこにやっと簡単なツールが見つかった。書いたテキストファイルをドラッグアンドドロップするだけで、指定文字数で改行したテキストに整形変換してくれる。任意の文字列を区切りに箇条書き文章を作成することもできる。

使用前
changingline01.jpg


使用後
changingline02.jpg

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2005年11月11日

Web開発を支援するツールバー Internet Explorer Developer Toolbar Beta

・Download details: Internet Explorer Developer Toolbar Beta
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=e59c3964-672d-4511-bb3e-2d5e1db91038&displaylang=en

クリックで拡大
msiedevtolbar02.jpg

Web開発者、デザイナーにとってとても便利なツールバーをマイクロソフトが無償配布している。

・WebページのDOM構造を可視化し修正できる。
・任意のエレメントをWebページ上で選択、配置できる
・MSIEの設定を個別にオフにできる
・HTMLオブジェクトのクラスネーム、ID、リンクパス、タブインデックス値、アクセスキーなどを可視化できる。
・アウトライン、テーブル構造、テーブルセル、画像、タグなどをわかりやすく可視化できる
・HTMLやCSS、WAI、RSSなどの構文検証ができる
・画像の配置、ファイルサイズ、パス、ALTタグを表示できる。
・ブラウザーキャッシュやクッキーをクリアできる
・W3Cのリファレンス、MSIE Team Blogを参照できる
・仮想的な定規を使って正確な画面上の距離を計測できる


エンジニアなら、タグの構造解析ができるとJavaScriptやVBScriptの開発が容易になる。サーバサイドのプログラムの出力するHTMLをチェックするのにも使えるだろう。設定の個別オフ、キャッシュやクッキーのクリアもテスト時には重宝する。

デザイナーなら、テーブルやセルの可視化、定規でオブジェクトの大きさを計測、構文検証などを行うことができる。

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2005年11月04日

白地図 KenMap (白地図作成ソフト)

・白地図 KenMap (白地図作成ソフト)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~t-kamada/CBuilder/kenmap.htm
hakuchizu01.jpg

国土地理院発行の数値地図データを使って、都道府県単位、市町村レベルの白地図を作成できるソフト。白地図にデータファイルから情報を読み込ませたり、色分けしたりすることで、オリジナルの地図をつくることができる。企画提案や教育にいろいろと活用できそうだ。


都道府県単位で,市区町村行政界を示す白地図を描きます.複数の都府県にまたがった地図を描くこともできます.

都道府県名一覧から,あるいは,市区町村名を指定して検索し,該当する地域の白地図を描くことができます.

マウスをドラッグして指定した範囲の拡大地図を描くことができます.

全国の市区町村名を表示し,その読みがなを知ることができます.また,島名,山名を表示することもできます.

地図上に記号を付けたり任意の線を引くことができます.

平成8年以降の市町村合併による新しい行政区画や新市町村名にも対応していますが,従来の区画や市町村名も選択して表示できます.

経緯線,経緯度,尺度(スケール)を表示することができます.

任意の色およびパターンで,市区町村別の塗り分け地図を作成することができます.また,塗り分けに対して凡例を作成し,表示することができます.

地図上の任意の位置に,任意の文字をラベルとして表示することができます.

地図上に任意の位置を中心とする複数個の距離円(同心円)を描くことができます.

マウス位置の経緯度/座標値表示,ドラッグして2点間の距離測定を行うことができます.
さらに,任意の経路に沿った距離や閉じた領域の面積を測定できます.

全国の島名および主要な山の位置とともに山名、読み、高さを表示することができます.
都道府県庁,市役所,町村役場の所在地を表示し,それぞれのホームページにリンクしたり,またメールを送信することができます.

インターネットを通して,国土地理院の地図閲覧サービス(ウオッちず)に接続し,25000分の1の詳細地図を表示することができます.

・白地図 KenMap - ベクターソフトニュース
http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/050406/n0504061.html

詳しい説明


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2005年11月02日

デジカメの破損データを復元するツール 500枚の写真救出体験談

デジカメの破損データを復元するツール 500枚の写真救出体験談

昨日のエントリで公開した沖縄のスライドショーの裏には手に汗握ったドラマがありました。一人プロジェクトX状態。以下その体験談。

沖縄旅行で持って行ったデジタルカメラの、XDピクチャーカードのデータが破損した。「このメディアはフォーマットされていません」というエラーが表示されて、アクセスすることができなくなった。街の写真の現像サービス用の端末にカードを試しに挿入した際、データが破壊されたらしい。旅行中に撮影した枚数は500枚。まだ一枚も見ていない。

ちょっと冷や汗だったが、プロのカメラマンの人からそういうことはときどき起きると聞いていたのと、復旧の可能性があることは知っていたので、早速ネットで調査。

私のデジタルカメラのUSB接続経由ではカード(XD ピクチャーカード1G)を認識しないため、カードリーダーを別途用意することになった。過去の経験から安物は大容量メディアをうまく認識できなかったり、アクセスが遅いという問題が起きる。

いろいろ評判を聞いたりして13メディア対応のアイオーデータのカードリーダーを購入した。

・I-O DATA USB 2.0/1.1接続 13メディア対応 マルチカードリーダーライター [USB2-W12RW]
B000B77KMI.01._OU09_PE10_SCMZZZZZZZ_.jpg


「miniSDカード」や「メモリースティック Duo」などのミニメディアもダイレクトに挿入できる、合計13種類のメモリーカードに対応したUSB 2.0接続のメモリーカードリーダーライター。従来品に比べて転送速度がよりアップしており、デジカメやケータイで撮りためた高画質な写真データもストレスなく快適にパソコンへ転送することができる。また、「メモリースティック Duo」にパソコンの動画や音楽データを転送し、PSPで楽しむときにも大変便利。

特徴はほとんどのアダプター類なしに流通しているほとんどのメディアに対応していること、アクセスが高速なこと、同時に4つのカードを認識し、個別のストレージとして利用できること。

早速、メディアを挿入してみると「このメディアはフォーマットされていません」というメッセージが出た。フォーマットしますか?と聞かれるが、もちろんNO。これでどうやら通電していることは確認できた。ソフト的に壊れているらしい。少し希望が出てきた。
まずはメディアがどの程度深刻にダメージを負っているのかを知る必要がある。こうしたケースでは多くの場合、データ自体は残っているが、ファイルの場所を特定するためのセクションが破損した可能性が高い。

・PC INSPECTOR File Recovery
http://www.pcinspector.de/file_recovery/jp/welcome.htm
file_recovery_back.jpg

フリーソフトのPC INSPECTOR File Recoveryを使う。このソフトはFAT 12/16/32 及びNTFSのファイルシステムを走査して、破損したディスクを徹底調査する。場合によっては、このソフト自体でファイルを復元することもできる。

早速、実行すると、500個程度のファイルの存在が報告された。写真の枚数と数が合っている。JPEGファイルを救出するように支持してみると、2時間程度でJPEGデータらしいファイルが復元されてきた。しかし、各ファイルレベルでデータの整合性がおかしいようで、画像として表示することができない。

ここでさらにフリーソフトを組み合わせることもできたがタイムイズマネーということもあって、雑誌でレビューを読んでいた「完全フォト復元」の体験版をダウンロード。画像が復旧できることが判明したので、製品版を購入した。

・完全フォト復元 2006
B000BC7LOU.01._OU09_PE26_SCMZZZZZZZ_.jpg

2000件のファイルが救出された。妙に多い。1500個のファイルはデジタルカメラが内部の縮小画像処理などに使っているデータのようだ。プレビューで見ていくと次々に復元対象がみつかっていく。30分程度の処理時間の後、見事に500枚すべての写真データを取り戻すことができた。

万歳、万歳、大万歳。

世の中には1ギガのデータ復旧に数十万円もかかる有償復旧サービスがある。そんなに高い金額では現実には諦めるしかないだろう。だが、実際には復元の現場も類似したソフトを使用しているはずだ。ちょっと試してみる価値のあるソフトである。デジカメ以外、写真以外のデータ救出にも使える。

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2005年10月29日

リアルな黒板再現ソフトウェアAKI 黒板 Ex

・AKI 黒板 Ex - akiroom
http://akiroom.com/freeware/recommend/ake.html
akekokuban01.png

極めてリアルな黒板ソフトウェア。パソコンの画面上に、小中学校で使っているような本物感たっぷりの黒板を表示し、マウスを使ってチョーク書きを行うことができる。チョークの筆跡や、黒板消しで消すときの粉の飛び具合など、細かいところまでこだわりまくっている逸品。

【使い方】
起動すると黒板がでてきます。
緑色の部分をマウスをドラッグすると線が引けます。
ゆっくり引くとラインに、すばやく引くと点描になります。
右でドラッグすると指で消せます。
受け皿の上にのっているチョークをクリックすると取り替えられます。
黒板消しで文字を消せます。
右下のコインをクリックするとメニューが出てきます。

第26回 U20プログラミングコンテストで最優秀賞を受賞している。

実際に教育の現場で使ってみても楽しそうだ。

・平成17年度情報化月間 第26回 U20プログラミングコンテスト
http://www.jipdec.jp/procon/

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2005年10月22日

ウィンドウタイトルに現在時刻を表示する@WinTime

・@WinTime(Windows95/98/Me/パーソナル)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se083394.html
atwintime01.jpg


WinTimeは、アクティブウインドウタイトルバー上に、日付及び時刻の表示を行います。
また、2週間分のスケジュール登録が出来ます。
スケジュール登録することにより、アクティブウインドウタイトルバーの点滅及びビープ音で登録予定時刻を知らせます。
拡張機能として、インターネット(SNTP・HTTP)を使用し、パソコン内部時計の時刻を合わせます。(プロキシ対応)

という便利ソフト。

エクスプローラやブラウザなどあらゆるアプリのタイトルバーに時刻が表示されるので、時間を意識しながら作業がしやすい。

atwintime02.jpg

自動でパソコンの時計を正確に合わせる機能もある。

また、未来のスケジュールを登録でき、その時刻が来ると点滅やビープで知らせてくれる。長期予定だけでなく、分刻みのスケジュールで作業を進めたいときのペースメーカーとしても便利である。

atwintime03.jpg

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2005年10月21日

お気に入りのアイコンを復元するふぁびこん

・くれぶの子ネタ集 ふぁびこん
http://www.crevasse.jp/Softwere/Favicon.html
faviconware01.jpg

Internet Explorerのお気に入りブックマークは最初は、こんな風に、

faviconware02.jpg

Webサイトが用意したお気に入りアイコン(Favicon)が表示されている。

ところが時間が経過するといつのまにか、

faviconware03.jpg

このような汎用アイコンに変化してしまうことが多い。これではせっかくのFaviconによるビジュアルな識別ができなくなってしまう。

そこで「ふぁびこん」を使うと現在のFaviconを保存し、汎用アイコンに変化したブックマークを復元することができる。また任意のアイコンを割り当てることができるようになる。

ふぁびこんとファミコンをかけた駄洒落インタフェースが楽しい。

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2005年10月15日

歌詞表示、プレイリストHTML化、Audioscrobblerに対応したiPod管理ソフト YamiPod

・YamiPod
http://www.yamipod.com/main/modules/home/
yamipod01.jpg

iTunesにはない機能満載のiPod管理フリーソフト。インストール不要で軽快動作、iPod接続は自動認識する。unicode対応なので日本語の情報も問題なく表示される。iTunesが重いと感じる人は乗り換え候補にもなる。

iTuneと同様の基本機能に加えて、以下のような特徴がある。

・iPodの楽曲をPCへコピーする
iPodの楽曲をPCの任意のフォルダへダウンロードすることができる。バックアップに便利。

・歌詞をWebからダウンロードして表示する(一部洋楽に限る)
yamipod02.jpg
Web上の歌詞データベースへアクセスして歌詞を取得する。

・歌詞情報の管理
歌詞データはユーザが入力して管理することもできる。

・重複楽曲の削除
重複楽曲を削除する。

・プレイリストのHTML化機能
yamipod03.jpg

プレイリストをHTMLやテキストファイルに書き出すことができる。出力する項目や順番はユーザが設定することができる。

さて、上記のスクリーンショットでサンプルとして表示しているボン・ジョヴィが今の私のお気に入り。大ヒットのHave a Nice Dayだけでなく全曲、いかにもBon Joviらしい感じだから、Bon Joviを聴きたい人にはとてもいい。朝の通勤で聴いて気合いれてます。

・ハヴ・ア・ナイス・デイ(初回限定盤DVD付)
B000ANVQ5K.01.MZZZZZZZ.jpg

初回限定版はライブとインタビューを収録したDVD付。

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2005年10月14日

オンスクリーンボリュームビューア

・オンスクリーンボリュームビューア
http://61.213.197.199/~valgus/freesoft/onscrvol.html
OnScrVol01.jpg

テレビの音量表示と同様の操作感覚で、パソコンの音量を変更できるソフト。


音量やミュートの変化を捉え、その変更されたコントロールの状態を
リアルタイムで表示します。

一定時間が経過すると自動的に消えます。

ホットキー/ホイールにより音量変更を行う場合は、
音量切り替えのステップと音量変更の加速を指定できます。

簡単に言えば、小さな音量はきめ細かく、大きな音量は大雑把に
音感に合わせて音量を変更できるというわけです。

Windowsのボリュームコントロールは、呼び出しにくい。会社で大きな音を出してしまったときなど、ボリュームを急いで変更したいときに、音量調節のアイコンを探すのが面倒だ。

このソフトは音量調節を任意のホットキーに割り当てることができる。そして現在の音量をテレビのような横型バー表示で可視化する。

OnScrVol02.jpg

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2005年10月08日

Mixi専用タブブラウザ MixiCat

・mixi専用ブラウザ MixiCat for Windows
http://homepage3.nifty.com/neko33/lzh/mixicat.htm
mixicat01.jpg

Mixi巡回は日課になっている。毎日の作業は少しでも効率化できるとうれしい。Mixiブラウザには次のような一般Webブラウザでの利用にはないメリットがある。

1 情報の新鮮度を色分け表示

一覧では、日時が1時間以内、24時間以内、3日以内かによって項目の背景色がかわります。また、前回チェックした時間以降のものは、名前やコミュニティ名が太字で表示されます。

一覧で項目を選択しダブルクリックするかEnterキーを押すとと、該当するページが開きます。

2 新着情報のチェックと通知
日記、コメント、コミュニティ、アルバム、足あと、メッセージが対象。

 新着があった場合に通知する項目をチェックしてください。
 メッセージをチェックしていると通知ボックスが表示されます。またメッセージ以外の新着では、メイン画面が出ていれば新着のある一覧タブがアクティブに、メイン画面が隠れていたら通知ボックスが表示されます。通知ボックスはマウスで移動でき、その位置が保存されます。

新着情報があった場合、指定した音声ファイルを再生させることもできる。

その他、Mixi関連ソフトウェアのリンク。

・mixiGraph
http://www.fmp.jp/~sugimoto/mixiGraph/
Mixiの人間関係をネットワーク図として表示する。秀逸。

・Orange 〜mixiサイドバー〜
http://mixitools.hp.infoseek.co.jp/orange/orange.html
FireFoxのサイドバーにMixiを表示

mixiカラーミックス(Windows95/98/Me/画像&サウンド)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se353416.html
プロフィール写真をMixiの配色になじむように加工する

・mixi更新チェックwidget for Konfabulator
http://blog.thruster.jp/blog/2005/09/mixi_widget_for.html
Mixi情報を表示するウィジェット for Konfabulator

・ミクチェ(mixiCheckTool)(WindowsNT/2000/XP/インターネット&通信)
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se375652.html
mixiへ定期的にアクセスし、足あと・お気にいり・日記コメント・受信メッセージ等を一覧表示し、更新を通知

・Mixi Album Manager(Windows95/98/Me/インターネット&通信)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se362651.html
ソーシャルネットワークmixiのアルバム機能に、写真を楽々アップロード

・mixi Alert(Windows95/98/Me/インターネット&通信)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se360470.html
mixiへ定期的にアクセスし、新着メッセージなどを知らせてくれる

・mixi ブラウザ(仮) [VC++の使い方]
http://www.nitoyon.com/program/mb/

・antipop2.0: MiniMixi: mixi
http://antipop.gs/mt/2004/10/01/134334
更新情報をブラウザのサイドバーでチェック

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2005年10月01日

CSVデータをテキストの表に変換するテキセル

・テキセル
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se306876.html
texcel02.jpg

メールにCSVのデータを説明資料としてファイル添付することがあるが、いまひとつ説得力がない。相手が添付ファイルを見てくれるかどうか不明だし、「10行目の2項目、3項目の数字が」とメール本文に書いても、参照が難しい。

テキセルを使うと、上のようなCSVファイルを、クリック一発で、下のようなテキスト表形式に変換できる。区切り文字(デリミタ)も任意の文字に設定可能。

texcel01.jpg


・各項目の列幅は、その列で一番長い項目長に合わせて表に変換する
・レコード内の項目が50以上存在する場合、処理できない

という制約はあるものの、単機能で使いやすい。

・テキストでビジュアライズするツール
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000436.html

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2005年09月28日

アプリケーションの操作説明を簡単作成 オペレーションキャプチャ

・オペレーションキャプチャ
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se262779.html
OperataionCapture02.jpg

アプリケーションやWebサイトの操作説明を、簡単にHTMLやオフィス文書形式で作成できるフリーソフト。まず、これから作成したい操作説明文書の名前をつける。そして出力形式を選択する。

そしてソフトウェアのキャプチャしたい画面で、キャプチャキー(任意に設定できる)を押すと、デスクトップ全体または指定ウィンドウのキャプチャが保存される。毎回、出力を確認して保存するか、破棄するかを選べるので安心である。

操作に必要な画面をすべて撮影し終わったら、タスクトレイでオペレーションキャプチャを終了させる。すると、ファイルが指定フォルダに出力されている。

サンプルとして簡単な操作説明をHTML形式でつくってみた。この例ではカーソルを赤で表示するように指示してある。

・秀丸で縦書き表示をするには
http://glink.jp/files/hidetate/html/
opcap01.jpg

フリーソフトでこれだけできるのはすぐれものだとおもう。

・Webを連続キャプチャして画像化するWebSwoon
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002619.html
・キャプチャツール:キャプラとCaptureStaffLight
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002447.html
・Spidering hacks―ウェブ情報ラクラク取得テクニック101選http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001712.html
・デスクトップ操作を録画してFlashプレゼンムービーに変換するWink
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002531.html

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2005年09月23日

特定の送信者からのメールだけをチェックできるOneMailCheck

・OneMailCheck
http://park3.wakwak.com/~gao/
onemailcheck0.jpg

締め切り前で仕事に専念したい。無駄な時間を使いがちなメールチェックは控えたい。でも、この案件の取引先からの連絡メールがあるかもしれない。原稿の締め切りであれば編集者からの緊急連絡があるかもしれない。開発であればプロジェクトのMLだけは見ておかないといけない。やはり、メールボックスをまったく見ないわけにもいかないのか。困ったなあ。

そういうときにOneMailCheckが活用できる。

このソフトはタスクトレイに常駐し、指定したメールボックスを監視して、特定のアドレスからのメールがあったかどうかを調べ、あれば見出しを一覧表示してくれる。アドレスを指定せずに、新着メールがあったかどうかだけを確認することもできる。

onemailcheck01.jpg

このほか、指定間隔で自動チェック、監視対象アドレスからの着信で音声再生、件名に「※未承諾広告」がついたメールのチェック除外などの機能があり、上のような管理画面から設定できる。

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2005年09月18日

デスクトップのアイコンを小さくして大量表示 きのこ

・きのこ(Windows95/98/Me/ユーティリティ)
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/util/se354433.html

プレゼンテーションの前にデスクトップに並んだ大量のアイコンを新しいフォルダを作成して整理するのが私の習慣である。だが、このソフトがあれば、数百のアイコンをびっしり並べたデスクトップを見せて驚かせるのも楽しいかもしれない。

きのこはデスクトップのアイコンのサイズを小さくするソフト。常駐しないのでメモリ使用量もゼロである。

たとえば使用前と使用後を比べてみる。

使用前
kinoko01.jpg

使用後
kinoko02.jpg


使用方法は簡単。


実行するだけで、デスクトップアイコンの大きさが変更されます。
アイコンの大きさを元に戻すときは、もう一度実行してください。
スタートアップにショートカットを登録することで、起動時にデスクトップアイコン
を小さくすることができます。

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2005年09月16日

サムネイル確認でビジュアルにタスク切り替え TaskSwitchXP

・TaskSwitchXP
http://www.ntwind.com/taskswitchxp/
taskswitchxp01.jpg

WindowsではAlt+TABで現在実行中のアプリケーションタスクを切り替えることができる。しかし標準機能のタスクスイッチでは、アプリケーションの起動順で切り替え選択しかできなかったり、アイコンから内容を推測しなければならないことなど不便も多かった。
TaskSwitchXPはWindowsのタスクスイッチ機能を強化する。このソフトを使うと、実行中のアプリケーションのサムネイルを表示し、任意のウィンドウへクリックでも切り替えることができる。多数のウィンドウを起動する使い方をしている私には大変に便利だ。

設定項目も多様で以下のようなメニューがある。起動や操作方法、表示スタイルはユーザが変更できる要素が多くて柔軟性がある。よくできたソフトだ。

taskswitchxp02.jpg

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2005年09月10日

デスクトップのサウンドを全部録音するSoundCopy

・SoundCopy
http://www.measureandconvert.com/prod07.htm
SoundCopyMainPanel.gif

コンピュータで再生している音をすべて録音するソフトウェア。マイク入力だけでなく、音楽プレイヤーの再生音、ソフトウェアの動作音などもミックスして録音できるので、BGMをかけながら、SkypeやGoogle Talkなどの音声チャットで話した通話内容をミックスして録音し、Podcast番組をつくるのにも使える。

録音内容はWaveファイルとして記録されるが、MP3に変換する機能もある。指定時刻にスケジュール起動することもできる。ライブのストリーム放送をスケジュール設定で録音しておき、MP3に変換して、iPodで聴くという使い方もできそうだ。

このソフトを使うには、コントロールパネルの「サウンドとオーディオデバイス」の「ボリュームコントロール」のオプションプロパティで、「WAVE」「ミックス」「ミキサー」などの出力をオンにしておく必要がある。あとは、ただSoundCopyを起動して録音を開始すればよい。

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2005年09月09日

ネット越しに「ちょっとこの画面見てよ」が手軽なプリンパ

・簡単画面キャプチャー&アップロードソフト プリンパ
http://prinpa.servepics.com/
purinpa01.jpg


「プリンパ」は、「プリントスクリーンをパッと転送!!」を略した名前です。

「プリンパ」は、 いまあなたが見ているその画面をマウスで最短2回クリックするだけで写真のように撮影し、それを専用のサーバーにアップロードし、 簡単に他のユーザーに見せることができるキャプチャー&アップロードソフトです。

自分のデスクトップの状況をいますぐネットの向こうの友人に公開したいと思ったとき、画期的に便利なソフト。ユーザのデスクトップ画面をキャプチャし、画像を専用サーバ(利用料無料)に自動アップロードして公開できる。この作業が最短で2クリックで完了してしまう。

使い方は下記の丁寧な説明を見ればすぐにわかる。

・使い方説明
http://prinpa.servepics.com/howto.html

キャプチャ後、ペイントを起動してコメントを書き込んだり、ローカルに保存することも可能。専用サーバにアップロードした画像は一定期間で自動消去されるので、管理も不要である。

さっそくブラウザーをキャプチャしてみた。公開URLは以下のようなものになる。

・簡単画面キャプチャー&アップロードソフト プリンパ - アップロード画像
http://prinpa.servepics.com/view.cgi?087508980772000971

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2005年09月04日

アプリケーションのリスト表示を取得するListView to CSV

・ListView to CSV
http://www.yoshibaworks.com/ayacy/inasoft/lv2csv/index.html
listviewtocsv.jpg

電子メールの受信一覧や送信一覧、エクスプローラのファイル階層一覧、その他のアプリケーションに表示される様々なリスト表示、ツリー表示を、データとして取得するためのソフトウェア。画面には見えているのにデータとして取得できないもどかしい状態を解消できる。

起動すると、現在実行中のアプリケーションで、リストビューとツリービューを利用して情報を表示しているウィンドウのタイトルが表示される。選択すると別ウィンドウでデータのプレビューも確認できる。欲しいリストが見つかったら、CSVに保存できる。あとはExcelや他のアプリケーションでデータを加工すれば再利用可能だ。

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2005年09月02日

ウィンドウを自動縮小してデスクトップを広く使う、もこ窓

・もこ窓
http://tomo.panicode.com/index.php?Software%2FMokomado
mokomado01.jpg


任意のウィンドウを縮小することにより、デスクトップ領域を有効かつ快適にできるようにするソフトウェアです。たとえばエクスプローラのウィンドウを縮小して、ファイルのコピーを快適にするなどです。うまく使えば、ごちゃごちゃだったデスクトップはすっきり快適になります。

フォーカスされていないウィンドウを自動的に縮小することで、デスクトップを広く使おうというアイデア。

起動するとタスクバーに常駐する。アイコンをクリックすると縮小対象とするアプリケーションの「ルール」を設定できる。エクスプローラやブラウザーなど複数立ち上げるアプリを登録しておくと、効果的。ウィンドウの縮小率やどのような状況で縮小処理をするかも指定できる。

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2005年08月27日

Podcast編集に使えるフリーのオーディオエディタ・レコーダー Audacity

・Audacity: フリーのオーディオエディタ・レコーダー
http://audacity.sourceforge.net/
Audacity01.jpg

PodCast(ネットラジオ)用に音声を録音しても、プロのラジオと比べると間延びしていて迫力に欠けることが多い。一発録りは難しい。無音部分をカットし、必要な部分をつなげ、BGMとミックスする編集作業がしたくなる。そんなときに、お手軽に使えるフリーソフト。

音声の波形グラフをみながら区間をコピー&ペーストで編集できたり、マルチトラックをミックスしたり、エフェクトをかけたり、基本編集機能が搭載されている。読み書きできるファイル形式は、WAV, AIFF, AU, and Ogg Vorbisが基本だが付属のフィルターを使えばMP2とMP3も対応している。録音した音のスピードやピッチを変化させることもできる。
ライセンスはオープンソースで、Mac OS X、Windows、GNU/Linuxで動作する。

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2005年08月26日

ブラウザ表示を確認しながら秀丸でHTMLを編集できるH-View

・H-View
http://home1.tigers-net.com/monkey/hview.html


hview01.JPG


使いやすいテキストエディタ「秀丸」と連携して、HTMLの編集を便利にするソフトウェア。私は普段、Webを作るときも秀丸を使っている。ビジュアルなHTMLエディタよりも構造をシンプルに書きやすいからだが、不便な点もある。変更を行うたびに、ブラウザを起動して、出力結果を確認しなければならないことが面倒なのだ。一箇所変更するたびに確認したい私としては、1ページ作成するのに数十回や数百回も、ファイルの保存、ブラウザ表示を繰り返すことになる。H-Viewはこの一連の作業を自動化する。

秀丸でファイルを保存したら、ホットキー(初期設定はF2キー)を押す。するとブラウザが起動してHTMLの出力結果が表示される。設定で「ページの自動更新を行う」にチェックをしておくと、指定秒数おきにファイルがリロードされ、最新の編集結果が表示される。このオートリフレッシュはウィンドウが2つ並べて使える広いディスプレイ環境では、大変便利で作業効率が高まる。

・開発にちょっと便利なツール「Copal2」
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000222.html
オートリフレッシュ対応の開発環境

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2005年08月20日

長いテキストを読みやすく表示するノベルゲーム風テキストビューア

・ノベルゲーム風テキストビューア
http://soft.edolfzoku.com/novel/
noveltextv01.jpg

シンプルだが、とても使いやすい。次の句読点や括弧までを表示して、クリックで読みすすめるテキストビューア。長いテキストを読むときに、句読点単位の表示は、自分のペースで読めるので、疲れないし、集中しやすい。

以下の機能がある。

青空文庫のテキストのルビ ( ふりがな ) に対応
栞 ( しおり ) 機能
縦書き・横書きの選択
フルスクリーン・ウィンドウ表示の選択
クリップボードの読み込み
アンチエイリアス ( 文字をきれいに表示 ) のオン・オフ
フォントの選択
文字の大きさ・文字色・背景色・影の色の変更
文字の表示速度の選択
自動的に読み進む機能のオン・オフ
ジョイパッドが使える
BGM ( WAVE, Ogg Vorbis, MIDI ファイル ) の再生
背景画像 ( BMP, JPEG, PNG など ) の表示

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2005年08月19日

お絵かき過程をFlashで出力するDrawSWF

・DrawSWF - A Java Drawing Application to generate Flash Animations
http://drawswf.sourceforge.net/index.html
drawsff01.jpg

Flashでお絵かきをすると、描く過程がFlashになるソフト。

ペンの太さや色変更、塗りつぶし、円や四角形などの定形オブジェクト、テキスト入力、画像貼り付け、背景画像設定など多彩なドロー機能がある。作品が完成したらExport機能でFlashファイルに出力することができる。




早速やってみたが、私は絵が下手だった。幼稚園以降、進歩していない。もしとても上手にデッサンする才能がある人なら、サラサラと上手に絵を書いて、あっと驚く作品を作ることも可能だろう。絵描き歌を再現してみるのも、コンテンツとして面白いかもしれない。

このアプリケーションの動作にはJavaRuntimeが必要。

・Sun Microsystems から Java ソフトウェアをダウンロード
http://www.java.com/ja/download/download_the_latest.jsp

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2005年08月13日

軽快動作し進捗管理できるToDo管理ソフト TaskPrize

最近、忙しい。仕事の量が多いというより、仕事の種類が多い。マルチタスクで仕事を進めるために、何らかのToDo管理ソフトが必要になった。現在、優れたツールを探しているのだが、このソフトはシェアウェアだが、使い勝手がよくて、最終候補に残っている。

特徴としてはテキストエディタのようにシンプルで軽いこと。ToDoのメモ整理だけでなく、着手状態や期限管理ができるのが実用的である。組織で使うというより個人が自分の作業を管理するのに向いているようだ。プロジェクト別にToDoを管理できるので、プロジェクト参加の多い人や、仕事とオフの両方で使いたい人にも嬉しい。

・TaskPrize for Windows
http://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se060918.html
taskprize01.jpg

ヘルプファイルに特徴がまとめられているのでそのまま引用してみる。


■項目
 紙のToDoリストで項目として書いていた部分にあたります。紙のToDoリストではこれがすべてでしたが、TaskPrizeでは代表的な要素に過ぎません。

■着手状態
 紙のToDoリストでは、チェックを入れたり項目に線を引いて消したりしていたものです。TaskPrizeでは、標準状態ではタスクトレイは、「未処理」「処理中」「完了」「すべて表示」の4ページに別れています。

 最初に仕事を作成したら、「未処理」になります。この仕事を処理していくにしたがって、「処理中」「完了」としていきます。
 状態を変更するには、仕事のプロパティを開いて変更することもできますが、仕事の頭にあるチェックボックスアイコンをマウスでクリックすることで、状態を進めることができます。

■重要度
 ここから先は、紙のToDoリストでは実現不可能なものです。
 重要度は、その仕事がどれほど重要かを設定します。

■設定日時
 その仕事を作成した日が、自動的に入力されます。


■期日
 その仕事の締め切りを設定します。ない場合は設定なしにすることもできます。

■完了日
 完了した日を入力します。標準では設定なしになっています。
 着手状態を「完了」にすると自動的に入力されます。

■関連付けられたアドレス(リンク先)
 ファイルや、WebのURL、メールアドレスなどを書けます。
 いくつでも追加できるので、その仕事で使うドキュメントや作成している文書・図、指示しなければならない人のメールアドレス、見に行かなければいけないWebサイトのURLなどを入れておけば、TaskPrizeから起動できます。

 TaskPrizeのもっとも優れた機能の一つです。

■ユーザー定義カテゴリ
 ユーザーが自由に文字列などを設定して、カテゴリ分けをするためのもので、2つあります。
 例えば、ソフト開発をやっている場合、ユーザー定義カテゴリの名前を「開発種別」にし、カテゴリに「新機能」「バグフィックス」「その他」などにしておけば、わかりやすくなります。

■仕事の詳細・完了の詳細
 一つの仕事につき文書を2つ持てます。
 専用のエディタを新たに開発しました。非常に強力な整形機能を持っています。また、罫線なども表示でき、美しいエディタです。

かなり満足している。

こうしたToDo管理ソフトで使い勝手のよいものをご存知の方はぜひ教えてください。

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2005年08月12日

コマンドラインの入力支援 CmdHelp

・CmdHelp
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se367848.html
cmdhelp01.jpg

Windowsのコマンドライン操作を便利にする入力支援ソフト。

コマンドラインでの操作の弱点を補う以下の機能が、ホットキーから呼び出せる。

・ポップアップメニューを表示して定型文字列を入力
・ディレクトリ選択ダイアログを表示してディレクトリを移動
・メニューに登録したディレクトリを選択してディレクトリを移動
・コマンドプロンプトの起動(起動ディレクトリ指定可)・アクティブ化

解凍ファイル内にあるcmd.txt および dir.txt をテキストエディタで開いて編集することで、メニューに機能を追加したり、定型文字列やよく使うディレクトリを登録しておくことができる。

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2005年08月06日

バーチャルヘッドフォンでMP3に臨場感 4Front Headphones

・4Front Headphones
http://www.yohng.com/headphones.html
4ftontheadphones.gif

なるほど!

これはバーチャルなヘッドホン。PCでの音楽再生に残響効果を付加することで、あたかもアーティストが同じ部屋で演奏をしているかのような自然で耳に優しいサウンドが得られる。長時間聴いていて疲れない。

以下の音楽プレイヤーソフトのプラグインとして動作する。

Musicmatch Jukebox*
Winamp 2
Winamp 3
Sonique**
Windows Media Player 9
Jet Audio***
Foobar2000****

配布サイトには記述がないが、Windows Media Player 10でも動作を確認できた。

指定できるパラメータは2つだけとシンプルなのが良い。自分ですべてを調整しないといけないイコライザーでは詳しくない私はもてあましてしまう。ByPassをチェックして原音と比較すると効果がわかる。

説明に「ほとんどの人がこのプラグインに驚愕する」と書かれていたが、私も結構、驚いた。特にアコースティックなサウンドはハマる。本当にその場に演奏者がいるような感じがする。

(今回の注意:私はオーディオには詳しくありません)

このソフトで聴くオススメはこれ。

・DEPAPEPE Let’s Go!!!
depapepeletsgo01.jpg

神戸発、インスト・アコースティックギターデュオのメジャーデビュー盤。「インストミュージックをポピュラーに!」を合言葉に話題沸騰中のDEPAPEPE。過去3枚リリースしたミニアルバムはすべてオリコンインディーズチャートTOP20入り。そんなDEPAPEPEのメジャーデビューにして、初のフルアルバム。

DEPAPEPEというバンド名はGONTITIのパロディだろうか。アコースティックギターのインストアルバム。軽快でわかりやすいメロディーラインが癖になる。

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2005年07月30日

超高速にWebの情報をチェックできるBrowster

・Browster - Fastest Way to Browse
http://www.browster.com/index.htm
browster01.jpg

とても便利だ。革命的といえるかもしれない。

Browsterはサーチエンジンの検索結果の内容を高速に確認するためのWeb閲覧補助ツール。インストールするとGoogleなどの検索エンジンの検索結果に、イナズマのマークが現れる。カーソルをマークに乗せるとリンク先がポップアップ表示される。マウスをずらせばこの表示はいつでも消せる。

サーチエンジンの検索結果というのは飽くまで候補である。ちょっと表示させて内容を確認するのに、クリックと戻るを繰り返すのは従来、かなりの手間だった。これがとても簡単になる。さらにポップアップ表示中にマウスホイールを動かすと、次のページ、前のページをすぐに表示できる。Browsterには先読み機能があるため、リンク先の表示は超高速である。

browster02.jpg

Browsterが使えるのは実はサーチエンジンの検索結果だけではない。表示中のすべてのページでハイパーリンクの上にマウスオーバーすると、とても小さなサムネイルアイコンがカーソル位置の上に表示される。このアイコンの上にすばやくマウスを移動させると、検索時と同様に、リンク先がポップアップ表示される。

毎日1時間以上、Webを閲覧しているユーザなら、相当の時間短縮と快適さを味わえる。米国のYAHOO!、Google、eBayなどが現時点での対応サービスだが、日本のGoogleでも問題なく動作している。

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2005年07月29日

Becky!のメール閲覧履歴を表示するbkHistory

・bkHistory
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se261869.html
bkhistory01.jpg

毎日、何百通のメールを読んでいると、さっき読んだあのメールはどこにいったっけ?という場面が良くある。高機能なメールソフトBecky!だが標準では履歴機能がないので、Webブラウザのように「戻る」ことが容易にはできない。

bkHistoryはBecky!のプラグインとして動作するメール閲覧履歴の表示ソフト。必要なときに「ツール」メニューから呼び出せる。Becky!を起動させてから読んだメールが、件名、差出人、送信日時、保存フォルダという項目つきで履歴ウィンドウに一覧表示される。項目をクリックすればすぐに探していた「あのメール」にアクセスできる。

履歴保存数は初期設定では最大500通だが、Pluginディレクトリにあるbkhistory.iniファイルのMaxHistory=500という項目を変更すれば任意の数に設定できる。

私は1日に何度も、既に読んだメールを探すために検索機能を使っていた。だが、この履歴表示機能があると、検索キーが思い浮かばなくても、すぐに見つけられるのでメール探しの時間ロスはだいぶ小さくなってきた。

・添付ファイル一覧を作成するBecky!プラグイン 添付ファイル便利ツール
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003493.html

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2005年07月23日

2ちゃんねるからアスキーアートを収集するAAスキャン

・AAスキャン
http://www11.plala.or.jp/egoo/
aascan01.jpg

2ちゃんねるのアスキーアート収集家のための専門ツール。

使い方。まず2ちゃんねるでアスキーアートのあるスレッドを発見したら、HTMLとして保存しておく。そしてAAスキャンにLOADでファイルを読みこませ、「AAの抽出」→「改行付加」を順にクリックする。結果をHTMLとして「SAVE」すれば、キレイにアスキーアートだけを抜き出したWebページとして、ブラウザーで表示できるようになる。

早速、今放映中のテレビについてのスレッド

・25時間テレビ実況スレ in実況ch
http://live21.2ch.net/test/read.cgi/endless/1122073344/

からアスキーアートを抽出してみた。

変換後

電車男などの有名なスレッドからアスキーアートだけ取り出して公開したら人気サイトになるかもしれない。
ところで先日、テレビドラマの電車男の放映を仲間と集団で見た。2ちゃんねるのコミュニケーションを映像でどう表現するだろうかと思っていたが、見事にらしさが演出されていて、とても面白かった。実際に電車男のスレッドで使われたアスキーアートまでテレビに登場していた。

電車男が出版ブーム、純愛ブームで騒がれる中で、「封印作品の謎」で話題の安藤氏が、こんな書籍も出版している。

・封印された『電車男』
4872339339.09._PE_SCMZZZZZZZ_.jpg

「ベストセラー『電車男』には、実際の掲示板上の膨大な書き込み(生ログ)のうち、たったの6.4%しか収録されていない。もしすべての書き込みを収録すれば、それは現在の単行本の10倍以上、5000ページを優に超える計算になるという。
本書ではこの、「単行本になれなかった、残り93%の物語」を徹底検証する。ニセ電車男、毒舌ムーミン、不治の病の男、そしてセックス。
グリム童話は、初版での残酷な描写を2版以降削りに削った結果、全世界の子ども達に広く読まれるようになった。本書では、グリム童話の初版を読むように『電車男』の「生ログ」を読んでいきたい。闇に葬られた声に耳を傾けることで初めて、真実は姿を現すからだ。そこには、一般に知られた『電車男』とは、まったく違う世界が広がっている。
あなたは、どちらに「共感」するだろうか? 」

アマゾンのレビューでは電車男支持者から酷評されているが、マスメディア化される際に切り捨てられるものをみつめている内容で、私は面白いと思った。

・封印作品の謎
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002818.html

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2005年07月22日

お手軽で強力な暗号化ツール ED

パスワードや企業秘密の情報ファイルをメールでやりとりするのはとても不安だ。だからといって相手がPGPのような導入や利用に知識の必要な暗号化ソフトをつかいこなせるとは限らない。そこで便利なのがこのソフトウェア。

・暗号化ツールEDのページ
http://www.netlaputa.ne.jp/~katapon/type74/ed/
ed0321a.jpg

ed0321b.jpg

使い方は簡単でまず「E」をクリックして、暗号化したいファイルを選択すると、パスワード設定画面が出る。暗号化されたファイルは複合するまで他のアプリケーションでは開くことができなくなる。

暗号化ファイルを受け取ったユーザは「D」をクリックして複合化したいファイルを指定するとパスワード入力を求められる。パスワードが一致すれば元のファイルに戻って通常通り開くことができるようになる。

パスワードのヒントを付加できる機能や、多様な入力インターフェイス、セキュリティレベル設定による安全なパスワード入力、ファイル名隠蔽・復元機能、日付復元機能、パスワード誤入力防止機能、経過データ完全抹消機能も備える。

使い方は簡単だが、「鍵長最大256ビット暗号アルゴリズムをベースにした、解読不可能レベルの暗号化も可能である強力な暗号強度を保っている」とのことで、安全性は相当に高いようだ。パスワードさえ管理していれば、暗号化ファイルが流出しても、解読されない自信を作者は謳っている。

だからこそ、EDは安全性向上のために暗号解読コンテストを開催している。

・解読コンテスト
http://www.netlaputa.ne.jp/~katapon/type74/ed/contest.html

ダウンロードページからコンテスト参加用ファイルセットをダウンロードして、その中に含まれる暗号化済みファイルを復号できれば賞金3万円がもらえる。作者曰く「もっとも、これを解読出来たということは、有名ないくつかのアルゴリズムの安全性が疑われるという重大な事態です。言いかえれば、このコンテストに勝利するのはほぼ不可能に近いかと思います(手前味噌)(^^;;)。」とのこと。

早速友人と仕事のファイルを暗号化してやりとりした。実用的。

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2005年07月18日

テキストファイルの差分を可視化するRekisa

・差分表示ソフト Rekisa
http://hp.vector.co.jp/authors/VA017396/software/Rekisa/index.html
rekisa02.JPG

テキストファイルの差分情報を視覚的にわかりやすく表示するエディタ。以下の機能がある。

・一度に三つ以上のファイルを比較できる。
・左右のカーソルが連動するので、対応する部分を見つけやすい。
・下線で文字単位の違いを表現。
・SHIFT_JIS、EUC-JP、JIS等、様々な文字コードに対応し、自動判別して開く。
・コマンドラインから開く場合はファイルの指定に正規表現が使用可能。

コマンドラインから正規表現を使用して開く例では、

"C:\Program Files\Files.txt" "-InputFilter=フィルタ その1"

