ザ・キング・オブ・ファイターズ
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『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(THE KING OF FIGHTERS)は、1994年にSNK(旧社)がゲーム機「ネオジオ」で発売した対戦型格闘ゲームのシリーズ名、またその劇中で開催されている世界規模の格闘大会の名称。元々は同社の対戦格闘ゲーム作品『餓狼伝説』シリーズおよび『龍虎の拳2』の舞台である格闘大会。公式な略称は、頭文字を取った『KOF』(ケーオーエフ)[注 1]。台湾では『格鬥天王』、香港と中国大陸では『拳皇』と訳される。
注釈
- ^ SNK(新社、旧社名:SNKプレイモア)はこの略称も商標登録している。
- ^ SNKプレイモアは2016年に数年ぶりの新作となる『XIV』リリース発表に合わせ、社名を「SNK」に戻した[2]。
- ^ ただし、一部の外伝作品にはプレイヤーキャラクターとして参戦していたり、本編においてもストライカーや背景キャラクターとして登場している者もいる。
- ^ 2004年11月5日に掲載されたSOFTBANK GAMESの企画記事では2004年12月22日予定である旨が記載されている[7]
- ^ 京を使用時に隠しボスとして登場
- ^ キャラクター選択画面では、真吾、影二、香澄の3人が「EDIT」枠として3人組チームのように配置されているが、公式チーム扱いではない。
- ^ 『2003』から『XIV』までは下の名前である「カッファン」が省かれた。
- ^ キャラクター選択画面ではこの3名はチームとしては並んでおらず、庵と京は画面中央でエディット専用のような立ち位置、ちづるのみボス枠の方で別に配置されているが、本作の公式サイトでは公式チームの1つとして扱われ、専用のストーリーとエンディングが用意されている。
- ^ マキはPS2版・Xbox版では最初から使用可能。
- ^ ソフトのパッケージイラストや版権イラストでも新キャラクターで唯一人、シュンエイが草薙京や八神庵と同格に並びで描かれている。
- ^ デジタル版『THE KING OF FIGHTERS XV Deluxe Edition』には、ゲーム本編+KOF XV TEAM PASS 1(DLCキャラクター×6体)が含まれる
- ^ a b キャラクター選択画面ではツキノヨルオロチノチニクルフイオリ、オロチ、ヤミノナカオロチノチニメザメルレオナの組み合わせが「うらオロチチーム」として表示され、「うらオロチチーム」で進めた場合のストーリーも用意されている。
- ^ SNK最後のセガサターン用ソフトとなった。同ハードのKOFシリーズはオロチ編3部作のみの発売であった。
出典
- ^ a b 新生SNKのモノ作りはここから始まる。「餓狼MOW2」の話題も飛び出した,「THE KING OF FIGHTERS XIV」開発陣インタビュー 4Gamer.net、2016年6月25日
- ^ a b “『KOF XIV』の発売日が8月25日に決定! "SNK"ブランドの復活のニュースも飛び出した、プレス発表会レポート”. PlayStation.Blog. 2016年9月12日閲覧。
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- ^ 月刊電撃王9月号. 主婦の友社. (1994年9月1日). p. 132
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- ^ “『ザ・キング・オブ・ファイターズ XIV』プロデューサーインタビュー! 最新作は新旧スタッフが総力を挙げて開発”. ファミ通.com (2015年12月10日). 2023年1月3日閲覧。
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- ^ “PS2アーカイブス『ザ・キング・オブ・ファイターズ'94 RE-BOUT』が配信開始”. ファミ通.com (2015年1月21日). 2023年1月29日閲覧。
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- ^ 『説明書』ポニーキャニオン、16頁。
- ^ a b SBG:PS版『KOF98』のパッケージに100分の1の確率で特別版が? ITmedia Gamez 1999年4月6日
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- ^ “NEOGEOの名作がNintendo Switchで遊べる! 『KOF’98』、『メタルスラッグ3』など5タイトルが3月3日配信”. ファミ通.com (2017年3月1日). 2023年1月29日閲覧。
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- ^ a b c シリーズの歴史をプレイバック! 『KOF』ヒストリー その2 ネスツ編
