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ハーマンミラー(HermanMiller

アーロンチェア
1994年にウィルクハーンのモダスとともに登場した、現代ワーキングチェアの原点となるイス。当時としては大変画期的だったその機能と意匠は、現代においてもさほど色褪せてはいない。

アーロンの機能や意匠の長所は多く語られているので、以下、顕在化してきた短所を中心に論ずる。そのため若干辛口の文章となるがご容赦願いたい。

メッシュチェアの一般的な特徴として、熱がこもらずに非常に快適、体圧の分布が理想的、といった長所とともに、メッシュ周囲のフレームが体に接触する、という短所がある。アーロンのデザインを見ると、その短所を充分に考慮して作られたことがわかる。それでも、一部の人には背面フレームの水平部分が体に接触する感覚が強く感じられると思う。これはアーロンに充分なサイズ調整機能が備わらないために発生するもの。アメリカ人の一般的な体型が基本にされている為、胴長短足の人においては、座面長が長く膝裏が圧迫され、背もたれ高さが不足しフレームが肩甲骨に当たる傾向がある。ハーマンミラーは次期作のミラチェアで、まず「フレームレスの背もたれを作れないか」と要求したという(ミラチェアカタログより)。さしものアーロンも、万人に合致するメッシュ+フレーム式の背もたれを実現することはできなかった、とも取れる。
体型がしっかり合致するならこのような問題は起こりにくいが、体型が合わない場合もあり得る。そのため購入を検討する際には是非試座をお勧めしたい。

ランバーサポートパッドは強度不足で破損する事が多く、中古品で購入した場合には出費がかさむ事を覚悟しなくてはならない。新品購入の場合には保証が効くので無料。ポスチャーフィットはランバーサポートに代わるもので、固定式ランバーサポートの機能を備えつつ、その下の骨盤部サポート強さをダイヤルによって調整できる。骨盤部の支持を緩めにすれば、相対的にランバーサポートを強めるのと同じ効果が得られる。残念ながら単品では正規輸入されていないが、個人輸入で購入しランバーサポートと交換することは可能(加工が必要)。
かつてはアームレストがダイヤル式でうまく固定できず、使用しているうちに下がっていくという欠陥があったが、現在ではレバー操作式となりこの欠点は解消されている。
アーロンチェアには機能が限定された廉価なスタンダード版が存在するが、リクライニング範囲固定機能やアームレスト調整機能が省かれているなど実用性に欠ける。たとえば予算の都合でスタンダード版を選択するという事なら、アーロンにこだわるべきではない。アーロンしかなかった当時はともかく、現在ではもっと安価なイスでも機能的に充分なものがたくさんある。
組立国は韓国、中国のものがあるが米国製と有意の差はない(韓国製のほうが細かなバリやシミが少ないとされる)。



メッシュ地:クラシック、タキシード、ウェーブの三種。タキシード、ウェーブは従来のメッシュより糸の本数を増やし、体への追従性を上げた新しいメッシュ地。
メッシュカラー:かつてはガーネット(赤)、トルマリン(緑)、コバルト(青)、アメジスト(紫)といった有彩色が選択できたが、現在では無彩色が中心。フレームカラーと生地により制約がある。
フレームカラー:従来からのグラファイト(黒)のほか、アルミポリッシュとチタニウムが選択可能。アルミポリッシュには吸湿性のある革製肘掛が組み合わされる。
サイズ:A(小)・B(中)・C(大)の三種。座面背面で違うサイズの選択はできない。


180cm 85kg(胴長短足) による追記
一応3サイズ選べることになってはいるが、その基準となる体格が足の長い人に合わせてあるために、足の短い人間にはどうしてもフィットしにくい。具体的には、座面がBサイズでちょうどいいのに背もたれはBサイズでは小さく上側のフレームが肩甲骨に当たる、ということが起こりうる。ランバーサポートは面積が小さく、局部的に押される感覚が強い。調整も、強・弱・なしの三択で着座時に調整できないなど設計の古さは否めない。ポスチャーフィットはそのあたりが改善されているが、ランバーサポートの調整が出来なくなったので痛し痒し。古くなると座面が右前・左後ろに斜めにがたつくのも気になる。

148cm 38kgの所見
Aサイズに試座しました。座面奥行き調節が出来ないのは致命的で、座面先端が膝裏に当たるため深く腰掛けるのが困難でした。背もたれのフィット感は良いだけに惜しまれます。座面と背もたれのリクライニング軸を人間の股関節と合わせるために、座面の左右がめくれ上がったような形状になっており、胡坐をかいたりするのは小柄な人でも難しそう。リクライニング硬さ調整ノブは軽いですが、コンテッサなら1クリックのところを10回転しなければならないような感覚。総じて、欠点を知った上で、そのデザイン性と、モダスと共にこの分野での先駆者であるというところに価値を見出せるかどうかが思案のしどころと思います。

175cm 69kgの試座感想 09/01/13
おそらく座面の広さや傾斜が自分にフィットしたためと思いますが、まず腰を下ろしたときの感触が良いと感じました。しかしヘッドレストの無いことが何よりも残念です。


176cm 70kgの所見 アーロンチェア、最高です!!腰痛防止になります。 また唯一の問題点であったヘッドレストですが、 純正品ではないですが、ヘッドレストが発売されたようですよ!! 実際に、ここで購入しましたが、純正品と思うくらいの出来栄えで快適です。 http://chairslife.com/

ミラチェア
アーロンチェアの欠点を改善し、ワーキングチェアの新基準と成るべくデザインされた椅子。サイズは1規格で、カラーバリエーションが豊富。1サイズとなったため、アーロンフル装備と比べて座面長調節、肘掛幅調節、無段階ランバーサポート調節が追加された。座面はメッシュで、前端を下に折り曲げることで座面長を調整できる。背もたれはポリプロピレンによる一体成型で、多数開けられた穴により部分部分の柔らかさが調整されている。背もたれ下部には骨盤を支持するための突起があり、ポスチャーフィットとして機能する。本国には背もたれファブリック仕様が存在するが、日本市場には導入されていない。リクライニングは前傾側に1段、後傾側に3段のストッパーがあり、その範囲で自由にリクライニングする。前傾時にストッパーを一番前にすると、前傾体勢で固定される。前傾ストッパーを一段、後傾ストッパーを二段目にすると水平状態で固定。後傾ストッパー三段目またはストッパー解除時は、後傾状態での固定ができない(セラチェアも共通)。座面高は38cmまで低くでき、これは国産・輸入品を含めてみても最低の部類で特筆に価する。
2004年 米国 IDEA 銀賞受賞(ちなみに金賞はオカムラのコンテッサ)

アーロンを基準にすると、やはり背の大きさが良い点。背は一見硬そうに見えるが、柔軟にしなる感じで、肩の辺りまでカバーしてくれるので、肩こりの緩和などに効果がありそうな印象。アーロンと違いフレームがないので肩胛骨に当たり違和感を感じることもない。機構はアーロンフル装備よりはシンプルかもしれない。前傾にも対応しており、アーロンと比較するとコストパフォーマンスは高い印象だが、それなりだ、とも感じられたので一長一短ありという感じ。リクライニング範囲(の固定?)が3段階しかないのが残念なところ。また、座面が小さめに感じられた。
記入者:175cm 80kg 胴長短足

180cm 85kg(胴長短足) による追記
ポリプロピレン一体成型の背もたれは充分な柔軟性を持っており、ランバーサポートの調整範囲も大きいし局部的に押される感じも無い。程よく横方向に捩れるようになっており、背もたれの幅は広いが上体の自由度は高い。座面は伸長するとアーロンCサイズ並みの大きさがある。前端折り畳み機構のカバーのためかメッシュ下に大きなスポンジがあり、これが人によっては違和感の元になる模様。このスポンジはミラの弱点のひとつで、使用しているうちに切れてくる(保証交換が可能)。裏技だが13�ボルト2本を外すだけで背もたれが分離でき、躯体の大きさの割りに輸送は容易。T40トルクスボルト2本で座面と肘掛も外れるので清掃も楽。(いずれも保証外のため自己責任で。)


