競馬とスポーツの出版社 流星社 「そのまま!」日記
 
編集部そのまま!日記  



期間限定『黒本』日記

『POGの大穴 2006-2007』
絶賛発売中!

▼SS産駒がいなくなっても、馬体&調教取材重視の「黒本」は余裕なんです。名血2歳馬から、育成のプロたちが磨きに磨きあげたシブイ馬まで、写真付きでドカッとレポート。
▼立ち写真はすべて見やすい大きなサイズ。写真の掲載頭数は、昨年版のほぼ2倍!
▼捲土重来を期す境勝太郎先生の馬体診断に注目!
▼ライバルが見落とした来年のダービー馬が載っている(に違いない)のが本書です。

●流星社編集部編 ●予価1,728円(税込)

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ビギナー様向け、『黒本』取扱説明書 2006年5月13日午後10時31分

某競馬関連人気ブログによると、POGのしろうと様(=競馬の玄人様の奥様)が、『POGの大穴2006-2007』をお買い求めくださったようです。本書は取り扱いに、やや注意が必要ですので、以下、説明書をアップさせていただきます。(1)本書のタイトルが示す通り、本書の掲載馬のの少なからぬ数の2歳馬は、いわゆる「ひとひねり」が入っております。取材先の牧場様、育成場様も本書のコンセプトを事前に御理解してくださっていることが多く、自信の良血馬、に加えて、わざわざ『黒本』らしい2歳馬(何はともあれ育成段階で動いている馬)を撮影用に用意してくださっていることが少なくありません。ただし、本年度版掲載の玄人様管理予定の2歳馬が、前述のどちらに属するのか、当編集部、取材が足りませんでした。お手数をおかけ致しますが、直接玄人様にお確かめになってください。(2)本書では他のこの分野の参考書と異なり、多くの2歳馬が集まる産地馬体検査の写真を掲載しておりません。当社の社内カメラマンの鈍いフットワークが、産地登録の現場の慌しさについていけないからだというウワサもありますが(笑)、単純にちゃんとした立ち写真を撮りづらいからです。時間と手間をかけても、牧場様、育成場様を歩き回って、できるだけキチンと立ち写真を撮影するというポリシーで本書を作らせていただいております。馬が好きだ、だから血統とか前評判に関わらず、1頭1頭の馬を可能な限り大切に扱わせていただく、というのは弊社の社風ですので、どうかご容赦を。(3)巻頭の美浦黄門様のページではあくまで馬体写真だけで2歳馬をセレクトしていただいてます。血統、生産牧場等の情報ナシで、何故に比較的高額な馬ばかりを選び出されるのか不思議でなりませんが、黄門様は「『商売人の目』で見ているからね……」とニヤリとお笑いになっております。ちなみに美浦黄門様は、カッカッカッ、とはお笑いにはなりません。(4)母マウンテンクィーンを載せそこなったのは本年度版の痛恨事であります。(5)166ページも、ぜひお読みください。

正直な話です(笑) 2006年5月13日午後10時11分

本日は『黒本』の公式発売日。すでに売り切れ店が続出しているようで、土曜日なのに、お昼をまわったあたりから営業部の電話が鳴りっぱなしでした。実は、本年度版、発売日が予定より大幅に遅れたのが主たる理由で、去年より刷部数を減らしております( うわあ、正直 )。季節限定商品ですので、いつものように在庫が払底しても、たぶん増刷はしません。どうぞ、お早めのお買い求めをお願い申しあげます。

とりあえず今日の発送作業は終了 2006年5月12日午後7時6分

とりあえず『黒本』のきょうの発送作業、午後6時に終了しました。なにせ去年と同じページ数なのにカラーページが増えた分、またもや重量が増えています。そういうわけでヤマト運輸のお兄さんから「重い本ですね」と言われてしまいました。われわれの作業もまさに「重労働」。でも町田市のTさんをはじめ、毎年ご注文を頂戴する常連様のお名前を見つけては、嬉しくてニヤニヤしている私たちだったりします。都区内のKさんからは「誰も知らない馬を指名できて「うはうは」とまでいきませんが「えへへへ」くらいの状況にさせていただいてます」とのメッセージを頂戴しました。サンデー産駒がいなくなった今年はズバリ「うはうは」を狙っていますよ(笑)。ちなみに今のところ「俺たちの秘密兵器」として編集部内で一番盛り上がっているのは、9ページに掲載の馬だっりします。ここだけの話。