と書けば複数のファイルを一度に開くことが可能である。

追加修正された部分は色分けされて表示される。文書のバージョン管理をしたい場合に、複数世代の違いを一覧できるのが便利だ。

その他、以下のソフトとの連携方法がヘルプファイルに記載されている。プログラムの開発管理に特に威力を発揮しそう。

・Subversion
・TortoiseSVN
・Visual Studio .NET
・サクラエディタ

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2005年07月17日

テレビ風に画面の一部を拡大するTV Lupe

・TV Lupe
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se296427.html
tvlupe01.jpg

セミナーや授業で画面の一部を拡大してプロジェクターに表示したいときがある。たとえば検索フォームの使い方をプレゼンしたい場合であるが、Webをそのまま表示するとサイズが小さすぎて、何をキーワード入力しているのか、わかりにくい。

こうしたケースで威力を発揮するのがこのTV Lupe。カーソル周辺を拡大して表示してくれる。他の画面拡大ツールとの違いは、テレビ風の独特の画面ノイズつきで表示できること。それによって拡大箇所を見る人に強調できる。

テレビ効果のオン・オフや、リフレッシュレートの変更、画面タテヨコのサイズ、拡大倍率などを設定することができる。

カーソルの座標やカラーコードを取得することもできるので、デザイナーも使うと便利なシーンがあるかもしれない。

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2005年07月16日

大きなファイルを大容量Webメール経由で転送、共有するPeer2Mail

・Peer2Mail
p2mail02.jpg


GoogleのGmailのようなギガバイト級の大容量スペースを提供するWebメールサービスが増えてきた。だが、多くのサービスは一度に送信できるファイルのサイズに制限を設けている。1ギガバイトの容量があるといっても、一度に1ギガバイトのファイルを送受信できるわけではない。また一般のメールサーバで巨大ファイルを送信すると負荷も大きい。

Peer2Mailは送り手の巨大ファイルを小さく分割してWebメールへ送信し、受信の際には分割されたファイルをメールアカウントのログから自動的に復元するアプリケーション。一般的なFTPソフトの感覚で、ファイルを送受信できる。大きなファイルの受け渡しや共有が簡単になる。

使い方は簡単で、送信するファイルと送り先アドレスを指定すると、設定したとおりの大きさにファイルが分割され、送信される。分割と同時にZIP圧縮と暗号化も施されるのでデータサイズも小さくなるし、普通にメールで送るより安全性も高まる。

・分割されたファイルの例
p2mail01.jpg

自動ダウンロードオプションを使えば、自動的に指定したメールアカウントのログから、該当する分割ファイルを取り出して、復元してくれる。Peer2Mailはメール送信するための専用SMTP機能を内蔵しているが、外部のSMTPサーバやOutlookのメール機能を利用することもできる。

デジタルビデオの録画などを旅先から送信したい場合などにこのソフトは使えそう。

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2005年07月15日

マウス操作を支援するBearMouse

・BearMouse
http://www20.pos.to/~sleipnir/software/bearmouse/
bearmouse01.jpg

ウィンドウズで複数のファイルに繰り返し同じ処理をしていると、「保存」や「OK」ボタンを何十回、何百回もクリックしなければならないことがある。セミナーや授業で参加者から集めたファイルの加工など、そうした仕事がよくある場合、このBearMouseが役立つ。

また、開発途中や下手なプログラムを動かすとウィンドウが連続で立ち上がって途方にくれることがたまにあるが、そうした場合でも、BearMouseがあれば対応可能である。

主な機能は以下のとおり。

・オートクリック機能

ウィンドウのタイトルと、自動でクリックしたいボタン名を設定しておくと、マッチするウィンドウが表示されたとき、自動でクリックしてくれる。

・ワープ機能

画面の右端に動かしたカーソルを左端に出現させる。

・画面端にマウスカーソルがきたときに任意のキーを自動入力する


作者はタブ型ブラウザのSleipnirやペイントツールのPictBearを開発した有名なプログラマ。

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2005年07月08日

縮小専用。

・縮小専用。
http://www.a-groove.com/software/shukusen/
shukusen01.jpg

シンプルだが便利さに感動する。

デジカメの写真をWebに掲載する際に、画像を縮小する作業は面倒だ。画像編集ソフトに読み込んで、縮小率を指定したり、ファイルサイズを考えたりしないといけない。複数のファイルの処理はその繰り返しになる。

縮小専用。は名前の通り、画像の縮小に特化した作業支援ツール。とにかく機能が分かりやすく、使いやすい。縮小方法のオプションを選択したら、処理したいファイルをひとつでも複数でも選択して、アプリケーションにドラッグアンドドロップするだけでよい。自動的にフォルダが作られ、その中に処理済ファイルが保存されていく。

機能は上記のキャプチャ画像を見れば一目瞭然。サイズだけでなく、ファイルサイズで指定できたり、画像を鮮明にする、ファイル名を変更する、公開用HTMLファイルを生成するなどの処理が、自動的に行われる。本来、ファイルの読み込みから保存まで、必要だった10程度の作業ステップが1になる。とても快適。

これがあれば、汎用の画像編集ソフトは不要なのではないかと思えてくる。こうした一連の作業のワンプロセス化する「専用。」ソフトはもっとたくさんあっていいような気がする。

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2005年07月02日

文字入力支援アプリのモジット、Pete、WKey

■マウスで予測入力するモジット

・モジットダウンロード
https://www.justsystem.co.jp/atok/suisui/mojit/
moji_index_img_14.gif

モジットは、マウスだけでテキストを入力するための支援ツール。一般的なソフトウェアキーボードと違って表示は、50音の各行の先頭音しかボタンがない。「あ」をクリックするたびに、「い」→「う」→「え」→「お」と変化する。携帯電話にボタン入力するやり方に似ている。予測入力機能が搭載されているので、過去によく使った言葉が選択肢として常に表示される。たとえば「おせ」と入力しただけで「お世話になっております」と出る。結構な速さで日常の定型的文章は入力ができるので驚く。

・コードレスマウスで遠距離から画面操作しているとき
・スナック菓子を食べて手がベタベタのとき
・照明が暗くてキーボードが使えないとき
・展示用端末でキーボードを使わせたくないとき

などにも便利だろう。

■マウスでソフトキー予測入力とアプリ予測操作のPete

・日本語予測入力ソフト Pete(ピート)のWebコミュニティー
http://at.a-brain.com/PeteHP/index.html
peteImageC09.gif

Peteは身体が不自由な人を支援する入力支援ソフト。上のようなソフトウェアキーボードが表示されるので、マウスで文字入力していく。こちらにも予測入力がついており、よく使うセンテンスが変換候補に表示される。ユニークなのはよく使うアプリの操作も、選択肢として表示されること。

たとえばPeteを使ってOutlookでメールを作成していると、操作候補に「メール送信」「メッセージ作成」「ファイル添付」「アドレス帳」などの次にありそうな操作がメニューに現れる。文字入力とアプリ操作の両方をマウスで予測入力できる。

■片手でキーボード入力するWKey
・WKey
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se354474.html
wkeycap01.jpg

マウスのダブルクリックではなくキーボードのダブルタッチ(すばやく2回押す)という概念で、キーボードの半分だけを使って文字入力を実現するソフトウェア。


WKeyは、キーボード上の各文字キーのシングルタッチ、ダブルタッチを区別することによって必要なキーの数を半分に減らし、片手による文字入力を可能とするソフトウェアです。右手でも左手でも使用することができます。

例えば、キー配置タイプの初期設定である「左右対称タイプ」では、[Q]を1回押すと[Q]が入力され、すばやく2回押すと[P]が入力されます。同じく[O]を1回押すと[O]が入力され、すばやく2回押すと[W]が入力されます。

【特長】
●一般的に使用されているQWERTY配列キーボードを利用するため、短期間で片手入力を習得することができます。
●1つのキーに割り当てられている2つの文字の切り替えを、シングルタッチ、ダブルタッチの区別によって行うため、面倒なシフトキー等との同時押しをする必要がありません。
●日本語入力にも英文入力にも使えます。
●右手でも左手でも利用できます。
●片手入力に限らず、両手でキーボードの全面を使用しながら、押しにくい特定のキーだけをダブルタッチで入力するような使い方も可能です。

例1)左右対称タイプで「とうきょうと」を入力

【両手】 T O U K Y O U T O

【右手】 YY O U K Y O U YY O

【左手】 T WW RR DD TT WW RR T WW

例2)左右対称タイプで「へいせい」を入力

【両手】 H E I S E I

【右手】 H II I LL II I

【左手】 GG E EE S E EE


・日本語入力を効率化するツールを3本
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001980.html

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2005年06月26日

デジカメ写真をパノラマ化するPhotoPanorama

・Photo Panorama
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se320426.html
photopanorama01.jpg

普通の写真を引き伸ばして、パノラマ写真風に変形させるフリーソフト。ただ横長に引き伸ばすのではなく、画面を細かく分割し、伸縮しても目立たない箇所を指定して引き伸ばす。小さな被写体のない箇所や、斜めの直線のない箇所等が良いらしい。

伸縮させたくない箇所にロックをかける、伸縮の率を平滑化する、などの機能もある。こうして調整を行っていくと見事に普通の写真がパノラマ化する。画面の端の風景は引き伸ばしても、ほとんどわからないことが多い。プレビューでうまく処理できたら最後に横幅を指定(160〜3200まで指定可能)すると、JPEGファイルが保存される。

使用前

使用後

デジタルカメラ写真に迫力が足りないときに使ってみるとよさそう。

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2005年06月25日

ウィンドウを折り曲げてファイル操作 折り窓

・折り窓
http://www.kmonos.net/lib/orimado.ja.html
orimado_om_ss4.jpg

ドラッグアンドドロップならぬフォールドアンドドロップというウィンドウの操作概念が発明されてWebで公開されている。ウィンドウを折り曲げる、めくる、という新しいGUI操作を取り入れることで、

・Fold n' Drop Page
http://liihs.irit.fr/dragice/foldndrop/

このフォールアンドドロップを実装したのが折り窓。たとえばウィンドウ間でファイルをコピーや移動させたいとき、邪魔なウィンドウを移動させたり、最小化させる必要が出てくる。するとユーザは何度もクリックとマウス移動を繰り返さないといけない。フォールドアンドドロップを使うと、邪魔なウィンドウの端を折り曲げてめくることで、移動先スペースに容易にアクセスできる。

使用方法を説明書から引用。


2.使用方法
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 1.OriMado.exe を起動。
 2.タスクバーに常駐するはず。タスクバーのアイコンをクリック
   すると出てくるメニューで終了できます。
 3.常駐してる間は、マウスのボタンが押下した状態でカーソルを
   【ウインドウ内からウインドウ端へ】近づけると、ウインドウ
   の端がめくれるようになっています。そのまま【ウインドウ外
   へ】マウスを動かすとめくれた窓は元に戻りますが、めくれた
   状態で【ウインドウの内側へ】マウスカーソルを動かすと、
   ぺらぺらっと窓がめくれていきます。

言葉で読むより実際に使ってみると簡単に理解できる。とても斬新で楽しい。

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2005年06月19日

パワーポイントは不要?ドローエディタ ディスカス

・ドローエディタ ディスカス
http://www.ican.zaq.ne.jp/rex/
discas02b.jpg

ビジネスのプレゼンテーション作成に向いているドローお絵かきツール。

四角や丸の枠を配置し、線でつなげて概念図を作成する標準機能に加えて、ビジネスシーンで使いやすいイメージ画像が多数、収録されているのが便利のポイント。テーマ別に画像セットが登録されたステンシルから、必要な素材をドラッグアンドドロップするだけで、なんとなく描きたい図が見えてくる。

ウィンドウのキャプチャ画像に吹き出しコメントを書き込んで、アプリケーションの説明を作成する。だとか、アンチエイリアスや半透明、グラデーション、ベジェ曲線、図形をグループ化といったドローツールの機能を使って、年賀状の絵を描くといった使い方も可能。

図はページ管理することができ、全画面実行も可能なため、パワーポイントと同様のプレゼンをおこなうことができる。

UMLのステンシルも用意されており、本格的なビジネスプロセスやプログラムの仕様も設計することができる。

discus01.JPG

出力はSVG形式に変換することも可能なので汎用性は高そう。ディスカスのビューアは無料で配布されている。

パワーポイントとは一味テイストの違うプレゼンがしたいときに便利だ。1980円のシェアウェア。

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2005年06月18日

線画でGIFアニメを簡単作成 Pivot Stickfigure Animator

・Pivot Stickfigure Animator
http://www.geocities.com/peter_bone_uk/pivot.html
stickfig01.jpg

人間や動物の線画が動くGIFアニメーションを簡単に作成できるフリーソフト。

作成方法はとてもシンプル。線画の人や動物の関節ノードをマウスで少しだけ動かしたら、次のフレームボタンを押す。また少し動かしたら次のフレームへ。これを繰り返すことでアニメーションが作成できる。あらかじめ人間や動物の原型はプリセットされている。もちろん、ゼロから骨格を描くこともできる。

pivotfiganim01.gif

これはとても単純なサンプル。実際には多数のプリセット素材が用意されているのでちょっとした短編ドラマをつくることもできそう。プレゼンのアクセントに。

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2005年06月17日

自動処理バッチファイルを簡単に作成するBatchrun

・Batchrun
http://www.outertech.com/index.php?_charisma_page=product&id=1
batchfile01.gif

バッチ処理ファイルを簡単に作成できるフリーソフトウェア。GUIで実行ファイルとパラメータ、実行時の優先レベルなどを指定すると、専用バッチファイル(DOSのバッチファイルではない)を生成してくれる。内部コマンドとしてRun, Copy, Rename, Makedir, Delete, DelTree, End Processといったコマンドも利用できるので、ちょっとしたプログラミング環境といえる。ファイル指定ではワイルドカード、日時指定タグをサポートしている。

DOSのコマンドラインプログラムや、CygwinのUNIX互換コマンド群を組み合わせれば、複雑高度なプログラミングができそうだ。

バッチファイルの中身は、ブラウザでヤフーを開いた後、秀丸テキストエディターを開く処理の場合、以下のようになっていた。わかりやすいので手作業での修正が容易。


Batchrun 3.0
C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe
C:\Program Files\Internet Explorer
http://www.yahoo.co.jp
0

Normal
C:\Program Files\Hidemaru\Hidemaru.exe
C:\Program Files\Hidemaru

0

・VECTOR MS-DOS汎用プログラムディレクトリ
http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/dos/

・Cygwin Information and Installation
http://www.cygwin.com/

・Windowsキーワード : Windowsコマンド集
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NT/WinKeyWord/20040805/1/

・【特集】コマンドで操るWindows XP - CUIのアドバンテージを堪能しよう (1) Windows XP時代のCUIメリットとは (MYCOM PC WEB)
http://pcweb.mycom.co.jp/special/2002/xpcommand/

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2005年06月11日

タブ型Windows 用高機能ターミナルエミュレータ Poderosa


・Poderosa
http://ja.poderosa.org/
poderosa01.jpg

Poderosaはタブ型GUIを備えたターミナルエミュレータ。

オープンソース形式で開発されている。機能は豊富。


・タブ式の GUI

同時に複数の接続を開いて作業を行う際に便利です。また画面を分割してそれぞれに別のタブを割り当て、2 つの接続を同時に見ることもできます。さらに、3 分割画面にも対応しています。

・多様な接続方法
Telnet,SSH1,SSH2 はもちろん、シリアルポート接続およびローカルの Cygwin シェルや Microsoft Windows Service for UNIX シェルのホストもサポートしています。

・エスケープシーケンス対応

VT100 と xterm のエスケープシーケンスのほとんどをサポートし、罫線等の表示や UTF-8 エンコーディングも対応しています。

・充実のオプションとツール

SSH2 ポートフォワーディングツール、SSH 鍵作成ウィザード、SOCKS サポート、IPv6 サポート、ログファイル名自動付加をはじめ、ターミナルの作業を楽にする多くの機能が搭載されています。

・強力なマクロ機能

JScript.NET などの .NET 対応言語でマクロを記述することができます。ターミナルを使ったいろいろな作業を自動化できます。マクロで JScript.NET および .NET Framework のすべての機能が使えるため、外部のファイルやデータベースへのアクセス、正規表現、例外処理など強力なマクロを記述できます。

個人的にはタヴ型GUIとCygwinシェル機能が便利だと感じている。

長い間使っていたターミナルエミュレータ TeraTermともそろそろお別れかもしれない。

・CygwinシェルをTeraTermで使うCygterm
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001755.html

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2005年06月10日

添付ファイル一覧を作成するBecky!プラグイン 添付ファイル便利ツール

・添付ファイル便利ツール プラグイン for Becky!2
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se202664.html
tenpufileb01.jpg

メールソフトは長年Becky!を愛用している。

このプラグインは長い間、これができたらと思っていた機能を実現してくれる。

それは、

・過去に受信した添付ファイルの一覧リストを作成する

機能である。

メールに添付されたファイルは受信したときに別に保存しておかないとなくなってしまいがちだった。大量の過去メールから探そうとしても、標準機能では添付ファイルだけをリスト表示することができない。検索が難しい。「ご無沙汰しております」というタイトルメールに「決算書」という添付ファイルがついている場合のように、メールのタイトルとは無関係な重要添付ファイルがあったりするので困っていた。

そこで、このプラグインをインストールしてみた。

一覧を作成したいメールのフォルダ上で右クリックすると現れる添付ファイル便利ツールのメニューを選択すると、自動的に過去に受信したファイルの一覧が表示される。HTMLメールを除外する設定ができるのは助かる。ファイルサイズや日付でソートすることも可能。これで添付ファイルがどこかへ行ってしまう問題は無事解決できそうだ。

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2005年06月04日

画面の一部を画像として切り取りスクラップするSetuna

・SETUNA Easy Scrapping
http://www.clearunit.com/clearup/setuna/
setuna01.jpg

デスクトップ画面の任意の領域を画像ファイルとして簡単に情報スクラップとして保存できるツール。今表示している画面のこの部分だけを置いておきたい、誰かに送りたいという時に、画像化は手っ取り早い。文書に貼り付け再利用するのもるのも用意になる。


Setunaを起動したらCTRL+1キーを押すと範囲選択モードになる。任意の領域を矩形選択するとスクラップが行われる。切り取った画像はデスクトップ最前面に表示される。あとは右クリックメニューで保存やクリップボードへコピーできる。

気が利いているのは特に指定しなければ保存を選ぶだけで、ファイル名、スクラップの日時がファイル名として保存されていく点。ファイル名を考えないで良いのでどんどんスクラップできる。

最前面に表示されるスクラップは表示倍率変更で、縮小してデスクトップに置いておくこともできる。複数のWebページに解説文章を書くような作業で使うと、完了したスクラップから消していけば、デスクトップ作業の進捗が目に見えてわかって便利だろう。

setuna02.jpg

シンプルで使いやすい。

・キャプチャツール:キャプラとCaptureStaffLight
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002447.html

・Webを連続キャプチャして画像化するWebSwoon
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002619.html

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2005年05月28日

すべてのウィンドウをタブで管理する、すごい たぶちさん

・すごい たぶちさん
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se312003.html
sugoitabchi01.jpg

私のデスクトップは同時に10個くらいのアプリケーションウィンドウが立ち上がっていることが多い。作業中、ウィンドウの数が多いと混乱する。あのウィンドウはどこへいったっけ?と何度もウィンドウを切り替えないといけない。間違って未保存のウィンドウを閉じてしまったりすると悲惨だ。

すごいたぶちさんは、ブラウザーだけでなくすべてのウィンドウをタブ化してしまうソフト。これを使えば関連する作業ウィンドウをタブ化して、ひとつのウィンドウ内で管理できる。たとえばブログを書くために立ち上げているブラウザーやエディタやキャプチャソフトをタブで一元化して、他のメールソフトやメッセンジャーとは別に扱うことができる。Windowsのタスクバー上のアイコンの数も少なくなってすっきりする。

すごいたぶちさんは、ウィンドウだけでなくデスクトップそのものをタブの中に入れてしまうことができる。こうするとこのソフト自体がデスクトップの役割を果たす。

タブは左右や上下に分割して、複数のウィンドウを一画面に並べることも可能。タブの間でドラッグアンドドロップを行うこともできる。左の電卓の計算結果を右のエディタに貼り付けたり、2つのWebページを並べて比較するなどの作業が簡単になる。

基本機能

・他アプリケーションのウィンドウをタブで管理
・他のウィンドウの起動を監視し,新たにウィンドウが作成される度に自動追加
・タブを上下・左右に分割表示
・ファイルのドラッグ・アンド・ドロップをタブ上で再現
・プラグインによるツールの追加

サブウィンドウのあるアプリケーションなど一部のソフトウェアではタブ化がうまくいかないこともあるようだが、だいたい大丈夫。

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2005年05月21日

なんでもデスクトップ表示する多機能付箋紙ソフトの小窓プロジェクト

・小窓プロジェクト
http://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se282168.html
komadoproject01.jpg


本ソフト ver.1.31 は、付箋ソフトの一種で、小さな「小窓」を生成して、そこに、文書、画像、ミニWebブラウザ等を表示するものです。
特徴は、次のとおりです。

(1) 文書は、フォント、文字色、背景色、配置の指定が可能。
(2) 画像は、拡大/縮小の指定も可能。ネット画像にも対応。
(3) 小窓サイズのミニWebブラウザの表示をサポート。
(4) 小窓のダブルクリックにより、指定アプリの起動が可能。
(5) 指定した小窓の位置とサイズを、きめ細かに揃えられる。
(6) 全小窓の状態を記録し、後で、その状態に戻すことが出来る。
(7) 専用のゴミ箱により、一度削除した小窓も、復元が可能。
(8) 小窓のツールチップからでも、画像、Webページの表示が可能。

一般の付箋紙ソフトと違うのは、テキストだけでなくWebや画像も付箋内に取り込めること。WebであればURLで指定したページの一部をミニウィンドウで表示する。任意のサイズに変更できるので情報サイトの一部分だけを常にデスクトップに表示しておくという使い方ができる。

各付箋紙には機能を時計表示やコンピュータ利用状況表示などの機能をテキストや画像と組み合わせて付加することができる。付箋紙をアプリケーションと関連付けることでランチャ代わりにもなる。

komadoproject02.jpg

付箋が増えて邪魔ならばアイコン化を選ぶとデスクトップに最小サイズで表示されるのもいい。デスクトップにあらゆる情報を、アイコンとウィンドウの中間レベルのプレゼンスで、表示しておけるのは大変便利。

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2005年05月20日

ファイルとフォルダを高速検索するランチャ fenrir

・fenrir
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/util/se362264.html
fenrir01.jpg

サーチクロスやGoogleデスクトップ検索などデスクトップの全文検索エンジンの登場のおかげで、文書ファイルの検索は最近、とても便利になった。だが、これらのデスクトップ検索は本来、特定のキーワードを含む文書を探すものであって、ファイルやフォルダを探そうとすると、意外に手間がかかる。

fenrirは高速ファイル検索機能つきランチャソフト。ハードディスク内のファイルとフォルダのデータベースを作成し、高速に検索することができる。

次の3つの機能が便利な特徴である。

1 よく使うファイルやフォルダ名は上位に表示される

利用履歴を直近500件記録しており、よく使うものを上位に表示する。

2 一文字入力するごとに検索結果が絞り込まれる(インクリメンタル検索)とワイルドカード検索

ファイル名をすべて覚えていなくても見つかりやすい。

ワイルドカードを使うこともできる。


先頭部分一致:
ファイル名の先頭部分を入力する検索法です。
(key*)

中間部分一致:
ファイル名の一部分を入力する検索法です。(先頭、中間、後方 どこでもいいので一部。無論全部でもいい)
(*key*)

スキップマッチング:
スペース不要のAND検索みたいなものです。
例えば rdme で、readme.txt を検索することが出来ます。
(*k*e*y*)

3 文書のアイコンが表示されENTERを押すと関連アプリで開く

アプリケーションランチャとして使うことができる。

任意のショートカットキーに連携アプリケーションを割り当てることができる。組み合わせで自分専用の作業環境を構築できるのが魅力だ。

付属の説明書で組み合わせると便利なソフトが紹介されている。


■ 組み合わせると便利なソフト

コマンドに登録しておくと便利なソフトをいくつか紹介しておきます。

★ cuteExec 二重起動時にソフトをアクティブにする
http://hp.vector.co.jp/authors/VA026310/index.htm

★ QuickTerminator 各種プロセス操作
http://hp.vector.co.jp/authors/VA026310/index.htm

★ Contextmenu (con氏作) エクスプローラのコンテキストメニュー
http://cspace.s2.xrea.com/

★ GrepJuice (MHS氏作) 高速文字列検索ツール
http://hp.vector.co.jp/authors/VA016609/

★ DialogHandler(Frozen氏作) ダイアログ制御アプリケーション
http://hp.vector.co.jp/authors/VA017396/index.html

★ PasteFile (con氏作) ファイルをフォルダにペースト
http://cspace.s2.xrea.com/

など。

なお、ソフトウェアを解凍するとできるdocsフォルダにはomake.zipという文字通りのおまけが収録されている。コマンドラインからパス名をクリップボードへ送るclip.exeとコマンドラインからWindows標準の検索を起動させるfind.exe。

・気軽に使えて便利なコピ鉄、Gooo、メモ鉄
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001786.html

・日本語インクリメンタル検索のmigemoを活用してみる
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001783.html

・デスクトップで全文検索を実現する3つの方法
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000235.html

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2005年05月14日

WindowsのPaintをアップグレード?するPaint.net

Microsoftの支援を受けてワシントン州立大学で開発されているオープンソースのペイントソフト。インストール時にWindowsのPaint.exeの代替にしますか?と聞かれる。YESと答えるとPaintの代わりにPaint.netが起動するようになる。当初の開発者はマイクロソフトの開発者になったようなので、将来的には本当にこのソフトがPaintの代わりになる、かもしれない?。

・Paint.NET - Home
http://www.eecs.wsu.edu/paint.net/index.htm
paint.net.jpg

詳しい紹介が窓の杜にあった。

・窓の杜 - 【NEWS】Microsoftの支援を受け開発されているフリーのペイントソフト「Paint.NET」
http://www.forest.impress.co.jp/article/2005/05/11/paintdotnet.html

「市販ソフト並みの機能も備える」と評価されているように、レイヤー機能搭載の本格派。動作も軽快。写真のように日本語フォントも利用可能である。日常使う画像処理ソフトの定番候補として

・もうPhotoshopは要らない? PictBear Second Edition
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001605.html

PictBear Second Edition、Gimpと並んで、このPaint.netも十分検討の余地あり。

サンプル写真は先日登った義経ゆかりの京都鞍馬山。桜がきれいでした。

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2005年05月13日

アプリ自動起動を整理するスタートアップチェッカー

・スタートアップチェッカー(Windows95/98/Me/ユーティリティ)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se302214.html
startchk01.jpg

WindowsではOS起動と同時に任意のアプリケーションを起動させる方法がいくつか用意されている。代表的なやり方が「スタートアップ」フォルダへの登録とレジストリへの登録。便利な反面で、たくさんのアプリが自動起動されると動作が重くなる。大半のアプリは起動していながらめったに使わなかったりする。

そこでスタートアップ登録を簡単に解除するのがスタートアップチェッカー。スタートアップフォルダとレジストリ項目を同時にチェックして、スタートアップ起動に設定されているアプリケーションをリスト表示する。ユーザはこのリストの中から、不要なアプリを選択して無効化すればよい。

マニュアルでの再設定よりも便利なのは、無効化したアプリをいつでも再度有効化することができる点。消したら動作がおかしくなったという時に安心である。早速、自分のPCで動かしてみたら30個もスタートアップに登録されていた。10個ほど無効化したところ体感速度が速くなった。

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2005年05月07日

文字数を数えながら書くツール3種

原稿依頼で文字数を指定されると困ってしまうことが多い。原稿用紙を使って物を書く習慣がないので800文字くらい、2000字くらいと言われても勘が働かないのだ。テキストエディタの行数でだいたい推測しながら書いているけれども、

Nanmojiは文字数カウントツール。文字列をコピーするとカーソルの位置や画面の左下、右下に文字数を吹き出し風に表示する。設定によって全角文字を2文字としてカウントさせることもできるのでプログラミング用途にも使える。

・Nanmoji
http://hp.vector.co.jp/authors/VA031375/nanmoji.htm
nanmoji01.gif

私の場合、原稿ごとにテキストファイルを新規作成してから書き出すことが多い。原稿用紙カウンターは、ファイルベースで文字数をチェックする。2秒おきにファイル変更をチェックして、現在の原稿用紙換算枚数と総行数、総文字数を表示する。長い原稿を書く際の休憩にウィンドウを切り替えると現状がチェックできるので実用的だ。

・原稿用紙カウンター
http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se206996.html
genkoyosicount01.jpg


テキストファイルをドラッグアンドドロップなどによって指定するだけで、そのテキストの原稿用紙枚数(縦横は自分で設定可能)、総行数、総文字数などがわかる。また、ファイルを監視して、2秒ごとに情報が更新される自動更新機能付き。さらに禁則処理(。や、のぶらさがりなど)もしっかり数えられる。もちろん、禁則文字(ヤクモノ)も指定可能。

あるいは発想を変えて最初から原稿用紙そっくりの表示ができるエディタで書いてしまうというやり方もある。VerticalEditorは縦書き・ふりがな・シナリオ・印刷に対応したエディタで、各種設定を変更することで、原稿用紙・大学ノート・便箋などのスタイルを実現できる。

・VerticalEditor
http://truestories.hp.infoseek.co.jp/
ScreenShot_VE01.png

このソフトを使えばそのまま原稿用紙版が印刷できてしまう。すばらしい。

でも...。私に原稿を依頼してくださる編集者の皆さんも原稿用紙を使っているのを見たことがない。今度、敢えて原稿用紙(手書き、紙)の郵送で原稿を提出してみようか。どういう顔をされるだろうか。それって一般通念上ありですよね?。なしですか?。

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2005年05月06日

マイクロソフトが純正のLZH解凍ソフトを配布

マイクロソフトが、Windows Genuine Advantage (正規 Windows 推奨プログラム) の特典として、先日紹介したスライドショウ作成ソフトに続いて、純正のLZH解凍プログラムを配布した。LZHは日本のオンラインソフトの配布によく使われる形式なので、関係者には朗報。

・Microsoft 圧縮 (LZH 形式) フォルダ
http://www.microsoft.com/genuine/offers/
mslzh01.jpg

Windowsの世界ではZIPとLZHで大方間に合いそうだが、UNIXも併用しているとtar.gzやらbz2という形式もよく使う。将来的には圧縮形式はなんであってもOSが自動で解凍できるようにしてほしいものである。

・統合アーカイバプロジェクト
http://www.csdinc.co.jp/archiver/

98年の記事だが窓の杜がメジャーな圧縮形式で各種ファイルを圧縮して、性能を比較している。形式ごとの向き不向きが見えて参考になる。

・ファイル圧縮対決6番勝負!
http://www.forest.impress.co.jp/article/1998/11/16/compress.html

この記事が書かれた7年前の時点ではまだ海外のZIP、国内のLZHという区分けだったが、今ではZIPが国内でも多くなってきた。

世界にはまだまだ圧縮形式は存在している。

・ACT - Archiver Index
http://compression.ca/act/act-index.html
100以上の圧縮ソフトのリンク集。

こうした無数にあるソフトの性能比較評価を行っているページがここ。テキストファイルやバイナリファイル、グラフィックやサウンドなどファイル種別に実際に圧縮した際のサイズの小ささを競う。

・Archive Comparison Test (ACT) by Jeff Gilchrist
http://compression.ca/act/

このテストの結果要約はここにあるのだが、

・ACT - Summary of Winners
http://compression.ca/act/act-summary.html

上位に入賞しているのはENTOROPYやRK、ASPACKなど知らないソフトウェアばかり。圧縮、解凍のスピード別評価もあって、技術的に奥が深そうな分野だ。

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2005年05月04日

ファイル名を任意の形式で簡単取得するClipName

・ClipName
http://home.att.ne.jp/delta/hrymkt/ClipName.html
ClipName01.jpg

エクスプローラの右クリックやオプションキーから、ファイル名を任意の形式で取得する作業支援ツール。Windowsでファイル名をコピーするのは結構面倒だ。ファイル名をクリックして文字列を選択してコピーキーを押す。途中で間違ってファイル名を変更してしまったりする危険もある。

このツールを使うとフルパス名、DOSファイル名、ファイル名+拡張子、ファイル名のみの4種類の形式で自在にファイル名をコピーすることができる。このツールからファイルをコピーする機能もある。ファイルやフォルダの作成日時の変更にも対応しているので各種の偽装工作?にも使える。

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2005年05月02日

Windows上で手動で消せないファイルを削除するerize

・erize
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se344431.html
erize01.jpg

Windowsを使っていると、ときどき、削除できないファイルができてしまうことがある。大抵は、何らかのアプリケーションがそのファイルを使用しているのが原因で、削除や変更にロックがかかった状態だ。解凍したファイルのパス名が256文字を超えてしまうときにも、この現象が起きるらしい。

この問題に対する対処法は、

・【XP】消せないファイルやフォルダを削除するには
http://xp-delete.hp.infoseek.co.jp/tips.html

にまとまっているが、手動での削除は結構、手間がかかる。

erizeはそうした消せないファイルをドラッグアンドドロップで登録すると、次回再起動時に自動削除してくれるツール。

同様のツール:

・DeleteOnReboot
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se207263.html

・再起動ごみ箱
http://www2s.biglobe.ne.jp/~satosi/soft/

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2005年04月29日

Firefoxをさらに軽快に FireTune、Preloader、Google

軽快なWebブラウザーFirefoxをさらに軽快にするツールを発見。

・FireTune
http://www.totalidea.com/freestuff4.htm
firetune2_01.gif

FireTunesはFirefoxの内部設定を自動的に最適化するソフト。使い方は簡単で、CPUが1.5Gヘルツ以上の人はFastComputer、それ以下の人はSlow Computerを選ぶ。回線がADSL以上の人はFast Cnnection、それ以下の人はSlow Connectionを選ぶ。そしてTune it!ボタンを押せば、最適化が行われる。

・Firefox Preloader
https://sourceforge.net/projects/ffpreloader/

Firefox PreloaderはFirefoxを常駐させることで高速起動を実現するソフト。Firefoxも初回の起動には時間がかかるが、このソフトを使えば2つ目のウィンドウを起動する速度で、タスクトレイから呼び出せるようになる。

二つの組み合わせで私の環境ではかなり高速化された気がする。さらにGoogleはFirefoxで使うとさらに速くなるという情報も発見。

・米Google,検索結果へのアクセスを高速化する「Firefox」「Mozilla」専用機能を実装 : IT Pro US News Flash
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/USNEWS/20050401/158296/

Firefox/Mozillaユーザーが同社のサイトで検索を行うと,検索エンジンはFirefox/Mozillaに対して“検索結果のトップにあるWebページをキャッシュに先読みする”よう命令する。その結果,ユーザーは1番目のWebページを素早く表示できるという。

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2005年04月23日

CD・DVDドライブの性能評価 Nero CD-DVD Speed2000

CD・DVDドライブの性能を評価するベンチマーキングソフト。

・Nero CD-DVD Speed2000
http://www.cdspeed2000.com
MATSHITADVD-RAM_UJ-812_K101_22-April-2005_18_17.png

ハードウェアの4倍速や8倍速という性能表示が実際にどの程度発揮されているかを確認することができる。すべてテストの項目を実行すると、シーク速度や転送速度、n倍速時のCPU稼働率など多数の項目を順にチェックしてくれる。メニューは日本語化されているのでわかりやすい。

ディスクは内側から外側へデータを書き込んでいく。回転の関係で読み取りは内側の方が高速で、外側にいけば行くほど遅くなるわけだが、それが実際の数値で確認できたのが面白い。CD,DVDを挿入してから認識するまでのロード時間や、取り出しを行う際のイジェクト時間なども計測できる。

計測結果のセットはキャプチャ画像やHTML、CSVとして保存することが可能。企業のコンピュータの管理者がこれを使うシーンがあるかどうかは不明だが、自作マシンの部品のバランス評価には参考になるソフトウェアかもしれない。

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2005年04月19日

関連ウィンドウを自動選択する次世代知的作業環境WindowsLister

・WindowLister
http://homepage2.nifty.com/taks-2/WindowLister/
windowslister01.jpg

#金曜までラスベガスに出張に来ています。NABに参加中。現地に居る人はご連絡ください。

実験的だが、すごいの一言。新しいモノ好きにインストール推奨。


WindowListerは、デスクトップおよびOS上に散らばっているオブジェクトを、意味を持ってわかりやすく一覧に して、それを選択することを基本とし、各種の知識を効率的に選択・閲覧そして創造していくことを手助けする、 デスクトップと透過的な選択閲覧創造環境です

この説明だけで理解するのは難しい。インストールしてみると斬新さがわかる。

WindowsListerは現在表示中のウィンドウの一覧地図を表示する。このとき各ウィンドウのサムネイルが表示される位置はランダムではない。ユーザの作業内容を解析して、関連するウィンドウを隣り合うように自動的に再配置してくれる。複数の作業を平行して行っていると、作業別に関連ウィンドウがまとまっていく感じがする。

windowslister02.jpg

この地図上にはユーザが作成する付箋紙のような情報カードも配置できる。通常のアプリケーションウィンドウにテキストの情報を付加することもできる。デスクトップでKJ法をしながら、アプリケーションを使っていくイメージだ。

WindowListerは極めて実験的であるが、デスクトップの状態から情報や知識を集約して、創造性の高い作業環境を作り出そうとする挑戦的な試みだと思う。根底に思想を感じる。これからどう進化していくのが、注目したいソフトウェアだ。

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2005年04月18日

デスクトップをピタっと整列させるぴたすちお

・ぴたすちお
http://www8.plala.or.jp/ara3/pita/index.htm
pisutachio02.gif

#金曜までラスベガスに出張に来ています。NABに参加中。現地に居る人はご連絡ください。

デスクトップはどうにもゴチャゴチャしがちである。たくさんのウィンドウやアイコンを並べていくとデスクトップのエントロピーは増大して作業効率が落ちてしまう。乱雑になる理由のひとつはウィンドウとウィンドウが整然と並んでいないから、微妙に配置がズレているから。

ぴたすちおは、ウィンドウやアイコンをピタっと自動配置するアプリケーション。サイズ変更を行うと自然に隣のウィンドウのタテ・ヨコ位置にピタッと隣接したり、乱れたアイコンの配置を整列させてくれたりする。

・ウィンドウの移動、サイズ変更中にスナップする
・ウィンドウが画面の外にはみ出さないようにする
・タスクトレイに最小化する
・デスクトップのアイコンを自動的に等間隔に整列する
・デスクトップのアイコンを小さいサイズで表示する
・デスクトップアイコンテキストの背景を透過する
・ダブルクリックでひとつ上のフォルダに移動する
・ウィンドウを半透明化する
・マウスの移動のみでウィンドウをアクティブにする
・月齢を計算する

pisutachio01.jpg

隣り合うアイコンやウィンドウの配置がジャストでないと気持ちが悪いという几帳面な性格の人はこのソフトを使うと幸せになること間違いなし。

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2005年04月15日

ハードディスクの健康診断ツール HDDlife

・HDDlife
http://www.hddlife.com/
hddlife01.jpg

ハードディスクの平均寿命は5年程度と言われる。基本的にはディスク内部に少々不良箇所ができても、滞りなく使える設計になっている。だから、ハードディスクはある日突然壊れたようにみえても、実際には少しずつ傷んで限界に達していたということもある。

あらかじめハードディスクの傷み具合を把握できると管理の参考にはなる。

HDDlifeはS.M.A.R.Tテクノロジーを利用してハードディスクの健康診断を行うツールだ。S.M.A.R.Tは、Self-Monitoring Analysis and Reporting Technologyの略で、動作中のディスクの回転速度や書き込みエラー、温度などの情報を、リアルタイムに読み取る診断技術である。ハードディスク業界の標準となっており、大抵のIDE内蔵ハードディスクで利用できる。

hddlife02.jpg

HDDlifeは起動すると自動的に診断が開始される。数十項目の情報を総合し、健康度を計算する。タスクトレイに常駐して現在のハードディスクの温度や性能も表示してくれる。異常が発生した場合にメールを指定したアドレスへ送ることも可能なので、一般ユーザだけでなく、Windowsサーバの障害予防ツールとして管理者が使うこともできる。

私のパソコンは...健康度100%だった。一安心。

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2005年04月09日

Web情報を気軽にブックマークするねっとメモっと

・ねっとメモっと
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se299157.html
netdememotto01.jpg

WebをみていてURLやメールアドレスだけをちょこっとメモしたいときに役立つ常駐ソフトウェア。ブラウザ(MSIE)の右クリックで今見ているWebのタイトルやURLをメモできる。カテゴリに分類したりメモをつけることもできる。登録可能なのは「URLアドレス」「メールアドレス」「FTPサイト」「ファイル」「その他」の5種類のデータ。

紙COPIやMicrosoft OneNoteのような本格的なクリッピングアプリケーションではなく、ブックマークの拡張に近い。作成したメモはIEのお気に入りなどのインターネット ショートカットファイルをインポートできる。普段はこのソフトにブックマークするようにして定期的にMSIEのブックマークへエクスポートしておけば、ブックマークがごちゃごちゃするのを避けられそう。

関連ソフトウェア(ブックマーク、クリッピング)

・クリップボード履歴を保存・編集するCLCL
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003010.html

・パーソナルナレッジベース、新しいデスクトップ操作方法、紙2001
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000310.html

・最強のメモ環境をChalowで構築
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001889.html

・サイトを取り込んで全文検索できるWeBox
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001748.html

・ブックマークの技術と可能性
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000634.html

・気軽に使えて便利なコピ鉄、Gooo、メモ鉄
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001786.html

・クリップボードと右クリックを活用するZakuCopyとClipla
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002441.html

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2005年04月08日

JavaScriptやVBscriptをExeに変換するWSH用コンパイラ+

・WSH用コンパイラ+
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/prog/se344839.html
wshcompiler01.jpg

こんな便利なものがあるのか...。

WSH用コンパイラ+はVBScriptやJavaScriptをWindowsの実行ファイルに変換するコンパイラソフト。通常、こうしたスクリプト言語は実行コンテナにWebブラウザを必要とするが、このソフトでExeファイルに変換しておけば、単体で動作できる(但しmsscript.ocxは必要)。JavaScriptしか使えなくても、Windowsプログラムを作って、配布することができるようになる。

使い方は簡単で作成したスクリプトファイルをこのソフトのアイコン上へドラッグアンドドロップするだけで、Exeファイルが出力される。手持ちのスクリプトを変換してUSBメモリにでも入れておけば、どこでも使えて便利である。

サーバサイドのスクリプト言語Perl、Ruby、PythonにもExeへの変換ツールはある。

・Perl2Exe Home Page
http://www.indigostar.com/perl2exe.htm

・RubyScript2Exe
http://www.erikveen.dds.nl/rubyscript2exe/index.html

・Py2Exe
http://starship.python.net/crew/theller/py2exe/

さらに「XからYへ」とコンバートするツールの一覧サイトも見つけた。任意の形式から任意の形式へのX2Yがいっぱいある。

・Convert PDF to WORD DOC,TEXT,JPG,HTML, RTF to PDF,EXCEL XLS to PDF
http://www.convertzone.com/