座面高さが38cmと、低めに設定できるところは大きな長所。また、座面長調整によって前端のエッジ部が折り畳まれるため、膝裏に当たってもさほど苦になりません。ただ、折り畳みに大きな力が要るので大変。脚部分は金属に直接塗装されており、はだしで足を乗せると冷たさを感じます。座面メッシュの下のスポンジのおかげで深く腰掛けることができ、うまくお尻がはまり込む感覚もあって長時間座っても苦にはなりません。色の組み合わせが豊富なことも含めて、大変魅力的に感じられました。
セラチェア
ミラチェアに極めて近い位置にある椅子。華やかな意匠のミラチェアに較べていくらか控えめなデザインで、メッシュやウレタンを全廃することでコストの低減とリサイクル率の向上を図った設計。機械としての品質はミラチェアと同等。調整機構はアーロンフル装備よりも多く、ミラチェアと同等。具体的には1サイズでの対応のために、ミラチェアと同じくアームレストの幅調整と座面奥行き調整、ランバーサポート高さ、深さの無段階調整が追加される。ポスチャーフィット機能は固定式(これもミラチェアと同じ)。セルラーサスペンションと呼ばれるグリル状の背もたれと座面はぞれぞれポリプロピレンで一体成型されており、硬度を場所ごとに細かく変えストロークを確保するなど、注意深く設計されている。反面、素材表面の硬さやプラスチック感から来る第一印象により、安物と判断される傾向も。T40トルクスボルト4本で背もたれを引き抜くことが可能だが、コツが必要。なお、ハーマンミラーの重役椅子であるフォレイチェアはこのセラチェアをベースにしている模様。
180cm 85kg(胴長短足) による追記
腰椎のサポートだけでなく胸椎部分も適切な形状になっており、肩まで心地よくサポートされる。件のセルラーサスペンションは体重の重い者にとっては程よくしなり、座りはじめに硬さを感じるが時間と共になじみ、体のどこも痛くならない不思議な硬さ。背もたれは捩れないようになっており、ミラのように居眠りすると横にずり落ちる、ということも無い。高品位なヘッドレストが欲しくなる。座面は硬いが、必要な変形量や耐圧分布の平均化は確保されており、どうしても硬さが気になるのなら、座面ファブリック付を選択するか、自動車用品店などに売っている薄手のクッションを敷くかするだけで事足りる。布やメッシュを使用していないために、風呂上りにそのまま座れる。汚れれば拭けばいいし、タバコを吸う人が灰を落としても落胆度は少ないと思う。個体によってはアームレストから低級なキシミ音がした。外観上のチープさは隠しようがないが、これはこれで味というものか。

148cm 38kgの所見
何より最低地上高が高いのが欠点で、本国ではもっと低い仕様もあるのになぜ高いものしか輸入されないのか理解に苦しむところです。座面は最高で55cmまで上がりますが、もはや何に使うのやら。座面長調整は充分な範囲があり、脚はプラスチックでカバーされ冷たさは感じずに済みます。小柄な人にとってはやはり座面、背面共に硬さを感じます。これはファブリック付ではいくらか緩和されます。座布団を置いてもいいのですが、ただでさえ高い座面が余計に高くなるのが問題。寒い冬には不評で、蒸し暑い夏には好評になる不思議な椅子です。

さらに追記
座面高さについては、このセラ位のものがコンテッサ、バロンなどの国産も含めて一般的なようです。アーロンもBサイズだとこのくらいの高さとのこと。逆に、ミラチェアが異例に座面を低くできる、と表現した方が正しいようです。

スチールケース(Steelcase)