- ^ 発売直前に製造ミス発覚して回収された「KOF99 EVOLUTION」ベスト版を実際に起動させてみた - 個人ブログ『はじまりはビープ音』
- ^ 他社開発で発売のみを担当したMVS/ネオジオ向け新規開発作品も含めた場合、ノイズファクトリー開発で翌年2001年稼働開始の『戦国伝承2001』が最後。また、据え置きハード全体におけるSNKの新規開発最終作は、同年2000年8月発売のドリームキャスト向けソフト『COOL COOL TOON』で、携帯ゲーム機向け作品も含めた場合は翌年2001年9月発売のネオジオポケットカラー用ソフト『SNK VS. CAPCOM 激突カードファイターズ2 EXPAND EDITION』が最後。
- ^ a b シリーズの歴史をプレイバック! 『KOF』ヒストリーその3 アッシュ編
- ^ “歴史の目撃者に聞く! 『KOF』対戦史その1(2000年代以前~2000年代中盤編) - THE KING OF FIGHTERS XV特設サイト”. ファミ通.com (2022年2月2日). 2023年1月9日閲覧。
- ^ “数多くのオリジナル要素を引っさげ、PS2版「THE KING OF FIGHTERS XI」登場”. ねとらぼ (2006年4月28日). 2023年1月10日閲覧。
- ^ “1ドットに魂を込めて! 『KOF XII』開発陣と声優陣による豪華トークショー開催!!”. 電撃オンライン (2008年10月12日). 2023年1月8日閲覧。
- ^ “「第44回アミューズメントマシンショー」ブースレポート ~タイトー編~”. Game Watch. 2023年1月8日閲覧。
- ^ “時代を超え受け継がれる「KOFイズム」とは。西川善司が挑む,AC「THE KING OF FIGHTERS XIII」開発者インタビュー”. 4Gamer.net. Aetas (2010年8月25日). 2023年1月4日閲覧。
- ^ “『THE KING OF FIGHTERS XIII CLIMAX』稼働開始、ビリー・カーンやMr.カラテなど家庭用版のキャラも参戦”. ファミ通.com (2012年4月26日). 2023年1月7日閲覧。
- ^ a b 『THE KING OF FIGHTERS XIV』発売!開発者スペシャルインタビューをお届け!【特集第4回/電撃PS】PlayStation.Blog、2016年8月25日。
- ^ 「『THE KING OF FIGHTERS XIV』ストーリーの鍵を握るのは中国チームの「シュンエイ」。石澤英敏氏も登場したプレス発表会の模様をレポート」4Gamer.net、2016年4月25日。
- ^ “「THE KING OF FIGHTERS XV」は2021年に発売。公式トレイラーが公開,さらにPS4版「KOF 2002 UNLIMITED MATCH」発売情報も”. 4Gamer.net (2021年1月8日). 2021年2月21日閲覧。
- ^ 『ファミ通』 No.657、エンターブレイン、2001年7月20日、21-23頁。
- ^ THE KING OF FIGHTERS -MOBILE- - ウェイバックマシン(2016年3月14日アーカイブ分)
- ^ THE KING OF FIGHTERS MOBILE R-2 - ウェイバックマシン(2016年3月14日アーカイブ分)
- ^ THE KING OF FIGHTERS-i
- ^ THE KING OF FIGHTERS Android
- ^ THE KING OF FIGHTERS-1 2012
- ^ THE KING OF FIGHTERS-A 2012
- ^ “「NEOGEO POCKET COLOR SELECTION Vol.2」のDL版が本日発売に。傑作タイトル10作品を収録した夢のコレクション第2弾”. 4Gamer.net. Aetas (2022年11月10日). 2023年1月27日閲覧。
- ^ 人気対戦格闘『KOF』がMOBAタイトルに、『The King of Fighters Online』が発表 Game Spark 2013年8月27日
- ^ KOF検定 めざせカルトクイズ王! - ウェイバックマシン(2016年3月12日アーカイブ分)
- ^ THE KING OF FIGHTERS -Volleyball- - ウェイバックマシン(2016年3月14日アーカイブ分)
- ^ 燃えよ! KOF大運動会 - ウェイバックマシン(2016年3月14日アーカイブ分)
- ^ KOFギャルズ麻雀 - ウェイバックマシン(2016年3月14日アーカイブ分)
- ^ THE KING OF FIGHTERS麻雀 - ウェイバックマシン(2016年3月14日アーカイブ分)
- ^ THE KING OF MILLIONAIRE - ウェイバックマシン(2016年3月13日アーカイブ分)
- ^ THE KING OF REVERSI - ウェイバックマシン(2016年3月13日アーカイブ分)