ジャングルポケットのエアポケット 2006年5月11日午前0時38分

ベテランのPOGラーのみなさんは、やはりジャングルポケットの産駒に一抹の警戒感を抱いていると思います。父のトニービンはPOGにとって本当に難しい種牡馬でした。2歳時に惚れ惚れするような馬体でも確実に走るというわけではありませんでした。こんな馬体で大丈夫かなあ、という薄っぺらちゃんが、見る見るうちに成長してきて、素晴らしい馬体になって大活躍するのです。ただし、そのときにはダービーやオークスは半年前や1年前に終わっている、という経験を何度繰り返したことでしょう。さてジャングルポケット産駒、抜群に見映えのする馬が多いです。お相手の繁殖牝馬も良血が集まりました。トニービン同様、なぜか牝馬に目立つ馬が集中しています。編集部内は「イケイケジャンポケ派」と「初年度は様子を見よう派」に分かれています。「トニービンおた」だった筆者は「初年度は様子を見よう派」に一応属しています。なにしろジャングルポケット自身、POGのドラフト会議期間、エアポケットに入ったように、まったく名前が消えていた馬でしたし。この血統は難しいんですよ。でも、マジで応援している種牡馬なので、1頭も指名しないで走られたら悔しいよなあ。もうここはヨソ見をせずに、真っ直ぐジャングルポケットと縁が深いノーザンファームの生産馬から気になったところを指名する、というのが、一番確実な作戦かもしれません。作戦というより、定石ですね、これはもう(笑)。

黒本の発売日、締切日、発送日について 2006年5月9日午後9時58分

毎日順調に 『POGの大穴2006-2007』 のご予約が増えています。ありがとうございます。発売日13日の前日、当サイトのオーダーフォームで御注文を頂戴した皆様への発送がスタートしますが、代引でご注文の方は、5月12日の16時までのご注文が12日発送分の締切り時間です。また、銀行振込の方は、12日の15時までにご入金が確認できた方までが当日発送となりますのでご注意ください。なかには、先に代金を振込んでからオーダーフォームに入力するという裏ワザを使う方もいらっしゃいましたが、その際はくれぐれも振込みする方のご名義と、サイトでのご注文のお名前が一致していることをご確認ください。また、時間指定をされる場合、お届け先ご住所によって、指定可能な日時が異なりますので、弊社から確認のメールを差し上げる場合があります。弊社からの確認メールに対し、お客様からの返信メールがないとご送付できない場合も稀にありますので、ご注文はくれぐれもお早めに。また大変申し訳ありませんが、遠隔地については、5月13日14時以前の時間指定をお受けできないケースもあります。どうかご容赦を。毎年のように 「すでに店頭に並んでいる本屋さんを教えてください 」というお問い合わせがありますが、残念ながら黒本は雑誌ではなく、書籍扱いなので、出版社は正確なところが判らないのです。取次様(本の問屋さん)に黒本を搬入するのが、5月12日。どういう裏ワザをお使いになるのか、12日のうちに黒本を店頭に並べてくださる書店様もあれば、翌週になってしまうお店もあります。その平均を推察し、5月13日を「発売日」としている次第です。それから競馬場ターフィーショップでの販売については、とりあえず5月13日、14日は東京競馬場のみになる気配。翌週末からは全国のターフィーショップでお求めになれます。