リープチェア
前傾専門のイス。 ←※この点には異論が多い。メーカーのカタログにもリクライニングした姿勢で使用している写真が数多く掲載されている。※ 背面形状が体重のかけ具合によって変化するが、常に背を良い状態に保ってくれる働きをしてくれるので腰痛予防にはこれが最適。各調整機能が非常に豊富なので体に椅子を合わせうるという高機能チェア本来の使い方ができる。最近のワーキングチェアの中では最も手堅く、お勧めの一品。ヘッドレストが無いのが残念だが、基本的に前傾使用が前提の構造のためになくてもいいと思われる。座面前縁部チルト機能などがあるために着座時の太もも裏の圧迫感を軽減、高機能アームレストなど、快適化構造が多く取り入れられている。後傾には基本的に対応しておらず、リクライニング角度もワーキングチェアの中でもかなり小さい部類になる。あと、アームレストを展開した状態では幅がかなり広くなりますので、一般的な片袖机を使用している場合には引き出しや足に引っかかってしまうことがあるかもしれません。この辺は事前にメジャーで測って問題がないことを確認する必要があると思います。バリエーションはいくつか存在するが、タイプAはクッションの取り外しが可能なので、別売りのクッションを購入すればカラーの変更が可能といった利点もある。お勧めはこのタイプA。クッションが厚めの物が好みならタイプ4621211がいいでしょう。 ※2006年6月に「後継機種 リープ V2」が出た。
全体的な印象は巨大化したイトーキバーテブラといえる。リクライニングと同時に座面が前にせり出すナチュラルグライドは、まさにバーテブラそのもので、ひじの位置を変えずに深くリクライニングできる。リクライニングは倒すために必要な力に比べ復元力が小さいのが特徴で、うまく調整すればフリーストップ的な使い方が可能。人によってはそこに違和感を覚えるかも。特徴の一つであるライブバックは、無段階調整式ランバーサポートとして機能するもので、局部的に押される感覚は皆無。シュクラ社のダイヤル式ランバーサポートとよく似た感触。また、このライブバックのおかげで、実質的なリクライニング角は大きい。ただ、いろいろと長所の多いライブバックも、骨盤部のサポートはまったく得られず、この辺は設計の古さを感じさせる。躯体は写真で見るよりも巨大で、特に幅方向が大きいため搬入時に問題が起きないか注意が必要。
座面もアームレストも調節幅が十分に大きいので小柄な人が座れないということはない。座面チルト可能な機種は、座面前端を38cm程度まで落とし込むことができ、ミラチェアと並んで最低水準。ただし座面チルトのない機種の場合、最低地上高は41cm程度とさほど低くはできない。アームレストは伸長時に支柱内側に見える穴にピンを刺すことで取り外し可能。比較的低価格で中古品が潤沢に出回っているのも特徴で、工場内や倉庫内など傷や汚れを気にしない環境下で用いるならば、最高の選択となりうる。
リープHDチェア
基本的にリープと同じだが、全体的に小さめの形状になっているために日本人の一般的な体格に向いている。おそらく170センチ以下の人間を対象に製作されたのだと思う。特に小柄な女性がリープを購入する場合には間違いなくこれを選択した方がいいでしょう。価格もオリジナルの物よりも数万円ほど安く、お買い得感がある。横幅も小さく設計されているために片袖机などの引き出しの付いた狭い机にも対応できる。バリエーションはHD-1とHD-2があるが、座奥調整機能が追加されているHD-2がお勧め。ただし座面前縁部チルト機能はなくなり、クッションも薄くなり、さらにはオリジナルのアームレストパッドに故障が頻発するなど総じて不評。もちろんランバーサポート上下調節機能もない。すでに生産終了しているので入手するなら中古品しかない。後継のV2は初代リープよりは小さいので、新品が欲しい方はそちらでどうぞ。日本で入手可能なV2は内田洋行経由のモデルとくろがね製作所のモデルがあるが、後者のが多少マシ。良いものを手に入れるには海外へ発注かけるしかない。
各所で売られている「リープ」の差異
2011-06-15現在。「く1」はくろがねのオンラインショップで販売されているが、2011年のカタログに掲載されたモデル(「く2」)とサイズが異なる。「US」はUSモデル(常時在庫あり)、「AP」は Asia-Pacific モデル(都度輸入)、-bはブラック(樹脂)フレームで-pはプラチナフレームのサイズ。
garageアスクルく1く2USく2AP-bく2AP-p内田
全幅680680680686686<-770
肘内寸最大500?500457457<-500
肘内寸最小<-410
足幅615615<-770
肘掛最高700608700<-787
肘掛最低570480570<-559
座面最高560508560521535524510
座面最低430380430394411400380
座面奥行最長630556629629<-630
座面奥行最短556?555552552<-556
肩最高1110111011101105111911081110
肩最低980980980978995984980
シンクチェア
特徴的なのは、、、やわらかいのにしっかりした腰から背中のサポート感。メッシュのやわらかさとワイヤーの反発力がうまく効いている感じ。座面の当たりのやわらかさ。座ったときにショックを殺してすっと沈む。操作性。4つのモードを切り替えるダイヤルはすごく簡単。逆に微妙な調整を追い込みたい人には物足りないかも。ヘッドレストもシンプルな割りに役に立ちます。もう一つの気に入っている椅子バロンと比べると、背中の感触は、フィット感のバロンと、やわらかしっかり感のThinkで好みの差。 座面は、厚みがある感触でThinkがリードか。ヘッドレストはThinkも悪くないけど、バロンが良すぎ。リクライニング角度はバロンの方が大きく、途中で固定することができるのも優位。操作性については、こだわりが薄い人にはThinkの簡単さは良い。背の動きはThinkの方がバネっぽい反発が強く、バロンはすっと動く感じ。で、結局自分はThinkにしようかと。背中の感触と、パッと見チープなのに座ると凄い、というキャラが気に入りました。もしも買うときには、背メッシュと座面色の組み合わせが自由に選べる店とそうでない店があるので、気をつけて。
Think使って半年になるけど、いいですよ。178cm80kgだから、バロンに試座したらちょっと窮屈だったんだけど、Thinkはデカイんでちょうどいい感じ。2000円の安イス使ってたときの腰痛もなくなった。意外にも一番いいところは座面もワイヤーなところ。クッションの安定感とメッシュの柔らかさの中間にある感じで、メッシュに座りたいけど体重が気になる人間にはかなりいいと思う。というわけでもっとThinkユーザー増えると嬉しい。
本体のデザインも非常に優秀で洗練されている。leapスレの過去スレではThinkのデザインは神がかっているとの声も。事実多くのデザイン賞を受賞もしている。本来、選択できるファブリック(布地)が非常に豊富な椅子で、そのカスタマイズ性も優れているはずの椅子なのだが、日本法人および国内代理店では選択できるファブリック(布地)が本国より非常に少ない。布地の種類は、日本国内代理店限定で日本では基本カラーの「オムニR」、背面用のメッシュ「3Dニット」(日本では白(ココナッツ)と黒のみだが、本国では2010年にカラフルな新色も登場したらしい。 )、基本のファブリックでは本国では基本色のカラフルな「Buzz2」、今年になって新色の3Dニットとお揃いで登場した鮮烈で明るい色合いの多い「cogent connect」、米国デザインテックス社の布地(柄付きなモダンなデザインファブリック)の「Code」や「Jacks」や「Closed Loop」などなど。(詳しくはSteelcase本国のサイトのメインメニューのPRODUCTS/Surface Materialsに膨大な資料や色や表面見本やPDFがある http://www.steelcase.com/en/products/surfaces/pages/overview.aspx また、PRODUCTS/Surface Materials/Tools/Finish Library/Surface Materials Listには大量のファブリックが一覧で掲載されている(全てではない))http://v2.steelcase.com/na/finish_library_surfacematerialsfinder.aspx?f=24694&v=map%20&suppressBranding=True スチールケース社は子会社にファブリック専門の会社(デザインテックス社)を持っているのが強みのようだ。日本国内の場合、背面に3Dニットではなくファブリック素材を選択した場合は、フレームが黒の場合は裏地(椅子を後ろから見た時の色)が黒、フレームがプラチナの場合は裏地(椅子を後ろから見た時の色)が白になる(本国では背面の表がファブリックの場合、裏は白か黒かを自由に選択できるようだ)。フレームはブラックとプラチナ(銀色っぽい色)が選択でき、脚は「黒プラスチック」「マットなシルバー色の金属」と「ピカピカ仕上げの金属」の3種類が選択できる。分解メンテの仕方は以下のPDFに http://www.steelcase.com/en/products/category/seating/task/think/documents/think_disassembly.pdf 分解後の各部の詳細な部品番号は以下のPDFに http://www.chairmd.com/pdf/think.pdf 日本のスチールケースのサイトには掲載の情報が少ないが、他にもいろいろなサイトに情報が分散されて掲載されているので購入検討時には全て目を通すと良いかもしれない。見るべきサイトは、日本のスチールケースのサイト、代理店のくろがねのサイトやPDFカタログ、代理店である内田洋行のサイトやPDFカタログ、代理店のWSI社のサイト、米国スチールケースのサイト、英国スチールケースのサイト、米国スチールケースのサイトで認定されているオンラインストアのサイトなどである。それぞれ扱っている布地が違うので細かく指定したいこだわりのある方はできるだけ見るべきである。脚は日本で流通しているモデルの高さ調整の範囲よりさらに低く調整可能な、女性や子供など向け用の脚(オプション)も本国には存在する。本国オンラインストアには、ガン基金への募金チャリティモデル(収益の一部が募金される)である特別色「ピンク色」も存在する。iPodのレッドカラー(エイズ募金)のようなものであろうか。また、オプションのランバーサポートは国内の複数のショップで、実売4300円程度、ヘッドレストは13600円程度、可動肘左右セットは19700円程度、固定肘左右セットは9000円程度で買えるようだ。
プリーズチェア(旧)
後傾と前傾の両方を望むのならこれが一番のお勧めかもしれない。ただし、やはり後傾よりの設計である事は間違いがないのだが。背面部が二分割構造になっており、体重のかける位置に従って背面形状が変化するという独特の構造。このために後傾時に無理なく背骨に追従し、前傾姿勢でもそれなりにサポート感はある。後傾姿勢時にはもたれかかるというよりも、エビぞりといった姿勢になるためリラクゼーション用途とは少し相反するかもしれない。欠点としてはヘッドレストの前後調整ができないために、作業時に頭を預けるなら追加でクッションが必要な事と、可動範囲の少ないアームレストの実用性が皆無という事。2005年にモデルチェンジをして、ヘッドレストの調整機能が多くなっているなどの多くの改善点が見られる。

旧プリーズユーザーから新プリーズについて追記:新プリーズは実はユニバーサルデザイン(およびリサイクル)対応が最も大きな変更点と言われている。しかし直線的なデザインへの変更や、アルミ脚の採用、座面をやや前傾させシンクロロッキングの動きもスムーズになり、ヘッドレストを飾り同然から実用的なものへ変更するなど改善点も多い。しかしアームレストはさらに貧弱になってしまった。
センサーチェア
中古で安く済ませたいならこれ。だいたい中古家具店で2〜3万円で手に入りますが、価格なりの性能。調整範囲も少なく、体に椅子を合わせるといった使い方はできません。バリエーションはいくつかあり、肘が調整可能な物と固定の物、座面高調整がガス圧調整の物とネジ式(座面をくるくると回して調整する)の物など、価格に応じていくつかの種類がある。購入する際には装備内容をチェックすることを忘れずに。

アーロンチェアには、純正品ではないですが、ヘッドレストが発売されたようですよ!! 実際に、ここで購入しましたが、純正品と思うくらいの出来栄えで快適です。 http://chairslife.com/

UCHIDA(内田洋行)

CAST
レビーノなどと並び、10万以下の価格帯では人気のあるチェア。座面は小さく固めであまり大柄な人には向かないのがレビーノとの違いか。見た目の印象と違い設定できる部分が多く、腰の位置と反力を調整できたりアームレストも前後に可動したりと多機能である。

NeX
ミドルバックからヘッドレスト付のハイバックまで、幅広いラインナップをそろえる内田洋行の中級主力品。しかしCASTに比べると設定できる部分が少なく、座面も普通の事務イスという感じだったが……。実際に使ってる方のレビューお願いします。
記入者:172cm 65kg による追記
6年ほど職場で使っています(ハイバック、ヘッドレストなし)。値段の割には高級感もあり頑丈で背座のへたりもなく安心して酷使しています。アジャスタブルの肘置きは表面がソフトで心地よい質感です。簡単に着脱可能ながら椅子本体にがっちり固定され体重を相当乗せても揺らぎません。ハイバックの背のホールド感は上々です。弱点は、ランバーサポートがないためか深く腰掛けても腰と椅子との間が少々空き気味で不安定になる点でしょうか。それと無段階リクライニング固定は快適ですが前傾姿勢にはできません。総じてコストパフォーマンスには優れた製品だと思います。

okamura/オカムラ(岡村製作所)

