2024/04/11(木)
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Walkin’About @深日港
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イベントとしての「Walkin'About」は3月の出町柳で終了し、 今後は個人的リサーチを「Walkin'About」と呼びます。 この日にこの街を巡りますという個人的宣言のようなものです。
次回は5/19(日)に、岬町の深日港を訪れます。 イベントではないので集合日時とは呼ばないのですが、 当日ご連絡をいただいた方、または午後2時に来られた方が おられたら、午後4時からどこかで共有の時間を持ちます。
自分が行きたい場所を訪ねるまちあるき 「Walkin’About @深日港(大阪府岬町)」
日時:2024年5月19日(日)14:00〜16:00 場所:南海電鉄多奈川線深日港駅改札
昭和12年(1937)の支那事変発生後、艦船の受注が急増した川崎重工業は、工場新設用地として多奈川・深日地区を選定。昭和17年(1942)に川崎重工業泉州工場が設置されました。昭和19年(1944)には近畿日本鉄道が延伸され、多奈川駅が開業しています。昭和20年(1945)7月に工場は空襲を受け、大きな被害を受けました。 昭和23年(1948)、工場内の船溜まりを改修して深日港が建造され、関西汽船の深日−洲本定期航路が開通しました。昭和31年(1956)、船台跡地に関西電力多奈川第一発電所が設立。昭和33年(1958)には工場跡地に新日本工機(株)岬工場が設立、さらに昭和51年(1976)には船渠跡に関西電力多奈川第二発電所が設立されています。 深日港には四国航路も開設され、大阪と淡路島・徳島を結ぶ最短ルートを形成していましたが、1970年代以降は大阪港や神戸港を発着する航路の充実もあり、深日港を利用する旅客は次第に減少、連絡急行は平成5年(1993)に廃止となりました。その後関西国際空港の開港、明石海峡大橋の開通による航路再編で相次いで航路廃止、友ヶ島への航路も発着港が加太港へ変更となり、今では当港を発着する定期旅客航路はなくなっています。平成29年(2017)より試験運航として夏季を中心に「深日洲本ライナー」が就航しています。 深日漁港では、水揚げされ、セリ落とされた新鮮な魚介類が販売されています。セリは出漁した日の15時頃に行われています。岬町は深日港の活性化、航路復活に取り組んでおり、平成28年(2016)には深日港観光案内所「さんぽるた」を開業。休憩所、多目的トイレ、授乳室、キッズコーナー、駐車場などを備え、観光案内・観光ガイド、レンタサイクル、無料WiFiの提供などが行われています。
今回は、個人的にこの街を探ります。
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