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2005年04月06日

ズバリ自動化 Waha! Transformer Personal

・ズバリ自動化 Waha! Transformer Personal
B0007LEP4Y.09.MZZZZZZZ.jpg

これはなかなか便利だ。

表計算やデータベースのデータ(Excel、Access、DB)を、部品をビジュアルに組み合わせ、パラメータをいくつか設定するだけで、自分専用のデータ分析アプリケーションを作成できる簡易開発ソフト。定期的に繰り返し行う必要のある作業の自動化処理システムを、高度なプログラミング知識なしで実現することを目指している。

Waha! Transformer Personalは、データドキュメントに対して、7つの変換フィルターを組み合わせることで情報処理プログラムを作成する。

zubarijidoka02.jpg

例えば、全国データから特定都道府県別のデータを抽出して別ファイルに出力する場合は、こんな風にアイコンを配置して接続する。

zubarijidoka01.jpg

条件に一致したデータだけを抽出したり、項目別に集計を行ったりする。

データの型を設定することができ、日付や時刻には時間計算を、文字列には正規表現を、数値には各種の演算関数を適用することができる。データ(ビュー)とフィルタをマウスで接続し、パラメータを入力するだけで、パーソナルな業務システムを短時間に構築できる。

私も早速、アクセスログとアフィリエイト販売のログデータを統合して、人気商品を抽出するプログラムを作ってみた。ステップ数の多い作業が、間違いなく、一括で行えるようになったので大変便利だ。

日常業務の中で面倒だからやらない作業が、できるようになる差は大きい。政府の統計データ・ポータルサイトからは、国勢調査や人口、経済、景気動向などの幅広い情報が、CSVやExcelの形式で公開されている。こうしたデータと自社のデータを組み合わせれば、市場予測や意思決定に使える分析ソフトも作ることができる。

・統計データ・ポータルサイト
http://portal.stat.go.jp/

このソフトを使いこなすには、プログラミング知識はゼロというわけにはいかないが、ExcelやAccessのマクロプログラミングよりは、ビジュアルなので遥かに容易だ。使い方を説明する映像もCDに収録されている。

もともとこの製品は、ビーコンIT社の企業向け製品を機能限定して、ソースネクストが1年間の使用ライセンスで1980円で販売しているもの。本来は数十万円する商品。まずは安い価格帯で個人に慣れてもらって、会社での導入してもらおうという戦略商品であるようだ。

・Waha! Transformer Personal
http://www.beacon-it.co.jp/products/pro_serv/dataware/w_former/index.shtml
データに関わる処理・業務の工数削減を実現する国産エンタープライズETLツール

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2005年04月04日

マウスホイールで左右スクロールを可能にするSoftTilt

・SoftTilt(Windows95/98/Me/ユーティリティ)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se347519.html
softtilt01.jpg

項目数の多い巨大なデータファイルをEXCELで表示させると、ヨコに長いスクロールバーがでてくる。タテのスクロールバーはマウスのホイールで扱えるので微妙な移動も楽だが、ヨコの場合は難しかった。ちょうど良いところで止まってくれず、行き過ぎたりしてしまってイライラする。

このSoftTiltはホイールを使って横スクロールを実現するソフト。

Shift+ホイール
CTRL+ホイール
右クリック+ホイール

という操作に対して横スクロールを割り当てることができる。大変便利だ。

もちろん、左右スクロール付のマウスは販売されている。私もひとつ持っていて、過去にマウス特集の記事を書いた中でも紹介している。

・左右スクロールもできるワイアレス光学マウス
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001880.html
プリンタ付マウスなど、さまざまなマウスを紹介

自宅には、対応マウスがあるのだが、日常最もよく使うお気に入りはこれ。

毎日ノートPCと一緒に持ち歩いている。とにかく使いやすい。これがないと不機嫌になるくらい手になじんでいる。左右スクロールができないのが唯一の問題だったが、SoftTiltを使うことで、それも解消された。

・Microsoft Mobile Optical Mouse Silver
B00008B4BX.09.MZZZZZZZ.jpg

このマイクロソフトのモバイルマウスは逸品だと思う。

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2005年04月02日

複数のエクセルをまとめるExcelbooks into 1 Sheetと一括印刷のAllPrint

3月31日から4月4日まで米国シリコンバレーに出張中。YAHOO!本社などを訪問する予定。現地からレポートできたら書きますが、基本はストック原稿で、妻による代理更新モードです。

ExcelBooksは複数のエクセルファイルをひとつのシートにまとめるツール。この作業ってメールで個別回収するアンケート集計などでありがちであるが、手で行うと結構面倒である。このフリーソフトを使えば一発で複数のデータをひとつのシートへ統合できる。


・Excelbooks into 1 Sheet(Windows95/98/Me/ビジネス)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se318608.html
excelbooks01.jpg

もうひとつ連携できるツールもみつけた。AllPrintは複数の文書を連続印刷するためのツール。通常、Windowsではエクスプローラで複数ファイルを選択し、右クリックメニューの印刷を選べば、連続印刷は標準でできるようにはなっている。しかし、この標準機能では、複数のディレクトリのファイルを指定できないこと、印刷順番を保存して何度も実行するのが困難なことが問題だ。AllPrintを使うと一発で複雑な連続印刷が可能になる。

章ごとに異なるフォーマット(Word、Excel、PowerPointなど)で、別ファイルで書いたレポートの印刷に威力を発揮する。


・製品情報:AllPrint for .NET
http://www.nct9.ne.jp/comnet/kaisya/system/main-s.htm
AllPrint.JPG


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2005年03月26日

iPodでRSSを読むiPod野郎とGoogleNewsを読むGoogleGet

iPodにはテキストファイルを液晶に表示するメモ機能がある。インターネット上のニュースを入れておくと便利だが、最新の情報に保つのは手動では手間がかかる。そこで、ファイルの変換や転送を自動化するソフトを2つ使っている。

・iPod用情報ツール - Pod野郎
http://buin2gou.nyaa.co.uk/ipod/ipodman.html
podman_note01.png


iPodのバッテリ状態を数値化したり、MP3やAACの曲情報を取得して曲データをiPodからパソコン等に転送することが出来ます。メモの編集やアドレス帳等の諸機能に対応したデータの編集や作成が可能です。また、青空文庫などに掲載されている小説などのテキストファイルを取り込むときにテキストの分割が行えるなど、iPod用に合わせた機能を取り揃えています。さらにRSS(RDF)情報やホームページのデータ(HTML)を取得し、iPodで最新のニュースやブログを閲覧できるなど、iPodを毎日の有効なアイテムにすることが可能です

このソフトはiTunesの代わりに使えるiPodマネージャー。iTunesではPCからiPodへ音楽ファイルを転送することはできても、逆はできない。Pod野郎はiPodからPCにも転送できるのが大きな利点。iPod本体の電池表示を数値表示にするという裏技的な機能もある。iTunesの代わりとして使える優れもの。

このソフトには、URLを指定したページやRSSの情報を、自動でダウンロードし、テキストに変換して、iPodへ転送する機能がある。

・GoogleGet - The Latest News Headlines on Your iPod
http://mesmerized.org/teki/extra/googleget/index.html
googleget01.png

こちらは、米国のGoogleNewsをテーマ別にダウンロードしてiPodへ同期させるフリーソフト。海外の動向をチェックするのに

なお、気象情報にも対応している。これを利用するには設定時に、Airport Codeで地域を指定する必要がある。このコードは、

・Airport Technology - ICAO Codes
http://www.airport-technology.com/icao-codes/

で検索できる。

東京であれば、

TOKYO HANEDA INTERNATIONAL JAPAN RJTT

がよさそう。

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2005年03月25日

OS X風のアプリケーションランチャをWindowsで Aqua Dock

Mac Miniがいま大変欲しい。

Apple Mac mini (1.25GHz, 40G, 256, Combo, 56k, E) [M9686J/A]
B0007DGQKI.09.MZZZZZZZ.jpg

雑誌やWebでこの写真を見るたびに衝動的に購入ボタンを押しそうになって困っている。Macは買ったことがないのだが今回は気になる。そんな人はきっと今、多いはず。

とりあえず、気分だけMacユーザになってみるのにちょうどいいのが、このAquaDock。気分転換だけでなく、とても実用的でもある。MacOS XのドックにそっくりのアプリケーションランチャをWindowsOSに追加するフリーソフト。

任意のアプリケーションを登録することができる。

・Aqua Doc
http://www.openwares.org/index.php?option=com_remository&Itemid=&func=fileinfo&parent=folder&filecatid=29
aquadock01.gif

・Aqua Dock - Reviews and free downloads at Download.com
http://www.download.com/Aqua-Dock/3000-2341_4-10277932.html
本家のサーバは接続できないことがあるのでダウンロードはこちら。

カスタマイズが細かくできるのが特徴。

aquadock02.jpg

私は画面右横に配置し、カーソルを画面端に持っていったときだけ表示するAuto Hideオプションをオンにして使っている。メニューサイズの最適化、透明度設定、パフォーマンス設定など自分好みのドックを作成できる。

Windowsの”クイック起動”のスペースが一杯になってしまって、どうしよう、という人に最適。

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2005年03月19日

仮想デスクトップで画面を広さ100倍にするGrandWin3

・GrandWin 3
http://www.shimousa.com/gw/index.htm

ハードディスク容量と同じでデスクトップサイズも、いくら大きくしても、いっぱいになってしまう法則があるのじゃないだろうか。

メインのノートPCの画面サイズはSVGA+(1400×1050)で使っている。当初、これは広々としていた気がするのだが、使い慣れてくるとソフトを多数同時起動するようになり、やはりウィンドウで一杯になってしまう。

そこでデスクトップを複数つくり、切り替える仮想デスクトップソフトが欲しくなる。このGrandWinは最大100画面までデスクトップ領域を上下左右に拡大してくれるソフト。マウスを画面の端に持って行くことで、画面間をスムーズに移動できるのが便利。

grandwin01.jpg

設定でウィンドウの数や固定したいアプリケーションを指定することもできる。
grandwin02.jpg

個人的には3×3で9画面で使うのが管理しやすいと感じた。

なお、フリーソフトのGrandWin2とシェアウェアの3がある。

3は2に加えて以下の機能がある。

・ウインドウドラッグ中の移動が可能
・操作中に停止、移動モードの切替え(トグル機能)や移動モードの切替えが可能
・固定ウインドウの定義が簡単になり、ワイルドカードによる部分合致定義も可能
・タスクバーにてサイズ復元されたウインドウへの追従が可能
・OSのユーザ毎の設定値管理が可能

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2005年03月18日

Windows正規版チェックでタダでもらえるMicrosoft Photo Story 3

マイクロソフトがWindows Genuine Advantage (正規 Windows 推奨プログラム) の試験運用を開始した。これはユーザのWindowsが正規のライセンスを受けたものかどうかを判別するプログラム。海賊版対策の一環だ。

・マイクロソフト、Windows(R) XP ユーザー向けの特典提供プログラム、Windows Genuine Advantage Programの試験運用を3月
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2223

WGAプログラムは、Windows XPのライセンスが正規であることを確認することにより、Windows XPを使用しているユーザーに対してプレミアムソフトウエアを無償提供するなどWindows XPに付与される特典を提供し、そのソフトウエアが提供する価値を享受していただくための正規Windows推奨プログラムです。

とある。

当面の具体的な特典は以下のとおり。

Microsoft Photo Story 3 for Windows
Microsoft Office OneNote(R) 2003 180日間限定評価版
Microsoft「圧縮(LZH形式)フォルダ」の提供(4月提供開始予定)

というわけで「Microsoft Photo Story 3 for Windows 」は魅力である。早速、正規版の認証を受けて、特典をダウンロードした。これがなかなか使えるソフトだった。万歳。

・Microsoft Windows フォト ストーリー 3 : デジタル写真を楽しくアレンジ
http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/using/digitalphotography/photostory/default.mspx
photostory01.jpg


・作品1 Layout Of Tokyo 2005
http://glink.jp/movie/layoutoftokyo.wmv
layouttky01.jpg

先日、九段下で仕事をした帰りに天気が良かったので東京駅まで歩いてみた。携帯のカメラで撮影した写真を、このPhotoStory3を使って映像化してみたのが上のサンプル。東京駅周辺のレイアウトが好きなのでLayout Of Tokyoというタイトルもつけてみた。

・作品2 Spring Campus
http://glink.jp/movie/springcampus.wmv

今日は昼に会議で早稲田キャンパスで撮影した写真で構成。こちらはトランジション効果を多用してみた。

デジタルカメラの写真を取り込んで、写真切り替え時のアニメーションを選択。BGMとして手持ちの音楽ファイルを指定したり、自動作曲でジャンルやテーマを選んだりしていくと、映像ファイルが自動生成される。

作成時間は5分。誰かに写真を見てもらいたいときに、こうしてBGMつきのスライドショーにしておくと、飽きずに最後まで見てもらえるかもしれない。結婚式やパーティーの写真公開には特に相性がよさそうだ。

数千円で販売されていてもおかしくないソフトなので(実際2は有償追加ソフトに収録されていた)、正規版認証を受けるだけでもらえるのはお得。

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2005年03月11日

ウィンドウ管理を”ちらり”で効率化するちらりウィンドウ

・ちらりウィンドウ(マウス用)
http://sappari.org/chirarim.html
chirari_sentaku.png

大変便利だ。

WindowsOSの標準機能として搭載して欲しいくらい。

ちらりウィンドウは、気がつくと10個も20個もウィンドウを起動してしまっている私のようなユーザにうってつけのウィンドウ管理ツール。最前面のウィンドウ上でマウスホイールを押してドラッグを行うと、下に隠れたウィンドウが容易に選択できるようになる。

こんなときに便利。

・奥に隠れたウィンドウがなかなか見つからない
・隠れたウィンドウを見つけるのに、手前のウィンドウを動かしたり、最小化したりと、・ウィンドウの切り替えが面倒
・タスクバーを見てもタイトルだけではウィンドウを見分けにくい
・デスクトップのアイコンを探すのにウィンドウの位置を何度も調整するのが面倒

操作方法は、まず起動してから、


基本
マウスの中ボタン(ホイールマウスの場合はホイールボタン)を使います。
中ボタンでドラッグすると、重なったウィンドウをずらしながら見ることができます。
ウィンドウを選ぶと(どこかをクリックすると)動かす前の状態に戻ります。

ということなのだれど、とりあえず使ってみないとこの良さは伝わらない。当分常駐決定。

作者は慶応大学のインタフェース研究者。さらなる発展が楽しみ。

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2005年03月04日

ウィンドウをアイコン化、「開く・保存」ダイアログを強化するDialogMate

便利なユーティリティを発見。

・DialogMate
http://www.weird173.net/apps/dlgmate.html

・日本語化パッチ(インストールフォルダで実行)
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/1867/

DialogMateには、デスクトップ作業を軽快にする2つの機能がある。ひとつめは

・ウィンドウをデスクトップアイコン化
dialogmatecap01.jpg

ひとつめは現在開いているウィンドウの最大化ボタン(□)を右クリックすると、ウィンドウがデスクトップアイコン化される機能。こうするとタスクバーのプログラムボタンは増えない。アプリケーションを多数、同時起動するとタスクバーが一杯になってしまうのを防げる。

今作業中の一連のウィンドウをアイコン化しておくと、どれが関連するウィンドウなのか一目瞭然になって便利だ。タスクトレイのアイコンから、1クリックですべてのウィンドウを復元することもできる。

・開く・保存ダイアログにお気に入りフォルダのショートカット選択を追加
dialogmatecap02.jpg

もうひとつはアプリケーションの「開く・保存」ダイアログに、事前登録した任意のフォルダを選ぶショートカットを追加する機能。特定の作業ファイルは特定のフォルダに保存したい場合に、このショートカットがあると、選択の繰り返しが不要になる。作業内容によっては大幅に所要時間を短縮できる。

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2005年02月26日

Windowsのデスクトップ操作を自動化するU.W.S.C

・UWSC
http://www.h7.dion.ne.jp/~umiumi/
uwsccap01.jpg

マウスとキーボード入力をスクリプト形式で記録して再生するフリーソフト。

何か作業をする前にUWSCの「記録」ボタンを押しておくと記録停止するまでの一連のデスクトップ操作内容が記録される。カーソルの動き、クリック、キーボード入力のすべてが小さなマクロスクリプトとして保存されるのが特徴。

そして、このスクリプトを再生すると、まったく同じ作業を自動再現させることができる。

たとえば、

Webブラウザで商品価格一覧ページを開き、その表をEXCELへ貼り付けて、価格順で並び替え、CSVデータとして保存した上で、Outlookで添付メールで送信する

という複数のアプリケーションを連携させた定型処理は簡単に自動化できる。

U.W.S.Cが面白いのは単にマクロ記録・再生ができるだけでなく、スクリプトベースのプログラミングができること。OSやアプリケーションから状態情報を取得したり、変数や制御構造の命令を使って、状況に応じた判断を伴うようなプログラムも開発できる。

スクリプトのサンプルが公開されている。このリストを見ると、何ができるかがよくわかる。

・UWSCサンプル
http://www.h7.dion.ne.jp/~umiumi/sample.html

エクスプローラからカレントディレクトリのファイル情報を読み取る。
ボリュームを変える
記録保存したスクリプトをループで実行
関数(サブルーチン)の使用
開いているウインドウを全て閉じる
エクスプローラを開き C:\temp\ にある *.tmp ファイルを全て削除
ボリュームを変える
常にIMEをオンにする
CTRLキーにてアクティブウィンドウの画像保存
DOS窓に文字出力をする
csvファイルのデータを xxxx.exe アプリに10秒毎に設定する
OKボタンにマウスを移動する
指定画像、ピクセルがあればクリック
マウスカーソル下のwindowタイトルとクラス名を表示
アクティブウィンドウを基準にした任意の座標を調べる
カーソル位置の色を表示する
画面プロパティからテーマを変更する
スクリーンセーバーを変更する
ファイルの関連付けをする .UWSファイルをUWSCに
MSAgent と SpeechEngine を利用して音声出力
Internet Explorer 上での文字設定、ボタンのクリック
クリップボードにコピーされた値をExcelに保存していく
DLL(API)の呼び出し
APIを利用した文字変換
WindowsXP/Windows2000 のデフラグの実行&シャットダウン
WMIによるBIOS、マザーボード情報の表示
IEにてActiveX警告のダイアログを自動で閉じる
掲示板のスレ全件をファイルとして保存する
マウスカーソル下の文字を取得、Shiftキーによりクリップボードへコピー
パフォーマンス オプション の設定を変更する
デスクトップ、タスクバー、トレイの情報を取得
タスクトレイの '音量' をクリックし、ミュートをOnにする(XPにて)
マウスカーソル下の文章を読み上げる
音声認識によるアプリの操作


WindowsScriptingHostとほぼ同じことができるわけだ。違うのは、UWSCは手作業を記録したスクリプトを改造することで、より複雑なアプリケーションを作ることができるから、ずっと楽だということである。

このスクリプトで1日のデスクトップ操作をすべて記録して、翌日は再生するだけで仕事が終わるのだったら便利なのにな。

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2005年02月25日

ココを見てください、ココです、ができるZorro

・Zorro
http://gabrieleponti.com/software/index.html
zorrocap01.jpg

講演やプレゼンテーションの際に、画面の一部領域を指してココを見てください、と言いたいことがある。パワーポイント内の図表や、ホームページのメニュー部分の説明をしたいときに、その領域だけに聴衆の注意を集めたいときだ。

マウスカーソルで示すのではインパクトが弱い。環境によっては非常に見えにくい。

Zorroを使うと画面の強調したい領域以外をブラックアウトさせることができる。真っ暗な背景に指定領域が浮かび上がる。オプション指定でFade効果をオンにするとブラックアウトへの移行もおしゃれ。

このツールは個人的にとてもツボにはまってしまった。時間管理ツールptとあわせて使うと、便利そうだ。

逆に指定した領域だけを隠す、背景色を変える、指定したウィンドウのみを表示するなどが可能。パソコン教室でも支援ツールとして使えるかもしれない。

・実用的なプレゼンテーションタイマー Pt
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002431.html

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2005年02月15日

PCのネットワーク利用量を監視、記録するNetMeter

NetMeterはPCのネットワークのトラフィックを監視するフリーソフト。PCのネットワークを通過する上り/下りのトラフィックをリアルタイムにグラフ化する。

NetMeter
http://readerror.gmxhome.de/
netmeterstat03.jpg

面白いのは利用履歴を記録できること。ダウンロードとアップロードに分けて日別、週別、月別で集計できる。ネットワークの平均スピードも計算できる。

1ヶ月ほど自分のメインPCのトラフィックを記録してみた。毎日、自分がどのくらいネットワークを使っているのかを数字で知る初めての試みだった。

計測は1月14日に開始し、2月14日に終了。結果は以下のとおり。

netmeterstat02.jpg

日単位の統計

netmeterstat04.jpg

これをEXCELでグラフ化してみる。

netmeterstat01.jpg

私は一ヶ月に約5Gダウンロードして約2Gアップロードすることが分かった。平均すると1日で約176Mダウンロードし、68Mアップロードしている計算だ。合計すると244M/日。もはやナローバンドには戻れない使い方をしていることに気がつく。ちなみに新聞1日分の文字情報量は700K〜1メガバイト程度である。私は毎日、新聞約1年分のデータを扱っている計算になる。

誤解されそうなので断っておくと私はP2Pファイル交換ソフトは使っていない。多くは一般のWebからのソフトやデータのダウンロードである。流量が特別に多い日があるのは主に家庭内、社内のファイルサーバとのやりとりがあった日だ。デジカメの画像やビデオ撮影した映像を、ファイルサーバにコピーしたりすれば数百メガバイトのトラフィックが発生するからだ。

バイト数だけでは分からない部分もあるが、流量を数字として出してみるという実験は面白かった。会社組織で行えばシステム管理者にとって有益なデータになる。どうやら私の場合には高速LAN、高速無線LANへのアップグレードがある程度効果を持ちそうだと結論。導入を検討してみよう。

・マウスの走行距離で旅行気分
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002184.html

・「作業時間計測ツール」でコストを意識する
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002581.html

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2005年02月11日

P2P匿名プロクシサーバのTor

ある意味、恐ろしい破壊的技術。

・Tor: An anonymous Internet communication system
http://tor.eff.org/
download_tor.png

TorはSOCKSプロトコル上でP2P分散ネットワークを構築する。

SOCKSとは、コンピュータとインターネットの間の通信を実現する標準技術。内側と外側のゲートであり、Webやメールなどほとんどのインターネット通信はこのSOCKSを介して実現される。Torは、このゲート部分を匿名化してしまう。

TorユーザのPCは自動的に分散ネットワーク上の代理サーバの1台として参加する。世界中の誰かのインターネット通信を自分のPCで代理してあげる代わりに、自分も誰かのPC経由でWebを閲覧したり、メールを読むことになる。

もちろん通信内容は暗号化されている。代理中の通信内容を見ることは困難である。経路も多重化、暗号化されている。何台ものサーバを経由して通信を実現するが、直接知ることができるのはランダムに選ばれる前後のサーバの情報の僅かな断片である。誰が何をしているのかは、ユーザには分からない。

torhtw4.png
早速、使ってみる。ソフトウェアをインストールするとTorのネットワークに登録される。

torcapture01.jpg

次にMSIEの[インターネットオプション]→[LANネットワーク]→[プロクシの設定]
で、SOCKSサーバとしてlocalhost(自分のPC)、ポート番号に9050を指定する。(あるいはHTTPプロクシとして8118を指定してもよい)

torcapture02.jpg

これで、WebブラウザーはTor分散ネットワーク経由でサーバにアクセスするようになる。テストではレスポンスは良好で遅延は気にならなかった。それでは自分のWebアクセスが誰のサーバ経由で実現されているかを診断サイトにアクセスすることで、チェックしてみる。

・診断くん
http://taruo.net/e/
このページにアクセスすると、接続したPCのプロフィールが表示される。

すると、通常は自分の利用プロバイダのサーバが表示されるはずの、REMOTE_HOST項目が、今回はハーバード大学内のサーバになっていた。たまたまハーバードの学生がTorを使っているのだろう。この学生は私の代理をしたことは知らない。その前に何台もの匿名中継者がいるからだ。診断ページを再読み込みをすると、また別のサーバ名が表示された。これで匿名でWebの閲覧が可能になった。

ざっと仕組みは上記のとおりだが、仕組みを簡略化するために、ひとつ嘘を書いている。Torにはクライアントモードとサーバモードがある。普通にインストールして起動する限りはクライアントモードでしか動作しない。クライアントモードのユーザは、サーバモードのPCを中継に使うだけで、誰かの通信を代理することはしないのだ。

サーバモードのユーザは匿名サーバ(Web、メール、IRCなどのインターネットサーバ)を公開することもできるので情報発信も匿名化が可能になる。Hidden Serviceという機能を使うと、Torユーザだけが閲覧できる.onionという独自名前空間のサーバも構築できる。インターネットの上に、もうひとつの匿名インターネットを作ったとも言える。

これはシステム管理者にとっては怖い技術だ。

ユーザにとっては個人情報の漏洩がなくなるメリットがある。チャットをしていて漏洩したIPアドレスから身元を特定されてストーカー事件に発展してしまう、だとか、会社で掲示板に書き込みをしたのがばれて解雇された、みたいなことは防げるかもしれない。

Torのサイトでは、正当な使い方として言論統制のある国からのジャーナリストの情報発信支援などが想定されている。まっとうな使い方がされれば良いのだが...。


・Privoxy - Home Page
http://www.privoxy.org/
Torの匿名化を強化するためにこのソフトも併用するとよい。DNS問い合わせによる情報漏えいも防ぐことができる。

・Tor - Win32 サービス対応版
http://foxmask.ddo.jp/tor/
Windowsサービスとしてインストールできるバージョンを独自コンパイルしている人がいる。

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2005年02月10日

クリップボード履歴を保存・編集するCLCL

・CLCL
http://www.nakka.com/soft/clcl/
clcl01.jpg

これは便利だ。

CLCLはクリップボードの履歴を保存し、最近コピー・切り取り処理を行ったデータを、自在に呼び出せるユーティリティ。タスクトレイに常駐しユーザの操作をモニターする。ユーザがコピー・切り取り操作をするたびに、CLCLはデータをリストに追加していく。取り込む内容はテキストでも画像でも実行ファイルでも良い。

clcl02.jpg

こうして取り込んだ履歴データをユーザは再利用できる。一覧の中から選択したデータをクリップボードへ取り込むことができる。必要ならば「登録データ」として長期保存できる。メールでよく書く定型文や、Webフォームでよく入力を求められることが多い氏名、住所、電話番号などを登録データに入れておくと、すぐ呼び出せて便利だ。

主な機能:

・複数のクリップボード形式に対応
・よく使う定型文などを階層化して登録可能
・ホットキーで表示するメニューを自由にカスタマイズ
・メニューで選択した履歴や登録アイテムを編集中のエディタに自動貼り付け
・メニューにビットマップを縮小表示
・メニューにツールチップを表示
・履歴に残す形式や保存する形式を設定可能
・履歴を取るウィンドウ、取らないウィンドウを設定可能
・ウィンドウ毎の貼り付けキーを設定可能
・履歴は終了時に自動保存され、次回起動時に復元
・履歴に残す最大件数の制限は無し
・エクスプローラ風のビューアで履歴や登録アイテムを表示・編集

そして、プラグインを追加することで機能を拡張が可能。既にたくさんのプラグインが公開されている。

特に個人的に便利を感じたのは、これ。

tool_text Ver 0.0.2
 日時変換
 小文字に変換、大文字に変換
 SJISからJISに変換、JISからSJISに変換
 SJISからEUCに変換、EUCからSJISに変換
 引用、引用解除
 テキスト整形
 テキストの挟み込み
 改行の除去
 テキストの連結
 テキスト編集

原稿や長文のメールの整形、文字コードの統一、テキストの連結など、ライター、プログラマ向けの便利な機能がまとめられている。UNIX端末にTELNETやSSHでコンソールログインするエンジニアは、よく使うパスだとかコマンドオプションを登録しておくと生産性が倍増する。

他にも画像処理や履歴検索のプラグインもあり、日々のデスクトップ作業効率が向上する。スタートアップに登録する定番ソフトがまたひとつ増えた。

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2005年02月03日

WebImager 画像をスクリーンキャプチャしてWEBに簡単&楽々アップロード

・WebImager
http://phpspot.net/php/pgwim.html
webimager01.JPG

先日、紹介したWebshotの作者さんから、また新しいソフトを開発しましたと教えていただいた。WebImagerは、デスクトップでキャプチャして、Webサーバにアップロードするという点ではコンセプトはほとんど同じだ。

今度は、今見ているWebページだけでなく、画面上のあらゆる領域を指定すると、切り取って画像化して、Webサーバに登録できる。ブラウザで表示している画像や、ローカルの画像ファイルを、右クリックや「送る」メニューから直接転送することも可能。とにかく、見たままを保存しておきたいとき、公開したいときに便利だ。

私も早速インストールしてみた。サーバを公開してみる。

・私の、PHP画像キャプチャ掲示板
http://glink.jp/webim/ibbs.php

なお、パスワードを共有すると、多人数で各自がクリップした画像をサーバに共有する使い方ができる。組織的な情報収集の方法として、面白い使い方に応用できそうだ。コメントを投稿できるので、Web制作の現場で画像を共有しながらデザインについて協議するグループウェアとしても活用できそう。

この作者さんはPHPのエディターも開発している。一人でやっているように見えるが、発想力、即効開発力、デザイン性、どれも洗練されていて、次回作が楽しみ。

・Webshotでスクリーンショット付の検索ディレクトリを簡単構築
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002908.html

・PHPのフリー開発環境 PHP Editor
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001550.html

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2005年01月29日

物書きに便利な単位変換ソフト M Changer

もぐ工房:M changerのページ
http://www6.plala.or.jp/daigoro/software/mchanger.html
mchangercap01.JPG

・あなたの身長は何インチですか?
・あなたの体重は何ポンドでしょう?
・20マイルって何メートル?
・5ヤードって何センチ?
・華氏451度って摂氏何度だっけ?
・大正5年って西暦で何年?
・一世紀とは何時間?
・1234年の元号は?
・広さ1町って何平方メートル?
・キロ、メガ、ギガの次はテラ、ペタだけどその次は?
・100貫デブとかいうけど何キロのこと?

これ全部にちゃんと答えるのは難しい。

M Changerは単位変換ツールで、任意の単位同士の変換ができる。対応している単位の種類がとても多い。

対応している単位:
長さ、面積、体積・容積、質量、時間、加速度、速さ、出力・仕事率、エネルギー・熱量・仕事、圧力、力・重量、周波数・回転数、角度、温度、比・割合・濃度、年号、数、接頭辞(Prefix)、2進接頭辞

滅多にお目にかからない珍しい単位もある。

たとえば、

清浄 (せいじょう)
虚空 (こくう)
六徳 (りっとく)
刹那 (せつな)
弾指 (だんし)
瞬息 (しゅんそく)
須臾 (しゅゆ)
逡巡 (しゅんじゅん)
糢糊 (もこ)

恒河沙 (こうがしゃ)
阿僧祇 (あそうぎ)
那由他 (なゆた)
不可思議 (ふかしぎ)
無量大数 (むりょうたいすう)

これは何か分かるだろうか。とても小さな数字ととても大きな数字の名前である。

物書きにとって役立つ単位が多数、登録されているのが嬉しい。

面積や高さを「東京ドーム20個分に相当します」だとか「東京タワーを60本重ねた高さ」のように変換できる。説明文章を書くときに便利だ。面積では東京ドーム、大阪ドーム、ナゴヤドーム、甲子園球場、大阪城公園、琵琶湖、日本、長さでは、東京タワー、通天閣、エッフェル塔、新幹線などが登録されている。

機能としても、

・1対1の「通常変換」と、1対多の「一括変換」の2種類の変換方法
・2 〜 36進数での基数変換
・クリップボードから値の貼り付け・クリップボードへ変換結果を出力する機能
・数値入力の際、接頭辞付きの入力 (ex. 45k) が可能

などとよく考えられて作られている。

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2005年01月28日

Webのニュースを合成音声ファイル化する楽SpeechS

iPodにWebからダウンロードしたネットラジオ録音をiPodで聴く日が多くなった。

日本でもPodCasting流行の兆しを感じる。

・今年のベストバイはiPod、そしてPodCastingの魅力
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002734.html

ブログのように個人の情報発信手段として、PodCastingが広く流行するには、音声コンテンツを普通の人が簡単に作れるようにならないといけない。だが、いざやってみると慣れない音声録音は結構大変だ。プロのラジオDJのようには話せない。

そこでテキストを合成音声で読み上げ録音するという方法が思い浮かぶ。

テキスト=音声変ツール楽SpeechSはフリーソフト。別途マイクロソフトの日本語音声合成ライブラリ(無償)をインストールする必要があるが、日本語の音声ファイルを簡単に作成できる。

・楽SpeechS(Windows95/98/Me/画像&サウンド)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se306183.html
rakuspeechs01.JPG

・Free's (フリーズ) - 自作ソフト
http://frees.maxs.jp/index/modules/mydownloads/

このソフトを使ってできたのがこれ。

サンプル:
Download file

私はWebのニュースを楽SpeechSで音声ファイル化して電車で聴いている。○○白書とか、施政方針とか、PCの前だと飽きてしまってまともに読まない内容も、社内で目をつぶって聞いていると無理やり頭に入ってくる。次はRSSから記事本文を取得して、自動でiTunes、iPod同期が取れるようにしてみたい。

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2005年01月25日

Web自動ログインを実現するAutol

毎回IDとパスワードの入力による、ログイン作業が必要なサービスは、内容がよくても縁遠くなりがちである。このAutolを使うと、ログインが必要なサイトも入力レスで、ログインすることができる。類似したものにフォーム自動入力支援ツールがあるが、大抵は確認や選択の必要がある。Autolは、それよりも簡単である。

・Autol
http://park15.wakwak.com/~n_i/xm/
autol01.JPG

まず、ログインしたいページのURLを入力し受信ボタンをおす。すると、IDやPassなど入力すべき項目がリストアップされる。項目を入力すると、まさにログインページに項目を埋めて送信を押した状態のHTMLを生成してくれる。あとは、このHTMLをブックマークに登録しておけば、ワンクリックでログインが可能になる。

HTMLにそのまま記録が残るのは危険もあるため、一応、パスワードの暗号化処理などは行うことができる。それでもオンラインバンキングなどの重要なサービスでこのツールを使うのは、絶対危険であろう。あくまでお気軽、お遊び系のサービスに限定だが、私にとってはかなり便利である。

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2005年01月24日

Webshotでスクリーンショット付の検索ディレクトリを簡単構築

webshot
http://phpspot.net/php/webshot/
bc219e9b4b098f2b0672db3720ab94ae.jpg

Webブラウザー(MSIE)とサーバの連携で検索ディレクトリを構築していくユニークなコンセプト。このソフトを試してみたくて個人でレンタルサーバを借りてしまった。インストールしてみた。とても満足。画期的。

MSIEのプラグイン部分とサーバサイドのWebアプリケーション部分があるので、動作環境として自前サーバ環境(PHPとMySQLが動く)が必要となる。

インストールするとMSIEにサイト登録ボタンが表示される。

webshot02.JPG

このボタンをクリックすると、現在表示中のページのスクリーンショットが撮影され、確認するとディレクトリサーバに、画像とURL、タイトル(自動取得)と説明文が登録される。

webshot01.JPG

登録されたページは未分類カテゴリに追加されていくので、サーバ側で任意の分類に変更する。するとビジュアルなWebディレクトリが構築されていく。後からのカテゴリ変更も可能なので、とにかく気になるサイトはガンガン登録していけばよい。

たとえば私の作ったディレクトリはこんな感じである。

・私のWSHOTディレクトリサンプル
http://glink.jp/webshot/webshot.php

なお、新着登録サイトの画像をJavaScriptでブログに貼り付けることもできる。

以下が貼り付けサンプル。一般的にはサイドバーに張るのがいいだろう。

WEBSHOT
検索カテゴリ型サムネイル-リンク集

PHPスクリプト by phpspot

このように手軽にリッチなWebディレクトリが構築できる。ビジュアルブックマークは一目瞭然のわかりやすさで、自分のみで使うにしても、魅力的である。リモートとローカルをうまく組み合わせた、素晴らしいソフトだと思う。しばらく、これでディレクトリを充実させてみよう。

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2005年01月23日

オフィス文書のWeb公開に最適な:いきなりPDF FlashPaper

いきなりPDF FlashPaper
B0006U8N5S.09.MZZZZZZZ.jpg

文句なく便利。定番ツールになりそう。

ワード、エクセル、パワーポイントなど印刷可能な文書をWebで閲覧しやすいFlashPaper形式に変換するソフト。さらに、あらゆるファイルのPDF変換とパスワード認証機能付加にも対応している。FlashPaperとはマクロメディアのデジタル文書の新規格で、Web上で拡大縮小が簡単に行えるFlashアプレットのこと。本来はマクロメディアの制作環境Macromedia Contribute 3に付属する機能だった。

・Macromedia - FlashPaper 2
http://www.macromedia.com/jp/software/flashpaper/

いきなりPDF FlashPaperはソースネクストが正式にマクロメディアのライセンスを受けて、このFlashPaper機能を単独ツールにしたもの。ウィンドウに変換したいファイルをドラッグアンドドロップするだけの簡単操作で変換が可能。MSオフィスとの統合設定を行うと、ワードやエクセルなどのメニューにボタンが表示され、クリック一発で編集中の文書を、Flash、PDF化が可能。

プレゼン資料をWeb公開したり、編集されたくないファイルをメールで送ったりする際に
重宝しそうだ。

実際のパワーポイントを変換してWebに埋め込んだのが下の例。ブログの生態系分類とこのブログで過去に行ったアンケート調査の結果グラフでサンプルを作ってみた。細かい文字も、拡大機能で読み取れるし、文字列の検索や印刷もできる。




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2005年01月15日

複数の画像を一枚の巨大画像に詰め込む 画像詰め込みEXE

画像詰め込みEXE
http://comet.endless.ne.jp/users/tuno/soft01.html
tumekomi03.JPG

本来の用途が何なのか分からないが、使い方によってはとても効果的なプレゼン、発想支援ツールになるソフトを発見。

画像詰め込みEXEは指定したフォルダ以下の画像の大きさを自動判定しながら、可能な限り多数の画像を詰め込むレイアウトを探して、一枚の巨大画像として出力してくれるソフトウェア。

私のブログで最近使った画像のフォルダを対象に1600×1400の大きさで詰め込んでみた。書籍の表紙イメージやアプリケーションの動作画面など。

・クリックすると実物大へ拡大

自分が何らかの作業で使った画像や写真が一覧できると、いろいろなことを思い出す。記憶が掘り起こされ、類似した要素がつながりを見せ、発想が広がってくる。ハードディスク上の画像を週単位で詰め込んで”今週の画像”として保存していったら、情報密度の濃い記録になりそうだ。

もっと真面目な用途としては、Web制作の際に使うデザイン素材の候補一覧を作って詰め込み画像をつくり、結果を画面や紙に出力して、皆で眺めながら選ぶのにも使えそうだ。小さな素材をひとつひとつ見るよりも、一覧で比較やバランスを確認できるので実用的だろう。

毎月、買ったものの画像を集めておいて詰め込み画像化するのもいいかもしれない。1年分を合体させれば、自分の関心やお金の使い方の把握ができる。

まだまだ詰め込み画像はアイデア次第で使えそう。このツールは面白さ先行なので、本末転倒のようだが、用途を探そう。

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2005年01月14日

Webページを任意の倍率で拡大縮小するルーペ「大好き」

大好き (D@isuk1)
http://members.jcom.home.ne.jp/dvsoft/
daisukicap03.JPG

Internet Explorerのツールバーとして動作する表示倍率変更ソフト。

たとえばYAHOO!JAPANのサイトは通常このように表示されているが、

daisukicap01.JPG

倍率を高めると次のように表示される。

daisukicap05.JPG

逆に倍率を最小まで下げてみると縮小もできる。

daisukicap04.JPG

文字や絵が小さくて見えないときに、このツールが活躍する。最大・最小の倍率や表示レイアウトは設定で変更が可能。標準倍率に戻すにはツールバーをダブルクリックすれば良い。

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2005年01月09日

キーワードの入ったメールだけをデスクトップに表示するメールdeメモ

キーワードの入ったメールだけをデスクトップに表示するメールdeメモ

メールチェックをすべきかどうか、それが問題だ、という状況はよくある。

気の向かない急ぎの仕事をしているときは、「もしかして担当者から連絡がきているのでは?」を口実にメールソフトをチェックしてしまうことが多い。これが大抵、間違いで無関係なメールを読んで時間を無駄に費やしてしまったりする。

直近の仕事に関係するメールがきているかどうかだけをチェックできたらいいのに。

そんなありがちな状況を解決するエージェントがメールdeメモ。

・メールdeメモ
http://members.jcom.home.ne.jp/elzeard/soft/mailmemo/mailmemo.htm
maildememo02.jpg

メールdeメモはユーザに代わって自動的にメールを受信する。内容の表示はしない。件名が登録キーワードで始まっているものが、受信したメールに見つかれば、デスクトップにタイトルだけを付箋紙のように表示する。

逆にメモのデータベースとして使うこともできる。例えばアイデアを思いついたときに携帯から自分にキーワード入りのタイトルでメールしておけば、会社のPCのデスクトップで確認することができる。

maildememo01.jpg


メモを直接書く機能やカレンダー表示機能、簡易スケジューラ機能、検索つき日記記録機能も付属している。日付入りのメモやカレンダーに登録された情報は当日になるとデスクトップに表示される。

このソフトは常駐せず、Windowsの壁紙に情報を書き込むだけの軽いソフトなのも使いやすい。

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2005年01月08日

デスクトップものさし「測ルンです」は地図サイトで便利

デスクトップメジャー『測ルンです』
http://onegland.hp.infoseek.co.jp/help-h/help.htm
hakarundesu02.JPG

便利なデジタル地図をさらに便利にするデスクトップものさしソフト。デスクトップ上の二つの点を指定すると距離を表示する。2点間の直線距離だけでなく複数の点をつなげて経路全体の距離を計算する機能もある。測定単位はピクセル・ミリ・ポイント・インチ・Twip(VisualBasicユーザ用)・尺度。目測に便利な方眼線も単位毎に3段階のサイズで引く機能もある。