コンテッサ
まぁまぁ良い椅子だという印象。しかしメッシュ部分の面積が狭いためにフレームと体との接触感が大きく、固定姿勢での長時間使用にはあまり向いていないと思われる。165センチ程度の細身の方や、頻繁に体を動かすような作業をする方は問題ないのかも。ヘッドレストの自由度は大きくリラクゼーション用途に対応しそうだが、あまり使えないと感じた。 プライベート使用・短時間作業が浅い用途を求める人に適する。ただし、ヘッドレストは細いプラスチック部品で固定されているだけなので、あまり安定感はなく実用的とは残念ながら言えない。アームレストがカチャカチャと音を立てるなどプラモデルを連想させる安っぽい作りのために、10万円もする椅子なのに所有欲をそれほど満足させてくれる物ではないのが残念。いくつかの欠点こそあれ、総合的に見て平均点はかなり高いと思われる。
記入者:175cm 80kg 胴長短足による追記
ヘッドレストに関しては、形状が凸型な上に、記入者の頭も後頭部が凸型で、落ち着かない。何かをかぶせれば使えるかもしれないが。バロンのヘッドレスト付きの肩のフィット感を味わった後なので、全然ピンとこなかった。もちろん、無いよりはましであるが、ヘッドレストだけに関して言えばレビーノの方が上の印象。座面はクッションよりメッシュの方が良かった。

175cm 69kgの試座感想 09/01/13
自分としてはデザインや作りの安っぽさは特に感じず、現状でもっとも理想に近い椅子です。座面・背面のメッシュによる通気性の良さと、左右アームレスト部に配置されたレバーによるリクライニングおよび座面上下の操作性の良さ・機敏さが何よりも魅力ですね。リクライニングの硬さ調節も、四段階のレバーで素早く切り替えられます。ただし残念な点もいくつかあり、まず最大の不満点が小さく硬く固定も不安定なヘッドレスト。コンテッサの操作性にバロンのヘッドレストが付いていればきっとためらわず即購入していたのですが(せめて、「全面革」モデル専用オプションの大型ヘッドレストがメッシュモデルにも使えれば…)。次には背面のフレーム上端が肩甲骨に当たること。短時間の試座ではちょっと気になるだけで大きな問題はありませんし各人の体格にもよるのでしょうが、長時間となるとちょっと心配です。あと些細なことかも知れませんが、アームレストの高さ調節がやりにくいと感じました。調節は下から上へ上げるだけの一方通行で、最大まで上げるとロックが解除されて最下段に下がる機構のため、調節の際は常に「何段動かしたか」に気をつける必要があります。何も考えずに「最大高さ」にしようとして一気に持ち上げるとロックが外れて最下段になってしまいますし、単に左右の高さを揃えることにすら気を使わせる設計…。アームレストの高さ調節機構としては、普通に安い椅子に使われているのと同様なボタン式の方がはるかに使いやすいと思います。
09/01/15追記:オカムラ・ガーデンコート・ショールームにてコンテッサ総革張りタイプの試座をしてきました。さすがに高級感あふれるルックスで、メッシュの通気性を求めないのであれば自分にとって最高の椅子でした(背面もクッション入りの革張りのため、フレームが肩に当たることもありません)。ただしこのタイプのヘッドレストは固定式で、あまり出っ張ってもいないので、PC作業や読書で頭を保持するためには別途クッション等を挟む必要があるかも知れません。リクライニングして休む姿勢でなら、幅広で安定性十分なヘッドレストを存分に満喫(?)できます。
09/01/22追記:販売店に相談したところ、通常のコンテッサに総革張り用の大型ヘッドレストを取り付けた特注仕様も可能だとのこと。自分はこれで購入決定しました(^^


167cm 70kgの購入しての感想 12/09/01

現在PC作業用に使用しているバロンのリビング用として新たに購入した。バロン購入時は非常に造りの良い椅子で、時間も忘れてPC作業に集中できる身体に対する負担のなさと、それまでの安物PC椅子都の違いに驚かされたが、コンテッサは座った瞬間、別物の快適さを感じた。 大きさはバロンより一回りというより二回り大きいだろうか… 非常に重厚感があり、キャスター、フレームの造りのよさ、シート素材、メッシュの質、アームレストの厚みとクッション性(痛みやすいが)、リクライニング時の後傾圧力コントロールの広さ、自然さは明らかにバロンより上。恐縮ながら自動車に例えるなら、バロンはクラウン、コンテッサは旧セルシオ(元LEXUS LS)の違いを彷彿させる(実際感じた第一印象がこれそのものだったため)。さらに、価格は高価ではあるが、バロンのフル装備(ポリッシュ、可動肘、エクストラハイバック)と価格がほどんど変わらないのなら、断然コンテッサの方が上だと感じた。この椅子はワーキングチェアとしての機能+ゆったりしたくつろぎと余裕を感じさせてくれる点が根本的にコストをかけた高級チェアだと感じさせてくれる大きなポイントだろうか。小さいヘッドレストはあるのとないのとではかなり違う。心もとなく感じたが、ちゃんと座っている限り、しっかり支えてくれる。また、ランバーサポートも有効で、バロンほど腰部の張り出しが無い分ゆったりできるし、機能させるとバロンのようにしっかり腰を支えてくれる。 選ぶならシルバー、ブラックと価格差の少ないポリッシュ仕様がお勧めである。使用面積の広さがバロンより遥かに大きいのに、8000円程度しか違わないのだから選ばない手はない。かの偉大なる工業デザイナージュージアーロの手によるものだと改めて感じることができるデザインのアクセントでもある。このチェアは大柄な日本人にとっては快適で、小柄な日本人にはゆったりくつろげる懐の深さがある。キャラクター的に座面はクッションの方が良いように思えるが、その点は試座をオススメしたい。 個人的にはPC作業用には贅沢すぎると思う。リラックスしすぎて副交感神経が優位になり、この点、バロンの方が作業に集中力を削がれることなく使用できると感じてならない。なんとも贅沢な悩みではあるが、リビングでくつろぐのに利用しているが、家族からたいへん好評であることを付け加えておきたい。

エルシオ
後傾専門のイスで、前傾作業には全く向いていない。後傾メインとして割り切り、PCで長時間のタイピングなどの際には非常に快適に作業できる椅子。高機能チェアの中でも珍しく実用性のあるヘッドレスト、細かく設定できるリクライニング角度や範囲、設定範囲の広い高機能なアームレストなど、どれを取っても一級品。ただし、背面クッションを固定しているプラスチック部品などが体に当たるような感触があるなどの細かい欠点が残念なところ。(ただしプラスチック部品は簡単な操作で取り外す事は可能)上半身の体格にフィットさえすれば後傾専用としてなら最強のイス。
バロン
基本的には後傾だと思うが、直立レベルまではサポートが得られる印象。記入者には小さいかなという先入観を持っていたが、座ってみると意外とフィットした。また、ヘッドレストが大きいため、リラクゼーション体勢で十分リラックスできる。座面はメッシュとファブが選べるが、メッシュの方が座り心地がよく、長時間の作業には向いていると思われる。記入者の場合、エクストラハイバックのヘッドレストが肩に当たるが、それが良い感じで肩もサポートしてくれるため快適であった。リクライニング角度、固定の自由度も高い。ランバーサポートに関しては、硬いプラスチックなので、不要。逆に当たると痛い感触であった。背のメッシュ地のサポートで十分である。パソコンなどに優れており、かなり集中できるので、パソコン用の椅子と呼んでかまわないだろう。
オプション:ランバーサポート、ハンガー
記入者:175cm 80kg 胴長短足
記入者:175cm 80kg 胴長短足による追記
2006年より可動式ヘッドレストが発売された。ショールーム展示予定は未定とのこと。

175cm 69kgの試座感想 09/01/13
コンテッサと比べ、デザイン的には若干安っぽい印象を受けました。けれども、幅広で安定感のあるヘッドレストがそれを補って余りある最大の魅力です。操作性としてはコンテッサには若干劣りますが、十分使いやすく感じました。ただし背面上端のフレームが肩甲骨に当たること、及びアームレストの高さ調節のしにくさという2つの欠点はコンテッサと全く同じのようです。
09/01/15追記:改めて試座してみたところ、バロンの背面フレームはほとんど気にならないレベルでした。コンテッサの背面上端は外側が低くなるカーブなのに対し、バロンでは逆に外側が高くなっているためにちょうど肩甲骨を避けてくれる形になり、自分の体格に合っているようです。