立ち写真厳選主義の成果ですかね 2006年5月9日午後7時38分

この間の日曜日(5月7日)までの成績です。昨年の黒本、成績を調べてみたところ、立ち写真掲載馬のデビュー率は、なんと、86.6%。これはかなり威張ってもいい数字だと思いますよ。ダビスタあたりと違って、生身のサラブレッドは無事にデビューにこぎつけるだけで猛烈に大変なんですから。実際、みなさんの指名馬はちゃんとデビューしてますか? それから、勝ち上がり率は、42.2%。これもかなりでしょう。勝ち上がり率重視のマイネル軍団といい勝負ができるかもしれません。言いすぎですかそうですか。でも、牧場さんや育成場さんとご相談しながら厳選して立ち写真を撮らせていただいた成果だと思います。今年の黒本は掲載頭数を大幅に増やすため、去年まで訪れていなかった牧場さん、育成場さんの2歳馬をたくさん掲載しています。13日の発売日をどうぞお楽しみに。それにしても、去年、あのコーナーの成績がもうちょっと良かったら、かなり印象が違ったのになあ…………うっ( 弥七の風車が背中に刺さっているみたいな、ああ )。

ロジックが勝った瞬間に 2006年5月7日午後6時48分

メイショウサムソンが皐月賞を勝った瞬間に、去年の黒本を持ち出して、同馬が載ってないかどうか慌てて探しはじめた人物が編集部内で約1名(苦笑)。それに対して、ロジックがNHKマイルを勝った瞬間に、去年の黒本を取り出した編集部員は、0名。そりゃ、そうですよ。大山ヒルズの取材時に 「指定された時計を、気が付くと、いつも鼻唄まじりで超えている」 なんてことを聞いた逸材で、しかも橋口先生のところに入るという話でしたからね、エイプリルドラマの03。アグネスタキオン産駒、意外なレースで初のGIゲット、という気もしますが、04産駒はどうなんでしょう。とりあえず今年は取材を始める前に、それまでに勝ち上がったタキオン産駒の馬体重を調べたところ、500キロを超える大型馬は2頭くらいしかいなかったような。きょうのロジックがそのうちの珍しい1頭(新馬戦は506キロ)。しかし調教を積むうちに調子を上げてきたという同馬、本日の馬体重は488キロ。ルックスもタキオンにあまり似ていません。1頭だけをサンプルにすべてを語るのは思い切りキケンでしょうが、狙いどころを絞るためには参考になるかもしれません。なにしろ『穴』を看板にしている黒本なのに、牧場様や育成場様のオススメで、今年も指名に迷うほど、いかにも大きなことをやってくれそうなアグネスタキオン産駒がバンバン登場するのですから。

今年の黒本、ほとんど「2歳馬撮り下ろし写真集」ですね 2006年5月5日午前3時5分

なんとか校了。発売が遅くなってご迷惑をおかけしましたが、出来上がりは、ここ数年で一番の自信作です。今年の黒本、もうワリきってしまいました。他のPOG関連本と差別化を図るために、ほとんど、マニアックな、「2歳馬撮り下ろし写真集」、になっています。掲載頭数は昨年版より、ほぼ倍増。ご覧のような見開きのレイアウトで、大きなサイズの立ち写真掲載ページ(馬体を見やすい)が、延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々と続きます。ここに掲載したレイアウト画像は入稿データをカラープリントしたものなのでちょっとボヤけていますが(おっと、オース、オース、オースのいかりや長介ページだよ)、現物は去年同様ツルツルテカテカのコート紙を使っていますので、2歳馬の、はちきれそうな魅惑のフレッシュボディーを堪能したい方は、間違いなく、萌え、でありましょう。手にとって中身をパラパラ見ていただければ、編集子の意図がすぐにわかっていただけるのではないかと。本屋さんで本書を手にとって、あそこのページを「逆神」としてチェックして棚に戻してソソクサと立ち去る御仁には、ご老公はむろん、助さん、格さん、うっかり八兵衛たちが黙っていないでしょう。帰り道に「弥七の風車」が背中に突き刺さっても知らないっすよ(笑)。

訂正です 2006年5月2日午前3時26分

校了まであともう少し。いま巻末のINDEXを作っています。去年までのINDEXは父親順でしたが、今年からは母親順。こっちのほうが探している馬を見つけやすいですね。で、INDEXを作っていて気付いたのですが、下の方で書いた記事で間違いを発見。オース産駒が2頭も載っているとご報告しましたが、3頭の誤りでした。オース、オース、オース。いかりや長介、3連発(笑)。