画面上で見ているものの大きさが何センチ、何ドットなのか知りたい場合に使うツールだが、日常的にはコンピュータで地図を見るときにも、たいへん便利だ。

例えば地図サービス、マピオンのオンライン地図上で、このソフトを使って2点間の距離をメートルで出せる。やり方は簡単で、地図とツールの尺度をあわせてから測ればよい。

hakarundesu01.JPG

しかも、その距離の、徒歩、自転車、自動車、任意の移動速度による所要時間まで教えてくれる。

hakarundesu03.JPG

連続測定で直線をつなげて測れば、歩いたら何分くらいかな?がすぐ解決する。

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2005年01月07日

フォルダ階層でファイルの一覧を作成するWinTree

フォルダ階層でファイルの一覧を作成するツール。

・WinTree のダウンロードページ http://www.hs-jp.com/aska/wintree/
ソフトウェアの配布、開発物の納品、バックアップ等の際に、ファイル情報一覧をつけられると気が利いている。WinTreeは指定したディレクトリ以下のフォルダとファイル情報を読み取って、見やすいテキスト(あるいはHTML)として出力してくれるフリーソフト。 使い方は簡単で対象フォルダを指定して実行ボタンをおすだけ。

wintree01.JPG

wintree02.JPG

表示項目の設定の設定

wintree03.JPG
表示形式の設定

wintree04.JPG
その他の詳細設定。

すると、以下のようなテキストやHTMLが出力される。

テキストの出力イメージ。



出力をHTMLに設定すると以下のようになる。

HTMLの出力イメージ

以前紹介したFilistryよりシンプルでビジネス用とに向いていそうだ。

・ファイル索引ページの自動生成ツール Filistry http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002391.html
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2004年12月22日

映像ファイルを携帯、PSPで再生する形式へ変換する

・携帯動画変換君
http://www.nurs.or.jp/~calcium/3gpp/

録画したテレビやDVD、ダウンロードした映像などを携帯及びPSPで見る形式に変換するフリーソフト。高度な編集機能はないが、非常によくできている。映像だけでなくMP3音楽にも対応していて、着モーションの形式にも出力可能。

まず設定で機種を選ぶ。

keitaidogakun02.JPG

そして映像ファイルをドラッグアンドドロップするだけの簡単操作。多くのビデオファイル形式に対応している(Real形式は不可)。

keitaidogakun01.JPG

3GP形式の変換ソフトはまだ数が少ないため貴重な存在。なお、動作にはQuickTime for Windows 6.5以上のインストールが必要。

一ヶ月前に商用製品「ケータイムービーメーカー」をこのブログで紹介したが、単純に変換したいだけであれば、携帯動画変換君の方が高速で安定しているようだ。

・Passion For The Future: 携帯電話のビデオ3GP編集 ケータイムービーメーカー
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002527.html

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2004年12月18日

新しい音楽視聴スタイル Friejyu

Friejyu
http://www.frieve.com/friejyu/index.html
friejyu100.jpg

ちょっと感動。まったく新しい音楽視聴スタイルの提案。

Friejyuを起動すると、Web上に公開されたMP3ファイルがランダムに検索され、見つかった順にストリーム再生で演奏が始まる。ちょっと聴いて気に入らなければ次の曲へ飛ばす。気に入って全部聴いた曲は自動的に楽曲フォルダにダウンロードされる。

ユーザは次々に演奏される曲を、飛ばすか、聴くかを繰り返していれば、好みの楽曲MP3ファイルだけがフォルダに蓄積されていく仕組み。WAV、Mpeg、MIDI形式のファイルにも対応。

もはや聴きたい曲を探してクリックするとか、ダウンロードするという手間が一切不要になる。また楽曲再生中はそのファイルを公開しているWebページが表示される。大抵は作者のサイトなので、曲紹介を読んだり、掲示板に感想を書き込んだりすることができる。
またFiejyuユーザによる再生回数ランキングが公開されている。演奏中の曲の順位もアプリケーション内で確認できる。

・再生回数ランキング
http://www.frieve.com/friejyu/rank.fws?list&mp3

アーティストはFriejyu自体に自作の曲をアップロードし、検索対象に加えてもらうこともできる。

やってみるとこれが結構面白い。MP3ファイルが蓄積されていくフォルダはiPodなど携帯音楽プレイヤーへ同期させれば、外出中も楽しめる。

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2004年12月10日

デザイン、機能性が抜群のランチャソフトSKLaunch

・SKLaunch
http://hp.vector.co.jp/authors/VA030448/ramtools/sklaunch.html
skl_pre.gif

これはとても気に入った!デスクトップの定番になりそう。

SKLaunchはよく使うアプリケーションを、キーボード操作で簡単に呼び出すランチャソフト。動作のインタフェースのかっこよさもさることながら、機能性も十分にある。

まずインストールしたらアプリケーションのグループを作成する。私の場合はもともとデスクトップに「文書作成」、「マルチメディア」、「ネットワーク」、「各種ツール」と4つのフォルダを作って、よく使うソフトのショートカットを整理していたので、そのまま4つのグループを作成した。

ランチャーを起動、常駐させたら、呼び出しキー「Alt」+「Space」でグループ表示させる。まず登場の仕方が未来的でかっこいい。プレゼンテーション時にさっと呼び出せば、、デスクトップ操作自体がちょっとした見せ場になるだろう。

sklaunch.JPG

たとえば私の文書作成グループはこんなイメージになる。カーソルの↑↓を押すとグループを変更する。カーソルの←→で、起動したいアプリを選ぶこともできるし、Wを押せばWord、Eを押せばExcelといった具合に頭文字で直接指定も可能。美麗なインタフェースだが、目をつぶってでも操作が可能なのがすばらしいと思う。

SKLaunchに登録したグループは、逆にショートカットアイコンとしてエクスポートできる。もともと使っていたソフトの分類フォルダの追加変更もSKLaunchから可能になっている。カスタマイズも多彩で、呼び出しキーの変更(デスクトップのダブルクリックに割り当ても可能)、アニメーションやメッセージの変更にも対応する。

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2004年12月04日

ウィンドウのサイズを任意の大きさに変更

・Windowサイズ!
http://www33.ocn.ne.jp/~marin/mysoft2.html#WINSIZE
windowssize01.JPG

Webやアプリケーションを制作している時に、このページは800×600の小さな画面で表示したらどう見えるだろうか?と気になることがある。私のメインマシンのノートPCはSVGA+(1400×1050)なので、小さなウィンドウを体験するにはディスプレイの解像度をコントロールパネルで変更するなど手間がかかっていた。

このソフトウェアはウィンドウのサイズを任意のサイズに変更するソフト。120×60/256×256/320×240/640×480/800×600/1,024×768/1,280×1,024というよく使われるサイズはリストから選択することもできる。

ウィンドウの位置も設定できる。センタリングを選んでおけば、デスクトップの中央にウィンドウを表示させることができる。アプリケーションのスクリーンショットを撮影したいときに重宝する。

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2004年12月03日

Webを連続キャプチャして画像化するWebSwoon

非常に単純なのだけれど便利なツール。

WebSwoon - The web photographer
http://www.intellitamper.com/webswoon/
webswoon_capture1.jpg


http://www.google.com/
http://www.yahoo.com/
http://www.altavista.com/

とWebのURLを並べたテキストファイルを用意しておくと、WebSwoonは自動的にURLを表示して、画像として保存してくれる。100とか200のWebサイトのイメージをプレゼンしたい場合に、作業を圧倒的に効率化できる。人によっては一生使わないのであろうが、編集者など必要な人にとっては目に涙の感謝ツール。

同種のツールは他にもあったが、WebSwoonは設定が細かく、気が利いている。

たとえば、

・表示サイズの設定
・保存ファイル名を自在に設定できる。
 連番、日時、サーバ名、画像ファイルの種類名などを組み合わせてファイル保存できる・遅延時間の設定
 Web読み込み後、何秒待ってからキャプチャと遅延時間を設定でき、ムービーなどに対応する
・接続タイムアウトの遅延時間を設定できるので遅いサーバにも対応できる
・既に同名のファイルがある場合、ファイルスタンプと見比べて一定時間を経過していたら上書きする設定ができる
・実行前にすべての画像ファイルを削除することもできる
・スクロールバーを消してキャプチャできる

といった、いつもこの作業をする人にはおなじみの各種問題を解決できる。

これさえあれば今年の例の作業は無敵だぞっと(まだ秘密)


・Passion For The Future: キャプチャツール:キャプラとCaptureStaffLight
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002447.html
・Passion For The Future: Spidering hacks―ウェブ情報ラクラク取得テクニック101選http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001712.html
Passion For The Future: デスクトップ操作を録画してFlashプレゼンムービーに変換するWink
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002531.html

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2004年11月27日

「作業時間計測ツール」でコストを意識する

会議×会議の優勝アイデアは会議のコストを机の上に表示する「コストメーター」だった。作業効率を考えるときに、何にどのくらい時間(=コスト)がかかっているのかを計算するのは参考になる。

どうやって作業時間を計測するかなのだが、こんなツールを発見した。

作業時間計測ツール
http://www.bzwind.com/users/ntak/wtimer.html
jikankeisoku01.JPG

起動するとデスクトップの端に常駐し、普段は姿を隠している。カーソルを画面端に移動させると時間計測ツールのウィンドウが現れる。あらかじめ設定した作業項目のうち、今、取り掛かっているものをオンにすると計測が開始される。作業が一段落するたびに、呼び出す。

作業内容についてのメモを残せるので、次回のためのメモをこのツール上に残しても便利そうだ。月別や作業別の集計機能もよくできている。早速、使い始めることにしよう。

先日、マウスの操作ログを記録するmodometerを使って自分のデスクトップ操作を分析してみたところ、かなり有意義な情報が得られた。時間計測ツールではどんな分析ができるだろうか。

・580メートル 私の1日のマウス移動距離の平均
http://www.adnec.com/blog/archives/2004_11_10_095301.html

Passion For The Future: マウスの走行距離で旅行気分 modometer
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002184.html

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2004年11月22日

携帯電話のビデオ3GP編集 ケータイムービーメーカー

携帯電話のビデオ3GP編集 ケータイムービーメーカー
B0006B0BI4.09.MZZZZZZZ.jpg

・ソースネクスト・ドットコム/製品情報/携快電話 ケータイムービーメーカー
http://www.sourcenext.com/products/keikai_mm/

FOMA、auなどで採用されている映像フォーマット3GPをサポートする携帯用ビデオ編集ソフト。1980円。ケータイで映像メモをよく撮影するようになったが、3GP形式は対応する編集ソフトが少ないため困っていた。

このソフトを使えばWebでダウンロードしたゲームのデモムービーだとかテレビ番組の録画ビデオを携帯で再生が可能になる。静止画を音声付スライドショーのビデオにすることもできる。私は好きなミュージッククリップビデオを携帯で持ち歩いたりしている。

P900ivのようなテレビ出力機能のある携帯電話なら、ビジネスプレゼンテーションを携帯ビデオに変換して持ち歩ける。テレビのある場所でならどこでもプレゼンが可能になる。
編集機能が充実しており、

【エフェクト】
残像、水中、拡大、炎、魚眼レンズなど28種類
【トランジション】
ブラインド、サークル、フェード、スパイラルなど23種類
【カット】
ムービーの不要な部分を削除できます。
【フレーム】
正月、祭り、クリスマス、海など28種類
【音声】
カンフー、和風、スポコン風など15種類
【効果音】
ファンファーレ、犬の鳴き声、拍手、キラキラなど38種類

といったエフェクトを加えたり、音声を入れ替えたり、フレームで飾ったりすることができる。また素材はビデオだけでなく静止画も使えて、スライドショームービーを作成することも可能。

・アップル - MPEG-4 - 3GPP
http://www.apple.com/jp/mpeg4/3gpp/
3GPはアップル社の規格。オフィシャルな技術概要。

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2004年11月20日

情報を暗号化、隠蔽して保護するFolderLock

Folder Lock - Folder Lock Software Free Download
http://www.newsoftwares.net/folderlock/
snap_folderlock1.gif

指定したフォルダやファイルを暗号化し存在自体を隠すことで、パスワードを知らない人にはアクセスできなくするソフトウェア。

最近、Googleのデスクトップ検索ツールが、同じPCの他のユーザのディスク領域や秘密にしておきたい情報まで検索対象に入ってしまうことが問題にされていた。

ITmediaニュース:Googleのデスクトップ検索はプライバシーを脅かす?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0410/20/news019.html

「多くの人にとって気がかりなのは、このツールがオンラインバンキングや証券取引など、再び閲覧されないはずのWebページや、前のユーザーがそのコンピュータで送受信したWebメールをよみがえらせることができるという点だ。」

類似ソフト多数の中でこのソフトの特徴は、カーネルレベル、エクスプローラやリアルDOSモードレベルでの暗号化、保護ができるということ。外付ハードディスクやメモリースティック、CDR、USBメモリ上のファイルも保護にも対応している。

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2004年11月19日

動作プロセスの正体を見破るSlightTaskManager

SlightTaskManager
http://uechoco.s14.xrea.com/download/stm.html
slighttask01.JPG

セキュリティソフトを導入しているにしても、おかしなプログラムが背後で動作していないかをチェックしたくなる今日この頃。Windows標準のタスクマネージャでプロセス一覧は確認できるが、詳細な情報はよくわからなかった。

このSlightTaskManagerは動作中のプロセスの、実行プログラムについて詳細な情報が得られる。起動中のプログラムの存在するフォルダを開いて確認することもできる。プロセスを終了させたり、優先度を変更することもできる。

slighttask02.JPG

ウィルス、ワーム、スパイウェアは専用のツールで大部分の発見が可能だが、それ以外のウィンドウを持たないプログラムは発見が面倒である。このツールで動作を重くしているプログラムをみつけて快適環境を維持することができそう。

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2004年11月16日

デスクトップ操作を録画してFlashプレゼンムービーに変換するWink

Wink
http://www.debugmode.com/wink/
winkcap01.jpg

エクセレント!使わない理由が思い浮かばない。

WinkはWindowsのアプリケーション操作をキャプチャしFlashムービーに変換するフリーソフト。先日の無敵会議で取り上げた「劇場版 ディスプレイキャプチャー あれ」や「Click! レコーダー」と同種のアプリケーションだが、Flashで出力という点が、トレンドを押さえていて効果的である。

使い方は簡単で、最初にキャプチャ領域またはウィンドウを選択する。次にアプリケーションを操作しながらプレゼンしたい画面状態のときにPauseボタンを押す。例えば何かクリックしたり、オブジェクトを配置したり、メニューを選ぶところでPauseを押せばいい。キャプチャした前後の画面推移やカーソルの動きが記録され、操作説明に必要な部分だけが記録されたムービーが完成してしまう。

後から、前後へ進めるボタンや自動で次へ進む秒数、テキストによるフキダシ説明をつけるなどの編集も可能。デスクトップをただビデオ録画するだけの何倍もの威力がありそう。

早速先日のアプリケーションで実演してみる。

Passion For The Future: ネットワーク図を作成するフリーソフト Network Notepad
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002504.html

これの操作を説明するムービーを作成してみた。所要時間10分で以下のようなムービーが完成。

winkmovie02.JPG

デモ開始は上記画像をクリック。Nextで開始します。

使ってみようかなと思わせるソフトウェアのシズル感を演出するのに、このソフトは一役買ってくれそう。ソフトウェア作者におすすめの一本。

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2004年11月13日

ブログ内の数字をグラフ化する無料ツールBlogMeter

・集計ブログ簡単作成 − BLOG Meter −
http://blogmeter.jp/

ブログ周辺ツールもいろいろあるけれど国内発のユニークなものを発見。BLOG Meterは自分のブログ記事内の数字を、ロボットが毎日、自動的に収集してグラフ化してくれる無料サービス。

blogmeter01.JPG

例えば今日は何キロあるいただとか何回腕立てをしたとかブログに毎日書いておくと、その推移グラフが自動で描かれる。営業マンだったら訪問数や受注数をブログに書いておけば営業成績グラフができる。食べたもののカロリー数を書いておけば週や月単位のカロリー計算ができるだろうし、こどもの身長や体重を記録しておけば成長記録になる。

ロボットに数字を拾わせるには指定された形式で文章を記述しておく必要がある。例えばジョギングであれば

ジョギング距離【5】km

カロリーであれば、

カロリー【3200】kcal

といった具合。予め20パターン程度の形式が用意されているが、設定でその他を選べば自分で記述形式は選べるようだ。グラフはJavaScriptを使って自分のブログに貼り付けることもできる。

ブログは日記であると同時にメモであり、パーソナルな知識ベースであるから、そこに書いた数字を拾い上げて可視化するというのは便利そうである。愛用しているメモツールのChangelogにもグラフ作成機能はないが数値記録のオプションがある。

・私の ChangeLog メモ活用法 家計簿への応用
http://nais.to/~yto/doc/zb/0016.html#kakeibo

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2004年11月12日

ネットワーク図を作成するフリーソフト Network Notepad

・Network Notepad Homepage
http://www.networknotepad.com/
netnotepad00.png

とても便利。

PCやサーバ、ルータなどの関係をネットワーク図として簡単に作成できる。


まずライブラリから必要なアイコンを選んで配置し、配線リンクで結ぶ。配線の帯域の広さを選ぶとビジュアル的にも太い線で結ばれる。

netonotepad01.png

nplinkstyles.png

特に便利なのがオブジェクトプロパティ機能。各サーバやルータのアイコンに、IPアドレスなどの設定を保存することができる。

npfloater.png

PowerPointなどの一般プレゼンツールでは、ネットワーク図は書けても、こうした情報を管理するのは難しい。IPアドレスの一覧をテーブルとして一覧、管理できる。ネットワーク構成が変更になってもテーブル側で修正できる。

netnotepad03.png

hostsファイルからの設定読み込み機能やネットワークダイアグラム作成機能などもある。アイコンライブラリには任意の画像ファイルを追加できるので、ビジュアルにこだわった営業用プレゼンファイルもこれで作成できる。

npvpn.gif

ネットワーク管理資料や提案作成に大変使えるツールである。

なお、デフォルトでは文字化けしてしまうが、フォント設定を変更すれば日本語も使うことができる。

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2004年11月08日

お絵かき+掲示板+チャット+フォトアルバム+ブログ=NOTA

紙の作者の天才プログラマ洛西一周氏の最新作が、なんと形容したらよいか大変難しいが画期的なコミュニケーションツールのNOTA。すばらしいです。

NOTA(ノータ)へようこそ
http://rakusai.org/nota/
nscr01.png

現在はクローズドでモニターテスト期間ですが、ユミルリンク社のご好意で管理者アカウントをひとつ頂いてしまいました。以前より気になっていたので、何人かをお誘いして現在、試しています。

NOTAはFlashでマルチメディアなページを簡単作成するツールです。直感的にWebサイトを作れるのが魅力です。例えば手元のデジカメの写真を貼り付けて、ペンツールでお絵かきして、最後に文字を書く。ブラウザーだけでそれが完了します。追加ソフトのインストールが必要ありません。

早速、私も最近、携帯電話で撮影した写真を使って日記的なコンテンツを作成してみました。以下は編集はできない閲覧モードですが、興味のある方はどうぞ。まだまだ一部の機能しか使っていませんが、雰囲気は伝わるかなと思います。

・Passion For The NOTA
http://nota.ymir.jp/user2/daiya/

ブログよりも気楽に情報発信ができます。適当に落書きしてペタペタファイルを貼り付けていれば、なんとなく日記報告コンテンツができあがります。もちろん、NOTAページ同士や外部のページへのリンクもできますし、WordやExcelをページに添付することだって可能です。汎用Webサイト構築ツールとして使えそうです。

NOTAは、ただのWeb作成ツールではありません。編集者として同時ログインしている仲間と、ひとつのページをリアルタイムに共同編集したり、作成中のページ上でチャットをすることもできるのです。Webを共同作業空間として使うというイメージです。Wikiに近いものがあります。

完成したサイトはFlashで出力されますが、HTMLとして表示させることもできます。更新内容のRSSも出力されます。これひとつで、Web作成、コミュニケーションの様々なアプリを統合しています。NOTAはBlogでありWikiでありチャットでありファイル共有ツールなんですね。

一般向けサービスはまだ詳細が発表されていませんが、人気サービスになるのではないでしょうか。ブログでも敷居が高いというビギナーや、ビジュアルデザイン重視派のブロッガーは移行する人もいそうです。タブレット型PCとの相性もきっと抜群。

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2004年11月05日

簡単フォトレタッチ ピンぼけ・手ぶれレスキュー Ver.2

・ピンぼけ・手ぶれレスキュー Ver.2
http://www.nyanko-web.com/rescue/

メガピクセルの携帯に買い換えてから、とにかく日常的に写真を撮影するようになった。撮りかたかが悪いのか10枚に2,3枚がピンボケ、ぶれている。手ぶれやピントがあっていないなどの理由があるようだが、携帯の小さな液晶ではその場では確認できないから、後でPCで見てがっかりしてしまう。このがっかりをかなり救済してくれるのが「ピンぼけ・手ぶれレスキュー Ver.2」というシェアウェア。

pinboketebure01.JPG

パラメータを指定することもできるが、全自動補正のフィットフォーカスフィルター機能がいい。

「統計的手法で画像を解析してピンぼけと手ぶれを同時に補正します。なんとなく甘い画像や、軽いピンぼけ・手ぶれ画像を、面倒なパラメーター指定なしに自動補正し、実寸での鑑賞に耐える高品位な補正結果を得ることができます。 」

上のキャプチャでは噴水の水にフィットフォーカスフィルターを適用して水の粒をクリアにしてみた。

一般的なフォトレタッチソフトにも手ぶれ補正機能は用意されているが、このソフトはピンボケ、手ブぶれ補正に特化しているだけあって、フィルターが多彩で強力。適用前、適用後を並べて見ることができるので、初心者である私に分かりやすいのが気に入っている理由。

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2004年11月04日

クリップボードと右クリックを活用するZakuCopyとClipla

クリップボードと右クリックを上手に使うことはパソコンの作業効率向上の要だと思っている。初心者と中級者の違いはこの二つをマスターしているか、でだいたい見極められる気もしている。

以前、百式の田口氏とデスクトップに何を常駐させているかを話題にしたときに、一致したのがZakuCopy。ブラウザで今開いているページのタイトルとURLを、メールやテキストファイルへ右クリックから一発で貼り付けられる。シンプルなユーティリティだけれど、とにかくよく使う。アプリケーションの利用頻度としてはこれが一番高いかもしれないくらいだ。少々知識が必要だがカスタマイズが柔軟にできるのもいい。

・ZakuCopy
http://a-h.parfe.jp/zakucopy/zakucopy.html
zakucopy01.gif

これに優るソフトはないなと思っていたのだけれど、窓の杜でこんなクリップボードユーティリティを発見した。

・窓の杜 - 【NEWS】クリップボード履歴を追記型のテキストファイルとして保存できる「CliPla」
http://www.forest.impress.co.jp/article/2004/09/28/clipla.html

・CliPla(Windows95/98/Me/ユーティリティ)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se226716.html

ZakuCopyにない機能としては次のようなものが挙げられる。

●重複なら収集しない

  既に収集されているデータが取り込まれようとした場合に、
  そのデータを収集せずに無視します。
  全く同じデータでなければ効果が無い点に注意して下さい。


●逆順で書き込む

  保存や転送の際に逆順で書き込みます。
  更に分かり難く説明すると(を?)、古い→新しい順ではなく
  新しい→古い順になります。
  掲示板の収集などに使えるかも…と搭載してみました(^^)。


●階層付きで書き込む

  保存時に階層付きで出力します。
  この形式で保存されたテキストは、アウトラインプロセッサー
  等で階層付き(ツリー状)でインポート出来ます。
  現在の所「AUTLA(あうとら)」と「Nami2000」での読み込みを
  確認しています。

通常はZakuCopyで良いのだが、同一テーマで長時間、データを収集するような場合、上記の機能が大変便利である。また、階層つきテキストでアウトラインプロセッサーへ持ち込めるので、ネットサーフィンの結果をコラム文章の雛形にする場合にも使える。

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2004年11月03日

キャプチャツール:キャプラとCaptureStaffLight

nblogcap02.JPG

スクリーンショットを取るツール。

・『キャプラ』
http://homepage1.nifty.com/chappy/lib/libcawr.htm
capula01.JPG

このソフトは左にあるような、全部表示にはスクロールが必要な、タテに長いWebページのスクリーンショットも、クリック一発で簡単に撮影することができる。ウィンドウだけでなく、アクティブコントロール単位でのキャプチャにも対応しているので、下のようなMSIEのツールバーだけを撮ることも可能。

msietoolbarsc01.jpg

このほか、キャプチャ後に電子メールに添付して送信したり、クリップボードへ直接送るなどのオプションなど、ワークフローに応じた処理ができるのが魅力。もちろん画面サイズの拡大縮小なども可能で、出力ファイルも一般的な形式をサポートしている。

で、このキャプラは最近見つけて便利さに感心したが、私の長年の本命キャプチャツールはこちら。このブログをはじめプレゼン資料などほぼすべてのキャプチャはこれで行っている。もう2,3年は愛用していることになる。

・Capture STAFF - Light -(Windows95/98/Me/画像&サウンド)
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se119281.html
capturestaff01.JPG

3年位前に、短期間に数百枚のキャプチャを調査報告用に作らねばならないことがあった。そのとき通常のキャプチャツールでは一枚一枚保存しては、次を撮影するのが作業効率を悪くしていた。Capture STAFF - Light -は逐次保存の必要がなく、撮影するたびにファイルリストの末尾に追加されていく。好きなときに保存すればいい。ファイル名も連番を振ってくれる。キャプチャを数百枚撮るということは私の場合、良くあるため、このツールは定番となっている。キャプチャ方法やカスタマイズ方法も極めて多彩で細かくカスタマイズできる。簡単な画像処理機能もある。プロユースに向いているフリーソフト。

ただしこちらはキャプラのような縦長スクロールキャプチャ機能はない。ふたつのツールを使い分けると万全なキャプチャ環境ができる。

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2004年11月02日

軽量万能マルチメディアプレイヤーの定番Media PlayerClassic

・Microsoft Windows Media - Windows Media Player 10
http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/mp10/

最近、Windows Media Playerがバージョンアップした。かなりスリム化されたデザインが売りなのだが、まだ大きなアプリという印象は否めない。10に限らず最近のWindows Media Player(WMP)は動作が重い、画面サイズが大きい、多機能で操作性に難があるように感じている。関連づけなど設定も細かくできる分、ユーザが直感的にはわかりにくい。なにしろ本になるくらいだから。

Windows Media Playerの達人になる本
477751045X.09.MZZZZZZZ.jpg

そこへ、最近、このMediaPlayerClassicを知って以来、あらゆるマルチメディアファイルに関連づけて、これ以外使わなくなったというほどの優れもの。フリーソフト。

Media Player Classic 日本語版
http://edarapnug.hp.infoseek.co.jp/mpc_j/
wmp01.JPG

・SourceForge.net: Project Info - guliverkli 最新の英語版
http://sourceforge.net/projects/guliverkli/

MediaPlayerClassic(MPC)は一昔前のWMPを参考に内部プログラムをゼロから作り直したといわれる万能マルチメディア再生ソフト。MP3,WMV,MPEG,AVI,QuickTime,DVD,DIVX,Flashなど、日常目にするほとんどの形式のメディアをこれ一本で再生可能。しかも、WMPのように追加でコーデックをインストールする必要がない。

設定パネルもよく作られていて、面倒なファイルの関連づけは一発で完了する。QuickTimeやDVDにも対応しているため、メディアごとに別の再生アプリケーションが起動してしまうこともなくなる。

画面構成もシンプルでこれ以上削れないくらい絞り込んだオプションだけがある印象。MP3はiTunesに関連づけ、その他はすべてMPCで再生させるようにするのが私のオススメ設定。

シンプルで無駄のないつくりだが、現状まだ未完成?のウェブインタフェース機能は気になる。オプションパネルでこの機能をチェックするとMPCに内蔵されたWebサーバが起動し、ブラウザーからMPCを操作することができるようになる。まだ開発中の機能であるが、野心的な試みでどうなるのかが楽しみ。ただあまり肥大化させないでほしい。

MPCは機能を絞り込むことで価値にした。Microsoft系の大物ソフトウェアを軽量化するというのは、オンラインソフトの方向性としてひとつのジャンルを築けるかもしれないと感じた。Word Lite、Excel Lite、PowerPoint LiteなどLite版って他にも需要があるのではないだろうか。

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2004年10月30日

実用的なプレゼンテーションタイマー Pt

Pt
http://my.reset.jp/~triton/Pt.htm
Pt03.png

まさに欲しかったソフトを発見。極めてシンプルながら完全に要件を満たしており、使いやすい。時間を指定して開始しておくと、時間表示とプログレスバーで、経過時間と配分が一目瞭然になるタイムマネジメントソフト。パワーポイントのプレゼンテーション、スピーチ、音声の録音、会議の打ち合わせなどに大変便利。

Pt06a.png

設定でビジュアルをカスタマイズできる。そのカスタマイズ内容が利用者ニーズをよく考えて作られているのに驚く。

Pt04b.png

・ウィンドウの透明化

ウィンドウの透明度を設定できるので、プロジェクター上で聴衆に気づかれない程度の微妙な薄さを選べば、自分だけが時間管理をすることができる。

・スモールプログレスバー表示

進行時間の配分表示を細い線だけで表示する。これも聴衆に気づかれにくい。逆に発表者の多いイベントで使う共有端末なら、敢えて大きくすることで時間制限を意識させることができる。

・停止と再開ボタン

現実のプレゼンではアクシデントや休憩でプレゼン時間が寸断されることがあるが、再開で対応できる。

このほか、終了時に音声ファイルを鳴らす、パワーポイントスライドをタイマーと同期して開始する、常に前面に表示するなどの実用的オプションが選択できる。

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2004年10月26日

無償で使える次世代開発環境 Visual Studio 2005 Express

Visual Studio 2005 Express 日本語ベータ版
http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/2005/express/
vs2005.jpg

マイクロソフトは2005年に統合開発環境の新バージョン投入を予定しているが、現在、Webでは基本機能のみのExpress版を無償配布している。基本機能だけといっても、.NET Frameworkをフルに使えるわけで、知識と気合があれば何でも開発できる。

提供されているのは以下のソフトウェア。

Visual Basic 2005 Express
Visual C# 2005 Express
Visual C++2005 Express
Visual J# 2005 Express
Visual Web Dev 2005 Express
SQL Server 2005 Express

最も変化があったのはVisualBasicではないかと思う。@ITの以下の記事が詳細を説明している。

@IT:Insider's Eye -- Visual Basic 2005はVBユーザーを救えるか?
http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/insiderseye/20040904vb2005/vb2005_01.html

VisualStudio2005についてはほとんど書籍がない。オンラインドキュメント(英語が多いが)が主な参考文書になるが、2005の要点を解説したムックが一冊あるようだ。

・Visual Studio 2005完全解説
http://www.ascii.co.jp/books/detail/4-7561/4-7561-4524-8.html

Visual Basic 2005 Expressを試してみた。開発言語のリファレンスには、いつもこの逆引きシリーズを参考にしている。実現したいことで目次が構成されていて、サンプルコードが紙とCDROMに入っているので、即戦力になる。

Visual Basic .NET逆引き大全 500の極意―WindowsXP/2000/NT対応
4798005088.09.MZZZZZZZ.jpg

VisualBasicは相変わらず、ちょっとしたWindowsツール開発には最強。こんなものを作ってみた。

・無敵ブラウザー1.0
Download file

いつもの巡回先を登録したというか、それしか見られないタブブラウザー。使い方は起動するだけ。矢印キー「→」で次々に見ていける。仕事始めのネットチェックに使えるかもしれない。

私はこの簡易ブラウザー開発で1行もコードを書いていない。適当にコンポーネントをフォームに貼り付けただけである。それで、なんとなくできてしまうのがVisual Basicの面白さ。

なお、動作には.NET Frameworkが必要です。下記の二つのプログラムがPCにインストールされている必要があります。

・ダウンロードの詳細 : .NET Framework 2.0 SDK JPN Beta 1 x86
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=916ec067-8bdc-4737-9430-6cec9667655c&displaylang=ja

というわけでまだ使いこなしていないが、今後の遊び開発には当面これでやってみよう。

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2004年10月22日

ファイル索引ページの自動生成ツール Filistry

調査や開発の納品は印刷して郵送と同時に、CDROMや、メール添付で電子版を送ってくださいとよく言われる。余裕を持って仕事をすべきなのだが、納品ギリギリまで、送信するファイル一式が揃わない場合、ファイル一覧の目次作成が時間がなくて、大変である。あらかじめ作っておくのがベストであるが、最終変更で内容が変わることもある。目次はやはり自動生成がベストだと思っている。Filistryはそんなときに便利。

Filistry
http://homepage3.nifty.com/balkan500/filistry.htm
filistry.JPG

ディレクトリを指定すると、それ以下に含まれるファイルの索引をHTMLで出力する。CSVやXML出力も対応している。

filistry02.JPG

以下のような機能が特に使いやすい。

・拡張子で絞込み、必要なファイルのみの索引作成

複雑なディレクトリ構造の中にあるすべてのJPEG画像やPDF文書だけの索引を作成するなど、検索対象やサブフォルダの絞込み指定が充実している。拡張子に対応したアイコンイメージも埋め込まれる。

・MD5値の出力

MD5値はファイルに固有の値で、これを確認すれば、ファイルが改ざんされていないかどうかを確認することができる。

・バージョンの出力

開発物納品の際にExeファイルのバージョンを出力できる。


納品以外にも、大量雑多なファイルをダウンロードしたディレクトリの整理にも使えそうだし、きちんと分類されたフォルダ階層から、公開Webページを作成するツールとしても便利だ。MP3の一覧ページにも使えるだろう。


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2004年10月16日

仮想ファイルシステム上で安全にIEを実行するSandboxie

Sandboxie
http://www.sandboxie.com/
sandboxie01.jpg

InternetExplolerを仮想ファイルシステム環境下で実行するセキュリティ保護ソフトウェア。IEは通常は自動的にアクセスしたURLの履歴、IDやパスワード、Cookiesなどのデータをシステムファイルに記録してしまう。また設定によっては、Windowsにウィルスやスパイウェアが自動的にインストールされてしまう。

Sandboxieは仮想ファイルシステム上でIEを実行させることでこの危険を防ぐ。何らかのシステムの改変が行われても、該当するSandboxieのプロセスを削除してしまえば、すべてその変更はなかったものとされる。プロセス継続中はもちろん、Web履歴などのデータは維持されるので問題なくIEを利用できる仕組み。

詳細は明らかにされていないが、ドライバとして組み込まれ、OSの下層レベルで実行されているようだ。開発者はドキュメントの中で、従来の履歴消去やスパイウェア除去ツールは、変更が行われた後に原因ファイルを削除するので対応としては不十分だと主張している。Sandboxieを使えば、変更が起きても一時的なもので、いつでも元に戻せる。

信頼性の怪しいページやプラグインを使わなければ良いわけだが、その怪しさがインターネットの魅力のひとつでもある。また個人や海外の作者のプラグインは信頼性が判断しにくい。ちょっと怪しいなと思ったときにはSandboxie上でIEを動かせば安心して使える。

もちろん、前提としてSandboxieが信頼できればの話であるが...。

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2004年10月15日

デスクトップを検索するGoogle Desktop Search

これからはインターナル検索だという記事を書いたばかりですが、早速Googleがデスクトップ検索ツールをリリースしてきました。実験的試みの割に極めてよくできています。即戦力ツールとしてデスクトップに常駐しそうです。Googleプレスリリースでは日本語未対応となっていますが、実際には日本語検索可能です。(一部報道で日本語検索不可能、不安定などの記述がありますが、私の環境では正常に使えました。インデックスが完了するまでしばらく時間がかかるので待てばできるようになるようです。)

・Google Desktop Search Download
http://desktop.google.com/

インストールすると自動的にハードディスク上の検索可能ファイルをインデックス化していきます。Webサーバを内蔵しており、ブラウザーで検索インタフェースを利用します。URLは「http://127.0.0.1:4664/&s=500917495」のようなアドレスです。

画面イメージ:
GoogleDesktopSearch01.JPG


現在の検索対象は、Outlook、OutlookExpressのメール、AOLのIMログ、MS Word、Excel、PowerPoint、テキスト、Web履歴キャッシュ、HTTPS上のWebページ履歴キャッシュで、最初から幅広い形式をサポートしています。

私が便利に感じたポイントは3つです。

1 ブラウザーキャッシュ検索

どこかで見たけれどどこだっただろう?というページありますよね。私はいくつかこれを実現する仕組みを構築して試していました。例えばフリーソフトの組み合わせでは、こんな方法があります。

・プロクシーサーバDelegateと検索エンジンFreyaの組み合わせでWebキャッシュ検索
http://www.delegate.org/freyasx/doc/memo5-ja.html#cache-indexer
・プロクシサーバsquidのキャッシュを検索エンジンnamazuで検索
http://mylab.ike.tottori-u.ac.jp/~mijosxi/1999/12_sqnmz.html

ですが、ファイル形式が限られてしまったり、文字化けが解消できないなどの問題がありました。GoogleDeskTopSearchの登場で、こうした自作検索の必要はほとんどなくなったと言えるのではないでしょうか。

2 シンプルなインタフェース

設定はほとんど不要で、Googleを使う感覚で利用できます。自動的にWindowsの背後でインデックスが作成されていくので、ユーザは何もすることがありません。

3 デスクトップとWeb検索の統合

統合オプションにチェックを入れておくと、通常のGoogle検索の結果ページに、インターナル検索へのリンクが表示されます。Webと同時に、ハードディスクも調べられるのが楽でいいですね。

不満なポイントは、Outlook以外のメールソフトのデータは検索ができないこと。PDFの検索ができないこと。

総合的には、まだ有償製品の検索ツール、サーチクロスに軍配はあがりますが、機能が追いつくのは時間の問題だと感じます。

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2004年10月10日

Webにアクセスがあったらデスクトップで音を鳴らす Site Sounds

Site Soundsは、自分のWebサイトにビジターがアクセスすると、作者の端末で音声ファイルを鳴らして教えてくれるソフトウェア。デスクトップ作業中に自分のサイトにアクセスがあったことが即時通知されるのが楽しい。30日間試用可能なシェアウェア。19.95ドル。

Silverthorne Systems - Site Sounds
http://www.silverthornesystems.com/
sitesounds01.jpg

このソフトウェアを使うには、ユーザ端末がWebサーバ(80番ポート)を外部に公開できるネットワーク環境が必要である。ファイアウォールがある場合には事前に修正が必要な環境もある。

そして、以下のような専用タグをWebサイトに貼り付けておく。100.100.100.100はウェブマスタの端末のIPアドレス。

なお、固定IPでない場合にはダイナミックDNSサービスとも連携する機能がある。その場合はIPアドレスでなくドメイン名を指定する。後はデスクトップ側でソフトを起動していれば、音とポップアップで通知が始まる。

鳴らす音はカスタマイズが可能。ページごとに鳴らす音を変更することも100サイトまで対応している。ブログであれば記事ごとにこのタグを挿入しおけば、どのページへのアクセスかも把握できる。

私のブログの場合は1日4000〜5000ページビュー程度なので試すのには良い規模だったが、毎秒アクセスがあるようなアクセスが多いサイトには不向きだろう。

ビジターの訪問記録はWebサーバのログを見ればわかるわけだが、試用してみると自分のサイトの利用状況が頭でなく身体でわかってくるのが面白い。一日のうちにアクセスが多い時間帯や、アクセスの間隔などを身をもって知ることは、ウェブマスターにとって貴重な体験だと思った。

小型サーバ製品のベンチャー企業、コバルト社ではWebから注文があるたびに社内の銅鑼を鳴らし社員が拍手して喜ぶ習慣があったらしいが、Site Soundsでも同様に注文フォームが送信されたら音を鳴らすこともできる。商品や価格帯ごとに専用ページを用意しているなら、音の種類を使い分けて社内中に響かせることで、ECサイトの立派な営業支援ツールになりそうだ。

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2004年10月09日

ハードディスク容量不足の解決支援Overdisk

■同心円グラフで占有率を可視化

映像編集をしているとハードディスクはすぐに容量不足になってしまう。ハードディスクの掃除をするには原因となるファイル群を探すツールが必要になる。最大サイズのファイルやフォルダとその占有率を素早く一目瞭然にするには、可視化の工vが必要になる。なかなか定番といえるツールが見つからない。

かなり、満足のいくツールを海外で発見した。

Overdisk
http://users.forthnet.gr/pat/efotinis/programs/overdisk.html
overdisk01.JPG

Overdiskはハードディスクのファイルとフォルダの占有状況を、円グラフで表示する。中心には基点ディレクトリが配置され、下位フォルダが同心円の外側に表示される。同心円の最も外側にはファイルが表示される。基点フォルダはエクスプローラ状のツリーメニューで変更が可能。

ファイルシステムの特性上、小さなファイルがたくさんあると、合計が同サイズの1ファイルよりもディスクを多く占有してしまう。物理サイズと実質占有サイズの二つを切り替えてグラフを描きなおす機能もある。

statistics機能では、

・最も大きなファイルのリスト
・最も大きなフォルダのリスト
・実質的にファイルを占有しているフォルダ
・深い階層構造を持つフォルダ

ヒストグラム表示というオプションがあり、ハードディスク上の全ファイルの平均サイズと分布をグラフ化できる。

overdisk02.JPG

私のハードディスクの場合、4.5キロバイトが平均サイズだった。

■ハードディスク容量不足の本当の原因 もったいないオバケと自動録画

原因となるファイル群を特定できると、後はもったいないオバケとの戦いになる。このファイルはいつか使うのではないか?という気持ちがハードディスク不足の本当の問題なのだと思う。本来、10ギガバイトもあれば、普通のデスクトップコンピューティングには、間に合うのではないか。

同様に容量問題に悩まされているのが、ビデオ録画用のハードディスクレコーダー。キーワード自動録画機能があるために、日々、録画は蓄積されていく。80本の番組で常に250ギガバイトはいっぱいになっている。もはや、すべてを観ることは不可能なのだが、消せと言われると「でも、面白いんでは?」と躊躇してしまう。我が家の機種の場合、容量いっぱいになると古い録画から上書きされているので、心理的には救われている。

理想的にはビデオもPCもハードディスクは50枚のバルクDVD-Rを連装セットしておくと、古い内容は自動的にDVDに焼かれて整理されていくのがいいなと思う。そんな専用デバイスがあったら10万円くらい出してもいいかな。どこかのメーカーで製造してくれないだろうか。DVD-Rメディアの定期配達サービスも有償で提供すれば、企業と家庭で需要があるのでは?。

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2004年10月02日

いきなり事情通、goo RSSリーダー、Mixiビューア

■いきなり事情通

いきなり事情通はソースネクストの販売するRSSリーダー。1980円。

いきなり事情通(ソースネクスト)
http://www.sourcenext.com/products/jijyou/
ikinarijijoutsu_main_anime.gif

・アマゾンで購入可能 いきなり事情通
B0002MVX0C.09.MZZZZZZZ.jpg

ブログブームでRSSリーダーの人気も高まったが、フリーソフトでも良いソフトウェアがある中、ソースネクストが製品としてリリースしたニュースには注目していた。購入して使ってみた。

100以上の国内の主要ニュースサイトのRSSが予め登録されている。またフィルターキーワードも80以上のセットがプリセットされているのが特徴である。特に便利なのはキーワードで、たとえばサイエンスというカテゴリには以下のようなキーワードフィルターが最初から設定されている。

ikinarijijotsu_keyword01.JPG

これだけのサイトとキーワードを登録するのは数時間の手間がかかる。1980円の価値はあるかもと思った。RSSリーダーとしては基本的機能はおさえているが、特に際立った部分はない印象。

■goo RSSリーダー

これに対して、機能的な洗練を追及してる印象を受けたのが、Gooが発表したgoo RSSリーダー。

・ニュース ブログ 自動収集ソフト - goo RSSリーダー
http://reader.goo.ne.jp/
goorssrsh01.gif

goo RSSリーダーはフリーソフトのRSSリーダーGlucoseをベースに改造されている。こちらはブログの記事編集や投稿機能もある。

・glucose news/weblog platform
http://glucose.jp/

Glucose開発者の安達氏に直接聞いたところ、Glucoseの方が機能は豊富だがその分バグもあり、Goo RSSリーダーのほうが安定して使えることやスキン変更機能が魅力です、とのこと。

■ブログだけでなくSNSも専用ブラウザで。mixiブラウザ

mixi ブラウザ(仮) [VC++の使い方]
http://www.nitoyon.com/program/mb/

Mixiの手動巡回を便利にするツール。マイミクシ最新日記やコメント書き込み履歴、コミュニティ最新履歴をホームへ戻らなくても可能にしている。サイトのナビゲーションを再設計してしまう、サイトの専用ブラウザって、Mixi以外でも可能性がありそうだ。


#スクリーンショットは個人情報問題がありすぎて公開できません(笑)。

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2004年09月20日

マウスの走行距離で旅行気分

1日にマウスは何メートル、何キロ走るのか?。ブラウザやメールやWordではそれぞれどのくらいマウスを動かしているのか、を記録して分析できるソフトウェア。使い方は常駐させておくだけ。

modemeter
http://www.modometer.com/
odmeter02.JPG

マウス走行距離をマイレージに見立てて、米国の主要観光スポットでどの程度の走行と同じかを説明してくれます。

例:

Landmarks

You are on climb 5 of The Brooklyn Bridge. You have traveled 1445 feet of the 1,595 feet total. You're 90.60 percent of the way.
You are on climb 2 of The Grand Canyon. You have traveled 2545 feet of the 5,280 feet total. You're 48.20 percent of the way.
You are on jump 11 of The Hoover Dam. You have traveled 565 feet of the 726 feet total. You're 77.82 percent of the way.
You are on climb 8 up The Eiffel Tower. You have traveled 433 feet of the 1,056 feet total. You're 41.00 percent of the way.
You are on walk 2 of The Golden Gate Bridge. You have traveled 3625 feet of the 4,200 feet total. You're 86.31 percent of the way.
You are on climb 44 of The Leaning Tower of Pisa. You have traveled 128 feet of the 179 feet total. You're 71.51 percent of the way.
You are on climb 2 of Mount Rushmore. You have traveled 1825 feet of the 6,000 feet total. You're 30.42 percent of the way.