 167cm 70kg 購入しての感想 12/09/01

長時間PC作業しても疲れの少ない椅子を探していたところ、バロンの存在を知った。数時間作業に集中できる腰への負担の少なさと後傾向けであることに興味をいだき、購入を決意してから、かれこれ4年ほど使用しての感想である。結論を先に書くと、支払った対価以上の働きをする非常にバランスのよいチェアだと言える。 それまでの無名メーカーの椅子からバロンに変えて以来、1時間毎に腰痛で伸びをして休憩していたが、バロンに変えてから3時間は集中して作業でき、時も忘れて作業していることもしばしばとなった。それでいて腰の疲れも感じない。椅子の違いでこれほど作業効率が上がるとは思ってもみなかった。当初の驚きは未だに忘れない。カタログにはバロン直系のすわり心地とあるが、これは甚だ疑問。バロンはキャスター、フレーム等バロンより相当細く、高級感、重量感から来る剛性感、高級感は明らかに劣る。詳しくはコンテッサにもインプレッションを記したのでそちらを参考されたい。 バロンは腰部の張り出しがコンテッサのランバーサポート使用時並にあるので、特に必要なしと私は感じたが、これはお好みでどうぞ。座面はメッシュの方が耐久性高く、バロンには向いていると思う。コンテッサのメッシュはしなやかだが、バロンは慣れるまで結構チクチクするし、服に対する攻撃性も高いが、却ってそれが集中力を高めてくれているような気がしてならない。 ツボでも刺激してるのだろうか(笑)。 結論としては、よくまとまったバランスのよい高級チェアで、仕事に最適である。これにくつろぎ、ゆとりを得たいならコンテッサと住み分けはできている。 最もリーズナブルなシルバーフレーム、肘なし、ローバックなら6万円で購入でき、大変コストパフォーマンスの良さが際立った存在であるが、フルバック、肘付きはいいとして、ポリッシュ、エクストラハイバックはコンテッサと変わらないか却って高価な買い物となる。造りと素材からいって、コンテッサの方が明らかにコストがかかっており、バロンのフル装備はオカムラの利益率に相当貢献しているのではと勘ぐってしまう。

アトラス
超後傾スタイル、だが直立程度までは行けると思う。座面高がかなり低い。一番高くしてバロンの一番低い状態ぐらいのイメージ。クルーズ(オカムラのデスク)との組み合わせで本領を発揮する者と思われる。ヘッドレストは固定式・可動式がある。男性の場合は可動式を選んでおいた方が良いと思う。アームレストは円形の固定式で立ち上がる際のサポートという位置づけ。アームレストが低いため、机の下に入り込んでも邪魔にならない点は良いが、アーム*レスト*としての機能は無いと考えた方がよい。クルーズとの組み合わせの場合、クルーズの机上が12度程度(だと思った)傾斜するためクルーズ自体がアームレストになる。アトラスとクルーズの組み合わせでは、後傾時にPCの画面と目線が水平になるような設計になっている。アトラス単体購入で一般の平面デスクで使用する際は、自分の机の寸法を測って、よくよく考えて実物を見て決めた方が良い。アトラスに関しては、ホテルニューオータニのショールームに大量展示されている。
記入者:175cm 80kg 胴長短足

デューク
短時間試座なので短めに。後掲気味の重役椅子スタイル。直立程度までは行けるだろう。幅が他のオカムラチェアに比べて幾分広く、快適だった。エルシオに似た感じの印象。ヘッドレストも可動式。「金あったらこれ買うかも」と思った椅子。アームレストは固定のみ。
試座できるところ:ホテルニューオータニ、2,3台展示(2006/1/5時点)
そういえば書き忘れていたので追加でした。
記入者:175cm 80kg 胴長短足


ADFIT(アドフィット)
オカムラのミドルクラスの椅子。(3〜5万円)機能的には簡易版リープチェアといった感じの作りになっています。背もたれに体重をかけると、腰を支点として後ろにそるような構造になっているのもリープに似ていますので、腰に非常に優しいと思います。リクライニング固定機能も付いていますし、しかも無段階で固定できますので、好きな位置にびしっと姿勢を合わせることが可能なのもこの椅子の良い点でしょう。リクライニング角度もかなり大きく、上記の反る機能を含めると、かなり後ろに倒れる感覚です。座面も背もたれの動きに連動して後部が下がる(半シンクロロッキング?)ようになっていますので、背もたれを倒した時に尻が前の方に滑っていってしまうという問題も軽減されています。そのほかの機能としては座奥調整やリクライニング強度設定があります。座面も40センチ(中央部)以下にまで下がりますので、背の低い人にも対応してくれます。欠点もいくつかあります。アームレストは旧バージョンにはエルシオと同じフルアジャスタブル肘がラインナップにあったのですが、現行品では調整範囲の狭い簡易版の可動肘しか選択できないのが残念。それと、クッションが薄めということと、座面クッション何故か外れやすいのが気になりました。ストッパーの構造に問題があるようで、尻の座りをなおした拍子に外れるということが多発しました。ただ、これは座面下にタオルを詰めてカサを増し、ストッパーが外れないようにすることで対策できました。ただ私の物は旧バージョンですので、この問題は現行バージョンでは修正されているかもしれません。総合的に見れば利点が欠点を大きく上回る高機能な椅子だと思います。価格が低めになっているのも大きな魅力でしょう。

記入者:181cm、62kg
 3ヶ月前からアドフィット(ハイバック、可動肘、2004年製)を使用しています。今のところ座面外れのトラブルは無いので、この年式であれば上の方がおっしゃる問題は解消されている模様です。ただし、可動肘は簡易版です。脚部の直径が小さく全体的にコンパクトでありながら、座面は広くて(幅500mm)リクライニング角度も20度あるという点で、上手くまとめられた椅子だと思います。欠点としてはリクライニング時の座面の傾きが小さ過ぎて尻が滑ることでしょうか。アンクルチルトリクライニングというシンクロロッキング機構が有りますが、それでも、もう少し座面を傾けてくれた方が良いかなと思います。また、主観的意見ですが、背もたれの”くの字”型は曲がりの角度がきつめで、かつ比較的下の方で曲がっており背中の形を選ぶ気がしています。私の場合、身長のせいかどうにもしっくりこないのですが、そんなときこの椅子は背もたれがパカパカ動くので余計に腰に意識が行きがちです。基本機能を無難に押さえた優秀な椅子だと思いますが、試座はやはり必須でしょう。

ケーニッヒ・ノイラート(KONIG+NEURATH)

スカイチェア
一番安いモデルでも実売価格が15万円前後とこの種の高機能チェアの中では一番高い部類になる。しかしその性能は価格にふさわしく非常に高い。リクライニング角度固定は任意の位置で無段階固定ができ、好みの位置にびしっと固定できる。(ワーキングチェアの角度固定機能は5段階固定などの多段式が多い)更に特筆すべきは最大47度というリクライニング角度で、これは感覚的には限りなく水平に近い。剛性感も充分で体を揺すっても不安定感は全くないし、全体的な作りや質感も非常に高く、支払った価格なりの高級感は確実に味わえる。アームレストは背面に固定されているタイプなので角度に関わらず追従するし、調整範囲も広い。背面がメッシュにもかかわらず面積が広いためにフレームの接触感も少ない。ワーキングチェアにおいては「付いているだけ」という事の多いヘッドレストも実用的であるのも特筆すべき利点だろう。欠点としてはランバーサポートがあまり実用的でない事と、大柄なイスのために使用者の身長が175センチくらいないと体に合わないかもしれない事だろうか。座面高は最も下げた状態で45cmもある。それとオプションの伸縮式フットレストはあまり使いでがない。
※2005年9月上旬に廃番になりました。(オカムラショールーム受付にて)

SITAG

エモーションチェア
グニャグニャとした軟質プラスチック(?)のフレームが珍しいチェア。メッシュチェアでありながら、フレームとの接触感は少ない。体重をかけるとハンモックのようにユラユラと揺れる感覚があり、短時間では不思議と気持ちが良い。しかし長時間使用となると話は別で、体がビシっと固定できないために集中した作業の妨げになる。この軟質フレームのためにいったん設定した角度が時間経過と共に後ろに倒れていくような感覚がある。面ではなく点で支えるような疲れるヘッドレストと、有効な調整範囲を持たないアームレストの実用性は皆無。その他の調整機能も少なく、高機能チェアにあるまじく、イスを体に合わせるよりも体をイスにあわせる傾向が強い。レンタルなどで長期間試座してみて気に入りでもしない限り、買わない方がいいと忠告したい。あと、蛇足かもしれませんが追記。このエモーションチェアを使用していたとき、居眠りをしてしまったことがあります。すると、目が覚めたときには自分が椅子からずり落ちそうになっている状態でした。これはフレームが軟質のために、体の重心ががフレームの中心からずれると、そっちの方向に背面がしなってねじれてしまい、体がずり落ちてしまったことから起きたことでしょう。居眠り防止には良いかもしれませんが、うかうかと休むこともできないようでは…。