ディープ君の弟 2006年4月29日午後2時7分

明日の春天はもっぱら2着馬、3着馬探しが話題になっていますが、主役のディープ君、04年産の弟はアグネスタキオン産駒です。穴の黒本でも、さすがにこのあたりの馬は写真を掲載するのが読者サービスでしょうから、ノーザンファームさんで立ち写真を撮らせていただきました。もうPOGファンならご存知でしょうが、馬名は「ニュービギニング」。勝負服も入厩予定厩舎もディープ君と同じです。で、もう入稿したのに、もう一度写真を見ながら、みんなで検討したのですが、ニュービギニングは父のアグネスタキオンにあまり似ていません。半兄のブラックタイドあたりにも似ていません。残念ながら、うちのスタッフはだれも母のウインドインハーヘアをまじまじと見させていただいたことがないので、お母さんに似ているのかどうかはわかりませんが。でも、とにかく知っている限り、ニュービギニングがルックス的に一番似ているのは、ズバリ、ディープ君!! 編集部の某によると、とりあえず黒本に掲載するニュービギニングの写真は、「競馬場でのディープ君」より「池江パパ厩舎で、ほげーっとしているときのディープ君」に最も良く似ているそうです。するってーと、ニュービギニングの本当の父親は、もしかして、もしかすると、ディープ君じゃないのか!! と推理を巡らし、爆弾発言をしたところ、呆れ顔の編集長から蹴りを入れられました。

美浦黄門様の異変 2006年4月28日午後8時38分

いや、異変というほどの話でもないんですが。美浦黄門様こと境勝太郎先生の今年のオススメ馬は、9頭。その9頭ぜんぶが、牡馬になりました。牡を意識的にお選びになったわけではなく、最終的に残った馬が偶然全頭牡馬だったという次第。1番馬については…………ナイショだよん。

『POGの大穴 2006-2007』(黒本)、 5月13日に発売決定! 2006年4月26日午後6時53分

お待たせしました。たくさんのお問い合わせ、お叱りを頂戴し、本当に申し訳ありませんでした。 『 POGの大穴 2006-2007 』(黒本) 、5月13日に発売決定! です。黒本は、駿馬を求めて、弊社の編集スタッフが、直接牧場さんや育成場さんをコマメに歩き回って立ち写真を撮り、編集するスタイルにこだわっています。『 POGの邪道』をカンバンにしながら、実は至ってマジメに本を作っているのでありますが、今年の北海道は黒本の取材時期に何度も大寒波が来襲、延々と悪天候に見舞われました。2歳馬を育成されている方々も寒さと大雪で大変ご苦労されている様子でありました。弊社スタッフも吹雪の中、撮影ができずに立往生する日々が続き、結果的に発売日がいつもの年より大幅に遅れることになってしまいました。そのかわりといっては何ですけど、立ち写真の掲載頭数は、昨年版のほぼ2倍、掲載する馬についても、SS産駒がいなくたって「大穴」の黒本ですから、もちろん、自信あり、です。当サイトでもご予約を承ります。本年も黒本を宜しくお願い申し上げます。

