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部門紹介

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コンペティション/青春コメディからシリアスなドラマまで、さまざまな作品が世界中から集まりました。いずれも時代と向き合い、驚きや感動を与えてくれる新作ばかり。1本でも多く体験を!
特別招待作品/公開前の話題の最新作21本を一挙に上映。さらに、多彩なゲストによる舞台挨拶など、映画祭を華やかに彩るイベントにも注目!
アジアの風-中東パノラマ/中東までを含む広大なアジア全域から話題の新作を上映します。
アジアの風-台湾電影ルネッサンス2010~美麗新世代/5年ぶりの台湾特集。青春任侠巨編『モンガに散る』から名キャメラマン李屏賓に迫るドキュメンタリーまで、新世代の粋6本!
アジアの風-躍進トルコ映画の旗手 レハ・エルデム監督全集/世界的に注目のトルコ映画を牽引する鬼才レハ・エルデム監督。最新作『コスモス』までの全6本を一挙上映。
アジアの風-生誕70年記念~ブルース・リーから未来へ/生誕70年を迎えた映画史上の巨人ブルース・リー(1940~73)主演作と、今なお作られるオマージュ作を併せて上映。
アジアの風-ディスカバー亜州電影生誕100年記念~KUROSAWA魂 in アジア中東/われらが黒澤明生誕100年を記念して、巨匠キン・フーからパレスチナ映画まで、影響がうかがえるアジア中東4作品を上映。
日本映画・ある視点/さまざまなジャンルからセレクトされた、日本映画の現在と未来を伝える新作を上映。個性溢れる作品をぜひ体感してください!
WORLD CINEMA/海外の映画祭の話題作や、巨匠の新作をお届けします。いずれも必見ながら劇場公開は未定、お見逃しなく!
natural TIFF supported by TOYOTA/映画を通じ人間と自然環境を考える作品を世界中から幅広く特集します。

アジアの風 生誕70年記念~ブルース・リーから未来へ 
協力:福岡市総合図書館、Fortune Star Entertainment (HK) Limited 
アジアの風 ディスカバー亜州電影 生誕100周年記念~KUROSAWA魂 in アジア中東 
協賛:財團法人國家電影資料館、香港電影資料館、中影股

文化庁映画週間 ―Here&There [会期]10月23日(土)~10月30日(土) [会場]六本木ヒルズ+シネマート六本木
みなと上映会 [会期]10月23日(土)/10月30日(土) [会場]TOHOシネマズ 六本木ヒルズ/六本木ヒルズアリーナ
日本映画監督協会新人賞、上映とシンポジウム~若手監督、世界の映画界に風穴を開ける!~ [会期]10月28日(木) [会場]TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
映団連セミナー ~フィルム原版の修復、保存とボーンデジタルシネマの長期的なアーカイヴについて~ [会期]10月24日(日) [会場]シネマート六本木 スクリーン4
第23回東京国際女性映画祭 [会期]10月23日(土)~10月26日(火) [会場]セルバンテス文化センター東京 B1オーディトリアム
CONNECT USA [会期]10月30日(土) [会場]六本木アカデミーヒルズ49オーディトリアム/TIFF movie cafe
コリアン・シネマ・ウィーク 2010 [会期]10月23日(土)~10月24日(日)[会場]新宿ミラノ1
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 「フォーカス・オン・アジア」&ワークショップ [会期]10月28日(木)~10月31日(日)<31日にワークショップ> [会場]東京都写真美術館
2010東京・中国映画週間 [会期]10月23日(土)~11月11日(水) [会場]TOHOシネマズ 日劇/東京都写真美術館
イタリア映画上映会-“あゝ結婚” [会期]10月25日(月)/10月27日(水)/10月29日(金) [会場]イタリア文化会館アニェッリホール
田辺・弁慶映画祭2010 [会期]11月5日(金)~11月7日(日) [会場]紀南文化会館 小ホール
日本-香港 共同制作 ロードマップ [会期]10月27日(水) [会場]グランドハイアット東京 グランドボールルーム
「Graduated Response」と「スリーストライク法」を考えるフォーラム(仮題) [会期]10月21日(木) [会場]六本木アカデミーヒルズ49オーディトリアム
CineGrid @ TIFF 2010 [会期]10月28日(木) [会場]六本木アカデミーヒルズ49オーディトリアム
ユニジャパン エンタテインメントフォーラム [会期]10月25日(月)~10月27日(水) [会場]政策研究大学院大学(GRIPS)/六本木アカデミーヒルズ