ITOKI(イトーキ)

レビーノ
この種のワーキングチェアの中では最安値に属する物ですが、その価格にそぐわない高”機能”ぶりで、費用対効果率が飛びぬけています。もちろんモデルによって違いはありますが、フル装備モデルの調整範囲はトップクラスです。アームレストも上下左右に調整でき、好きな位置に設定する事が可能ですし、座奥調整、実用的なヘッドレストなどが充実した珍しいイスです。しかしながら、流石にその安さと高機能を両立させるためにはコストダウンが必要だったようで、作りの安っぽさは否めません。インテリア性は無視して、あくまで実用性重視という事で使用するのがいいでしょう。また、背座面が少し堅めのクッションのために、好みに応じてクッションを追加してやった方がいいかもしれません。ただし調整範囲は広いのだが座面と背面の傾斜比が練り込まれておらずここは調整出来ないため腰痛を誘発する可能性がある。
記入者:172cm 65kg による追記
ヘッドレストとアームレストによる体勢の支持は非常に快適です。最後傾でも頭を起こしてリラックスしたまま作業が可能であり、また背もたれを垂直にすれば前傾気味の姿勢でも違和感なく使用できます。身体を広い面でサポートし局所への加重がないため、クッションの堅さを不快と感じることはありません。上記の作りの安っぽさとは外見上のことと思われますが、堅牢性には全く問題はないと感じます。特にオフィスでPC作業が中心の人や、自宅でリクライニングチェアとして兼用したい人にお薦めできます。
記入者:182cm 70kg
◎デザインは微妙であるが、座ってギシギシ・ガタガタはまったくしない作りはOK。またリクライニング機能は、こんなに倒してよく後ろにひっくり返らないなと感心させられる優れた設計です。樹脂製の足も、裸足で触れたとき冷たくなくてよい。×しかし椅子として小さいです。座高80cm以上の人は座り方を含めて懸命の調整が必須と思われます。そして座面、背面、ヘッドレスト、肘掛け、すべてが非常に堅いです。特にリクライニングした背中はイスの形を体に押しつけてきます。合わない人は背中の妙なところが痛くなるかもしれません。俗に言う、包み込まれる感はゼロです。またヘッドレストの調整能力はいいのですが、調整後ストッパーがないので、頭を支点ににして腰を浮かせ体勢を変えようとすると、ガがガっと一番下の位置まで下がってしまい、ガッカリ感が半端ないです。あと肘掛けの堅さ・短さ・ガタツキは、これは何のために付いているのかと考えさせられます。調整能力は高いだけに残念です。◇アーロンが体格に合わせたラインナップを揃えていることを実感をもって納得させられた、座高の低い日本人用の椅子です。またアメリカでアーロンが7〜8万で買えることを考えると、この椅子はせいぜい4万程度の価値であり決してコスパは高くないと思います。
スピーナ
私は体もデカイしケツもでかいですが、このイスは最高です。スピーナヘッドレスト付きを使用中ですがヘッドレストを一番下にするとちょうど首の後ろに来る感じですね。アクティブ・ランバーサポートも調子が良く、しっかりと腰をサポートしてくれる感じなので長時間座っても腰に負担がかからないです。ロッキング機能は一番きつく閉めてちょうどいい感じです。             :記入者 176cm 95�

記入者:168cm 62kgの所見
平均使用時間:12h/d 主な姿勢:深掛け前傾。姿勢を頻繁に変える(姿勢を崩す)癖があり。
エラストマーバックのものを使用していますが、姿勢を崩しても適度なホールド感を維持する印象。エラストマーの背はやや堅いものの、姿勢を変えても適度に追従してくるので、痛いって程ではない(個人差あると思います)。 代わりに特定の姿勢で強力なホールド力を期待することは難しい。 クロスバックはエラストマーよりクッション製は良いが、しなりが少ないため、ややカッチリした印象。 肌触りは良いけれど、エラストマーより堅い印象を受けるかも知れない。 タイプ適正としては前傾寄りと思われます。あまりリクライニングには期待出来ない。 背筋を伸ばす用途くらい。 全体としてはどんな姿勢を取ってもいつも手を添えて軽く支えられているような印象。 よく言えば調整の殆ど要らない気の利く椅子。悪く言えば器用貧乏で中途半端。 座面は薄いですが、案外長時間座っていてもお尻が痛くなりません。 座面面積はやや広めです(ぎりぎりあぐらがかける程度)。 ホールド感の強くカッチリした椅子が好きな人にはお勧め出来ない、好みがハッキリ分かれるタイプではないでしょうか。
ゾディ
イトーキが米国ヘイワース(Haworth)社より輸入。
見た目の派手さはないが、実際に座ってみると完成度の高さがわかる。
スリット形状のランバーサポートは快適。骨盤部支持のペルヴィックサポートもあり、米国理学療法士協会による初、そして唯一の承認チェアとなっている。背もたれ部のみメッシュで座面は厚めのクッション。リクライニングは座面ごと斜め下に沈み込む。ハーマンミラーの沈み込みをちょっと浅めにした感じ。
座面奥行き調整、前傾サポートあり。
モデル・価格によってランバーサポート、ペルヴィックサポート、ひじ掛け調整機能、前傾機能の有無が異なるので要注意。イトーキショールームで試座可能。
バーテブラ
発売から四半世紀以上、30年近く経過もなお現行商品である世界的なベストセラーOAチェア。デザインはEmilio AmbaszとGiancarlo Pirettiの二人のデザイナーによるもので、1981年に発売され、1996年に累計150万脚突破でそのロングセラーをたたえてロングライフ賞も受賞している。数十年愛用している人も非常に多く、インターネットのブログなどでは25年来愛用しているユーザーや、親が会社で数十年使用してもなお座り心地が良いため、それを息子に薦めて親子で使っているなどという事も起きており、まだ歴史の浅い他の現代ワーキングチェアでは到底考えられないほどの長い歴史と実績がある超定番である。さまざまな面で、すべての現行OAチェアの基本と言ってもいいデザインである。機能的には、後傾すれば座面が前方に平行移動し、前傾すれば座面が前に傾く。それが長年愛されてきた座り心地の秘訣である。前傾しても腰をサポートしてくれるところもポイントの1つ。その前傾サポート機能は、アーロンチェアの角度5度を上回り、7度前傾して足腰をサポートする。座面も36.5cmまで下げられ女性も含めた日本人の体型も十分考えて設計してあると言えるだろう。今では当たり前になった双輪キャスター付5本脚をはじめ、背もたれのロッキング、座のスライド、前傾、上下調節など、今となってはオフィスチェアの基本ともいえる機能がすべて盛り込まれている。はじめての椅子選びの際はとくに、頭までサポートするハイバックばかりに注目がいってローバックは軽視しがちではあるが、30年経過した現在でも十分色あせていないバーテブラ、一度は座ってみることをおすすめする。
事務用と作業用の2種があり、背もたれの角度が少々違う。 カタログ(http://www.itokidigitalcatalog.jp/_SWF_Window.html?pagecode=306) では事務用の背もたれが直立に近いとなっていたが、 http://www.rakuten.ne.jp/gold/soho-st/theme-vertebra.htmlでは、 事務用の背もたれは後ろに傾いており、 オペレーター・作業用タイプが直立に近い背もたれの角度になっていた。
デザイナーEmilio Ambaszのサイトhttp://www.emilioambasz.com/ バーテブラとは脊椎のこと。
トリノ
はじめて座ったときは少々驚く。座面にはただのクッションだけでなく、その下に樹脂を使用したインナーシェルがあり、各部が着座荷重に応じて自在にたわむよう、70以上ものスリットが入っている。他の椅子では体験できない、浮かぶような感じの、独特の座り心地が特徴。そのインナーシェルのおかげで、座面の下にほどよい空間ができ、熱や湿気がこもりにくいこともポイントの1つ。熱気がこもらず空気の流れをつくるにはアーロンのようにメッシュにするのも選択肢の1つではあるが、こういうやり方もある。短時間座って心地よい椅子は数多くあるが、そうでなく、一見地味だが、長時間座れば座るほどにその良さがわかる椅子だと思う。シンクロロッキングなど、基本的機能も搭載されており、最新機種でもなくとても地味ながら、google検索してみてもわかる通り、根強い人気のあるチェアである。