- ^ THE KING OF FIGHTERS バトルフェスタ
- ^ SNKドリームバトル
- ^ KOF
- ^ 街ですれ違うとバトルスタート!人気格闘ゲーム「THE KING OF FIGHTERS」のソーシャルゲーム北米同時リリース! 面白法人カヤック 2011年10月18日
- ^ KOF すれちがいバトル! 面白法人カヤック
- ^ THE RHYTHM OF FIGHTERS
- ^ BEAST BUSTERS featuring KOF
- ^ 正式サービス開始! - OURPALM公式サイトより。
- ^ ダイドードリンコとSNKがコラボ!自販機と連動した『ザ・キング・オブ・ファイターズD ~DyDo Smile STAND~』今秋リリース
- ^ “「KOF」の乙女向け新プロジェクトが発表に。「THE KING OF FIGHTERS for GIRLS」は2019年夏にリリース”. 4Gamer.net (2019年6月12日). 2019年8月14日閲覧。
- ^ “【重要】サービス終了のお知らせ”. THE KING OF FIGHTERS for GIRLS (2021年3月4日). 2021年3月23日閲覧。
- ^ 『ザ・キング・オブ・ファイターズ XIV』発売直前インタビュー―開発秘話からアップデート情報、懐かしのネオジオ話まで!の3ページ目より(『'95』で1つ歳を取って以降は固定) ファミ通.com、2016年8月22日
- ^ 『マーチャンダイジングライツレポート』1997年11月号
- 1 ザ・キング・オブ・ファイターズとは
- 2 ザ・キング・オブ・ファイターズの概要
- 3 ゲームシステム
- 4 設定
- 5 登場人物
- 6 コレクション作品
- 7 開発
- 8 他作品への客演
ザ・キング・オブ・ファイターズ
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「ヴォルフガング・クラウザー」の記事における「ザ・キング・オブ・ファイターズ」の解説
『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(以下『KOF』と表記)シリーズでは『KOF'96』(以下『'96』と表記)でギース、Mr.ビッグとともにボスチームを結成して参戦している。そのエンディングでは、ギースとビッグは相変わらず犬猿の仲であったが、クラウザーはとくに2人とわだかまりはないようで、試合を楽しんでいた。また、同シリーズに登場するルガール・バーンシュタインは、クラウザーの代表的な必殺技「カイザーウェーブ」を模倣して使用している。『KOF'94』(以下『'94』と表記)の餓狼チームのエンディングではギースの次に姿を見せており、この時の2人の台詞には、ルガールを知っていることを匂わせる節がある。その際、「テリーたちを倒すのは自分の役目」という趣旨の台詞を言う。また、同じくこの時の2人の台詞から『餓狼2』後のストーリーの設定になっているが、死亡してはおらず、『RBS』『RBSDM』『RB2』同様でパラレルで登場している。 『KOF'97』以降は長らく背景やストライカーとしてしか登場していなかったが、『KOF'98』のリメイク版である『KOF'98 ULTIMATE MATCH』(以下『'98UM』と表記)において操作キャラクターとして再登場することになった。ルガールとの対戦時には、互いに「カイザーウェイブ」を撃ち合い、互いに挑発するという試合前の掛け合いが追加されている。なお、ごくまれにではあるが、特定のタイミングでこの掛け合いをカットすると、通常は相殺されるはずの「カイザーウェイブ」が相手に当たるというバグがある(当たった分はダメージとして減っている)。
※この「ザ・キング・オブ・ファイターズ」の解説は、「ヴォルフガング・クラウザー」の解説の一部です。
「ザ・キング・オブ・ファイターズ」を含む「ヴォルフガング・クラウザー」の記事については、「ヴォルフガング・クラウザー」の概要を参照ください。
ザ・キング・オブ・ファイターズ
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「椎拳崇」の記事における「ザ・キング・オブ・ファイターズ」の解説
第一作である『KOF'94』(以下『'94』と表記)より麻宮アテナと共にサイコソルジャーチームとして登場。師匠である鎮元斎のもとで修行を重ねて大会に出場している。中国拳法は心意拳を中心としている。性格はややお調子者で、後輩となる包にとっては良い兄貴分、桃子の場合はからかいの対象である。
※この「ザ・キング・オブ・ファイターズ」の解説は、「椎拳崇」の解説の一部です。
「ザ・キング・オブ・ファイターズ」を含む「椎拳崇」の記事については、「椎拳崇」の概要を参照ください。
ザ・キング・オブ・ファイターズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 01:49 UTC 版)
「ビリー・カーン」の記事における「ザ・キング・オブ・ファイターズ」の解説
