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| ■速記者 |
速記は、国会や地方議会、裁判記録、学会の総会や会議の議事録、また取材インタビューなどの時に用いられる符号です。人が話すスピードで書き取るには、この符号を用いなければ追いつけません。
速記者は、この符号をさらに｢反訳｣と言って正しい言葉に直して原稿を作るまでが仕事です。速記には、衆議院式、参議院式、中根式、早稲田式などのそれぞれ独自の方式がありますが、修得までの難易度はそれほど差がありません。
速記者は、前述の通り国会(衆議院･参議院）や地方議会、裁判所などに勤務する他、フリーの速記者として出版社などと契約して活躍している人もいます。
速記者には、速記技能検定の1級か2級を取得していないとなれません。衆議院速記者養成所、参議院速記者養成所をはじめ、民間の教育機関(専門学校など）で学ぶのが良いでしょう。ちなみに、速記技能検定には、1級〜6級まであり、プロといえるのが1級、2級です。 |
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