KOKUYO(コクヨ)

アガタ
ゲル無し/ファブリックタイプ/ヘッドレストなし/可動肘 についてのレビュー
直立姿勢からやや後傾姿勢に向いたチェアで特に肘掛の機能が素晴らしい。
前後方向に十分長さがある肘掛部は前後への調整はもちろん、内側方向へ90度まで回転させることが出来ます。
アップライト姿勢時にのみ有効になる背もたれチルトはアイデア賞物です。これは快適。
ファブリック張りの背もたれはよくあるメッシュチェアと違い少しゆるめに張ってあります。おかげでランバーサポートは若干頼りない感じがしますが、窮屈な感じが無くこれはこれで良いのではないかと思います。

ここまでは良い点、以下は不満点を。

まず座面が固い。ただしAGATA/Aになりゲル入りで改善されている。
ランバーサポートの調整とペルビックサポートの調整が連動しているため調整がしづらい。「ランバーサポートをきつめ、ペルビックサポート低め」の組み合わせ、またはその逆が行えない。ファブリック背で合わない場合はクッション背でうまく合う可能性もあると思いますが・・・
座面奥行き調整で奥行きを短目にするとペルビックサポートが持ち上がってしまうので、どちらかの調整を犠牲にしなければならない場合がある。腰部のサポートは皆無。ハンモック状なので腰痛持ちは注意

ウィルクハーン(Wilkhahn)

モダス
座面をしならせる独特のシンクロロッキング機構をもつチェア。 座面高、ロッキング強度と調整箇所は少なく、多少古臭さはあるが座り心地はなかなかの物。 最新のハイテクチェアのようなプラスチッキーな安っぽさはありません。 通常で-4度の前傾となるため、座面高を適正に調整すると他のワーキングチェアより座面が多少高くなると思います。購入前に机の高さも確認しておく必要があるかもしれません。 ペルビックサポートを採用した座面も硬めなので好みが分かれそうではありますが、はまれば非常に快適なチェアだと思います。
ソリス
剛性感の塊のようなチェア。ウィルクハーンらしく精度が高く、ガタは少ない。座り心地も硬質で、正しい姿勢はこれなのだからこの椅子に合わせなさいと矯正されるよう。ハイバックモデルは、座面・背もたれとも丁度レカロからサイドサポートを取り去ったような断面形状で、座り心地もよく似ている。 背もたれにはランバーサポート調節機能などが無いが、もともと理想的な形状に成型されているために必要性は感じられない。ハイバックモデルでは腰椎の前湾だけでなく、軽視されがちな胸椎の後湾もしっかりサポートされる。ただし背もたれ上下調整は、一番下でも高すぎる傾向で、腰椎だけでなく胸椎の下側も押されるような感覚があり、これは疲労につながると思う。ソリスFの場合は背もたれに柔軟性があるのでこの問題は発生しない。 リクライニングは11段階で固定できるが、これは事実上フリーストップと考えてよい。残念なことにリクライニング仮想軸が座面後ろの低い位置にあり、後傾時に背もたれが相対的に上に持ち上がるように動くために、服の背中がずり上がってくる。 デザインは虚飾を廃したシンプルで軽快で素晴らしいものと思うが、豪華さは無いので高価さと相まって当事者以外に理解されにくいかも。
オン(ON)
「正しく座る」から「自由に座る」というコンセプトで作られた。座面・背もたれともに体の動きにあわせて前後左右に傾く。またコスト面もこれまでのWilkhahn製品を考慮すると抑えられている(それでも10万以上はするが)。アームレスト、背もたれ、座面調節可(座面はオプション)。ただしヘッドレストは背もたれに固定。リクライニングは30度と何気に深く倒せる。座り心地としては他のWilkhahnの椅子に比べると座面が動く分フワフワした印象を受けるがそれが不安定と感じさせないのは流石。

テンピュール

シンクロン7
短時間の試座nanoで短めに。まず奇抜な見た目。座った感じのお尻と背中のフィット感はたまらなく良い。リクライニングも自由に設定できるようだ。ただし記入者の場合ヘッドレストの位置がうまくあわなかった。とにかく座ってみると、オッと思わせるものではある。
テンピュールチェア:http://www.tempur-japan.co.jp/t_goods/chair/chair001.html
記入者:175cm 80kg 胴長短足

ヴィトラ(Vitra)

Ypsilon(イプシロン)
デザイン性の高い格好の良いチェアだが、残念ながらワーキング用途としては向いていない。調整機能が非常に少なく、またリクライニング範囲固定機能などのワーキングチェアとしての重要な要素が欠落してしまっているのが最大のマイナス。ヘッドレストやアームレストの調整機能はあるものの、ダイヤルを何度も何度も回してやっと固定できるという程度の代物で、位置合わせをするのも一苦労。ましてや姿勢を頻繁に変えるような使い方をする場合には致命的とも言える。機能の割に価格が非常に高いのはデザイン料だろうか。良い点としては独特の背部構造。よく菓子折に入っているプチプチシートの形状をした軟質プラスチックのようなものと言えば分かりやすいだろうか。多数の点で体を支えるので無理なく体重が分散し、また空間が確保されるので熱がこもりにくく夏でも非常に快適。この点だけは評価できると言えるが…。ヘッドレストの有無、背部のメッシュ、クッション、ジェルなどの組み合わせにより様々なモデルが存在する。
Meda Chair(メダチェア)
高級感がありながらもシンプルで抑制の利いたデザインが最大の特徴で、ハーマンミラー社のアルミナムチェアの現代版とも称されている。サイズもアーロン、ミラチェアなどにくらべるとコンパクトで、ワーキングチェア特有の威圧感(デカさ)があまり好みでない方にとっては、有力な選択肢となりうる。 しかし、座った感じは、競合製品と比べて、あまりにも「普通」。アーロンやミラチェアに座ったときのような、驚きはまったくなかった(注:日常的に長時間使用した上での感想ではありません)。 とくに気になったのは、腰の部分をケアするランバーサポートがオプション扱いで、試座した製品にはついていなかった点。販売店の外商部に問い合わせてみると、ランバーサポートのオプションはあまり取り扱っていない(オススメしていない)とのこと。 上記のような理由から、ハーマンミラーに競合する製品として、可能性を感じつつも、現状たんなる「かっこだけ」の高級椅子という印象を持った。
Meda2 Chair(メダ2チェア)
メダチェアの廉価版。メダの特徴的なポリッシュ部材が減りアームレスト形状なども単純化されている。しかし、外観的には非常に地味になったが椅子としての基本性能はとても優れている。長時間座ってもお尻が痛くならないクッションやシンプルながらしっかりしたアームレスト、快適な張り具合でしなやかな背メッシュなどとてもよい。上記にメダは「たんなるかっこだけ」という記載があるが、長年、長時間座った印象からは他社のワークチェアと比較してもとても基本的な快適性が高いオフィスチェアと思える。また、座の上で胡坐をかけるゆとりがあるのもポイントが高い。しかしながら、背のリクライニングはガスが抜けやすいのか弱くなりがちで、強弱調整も後ろに回りこんで手で回さなければならず不便である。また、前傾姿勢をサポートする機能は搭載されておらず背を最も立てた状態でも基本後傾姿勢になる。正直ワークチェアとしての機能性にはなにも期待しておらず、ヤフオクで安価だったので購入しただけだったが、結果的にこれまででもっとも長期間使用したワークチェアになった。(180cm80kg、中古品を10年ほど使用。)
Headline(ヘッドライン)
イプシロンの後継機種。

レカロ(RECARO)