燃えています!! 2006年4月22日午後9時30分

今年の『黒本』の表紙をアップしました。燃えています。お尻に火が点いている、というワケではありません(笑)。

総帥の財布の中の馬が判明 2006年4月19日午後9時18分

実は、数日前に、BRFの岡田総帥が財布のなかに写真を忍ばせている2歳馬が判明しました。親しい知り合いがその馬に一口出資しています。出資者の方々は一様に悲鳴をあげているみたいです。なんで悲鳴をあげるのかお判りにならない方は、小社刊の『マイネル軍団の謎』をお読みください( と紹介しておきながら、この本、もうほとんど美本の在庫がなかったのでした)。さて、今年の黒本では、当のお財布の中の写真馬、誌面に立ち写真を掲載していません。BRFの現場サイドからトクベツなプッシュがなかったからです。でも、スゲー偶然なんですけど、当日記の下の方で、ズバリその馬のことを取り上げたりしています。馬名は、マイネル冠+ギリシャ語で「踊り」の意味だそうです。個人的には、知人が一口出資しているし、気合を入れて応援したい種牡馬の仔ですし、ラフィアンのサイトでのコメントもわるくないので下位でこっそり指名しようかと思っていたのですが、あのジンクスはすでに「伝説」と化しているし、うーん、迷う、迷う、迷う、迷う。馬名通りに、すでに踊らされております。

産地馬体検査のツートップ 2006年4月18日午後7時38分

ここ数年、黒本は、思うところがあって、産地馬体検査での撮影写真を載せていないのですが、もちろん情報収集はキチンとしております。驚いたのは、早来の産地馬体検査を訪れた門別覆面生産者さんが「 横綱と大関 」と指摘した2頭が、小社編集部の牧場回りをしている担当者が「これは」と思った2頭と、ビンゴ! だったこと。この2頭、北海道取材チームのひとりから「メインディッシュかも」という声も出た、大量得点を狙える強力ツートップであります。きっと、あちこちのPOG関連の媒体で登場するでしょうから、ここでは馬名は書きません。ただし、ちょっと気になるのが、そのうちの1頭、どうみても○○様の馬体の好みのストライクゾーンのド真ん中なんですよね。どうする? 俺……。あ、こんなこと書いていいのかなあ。編集長から削除依頼が出るかもしれません(笑)。

大万馬券の影に育成場あり、かも 2006年4月17日午後9時46分

きのうの福島5Rの未勝利戦、14番人気のアラビックリーダー(父テイエムオペラオー 母アルベレ)という400キロに満たない牝馬が単賞13.500円という大穴を開けました。馬単279,530円、三連複585,740 円。まさに、あらビックリだー。芝の中距離を選んだ陣営の好判断、大野騎手の好騎乗もありましたが、最後の根性のひと伸びは( ヨレて審議になりましたけど )、育成の成果かもしれんなあ、と思いました。本馬はローレルクラブの所属馬ですが、提供牧場の意向もあって、坂路での猛稽古で鳴らしている某Bファームで育成されたのです。もちろんサラブレッドは素質が先にあってなんぼの世界ですが、サンデー産駒がいなくなった今、黒本の編集を進めながら、育成場の役割がますます大きくなっているのでは、と思っている昨今だったりします。

メイショウサムソンが勝った瞬間に 2006年4月17日午後8時44分

メイショウサムソン( 父オペラハウス 母マイヴィヴィアン )が皐月賞を勝った瞬間に、去年の黒本を持ち出して、同馬が載ってないかどうか慌てて探しはじめた人物を編集部内で、約1名、発見(笑)。

今年の皐月賞、6、7月デビュー組が8頭もいます 2006年4月14日午後2時14分

下の日記はいったい何を言いたいのでしょうか。だいぶ疲れてるみたいですね。アンカー氏爆睡中に付き、本日はワタクシ「ゆきやなぎ賞」が担当します。さて、ボチボチ馬名登録する2歳馬も増え、早々とトレセンに入厩した馬もいる様子。以前は始動が早い馬=相手が弱いうちに勝ち上がりたい馬、という構図がありましたが、年々、様子が変わってきて、大きいところを狙えるような素材を早期に仕上げて早々と勝ち星を重ね、余裕のローテーションでクラシックに向かう、という作戦を取る陣営が増えてきています。昨今、育成場や大牧場の育成担当部門は「急げ、急げ」の競走ですよ。なによりの証拠が明後日の皐月賞。6、7月デビューした馬が8頭もいます。いかにも晩成っぽい大物ばかりを指名して、しかも「ゆきやなぎ賞」で終わるなんて、お話にもなりませんから(笑)。

