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4陣営の海洋戦争『アホーイ』日本語版、6月13日発売

Ahoyjアークライトゲームズは6月13日、『アホーイ(Ahoy)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:G.ローリング・アルブライト、イラスト:K.フェリン、2~4人用、14歳以上、45~75分、8250円(税込)。

各プレイヤーの能力も目的も異なる非対称ゲーム。『ルート』『オース』などを送り出したレダーゲームズ(アメリカ)から2022年に発売された。七つの海で最大4つの陣営が名声を競う。

銃と剣で海の秩序を守る「青ザメ戦隊」、先祖伝来の故郷を取り戻そうとする「ヌメヌメ連合」、生活必需品や贅沢品を金持ちに届けようとする2つの「密輸団」があり、陣営独自のアクションを行う。アクションは、ダブルレイヤーになっているプレイヤーボードの枠(スロット)にダイスを配置して行うが、出目が指定されている枠にはその目のダイスしか使うことができない。また、戦闘でダメージを受けると枠が使用できなくなってしまう。

海域はタイル2枚から、ゲームが進んでタイルの外に移動するごとに広がっていく。海域タイルには追加移動できる「潮流」、戦闘ができない「濃霧」、ダメージを受ける「漂流物」など、8種類の異なる効果がある。

「青ザメ戦隊」と「ヌメヌメ連合」はエリアマジョリティを取ることで名声が入り、2つの「密輸団」は荷物を届けることで名声が入る。荷物が届けられたエリアは「青ザメ戦隊」と「ヌメヌメ連合」にとって名声が上がる仕組み。誰かが30名声ポイントを獲得したラウンドでゲーム終了となり、名声で勝敗を決める。未知の海を切り開いて勝利をもたらすのはどの陣営だろうか?

内容物:ポケットガイド 4冊、海域タイル 12枚、プレイヤーボード 4枚、旗艦 4隻、巡視艇 10隻、基地 3個、カッター艦 1隻、砲艦 1隻、アクションダイス 17個、繁栄ダイス 11個、戦闘ダイス 2個、市場カード 30枚、計略カード 12枚、親カード 1枚、青ザメ戦隊早見表カード 2枚、密輸団早見表カード2枚、ダメージトークン 25個、金トークン 20個、 仲間トークン 20個、ステッカーシート 1枚、名声ボード 1枚、名声点マーカー 4個、盟約マーカー 4個、報酬マーカー 4個、ルール説明書 1冊(カードサイズ:63mm×89mm)

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(写真は英語版)

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チェコの銀山都市開発『クトナー・ホラ:銀の町』日本語版、6月上旬発売

Kutna Horajホビージャパンは6月上旬、『クトナー・ホラ:銀の町(Kutná Hora: The City of Silver)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:O.ビストロン&P.サスラヴァ&P.ジャロシュ、イラスト:R.ベドナル他、2~4人用、13歳以上、プレイヤー人数×30分、9350円(税込)。

チェコの歴史的な銀山都市の歴史をテーマにした経済発展と都市開発のボードゲームで、チェコゲームズ出版(チェコ)が昨秋発売した。中世、裕福な一族の長たちが、さまざまなギルドに影響力を与え、富を使って鉱山を拡大し、クトナー・ホラの町を建設する。

手番には2種類のアクションが記されたカードを1枚プレイしていずれのアクションを行い、鉱山の採掘、都市区画の購入、建設許可の獲得、ギルド建物の建設、生産と収入、聖バーバラ大聖堂の建設などを行う。建物や鉱山で生産力が上がれば価格は下がる一方、人口が増えれば価格は上がる。

ギルドの能力は非対称となっており、ボード上に鉱山を拡張し、インフラを建設することで他プレイヤーに影響を与える。ゲーム中の経済状況が変化する中で、町の発展に寄与するには、個人目標の追求だけでなく、時には他のプレイヤーと歩調を合わせることも必要。価格変動に戦略的に適応し、チャンスを逃さないよう虎視眈々と狙わなければならない。

内容物:両面仕様クトナー・ホラボード、市役所ボード、ラウンドトラック、2層式プレイヤーボード 4枚、カードスタンド 2台、聖バルボラタイル 11枚、ペリカントークン 18枚、貴族トークン 12枚、建物タイル 36枚、鉱山タイル 27枚、採掘技術タイル 4枚、コイン 53枚、カード 95枚、ラウンドマーカー 1個、税金マーカー 1個、家駒 48個、鉱夫駒 36個、区画マーカー 12個、生産力マーカー 24個、名声マーカー 4個、得点マーカー 4個、ルールブック、プレイヤーエイド 4枚、ほか

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(写真は英語版)