レカロ24H
元々は自動車用として後傾姿勢での振動に対する減衰、横Gに対する支持、そして衝突時の衝撃からの保護を目的に作られたものの転用であるために、ぶ背骨の部分は優秀だがワーキングチェアとしての使用では様々な矛盾が露呈している。それだけに評価も様々。現在のレカロ24Hチェアは、そのベースとして乗用車用のLXというタイプが使用されている。背もたれ部分は前倒しレバーが塞がれ、リクライニングリミッターが設けられたほかは生地も含めほぼそのまま、座面は衝突を考慮しなくて良いため前下がりの薄いクッションが採用されている。ゴムシートで吊られる基本構造はそのまま使用されている。以下、対照的な評価を併記。
あれが20万もするなんて信じられない。はっきり言って低レベルな物。ヘッドレストは高いだけで前後調機能はほとんど無いから作業時には役立たずだし、実用的とはまったく言えないアームレストはただの飾りにすぎない。リクライニングも下部に付いたダイヤルを延々と回さなくてはいけない操作性の悪さに加え、安全性重視なのか、思っていたほどに後ろに倒れてくれない。各部も9800円チェアーなみの質感で布地はなんだかチープな印象だし。機能としては座奥調整もなしで、エアーランバーサポート以外は評価に値せず。この高価格はレカロというブランド代としか思えない。自動車シートをオフィスチェアに改造してくれる業者に依頼した方がずっと安くて良い物が手にはいる。
背面は絶妙な形状で、腰椎部の前湾だけでなく、胸椎部の後湾もしっかりサポートされる。クッション内にはエアランバーサポートが内蔵され位置調整も自由にできるので、後傾で使う分には大変良い。寝相が悪くても上体が気持ちよく拘束されるので、居眠りにも向く。 逆に言えば上体の自由度が極端に少ない。座面は薄く作られているが、それ以外は車用と同じ。センター部分が独立していて、ゴムマットで吊られている。これは長時間の着座でも不思議なくらい疲労が少ない。 残念ながら座奥調整はない。車用では座奥調整ができるものもあるので、一考を願いたい。ヘッドレストは車用だけに大変丈夫で、通常の使用で不安を感じることはまずない。上下の可動範囲は広い。前後方向にも動くが、スライドではなく下側を軸に回転する感じ。

ロッキングとリクライニングは別々になっているが、ダイヤル式のリクライニングを煩わしいとは思わない。むしろ思い通りに微調整できてよい。 ただしロッキング機能は手抜き。座面前の方に作動軸があるが、 それでもロッキングさせれば膝辺りが盛大に上に持ち上がり、足が床から離れる。 現代のこの価格帯のワーキングチェアとしては落第点。生地は車用と同じ外側ナルド、内側アルティスタと呼ばれるもので、雑巾のような質感だが、車用シートでは強制換気機能と組み合わされているもので通気性はよい。 また、10年程度の使用では擦り切れたりしない。自動車シートの流用品としてはまぁまぁ普通に座面を低くできるがそれでも高め。 アームレストは、とりあえず上下調整だけはできるといった代物で、ほとんど役に立たない。 もともとが極端な後傾使用を前提に設計された筺体なので、基本的には水平面より下向きの作業には向かないと思われるが、機構自体はしっかり前傾に対応しており、無段階リクライナーを適切に操作して背中全体をサポートさせるように使用すれば前傾使用も快適、との意見もある。

エルゴヒューマン(Ergohuman)

Ergohuman Basic Ergohuman Pro
中国(台湾)メーカー製。 ProはBasicに比べてアルミフレーム、前傾ティルト、アームレスト前後調節、ヘッドレスト稼働域の延長と各種調節機能が充実しており、オプションでオットマンを座面下に内蔵したオットマン内蔵型もある。最大の特徴は大きく前に突き出したランバーサポートで腰を埋めて使用する。メッシュ素材はエラストメリックメッシュと3Dファブリックメッシュとあり、前者が吸いつくような手触りと高反発力で固めの素材、3Dファブリックメッシュが弾力のがありフィット感重視のものである。ヘッドレストは前後調整機能が無く、縦軸に回転するのみであるため、頭の下に差し込むか後頭部を支えるかどちらかの使い方しかできない。アームレストの高さは非常に高く、肘を載せやすく前後左右に調節可能だが左右調整範囲が狭く体型によっては不便になる可能性がある。新モデルからハイブリットレバーを採用し座面スライド、昇降、リクライニングなどは一つのレバーで操作できるようになった。高機能ワーキングチェアの値段としては安い部類なので、そこで使用者を伸ばしてもいる。国内唯一の代理店であるオフィックスが23区向けに出張試座サービスなどを行っているので仕事で試座に行けない人は利用するものいいかもしれない。都内では大塚家具や東急ハンズなどで展示品が置かれている。
Ergohuman Enjoy
エントリーモデルであるが、5万円台で購入できる割には座面スライド、アームレスト前後左右調節可能など高機能である。Basicやproとの最大の違いはランバーサポートで、こちらはプラスチック?の素材の為、少し背中に違和感を感じるかもしれない。堅めの椅子が好きな人には問題無いレベルであると思う。保証に関しては日本オフィス家具協会(JOIFA)のガイドラインに基づいた保証が受けられ、外観・表面仕上げ(塗装及び樹脂部分の変色退色、レザー・クロスの磨耗等)については1年保証。可動部(引出し・スライド機構・扉の開閉・錠前・昇降機構等)の故障については2年保証。強度・構造体の故障については3年保証である。

180cm90kgの感想
EH-HAM自体大柄な作りで 窮屈感は全くない。大柄な人にお勧めである。 以前のメッシュに1年半ほど座っていた。メッシュのヘタリは全くなかったが 背もたれの機構が破損し 新型の対策済みに交換して貰った。その後は問題なし。 新型のメッシュは旧型に比べ滑りにくい感じ。それ以外は殆ど見た目も変わらない。 現在はどこで買っても79,800円だが 私自身は59,800円で購入したのでとても満足度は高い。ネックはやはり金額だと思う。

175cm 69kgの試座感想 09/01/13
全面メッシュの座面・背面の感触は非常に良く、その点はかなり気に入ったのですが…。ヘッドレストがかなり前へせり出した位置にあるのが最大の不満点です。高さや角度をどう調節しても、ヘッドレストのメッシュの枠が後頭部に当たってしまうなど、自分の体格・姿勢にはマッチしませんでした。

ハラチェアー(HARA CHAIR)

ニーチェ
2chのスレでは韓国製のパクリ椅子だと叩かれていた(独テンピュールの30万円くらいする椅子に機能デザインが酷似している)のであまり期待していなかったのだが、座ってみるとそれほど悪くはなかった。クッションはしっとりしている感じでけっこう良い感触。全体的な作りにも雑な印象は見受けられない。高級感があるとはお世辞にも言えないが、安っぽいと言うほどでもないバランス感だった。機能の売りである二分割座面・背面も上手く体に追従してくれて、なかなか快適。ただ長時間背面に体重を預けるような使い方をする場合には、その特殊な背面形状からか、ごく狭い範囲に体重がかかってしまうので圧迫感を感じた。長時間後傾で使用する人で体重の重い人は避けた方がいいかもしれない。ヘッドレストに機能性はあまり無く、休憩以外には役立たず。ネガティブ要素はあるとはいえ、全体的にはプラスの印象。ただ、やはり機能品質と比。・;::::較して値段が6万円と高い印象。39800円なら買ってもいいかとは思うが…。

デュオレスト(DUOREST)

DD-7500G
腰回りのフィット感の快適性は文句なく、金属製の脚立は自重があり安定感が高い。ただ、リクライニングが背もたれと座面一体型なので、圧迫感が強い上に、座高調節が一番低い物でも普通の丸イス並に高めなので、小さめの体だと長時間だとふとももが疲れ、デスクによっては肘当てが当たり非常に邪魔。高価な割に3年しか無償サポートは行われず内容も不親切。パーツを送付(しかも有料)してからしか修理を行ってもらえないため、その間は別のイスを自分で用意する必要がある。体験談だが、サポートに送ったデュオレストが、なぜか座面が粉まみれになって返ってくることや、担当者が『韓国製』という顧客に関係のない言い訳で非を言い逃れしようとすることがあった。

ガラージ(GARAGE)

チェアJR
壷のようなフォルムの樹脂製の背もたれが特徴的なKeilhauerのワークチェア、カナダのメーカーで販売はGarage。この椅子は前傾特化という表現が相応しい。Hermanmillerの上位モデルなどに見られる前傾チルトだけでなく、肩甲骨にあたる背もたれ部分がごっそり無いために書き物をする姿勢になっても背もたれ上部が体にフィットするという希有な設計。 もたれかかると、胸から上を軸だけ押し出すように支えるので自然と胸を張ったような姿勢になり心地よい。 ただ、この椅子はなぜかロッキングを一番弱くしても異常なほどに固い。傾きは固定できるので後傾でも辛いわけではないが、体重が軽い人は注意。この椅子でくつろぐことを考えないならば、かなり優れた選択肢といえる。