な、なんだ、このアクセス数は!! 2006年4月14日午後6時41分

な、なんだ、このアクセス数は!! 小社Webサイトのなかで、このページだけが昨日から異常!! ありえねーな、すげえな、今年の黒本、部数を考え直した方がいいんじゃねーか、営業部長にすぐ相談しなきゃ、などと思いながらアクセス解析ページのリンク先を調べてみたら……、あっ、ヨメが!! 「ぶっちゃけ友達いないんですわ、わたくし」だなんて……。その後に、「割り切ったお付き合いを希望しています」 なんてコピーを付け加えたら、まるで毎日500通以上届くジャンク・メールのノリじゃないですか。ミヤリン厩舎の管理予定馬が今年の黒本に載るかどうかは、「ここでは秘密。主人に怒られますから」。「刺激とスリルが欲しいんです」というタイプの方には、まさに黒本はオススメ。「硬くならずに、気楽に買ってね!!」

エリシオ産駒も載るでよ 2006年4月13日午後5時16分

きのうは某スポーツ新聞のPOG関係者(なんじゃそれは)が小社にお見えになったそうで。やはりサンデー産駒がいなくなったので、どの馬を指名していいのか、判断の基準が難しい、というようなことをおっしゃっていたそうです。考えてみれば、とりあえずサンデーとっとけで、ずっと何とかなっていたわけですからね。でも、黒本のスタンスは相変わらずですよ。まず他のPOG関連本じゃ絶対載らない種牡馬の仔が大きな写真で登場しますから。スエヒロコマンダー産駒とか、バンブービギン産駒とか、エリシオ産駒とか、オース産駒とか、オース産駒とか(オース、2頭もいるの?)。

きょうも雨降りでした 2006年4月13日午後5時6分

静内はきょうも雨。もう、いったいどうすりゃいいんでしょ。

マンハッタンカフェの産駒は色トリドリ 2006年4月12日午前2時14分

いや、そんなに重い、という感じではないですよ、マンハッタンカフェの産駒。菊花賞馬の仔はそう見られがちですけどね。取材の初めの方で集まってきた産駒の写真が青鹿毛や黒鹿毛のマンハッタンカフェのコピーな感じの馬だったので、そういうタイプの種牡馬かと思いましたが、数が集まってみると、けっこう雰囲気はバラバラ。色トリドリとでも言いましょうか。父のサンデーサイレンスは母系の良さを引っ張りだすタイプの種牡馬でしたが、SSにルックスがソックリなマンハッタンカフェ、もしかすると、そういうところも似たかもしれません。見た目のタイプは違っていても、どの産駒も馬っぷりは抜群にいいです。で、そのなかで、比較的仕上がりが早そうな配合の馬や、素軽そうな雰囲気の馬を選んでおけば、POG期間内にかなり美味しい思いができるんじゃないすかね、クラシックディスタンスなんて余裕でしょうし……、という意見と、初年度のわりに、アテガワレたのが、まずまずくらいの繁殖牝馬からトップクラスまで幅があるので、産駒内のトップクラスは猛烈に期待できそうですけど、見映えの良さほどにはアベレージは……というふたつの意見で編集部は真っ二つに割れております。そんなことを1日かけて議論していたら、こんな時間に記事をアップすることになってしまいました、というのは、ウソ。マンハッタンカフェと一番縁が深かった厩舎に良駒が集まっているらしい、というのは、たぶんホント。牧場や有力馬主さんと「太」いパイプがあるのでしょうね。

いつから新事業年度に入るのか? 2006年4月11日午前11時10分

編集作業が忙しくて全然更新していないのに、日曜、月曜あたりからこのページのアクセス数が急増しています。桜花賞が終わり、「次年度」に頭が切り替わった方が多いからでしょうか。いつもの年と同じだと、「皐月賞」の後はさらにアクセスが激増することになります。できるならば、ダービーまで05-06のPOGを楽しみたいものですが、小社の若手に聞いてみたところ、今期は「ゆきやなぎ賞」で完全に終わってしまったそうです。ダメダメじゃん(笑)。