『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(以下『KOF』と表記)シリーズの一作目である『KOF'94』では、イギリスチームとしてキングとビッグ・ベアと組んで登場が予定されていたが、女性格闘家チーム編成に伴い、ベアとビリーの出場はなくなった。なお、ビリーはスーツ姿でメキシコ(龍虎の拳チーム)ステージ、ベアはイタリア(餓狼伝説チーム)ステージの背景に登場している。 『KOF'95』(以下『'95』と表記)にてギースの命令で八神庵と如月影二の二人と「ライバルチーム」を組んで出場するが、そのエンディングで庵に不意討ちを受けて影二とともにのされてしまった。それ以降、八神庵を敵視している。『'95』の衣装は初代『餓狼』と同様に素肌にオーバーオールを着用している。 『KOF'96』でも出場していないが、ボスチームのステージの背景に同僚のリッパーとホッパーとともに登場する。また、ボスチームのエンディングではギースがMr.ビッグから銃撃された直後、その銃弾を棒で防いでギースを守っている。 『KOF'97』(以下『'97』と表記)ではギースの指示でブルー・マリーと山崎竜二とともに「'97スペシャルチーム」として出場。以降の作品では、この二人(特に山崎)と組んでの出場が多い。 『KOF2003』(以下『2003』と表記)では山崎、牙刀と組んで「アウトローチーム」として出場。ギースの意図で組まれたチームだったが、無界との戦いの直後に牙刀は結局大会に父親が現れなかったことでその場を離れ、更には「血が騒ぐ」と挑発してきた山崎と小競り合いを行い、チームは空中分解している。なお、この『2003』のみコスチュームのデザインが『餓狼WA』の1Pカラーに近いものになっている。 家庭用『KOF XIII』では唯一の新規追加キャラクターとして出場。『KOF XIII』の衣装は『'95』と同様に素肌にオーバーオール。また、悪態をつきながらもリリィと親密なジョーへの気遣いを見せている。 『KOF XIV』では主人のギースと新たなハワード・コネクションのメンバー・ハインとともに「サウスタウンチーム」として出場。『KOF XV』ではハインが自身の代わりに山崎をチームに加えることをギースに了承してもらうが、ハインが素直にギースに忠誠を誓ってないと気づいたビリーはリッパーとホッパーに「ハインから目を離すな」と依頼する。 『KOF XIV』以降はリリィに未だに好意を抱くジョーから「お兄様」と呼ばれるがビリーはジョーに対して殺意をむき出しにしており、『KOF XIII』とは逆の対応をしている。『KOF XV』の「餓狼伝説チーム」のエンディングではジョーがリリィをデートに誘ったことに憤慨して、ジョーを病院送りにする。 『KOF MAXIMUM IMPACT 2』(以下『KOF MI2』と表記)ではギースの死後、裏世界から足を洗ってイギリスの片田舎に隠れ住み、リリィとともに平穏な生活を送っていた。しかし『KOF』の開催を知ると、サウスタウンが誰の街であるかを思い知らせるために舞い戻るが、さらにこのことは後に妹のリリィの耳にも届くことになり、兄を真人間にする更生目的の妹の大会参加までに発展することとなる。同作では彼に限ったことではないが、日本語で喋る場面が多くなっている。『KOF MI2』に開催された大会で、マキシマに棒を使うことを抗議されたが、サイボーグである彼に対して、そのことを言われたくないと強い口調で言い返している。また同作やアニメ『Another Day』では、ギースの実子であるロック・ハワードに執着し、ビリーは彼をハワード・コネクション復興の要にしようと画策、会うたびにサウスタウンの支配に引き込もうとする。 女性向け恋愛ゲーム『THE KING OF FIGHTER for GIRLS』では、『KOF MI2』と同様にギースと死別しており、大会主催者のナギが結成させたオフィシャルチームの一員として、ナギの側近のヨミ、山崎竜二とチームを組んでいる。ただし、ゲームシステム上はナギ・ヨミ・ビリーの三人が「神世界チーム」として扱われる。 『THE KING OF FIGHTERS ALLSTAR』では通常のビリーのほか、2019年7月30日より女体化されたプリティー・ビリーが登場。腰まで伸びた長い髪をカチューシャ状にしたバンダナで飾った美少女で、衣装は『KOF XIV』のものをベースにしているが、へそ出しになっていたりジーンズの右足の部分が大胆にカットされていたりとアレンジされている。 3DCGアニメ『THE KING OF FIGHTERS: DESTINY』では、バンダナの下の髪色・髪型の設定が前述の『餓狼伝説PREMIUM』と同様のものに変更されている。
※この「ザ・キング・オブ・ファイターズ」の解説は、「ビリー・カーン」の解説の一部です。
「ザ・キング・オブ・ファイターズ」を含む「ビリー・カーン」の記事については、「ビリー・カーン」の概要を参照ください。
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