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　新宿職安通りを歩いていたら、柳田さんを見かける。そう、『あんにょん由美香』に登場して強烈な印象を残す石井輝男『地獄』他ピンクを中心に活躍していたカメラマンの柳田さんだ。面識はないので横を素通りしただけだが、最近柳田さんの物真似が大分巧くなっていたので、ちょっとドキドキする。しかし、こういうカメラマンの仕事やインタビューも残して欲しいもの。 　仕事。 　夜、新宿コクーンタワー下のブックファース...

　昼間は通常営業。変なメールが来て苦笑。どっかで本名と住所が漏れてる？映画方面は気狂いが多いから一応注意。　 　夜、ユーロスペースで横浜聡子『ウルトラミラクルラブストーリー』（☆☆☆）を観る。シネマート新宿で、はじまって５分で寝入ってしまい気付くと100Sが流れているエンドロールだったという失態を経てのリベンジ。ポイントカードが貯まっていたのでタダで観れたので良しとする。自分の中での言い訳に過ぎ...

　昼間は仕事。 　夜、下北沢へ。知り合いの方のお誘いで本多劇場『エル・スールーわが心の博多、そして西鉄ライオンズー』を観る。作・演出／東憲司、出演／たかお鷹、高橋由美子、松金よね子、有坂来瞳、清水伸。『Always　三丁目の夕日』よろしく昭和30年前後の博多スタルジイもの。あの映画には登場しない朝鮮人と売春婦を絡ませるあたりは良いし、綺麗にまとまった構成も飽きさせなくはあった。松金よね子が出色。...

　昼前に起きて映画を３本観ようかと思うも、まだ来週もやっているし、などと思っている内にいき損ねて、資料用のDVDを観て過ごす。合間に井口奈巳の8mm版『犬猫』（☆☆☆★★）と、少し遅くなったが大原麗子追悼で市川崑『獄門島』（☆☆☆★★★）。 　『獄門島』はシリーズ５作の内最も印象の薄い作品で、各作品を数十回観てきたが、おそらく再見率は最も低いのではないか。それというのも作品の質としては最も低い（...

　午後まで雑用。夕方新宿で映画を観ようかと思ったが時間合わず、ディスクユニオンで若松孝ニの『１７歳の風景　少年は何を見たか』が未開封で半額の1900円になっていたので購入してしまう。 　夜、先週に続いて新文芸坐のオールナイトへ。今週は「巨匠たちが撮った　四谷怪談」。『四谷怪談』の４本立てという同じ話を４本も朝まで観てどうするとか、ゲンの悪い、“４本”立てというのがどうなんだとか周りにも突っ込まれ...

　『映画秘宝　10月号』が届く。仕事。 　夜、新宿ブックファーストで『キネマ旬報　9月上旬号』と重信房子『日本赤軍私史 パレスチナと共に』を購入。『日本赤軍私史』3360円と高いが仕方なし。 　友人と高円寺で飲む。身の処し方について考える。

　仕事。 　夜、一度帰宅してから自転車で阿佐ヶ谷。Asagaya Loft A「『SPOTTED701』創刊２周年＆最新号発売記念party」の後半にだけ顔を出す。入る時に本名を名乗ったら招待名簿になく「モ、モルモット…」と呟くと直ぐに名簿から発見されて、毎度ながらこういう時に名乗るのが恥ずかしい名前ならどうにかしておくべきだったと思う。福間研ニ監督の奥様みたいに「モルさん」と言われると完全に別...

　打ち合わせ。まあ、具体的に動くかどうか。仕事。 　一端帰宅してから夜、自転車で阿佐ヶ谷まで。ラピュタ阿佐ヶ谷で鈴木則文『恐怖女子高校　暴行リンチ教室』（☆☆☆★★★）を観る。海外盤DVDで以前から出ていたのでDVDでは観ていたがフィルムで観るのは初。やはり素晴らしい。終盤の学園の崩壊には心底恍惚感に包まれて画面を見つめる。次々と火が放たれる中で国旗にも火がつけられるのには感動。『女学生ゲリラ』...

　日中は仕事。 　夜、新作映画を全く観ていないことに愕然として、とりあえず新宿武蔵野館へ。西川美和『ディア・ドクター』（☆☆☆）を観る。凡作。『ゆれる』に感じた才気は失せ、単なる変わり映えしない人情話を下手な演出で撮っただけに見える。田舎への視点が都会から見たそれでしかなく、河瀬直美が何だかんだ言いつも圧倒的に強いのは土着だからこそだと改めて思う。鶴瓶の活かし方は幾つも方法がある筈だが、ここでは...