アプリケーションごとに整理してくれる画面はこちら。

modemeter01.JPG

アプリケーションのユーザビリティ設計や、ユーザの作業スタイルの見直しにこのデータは参考になりそうです。マウスの移動距離の少ないアプリケーションを設計したり、マウス移動を短縮するマクロを使うようにしたりすることで、意外な作業の効率化ポイントがみつかるかもしれません。


参考:

・Passion For The Future: インタフェースの計量化、その1 KLM手法
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000662.html

・Passion For The Future: インタフェースの計量化、その2 Fittsの法則
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000677.html

・Passion For The Future: インタフェースの計量化、その3 Hickの法則
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000681.html

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2004年09月17日

画像アルバムPicasaとHelloと肌色

■PicasaとHello
Googleが買収した米国の画像アルバムソフトPicasaが気に入っている。

・Picasa: Automated Digital Photo Organizer software, instant photo albums, sharing & printing: Download
http://www.picasa.com/content/download.php?sourceid=pic&subid=more
picasa01.JPG

Picasaはハードディスクから自動的に画像ファイルを検出して、データベースへ登録してくれる。画像の作成日時から時間軸上に並べてくれるので、だいたいの日付を覚えていれば、スナップ写真を探しやすい。逆にアルバムを日付で見ることで、関連画像から当時何をしていたかも良くわかる。

picasasection2_graphic.jpg

そして、Picasaが面白いのは、関連ツールのHelloを追加して、誰かと画像を共有しながらのチャットができること。またHelloはBlogサービス(Blogger.com)への画像ポストにも対応しており、写真にコメントをつけるタイプのブログが簡単にできる。

・Hello : Welcome
http://www.hello.com/index.php
picasa_hello_chat01.JPG

画像といえばこんなちょっと怪しいソフトもあった。

■肌色ファイルチェッカ

・肌色ファイルチェッカ(Windows95/98/Me/画像&サウンド)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se112264.html
hadairofilecheck01.JPG

3000枚くらい画像ファイルを集めてしまったけど、その中に何枚か人間の写った写真が混じっていて、取り出したい。でも3000枚を目視チェックするのは大変だ。そういうことはよくあるわけで(嘘)、そういうときにも便利なソフトである。画像の色成分を分析して肌色の画像を指定したフォルダに移動する。肌色って人種によって違うわけであるが、設定で肌色の強さを設定することができる。

実際に試してみた。スナップ写真と画面キャプチャが大量にあるディレクトリから、人間の写真だけを拾い出せるかの実験。人間の検出はかなり精度が高く8割以上は正解。ただし、人間ではない写真を誤って検出した例多数。非人間の写真について3割以上間違えている印象がある。

たとえばこんな写真まで肌色判断されてしまった。

hadairofilecheck02.JPG

真面目に肌色を検出したい場合には、かなり設定をいじらないといけないようだ。

まあ、本来のアノ用途に使うにはこれで実用的かもしれないが...(笑)。

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2004年09月12日

Hostsファイルの管理ツールFastNet99とhosts遊び

ringolab.comというドメインはIPアドレスで表すと221.116.212.168である。ブラウザにURLが入力されると、ドメイン名とIPアドレスを変換するデータベース(DNS)へ問い合わせが行われ、この変換が行われる。

このDNSの問い合わせは省略することができる。WindowsXPであればhostsファイルという特殊な設定ファイルがあり、ここに対応関係を記述しておけばDNSは使われないのだ。

環境によって異なるが、WindowsXPであれば

C:\WINDOWS\system32\drivers\etc

などのパスにこのhostsファイルは存在する。中身は以下のようなものである。


# Copyright (c) 1993-1999 Microsoft Corp.
#
# This is a sample HOSTS file used by Microsoft TCP/IP for Windows.
#
# This file contains the mappings of IP addresses to host names. Each
# entry should be kept on an individual line. The IP address should
# be placed in the first column followed by the corresponding host name.
# The IP address and the host name should be separated by at least one
# space.
#
# Additionally, comments (such as these) may be inserted on individual
# lines or following the machine name denoted by a '#' symbol.
#
# For example:
#
# 102.54.94.97 rhino.acme.com # source server
# 38.25.63.10 x.acme.com # x client host

127.0.0.1 localhost

■Yahoo.comと打つとGoogle.comを表示する設定

実験してみる。

nslookupコマンドを使ってgoogle.comのIPアドレスを調べてみると、216.239.37.99 である。では上記、ホストファイルに

216.239.37.99 www.yahoo.com

という記述を追加して、ブラウザーを使ってみる。

URLに、www.yahoo.com と打つとGoogleのサイトが表示されるようになった。Hostsファイルに書かれたものはDNSに問い合わせが行われず、優先されるからである。

違う遊び方もできる。

216.239.37.99 www.google.com g

と設定すると、g一文字でも216.239.37.99(Google.com)へアクセスするようになる。だから、a、b、cや短い単語に良く使うサイトのIPアドレスを対応設定しておけばショートカットとして利用することができる。

自分だけのドメイン名をでっちあげることも可能だ。私の名前daiyaで遊ぶとすると、

216.239.37.99 www.google.com www.google.daiya

とすれば「 http://www.google.daiya/ 」でgoogleへアクセスできるのだ。最高に便利である(?)。

この方式を使いスパムで宣伝されるサイトや煩いバナー広告サーバにアクセスしないように設定することも可能である。

例えば、そうしたサイトのIPアドレスを登録した巨大なhostsファイルを配布しているサイトもある。これと自分のhostsファイルを入れ替えれば、特別なフィルタリングソフトなしで、広告がブロックできる。

・how to make the internet not suck (as much)
http://someonewhocares.org/hosts/

ちなみにこれを逆手に利用しているウィルスもある。

・Win32.HLLW.Antinny.6
http://www.viruschaser.jp/vi_index/vi_w/Win32.HLLW.Antinny.6.html
Hostsファイルを書き換えてマイクロソフトなどにアクセスできなくするワーム型ウィルス。

■hostsファイルを管理するツール FastNet99

さて、hostsファイル遊びは楽しいのだが、手書きでの書き換えが面倒だ。それを簡単に管理するのが、FastNet99などのフリーソフト。

FastNet99
http://w3.quipo.it/gcriaco/
fnadd01.gif

同様のhostsツールは他にも幾つかある。

Hosts Editor
http://www.ngweb.biz/resources/hostsedit/
hostseditshot01.png

・Mike Bliv's Page
http://www.users.bigpond.com/m.madronio/

HostsToggle
http://www.accs-net.com/hosts/HostsToggle/
ht-anim01.gif

通常のhostsファイルとカスタマイズしたhostsファイルをクリックでスイッチできる。

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2004年09月11日

パスワードを取り戻す、管理する、生成するツール

重要なサービスには結構複雑なパスワードを丸暗記して使っている。それゆえ、忘れてしまうことがよくある。Windowsアプリケーションがパスワードを保持してくれている間は、忘れても大丈夫なのだが、マシンの移行時に「あれ、パスワードなんだっけ?」ということになる。

そういうときに、とても便利なのがPeek Password。入力が*****とマスク表示されるパスワードフォームへ目のアイコンをドラッグアンドドロップすると、パスワードの正体が表示される。Becky!で私はこれをよく使っている。

・忘れてしまったパスワードを表示させるPeek Password
http://www2.tomato.ne.jp/~tokiwa/menu/index.html
peakpasswd01.JPG

たくさんのパスワードを一括管理するソフトもある。Webの無料サービスのIDとパスワード管理にこれも重宝する。

・パスワード管理ソフト ID Manager
http://www.woodensoldier.info/soft/idm.htm
idm_screen01.gif

推測されにくく覚えやすいパスワードを作るツールもある。

語呂合わせで覚えやすいパスワード作成ツール56wz01
http://ta2027.plala.jp/
56wz01.JPG

カタカナでフレーズを入力すると英数でそれっぽい文字列に変換してくれる。

ハシモトダイヤ
84mtd1y

データセクション
dts94n

リンゴラボ
rn5rb

パスワード
pswd

カンゼンムテキノパスワード
knznmtknpswd

といった具合。このままだと容易に破られてしまいそうだが、独自の変換表を与えたり、大文字小文字のランダム化、数字の使用オプションを使うことで、現実的なパスワードをみつけることができる。

こちらは英語で発音しやすいパスワード文字列の作成支援ソフト。

・発音可能な英語っぽいキーワードを作成するPassword Generator
http://www.multicians.org/thvv/gpw.html

histland glygover uripcea ...。ありそうな単語を生成。

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2004年09月04日

低速回線シミュレータ WebSlower

ブロードバンド環境でWeb制作をしていると、ダイヤルアップ接続ユーザの感覚が分からなくなってくる。このソフトはPCが使うネットワーク帯域を制御することで、任意の低速環境を作るテストツール。昔のモデム利用ユーザだったらどのくらいの重さなのかを確認できる。設定と操作が直感的にできてマル。

・WebSlower
http://www.humanprofile.biz/prodotti.php
フリーソフト。

webslower01.JPG

WebSlowerはプロクシ方式で動作する。プロクシに使うBinding Hostとアクセス先を指定する。

webslower02.JPG

接続速度を選ぶ。デフォルトのオプションでは4.8k 9.6k 14.4k 28.8k 33.3k 56k ISDN64k ISDN128k ADSL256k ADSL650 ADSL2M ADSL8Mが用意されている。cfg.xmlという設定ファイルを書き換えれば任意の速度も選択可能になる。ブラウザーのキャッシュをクリアしてからアクセスすることもできる。

さらに高度な低速回線シミュレータにシェアウェアのNetLimiterがある。

・NetLimiter.com - an ultimate internet traffic control and monitoring tool
http://www.netlimiter.com/
nlscrshot002s.png

こちらは、Webに限らず、あらゆるアプリケーションの低速シミュレーションが可能。ポート別に、上りと下り回線の帯域を設定できたり、実効速度の統計を記録することができる。

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2004年08月28日

9ヶ国語の文章を無料で相互翻訳するTranslation Engine

注目されつつも、なかなか、キラーアプリに欠ける感があるWebServiceテクノロジーだが、ちょっと気になるサービスを発見。これは、日本語を含む9ヶ国語を翻訳してくれるWebサービス。WDSLスキーマとSOAPによるサンプルコードが公開されていて、簡単にプログラム開発者が自分のアプリケーションに翻訳機能を付加することができる。

可能な言語の組み合わせは以下のとおり。

「英語→中国語」
「英語→フランス語」
「英語→ドイツ語」
「英語→イタリア語」
「英語→日本語」
「英語→韓国語」
「英語→ポルトガル語」
「英語→スペイン語」
「中国語→英語」
「フランス語→英語」
「フランス語→ドイツ語」
「ドイツ語→英語」
「ドイツ語→フランス語」
「イタリア語→英語」
「日本語→英語」
「韓国語→英語」
「ポルトガル語→英語」
「ロシア語→英語」
「スペイン語→英語」

簡易的にWebから機能を試すには、デモサイトが用意されている。

・Translation Engine
http://www.webservicex.net/WS/WSDetails.aspx?CATID=12&WSID=63

・デモページ
http://www.webservicex.net/TranslateService.asmx?op=Translate

英語→日本語なら、

LanguageModeに EnglishTOJapanese を設定し、Textに翻訳したい英語の原文を入力しInvokeを押すと結果がXMLで表示される。

肝心の翻訳精度は市販の翻訳ソフトと比べるとまだまだであるが、単語の逐次翻訳レベルならば十分実用的だし、ニュースの見出しレベルでもかなり上手く働いてくれると思った。何より9ヶ国語という多言語で無料なのが良い。

なお、このWebサービスを組み込んだアプリケーションとしてiTranslatorがある。.NetとJavaの二つのバージョンがある。どちらもWindowsアプリとして、翻訳を実行できる。フリーソフト。

・iTranslator for Java
http://www.iplatform.org/itranslator_j.htm

・iTranslator for .NET
http://www.iplatform.org/itranslator_n.htm

itranslator01.JPG

なお高機能なJava版の方の特徴としては原文と翻訳結果をPDF文書として出力できる機能がある。

・日本語→英語の翻訳結果PDFサンプル。
http://www.iplatform.org/images/itranslator_j_sample.pdf


このWebサービスを使えば、例えば海外9カ国のニュース記事やブログ記事を翻訳させて表示させる、国際ニュースポータルを構築できるだろう。オリンピックやサッカーなど国際的な話題について、9カ国から集めれば、視点の違いが分かって楽しいかもしれない。
この多言語間の翻訳は大きな可能性を秘めていると思う。もう5年近く前になるが、ホットワイアードジャパンに以下の特集記事を書いた。

・コミュニケーション拡張装置としての機械翻訳
http://hotwired.goo.ne.jp/bitliteracy/guest/990817/
hotwired99.JPG

海外での多言語についての研究やプログラムを紹介して、最後に以下のような感慨を書いていた。


日本のネットビジネスで英語や外国語版を展開しているサービスはまだまだ少数。日本語の壁によって日本市場は守られていると同時に、日本語の壁によってグローバルなサービスに発展できない構造があるようです。

インターネットビジネスの新規事業立案において、インターネットの強みとして「双方向性」「デジタル」といった月並みなキーワードと並んで「グローバル」という言葉がしばしば挙げられますが、どれだけの日本企業がこのグローバルの可能性を活かせているでしょうか。

実は米国の英語サービスでさえ真にグローバルであるとは言えないかもしれません。冒頭で紹介しましたが、世界には6000の言語が存在しており、これらを相互に翻訳するパターン数は6000×6000=3600万通り。

これらの言語はそれぞれが豊かな歴史と文化資産、そして小規模ながら多数の経済を抱えている価値あるリソースのはずです。しかし、現在のインターネット上ではほとんどが事実上、無価値とみなされてしまっています。

実はここにこそ真のグローバルサービス市場の可能性が眠っているのではないかと私は予感しています。

5年が経ったが状況はあまり変わっていない。世界中の人たちが制約を飛び越えてつながったインターネットの可能性を引き出すのは、多言語翻訳だと今でも考えているのだが、こうした無料のWebサービスが発展することで、実現に少しずつ近づいていったらいいなあと思う。

関連情報:

異なる言語の環境で知的触発を引き起こす発想支援ソフトウェア
−ネットワーク対応型リアルタイム発想支援システム−
http://www.ipa.go.jp/SPC/report/03fy-pro/mito/15-954d.pdf
itranslator02.JPG

昨年度の未踏プロジェクト最終発表会で動くものを体験。多数の異なる言語の使い手がネットワーク越しに参加する、ブレインストーミングの内容が翻訳される。

・機械翻訳を介したオープンソースソフトウェア開発:
Intercultural Collaboration Experiment 2002
http://ice.kuis.kyoto-u.ac.jp/ice/pub/Jconvention1_2T6-3_nomura.pdf
itranslator03.JPG

実際に自動翻訳機能のあるコミュニケーション(チャット)システムを使って、国際的にソフトウェア開発を行った研究報告。まだ手探りな面が多いけれど、将来的には無限の可能性がありそうなプロジェクト。

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2004年08月27日

タスクトレイ常駐アプリケーションの万能プラットホーム TTBase

TTBase - FrontPage
http://ttbase.sourceforge.jp/
ttbase01.JPG

私のメインのノートPCのタスクトレイ表示は、普段、こんな感じである。17個というのはちょっと多すぎかもしれない。アプリケーションをインストールするたびに、増えてしまうわけだが、これだけ多くなると、逆に使うのがが大変になる。

mytasktrayimg01.JPG

TTBaseはタスクトレイ常駐アプリのプラットフォームである。インストールした状態では、タスクトレイに常駐するだけでほとんど機能はない。別に、単機能のプラグインが多数公開されており、これらを組み合わせて、自分流の環境を設計してください、というもの。

・TTBaseプラグイン一覧
http://ttbase.sourceforge.jp/pukiwiki.php?%5B%5B%A5%D7%A5%E9%A5%B0%A5%A4%A5%F3%5D%5D

例えば、

・画面キャプチャプラグイン
画面をキャプチャし ファイルに保存 又はプリンターに出力するプラグイン

・CopyURL
InternetExplorerで開いているページのタイトルとURLをクリップボードにコピーします 。(任意のキーに割り当て)

・ダイアルアップしたら起動
ダイアルアップした時に任意のプログラムを実行できます

・Win Snap
ウインドウを移動した時に すぐ近くのウインドウにくっつこうとします

などの、ちょっとした機能追加プラグインがある。

なお、TTBaseは、C言語、Delphi言語の開発キットが公開されており、プログラマならば、肝心の機能部分のコードを書くだけで、アプリケーションを開発が可能。これは将来性ありそうなプロジェクトだなあと思った。

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2004年08月21日

デジカメ写真を3次元映像に 3D Photo DVD

3D Photo DVD アマゾンで購入可能
B0001XOUKC.09.MZZZZZZZ.jpg

・ホロン オフィシャルサイト 3D Photo DVD
3dphotodvd01.JPG

2ヶ月ほど愛用中のソフトを紹介。デジタルカメラの写真から3次元映像を作成するソフト。他のDVD映像編集ソフトと一線を画するのは、映像ではなく、3次元映像を表示するプログラムを作るソフトだと言う点。基本的には、Windows実行ファイル形式で出力され、ビデオカードのパワーを使って美麗な表示が可能。スクリーンセーバーやActiveX埋め込み型のWeb形式へも変換できる。また作成した実行ファイルの表示をリアルタイムにキャプチャして映像ファイル化する機能やそれをDVDへ焼く機能も一通り揃っている。

用意された約100のテンプレートを選び、写真を指定するだけで、テレビ番組のオープニングCGのような美しい映像表現ができあがる。もちろん、テキストも流し込める。本来は結婚式の映像編集用途であったらしく、派手な演出が多いのが特徴。

私はこれを無敵会議のオープニング映像の作成や、家族のホームビデオ編集に使っている。かなり癖のあるインタフェースに最初は悩まされるが、この値段でこのクオリティの映像が編集できるのであれば、満足。

どのような映像ができるかのサンプルはこちら。

・サンプル映像
http://www.holonsoft.co.jp/support/DVD/3dphoto/dl.html

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2004年08月16日

携快電話でデータのバックアップと同期、その他

携快電話 10 全キャリア対応USBコード付き
B00028UOP6.09.MZZZZZZZ.jpg

昨日の続き。

携帯を紛失したことも壊したこともなかった私は、友人・知人が携帯を紛失して電話帳データがなくなって困ったと嘆いているのを見ても、常に他人事だった。お酒を飲んだりしたときに、ちゃんと気をつけていないからだよと思っていた。嗚呼。自分が同じ目にあってみると、激しく困ることに気がついた。今週は聞いて回ると思いますので友人・知人・取引先の皆様どうかどうかよろしくお願いします。

そういうわけで、データのPC入力とバックアップ用にソースネクストの携快電話を購入した。選択理由は安いから。機能の豊富さでは、SSIトリスターの携帯万能がよくできているようだが、携帯電話データの同期にそこまで細かい機能を使うとは思えないので、これにした。

携帯万能 13 充電版 オールキャリアセット
B0002K73MG.09.MZZZZZZZ.jpg

期待した用途には満足している。電話帳、メールなどのバックアップは普通に行える。編集機能などは簡単な入力やバックアップ目的なら可もなく不可もない印象。Outlookや筆まめなどのソフトからインポートもできる。

SH900iとの関係で便利だなと思ったのは、SDメモリ経由でのみ対応しているカメラ画像編集で、一括で画像の「右回りに回転」ができること。SH900iは縦でも横でも撮影できるのだが、私は常に横で撮る。だが、保存は縦になってしまうので、修正が面倒だなと思っていた。この一括処理は高く評価。

最も使いそうにないと思っていたムービー編集機能。これは本来は携帯で撮影した動画を編集するためにあるようだが、適当なQuickTimeムービーWebから拾ってきて携帯で見ることも可能。うまく変換できればテレビ番組の録画を携帯で視聴することもできるようだ。使い方によっては面白そう。

テレビ録画を見る方法はここが詳しい。

・■STEP3 goo■:SH900iでテレビを見よう(準備編)
http://blog.goo.ne.jp/egacompany/e/ad5b2106df5b302df63c654b1258de8d
・■STEP3 goo■:SH900iでテレビを見よう(実践編)
http://blog.goo.ne.jp/egacompany/e/33d7e9cda5195221ccd95650e7df408a

私の自宅にもテレビキャプチャボード搭載のPCがあるので、予約録画→変換を自動化できれば、通勤電車でニュースチェックなどができそうだ。

なお、ドキュメントビューア用のファイルは携快電話では扱えない。SDカードのフォルダとデスクトップのフォルダを同期するには、以前紹介したRealSyncが良さそうだ。Changelogのメモデータベースは内容がシンプルなテキストなので携帯へこの方法で持ち込むことにした。日常のメモが見られるのは便利だ。

・Passion For The Future: LAN接続外付けHDDのLANDISK、その正体はLinux-Box
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001637.html
RealSyncを紹介したエントリ。

・Passion For The Future: 最強のメモ環境をChalowで構築
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001889.html

いろいろ試して分かったこと。SH900iには16メガのSDメモリが付属しているが、カメラ写真は最高画質で1枚2メガバイト近くなるし、ドキュメント類もファイルが大きいものがある。128メガバイト程度のカードがあると良さそうである。今度買ってこよう。


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2004年08月14日

日本語入力を効率化するツールを3本

日本語入力を効率化するツールを3本

■今の日本語入力モードをキャレット付近に表示LR,HLD
バヤのページ
http://ueno.cool.ne.jp/zoubaierbaya/

現在の日本語入力モードを入力カーソル(キャレット)の色として表示するソフト。IMEがオンなら赤くなる。動作イメージはこんな感じ。

LRHLD.JPG

たっだこれだけのことなのに飛躍的に入力ミスを減らせる。これはIMEの標準にすべきなのではないだろうかとさえ思った。すばらしい。

・窓の杜 - 【NEWS】キャレットの表示色を変更してIMEのON/OFFを確認できる「LR,HLD」v1.09が公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2004/07/29/lrhld.html

■タイプミスを救済するAgainTyper

AgainTyper
http://hp.vector.co.jp/authors/VA001032/agntype.html
againtyper01.BMP

こちらは、日本語入力モードのミスを少しだけ救済してくれるソフト。

作者の説明を引用すると、

TypeAgain(タイプ アゲイン)機能とは名前の通り、直前にタイプしたものをもう一度タイプするものです。

たとえば、今日はいい天気です。

と入力したつもりが、モニタを見ると

kyouhaiitenkidesu.

になっていたと言うことありませんか?

IMEの起動を忘れて・・・そういうときのために作ったのがこの機能です。そのようなとき、この機能があれば入れ直しはしなくてすみます。そういう場合は、まずBSキーなどで間違った部分を消した後、IMEをONにしてアゲインキーを押すだけ。ほかにカナロックの忘れ、IMEの解除の忘れにも使えますし、コピーの必要のないクリップボードとしても使えます。

*この機能はすべての文字入力ソフトで利用できます。

私もこのミスを年中やってしまうのだが、このユーティリティがあると、少し救われた気持ちになる。だが、このソフトの開発者にとっては少しどころじゃなかったかもしれない。

この作者さん、こんな本を出版されている。

・パソコンがかなえてくれた夢―障害者プログラマーとして生きる
487498259X.09.MZZZZZZZ.jpg


重度の脳性マヒの青年が、言語障害や手の不自由を乗りこえ、パソコンを駆使してオンラインソフトを開発し、様々な人々との出会いと、夢をかなえるまでを描いた自伝。

身体が不自由だったからちょっとしたやり直しが許せないくらい大きなコストに感じられたというのが開発動機だったのではないかと推測する。こういうスゴい人にはガンガン世の中を便利にするソフトを、障害を逆手にとって開発し続けて欲しいなあと思った。この本は買って読もうと思いました。

■誤変換率0%、完全タッチタイプが可能な日本語入力支援ソフト「風」

・風のくに
http://member.nifty.ne.jp/togasi/

・花のくに
http://member.nifty.ne.jp/togasi/hana_no_kuni/index.html

そして最後に大物「風」と「花」。画期的な日本語入力のソフトウェアで、シェアウェアだが試用版をダウンロードできる。風は超多段シフト方式日本語入力システム、花は中指シフト方式仮名文字配列である。

マイクロソフトの標準日本語入力ソフトMS IMEは、日本語の完全なブラインドタッチタイピングは原理的にできない。なぜなら、漢字の変換候補を目で確認しなければならないからである。風は超多段シフト方式という考え方で、確認不要のタッチタイプができ、しかも誤変換が原理的にありえない入力ソフトである。他のIMEとも共存可能。

インストールして、日本語入力に「風」を設定後、私の苗字の最初の文字「橋」を入力しようとすると、こんな表示が出てくる。

kazesample01.JPG


変換候補の漢字がキーボードに割り当てられる。ユーザはこの割り当てを覚えることで、変換確認をすることなく、一文字ずつ漢字を変換できる。これなら誤変換がありえないわけである。

開発者の説明を引用させてもらうと、「漢字」を入力する場合には「KAN+漢字変換キー+5」「JI+漢字変換キー+A」で可能になる。

kaze01.jpg

キーボードマップを記憶する膨大なコストを考えて、しばし唖然としてしまうわけだが、よく考えるとこれはこれで合理的なようだ。


入力できる漢字の数は6349字(JIS C 6226−1978)で、これに対して合計2976個の異なる読みがある。超多段シフト方式とは6349文字を2976段シフトで配列した仮想的な漢字キーボードのことである。

実用上はすべての漢字の配列を覚える必要はなく、日常で頻繁に使用する200〜300の中核漢字群についてその位置を記憶していけば、文章中の大半の漢字についてタッチタイビングで入力することができるようになる。 また、漢字の位置を覚える途上では漢字の読みでシフトするたびに画面に仮想鍵盤が表示されるので、これを見て目的の漢字を探したり位置を確認することができる。

そう、いったん身体が覚えてしまえば、日本語変換処理を意識しなくてすむ。考える速度で文章を書くことが可能になる。もし本気で覚えようとするならば、誰もがキーボードの使い方は最初に長い時間を使って覚えているわけだから、この新しい方式の初期訓練コストもさほど大きすぎるわけではないかもしれない。

・風の里
http://member.nifty.ne.jp/togasi/kaze_no_sato.html

上のページでは風の開発背景と設計思想が綴られている。これを読むと、当たり前のように使っている日本語入力方式を疑ってみる必要があるのかなと思った。

#あ、でも、私もまだちゃんと使えるわけではありませんのであしからず。

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2004年08月12日

教育用途向けプレゼンテーション作成ソフト ReKOS

・Welcome to ReKOS site!
http://atlas.riken.go.jp/rekos/index.html

理化学研究所が面白いプレゼンテーションソフトを教育目的で無償配布している。

rekos_play1.gif

ReKOSはパワーポイントと同様のプレゼンテーション作成ソフト。レイアウトのテンプレートを選んで、文字や画像、図などの素材を貼り付けることで、紙芝居を作成する。基本的にはパワーポイントと似ている。

rekos_template2.gif

ReKOSに独特の機能としては、複数のプレゼンテーションを管理するライブラリ、ワークスペース機能があること。ページごとにデータ構造を持ちデータベース化できること、がある。例えばクラスの生徒全員にプレゼンを提出させて、それらを教師が授業の流れに応じて、適宜ページ単位で並べ替え編集などを簡単に行うことができる。

ページごとのメタデータを使うことで、例えば複数の学校で作成された昆虫情報のライブラリから、小学3年生までの教科書に出ている内容だけを抽出して昆虫図鑑を表示する、などという使い方ができる。こうした作業をしても、テンプレートが統一されているため、デザイン上の違和感もない。一度、作成した教材の再利用が可能になる。この点では、パワーポイントとの違いを明確に打ち出している。

公式サイトには多数の作りこんだ教材サンプルが公開されている。

プレゼンテーションソフトというと、ビジネスシーンではパワーポイントが標準だが、脱パワポで、人と違うテイストのプレゼンを作成したいと思うことがある。メジャーなソフトには以下のようなものがある。

・インスピレーション日本語版
http://www.threes.co.jp/

発想支援的な要素を盛り込んだ洗練されたプレゼンソフト。

・アップル - Keynote
http://www.apple.com/jp/keynote/index.html

Macでは有名なプレゼンソフト。

・ジャストシステム 花子
http://www.justsystem.co.jp/hanako/2004/index.html

ジャストシステム。パワーポイントに似ている。互換性もある。

・Impress StarSuite 7の一部
http://jp.sun.com/products/software/starsuite/index.html

オープンソースのプレゼンソフト。FlashやPDFへ書き出せる。

・Magicpoint for Windows - Carlos Oliveira
http://grove.ufl.edu/~oliveira/software/mgp.html

Linuxでよく使われるプレゼンソフト。これはそのWindows版で、Xサーバを内蔵している。

・Muffin
http://www.justsystem.co.jp/ark/muffin/

JavaとXHTMLによるプレゼンテーションソフトウェア。技術的には面白いが実用性は...。
・製品情報/はっぴょう名人 /R.3
http://www.justsystem.co.jp/software/dt/happyour3/
小学生のためのプレゼンソフト。

・メディアルーム3se
http://www.asciisolutions.com/products/media3/

これも小中学生向け。

・小学シリーズ・中学シリーズ / 発表くん3
http://www.tdk.co.jp/tjbbi01/bbi22100.htm

これも小中学生向け。

参考情報:

・プレゼンテーションソフトで4コマ漫画を作ろう!
http://www.johoka.net/4komamanga.htm

パワーポイントで4コマ漫画を作らせた授業の作品展示。

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2004年08月09日

1980円で統合開発環境 Oracle JDeveloper 10g 1Year Limited

・Oracle JDeveloper 10g 1Year Limited
B0002IJ6D2.09.MZZZZZZZ.jpg
IDEonXP_w400.gif

オラクルの本格的なJavaの開発環境が1年間の期間限定ライセンスとはいえ、1980円で販売されるというので、早速一本購入して試している。10万円前後する商用開発環境と同等の機能を持つJava/SQL/XML開発者向け統合ツール。開発テンプレートには、WebDB系だけでなく、Javaアプリ(Swing)やアプレットも用意されているので、Javaがらみの開発であれば万能である。

UMLの設計、GUIのデザイン、JSP/HTMLのデザインなどビジュアルデザイン機能が満載されており、とりあえず絵からプロトタイプを作ってみようかという気になるのがうれしい。コードエディタ等は外部連携機能でいつものエディタを利用することもできる。

CDROMにはふたつのZIPファイルが入っているだけ。Jdeveloper本体とJDK1.4。インストールは手動でこれらふたつを解凍して、設定ファイルを開き一部パス情報を追加する必要がある。自動のインストーラーがあるわけではない。お手軽パッケージの印象があったので、これは意外だったが、アンインストールもディレクトリを削除するだけ。環境を汚さない配慮の結果であるらしい。この開発環境を使うユーザでこの作業ができない人はいないだろうから、むしろ歓迎できる。

インストール中、JDK1.5には対応していないことが判明。付属の1.4を別ディレクトリにインストールした。起動後、いくつかのテンプレートを使ってプロジェクトを作成してみる。できることが多すぎるため、全貌をつかみきれないが、ウィザード自動生成タイプというよりは、コードばりばり書きます派の煩くない支援ツールとしてよくできているようだ。

マニュアルやサンプルは不足している。海外では、Jdeveloperの書籍が何冊かでているが和書ではまだないようだ。これが一番の問題かもしれない。先行するEclipseも無償でありながら、よくできており、プラグインも豊富にある。Jdeveloperの魅力は、こうしたプラグインが最初から、搭載されたリッチ環境が提供されることにあると思う。リッチな分、マニュアルや情報がもっと欲しいなと思う。

というわけで夏休みに何かJavaでフリーソフトでも書いてみようかなと思っている。XML開発ができるということだし、RSSリーダーかなにかがいいだろうか。でも、夏休みっていつ取ればいいのだっけ...。

Java開発者であれば、1980円の価値はあるおすすめの一本。少なくとも話の種にはなる、でしょう。

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2004年07月31日

RAMディスクでファイルアクセスを高速化

・Free RAMDisk for W2k / XP / Server 2003 / PE
http://users.compaqnet.be/cn021945/RAMDisk/RAMDisk.htm

PCのメモリの一部をHDDドライブ(RAMディスク)として認識させるユーティリティ。RAMディスク化することで、30倍から60倍の、ファイル読み書きの高速化ができると説明されている。

頻繁に参照、更新される、大きなファイルをRAMディスク上に置くと良い。HDDへの物理アクセスがなくなるので、動作が速くなる。ただし、メモリなのでPCの電源を落とすと、すべてのデータは失われる。一時的な作業ファイルを扱うのに向いている。

以下の例が高速化できる推奨用途として挙げられている。

・Webサーバのコンテンツファイル
・データベースのファイル
・Webブラウザのキャッシュフォルダ
・編集対象のPhotoshopのイメージ
・キャプチャ、編集対象のMP3やビデオファイル

Windowsインストール作業が不要の、ちょっとしたオンラインソフトなどは、RAMディスク上に置くと、著しく高速化できることがある。

■インストールと設定

1 ramdisk.exeをダウンロード、解凍しておく
2 コントロールパネル→ハードウェアの追加→はい、ハードウェアを接続しています→新しいハードウェア デバイスの追加→一覧から選択したハードウエアをインストールする→すべてのデバイスを表示を選択
3 「ディスク使用」で、解凍したフォルダ内のramdisk.infを選択する

設定は

1 コントロールパネル→ハードウェア→システム→デバイスマネージャを開く
2 RAMDISK[QSOFT]を選択し、プロパティを表示
3 ドライブレター(デフォルトはBドライブ)と容量を選ぶ
4 必要ならば再起動

で、任意のドライブレターと容量を設定することができる。

ramdisk01.JPG


あとは、このドライブにファイルをコピーして使うだけである。デスクトップ作業でも、アイデア次第でとても有効なシーンがありそう。とりあえず、ブラウザの一時ファイル保存フォルダを割り当ててみた。少し早くなった。

512メガバイト以上のメモリを搭載したPCにおすすめ。

関連記事:

・Passion For The Future: 高速なファイルコピー Fire File Copy
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001758.html

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2004年07月29日

付箋紙メモとWikiが組み合わさったビジュアル情報管理アプリのWema

付箋紙メモとWikiが組み合わさったビジュアル情報管理アプリのWema

変なもの(wema)
http://www.mikihoshi.com/wema/
wemasample01.JPG

これは荒削りなところもあるけれど、面白い。

Blogと並んでWikiは、Webベースのコンテンツ管理システムとして大変優れていると思う。だが、Blogほど一般に普及しないのは、初心者が、一見して使い方が分かりにくいインタフェースにあるのではないかと思っていた。

このWemaは、ペタペタと画面上の好きな場所に付箋を貼り付けて、位置や色や線でメモをグルーピングできる。Webベースなので、複数人数で利用できる。グループでアイデアを出し合うためのテーブルとしても活用できそうだ。

WemaはWebサーバ上で動作するCGIアプリケーション。動作環境としてはRubyが必要。私はローカルマシンにインストールして使ってみている。

・Wemaの使い方

1 まず、画面上をダブルクリックすると入力欄が表示される。
2 何かを書き込むと、付箋がクリックした位置に表示される。
3 付箋はドラッグして位置を移動できる
4 ■を押すと、移動した位置を記録できる
5 ×を押すと、付箋が削除される
6 Wikiの記法( [] )を使うと、他ページへのリンクを貼れる。他ページリンクを含む付箋は点線で囲まれて表示される。

作者によるデモ用のWemaが公開されているので試してみたい人はこちら。

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2004年07月21日

最強のメモ環境をChalowで構築

■いつものテキストエディタでなければ

Webやメールでみつけた情報をクリッピングするツールとしては「紙」「WeBox」がベストだと考えている。また、ナレッジベースとしては、ファイル管理+全文検索ツール(サーチクロス、Namazu)が有効と感じている。

足りないのはアイデアを書き留めるメモツールだと思ってきた。パソコンで気軽にメモを取るためのツールは何十本も試した。階層型メモ管理ツールの幾つかはそれなりに便利であったが、何かが足りなかった。

何が不満かを自問自答して考えた末の結論は、

「いつものテキストエディタでなくてはイヤ」

ということだった。

私は、ほとんどの「書く」デスクトップ作業をテキストエディタ上で行っている。長文メール、パワーポイント資料、Word文書、このブログの原稿、プログラムのコードなど、すべてテキストエディタで書いてから、各アプリケーションに持ち込んで修正している。WordもExcelも大の苦手だ。Wordでは原稿を書く気になれない。アプリケーション固有の質感の問題のようだ。エディタとしては、最近は動作の軽い、秀丸をよく使っている。

・秀まるおのホームページ−ソフトウェア−秀丸エディタ
http://hide.maruo.co.jp/software/hidemaru.html

私の今までのメモ環境というと3つあった。一つは、秀丸で書いた文章を1記事1ファイルで文書フォルダに保存し、サーチクロスの検索対象にする方法。もうひとつは、ローカルマシンにWebサーバのApacheを導入し、自分専用のWikiを立ち上げておく方法。最後はBecky!の一時メモ機能に入れておくか、自分あてにメールしてしまう方法。

秀丸テキストファイル化の問題点は、1ファイルにするほどでもないアイデアの断片をメモし忘れることと、ファイル名を考えるのが面倒であること。Wikiはブラウザを立ち上げてメモを保存するまでのステップ数が多すぎること。Becky!のメールメモでは散逸してしまうこと。こういった問題があって完璧とはほど遠かった。

まとめると、以下の要件を私はメモ環境に求めていたのだ。

・メモ完了までの総ステップ数が少ないこと。動作が軽いこと。
・ファイル名を考える、題名をつけるなどの心理ハードルが低いこと、面倒でないこと
・メモが散逸しないで再利用が容易かつ効率的にできること

今回、構築したメモ環境はこれら要件をかなりの程度まで満足できる。

■Chalowでテキストベースのメモ環境を実現

無敵会議で仲良くなった、たつをさんが開発したChalow(Changelog)と出会った。以前から、このメモアプリケーションの存在は知っていたのだが、へんてこりんなブログ、Wikiみたいなものとしか認識していなかった。大間違いだった。

・chalow
http://nais.to/~yto/tools/chalow/

ChalowはChangelogという形式のテキストメモをHTMLファイルに変換するアプリケーション。Changelogはひとつのテキストファイルにメモを次の形式で追加していく。そして、それを一括HTML化することができる。

Changelog形式の構造説明図

chalow-cl-name.gif

つまり、

changelog_sample_01.JPG

とテキストで書いておけば以下のようなHTMLに変換されるというものだ。自動的に修飾レイアウトが行われ、[neta]というカテゴリページが作成され、URLが自動リンクになったりする。コンセプトと記法はWikiと似ている。記法は他にもたくさんあるし、プラグイン拡張することもできる。

changelog_sample_02.JPG

・たつをの ChangeLog
http://nais.to/~yto/clog/
最も使いこなしているのはたつをさんご自身のサイト。メモを完璧に管理している。

ChalowはPerl言語で書かれていて、Webサーバ上でファイルを検索できるCGIや携帯向け表示のCGIも提供されている。Webサーバ上に乗せると威力は倍増する。

これだけのアプリがここまで便利な存在であるとは導入するまで気がつかなかった。Chalow(Changelog)の魅力は、すべてをテキストエディタで管理できることにある。記法を覚えず、適当にメモするだけでも動作するのも使いやすいポイント。日付や名前やアイテムヘッダーは自動生成する支援ツールが多数用意されている。

■工夫でさらに完璧なメモ環境へ進化

試行錯誤の結果、私の使い方はこうなった。

1 ローカルWebサーバ上でChangelogを表示させる

WindowsXP上にApacheとActiveperlをインストールし、ネット接続がなくとも、自分のChangelogをWebブラウザで表示、検索することができるようにした。

