外国為替情報

主要外国為替相場のお知らせ

公表相場一覧(日次更新)
2024年4月17日(PDF 104KB)

市場・指標速報

前日市況概況及び国内経済指標速報のレポートを掲載します。
(日次更新)2024年4月18日(PDF 279KB)

フォレックス・ウィークリー

アナリスト・グループのレポートを掲載します。
(週次更新)2024年4月12日(PDF 458KB)

マーケット・ベイン(2024年4月15日)

為替ディーラーの相場観一覧

Market Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN + + + + - ++ ++ + ++
EUR/YEN + ++ - - - + ++ + +
Corporate Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN + + -- + + ++ - - +
EUR/YEN + + -- + - ++ - -- -
Market Dealer USD/YEN EUR/YEN
A + +
B + ++
C + -
D + -
E - -
F ++ +
G ++ ++
H + +
I ++ +
Corporate Dealer USD/YEN EUR/YEN
A + +
B + +
C -- --
D + +
E + -
F ++ ++
G - -
H - --
I + -

表の説明

ディーラーズ・ビュー(2024年4月15日)

東京・NYLNSNGHKのディーラーの見方を直送

東京(主要通貨担当)

先週は、米CPIが市場予想を大幅に上振れたことで金利上昇・株安・米ドル高の展開。ドル円は151円台後半から152円の大台を上抜け、153円台前半へ上昇。続いてECBでは声明文にて6月利下げが示唆される形となり、為替はユーロ主導の米ドル買いが継続。週末にかけては「イスラエルがイランからの攻撃に備える」等との報道をきっかけにリスクオフの展開となり、スイスフラン、円、米ドル買いが見られた。今週は、米小売売上高、Fedパウエル議長発言が注目される。金利上昇・米ドル高の勢いは先週対比緩和する可能性があるが、為替に関しては欧米の経済の対比がテーマとなりユーロ、英ポンド、スイスフラン等は対米ドルで重く推移すると考える。ドル円は、為替介入が引き続き警戒される中で緩やかな上昇を予想し、153円50銭や154円等の水準を上抜けるかがポイントとなると思われる。 (東京時間4月15日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)152.00-155.00。ユーロ円(円/ユーロ)161.00-164.00。豪ドル円(円/豪ドル)97.50-100.00。(東京 為替トレーディンググループ 神部)

東京(エマージング通貨担当)

先週のエマージング通貨は強い米CPIを受け対USDで減価。週末にかけては中東関連のHLが相次ぎ、地政学リスクの高まりからエマージング通貨は軟調に推移。IDRは2020年以来となる16000台まで対USDで下落した。個別材料では、8日にフィリピン、10日にタイ、12日には韓国で金融政策決定会合が開催されたが、いずれも事前予想通り政策金利の据え置きを決定。特段のサプライズもなく経過し、マーケットへの影響は限定的なものとなった。その他、10日に行われた韓国総選挙では、野党「共に民主党」が過半数を超える175議席(定数300)を獲得。一方、与党「国民の力」は108議席に留まり、与党トップや首相が辞意を表明。政治の不透明感からKRWは弱含む展開となった。今週は、15日に中国MLF、16日に中国Q1GDPや小売売上高等の発表を控えるほか、9日にはインド総選挙の投票が開始されるが、好調な米経済を背景にエマージング通貨は引き続き軟調な推移を予想。但し、地政学リスクの高まりによるエマージング通貨の急落や、ポジションの偏りによる一時的な調整も予想されることから、ボラタイルな値動きには注意が必要となろう。 (東京時間4月15日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:人民元(円/人民元)20.80-21.00。韓国ウォン(ウォン/ドル)1355-1395。(東京 為替トレーディンググループ 河村)