「こいつは走るよ」と紹介されることが多い新種牡馬は2頭 2006年4月7日午後3時46分

サンデーサイレンスみたいなバケモノ種牡馬の産駒がいなくなった今、集まってきた写真やデータを眺めていると、今年からは種牡馬を入り口に指名馬を選ぶのはやめたほうがいいんじゃないかとも思ったりしているきょうこの頃だったりします。とは言え、毎年のことながら、ランクが高い繁殖牝馬をたくさんお相手に集めるのがお約束になっている新種牡馬の産駒は、やっぱり、アサクサキニナル(ウォー太さん、元気?)。黒本は、例によって牧場さんや育成場さんに、「ひとつ、いい仔を」とセレクトをお願いし、ご相談しながら写真を撮っているパターンがほとんどなので、よーするに、写真がたくさん集まっている種牡馬の仔 = 育成段階でいい感じの種牡馬の仔、と類推しても良いかと思われます。で、発表!! 今年の新種牡馬で「こいつは走るよ」と紹介されることが多い新種牡馬は、2頭。マンハッタンカファとジャングルポケットが抜きんでていますね、いまのところ。それぞれの産駒の詳しいお話については、稿を改めて。

産地馬体検査についてお尋ねされても…… 2006年4月6日午前9時34分

毎年この時期になると、「産地馬体検査を見にいきたいんすけど」系のお問い合わせを小社編集部に頂戴します。言うまでもなく産地馬体検査はペーパー・オーナー・ゲームのために行われるイベントではありません。JRAの競走馬登録を馬産地でまとめてやってしまうという事務作業の一環です。われわれ競馬マスコミは登録作業のお邪魔にならないように取材させていただく、というような立場です。もちろん一般の方の見学はNGですよ。そもそも黒本は、思うところがあって、ここ数年、産地馬体検査での撮影写真を載せていないじゃないですか。昔は期待の2歳馬が立っている背景に、取材中の○○さんや○○さんのお姿が映っている写真を載せていたりしましたけどね。

マックの仔を指名したくなりました 2005年4月4日午後5時12分

メジロマックイーンの仔を指名したくなりました。調べてみたら04年産で血統登録している産駒は39頭しかいません。地方に行く馬もいそうだから、選択肢はさらに狭くなります。牡馬ならば、マック産駒と相性が良いラフィアンのマイネルオルケシス(母アッサンブレ)、マイネルヘンリー(母エンプレスマティルダ)、そして本家メジロのメジロアルタイス(母メジロヴィーナス)あたりでしょうか。でも、それぞれ母父を調べてみると、ダンスインザダーク、Sadler's Wells、トニービン……。実に配合の狙いがハッキリしています。まずPOGのルールを4歳春の天皇賞までに変えることから始めなければいけないかも。

今年以降のPOGを例えるなら 2005年4月3日午後8時2分

「サンデー産駒がいなくなって大本命馬不在となる今年以降のPOGは、『ローカルハンデ重賞』のようなもの。どの産駒が活躍してもおかしくないですから」などと、うちの編集部の若手が生意気なことを言っております。たしかに福島や小倉のハンデ重賞の1番人気馬に大金を賭けるなんてことはできません。荒れることを願い、「大穴」を狙ってヒトヒネリするのが競馬の常道でしょう。そんなわけで今年は『POGの大穴』の実売部数が増えるハズであり、例によって血統は地味でも育成段階で評価が高い馬、他の媒体が取材しないような馬をできるだけたくさん載せられるよう奮闘努力しております。それにしても何とかならないのでしょうか、今年の天気……。まだ雪が降ってるんですよ、北海道は。当然、今年の異常な積雪と寒さは2歳馬の育成に大きな影響を及ぼしているみたいですが、これについての詳報は、いずれまた。

ネタ馬だったんですね 2005年4月3日午前8時40分

シャチョマンユウキって、明石家さんまさんが名付け親のネタ馬だったんですね。馬名の由来は映画の「社長漫遊記」。「うまッチ!」をチェックしていなかったのがバレてしまいました(苦笑)。