2 秀丸マクロを使った作成と編集

秀丸マクロを使って、アイコンをワンクリックでテンプレートが準備され、最新メモ内容を追加して書けるようにした。

・YAYADoc: 秀丸用changelogマクロ
http://blogger.main.jp/yayadoc/archives/000032.html

2 ワンタッチボタンへの登録でメモ一発起動

ノートPCの”ワンタッチボタン”に秀丸マクロを起動できるようにした。アイデアを思いついたらボタンを押せばいい。すぐに書き出すことができる。

このワンタッチボタンは複数のアプリの連続起動に対応していたので、Chalowによる変換動作も同時に割り当てた。新規メモ作成のたびにHTML化が自動的に行われる。

lavie_onetouchbttn01.JPG


これで、なんでも気軽にメモを残し、一覧表示と検索が可能になった。データは一つのテキストファイルなのでバックアップも用意である。また、公開したい項目だけをWebでそのまま公開することもできる。


この便利さには、かなり感動している。今後はこれをベースに独自に改造していこうかなと思っている。もう少しインストールが簡単になって、エンジニア以外の層にも広まるといいのになあ。

なお、Changelogについては今月号のUnixUserにたつを氏本人が特集記事を書かれている。

UNIX USER 2004/08
http://www.unixuser.jp/magazine/2004/200408.html
unixuser200408.jpg

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2004年07月19日

2ちゃんねる風の絵文字作成を支援するAscii Art Editorと文字絵考

アスキーアート作成を支援するソフトとレッスンのサイトを発見。どちらもよくできている。

Ascii Art Editor Support Page
http://aaesp.at.infoseek.co.jp/
aae_title01.jpg

・モナー系アスキーアートの描き方。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Yurinoki/1836/

日本のサイバーコミュニティ文化のアートのひとつとして2ちゃんねる系アスキーアートがあると思う。

2ちゃんねるのアスキーアートは書籍にもなっている。

2ちゃんねる AA大辞典
4797322756.09.MZZZZZZZ.jpg

実は私は97年ごろ、「華麗なるアスキーアートの世界」というアスキーアートのサイトを運営していた。数ページの小さな内容だったが、時期が早かったので、何度か雑誌にも紹介してもらった記憶がある。

アスキーアートには次の3つの分類ができるのではないかと考えている。

1 写真や画像を文字列に変換するタイプのビットマップ系

例:
・Aladdin Ascii Pictures
http://www.arkworld.com/ascii/disney/aladdin.htm
ディズニーのキャラクターが美しい

2 ASCII文字のみを使って点と線で絵を描くラインドロー系

例:
・CyberTaRo ASCIIART mit ASCII CODE Charakteren ASCII ART

http://www.cybertaro.de/arts/asciiart3.htm
海外ではこういうのが多い。少し味気ない。

3 日本語フォントを駆使して小さく描く絵文字系

例:
・おまえモナー。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Yurinoki/1836/c_aa_archive/omaemona.html


1と2は歴史も古く、海外で始まっているが、3は日本語フォントの特性を活かした日本発のアートであると考えている。

そして3の絵文字の系列には

1 2ちゃんねる
2 メールの署名
例:
・文字絵署名   
http://iwa.eheart.jp/mo/
署名に使われたアスキーアート

3 ケータイメール
例:
「絵文字屋コム」TEXTARTの無料素材集
http://www.emojiya.com/
ケータイ絵文字文化の立役者、京太さんのサイト。

の3つの用途の中で、発展してきたものが統合されてきているように思う。

というのが私の持論だが、同じようなことを考えている人たちもいるようで、このサイトなどは意見を集約していて、特に参考になった。

・アスキーアートAA(ascii art)とJISアート(japan original art)の違い
http://www1.ryucom.ne.jp/papa/asciiart.htm


関連情報:

・殴打1号(WindowsNT/2000/XP/インターネット&通信)
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se323692.html
・AA表示機能
・レス番号挿入機能
・ぬるぽチェッカー
・クリップボードへのコピー機能

・錯覚するアスキーアート
http://ex3.2ch.net/aasaloon/kako/1045/10450/1045051635.html

・窓の杜 - 【PickUP】動画からアスキーアートアニメを作成「テキストシネマ工房」v1.0
http://www.forest.impress.co.jp/article/2001/08/01/textcinema.html

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2004年07月17日

テンキー電卓、テキストエディタ電卓

ノートPCにはテンキーがないから、頻繁な計算は面倒である。そこで、この記事を読んで、早速キヤノンの電卓テンキーを買いに走ったのだが、

・俺の“テンキー電卓やテンキーパッドの選び方”
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/18654.html

PCにUSB接続で計算結果を転送できる電卓2種。とても便利そう。液晶がついているので、PCに接続していない間は普通の電卓として機能する。

売り場で、各種実物を見た妻(本当のユーザ)曰く「これはキー配列が電卓であってテンキーではないから使いにくい」と言う。

結局、テンキー配列のこちらを購入した。実際、上の記事でもスタパ斉藤氏が「正直申しまして、電卓使いまくりな人にとっては、KS-120TKRのキー配列はちょい扱いにくいよーな気もする。」とそのことに触れている。私は変わらないと思うのだが...テンキーを使っていないからか。

結局、電卓機能はない、普通のUSB接続のテンキー。

・シグマAPO 絶対半角USBテンキーボード ブラック STZ-10BK
http://www.sigma-apo.co.jp/products/peripheral/tkeybord/STZ-10BK.html
zettaihankaku01.jpg

特徴としては、付属ソフトのインストールにより、テンキーからの数字の入力を”絶対半角化”できること。Excelの領収書の入力のように、全角文字と数字が混ざる文書の作業でこれは便利だ。

■テキストエディタ電卓 SC-66、

で、ついでに電卓周りのツールを幾つか試してみた。便利だったのは、テキストエディタから電卓を呼び出して、計算結果を、元のテキスト入力位置へ挿入するSC-66というソフト。

・ソフト紹介 SC-66
http://hp.vector.co.jp/authors/VA013186/soft.html
sc-66.JPG

エディタを使用中に「ALT」+「スペース」を押すと計算ウィンドウが立ち上がる。計算式を入力してリターンキーを押すと、計算結果が入力位置に貼り付けられる。

もうひとつ、こちらも長年探していた機能を実現していて感動。計算式を入力すると結果を横に表示してくれるエディタタイプの電卓。変数も使えるし、他のツールへ結果をペーストもできる。文章を書きながら、内容について、ちょっと試算してみたいときに打ってつけのツールだ。

・テキストエディタタイプ電卓KCalcLt
http://hp.vector.co.jp/authors/VA004101/kcalclt/j_kcalclt.htm
kcalclt01.gif

それから、この分野での驚異的な比較サイトを発見。

・V-Tails/電卓ソフト比較/テキストエディタ電卓
http://www.aa.isas.ne.jp/v-tails/soft/memo.html

「Windowsで動作するテキストエディタ形式の電卓ソフトについて、かってに比較しました。」とのこと。徹底的です。素晴らしいです。感動。

これらのツールを、購入したテンキーで使ってみると、とても快適で、計算がしたくなってきた。何か計算するものないだろうか。

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2004年07月16日

MSNメッセンジャー、マウスで手書きチャット

チャット仲間のたつを氏に教えてもらった「MSN Messenger で手書きメッセージ」ツールは素晴らしい。タブレットがなくても、マウスによる手書きの絵を気軽にチャットで利用できる。

・MSN Messenger で手書きメッセージ
http://nais.to/~yto/clog/2004-07-16.html#2004-07-16-4

・fhw - msnmessenger-handwriting
http://disense.org/fhw/hiki.cgi?msnmessenger-handwriting
tegakimsn.JPG

使用例1 :たつを氏との手書きを混ぜたチャットのログ。表現力倍増?。
View image
s_msnwithtatuo.JPG

使用例2 :bulkfeedsの宮川さんとも会話してみる

View image
s_msnwithmiyagawa.JPG

使用例3 :あだち君とも会話してみる

View image
s_msnwithadachin.JPG

皆、バカ受けで「どうやってます?」で説明することになる。ビジネスシーンでも図解が必要なときに便利なツールだと思う。

インストール方法は、作者のサイトに書かれているが、少しややこしい。msnmsgr.exeに対してパッチ処理を行う。パッチを当てるにはMSN MessengerとInternet Explolerのプロセスを一旦終了させる必要がある。

バイナリエディタを使った修正も示されているが、ひとつ間違うとMSN Messengerを起動できなくなる危険がある。このインストール方法が何を意味しているかを把握している人におすすめ。

関連情報:

・MSN Handwriting
http://www.customizeyourmsn.com/?msn=downloads&id=370&PHPSESSID=817078861cf266072eac040329bd0cd2これも似たソフトのようだ。このサイトはMSN Messengerの情報満載。

・MSNの改造情報のポータル
http://www.mess.be/

・MSNメッセンジャー☆ステーション - MSN Messenger Station
http://messenger.s7.xrea.com/

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2004年07月11日

休日の気分転換にOSを入れ替えてみる その2

昨日に引き続きCD起動可能なOSの話題。

■Berry Linux

先日の記事「CDROMだけで起動する3つのOS」に対してそらさんという方から、


ここにあがっていないのですが、
berry linuxというCDベースの
Linuxがここのところ急成長しているようです。
knoppixよりちょっと私的に使いやすいかと思ったのですが、いかがなもんでしょう?

こんなコメントを頂いていたことに気がつく。(コメントに反応が遅くてすみません)

早速、Berryも試してみた。KNOPPIXと同様にISOイメージをダウンロードしてCDに焼くだけ。

・Berry Linux - Bootable CD Linux
http://yui.mine.nu/linux/berry.html

動かしてringolabのページを表示。

berrylinuxtest02.jpg
View image

・その他のスクリーンショット
http://yui.mine.nu/linux/screen.html

完全に動作。美しいデスクトップ。KNOPPIXとの違いは、「Knoppix は Debian (開発者向け Linux) ベースであり、「Berry Linux」は Red Hat (一般向け) ベースです」ということらしい。

■奥深いLiveCDの世界

こうしたジャンルはLiveCDと呼ばれていることを知る。おそらく世界で最も充実した情報源がLinuxベースのLiveCDをリストにしたこのページ。100以上のLinux LiveCDが用途、ファイルの大きさで分類されている。2メガバイトで動くfloppyfwから、CDROMの容量限界の700メガクラスのものまでリンクがある。

・List of Linux Live CDs
http://www.frozentech.com/content/livecd.php

ジャンルは、Bioinformatics, Clustering, Desktops, Diagnostics, Educational, Firewalls, Forensics, Gaming, Geographically Specific, Home Entertainment, Medical, Power PC, Rescue, Security, Serversなどという分類になっている。

特徴が強く出ていると思ったのは以下のディストリビューション。

化学者向け BIOKNOPPIX home
http://bioknoppix.hpcf.upr.edu/
bioknoppixthumbnail.png

・視覚障害者向け Oralux
http://oralux.org/
音声読み上げなど。

・無線ホットスポット構築 Public IP - FREE WiFi Open Source Solutions
http://www.publicip.net/
喫茶店オーナーなどが店を無線LANスポット化するためのCD。

・ゲームエミュレーター KnoppiXMAME
http://sourceforge.net/projects/knoppixmame/
プレイステーションのゲームが動く。

・自然言語処理向け Morphix-NLP
http://www.nlplab.cn/zhangle/morphix-nlp/index.html#download
nlplink_parser_small.png

自然言語処理アプリケーションを搭載。すぐ使える。

・グループウェアサーバ化 OpenGroupware.org Knoppix CD
http://www.opengroupware.org/en/knoppix/index.html
opengrouppublic_calendar_month_thn.png

グループウェアをCD一枚で動かす。

・ストリームサーバ化 StreamBOX
http://streambox.org/
streambox_small_screenshot3.png

ストリーム放送局を構築する。

■動かしてみたGeeXboX、eMovieX、Morphix

その他、

非日本語圏のものをいくつか試してみた。

・GeeXboX HomePage
http://www.geexbox.org/en/index.html
gx-menu-movies-thumb.jpg

MP3やAVI(DIVX)などの音楽、映像再生専用のOS。CDROMから起動すると、OSの入ったCDは排出され、メディアCDを挿入できる。ハードディスク上のメディアファイルにも対応している。PCの完全なジュークボックス化が可能。

・Movix
http://movix.sourceforge.net/
movix2_01.png

GeeXboXと同様のコンセプトだが、こちらの方がファイルサイズがとても小さい。

・morphix.org - News
http://www.morphix.org/modules/news/
morphix01.png

汎用デスクトップ利用向けなのだが、ゲームを満載したバージョンがあり、DoomやFreeciv(シムシティ)などを遊ぶことができる。


と、気分転換を超えてどっぷりLiveCDにはまってしまった。CD起動でPCを家電化するというコンセプトは、古いPCの再利用にも使えそうだ。

ところで、今年度のIPA未踏プロジェクトで、とても動向が気になっているプロジェクトがある。起動にはCDさえ不要で、P2Pネットワーク上に分散したOSを読み込んで、「どこからともなく」起動するOSの研究開発である。

・ どこからともなくブートするOS
http://www.ipa.go.jp/jinzai/esp/2004mito1/gaiyou/4-4.html

「ルートファイルシステムをP2Pで共有できる「どこからともなくブートするOS」を開発する。本提案ではどこにルートファイルシステムがあるのか不明なままP2Pからデバイスブロックを取得するデバイスドライバを作成する。作成するドライバは各ブロックをファイルとして扱えるループバックデバイス用となる。ループバックファイルはブロック単位で小粒度ファイルに分割され、各ファイル名を集めたブロックリストによって管理される。OSが各ブロックを必要とするとP2Pで対応ファイルがダウンロードして利用される。」

どこから起動したか分からな哲学的なOS。


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2004年07月10日

休日の気分転換にOSを入れ替えてみる KNOPPIX

万人にとって「OSを入れ替えてみる」ことが気分転換になるかどうかは、ともかくとして、私にとっては、なるので、やってみた話。

以前、メモしたCDROMからブート可能なLinuxOSの、KNOPPIXの話題。一度、自分のPCで試してみなければと思っていた。Knoppix関連書籍は、オンライン書店コンピュータ書売れ筋ランキング11位に入っている。隠れた人気があるようだ。

今すぐ使えるLinux KNOPPIX コンプリートガイド
4839912769.09.MZZZZZZZ.jpg

KNOPPIX Japanese edition
http://unit.aist.go.jp/it/knoppix/
kkde-desktop.jpg

動作可能であれば「見せびらかしたい」わけであるから、普段使っているノートPC(NEC Lavie RX)で動かしてみようと思った。CDRドライブが搭載されているので最適。

まず、これをダウンロードする。

・イメージファイル(約676メガバイト)(2004年7月10日時点の最新)
ftp://ftp.dnsbalance.ring.gr.jp/archives/linux/knoppix/iso/knoppix_v3.4_20040517-20040629.iso

次に、フリーソフトのDeepBurnerを起動してプロジェクトタイプの選択で、

deepburner02.JPG

ISOイメージの書き込みを選択し、次の画面で先ほどダウンロードしたISOファイルを指定する。しばらく、CDROMの焼きこみ完了を待つ。

できたー。

そして、そのまま、CDROMドライブに戻して、ノートPCを再起動する。すると、KNOPPIXのOSローダーが表示され、WinXPではなく、KNOPPIXが一発で立ち上がった。比較的、新しいノートPCだったので不安もあったが、ネットワーク(LAN)もUSBマウスも自動認識された。ちょっと感動。(唯一、無線LANカードが認識されなかった)

・画面例
http://unit.aist.go.jp/it/knoppix/#Dousa

早速使ってみる。とても快適。Webブラウザ、メールソフト、オフィス文書作成ソフトからマルチメディア関連ソフトまで、一通りのソフトウェアはKNOPPIXに予め含まれている。Windowsで普段使っているハードディスクも参照できる。作ったファイルはHDDだけでなく、USBメモリにも保存できるので、CDROM+USBメモリで、いつでも同じ環境を持ち歩ける。

MSNメッセンジャー互換のインスタントメッセンジャーソフトGAIMを使って、エンジニア系の友人たちに「KNOPPIXからです!」と声をかけてみる。皆、興味がある模様。いろいろと聞かれる。

このKNOPPIXは、CDROMブートだけでなく、ハードディスクにパーティションを作成して本格的にインストールすることもできる。Windowsと選択起動できるようになる。ただ、HDDインストールは失敗すると怖いので、まずCDROM起動で使フル機能が使えるというのは、これからの新しいOSにとって、普及に必要な条件だと思った。

・スラッシュドット ジャパン | Windows環境へインストール可能な日本語版KNOPPIX 3.4
http://slashdot.jp/articles/04/07/07/088246.shtml?topic=2

CDROMは何枚か複製して、来週、会う人に配ってみようかなと計画中。

関連:

・KNOPPIX実験室
http://www.h2.dion.ne.jp/~miyawaki/knoppix/

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2004年07月06日

PDF使いこなしテクニック その2

以前、書いたこの記事の続編になります。

・PDF使いこなしテクニック
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001066.html

最近の論文はPDFで公開するのがすっかり一般的になったようだ。そのうち読もうと思って「気になる論文」フォルダに放り込んでいる。研究発表イベントで何十件ものリンクが示されている場合には、すべて自動ダウンロードでローカルに取り込んでいる。Webで個別公開された論文は結構無くなってしまうからだ。そんなことをしているためにPDFの数が、2千ファイルを超えてしまった。これに加えて機器類のマニュアルも多数ある。

これらのPDFを効率的に読む、管理するツールを紹介。

■PDFファイルの管理

・PDF Explorer Site
http://rtt.planetaclix.pt/home.htm
pdfexpl01.JPG

・EJMode 日本語化パッチ
http://www2.ocn.ne.jp/~ejmode/

HDD上のPDFをデータベース化し、ファイル名やキーワードで管理することができるソフト。PDFに含まれる画像のみを閲覧するモードもある。この画像抽出機能は、長文のPDFを大量にザッピングしたい場合、便利。

■PDFのページ切り出し

PDFのマニュアル類は数百ページに及ぶものもある。必要な部分だけ切り出して取っておきたいときに、このツールが使える。

・SepPDF(Windows95/98/Me/文書作成)
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/writing/se224883.html
setpdf.JPG

ひとつのファイルがこんな風にページ単位に切り出される。
setpdf02.JPG


■PDFの結合

切り出した後の結合、一斉に印刷などを支援してくれるのがこちらのツール。

・ラドPDF管理ツール(Windows95/98/Me/文書作成)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se303690.html
radpdf.JPG

1.PDF変換
指定されたディレクトリ以下のファイルを全てPDFファイルに変換する。
(対象ファイルは、MS WORD・MS Excel)
2.PDF統合
指定されたディレクトリ以下のPDFファイルを1ファイルに統合する。
3.PDF印刷
指定されたディレクトリ以下のPDFファイルをまとめて印刷する。


■PDFの検索

以前、紹介した全文検索ツールに加えて、このソフトも使い始めた。サーチクロスと比較するとプレビュー機能が弱いものの、テキストでの検索は十分使える。

全文検索ソフト G-Search Personal
http://www36.tok2.com/home/yuuki05/soft.html

ローカルPC内のAutoCAD,Word,Excel,PDF,TXT,HTMLファイルなどの中身の内容も含めた文書に対して全文検索を行い目的のファイルを速やかに見付け出す。

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2004年06月27日

気軽に使えて便利なコピ鉄、Gooo、メモ鉄

またセンスのいいオンラインソフト作者を発見。どれも便利なユーティリティ。コピ鉄は特に気に入った。

・コピ鉄
http://hp.vector.co.jp/authors/VA015390/copyfe/index.html
copytetsu02.JPG

クリップボードを拡張して履歴を使いまわすユーティリティはいろいろあるけれどこれはインタフェースが斬新。最近コピーしたデータが、作業中のエリアのすぐ近くに可視化されて置かれていく。使わないでいるとだんだん消えていくなんていう工夫もある。このちょっとしたアイデアが、抜群の効果。

Gooo
http://hp.vector.co.jp/authors/VA015390/gooo/index.html
goo01.JPG

メモリ上にファイルシステムの情報をすべて取り込んで、ファイル名、ディレクトリ名を高速検索するツール。メモリが大量に必要だが、Windowsの標準ファイル検索とは比べ物にならない高速軽快動作。大量メモリを前提にしたオンメモリ動作は他のアプリでもトレンドになるかも。

・メモ鉄
http://hp.vector.co.jp/authors/VA015390/memotetu/help.html
memotetsu01.JPG

アイデアを階層整理しておくツール。

「メモ鉄」はいわゆる典型的なツリー型メモ帳です。使い方はWindows標準のメモ帳と全く同じです(もちろん文字変換や自動URL認識などオリジナル機能もついています。)
要は、メモ帳にエクスプローラがくっついたと考えてもらうとイメージがわくかと思います。この手の作品は数多くありますが

1.フォーマットが特殊
2.Winodws標準のドラッグ&ドロップが実装されていない
3.アイテムの洗練が今一

などと色々不都合があったので今回自作しました。


どれも「ちょこっと」使える感覚が、商業製品ソフトウェアにない使いやすさを提供しているなあと思う。この人の次の作品にも期待。

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2004年06月26日

日本語インクリメンタル検索のmigemoを活用してみる

■ローマ字で日本語文を検索するmigemo

namazuの開発者の高林さんの開発したmigemoは便利。

・Migemo: ローマ字のまま日本語をインクリメンタル検索
http://namazu.org/~satoru/migemo/

migemoは、ローマ字入力で日本語文をインクリメンタル検索するツールである。インクリメンタル検索とは、文字を1文字入力するたびに全文検索を実行し、マッチした結果をリアルタイムに表示する技術である。例えば「イ」と入力すると「インターネット」「イーラーニング」「イントラネット」が検索結果に表示され、「int」まで打つと「インターネット」のみが結果に残る。

従来のインクリメンタル検索は、文字の漢字変換確定を伴うローマ字日本語入力には、不向きであった。migemoはその問題を解決して、日本人にとって使いやすい検索を実現するコンポーネント技術。「i」と打った段階で「インターネット」などにマッチする。日本語変換を確定させる必要がない。検索語の入力、検索実行、結果表示の確認という3つのプロセスをひとつにまとめて行える。

とても便利に感じたので、Windowsでの活用を試してみた。

migemoは、特に大きなサイズの日本語テキスト文書から、キーワードにマッチする箇所を素早く見つけるのに向いていると思う。大きなファイルサイズの日本語テキスト文書というと、日常目にしているものの中から、二つ思い当たる。

1 2ちゃんねるのログ検索

日本最大の掲示板2ちゃんねるは検索が難しい。有料の検索エンジン「2ちゃんねる検索」は優れているのだが、どの板にその単語があるのかという大きなレベルでしか検索ができない。格板は多数の投稿を含んでいるので、板内の検索にはあまり使えない。

2 メールボックスの検索

一般のメールソフトでは検索が面倒である。メールボックスのヘッダ、本文をインクリメンタル検索できると便利そう。

というわけで、少し調べて、MeadowというWindowsの情報処理環境上で、migemoを動かして上記の2つの文書を検索可能にしてみた。

・Meadow Official Site
http://www.meadowy.org/meadow/

■Meadow+2chnavi+migemoによる即効2ちゃんねる検索環境

navi2ch01.JPG

UNIXで人気のエディタで汎用情報処理ツールとして使えるEmacsには、Windows版のMeadowがある。migemoには、emacs用のプラグインがある。また、2ちゃんねるビューアのプラグインもある。この二つをインストールしてみた。

・Navi2ch Project Home Page
http://navi2ch.sourceforge.net/

2ちゃんねるの長いログから、高速にキーワードを検索し、候補をハイライトできた。かなり便利かも。

■Meadow+wandelust+migemoによる即効メール検索環境

migemo_wl.JPG

Meadowと組み合わせて使う高機能メールソフトのWanderlustと組み合わせてみた。メールのタイトルや送信者が表示されるバッファと、本文のバッファを検索できるようになった。(下のキャプチャは、choでインクリメンタル検索された状態)

#なんでECサイトの販促メールマガジンばかりなのかって?...理由はそのうちこのブログでお話しまする...。

・Wanderlust
http://www.gohome.org/wl/index.ja.html

「斉藤さん」でも「斎藤さん」でもsaitoと打てば検索にひっかかる。「インタフェース」と「インターフェース」でも「inta」と打てばひっかかる。表記の揺れが多い人名やメール内容では、インクリメンタル検索の本領発揮という感じがする。

■もっといろいろなWindowsツールと連携できたら楽しい

というわけで、migemo+Meadowでデスクトップでインクリメンタル検索環境を試してみたが、かなり便利である。残念ながら、導入は少し技術的な知識が必要だし、Meadowの操作はWindowsアプリケーションとはまったく違うものなので、習熟も必要とされる。なにか、Windowsで有名なアプリケーションと連携して使えるようになったら、ブレイクしそうな気がしている。OutlookとかBeckyとか。

Meadowについてはいい本がある。今日の環境を自分で構築してみたい人に、おすすめ。

入門Meadow/Emacs
4274065189.09.MZZZZZZZ.jpg

・migemoを使えるブラウザ fub
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/6049/fub_net.html

・エクスプローラでmigemo MigemizeExplorer
http://www12.plala.or.jp/yoshi223/MigemizeExplorer/

・C/Migemo
http://www.kaoriya.net/#CMIGEMO
migemoはDLL版も存在しており、自作アプリにこの部品を使うことができるようだ。多くのコンパイラに対応しているようなので、今度遊んでみよう。

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2004年06月25日

デジカメ写真をFlashアルバムに一発変換 Zphoto

京都で某研究プロジェクトの合宿。いつかじっくり話してみたいと思っていたNamazu等の開発者として知られる高林哲さんと一晩+新幹線での情報交換が実現。日本のハッカーの代表選手みたいな人なので、技術についての嗅覚抜群で、最近の関心などを聞いているだけで、とても勉強になった。1年分くらいのインスパイアされまくり。

高林さんはハッカー文化論も人気があって、どれも「奥が深い」(笑)

・Shibuya.pm Technical Talk #4: ネットピープル分類学 その傾向と対策
http://namazu.org/~satoru/pub/shibuyapm4/

・UNIXにみる世代間の断絶
http://namazu.org/~satoru/misc/ggap.html

・バッドノウハウと「奥が深い症候群」
http://namazu.org/~satoru/misc/bad-knowhow.html

最近の話題作というとzphotoがある。デジカメの写真を、Webで公開できるFlashのアルバムに一発変換するアプリケーション。Windows版もあるので誰でも簡単に利用可能のフリーソフト。高林さん的にはお遊び的な位置づけらしいけれど。

zphoto: Flashベースのフォトアルバムを作るツール
http://namazu.org/~satoru/zphoto/
zphoto-zooming-mini.png

・窓の杜 - 【NEWS】サムネイルの拡大・縮小など見た目に楽しいWebアルバムを作成できる「zphoto」
http://www.forest.impress.co.jp/article/2004/05/21/zphoto.html

・横着プログラミング 第7回: zphoto: ズーミングするオンラインアルバムを作るツール
http://namazu.org/~satoru/unimag/7/

イベント終了後、一緒に回った京都の三十三間堂、京都国立博物館の写真をzphotoで変換してみた。以前、紹介したFlashMakerより遥かに簡単にFlashアルバムが作成できる。ちょっとした写真の公開に重宝しそう。

作成したFlashアルバム(リンク先のオリジナル画像は容量が大きいので公開を省略。)

高林さんの開発物はUNIX系が多いため、コアな技術者の間では有名でも、一般ユーザには敷居が高いイメージがあった。今後も、その超絶技術で、ぜひ、WindowsでGUI動くやつを作ってほしいなあと思った。

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2004年06月22日

高速なファイルコピー Fire File Copy

DVカメラやTVキャプチャで録画したビデオや、大きなデータベースのファイルは数百メガ〜数ギガバイトになってしまう。こうした大きなファイルはコピーするのに大変時間がかかる。無駄な時間である。

・Fire File Copy
http://www4.org1.com/~kitt/labo/sw/ffc/
firefilecopy01.JPG

このFire File Copyは、コピー実行時にメモリバッファを大きく取ることでコピー、移動を高速化する。

作者の原理の説明


物理メモリを巨大なバッファとして使用することにより HDDヘッドのシーク動作を抑え、同一パーティション内でのファイルのコピー、別パーティションへのコピーや移動が高速かつ静かに行えます。理屈上、物理的に異なるHDD等やネットワークへの処理は高速化はされませんが、コピー処理によるディスクキャッシュ肥大化による空きメモリの圧迫がなく、ファイルコピー中やコピー後にOSが重くなることが無いという利点があります。また2GB以上の巨大ファイルにも対応し、大きなファイルも断片化を極力抑えて書きこめます。

で、能書きはどうでも良いのだが、このツールはメモリを十分に積んだPCであれば、効果絶大である。同一のハードディスク内のコピー、移動では数倍の高速化が実現できることを確認した。公式サイトにあったベンチマークの表を引用させていただくと、ほぼこのとおりだと感じる。

firefilecopy02.JPG

右クリックやコマンドラインから呼び出す、メモリクリーナーと連携するなどの機能もある。

コマンドラインのオプションは、

FFC.exe [;"exclude"... or ;;] "from" ["from2"...] [/to:"folder"] [/copy or move] [/a] [/t or /tXY] [/tp:high or mid or low or idle] [/bg] [/s or /sr] [/go!] [/sel]

といった多彩な指定ができるため、バッチファイルひとつでバックアップツールとして活用することもできてしまう。もう普通のコピー機能を使う気がしなくなってしまう。

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2004年06月21日

CygwinシェルをTeraTermで使うCygterm

今日は技術的なツールの話です。

UNIXのコマンド群をWindows上で動かすツールにCygwinという素晴らしいツールがある。これを使うと、bash等のシェル、インターネットサーバ、gcc等の開発環境、X-Window環境までをWindowsで動かすことができる。世界中のCygwin愛好者がUnixのプログラムを、Cygwinベースで移植、バイナリも公開しているため、インターネット技術者には、ローカルでの開発テストにも重宝するスグレモノ。

・Cygwin Information and Installation
http://www.cygwin.com/

だが、長年、Cygwinを使ってきてひとつだけ不満に思っていたことがあった。それはCygwinのシェルがDOSコマンドプロンプトの上で動作するということだ。Windowsアプリではないため、コピー&ペースト等の操作感が違ったり、フォントや画面サイズの指定ができなかったりする。

最近知ったのがこのCygTerm。ターミナル・エミュレータによる Cygwin コンソールで、使い慣れたTelnetクライアントから、ログイン作業なしでCygwinシェルを使うことができる。

・CygTerm - Yet another Cygwin console
http://www.dd.iij4u.or.jp/~nsym/cygwin/cygterm/

私の場合は、Tera Term Proと組み合わせて使っている。インストールは上記サイトにあるとおり、Cygwin上でコンパイルを行い、設定ファイルを変更する。TeraTermが標準パスにインストールされているなら、設定ファイルをいじる必要さえない。あとは、TeraTermをカスタマイズすることで、思いのままのシェル操作環境を作ることができる。

cygterm01.JPG

・Tera Term Home Page
http://hp.vector.co.jp/authors/VA002416/

シェルの種類、シェル起動時に設定しておきたい環境変数をCygtermの引数として与えるという機能もある。デスクトップのバッチファイルから直接起動できるのもポイント。

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2004年06月19日

巨大ファイルの大量配信をタダで実現するP2PのBitTorrent

BitTorrentのサーチエンジンが登場したらしい。

・BTbot - BitTorrent Search Engine
http://www.btbot.com/

・P2Pネットワーク「BitTorrent」のファイルを検索するサーチエンジン公開
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/06/08/3397.html

BitTorrentはP2Pファイル交換ソフトのひとつだが、数百メガ、数ギガのファイルのオフィシャル配信に使われたりしている。P2Pの合法利用の可能性を模索しているアプリケーションである。米国のLindowsのダウンロードにもつかわれ話題になった。

・米Lindows、P2PでダウンロードすればLindowsOSを半額に
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/03/05/2332.html

・The Official BitTorrent Home Page
http://bitconjurer.org/BitTorrent/index.htmlオフィシャルサイト

・bt.etree.org | Community Tracker
http://bt.etree.org/index.php
コミュニティサイト

例えば、無敵会議の映像をオンラインで配信したいと思っても、気軽、快適に実現する方法はなかったりする。私は、マッチボックスサイズのストリーミング映像は好きではないので、どうせ配信するなら最低でもVHSクオリティの高解像度映像にしたい。すると2時間の映像は、最新のコーデックDIVXに変換しても700メガバイト相当になる。

700メガバイトのファイルを10人に配信しただけで7ギガバイト。100人なら70ギガバイトで、1000人は700ギガである。百式とこのブログで公開すれば、すぐに回線とサーバ負荷でダウンしてしまうはずである。ストリーミングサーバを借りるのは予算がかかるし、人数の制限もある。

そこで、誰かがダウンロードしたら、そのファイルをコピーしあう、P2Pによる配信はとても魅力的に思える。やり方は、手元のファイルから.torrentというメタデータファイルを作成し、それをWebサーバで公開するだけである。一人以上のダウンローダーが登場すれば、P2P配信が機能しはじめる。ダウンロードされればされるほど、コピーしあう相手が増えるので、高速にダウンロードが可能になる。

アクセスが集中すればするほど快適になるなんて、素晴らしい。そのうち試してみる予定。まずはメモとして紹介。

なお、BittorrentはGUIを持たないが、高機能なGUIアプリケーションも登場している。

・Azureus : Java BitTorrent Client

azdetails_view_small.pnghttp://azureus.sourceforge.net/

・Azureus - BitTorrentクライアント
http://www.genie.x0.com/gtl/help/azureus.html
日本語による解説。


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2004年06月18日

サイトを取り込んで全文検索できるWeBox

WeBoX - Software
http://www-nishio.ise.eng.osaka-u.ac.jp/~nakamura/webox/
webox_small.gif

Webをクリッピングするツールとして「紙」を普段、使っているが、このWebBoxもまたそ
れに匹敵するくらいの便利な情報収集と整理ツール。

ざっと次のような機能を備えている。

ローカルに蓄えておいて,後でゆっくり見ることが可能
ウェブビューを内包しており,蓄えたページを簡単に閲覧可能
マーカーの付加など保存したウェブページの編集が容易
ブラウジングしながらのページ取得が可能
部分的にウェブページをスクラップすることが可能
ウェブサイトをまるごと取り込むことが可能
ツリー&リスト型のインタフェースでコンテンツの整理が容易
タブブラウザとしても利用することができる
ローカルにURL形式で保存するため,ファイルが重複しない
ワンキーでウェブ表示とエディタ表示を切りかえることが可能
タブエディタとして利用することが可能
エディタはSJIS,EUC,JIS,UTF-8,UTF-7,Unicodeなどに対応
同期フォルダを利用することで紙などと連携して利用可能
RSSフォルダを利用することでRSSリーダとして使用可能

特に便利なのは今見ているページからリンクされているページを任意の階層分ダウンロードして保存する機能である。クリッピングする際に、ページ単位ではなく、そのページから3クリックの範囲にあるページだとか、サイト全部をローカルに取り込んでしまうことができるのだ。

取り込んだコンテンツは全文検索ができ、自分のマーカーをつけることもできるので、ナレッジベースとして活用することができる。サイト全体をダウンロードしておいて、モバイル時に読むという使い方を私はしている。

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2004年06月12日

フリーの高機能DVDツール3種

テレビ録画、デジタルビデオのDVD化や、PCのデータのバックアップにと、最近、DVDをとても活用している。DVDの4.7ギガバイトの容量は、大抵のデータが1枚に収まるので、本当に使い勝手が良い。

DVDを焼くソフトウェアは、多くの場合、PCやDVDレコーダに付属してきたバンドル製品を使うものだと思う。機能的に不足を感じた場合、有償の製品も店頭にいっぱい並んでいるけれど1万円近くしたりして、なかなか手が出ない。

そこで、フリーウェアを、いろいろ探して試した結果、3本ほど、使えるDVD関連ソフトが見つかった。

DVDShrink
http://dvdshrink.org/what.html
dvdshrink01.jpg

4.7ギガに収まらない映像を、自動的に圧縮率を計算してサイズ調整してくれるリッピングツール。たとえば無敵会議の録画ビデオは、総時間3時間に渡るが、これを使うとDVD1枚にまとめられて便利。書き込み機能はないので、DVDに焼く場合には、別の書き込みツールが必要。

DeepBurner
http://www.deepburner.com/
deepburnerscreen1.gif

フリーのDVD書き込みツール。多くのデバイスに対応している。DVDメニューの作成や、ラベル作成と印刷機能を持つ。動作が軽く、バックアップ機能も強力の定番。

FairUse Wizard 0.44
http://fairuse.free.fr/lang_en/index.html
fairuse01.gif

フリーのリッピングツール。MPEGだけでなく、より高圧縮なDIVX、MKVに変換できるので、PCで見るためのビデオファイル作成ならば、これが一番かもしれない。

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2004年05月30日

Microsoft Plus! Digital Media Editionを試す

NECダイレクトのポイント期限が迫ったので、突然、5千円分のソフトウェアを購入することになる。何を買おうかなあとふらふら物色していると、マイクロソフトのWindowsXP拡張パックの、これが妙に気になったので、購入してみた。

Microsoft Plus! Digital Media Edition アマゾン
B00008S225.09.MZZZZZZZ.jpg

・マイクソフトオフィシャルサイト
http://www.microsoft.com/japan/plus/dme/dmehome.asp

結構、長い歴史のあるMicrosoft Plus!だが、パッケージで購入したのは初めて。しかも、これはデジタルメディアエディションという、あまりメジャーとは言えない製品。マルチメディア関連のアクセサリ、ユーティリティが、節操もなく”寄せ集め”られた印象を受ける。

どれもフリーソフトでありがちなものばかりなのだが、マイクロソフトのオフィシャルリリースである。PCマニアとしては「お手並み拝見」といった感覚で、試してみるのが少しだけ楽しい。少しだけ。

このパッケージに含まれるソフトウェアを、私の役に立った度の順で並べてみる。

1位 フォトストーリー

デジタルカメラの写真とBGM音楽を指定すると、結婚式などで上映されるような、ビデオクリップを自動作成するソフト。PCマイクを使って、写真ごとにナレーションを挿入できるのが、面白い。友達や家族の写真を、CDビデオ形式にして配布したり、プレイヤーを使ってテレビで皆で鑑賞したりできる。完成ビデオのマイクロソフトのデモはこちら。これは今後、家庭やイベントで編集ビデオを多用するので、私は活用できそうだ。

2位 Plus! パーティモード

Windows Media Playerを全画面実行、音楽再生以外の操作メニューを消して、PCをジュークボックス専用の端末にするソフトウェア。オフィスでピザを注文してのパーティ時や、会議の休み時間に、PCをジュークボックスにしたい人には、いいかもしれない。

3位 Plus! CD ラベル メーカー

ちょうどCDラベル印刷ソフトが欲しかったので私には良かった。収録曲目などもラベルに印刷できる。多数の用紙メーカーの製品に対応している。

4位 Plus! オーディオ コンバータ

オーディオファイルコンバーター。ディレクトリを指定して、一括処理ができる。フリーソフトでもできるはずだが、純正ということで、安心感がある?。

5位 Plus! シンク & ゴー

PDAに音楽ファイルやインターネットから取得したニュースを、PocketPCへ転送できる。オーディオコンバータと連携することで、PDAを音楽プレイヤーとして活用したいときには、便利。

6位 Plus! ダンサー

音楽にあわせてキャラクターがデスクトップで踊る。ヒップホップ、サルサ、ディスコなど曲のジャンルに応じたダンスを躍らせることができる。

7位 Plus! 目覚し時計

好きな時間に好きな音楽ファイルを演奏して、PCを目覚まし時計代わりに使うことができるソフトウェア。マイクロソフトの推奨するライフスタイルでは、枕元にPCをおけ、ということなのだろうか。そんな使い方をしているユーザがいると思えないのだが...。


このほか、WindowsMedeiaPlayer用のスキンライブラリや、ムービーメーカー用の特殊効果ライブラリなどが付属する。

で、このソフト、値段の価値はあったのか?。

個人的にはこの値段ならギリギリセーフですが...。

フォトストーリー、パーティモード、CDラベル印刷は、使う機会がありそう。他は、ねえねえ最新のMicrosoft Plusの内容って知ってる?と仲間に見せびらかす程度で終わりそう。超ビギナーか、超Windowsファンにならばおすすめですかね。

特集〜ソフトウェアスポットライト - 「Microsoft Plus! Digital Media Edition」を使えば、Windows XPがこんなにおもしろくなる!(前編)
http://www.vector.co.jp/magazine/spotlight/030405/sl0304051.html

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2004年05月28日

もうPhotoshopは要らない? PictBear Second Edition

PictBear Second Edition
pictbear01.JPG

デジタルカメラの写真や、Webの素材画像の処理に最適な、高機能ペイント&フォトレタッチソフト。作者は有名なタブブラウザSleipnirの開発者でもあり、ユーザビリティの洗練度の高いアプリケーション開発で定評のある人。ペイント系の基本機能に、レイヤー管理、各種フィルタを搭載し、一般ユーザの求める画像処理ならばこれ一本で完結できる。
フリーの高機能ペイントというと、オープンソースのGIMPも人気だが、操作性が独特で癖があった。本来がLinux系であるためか、Windows版の安定性に少し不安もあるように感じている。

・Gimp
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se190877.html

一方、PictBearは、商用ペイント定番のPhotoshopに似ている。Poorman's Photoshopといった趣の逸品。動作が軽く、操作が簡単なのがポイント。最近、ノートPCを購入して、ペイントソフトは何を買おうかと検討していたが、これで間に合いそう。

便利な機能:

・スクリーンキャプチャの直接読み込み

インポート項目にスクリーンキャプチャがあり、起動中のアプリケーションを選択するとアプリケーション画面のイメージを処理対象に読み込める。デスクトップ操作のイメージをプレゼンに使いたい場合に便利。

・多彩なプラグイン、マクロによる機能拡張
http://sleipnir.pos.to/software/pictbear/plugins.html

プラグイン、マクロが多数公開されており、フィルターや対応フォーマットなどを拡張することができる。

多機能ペイント系のソフトウェアに有償やシェアウェアが多い理由のひとつが、GIF画像を扱う際のアルゴリズムの特許使用料があるようだが、このソフトではLZW理論を用いずにGIFを展開するライブラリを利用して、その問題もクリアしている。

最近、書籍も発売されている。

・はじめてのPictBear
4777510182.09.MZZZZZZZ.jpg

まだできないことには、

・Adobe Photoshopなど商業製品のデータをそのまま読み込む
・チャンネル処理
・高度なパス指定とパス管理機能

などがある。特に対応フォーマットの少なさが最大の課題か。


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2004年05月20日

PHPのフリー開発環境 PHP Editor

・PHP Editor
http://fol.axisz.jp/php/
phpeditor01.JPG

PHPの開発に特化したエディタ。フリーウェア。Webの開発言語として人気のPHPだが、開発環境となると、テキストエディタを使って1ファイルごとに書いているエンジニアが多そう。PHPの統合開発環境は、いくつか存在しているが、有償製品であったり、日本語が通らなかったりで、なかなか、良いものがないなと思っていた。

このPHPEditorは日本製で、しかも、フリーウェアである。使ってみて、便利に思った特徴を3つ以下に挙げる。

1 プロジェクト管理機能

複数のPHPファイルをプロジェクト単位で管理することができる。

たとえばメインとなるファイル「index.php」、アプリケーションの設定をまとめておく「Config.php」などのファイル名は、よく使うので、プロジェクト単位で管理していないと、混乱してしまうことがある。この管理機能を使えば、一発で関係するファイルを開いたり、保存することができる。

2 実行及びコード検証機能

コードをエディタで書いた後、ブラウザでローカルWebサーバのURLを表示させるのは、面倒である。予め編集中のファイルのURLを登録しておくことで、実行メニューからクリックで、ブラウザによる表示までを自動化している。コードにおかしいところがないかをチェックする文法検証機能もあり、デバッグ時間を短縮できそうだ。

3 クラス構造の可視化と入力補完機能

コードエクスプローラ機能は、編集中のソースコードから、ユーザ定義の関数やクラスを読み取って、ツリー表示し、該当箇所へワンクリックで移動させる。ひとつのファイルにすべてをまとめて書くのでプロジェクト管理不要というツワモノにも、この機能は便利。

phpeditor_hokan.jpg

そして、何よりコードの自動補完機能が搭載されているのが嬉しい。商用開発環境では当たり前だが、フリーソフトウェアでこの機能があるのは珍しいのではないだろうか。関数及びクラス定義(ユーザ作成のクラスを含む)を自動的に読み取って入力を補完する。クラス名を入力した段階でCTRL+SPACEキーを押すことで、メンバ名の候補が表示され、選択入力ができるので、打鍵数が少なくなるだけでなく、タイプミスが防げる。


この他、HTMLやPHPの構文入力の支援機能、「コメント化」だとか「対応括弧に移動」といった気の利いた機能もあって、使いやすい。まだ全体的にシンプルなので、操作の学習も容易だ。今後、標準搭載のテンプレート、ライブラリが充実していけば、さらに強力な開発ツールに育っていきそう。

関連情報:
・開発にちょっと便利なツール「Copal2」
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000222.html

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2004年05月16日

使い慣れたエディタでWebフォーム入力 Extedit とアプリのクオリア問題

以前から気になっていたツール。予想通りの便利さに感動。長く使いそう。

・extedit - Webブラウザの入力フォームで好きなエディタを使う
http://mylog.ishinao.net/id/1177
exteditweb01.JPG

これは私だけの感覚なのかもしれないが、インタフェースには固有の質感ってあると思う。テキストエディタのメモ帳(秀丸やWZEditor)と、ワープロのMS Wordの入力感が、その例で、アプリケーションの動作の重さやビジュアル表現の違いが、入力の質感の違いを生んでいるように思う。

Wordは、厚い光沢紙系の紙に、サインペンで文字を書いている感じがする。テキストエディタは、細いボールペンで、薄いコピー紙にサクサク書いている感じがする。私にとって、ワープロの光沢紙にサインペンの感覚は、なんだか落ち着かないのだ。物を考えて書くのなら、テキストエディタの方が、しっくりくる。

技術的には、開発者がエディタやワープロをプログラミングする際に、リッチエディット系コンポーネントから派生したか、メモ系コンポーネントから派生したか、という違いに起因するような気もしている。リッチエディット系は、文字の修飾機能が最初から実装されているために、ゼロから開発者が機能追加しなければならないメモ系よりも簡単に開発しやすい。だから、オンラインソフトでは安易に多用されて、Wordのように重たい感じのアプリケーションが多くなっているのではないかと推測している。

Webの入力フォーム(Textarea)もまた独特の質感を持っていると思う。基本的にはメモ系の質感なのであるが、もともと決められた項目を埋める枠に収められた場で使われるため、狭苦しくて窮屈な印象がある。なぜか早く入力しろとせきたてられている感じもして、落ち着いて文章を書きにくいし、任意で内容を保存できないので、長文入力は途中でブラウザが故障して、文章を消失するのではないかと心配になったりもする。

このextedit-webは、Webの入力フォームへの入力を任意のエディタで可能にする。入力したいフォーム上で右クリックでメニュー選択すると、一時ファイルが作成され、任煮のテキストエディタでそれを編集し、終了すると同時にフォームへテキストを流し込む。書いた内容も履歴保存されるため、複数の掲示板への書き込み履歴を管理するのにも使える。これで掲示板に気軽に書き込みができるようになりそうだ。

ところで、この質感の話って、皆さん、どうなんでしょうか。分かっていただけるでしょうか。他にも、PDF文書(厚みのある、柔らかい紙)やFlash(テカテカした薄いプラスチック)、Excel(下に何枚も重なっている紙)、JavaApplet(底の浅い入れ物の中で動作する)、Windowsのスタートボタン(ペラペラ)などというアプリ固有のクオリア(質感)を感じています。このクオリアの違いが、アプリのユーザビリティに大きな影響を与えていると思うんですが、あ、誰もわかってくれてなかったりして...。私が電波系なだけ?。

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2004年05月15日

1980円のオフィスStarSuite7の使い勝手は上々

以前から気になっていたStarSuite7を購入し、今日のデジハリの講義で、以前PowerPointで作成していたプレゼンテーションファイルの表示に使ってみた。PowerPoint付属のテンプレートをベースに作成した内容だったので、表示に不安があったが、何の問題も起きずに最後まで表示できた。たぶん、聞いてくださった方々は通常のPowerPointだと思われていたはず。仕事で初めてStarOfficeを使ったことになる。プレゼンは十分いける!