コンペティション

知らない世界を紹介してくれること。知らない時代を見せてくれること。知らない気持ちを感じさせてくれること。普遍性を持った「物語」を媒介にして、これらの未知の領域を発見させてくれること。それが映画の興奮であり、醍醐味です。情報過多で濁ってしまった視界を晴らし、世界を見つめ直す「驚き」と「発見」を与えてくれることが今年のコンペのカギとなりました。 我々はイランの高原の幽玄な景色を知らないし、軍事政権下のアルゼンチンで暮らす市民感情を知らないし、フランス警察に迫害されるフランスのユダヤ人の状況ももちろん知らない。これらはほんの一例に過ぎず、ある時は斬新な切り口に驚き、ある時は思いもよらなかった感情を発見することになるラインナップです。
若手の監督達による大胆な世界観に満ちた作品をワールドプレミアで紹介する一方、有名な原作を大きなスケールで映画化した作品を複数ご紹介できるのも今年の特徴です。

第23回東京国際映画祭 コンペティション プログラミング・ディレクター

矢田部吉彦

特別招待作品

特別招待作品は、今後公開される話題作をいち早く紹介する部門です。
今年は、オープニングにデヴィッド・フィンチャー監督作品「ソーシャル・ネットワーク」、クロージングにベン・アフレック監督作品「ザ・タウン」と、ハリウッドにおけるハイクオリティな作品をそろえることが出来ました。また、昨年の「アバター」に続き、「トロン・レガシー3D」の未公開フッテージ上映もプレミア上映となります。その他の作品も、邦洋とりまぜて、実に楽しいラインアップとなりました。今、話題の3D作品も4本あります。これら、さまざまな作品群を東京国際映画祭の場で、是非、ご堪能下さい。

第23回東京国際映画祭 特別招待作品 プログラミング・ディレクター

都島信成

アジアの風

今年の「アジアの風」には、寺院の山門を守護する一対の仁王像のごとき2人の巨人――生誕100年の黒澤明と、生誕70年のブルース・リー――にちなんだ2つの記念特集を筆頭に、注目のプログラムが並びます。東は韓国・中国から、西はトルコ・イスラエルまでの広大な地域の新作を紹介する「アジア中東パノラマ」。台頭が際立つ台湾の新世代作品を集めた「台湾電影ルネッサンス2010」、中東の映画大国を代表する鬼才の全貌を紹介する「躍進トルコ映画の旗手レハ・エルデム監督全集」――。“より広く!より深く!”を合言葉に、アジアの風はますます吹きまくります。

第23回東京国際映画祭 アジアの風 プログラミング・ディレクター

石坂健治

日本映画・ある視点

昨年から「日本映画・ある視点」は、日本のインディペンデント映画を応援しようという傾向を強めてきましたが、今年もその路線は継続します。
まずは、遡れば岩波映画出身であり、自主映画の大先輩である東陽一監督作品が部門のオープニング作品として登場。そして、すずきじゅんいち監督や田中千世子監督たちの渾身のドキュメンタリー作品、今作が長編デビュー作となる瀬田なつき監督、軽妙なセンスが注目される深田晃司監督、役者から極限のエネルギーを引き出した橋本直樹監督、そして海外からも注目を浴びる若手作家である廣末哲万監督による作品が、部門を熱くします。 これらに加え、今年はぴあフィルムフェスティバル(PFF)との提携を深め、PFFグランプリ受賞作品を特別上映しつつ、PFFの果たしている役割や、インディペンデント映画と映画祭の関わり方を議論するシンポジウムなどを企画していきます。さらに充実していく「日本映画・ある視点」にご注目を!

WORLD CINEMA

今年のサンダンス、ロッテルダム、ベルリン、カンヌ、ヴェネチアなどの国際映画祭で話題になった作品や、有名監督の新作で、原則として日本公開が2010年8月末現在で決定していない作品を集めたのがこの部門です。各映画祭の受賞作品や、個性派監督のドキュメンタリー、あるいは有名俳優の監督デビュー作など、映画ファンであれば見逃せない作品が揃っています。昨年の[WORLD CINEMA]で上映された作品の多くが、その後日本配給を決めています。日本の洋画配給の観点からも重要な部門に成長している[WORLD CINEMA]、今年もご期待下さい。

natural TIFF supported by TOYOTA

[natural TIFF]も今年で3年目。「自然と人間との共生」を広い意味でテーマとする作品を集めてきましたが、今年はさらに興味深く、面白い作品を選びました。天敵のいない外来生物の脅威をユーモアたっぷりに描くドキュメントや美少女とゾウのロードムービー(名作『脱走山脈』を思わせる!)カンヌやヴェネチアで話題の作品もセレクト。ご期待ください。