ニューイングランド産駒について 2005年4月2日午後1時30分

静内覆面生産者さんの読み物記事のなかで、あの岡田総帥がニューイングランドの株を買い集めているとのディープな情報を載せておきながら、ニューイングランド産駒の写真を1頭も載せなかったマヌケな昨年の黒本でありました。きょうの中山5Rの3歳未勝利戦で岡田美佐子さん名義の人気薄のニューイングランド産駒が2着に飛び込んで穴をあけたので、そんなことを思い出したりしたわけです。(以下、チラシの裏) それにしても、シャチョマンユウキという馬名、なんなんでしょうか。おそらく「社長漫遊記」のつもりで登録しようとしたらシャチョウマンユウキは10文字で、慌ててウの字を消してシャチョマンユウキで登録した、という経緯を容易に想像できるわけですが、そもそも「社長漫遊記」って何なのだ(笑)。これまでの岡田美佐子さん名義の馬名とはノリが違うし、コスモ冠はないし。社長が漫遊……なにか意味深だぞ。真相をBRFのEマネージャーさんに聴いてみたいのですが、お忙しい方なので、いまは自粛しておきます。

ビッグレッドファームのクラシック予想 2005年4月1日午後11時54分

ビッグレッドファームのスタッフによるマイネル・マイネ・コスモ冠馬のクラシック予想が今月のラフィアンの会報に載っていました。来年のクラシックレースに出場すると会社から賞金が出るという、牧場内POGみたいな恒例のイベント。牡馬の部では、やっぱり同社がセレクトセールで2億円でご購入のサトルチェンジの04(父ダンスインザダーク)が、64名中5名のスタッフからのご指名で第1位に。ご自分の担当馬、顔がカワイイ、誕生日が同じ、実家やヨメさんの実家の生産馬だから、賞金を独占したいので他のスタッフが選びそうもない馬をあえて指名するなど、個人的な理由や「穴」狙いで選ばれる方が多いので、スタッフの方の指名馬はもうバラバラ。そんななかで、このサトルチェンジの04の支持率を高いと思うか低いと判断するか、なんともムズカシイ。ともあれ総帥の胸の内も是非お聴きしたいところです。

早くも、きついお叱りが 2005年3月31日午後10時22分

さっそく一発目からやってしまいました。丹下先生は過去の出版物でPOG以外のことでも大変小社はお世話になっており、あの文体や芸風に幻惑されてはいけないと、内部的に、きついお叱りを受けました。しかも、知らなかったんですけど、うちのボスの大学の先輩でいらっしゃるとか。3月下旬頃、弊社黒本取材スタッフがオジャマさせていただいたあちらこちらで、数日前に丹下先生が下見にいらっしゃった、というような話を耳にしたそうです。POG大魔王、今年も精力的に取材していらっしゃるようです。ちなみに、今年も黒本の取材スタッフは、例によって丹下先生が脚をお運びならないようところまで、ガツンとハシリそうな2歳馬を求めて、駆け回っております。来年はどこからダービー馬が出てもおかしくないですよ。なによりSS産駒がいなくなったのですから、今年からPOGの風景は一変するでしょう。何だかここ数年と比べると、日高の牧場、育成場で、「気合」を感じています。

今年も黒本日記、はじめます!! 2006年3月31日午後0時38分

POGに関する当サイトでの情報提供、今年も日記の形式で、お届けします。黒本の編集やりながら、集まってきた役に立ちそうな情報からチラシの裏系の話までをアンカーがテキストにまとめてアップするというカタチです。去年と同じで、更新は気まぐれ、内容はなりゆき。そして期間限定。専任アンカーを付けたのは、できるだけマメに更新したいという思いが上層部にはあるみたいですが、すでに『編集部そのまま日記』で宣言したスタート日よりも、しっかりアップが遅れたりしています。それに今年はアンカーの質が悪いので、チラシの裏系の話題が多くなりそうな予感。昨年同様、こんなもので情報料をとったりはしませんので、まあ、丹下先生のコラムを読むような気持ちで(これ、どこかで読んで好きになったフレーズ。パクってすみません)、気楽にお立ち寄りください。




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