・StarSuite7
http://jp.sun.com/products/software/starsuite/
StarSuite7_01.jpg

・Amazonで購入できる
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001BYO7I/daiya0b-22/

StarSuiteは、SUNが開発したオフィススイートで、MS OfficeのWord、Excel、PowerPointなどと同レベルのオフィス文書作成ができるスグレモノ。個人向け販売はソースネクストが行っている。MS Officeと互換性があり、多くのMS Office文書を、StarOfficeでも表示、編集することができてしまう。他にもドローツールやデータベース、ホームページ作成機能も用意されている。各ソフトはOffice同様、統一された操作と形式で、連携している。

主な機能:
・ワードプロセッサ
・スプレッドシート(表計算)
・プレゼンテーション
・図形描画
・数式エディタ
・HTMLエディタ
・データベース接続機能

で、結局、MS Office比べてどうなのか?、ビジネスでちゃんと使えるのか?のふたつが気になっていたところなわけであるが、機能の多彩さや洗練度はMS Officeにはっきりと軍配が上がる。だけれども、StarOfficeもビジネスで使えるレベルにあると感じた。

何しろ価格が1980円(1年間の期限ライセンス)である。MS Officeとは数十倍も値段が違うのだ。ビジネスであればMS Officeが一本はないとまだまだ不安が残るが、表示や修正中心、家庭や2台目以降のPC、社内向けの文書作成用途であるならば、これで十分だと思った。書籍も複数でているので教育的にも問題はない。

互換性については、あまり期待してはいけない。Powerpointは相性がいいようだが、WordやExcelではしばしば表示が崩れる。制作者が手間をかけてレイアウトやマクロ凝った文書ほど、崩れやすいのは残念なところ。基本的でデータっぽい文書ならばほぼ完璧に互換性がある。

それに、StarSuiteには、MS Officeにないユニークな機能がある。

・すべての文書をPDFに変換できる
・プレゼンテーション文書をFlash形式に変換できる

という機能は驚いた。文書のWeb公開に便利だ。

このStarOfficeはほぼ同一のものをタダでダウンロードすることもできる。フリー版(オープンソース)はOpenOfficeと呼ばれている。フォントや対応ファイルなど一部、商用版の方が機能追加されているらしい。

・OpenOffice
http://ja.openoffice.org/

ところで、このStarOfficeの販売元のソースネクストのコモディティ化宣言(ソフトウェアをなんでも1980円での意)により、MS Officeなど既存のビジネス、ユーティリティソフトの割高感がはっきりしてきた。ソフト販売店でパッケージソフトを購入する個人ユーザは少ないという調査報告を先日読んだが、普通の個人ユーザは2000円くらいでなければ、ソフトウェアを買わないのが現実だろう。ソフト購入体験の入り口を広げる意味で、ソースネクストのコモディティ化宣言というのは、いい戦略だなあと思っている。

同社の1980円シリーズは、中級以上を自認するPCユーザからは「あんなものフリーソフトで探せばあるじゃないか」と批判されることが多い。私も調べた結果、ほぼ全製品が実際、そうなのである。だが、探したり、評価できるくらいならば初心者とは言えないだろう。最低限、パッケージ流通できるレベルの品質のソフトであるという保証があって、CDに焼かれて管理しやすい形で入手できるという部分が1980円の価値なのだと思う。

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2004年05月14日

アプリケーションに用意されているダイアログ一覧のイメージ抽出ツール

役に立つのかは分からないが、気になったソフトの紹介。本来は開発支援ツール、リソースエディタの一種なのだと思うが、普通に使っても楽しい。

・Dialog Browser
http://www.virtualplastic.net/grigri/progs.php

アプリケーションにはダイアログと呼ばれる設定や確認、エラー表示のためのウィンドウが用意されている。これらは必要に応じて呼び出したり、エラー発生時に突然表示されたりする。だから、あまり使わない機能設定や珍しいメッセージのダイアログは、使い慣れたアプリケーションであっても、ほとんど目にしないこともある。このソフトは、アプリケーションの実行ファイルを解析し、内部に含まれるダイアログ画面を、すべて画像ファイルとして出力するソフトである。いわばアプリケーションの隠れ機能の発見器である。
dialogbrowse01.JPG

使い方は起動したら、アプリケーションの実行ファイルのフルパスを入力し、Searchボタンを押す。すると、内部に含まれるダイアログ一覧がリスト表示されるので、Extractを押してから、出力画面サイズを指定(Full Sizeがいい)すると、指定したフォルダに、一覧がイメージとして保存される。

dialogbrowse02.JPG

いつも使っているメールソフトBecky!の実行ファイルで試すと116個ものダイアログが発見された。見たこともない画面が幾つも発見される。

ん、こんなダイアログいつ使うんだっけ?

dialogbrowse03.jpg

見つけにくい機能や稀にしか遭遇しない警告メッセージなどを、事前に知っておくことができるので、ソフトの使いこなしにも勉強になるかもしれないな。

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2004年05月10日

コピット!(Copit!)(ウィンドウ上のコピーできない文字列をコピー)

なるほど。これもかゆい所に手が届くツールだなと感心。

・Copit
http://www.umechando.com/software/#Copit

デスクトップではコピー&ペーストでテキストとしてコピーできないメッセージ文字列が結構ある。アプリケーションのレビュー記事作成やトラブル報告時に、こうした情報は手で写すのは面倒である。

たとえば、「今、起動してタスクバーに入っているアプリケーションウィンドウのタイトル一覧を書き出せ」とか、「アプリケーションのメニュー項目を列挙せよ」だとか、

outlookms01.JPG

「こんなダイアログやエラーのメッセージ内容をテキスト化せよ」と言われたら、結構面倒である。

そういうときに、このツールを使うと一発でテキストをコピーすることができるようになる。たとえば上のOutlookのメッセージならば、


はい(&Y)
いいえ(&N)
Outlook Express は通常使用するメール クライアントとして選択されていません。
通常使用するメール クライアントとして選択しますか?
Outlook Express の起動時に常に確認する(&A)

という感じにテキストとしてすくい取ることができる。

あるいはメニュー項目を取得したい場合の例。テキストエディタ「秀丸」の場合には、以下のようなCopitの表示画面から、簡単にコピーできる。

copit01.BMP


対応できるウィジェットの領域も多彩で、こんな感じで読み取り対象を指定できる。

copit02.JPG

つまり、アプリケーションの「灰色」の部分や、ファイルなどの「一覧」部分などをテキスト化できる。ね、一発芸的だけれど便利でしょう?

開発者環境ツール以外でこうしたことができるソフトって他にあったら教えてください。

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2004年05月08日

上下左右の画面端を活用してウィンドウを管理

MSK ニョキッと!
http://www57.tok2.com/home/msksbt/
nyokimain.bmp

Windowsはウィンドウをたくさん起動していると、タスクバーがいっぱいになって、どれがどの作業のウィンドウなのか分からなくなってしまうことがある。このフリーソフトは新しいインタフェースの発想で、その問題を解決しようとする。

起動すると、すべてのウィンドウ上部に上下左右などを表すアイコンがくっつく。三角のマークのボタンは、左から、それぞれ、左にしまう、上にしまう、下にしまう、右にしまうボタンとなっている。上をクリックするとそのウィンドウは画面上部の端に隠れる。格納した画面の端をクリックすると、そのウィンドウを即座に画面中央へ呼び出せる。

資料を表示しながらエディタで文章を書きたいとき、や、ヘルプを見ながらプログラミングをしたいときなど、特定の参照ウィンドウを上下左右に格納しておくと、すぐに戻せて便利になる。画面が狭いノートPCの場合は特に便利だ。ウィンドウの切り替えを意識しなくてよくなる。

以前に書いたユーザビリティの記事でも、画面の端というのはカーソル移動の上で移動コストが少なくて、キーになる要素とされていたが、これはその特性を活かしたユーティリティであると思う。

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2004年05月07日

おまじない的な3つのツール

実際に役立っているのかどうか、判断が難しいが、気分的には快適度2割り増しのユーティリティソフトを3本紹介。

1 HDDノンクラッシュ
http://www.vector.co.jp/soft/win95/hardware/se169327.html
hddnoncrash01.BMP

ハードディスクのクラッシュは突然やってくる。それを予防するためのソフト。

動作の説明が面白い。なるほどそういうことなのか。

「HDDがもっともクラッシュしやすいのは、通電していてもアクセスがない状態です。
 通電されHDDが暖かい状態で、アクセスがないと、ヘッドのスライダに潤滑油がたまり、その状態でアクセスがあったときの初動時にスライダーに引っかかりが生じ振動します。そして、クラッシュしやすくなります。

 それを解消するため、このソフトを作りました。一定時間ごとにHDDのヘッドを動かしグリスの粘性を保ちクラッシュするのを防止します」


2 メモリクリーナー
http://crocro.com/pc/soft/mclean/index.html
mclean105_1.gif

メモリの利用内容を最適化して、動作を高速化させるソフト。視覚的にメモリの掃除が表現されるので気分的に爽快になる。実際のところ、どれくらい役立っているのかはわからないのだが、お守りとして使い続けている。

3 Win高速化 XP
http://www.asahi-net.or.jp/~vz6t-iwt/index.html
kosokuxp01.gif

WindowsXPの出荷時の設定は、必ずしも最高のパフォーマンスを発揮するようにはなっていない。レジストリと呼ばれるシステムの設定を変更すると、ウィンドウズの起動やファイルの表示などがかなり高速化、軽量化することができる。だが、それには数十項目のレジストリを手でいじらねばならず、危険もある。このソフトは、必要な項目にチェックを入れていくだけで、最適化してくれる便利なソフト。

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2004年05月02日

海外オンラインソフトのメタ検索

30分くらい時間が余って、他にすることがない時、海外のオンラインソフト探しをよくやっている。3回に1回くらいはヒットして原稿のネタができる。昔から続いている習慣で、何万回検索したのか分からないけれど、技術トレンドの勘を養うのには欠かせない作業だと思う。

このネットサーフィンの起点は二つあって、ひとつはソフトウェアレビューサイト、もうひとつはダウンロードサイトの検索フォーム。

ニュースサイトを起点にする場合には、最新ベータ版の情報源であるBetanewsやオープンソースのレジストリSourceforge.netの活発度ランキングなどから、はじめることが多い。何か面白いネタを探すにはニュースやランキングから始めたほうが効率が良い。

・Betanews
http://www.betanews.com/

・Sourceforge
http://sourceforge.net/top/mostactive.php?type=week

調べたい分野、キーワードが決まっている場合には、オンラインソフトが大量に登録されたダウンロードサイトで検索する。だが、困ったことに、日本と違って、メジャーなダウンロードサイトが多数ある。検索語を入れて回るだけで一苦労な状況だった。

その作業を効率化するいいソフトを発見。海外の200近くのダウンロードサイトを任意に指定して、一括検索する。検索結果はタブブラウザでチェックできる。

・SearchSites
http://www.searchsoftwaresites.com/
sssmallscreenshot1.jpg


早速、このソフトでサーフィンにでかけると...。

おや、NetscapeがDesktop Navigatorというソフトをリリースしている。デスクトップに常駐してニュースを表示したり、自分が住む地域のZIPコードを登録しておくと、天気予報やテレビ番組を表示する。地図や映画館、ショッピングなどの検索もできる。

Netscape Desktop Navigator
http://navigator.netscape.com/
nndnav_preview.jpg

ほどほどに便利そうではある。

だが、

インターネット革命の旗手である、”あの”Netscape社がDesktop Navigatorと仰々しく銘打つほどのソフトウェアとは思えない。平凡である。まだNetscapeはブラウザのアップデートを止めてはいないようだが、存在感は限りなくゼロに近くなってしまった。少しさびしい思いがするサーフィン結果だった。

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2004年04月26日

フリーのセキュリティツール

親戚の家を訪問したところ、いつものように「ちょっとまた教えてよ」と叔父さんから相談を受ける。パソコン先生に大変身して、今日の問題は何ですか?と尋ねると、妙な広告ソフトが表示されるという問題だという。いわゆるアドウェア、スパイウェアである。これがインストールされてしまうと、ブラウザやオフィスのツールバーに、広告表示が追加されてしまったり、ネットサーフィン中に突然ポップアップ広告が表示される。ウィルスのように破壊活動はしないが、ウィルスワクチンでは検出できないし、アンインストール法が不明でやっかい。

叔父さんは引退後に翻訳の仕事を始めていて、海外のサイトによくアクセスしていたり、支援ツールのフリーソフトをいくつかインストールしているが、それらに混入しているのが原因みたいである。

早速、Adawareをダウンロード。このソフトはアドウェア、スパイウェアを検出し、無効化できる。スキャンすると、やはり200以上の該当ファイルが見つかった。即効で削除。

Adaware
adaware01.gif

このソフトはフリーなので、便利だ。他にもフリーのセキュリティツールは、いくつかあるので、今日はそのメモ。

AVG
avgfree-screen.gif

フリーのウィルスワクチンソフト。フリーのものはいくつかあるが、試してみたところ、検出率と動作の軽さを総合判断するとこれがベストのように思える。

Proximitron
proxWebFilters01.jpg

フリーのプロクシサーバでファイアウォールとして使える。その他応用で、ちょっとした情報フィルタリングツールとして活用できる。

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2004年04月17日

情報モニタリング環境のツール

昨日の続き。特定の情報を長期間調べたいときには、情報モニタリング環境を構築すると便利である。私が普段使っているツールを覚書的に紹介。

・【書籍新刊】ブックスケジューラー
booksch01.jpg

デスクトップに新刊データをネットワークからダウンロードして、検索が可能なフリーウェア。キーワードにマッチした新刊があると、Outlookスケジューラーに登録したり、携帯にメールさせることができる。常時電源をオンにしたWindowsPCがある場合は、常駐させておくことで、書籍情報の強力な監視が可能になる。


・【書籍新刊】めるくるブックナビ
http://www.gimix-web.com/bknavi/

こちらは、常駐不要なWebの無料サービス。キーワードを登録しておくと、その単語を含む新刊の発売をメールでお知らせしてくれる。


・【2ちゃんねる】Live2ch
live2ch_s.gif

2ちゃんねるビューアのひとつ。リアルタイムモニタリング機能が強い。監視したい2ちゃんねるのスレッドを指定しておくと、書き込みがあった時にポップアップ表示される。


・【商品価格】カカクコム
http://kakaku.com/

購入予定の電化製品やPCの価格に変動があると、メールで教えてくれる機能がある。


・【IT業界動向】インターネットウォッチ iモード版
imodewatch01.JPG

インプレスのInternetWatchのimode版には、登録したキーワードにマッチするニュースが掲載されるとメールでお知らせしてくれる機能があり、愛用している。


・【テレビ番組】OnTVJapan
http://www.ontvjapan.com/

Webでキーワード指定したテレビ番組の放映をメールで通知してくれる。


・【ディスカバリーチャネル】ディスカバリーチャンネル
http://japan.discovery.com/

ディスカバリーチャンネルのサイトの個別番組評にはリマインダーメール機能がある。

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2004年04月16日

Blogサイトのモニタリング環境にパラボラミニとBulkfeeds

無敵会議シリーズの参加者動向をまとめていただいているページがある。

・(帰ってきた)アクセス向上委員会参加者一覧
http://tokuhirom.tdiary.net/?date=20040415#p04

このイベントを今年は毎月開催予定なのだけれど、いつも手間がかかるのが開催後にレポートしてくださった方のBlogサイト一覧を作ること。BlognavibulkfeedsfeedbackMyblogなどのBlog検索サイトで会議名や「無敵会議」、「Passion For the future」「Project-on.com」「橋本大也」「百式管理人」などのキーワードで何度も検索して漏れなく探すのが一苦労。

そこで、幾つかツールを試して、落ち着いたのがこのふたつの組み合わせによるBlogサイトのモニタリング環境。他のRSSリーダーよりも画面占有面積が小さく、使用メモリも少ないので動作が軽い。これでBlogウォッチが楽になった。

・パラボラミニ
http://www.kumalab.com/soft/000001.html
paraboramini01.JPG

RSSリーダー。常駐型で指定した時間間隔で自動的にRSSを取得し、一覧を表示する。常に画面トップにティッカーとして表示させることもできる。

・Bulkfeeds
http://bulkfeeds.net/
・無敵会議の検索結果
http://bulkfeeds.net/app/search2?q=%E7%84%A1%E6%95%B5%E4%BC%9A%E8%AD%B0&sort=date

Blogサイトの検索エンジンであるが、検索結果のRSSを取得することができる。「無敵会議」での検索結果を表示させ、そのページのRSSボタンのデータをパラボラミニへ登録すると、30分おきに「無敵会議」で検索した最新情報が表示されることになる。

・RSS
http://bulkfeeds.net/app/search2.rdf?q=%E7%84%A1%E6%95%B5%E4%BC%9A%E8%AD%B0

この組み合わせは自分のBlogサイトについて言及されているBlogをリアルタイムに把握しておきたいときに便利。

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2004年03月25日

CDROMだけで起動する3つのOS

ハードディスク不要で、CDROMから起動するOSが最近メディアでよく紹介されている。古いPCのネット端末化や、持ち歩くユビキタス環境として、ウィルスフリー、保守フリーという点が注目されているようだ。

■Knoppix

・Knoppix
http://unit.aist.go.jp/it/knoppix/
kkde-desktop.jpg

KnoppixはDebian LinuxをベースにCDROMのみで起動できるように改造が施された
OS。このサイトでダウンロードできるイメージファイルを焼いたCDROMを、PC
に挿入して起動するだけで動作する。自動的にネットワークを認識し(DHCP)、
バンドルされるWebやメール、オフィス文書作成、画像編集ソフトを使って、一
通りの仕事をすることができてしまう。

・KnoppixをUSBから起動
http://kserv.jec.ac.jp/news/release_2004-03-18.html

KnoppixにはUSBメモリ版もある。USBメモリだけでOSが起動する。

現在(Mar-2003)512MByteのUSBメモリは市販価格\17,000前後とかなり高価ですが、CD-ROMドライブから起動する KNOPPIXと比較して、以下のメリットがあることが確認されました。

・CD-ROMドライブから起動することと比較して、短い時間で起動することができ
ます(およそ1/3以下)。
・CD-ROMを内蔵しないノート型パーソナルコンピュータから、KNOPPIXを起動し
て使用することが可能になります。
・USBメモリに各種設定、データなどを格納することが可能になります。

■Lindows Smile

・Lindows Smile
http://lindows.livedoor.com/about/smile.php
smile_desktop.gif

Web、メール、簡単なオフィス作業ができるCD起動のOS。Linuxベース。設定データはUSBメモリに保存する。

■PE Builder

CD起動可能なWindowsを作成できるソフトウェア。

対応OSは以下の通り。

Windows XP Home Edition (must be slip streamed with Service Pack 1)
Windows XP Professional (must be slip streamed with Service Pack 1)
Windows Server 2003, Web Edition
Windows Server 2003, Standard Edition
Windows Server 2003, Enterprise Edition

これらのWindowsのインストールCDから起動に必要な部分を取り出して、空のCDに焼き付ける。このCDをCDROMドライブに入れて再起動するだけで、Windowsのフル機能が使えるようになる。コンピュータの復旧作業時などに役立ちそう。

・PE Buulder
http://www.nu2.nu/pebuilder/
bartpe.jpg

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2004年03月21日

Girafa サムネイルで検索を便利に

Girafa
http://www.girafa.com/index.acr?c=1
girafalogo.gif

長期間インストールしているツールにGirafaがある。これはかなり便利だと思っているので紹介したい。Girafaをインストールすると、MSIEのサイドバーにこのようなエリアが追加される。検索結果のホームページの縮小画像(サムネイル)一覧が表示されることで、文字だけの結果よりも、遥かに必要なページを見つけやすくなる。、

1 検索エンジンと連動したサムネイル表示機能

Googleなど主要検索エンジンで検索を行うと連動して、検索結果がビジュアル表示される。特に以前訪問したことのあるサイトを探す時には、記憶に残りやすいデザインイメージで探索できるので、非常に便利だ。

grf_pro_01.jpg

2 検索結果を保存するコレクション機能

検索結果から任意でコレクションを作ることができる。ビジュアルでブックマークできるので、サイト名を覚えていなくても直感的にみつけやすい。デザインの優れたサイトを記録しておきたいなどWebデザイナーの目的にも向いている。

3 サムネイル付ブックマークをメール送信する機能

表示したサムネイルを貼り付けたHTMLメールを作成して送信することができる。URLとタイトルだけの紹介メールより、ビジュアルがつくことでクリックされやすくなると思う。

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2004年03月14日

次世代Windowsを先取りDesktopSidebar

次世代のWindowsのコードネームLongHornには、RSSベースのニュースリーダーやデータベース型のファイルシステムなど、先進的機能の搭載が予告されているが、サイドバー機能も魅力的である。

・次期Windows「Longhorn」見参! - 注目はウィンドウの3D対応とサイドバー
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/07/23.html

この機能を先取りする形なのが、Desktop Sidebarである。

・Desktop Sidebar
http://www.desktopsidebar.com/
desktopsidebar01.jpg

このソフトはデスクトップの右端に常駐表示され、年月日や時刻、株価、Outlookメールの新着状況、CPU・HDD・メモリーやアプリの利用状況、MSNメッセンジャー、メディアプレイヤー、コマンドライン入力、ショートカットアイコンなどをまとめて表示してくれるアプリケーションである。

最も便利なのは、ブログやニュースサイトのRSSを登録しておくと、電光掲示板状に最新情報を巡回取得して表示するNewsRoom機能である。Newspaperモードを使うと取得済みのページをHTMLベースで一覧表示させることもできる。アイコンやアプリケーションの収納スペースをコンパクトにまとめ、デスクトップが逆にすっきりするというメリットもある。画面横幅を1280ドット以上の解像度で利用するユーザの場合には特に有効。

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2004年03月05日

40メガバイトまでのファイルをセキュア転送する宅ファイル便

40メガバイトまでのファイルをセキュア転送する宅ファイル便

・宅ファイル便
http://www.filesend.to/
takufilememu_img.gif

昨日と同じテーマで続く。最近、加藤さんに教えてもらったサービスが、地味なのだけれど、使いやすくて気に入っている。大阪ガスによる無償サービスで、40メガバイトまでのファイルを、安全にオンラインで転送できるサービスである。

よく考えてみるとこのサービスは、まだ多くのユーザに需要があるはずなのだ。数十メガバイトのファイルを、誰かに届けたい場合、気軽にやる方法はこれが一番簡単だ。相手はまだブロードバンド環境ではないかもしれない。メールボックスの容量も数メガバイトかもしれない。送る側としては、サーバを立てたり、メールボックスの容量を気にしたりする必要がない。両者に知識もソフトウェアも要らない。このサービスは気軽だ。

宅配便のようなフォームに記入して、デスクトップ上の送りたいファイルを選択すると、相手に転送を受け取って欲しいというメールが届く。ダウンロードはSSLで安全に行われる。複数のファイルを3人まで指定して同時に送ることもできる。今後使う機会が増えそうである。

1999年6月からサービス無償提供しておりますとのこと、そういえば昔見たことがあったが忘れていた。通知メールにはこんな広告が入っている。安全という企業ブランドのイメージ戦略上にある安全なファイル転送サービス、であるらしい。

takufileImage3.JPG

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2004年03月04日

11ギガバイト無料の多機能ファイルスペースHakobako

素晴らしいサービス現る。

仕事上で大きなファイルを、担当者に送りたいことというのが定期的にある。メールで遅れるのは3メガバイト程度までというのが私の周囲の常識なので、数十メガバイトや数百メガバイトの場合には、物理パッケージとして送ることがある。大抵はCDROMに焼いて、バイク便で送る。ただ、これだと都内で2000円から3000円くらいの金額がかかる。予約も面倒ではある。「ここからダウンロードしてください」方式はやはり手軽だ。

以前は自社のFTPサーバにアップロードして、先方にダウンロードしてもらうことも多かった。ところが最近は公開サーバを狙った攻撃も多くなってきて、常時使うわけではないサーバを立ち上げておくと。管理が面倒なのだ。

■ファイル管理のHakobako

そこへ便利なサービスを発見した。最近サービスが開始されたばかりのHakobako。

・Hakobako
http://www.hakobako.com/
hakobakologo_ver1.gif

・11GBのオンラインスペースが無料で使えるストレージサービス「はこ箱.com」
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/02/26/2231.html

オンラインに自分専用のディスクスペースを持てるサービスである。こう書くと、オンラインストレージサービスなんて珍しくもないと言われそうだが、容量が違う。11ギガバイトを無料で使える。アップロードしたファイルは、他人に公開してダウンロードさせることができる。もちろん、非公開で自分だけが使うことも可能である。保管期限は30日という制限はあるので受け渡しが主な役割である。朝出かける前に自宅のファイルをアップロードをしかけておき、会社で受け取るという目的でも使える。

ファイルの管理には専用ソフトウェアのインストールが必要だが、このソフトはデスクトップ上のファイルを、ドラッグアンドドロップで操作できるので、大変便利。写真をアップロードすれば、アルバム表示もできるので、イベントの写真の一時的公開にも使いやすい。

hakobakoImage1.JPG

またファイル管理だけでなく、会社から自宅のPCを呼び出して、操作するリモートデスクトップ機能まで無料でついてくる。RealVNCやWindowsXPのリモート制御機能など、無償で使える同種のソフトウェアはあるものの、設定が面倒でつかいにくいものだが、ファイル管理と統合されていると結構便利だなと思った。

・ハコ箱リモートWindows用
http://www.hakobako.com/index_app.html
hakobakofea_remote_4.gif

・RealVNC
http://www.realvnc.com/

このサービスには、有料版も存在する。無料版は帯域が制限されているため、通信速度が遅い。有料版では最速で70MBPSの広帯域を使うことができる。通信料に対して従量課金で10メガバイトで3.3円という料金。1ギガバイトで330円ということだ。ディスク容量ではなく、帯域幅に対して課金するという面白いビジネスモデルである。

ありそうでなかったサービスという気がする。期待。

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2004年02月25日

PDF使いこなしテクニック

会社のIR資料、学会論文、商品カタログ、電子書籍、最近は契約書までPDF化が進んでいる。PDFの資料は通常のWebページと比較して、内容が濃いことが多いと感じている。きれいに印刷しやすいし、修正しにくい形で配布する用途でも適している。そして何より広く使われているので、ビジネスにも使える、電子文書のデファクトスタンダードと言えるだろう。

しかし、問題は表示に時間がかかったり、PDFを作るのがコストがかかったりすることだ。k今日はPDFの活用ノウハウやソフトを並べてみた。

1 PDF文書のURLクリック後、でPDFを表示する

・PDF をブラウザで表示させない
http://blog.bulknews.net/mt/archives/000712.html

PDFはブラウザで表示させると動作が重いし画面も狭い上、不安定になる。このメモを読んだとき、思わず膝を叩いてしまった。あまりに簡単な設定変更で、WebからPDF表示へのフローがスムーズになった。なぜ今まで気がつかなかったのだろう。(さすが宮川さんの技術力?)

2 AcrobatReader起動の高速化

・「Adobe Reader」の起動を高速化できる「Adobe Reader SpeedUp」が公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2004/01/13/adobereaderspeedup.html

Acrobat起動時に不要なプラグインソフトの読み込みをなくして高速化する。精確なベンチマークをしていないが、私の環境では体感的に速くなったのでおすすめ。

3 PDFをフリーソフトで作成する

文書をPDF化するフリーソフト。CutePDFという名前のプリンタとしてPCにインストールされる特殊な形態のソフトウェア。WordやExcelやブラウザから、印刷先として、CutePDFを指定して印刷すると、PDFファイルとして出力される。つまり、印刷機能のあるアプリケーションからならば、すべて文書をPDF化できる。

・CutePDF
http://www.acrosoftware.com/Products/CutePDF/Printer.asp

これを使って昨日のBlogの記事をPDF化してみた。

Download file

4 最適化する

たまに巨大なPDFがあるが、メール添付で送ろうとする際に困ったりする。このソフトでサイズを小さくできることがある。

・PDFの最適化ツール「PDF Cleaner」v0.97
http://www.forest.impress.co.jp/article/2003/02/26/okiniiri.html
PDFファイルの構造を最適化してサイズを小さくできるソフト

5 PDFを探す

PDFといえばカタログである。PDFで公開されている商品カタログだけを検索するサービス。

・PDF専門カタログサーチエンジン
http://www.pdf-seek.com/

デスクトップに大量に存在するPDFドキュメントは、検索が難しい。キーワードがどのPDFに含まれるかは検索できても、ページ単位では検索がヒットしないからだ。その問題を解決したソフトでなるほどなと思う。

・複数のPDFから目当てのページを自由自在に探せる!!!
PDF検索ユーティリティソフト「PDFNavi 4.0」
http://www.junglejapan.com/release/020710.html


さて、

PDFを作成するCutePDFは素晴らしく便利なのだが、海外のソフトで細かい設定が難しい。ソースネクストが来月1980円で、PDF作成ソフトを発売するらしい。また使い勝手をレポートしたいと思います。

・いきなりPDF
http://www.sourcenext.com/products/pdf/
ikinaripdf.jpg

他にもPDF関連のTipsや面白いソフトがあったら教えてください。

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2004年02月20日

Beepで三三七拍子

今日は閑話休題的な日記。

斜め向かいに座っているSさん。プログラミング中にバイナリデータをコンソールに表示させてしまい、ビーーーーーというBeep音がオフィスに鳴り響く。Beep音を聞くときは、ハードウェアトラブルとか、ロクなことがないので緊張する。

このBeep音は、PCの内蔵ブザーが出すものなので、サウンドカードがないPCでも鳴らすことができる。マシンの起動時にピという音を鳴らすのもこれ。昔のPCはBeep音が唯一の音源だった頃もあった。でも、最近はアプリケーションでこれを使うケースはほとんどなくない。Beep音、Windowsの通常操作で意図的に鳴らそうと思っても、やり方は難しい。

そこでプログラムを開発している人が結構いる。Beep soundのプログラマ、なぜか日本人が多く、海外には少ない。日本はBeep先進国なのかもしれない。

で、早速、幾つか紹介。

・三三七拍子をbeepで出力する
http://www.net24.ne.jp/~omoti/note/c/sansan.html

実行ファイルをダウンロードして起動するととりあえず三三七拍子が聞ける。スピーカーがなくても、ボリュームゼロでも聞こえる。音は小さいので、静かにして聴く必要あり。

Beep鍵盤
beepkenban.JPG

このソフトを使うと、Wave形式の音楽ファイルをBeep用ブザーで演奏させることができる。Beep音のブザーは単一音源なので、鳴らす回数、発生時間、周波数、音量を調整する程度のことしか本来できない。それで音楽を聴こうという試み。鍵盤演奏ができる。

BeepMidi
beepmidi01.JPG

MidiファイルをドラッグアンドドロップするとMidiをBeepで演奏してくれる。これはなかなか気に入った。好きな曲が聴けるのがいい。Midiファイルは付属していないので以下のサイトから入手した。

・童謡・唱歌の世界(参考紹介ですがすごくいいサイト
http://www5b.biglobe.ne.jp/~pst/douyou-syouka/童謡、唱歌のMidiファイルがフリーでダウンロードできる。

・Beep3
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se240802.html
beep3.gif

なんとBeep音で3重和音を演奏させる。ブザーはひとつしかないわけで、3つの音の波形をソフトウェアで合成して鳴らす、のだろう。すごい音がする。CPUに非常な負荷がかかるらしく時々落ちる。


Beep音は同じ音源ファイルを演奏させても、マシンごとにかなり音の響き方が違うことが分かった。マイナーな趣味っぽいですが、Beep音周りの情報お持ちの方ください。

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2004年01月24日

デスクトップの生産性を5%高めるツール

革命的に便利ではなく、毎日使うわけでもないのだけれど、面倒な作業プロセスを確実に短縮してくれるツールを3本。作業効率が5%は確実に高まること間違いなし。

・PractiSearch 選択文字列をキーボードでGoogle検索
http://www.practisearch.com/
PractiSearch01.JPG

PractiSearchは、常駐型の検索支援ソフト。あらゆるアプリケーションで、選択中の文字列を、指定したホットキー(例:CTRL+C、C)を押すことでGoogle検索する。ニュースを読んだり原稿を書きながら、気になる言葉を左手のキーボード操作で検索できるので便利。似たものにTCPIQ( http://www.tcpiq.com/tcpiq/Free/Default.asp )というクリップボードに入っている言葉を検索するツールがある。

・ClipFan テキスト変換作業をクリップボード内で一発処理
http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/040124/n0401243.html
clipfan01.gif

単純な変換作業がクリエイティブな作業を中断してしまうことがある。このソフトはクリップボード内のテキストに対して以下の処理を行う。「かな・カナ変換」「小文字・大文字変換」「漢数字変換」「ローマ字変換」「文字列置換」「空白削除」「連番挿入」など、文字列の編集機能が十数種類。「行挿入」「行ソート」「行順反転」「連番挿入」「同一行除去」。原稿の文字数チェックもできる。これで面倒な単純作業も手軽に可能に。

・椿 -list editor- 表形式データ処理をEXCEL起動せずに手早く処理
http://hp.vector.co.jp/authors/VA015850/software/camellia.html
tsubakilist01.BMP

ExcelやCSV形式のデータを加工したいときに手早く変換、修正ができる。Excelを立ち上げるまでもなく、Web上の表形式データやCSVデータを加工できるのが便利。読み込み可能な形式は CSV、TSV、RSV。書き出し可能な形式は CSV、TSV、RSV、HTML、LaTeX、Text。このブログで簡単な表を入れたいときにも使用。

こういう5%生産性を高めるツール、皆さんもご存知でしたら教えてください。

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2004年01月13日

Flashを手軽に生成するFlashMaker

「稲荷煎餅」をかじりながら、深夜に、このブログを書いている。二日間、オフラインだったため、二日分まとめて更新。

12,13日と泊りがけで、ある研究プロジェクトの合宿に参加 in 京都。日本のトップレベルの若手研究者の方々と深夜まで情報交換させていただいて、感動。私は情報活用術というセッションでお話させていただいたけれど、さすがに情報学のプロ集団の、あの場所では、釈迦に説法だったような気もする。

今回の小旅行、最後に素晴らしい体験が待っていた。終了後、会場ホテル近くの神社へ初詣してから解散しましょう、との先生のご提案。私は神社にはとても興味があって、結構詳しいつもりだったので「伏見稲荷神社」が特別な神社であることは、知識としては知っていた。

日本に神社は約8万社あるといわれ、稲荷神社系列は最も数が多く3万社もある(2位は八幡神社系列の2万5千社。)。この系列は勧請関係と呼ばれるフラットな関係で、各神社は独立しており上下関係があるわけではないのだが、この神社界、最大派閥は「お稲荷さん」であることは間違いない。その総本家にあたるのが京都の伏見稲荷神社だ。

写真で千本鳥居と呼ばれる、無数の鳥居群は見たことがあったけれど、実際に訪れて2万本以上並ぶ鳥居の中を歩いてみると、壮観さに声も出ないくらい。わざと同行者に遅れて独りになって静かに眺めてみると、異世界に吸い込まれそう。

デジタルでその雰囲気を感じられるかは分からないけれど、Flashを使ってフォトアルバムを作ってみた。少しファイルサイズが重いけれど、雰囲気を知りたい方はどうぞ。

・Flashフォトアルバム「伏見稲荷大社」
fushimiinarisc.JPG

http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/fushimiinari.html

このFlashアルバムは作成に10分もかかっていない。FlashMakerというソフトを使っている。Flashの知識がなくても、写真アルバムや、広告バナー、メニューなどをウィザードを使って自動生成したり、お絵かきツール感覚でインタラクティブなアニメーションを作ることができるソフトだ。テンプレート数の少ない試用版もあるが、私は購入して気に入っている。

FlashMaker
http://www.ifour.co.jp/flashmaker/
flashmakerscreen.gif


オフ会の写真アルバムをその日のうちに作成してアップロードしたいときなどにも重宝する。

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2004年01月12日

ビジネス図解に強力なSVGcats

・SVGCats
http://www.sage-p.com/svgcats2.htm

ビジネスや技術の仕組み、製品の構造のプレゼンテーションに、概念図は有効だけれど、いつもパワーポイントではつまらない。そこで、私はテキストのアウトラインから図を作る場合にはiEditを、図から描く場合にはSVGCatsを使っている。パワーポイントは重いので発想しながら図を描くのには向いていないと感じるからだ。

SVGCatsは自分の会社のWebの製品説明にも使った。ひとつまえのバージョンで、作った実物はこんな感じである。こういう図がサクサクできるツールだ。

作成サンプル1
tsconcept01.jpg

作成サンプル2
tsconcept02.jpg

これだけでも非常に便利なツールだと思っていたら、最近バージョン2になりコンセプトが変わったようだ。クリッピングツール+アウトラインエディタ+概念図作成という総合的な情報収集と、ビジネス図解編集環境となっている。

主な特徴は以下の通り。

◆ キャンバスのどの場所でもメモをとることができ、どこでも 好きなところにテキストや図形を入力できます。
◆ Tablet PC を使用するか、ペン入力デバイスを使用して、 メモを手書きしたり、図形や絵を描画できます。
◆ 複数のページを、ツリー形式で管理し、 あらゆる情報をドラッグ&ドロップで構造的にまとめることができます。
◆ ウィンドウを閉じると自動的に保存を行います。 定期バックアップ機能により、まさかのエラーにも安心。
◆ メモをすばやく検索して必要な情報を見つけます。
◆ 軽快で直感的な図解作成機能により、分かりやすい資料が、 あなたにもサクサクできあがります。
◆ オープンな SVG (Scalable Vector Graphics) を採用。 プラットフォームを越えた多くのビューアが公開されています。
◆ SVG Cats 2 自身はオープンソースなので、腕に自信があれば改良もできます。 プログラミングの参考にも。


いたれりつくせり。まだ新しいバージョンを使い込んではいないので、短評になったけれど、これはおすすめ。紙、iEditと並んでデスクトップの定番ソフトになりそうな予感。