ニューヨーク

先週は、米国CPIがマーケット目線を上回り、米金利は短期金利主導でのベアフラットとなりボラティリティーも買いが殺到し急騰、為替はドル買いが進んだ。週末にかけては地政学リスクが意識されたこともあり債券買戻し・株安となったが、為替についてはリスクオフのドル買いとなり週を通してドルは全面高。ドル円は、CPI後に上値として意識されていた152円を突破し153円台まで高値を更新。今週は、米国小売売上高など米国経済指標を確認しながら米金利上昇・ドル高余地を探る時間帯。ドル円は、円固有の要因ではなくドル高要因で上昇しており、為替介入が意識される絶対水準は155円程度までやや切りあがった可能性。上値抵抗線となっていた152円近辺をサポートにドル円は底堅い動きを想定する。 (東京時間4月13日午前6時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)151.50-155.00。(ニューヨーク トレーディンググループ 寺岡)

ロンドン

先週は、強い米経済指標を受けてドル買い優勢の展開。ユーロドルは、利下げ観測の高まりを背景に、1.08ドル台半ばから1.06ドル台前半まで下落し、5か月ぶり安値を付けた。ECBは11日の理事会で政策金利の据え置きを決定。声明文には「インフレが持続的に目標に収れんしているとの確信が強まれば利下げが適切になる」との文言を追加した。ポンドドルは、ドル高の流れを受けて1.26ドル台半ばから1.24ドル台半ばまで下落した。今週は、各国経済指標を睨みつつ、主要中銀の利下げ開始時期を見極めたい。特に英国の雇用統計やインフレ指標には注目したい。 (東京時間4月13日午前1時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ユーロドル(ドル/ユーロ)1.0550-1.0750。ポンドドル(ポンド/ドル)1.2300-1.2600。(ロンドン トレーディンググループ 難波)

シンガポール

先週は予想を大きく上回る米国CPIを受け米金利は大幅に上昇。市場のFED利下げ予想は大幅に修正され、年内利下げ回数は2回以下まで低下。為替は全面USD高となり、ドルインデックスは昨年11月以来の水準まで上昇。アジアでは、タイ中銀が事前予想に反し政策金利を据置。前回会合から一部委員が利下げを支持し、アジア中銀の中でも利下げ急先鋒と見られていたが、今回はタカ派サプライズとなり、THBは反発。総裁補は「景気見通しが変化すれば利下げする」と語っており、来月のGDP統計により注目が集まろう。またシンガポールでは、シンガポール通貨庁が物価高止まりを受けて、予想通りタカ派的な金融政策を維持。米国CPI後のドル高を受けて、多くのアジア通貨が対ドルで年初来安値をつけており、今週はアジア各国が自国通貨安防衛(含む日銀)に走る可能性があるが、足元のドル高はファンダメンタルズに沿ったものであり、苦しい運営を強いられるだろう。 (東京時間4月12日午後5時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:SINドル(S$/ドル)1.3450-1.3650。タイバーツ(バーツ/ドル)36.00-37.00。(シンガポール トレーディンググループ 若林)

香港

先週はドル高につられオフショア人民元も軟調推移。注目された米CPIの上振れを受け、市場の米利下げ期待は一段と低下し、米10年金利は4.50%台に大きく上昇した。為替市場ではドル全面高となり、ドル円は152円を突破して一気に153円台まで円安が進行し、オフショア人民元も対ドル7.24元台から7.26元台に下落した。また、週末にはイランがイスラエルに向けて弾道ミサイルを発射している。イランによる直接的な攻撃となった点は市場の懸念を高める材料と言えるが、現時点ではイランは「報復攻撃完了」の姿勢であり、イスラエルも報復攻撃を自制しているため、事態鎮静化が期待される。週明けの為替市場も大きな反応が見られていないが、目先は引き続き中東情勢を警戒する必要がある。先週の香港ドルはドル高進行に加え、短期Hibor金利が連日低下したことを受けて対ドルで7.83台後半まで下落した。目先は短期Hibor金利が更に低下する余地があり、ドル高地合いも維持されやすいため、香港ドルは引き続き対ドルで軟調に推移するとみている。(東京時間4月15日午前9時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:オフショア人民元(円/元)20.50-21.50。香港ドル(円/H$)18.80-19.80。(香港 トレーディンググループ 孫)

最新マーケット情報

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