空力特性がなんちゃらとかで、制動性、燃費効率、静穏性がアップするという夢のようなというか眉唾のようなソリューション。通称「ボルテックスジェネレーター」とかいうらしい。嵐が吹こうとも大波荒れるとも闘いの海に飛び込んでしまいそうな名前だが意味はよくわからない。ただ、導入コストが安いうえ、あまり悪評は見かけず最新のトヨタ車とかにもついてるらしい。なんだかわからんが大した投資も不要でリアのきしみ音とかがちょっとでも改善するならやってみるかと、アマゾンで安かろう悪かろうなやつを12個600円くらいで購入。

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向きは、この目的であれば入り細く出が太いらしい(なんかネットでは諸説見かけるが)。間隔は10センチが鉄板らしいのでそのとおり貼ってみる。

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効果のほどは高速に乗った時に何か感じられるかどうか。とりあえず、貼ってみて安かろうだが悪かろうでもないようだったので、リアサイド用にもう2セット買い足す。

ついでに、OBD2メーターのスマホのケーブル取り回しを整理。

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あんまし効果が出なかった傘を短くカット。かわりにglacoのミラーコートを月イチでやることにする。

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今回、OBD2メーターのディスプレイ用に古い用済みのスマホを再利用した。個人情報絡みで黒い噂のあったHuawei製であったため、通常とは別に新規でGoogleアカウントを取得して設定したのだが、これは思ったよりよい選択だった。なぜなら、画面ロックを設定しなくてもよいのでいきなり起動できるのである。専用に取得したgoogleアカウントでOBD2メーターのアプリだけを追加インストールしているため、たとえこのスマホが盗まれて画面が開かれたとしてもクリティカルな情報が流出することがないのだ。そのままフォーマットして他人の物にされてしまってもしょせん旧機種、大した痛手ではない。これはHuaweiに限らず、単機能で古いスマホをリサイクルする場合の使い方としては「アリ」だと思う。

ちなみに、画面ロックのスキップ設定は若干面倒だった。単純にパスワードロック設定だけ解除しても、起動後に一回スワイプしないとホーム画面にならないのだ。いろいろ調べて、開発者メニューから設定できるらしいことをつきとめた。呪文を唱えて開発者メニューにアクセスできるようにして、開発者メニューから「画面ロック」を解除。これでスイッチをいれるだけでいきなりホームを表示するようになった。

あとは、ひたすら

・削除できるアプリはとことん削除
・削除できなくても無効化できるアプリもとことん無効化
・通知機能もとことんオフ
・使わないオプション、ウイジェットも全カット

などを行ってシステムを軽量化。PCでもそうだが、古いマシンを使う場合はなるべく機能を絞って要らないものを削除しまくるのは大事。これでかなり快適性がアップする。専門用語でいうとキャストオフするとクロックアップするのだ。

あと、クルマに置きっぱなしにしてる間にバッテリーがあがらないように、平日は夜中に自動電源オフを設定。実現にはMacrodoridなどのマクロアプリが必要かと思ったが、端末の基本機能にあった。ただし、オフをするにはオンもセットで設定しないといけなかった。平日の夜中3時に電源オン、3時10分に電源オフ設定。

最後、お約束の壁紙設定。

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今回はばじゃ先生にしてみた。

なお、今回のOBD2メーターのモニター用スマホ選定の過程で、ひよの旧スマホも再生した。せっかく再生したので何かに使えないか考える。

最終結果。シフトは見切った。

ギヤ設定のキャリブレーションを兼ねてひよと近郊のダイソーまでドライブ。
キャリブレーションなしだと、ギヤ表示はずっと1速。もちろんこれではだめ。なので、途中、東八道路の直線距離を使って設定。やり方は25キロ以上の速度の出た状態でギヤごとに設定ボタンを押していく。もちろんスマホ操作はひよにやってもらう。設定が終わると、見違えた。若干ディレイはあるがほぼギヤチェンジに連動して正しいシフト数値を示すようになった。

しかし、

残念ながら、恐れていた通り、停車すると表示はリセットされてしまう。

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この二つのメーターの間の「-」表示がシフトを示している。動いているときはここに数字が表示される。止まってるとこのとおり。

ただ、走っている時だけでもシフトが表示されるのは意外と良い。とりあえず楽しい。それと、今まで速度メーターとタコメーターが離れていたのがここにまとまったので見やすくなった。また、今までレーダー探知機の機能を使用していたのでレーダーが近づくとそっちに表示を奪われて邪魔だったのが解消されたのもよい。そもそもレーダーでどうこういわれる速度は出さない(だせない)ので。と、自分をなんとなく納得させたが、あーやっぱり停車中は無理だったかとシフトノブを見つめる帰り道。

あれ?

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1速

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3速

これ、ふつうに目視判別できるんじゃね?

上の黒の「A/C」ボタンの下あたりが1速。赤の「△一時停止」ボタンの下あたりが3速。めちゃわかるわ。
ということで、今更ですがシフトは見切れました。お騒がせしました。

なんてこったい。

ところで、目指すダイソーは駐車場の車高制限で入れず、キャリブレーションのための旅になってしまったというのは余談。