　昼過ぎまで寝る。起きてから、連れと近所で食事して別れる。午後から明日の朝まで映画館をハシゴしてこのところ見逃している新作を一気に消化しようと思うも、疲れ甚だしく帰宅してまた寝る。オールナイト明けでも仮眠とれば直ぐに体力は回復していたのに、30代になったからか、単に直前まで体調崩していたせいか。ともあれ、結局終日在宅でビデオを観て過ごす。『怪物の花嫁』（☆★★）の後半を観る。最後まで付き合うのに疲...

　午後から鎌倉へ。所用を済ませて夕方都内に戻る。時間が余ったので渋谷東急の古書市に行く。映画書関係は新宿の古書市よりも多いが、やはり高い。入手し辛い本や、初めて目にする本もあったが、値段がことごとく５千円、６千円とは。確実にタイトルを控えてネットで探した方が安いのもあるので、専ら掘り出し物だけを購入。結局『困った奴ちゃ　東映ヤクザ監督の波乱万丈』（小沢茂弘／高橋聡）を千円で、植草甚一特集の『太陽　...

　体調、ほぼ戻る。仕事を少し。 　ビデオで牧口雄二『広島仁義　人質奪還作戦』を観る。ラストカットは中島ゆたか。やはり女の側に視点が行くのだ。実録路線には不向きだと思う。しかし、『徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑』と同年に撮っているのが何とも凄い。 　続いてエド・ウッド『怪物の花嫁』を前半まで。久々に再見しても骨の折れる映画だ。ドア映画とも言うべきドアの開閉ばかり撮っているのも如何なものか。

　熱はもう無いものの、風邪抜けきらず調子悪し。とは言えいつまでもゴロゴロしているわけにはいかず在宅で仕事ひとつ片付ける。 　今週末には既にチケット購入済みのオールナイト上映があるので、そろそろ映画館復帰しなければと、夜、渋谷に出てユーロスペースで『KIKOE』（☆☆☆★）を観る。 　帰りがけに渋谷TSUTAYAに寄って３枚３千円のコーナーで『時をかける少女』『回転木馬』『ゴーストワールド』を購...

　風邪、ぶり返して休む。終日寝て過ごす。 　合間に気分の良い時にDVDで『未知への飛行』（☆☆☆★★★）を観る。久々の再見。中学生の時に深夜にテレビ放送されたのを観たのが初見。不思議な印象は変わらず。殊に冒頭の闘牛士の夢のシーン。 　続けて羽仁進『初恋・地獄篇』を途中まで。

　熱は下がったので仕事に出る。来月から外注になるので自宅勤務になる。もう少し効率良く映画観て、仕事して、ブログも更新して、と出来れば文句ないのだが。 　体調、万全ではない為、疲れる。映画館はまだしばらく避ける。２３時帰宅。

　夜半よりまた熱上がり、朝まで待って病院へ。予想通り普通の風邪。診察は一瞬で終了。薬貰って帰る。途中で中野ブロードウェイに寄り、レコミンツで『コミック雑誌なんかいらない』『裸足のピクニック』を購入。レジにいたライターの加瀬さん、先週末の松江オールナイト盛況で『ライブテープ』良かったと言う。タコシェと古書うつつにも寄るが何も買わず。向かいのあおい書店で『シナリオ別冊　作家を育てた日活ロマンポルノ　シ...

　朝になって少し熱下がる。その間に原稿仕上げる。 　夜、また熱出る。原稿送ったので安心するも体調悪し。

　朝、フト今日は8月8日（なので桂文珍師匠の独演会があるのではないかと思いだす。子供の頃に、はちはち文珍デイとかそんなフレーズを刷り込まれたせいで、未だに思い出してしまう。 　原稿、何とか終わりそうだったが、突如発熱する。一気に高熱となり昼間は頭を冷やして横になる。夜になっても改善せず原稿もここに来て全部捨てて書き直すことにしたものの遅々として進まない。23時になりポレポレ東中野の松江哲明オール...

　終日在宅で仕事＆原稿書き。 　注文していたDVDが届く。『恐怖女子高校　女暴力教室』『恐怖女子高校　不良悶絶グループ』『恐怖女子高校　アニマル同級生』の３本。同シリーズの『暴行リンチ教室』は既発の海外盤DVDで持っているのでパス。画質もアチラの方が良いに決まっているし。 　続いて先日注文した帽子が届く。近所に出かけるついでに服に合わせてみるとまず最初に『シルクハットの大親分』みたいと言われる...

　原稿書き。 　夕方、池袋へ。新文芸坐に貯まったポイントを使って入り大都映画の『乳房』（☆☆☆★★）と『百万石破れ行状』（☆☆☆★）を観る。場内で知り合いにブツを渡す。もう一本あったが予定があったので帰る。 　ヤマダデキンキでDVD『ハプニング』『攻撃』購入。 　ジュンク堂で『キネマ旬報８月下旬号』『ダ・ヴィンチ９月号』『スタジオ・ボイス』購入。 　夜、原稿ひとつ送る。