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2004年01月08日

マイポータル編集、情報レイアウトのツール

■マイポータル作成サービス YoridoriWeb
NTTの先端的な技術を集めた、実験サイトであるサイバートライアルに、面白いサービスがある。

・YoridoriWeb
http://www.cyber-trial.com/yoridori/hp/index.html
yoridori_s01.gif

よりどりWeb(旧称KaribariWeb)は、自分専用のニュース一覧ポータルを作成するサービスである。ニュースサイトの必要な部分を範囲選択で切り取り、ひとつのページにできる。例えば、朝日新聞のトップ記事扱い部分と、百式の今日の記事と、YAHOO!のトピックスをひとつにまとめるとこんなかんじになった。

yoridori_l03.JPG

各部分は元サイトの更新と連動しているので明日になれば、各サイトの明日の内容になる。究極のスタートページを作ることができるわけだ。過去には同種のサービスとして米国にOctopus社というソフトがあったが、一瞬でマイクロソフトに買収されてサービスがなくなってしまったのを思い出す。

このよりどりWebは、ブログサイトをまとめてチェックするのにも向いていそうだ。記事をレイアウト単位で抽出できるがロジックが、実験段階の今のバージョンだと、うまく取り出せないこともあるが、ロジックがスマートになれば、相当使えるツールになる。

他にも、Javaアプレットということもあり、動作が遅かったり、不安定に感じる。私は何度か編集中に落ちてしまった。今回の実験できっとそういった部分が、修正されて安定動作版がでてくるのを期待したい。

■朝刊太郎

大量の情報を1ページで表示するには、各記事の位置、面積、修飾(フォント、罫線など)に工夫が必要である。

・「朝刊太郎」見出し作成やレイアウトも簡単な新聞作成用DTPソフト
http://www.forest.impress.co.jp/article/2000/03/27/choukantarou.html

朝刊太郎は、市販の新聞のようなページをデザインできるフリーソフトだ。Webからの直接の流し込みに対応してくれると、毎日のニュース一覧を印刷して読むことができて便利そうだ。また用途としては学級新聞、家族新聞と並んで、結婚祝いの作成が挙げられている。

ある大手経済新聞社では社員が結婚すると、二人の出会いからゴールに至るまでを本物の記者が二人の周囲を取材して、記事を作成する。そして、本物と見間違える結婚祝いの新聞を結婚式でプレゼントしているのを見たことがある。本物の新聞記者が、本物の印刷機で作るわけだから完成度では適わないけれど、そういったサプライズ感のあるプレゼントをこのソフトで作ってみても楽しそうだ。

■ブログのポータル編集サービスのプラットフォームに最適なJetSpeed

オープンソースのWebサーバApacheを開発するプロジェクトの一環として、Java製のポータル編集ソフトがある。このソフトは今もっとエンジニアに注目されていいと思っている。このサーバソフトは、ブログサイトなどのRSS/RDFのURLと、表示させたいレイアウト上の場所を指定すると、ニュース見出しを配置して表示してくれる。

・JetSpeed
http://jakarta.apache.org/jetspeed/site/customizer.html
・JetSpeed日本語版
http://jetspeed-japan.sourceforge.jp/

こんな風にレイアウトを行う。

jetspeed_s01.JPG

このソフトはとにかく開発情報が少ない。付属のサンプルデータも適切な説明がなかったりして、知る人ぞ知るソフトになってしまっているようだ。ブログのパーソナルポータルを、これを使って誰か作ってくれないかなあ。

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2004年01月06日

Ucmore、ReadOne、クエリーフリー

■関連テーマとページを提案するUcmore

最近デスクトップで便利に使っているツールにUcmoreがある。海外を中心に1000万人以上のユーザがいる人気ソフト。ブラウザーのプラグイン(追加機能)ソフトとして無料で使える。このソフトには、検索アクセラレーターというキャッチコピーがつけられている。現在検索しているキーワード、あるいは、見ているサイトのテーマに関連する、ページを教えてくれる機能がある。

・Ucmore
http://www.ucmore.com/ucmore01.JPG

例えば、Googleで「iraq」を検索してイラク問題について調べようとする。すると、ブラウザーのツールバー上に、上記のスクリーンショットのような表示が出てくる。イラク紛争や反戦運動、国際政治や、ニュース報道といった関連ディレクトリにまとめられたリンク集が提案される仕組みだ。検索時以外に、普通にページを見ている際にも、関連テーマやページの所在を教えてくれる。

このソフトが私にとって役立つのは次の3つの点かなと思っている。

1 少しずれたテーマの関連サイトを発見できる

例えば米国の書店のAmazon.comを訪問すると、UcmoreはBarnes and Norbleのような競合サイトを幾つか教えてくれるだけでなく、「中古書店」「レアモノ書店」「書評サイト」などのリンク集も提案してくれる。特に詳しくないテーマの調べ物では重宝する。

2 用語解説的に使えて便利

例えば「MP3」というキーワードについて調べたいとする。「ダウンロード」「ストリーミング」「リンクリスト」といった、関連テーマのサイト一覧がワンクリックで表示できる。リストを眺めればなんとなくMP3が音楽ファイルの一形式だと推測できる。

3 ブックマークが充実する

提案されるリンク集をワンクリックですべて、自分のブラウザーにブックマーク登録できる。後で見たいなというときに複数のページをブックマークする手間が省ける。リンクを友人にメールで送る機能もある。

同種の関連ページ提案ソフトにはAlexaツールバーがある。リスト化されているサイト数ではAlexaの方が圧倒的に多そうだが、Ucmoreはテーマ名で整理された代表的なサイトのリストを教えてくれるので使いやすく感じている。

・Alexa
http://www.alexa.com/

なお残念ながら日本語にはまだ対応していない。日本語で似たジャンルのものにはReadOneがある。

■ReadOne

・ReadOne
http://www.readone.net/
readone01.JPG

昨年の忘年会議にもきて頂いた慶応大学の開発チームによるニュース情報の提案ソフトウェア。ブラウザのツールバーとしても使えるし、最近Web版もリリースされた。

1 ニュースサイトを登録しておく
2 最新ニュース一覧が表示される
3 関心のあるニュースをクリックして読む
4 ユーザの興味をニュースに使われるキーワードから学習する
5 学習データからオススメを提案してくれる

という人工知能的なアプローチで、使えば使うほどユーザの関心に近いものが提案される。RSSという形式でメタデータを公開しているニュースであれば簡単に登録できる。いわゆるブログサイトの大半で使うことができる。

■クエリーフリーという概念

Ucmore、ReadOneに共通しているのは、検索語を入力することなく、関連情報が提案表示されることである。この概念は、海外の研究では、「クエリーフリー」と呼んでいる。最近興味深く読んだ論文には以下のものがある。

Query-Free News Search
http://www2003.org/cdrom/papers/refereed/p707/p707-henzinger.html

テレビ放送のキャプションデータに連動して、放送中の番組内容に関連するWebサイトを提案する仕組みの研究。ここでは、幾つかの提案アルゴリズムを実装して、どれが有効かを考えている。

・Query-free Information Retrieval
http://rii.ricoh.com/~jamey/fixit/fixit.html
QFIRfigure4c.gif

こちらでは、プリンターなどの保守マニュアルの文章データベースにクエリーフリー検索を実装した研究。発生した障害に対応するFAQ情報を、キーワード検索することなく見つけることができ、サポート業務を軽減できる(かもしれない)話。

■クエリーフリーの応用範囲を考える

クエリーフリーという概念は今年流行するかもしれないと考えているキーワードのひとつである。例えば、テレビやラジオと連動したもの、携帯の位置情報サービスと連動したものがすぐに思い浮かぶ。

1 テレビ、ラジオのクエリーフリー

例えば海外では、テレビとラジオ対応のメディアモニタリングサービスがある。

・TVeyes
http://www.tveyes.com

テレビ放送をサーバが24時間監視し、音声認識で放送内容をテキスト化している。ユーザが予め登録したキーワードを、テレビの登場人物が発話すると、メールでユーザに教えてくれる。ラジオ版のRadioEarsもある。

2 会議のクエリーフリー

音声という点では、会議に使っても便利だろう。会議での発言内容に応じた関連サイトがリアルタイムにプロジェクターに表示されれば、ブレインストーミングやリサーチ支援ツールとして機能するだろう。現在の音声認識は同一人物の声を聞き取るのは特異だが、複数の話者の声を認識するのが苦手な傾向があるが、技術課題がクリアになれば有望な応用になると思う。

3 携帯、位置情報のクエリーフリー

今の携帯電話の例えばi-modeは少し不便である。今目の前にあるレストランの情報を調べるのに、いちいち検索しなければならない。open-iareaという簡易位置情報サービスも検索行為を求められる。これでは不便である。

GPSなどの高精度位置情報サービスと連動して、24時間常にユーザ付近の店舗を検索し続けてクエリーフリーになると良いはずだ。店の前に立ち止まった時に携帯を見るだけで必要な情報は既に表示されていることになる。これこそユビキタスという気がする。パケット代や電源容量の問題をクリアできれば、そのうち出てきそうなサービスだ。

キーワード入力もクリックもなしに、ユーザが求めているものをそっと教えてくれるクエリーフリーは素敵。エージェントサービスの基本要素と言えるかもしれない。

他にどんな応用が考えられるだろうか?

関連URL:

・@DATASECTION メールを使ったクエリーフリー
http://www.datasection.com/index.php?page=atds
私の会社は既にメール連動のクエリーフリーサーチを実現するサーバを販売しています(宣伝)。

・毎日のニュースチェックツールに求めるもの
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000634.html

Posted by daiya at 08:28 | Comments (2)

2003年11月08日

テキストでビジュアライズするツール

日々の仕事、取引先はとにかく多忙な人が多い。技術に関わる仕事の割に、意外にお客さんはITに詳しくないこともある。サーバとクライアントだとかデータベースとWebブラウザーだとか、ミドルウェアだとか、とかくITは仕組みが込み入っていて、説明は面倒だ。かくして、システムの説明のため、こんなメールを書くことになる。

「ユーザがブラウザから個人情報を入力して、Webサーバがそのデータをミドルウェアに渡して、それを解析コンポーネントが購買履歴のデータベースを参照した結果、最適なリコメンド情報をWebで表示します。」

「WebでユーザにIDとパスワードを入力してもらって、顧客データベースを参照して既存会員であればパーソナライズしたページへ、そうでなければ新規会員登録の仕組みへ誘導。新規会員登録は確認をメールで行い、メールに記載された認証確認のためのURLにアクセスがあれば、実際に登録を行い、課金も開始します。」

これらのメールは、どこも間違ってはいないし、ゆっくり読めば、ちゃんと分かるのだが、私自身忙しいときには、未消化のまま、ああ、それでいきましょう!と返事をしてしまい、後で困ったことが起きたりもする。お客さんだって間違えることがある。

そこでシステム構成図のビジュアル資料が効果的なわけだが、画像ファイルをメールに添付すると、添付ファイルの見方を知らない社長さんや、添付を見落とす多忙な、部長さんがいるのだ。(たとえお客さんが「分かった」と言っても本当に分かってくれるまで駄目押ししておくのが、IT業界のプロ根性でありたいと常々思う次第)

そこで、経験上、一番効果的なのはテキストベースで概念図を書いて、こんなふうに説明してあげることなのだが、

dicon01.JPG

これを書くのは面倒で、複雑な図は時間がかかる。そこで、このDICONを使うと、簡単なお絵かきツールを使って関係図を書いて「テキスト印刷」とすると、テキストベース(アスキーアート)として図を出力できる。

・テキストダイアグラム作成ツール DICON
http://www.osk.3web.ne.jp/~shino/dev/DICON/DICON.html

もうひとつ紹介すると、図表やグラフ、地図をテキストで作成するのにはテキストペイントが便利である。サンプルのような図がドローツール感覚で短時間で作ることができる。
・テキストペイント
http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se054128.html
tpaint01.JPG
tpaint02.JPG


情報をビジュアライズするためにテキスト化する。なんだか、矛盾した行為にも思えるが、メールベースでの対話には、まだまだ使えそうなノウハウのような、気がする。

Posted by daiya at 23:59 | Comments (1) | TrackBack

2003年10月30日

パーソナルナレッジベースにBTMemo

これはいい。シンプルだけれどもとても便利だ。本来はBTRON OS用に開発されたアプリケーションだがWindows版がシェアウェアになって公開されている。エディタの一種でパーソナルナレッジベースとして使える。

・BTMemo
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/personal/se272883.html

私の利用イメージ(赤線は後から画像処理で追加)。クリックで拡大。

btmemo1.JPG

BTMemoの詳しい解説は、以下のMycomの記事にすばらしいレビューがあるので割愛するとして、

・【レビュー】Windows環境で手軽にBTRONの世界を体験できる「BTMemo」(1)
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/04/25/22.html
・【レビュー】Windows環境で手軽にBTRONの世界を体験できる「BTMemo」(2)
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/04/25/23.html
・【レビュー】Windows環境で手軽にBTRONの世界を体験できる「BTMemo」(3)
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/04/25/24.html

要は、以下のようなソフトである。

1 エディタとしてリッチ文書を作成できる。
2 テキストの文字列から他の文書へのリンク(相互リンク)を設定できる
3 リンク設定先が存在しない場合には、リンク文字列名の新しいファイルが作成される
4 画像、ファイルやアプリケーションのショートカットを文書に含められる
5 ファイルは保存処理をしなくてもすべて保存される

そう、Wiki掲示板とほぼ同じである。それがWindowsデスクトップ上で気軽に使えるものと考えてよい。動作が軽いのもよい。

文章を書いているときに、途中で、「ああこれはこの前書いたのだけどなあ、関連ファイルをまとめておきたい」であるとか、「後で、あのWebページの内容を引用するパラグラフをここに入れたい」といったことは私にはよくある。過去に書いた原稿のアーカイブは最も重要な情報源だが、関連するものをリンク設定しておければありがたい。全文検索可能にしておくだけでは関係性が弱い。

このファイルの相互リンクはBTRONのOS「超漢字」では実身・仮身といって標準的にサポートされている機能である。Wikiと同じである程度の数(最低で百のオーダー)ファイルを作っていくと、関連付けのネットワークが自分の脳内の概念ネットワークと連動してくる。飛躍的に便利になる。
BTMemoは、今後、はてなダイアリやWikiのような単語の自動リンク機能やファイルの全文検索機能などが備われば、非常に強力なツールとなるのは間違いなさそうだ。

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2003年10月28日

大ヒットしそうなマイクロソフト Three Degrees

・Microsoft Three Degrees
http://www.threedegrees.com/Default.aspx?lang=ja-JP
3degrees_cap.JPG

MicrosoftがP2Pオンライン体験共有ソフトのThreeDegreesベータ日本語対応版をリリースした。ベータ版が出たのは何ヶ月も前の話だけれど、日本語OSには対応していなかったので、使うのは今回が初めて。パートナーの百式の田口さんから朝の6時半に「試しましょうよ」と声がかかった。早速ダウンロードとインストール。

MSNメッセンジャーと連動して使う。最初にMSNメンバーでグループを設定する。すると、MSNメッセンジャーのチャットに加えて「ウィンク」と呼ばれるアニメーションメッセージをメンバーに送れたり、画像ファイルを交換できたりする。

が、目玉はなんといってもMusicMixと呼ばれる音楽のリアルタイム共有。各自が持っている音楽ファイルをプレイヤーにドロップすると、グループメンバー全員で高音質な音楽を同時に聴くことができる。音楽ファイルそのものをダウンロード交換することはできないが、同じ音楽を聴きながらチャットすることは新鮮な体験。これはかなり、人気ソフトになると思う。

このソフトウェアを拡張するアイデアをひとつ思いついた。チャットのテキストをリアルタイムに解析して、チャットのないように応じた楽曲をBGMとして鳴らす機能はどうだろうか。議論が白熱するとハードロックが場を盛り上げ、ロマンチックな2人の会話には優しいバラードが流れたりする。会話に出てくるキーワードの時代性に応じて、その時代の流行曲をBGMとしてかけてもよいだろう。快適な空間ができるのではないか。

例えば、これを実現する要素技術として、楽曲を自動分類するソフトMoodLogicがある。

・MoodLogic
http://www.moodlogic.com/

MoodLogicはPCにあるMP3ファイルを楽曲の持つムードで自動分類してくれる。検索が便利で、「アップテンポでごきげんな曲が聴きたい」「ロマンチックなバラードが聴きたい」という感性による検索を実現する。

対話する人々のムードを読み取って最適な音楽を流すアプリケーション。音声認識でそこで交わされる会話に応じたBGMを流せば、アメニティ空間や、ラブホテルなんかで需要があったりしてね。うっかり湿っぽい話なんかして「昭和枯れすすき」なんかかかってしまうとどうしようもないですけどね(笑)。

---
さて今日の私のチャットのお相手、百式田口氏が、毎回満員御礼のセミナー「百式ナイト」のエッセンスを小冊子にまとめて販売しています。読みましたがドットコムマニアには特にたまらない刺激たっぷりでした。面白い。

・『百式ナイトフルスロットル』セミナーレポート
http://www.100shiki.com/rep/index.php?mode=rep_detail&rep_code=r001_100n

Posted by daiya at 23:59 | Comments (0)

2003年10月26日

理想のアウトラインプロセッサを求めて

1 アウトラインプロセッサ、拡散と収束の思考

文章を書くときに、ツリー構造の見出しレベルのアウトラインを先に作って、そのツリー構造に肉付けをしていくという方法はよく使う。これは、大まかに分けると、発想を広げながらアウトラインを作るフェイズと、アウトラインを肉付けしていくフェイズの2つのパートから成る作業である。前半は拡散系、後半は収束系の作業と言えるだろう。

拡散系の思考では、手持ちの情報と関連する未知の情報をツリー構造に付加していくための発想支援の機能が欲しい。収束系では、できあがった既知の情報によるツリーを、起承転結式の、文章の流れの中にうまく収まるように肉付けする機能が欲しい。

個人的にはアウトライン編集やテキストエディタの機能に加えて、以下のような機能が必要と感じている。

欲しい機能
・クリッピングと連携できる(Webや他のアプリから簡単に入力)
・ツリー構造直接編集とテキスト編集の結果が相互に反映される
・全体における現在編集テキストの位置が一目瞭然に確認できる
・ツリー階層構造や編集における制約が少ない
・目次(索引)の自動作成機能がある
・出力ファイル形式と印刷機能の充実
・他のアプリケーションで作成したファイルがインポートできる
・任意の使い慣れたテキストエディタとの連携

2 フリーで秀逸なNami2000

この二つの対になる機能を同時に行えるアプリケーションは少ない。Nami2000も完全ではないが、現状、商用ソフトも含めて、トップクラスの充実振りと言えるのではないか。作成した全体を表示するモードや目次出力機能が弱いものの、プレーンテキストベースでのアウトライン編集に必要な機能が一通り実装されている。また任意の外部エディタを呼び出せるのも便利だ。

・Nami2000
http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se101660.html
・Vectorの詳細なレビュー記事
http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/030723/n0307232.html

nami200ss2.JPG

今日のこのコラムもNami2000で書いている。HTML出力結果はこんな感じになる。

3 NSアウトライナー

・NSアウトライナー
http://www.nsd.co.jp/share/nsout/
・VECTORの詳細なレビュー記事
http://rd.vector.co.jp/magazine/softnews/010801/n0108012.html

Nami2000がプレーンテキスト編集だったのに対してこちらはテキスト修飾やマルチメディアを含むリッチドキュメントに対応したフリーソフト。

4 Kacisプロノート

商用ソフトではKacisプロノートというソフトがある。これは、強力なリッチテキスト編集とPDF、XML、HTMLによる出力など、脚注機能やメモ機能など他にない機能も豊富で、文書作成をメインに考える場合はこのソフトは価値がある。

・Kacisプロノート
http://nks.mvi.co.jp/

5 アウトラインプロセッサに将来欲しい機能 OPML、RDF対応

5-1 OPMLへの対応
アウトラインプロセッサは一般にツリー構造データの読み込みの互換性がほとんどないのが難点だと思っている。文書アウトラインの標準形式ではOPMLがある。これは現在はSharpReaderなどのRSSリーダーソフトのブックマークを交換する用途で主流になっているが、アウトラインプロセッサのツリー構造ファイルとして早く一般化して欲しいものだ。

・OPML(Outline Processor Markup Language)
http://www.opml.org/

5-2 RDF(RSS対応)

また、RDF(RSS)クリッピング機能もあるとよい。WeblogやWikiなど文書メタデータのRSSをツリー上にドラッグすると記事がエディタへ取り込まれるようになれば、Web上のデータを自在に使って記事を書くことができるようになるはずだ。

6 マイクロソフトOneNoteに期待

幾つか実際にある程度自分でも使い込んで、「現状では合格点」に達したソフトを紹介してきた。数十ページに渡る文書編集には便利に使えるが、本音を言えば、まだまだ毎日使いたいソフトではない。どれも論文のような明確な構造を持つ文書には適しているが、このコラムのような短文のアウトラインを発想ベースで書き出していくのには向いていないのも気になる。

・OneNote 2003
http://www.microsoft.com/japan/office/onenote/prodinfo/default.mspx
img_Engineer_375_overview.jpg

ちょうどマイクロソフトが、MS Officeシリーズとして、クリッピングとアウトラインエディタライクな情報整理ソフトをリリースしている。早速入手して、一ヵ月くらい使い込んだら、またこのBlogで報告しようと思う。

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2003年10月19日

文書アウトライン作成支援ツール iEdit

私は毎日、このBlogに日記でコラム風の記事を書いている。ネタとなるアイデアやデータはすぐみつかる。一番時間がかかるのは、それをどういうアウトラインを持つストーリーとして読んでもらうか、構成の部分だ。

起承転結、序破急、三大噺のようなコラムの構成は、登場する要素を線で結んだような図で考えると構想を作りやすいな、と思っていた。そこでieditというツールを使って実験を試みた。

・iEdit
http://member.nifty.ne.jp/kondoumh/software/iedit.html
ieditgui.gif

ieditはアウトラインをツリー構造で書くのと同時に、要素と矢印の概念図を描くためのフリーソフトだ。ユーザは、ツリー構造で関係を整理してもいいし、直接、概念図をツールを使って描いても良い。他の文書作成ツールと連動させる関連ソフトもいくつかある。

これを使って、コラムの構成を発想した。最初の「夏川りみ」のノードからアイデアを書き出して、思い浮かぶ要素を配置していく。関連するものはなるべく近くに寄せる。アイデアだしを一通り終え、文章の流れをつけられそうなものを線でつないでみたのが以下の図だ。
(クリックで拡大)

effectsound001.gif

(注:このソフトでは標準では図のエクスポートはSVG形式で出力される。こちらがSVG(要SVGリーダー)。)

そして、図を使って書き上げたコラムの完成形は以下のようになった。一度、素材の洗い出しと関係付けを図作成のフェイズでやっているのでスラスラ書けた、気がする。iEdit上では線でつなげたノードの配置を動かしても、線の関係は変わらないように画面上自動調整されるから、執筆段階でも図を変更していける。紙にはないデジタルツールの強みといえそう。

実験で作成したコラム:

・ツールとしての音

私は「涙そうそう」で有名になった歌姫、夏川りみのファンである。どことなく、米国のカントリー歌手リアン・ライムスに似ている。沖縄の歌は日本のカントリーと言えるし、10代前半で地元の喉自慢大会を連覇して神童としてメディアにデビューした経歴も同じだ。この二人の美声によってうっとりするのは大人の男性だけでもないらしい。

彼女の新曲「童神(わらべがみ)」が今、妊婦や産婦の間で爆発的な人気だという。歌詞の内容は生まれてきた子どもの成長を祈る母親の叙情詩である。揺り籠にゆられるような曲調、夏川りみの透明感あふれる優しい声質の相互作用なのだろうか。子どもに聞かせるとスヤスヤ眠りだしてしまうのだという。胎教や子守唄ソングとして即効があるという噂が広まって、スマッシュヒットとなっている、と聞く。早速、ウチの生後2ヶ月の息子にも聴かせたら、ぐずっていたのに、サビの「ヘイヨーヘイヨー」のところで、あっという間に寝入ってくれた。ほとんど魔法みたいだ。それからというもの、我が家でこの歌は鑑賞するだけでなく、子どもを眠らせるという機能を持ったツールとして役立つ音になった。

・童神~ヤマトグチ~ [MAXI]
B0000BHM10.09.MZZZZZZZ.jpg

・You Light Up My Life: Inspirational Songs (リアン・ライムス)
B000000DHW.01.MZZZZZZZ.gif

お隣韓国では、携帯電話のスピーカーで蚊が嫌がる周波数の音響を発生させて追い払う「携帯電話による蚊退治」サービスが開始されたというニュースを読んだ。着メロとして、人間の耳には聴こえない周波数の音を鳴らすそうだ。実際の効果は、特定の蚊にしか効かないらしいのだが、音を、メッセージの触媒や娯楽として使うのではなく、機能として使う発想例として、面白いと思った。

・携帯電話で蚊を退治する モバイル・コンテンツ社が開発
http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2003070924728

ノートPCや携帯、PDAなど、私たちはスピーカー内蔵のデバイスを日常持ち歩いくようになったが、あまり活用できてはいないだろう。音を、音楽やクリック音として使うのではない、新しい使い方がきっと他にもあるはずだ。「異性をひきつけるフェロモン効果音」「衝動買いを誘う購買促進BGM」「上司に決断を急がせるASAPミュージック」「同じ趣味の人が近づくと共鳴して知らせるマッチング超音波」。アイデアは広がるが、「童神」のおかげで私まで眠くなってきた。続きは明日考えよう。

最近、使い始めたこのソフトだが、結構、発想を支援するツールとして機能する。昨日の中沢新一の理論もそうだったが、図(トポロジー)で考えることで、物事の相関が脳内で整理され、文章化されやすくなるという効果は確かにあると思う。フリーソフトなので、試しに読者のみなさんもやってみて結果を教えて欲しい。(他人がどういう図を描くのか知りたいのです。)

ちなみに今回のコラムでは、iEditの機能を半分も使っていない。ノードの自動レイアウトや、階層構造ごとのWebマップを作るHTML出力機能、XML出力機能、既存のメタファイルの貼り付けなど機能は多彩である。今回は非常にシンプルな図を作成したが、仕事のプレゼンでも使える美麗な概念図、チャートも作成することができるはずだ。私はこのツールに今、惚れこんでいる。

Posted by daiya at 04:44 | Comments (2) | TrackBack

2003年10月16日

パーソナルナレッジベース、新しいデスクトップ操作方法、紙2001

手放せないソフトにひとつに「紙」がある。

・紙 Professional
http://www.kamilabo.jp/
・紙 2001 ver.1.9
http://www.ki.rim.or.jp/~kami/program/kami.html
kamisample.gif

個人や小規模グループが、入手した情報を登録するスクラップ・データベースのことを私は「パーソナルナレッジベース」と勝手に呼んでいる。要はWebやメールで気になった情報を保存しておけるソフトウェアのことである。紙はそういったアプリのひとつだ。

パーソナルナレッジベースに決まった形式はないが、以下のような用件を満たすアプリケーションと定義している。

・パーソナルナレッジベースの要件
        雑多な情報を、入手したら即座に、容易に保存できること
        コンテキスト情報や関連情報を自動入力できること
        検索機能とフォーカス&オーバービューの機能が充実していること
        検索結果を加工しやすいこと
        動作が軽いこと
        情報の共有と閲覧編集の管理ができること

また、パーソナルナレッジベースには、こういった不満があってはならないと考える。

データベースの構造設計が固定されている
入力と管理が面倒
お手軽さがない

情報をクリッピングした後にはできるかぎり、容易に情報を登録できた方が良い。フォルダによる厳密な階層管理などを求められてしまうと気軽さが消え、結局、クリッピングをしなくなってしまうからだ。

また、クリッピングした情報はそのまま(AS IS)で保存できるほうが良い。PCユーザが扱う情報は内容も形式も多用だし、ネットにはすぐに新しいファイル形式が登場してくるからだ。予め決まったデータ構造やファイル形式にしか対応していないナレッジベースは、使いにくい。MS AccessやMS Excelはこの用途には向いていないのだ。

私は今のところ、パーソナルナレッジベースとして、以下の3つを使っている。

1 フォルダ管理+サーチクロスの組み合わせ(以前の解説記事
2 Wiki
3 紙2001

将来的には、個人や小さな組織のパーソナルナレッジベースをP2Pで共有する仕組みであるとか、自動的に文脈を読んでの自動分類、ユーザの行動ログの自動記録、音声認識対応といった機能が加わって、ユーザはクリッピングを、あまり意識することなく、負荷なく、充実したナレッジベースを持てるようになるだろうと考える。(最近このBlog未来予測が多いな。。。)。

さて、この3つ目のソフト「紙」は情報クリッピングを簡単に行う常駐ソフトで、アプリケーション上で文字列や画像を範囲選択しドラッグすると、情報を分類する「箱」が表示される。ユーザは、箱に分類名をつけることができ、整理したい箱にその情報をドロップする。箱に入った情報は一覧したり、全文検索することができる。作者は1982年生まれで若いが、2年連続でIPA未踏ソフトウェア事業開発者に選ばれた。

「紙」の便利さはドラッグ後に脇に分類先候補の箱がサイドに自動的に表示されるという、斬新なインタフェースにあると思う。クリッピング処理の手数がぐっと少なくなるのだ。この作者だけでなく、ドラッグ・アンド・ドロップの改良については、米マイクロソフトリサーチも取り組んでいる。

・Visualization and Interaction for Business and Entertainment
http://research.microsoft.com/research/vibe/

マイクロソフトリサーチの情報の可視化とインタラクションについての研究の一覧

・Drag And Pop(デモムービーあり)、
http://www.darmstadt.gmd.de/~baudisch/projects/dragandpop/
dragandpop.gif

・Drag-and-Pop and Drag-and-Pick:
http://www.ipsi.fhg.de/~baudisch/publications/2003-Baudisch-Interact03-DragAndPop.pdf

Drag And Pop、Drag And Pickと呼ばれるこの新しい操作方法は、ドラッグを行うと、ドロップできる先が強調表示されたり、アイコンが近くに集まってきたりする。紙の操作方法をさらに進化させていく方向と言えそうだ。

こういった小さな使い勝手の工夫はパーソナルナレッジベースでは強力に作用するはずだ。マイクロソフトリサーチでは他にもいくつか、Windowsの操作方法の改良の研究している。どれも便利そう。情報系のアプリに実装されるのを首が長くして待とう。

・GroupBar
http://www.darmstadt.gmd.de/~baudisch/projects/groupbar/index.html

アプリケーションや文書ウィンドウの起動状態をグループとして、登録管理できる未来のタスクバー。例えばWordとExcelを立ち上げる「仕事モード」グループであるとか、画像編集と映像編集ソフトの「マルチメディアモード」など、よく使うアプリの組み合わせ、ウィンドウのレイアウトをすぐに呼び出すことができる。

・High Density Cursor
http://www.patrickbaudisch.com/projects/highdensitycursor/demo
2画面ディスプレイ利用時に便利なカーソル表示方法

Posted by daiya at 18:57 | Comments (4) | TrackBack

2003年10月13日

Blogを書く人向けに便利ツールを3本

Blogを書く人向けに便利ツールを3本。

■一本目:AsociateHelper
http://a-h.parfe.jp/intro.html
Amazonアソシエイト用のタグを手軽に作成するツール。

Amazonのアソシエイトというのは読者諸氏もご存知だとは思いつつも説明すると、

・スマートモブズ―“群がる”モバイル族の挑戦
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757101031/

という本があるとする(この本は実際名著。)。

私がこのBlogの中で、この本を紹介するときに、このURLの末尾に私のアソシエイトIDである「daiya0b-22」という文字列を追加してリンクしておく。

・スマートモブズ―“群がる”モバイル族の挑戦
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757101031/daiya0b-22/

すると、このリンクをたどった読者がAmazonで本を購入してくれれば、販売額の3-5%程度が私の報酬になる、そういう仕組みだ。このURLを作るときに、いちいちIDをURLに付加するのは小さなことだけど面倒。それをブラウザと連携して一発でできるようにしてくれるのがこの支援ソフト。

■2本目:RakuCopy
http://a-h.parfe.jp/rakucopy/rakucopy.html
見ているページのタイトルとURLを簡単コピーするツール。

Webブラウザで見ているページをメールやチャットで紹介したい場合、タイトルとURLを同時にテキストとして取得したいというニーズは結構ある。このソフトをインストールしておけば、ブラウザで表示中のページ内で、右クリックメニューから一発でその処理を行える。

■3本目LinkMachine(橋本作。説明なし。直接ダウンロード。超自己責任でおながいします)
http://www.osanpo.net/daiya/beta/LinkMachine.exe
表示中のページの全リンクをテキスト化するツール。リンクのみの簡易テキストブラウザ。

これは私が作ったソフト For Windows。使い方は簡単でURLを入力して表示を選択すると、そのURLにあるリンクとタイトル(アンカー)の一覧が取得できるというもの。エディタペインのURLをクリックすると、その先のページの内容が表示できる。ある意味、リンクだけを抽出するテキストブラウザ&エディタ。表示内容をそのままメールしたりテキストファイルの保存することもできる。

Posted by daiya at 17:55 | TrackBack

2003年10月10日

TopStyleはHTMLデザインに手放せないツール

今日は開発ソフトの紹介。Webページのデザインでは、コンテンツや構造をHTMLで書き、デザイン(装飾やレイアウト)はCSSで、分離して、コードを書くというのはWebデザインの世界では、当たり前になってきた。ふたつの技術を覚えなければならないので、技術を意識せずに制作できるオーサリングソフトは人気がある。

だが、ホームページビルダーや、DreamWeaverなどの統合開発環境を使わずに、手でHTMLを書くという私のようなタイプはまだまだ結構多いのではないだろうか。無駄なコードがなくてシンプルに作ることができるメリットもある。

手書き派にとって頭が痛いのがCSSによるデザイン開発だ。CSSに要素を追加するごとにHTMLをブラウザーでいちいち読み込ませて確認表示しないといけない。面倒だなあと長いこと思っていたが、最近は私はこのソフトのおかげでCSS開発はずいぶん楽になった。

・TopStyle
http://www.bradsoft.com/topstyle/
topstyle1.gif

このソフトが面白いのはHTMLを書かなくても、CSSをコーディングするだけで、結果表示がどうなるかを、CSSのクラスごとにサンプル表示してくれること。おかげで、デザインから先に作るということもできるようになった。

製品版は、Dreamweaverなどのメジャーなオーサリングソフトと連携して使うこともできるから、アマチュアでもプロでも使える。CSSやHTMLのコードチェックやブラウザ互換性のチェック機能、HTMLのXHTMLへの変換機能もある(TIDYの機能なので安心感)。

機能が限定されるが、無償のTopStyle Lite版も配布されており、CSSの簡単なデザインだけであれば、こちらでも十分に使い勝手がある。Lite版は日本語化するパッチもオンラインで入手可能だ。

・日本語化パッチ
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se259212.html

このソフト開発会社は他にもRSSリーダーのFeedDaemonも販売している。ユーザインタフェースや軽快さなど、気の利いた素晴らしいソフトハウスだなあと思って概要をみたら、代表者はもともと人気WebオーサリングソフトのHomeSiteを開発してAlleire(現在はマクロメディア、ColdFusionなどで有名だった)へ売却した社長が経営している模様。同社のミッションステートメントはバグのあるソフトなんか絶対に出さないぞと言う職人気質が感じられる。それは、筋がいいはずだ、と納得。

Posted by daiya at 23:48 | Comments (0)

2003年09月30日

デスクトップで全文検索を実現する3つの方法

あの情報はハードディスクのどこかにあるんだけどね、どこだったかなあ?と思ったことはないだろうか。Windowsにはスタート→検索でたどれる標準の検索機能はあるが、速度や機能の面でどうも使いにくかったりする。ハードディスク上のファイルや、メールソフトの過去メールの内容を高速にキーワード検索したい場合、私が知っている方法は以下の3つである。

・サーチクロス(製品)
http://www.villagecenter.co.jp/soft/searchx/
searchxcp.png

サーチクロスは今一番簡単にデスクトップ高速全文検索を実現するソフトウェア。オフィス系の主要ファイル形式に対応した上で、OutlookやBecky!、Eudoraなど主要なメールソフトのメールボックスまでを検索可能にする。「バイオリン」と「ヴァイオリン」、「インターフェース」と「インタフェイス」などを同一視して検索するあいまい検索機能つき。インデックスの更新も全自動で、お手軽確実なので、一度使うと、手放せなくなる

・サトリ(フリーソフト)
http://fhewfhew.hp.infoseek.co.jp/index.html
satoricap.gif

MicrosoftIndexingServiceに使いやすいインタフェースを与えるソフトウェア。何が良いかというとタダなのがよい。ただしIndexingService標準以外のファイル形式をサポートするには追加コンポーネントのインストールと設定などがかなり面倒な作業。メール内容も検索ができない。WindowsやIISとの親和性は抜群である。

・Namazu(オープンソース、検索サーバ)
http://www.namazu.org/
・Kabayaki
http://www.kabayaki.jp/portal/top/index.html
kabayaki.gif

オープンソースの検索エンジン。ローカルのディスク検索としても使えるし、公開Webサーバの検索としても通用する。インストールと設定は3ソフト中、最もややこしいのである程度、技術者向け。NamazuのGUIとして販売されている製品のKabayakiを使うと運用管理は飛躍的に便利になる。開発者にとっては検索コンポーネントとして、カスタマイズ開発が細かく出来るのが他の2つにない魅力。

Posted by daiya at 19:41 | Comments (0) | TrackBack

2003年09月25日

開発にちょっと便利なツール「Copal2」

フォルダ内に入った100個の文書ファイルに含まれる特定の文字列をまとめて置換したい、であるとか、すべての文書に書かれているURLのリストを作りたい、といった処理をするのに、PerlやAWKなどのスクリプト言語は便利なのでよく使う。

Windows上でそういった処理を行う際、エディタでスクリプトを書いて保存し、DOSコマンドプロンプト上で実行させて、出力結果を見る、という作業は結構面倒である。スクリプトを書くエディタ上で実行させて、出力結果もエディタ上で表示してくれるのが、このCopalというフリーソフト。

Copal2
http://homepage1.nifty.com/kaityo/copalpro/

copal.gif

「文書処理のためにちょっとマクロ的スクリプトを書く」には気軽さが必要。Copalを使い始めてから、そういったチョコチョコした開発回数がだいぶ増えた気がする。デスクトップで文書処理プログラムを開発したり、CGIを開発する人にはおすすめ。

Posted by daiya at 23:14 | Comments (0) | TrackBack

2003年09月20日

ちょっと息抜きに惑星系のソフトたち

毎晩自宅のベランダに煙草を吸いに出るたびに、6万年ぶりの急接近中の火星を空に探してしまう習慣が定着。でも今晩は台風接近中で残念。代わりにPCで地球や宇宙を探索するソフトを探してみました。

・Galactica Proxy
http://www.asahi-net.or.jp/~cs8k-cyu/gp/index.html


Galactica Proxyは、プロキシサーバとして動作する、 Webサーフグラフィカル表示ツールです。あなたがブラウザ上でページをたぐるごとに、そのページのホスト名やタイトル、どのページから飛んできたかなどの情報を、銀河系ライクに、リアルタイムに表示します。

これちょっと感動。インターネットに広がる情報の宇宙を可視化。

・Kartoo
http://www.kartoo.com/

これもWebの情報を宇宙に見立てて、検索結果表示するビジュアル検索エンジン。近い情報は近い惑星として表示します。関連キーワードは惑星間に漂います。

・ガンダムコロニーセーバー
ガンダム世界の地球圏の様子が見えるスクリーンセーバー
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/amuse/se119890.html

ガンダム好きには逸品。アバオアクーは、ルナツーはどこにあるでしょうか?

・OmniGlobe
http://www.arcscience.com/omni.htm

直径2メートルの球状スクリーンに下部からプロジェクタが、地球や他の惑星の気象状況を投影する装置。専用ソフトで映像を制御して、大陸大移動の歴史を体験したりすることもできる、らしい。気になる。これ日本に上陸しないかな。

Posted by daiya at 23:28 | Comments (0) | TrackBack

2003年09月05日

デスクトップ発想支援ツール

と、ある案件でマインドマップとかKJのツールないかというので探してみた結果、次のようなリンク集が完成。このエントリに集めようと思います。

■KJ法の系統
・KJ法ツール ISOP-KJ法
http://www.itec.co.jp/isop/isop_kjstory.html
・アイデア発想支援 IdeaCard
http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se093192.html?y
・カード整理 ワンダーメモ
http://www.seagull.co.jp/seagull/software/memo/wmemo.html


■マインドマップの系統
・マインドマップツール MindManager
http://www.nsgnet.co.jp/mm/new_HP/mindmanager.htm
・マインドマップツール Inspiration
http://www.threes.co.jp/
・マインドマップツール MindMapper
http://www.mindmapper.com/
・マインドマップツール FreeMing フリーソフト
http://freemind.sourceforge.net/
・マインドマップツール ConceptDraw
http://www.conceptdraw.com/en/products/mindmap/main.php
・マインドマップツール SmartDraw
http://www.smartdraw.com/specials/mindmapping.asp?id=31671
・マインドマップツール NovaMind
http://www.nova-mind.com/
・マインドマップツール VisualMind
http://www.visual-mind.com/
・マインドマップ?ツール IdeaFragment
http://member.nifty.ne.jp/nekomimi/lzh/ideafrag.htm

■VISIOの系統
・Visio
http://www.microsoft.com/japan/Office/visio/
・Visioコミュニティ Visio-Tech
http://www.visio-tech.jp/
・Visioコミュニティ
http://www.visio.jp/
・Visioレイアウト支援ツール Layout Assistant
http://www.tomsawyer.com/lav/lav.html

■マンダラ
・Mandal-Art(マンダラート)
http://www.niandc.co.jp/mandalart


■階層アウトラインプロセッサ
・Kacisプロノート
http://nks.mvi.co.jp/
・IdeaTree32
http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se025191.html

■全文検索
・サーチクロス
http://www.villagecenter.co.jp/soft/searchx/
・インターネットブーメラン
http://www.justsystem.co.jp/ib/
・NAMAZU
http://www.namazu.org/

■シナリオライティング
・シナリオ執筆支援 Dramatica
http://www.dramatica.com/


Posted by daiya at 13:57 | Comments (4) | TrackBack

2003年09月04日

WZEditor5.0が10月にリリース

ビレッジセンターからWZEDITOR5.0がリリースされるという予告。私は4.0を愛用していて、ほとんどすべての原稿をこのテキストエディタで書いています。10月末日までの体験版が配布されていたので使ってみたけれど、あまり変わっていない印象。Blogとの連携とか文書アウトラインをXMLメタデータとして出力できるとか、そういった未来的な機能を実装してくれないかなあ。

・WZ EDITOR 5.0
http://www.villagecenter.co.jp/soft/wz50/

Posted by daiya at 14:31 | Comments (0) | TrackBack