目次
2024-04-22 最近遊んでいるゲーム
2024-04-21 次女の誕生日
2024-04-15 ビーチコーミング
2024-04-15 観音崎自然博物館
2024-04-03 長男大学入学
2024-03-31 牧場ソフトクリーム
2024-03-31 母三回忌
今月の日記
長男の大学受験が終わったころから、再びいろいろなゲームを遊んでいる。
長男が気を散らさないように、新しいゲームを買わないようにしていたのね。
(スイカゲームはブームの時に買ったけど)
まず、長男が「サイドオーダー遊びたい」と言ったので購入。
これが先月13日の話だな。
サイドオーダーというのは、スプラトゥーン3の追加コンテンツね。
スプラ3自体は、正直なところ2よりつまらなくなった。
つまらない、というレベルではなく、かなりダメ。らしい。
僕は2の時からそれほど遊んでいないが、3は全然遊んでいないので、正確なところは表現できない。
ともかく、あれほど熱中する人が多く、スプラ2のゲーム実況配信者も多かったのに、配信者が一瞬3を始めた後で、「このゲームは期待しているものではない」と続々と辞めていった、という状況。
発売から1年以上たつのに、度重なる調整にも関わらず、いまだにバランスが悪いそうだ。
で、スプラ2が大好きだった長女もスプラ3はダメだというし、長男は時々気晴らしで遊ぶときは2を遊んでいた。
3はあまり興味ないのかな、と思っていたら、この追加コンテンツは別ゲームとして面白そうで興味ある、とのことだった。
というわけで、購入した。
家族みんなが遊んでいたが、1か月くらいたって、そろそろ沈静化してきた。
実は、僕としてはピクミン4が遊びたかったのだが、長男がサイドオーダーが良いというし、みんな再度オーダー遊んでるしで、買わないでいた。
そしたら、妻がピクミン4遊びたいという。
次女も遊びたいという。
あれ、みんな興味ないのかと思ってたけど、やりたかったのね、とピクミン4購入。
これが今月5日の事。
ピクミン3が凄く残念な出来だったので、4は興味あったけど「怖かった」んだ。
でも、遊んでみたらすごく良い出来。
遊びの主軸は、1に戻った感じ。
ピクミン1は、部下であるピクミンを適材適所で作業させて、最高効率となる配置を探し出すゲームだった。
しかし、いまでこそ評価の高いピクミン1だが、当時は「すぐ終わってしまう」と不評だったんだ。
ここでいうすぐ終わる、というのは、エンディングがすぐみられるという意味。
これは最高効率を目指すゲームなので、一度最後まで遊んでからが本番なのだが、それまでにそういうタイプのゲームが無い、全く新しいものだったので、理解されなかった。
ピクミン2では、この声に対応して、冒険できる場所を増やした。
ランダム生成の地下ダンジョンを作ることで、何度でも楽しめるようにしたし、エンディングまでは非常に長い。
半面、ランダム生成なので「最高効率を目指す」ことはできなくなったし、エンディングまでが長いので、何度も遊んで効率を上げるのが大変になった。
そして、3。完全に「冒険を楽しむゲーム」になった。
効率なんて考えるだけ無駄。フィールドが広すぎて、あちこちの作業を同時に行うこと自体が難しいし、無理に作られたフィールドにバグが起きるポイントが多数あり、ゲーム自体に問題があった。
これはもう、自分の好きだったピクミンではないな、と感じた。
で、今作。1~3で出てきたいろいろな要素は全部引き継いでいるが、基本的に1に戻った、と考えて良さそうだ。
まだ最後まで遊んでいないのだけど…遊ぶ時間が無くてまだ序盤なのだけど、効率を目指すゲームに戻っている。
1はゲームキューブだった。
これが素晴らしくて、リセットスイッチを押してもハードウェアにはリセットがかからず「タイトル画面に戻る」だけだった。
だから、効率を目指したプレイ中に失敗したらすぐリセット、が可能だったんだ。
今作は、そういうことができないので、メニュー内に「時間を巻き戻す」というものが付いた。
内部的に区切りがあるたびにセーブされるようで、数分前に戻すこともできるし、そのステージの最初から、などもできる。
これで、効率が悪いと思ったらやり直せばよい。
もっとも、現在の僕はまだ初見プレイなので、効率はあまり重視していない。冒険を楽しんでいる最中。
最初はあまり興味なさそうにしていた長男が、遊び始めてから一番ハマっている。
3つ目のステージまで進めたところで、効率を目指して1からやり直し始めた。
その途中、3日目に入ったところで「2日目ににやらないといけなかったこと」がわかり、また最初から。
いや、自分が1を攻略していた時を思い出す。
そういうプレイを目指したくなる、という時点で、1に非常に近いのだ。
で、僕は平日は忙しくてあまり遊べず、休日に遊びたいのだが、長男も平日あまり遊べないので休日にべったり遊んでいる。
僕も遊びたい。
まだ発売前だが、「GUITER LIFE -LESSON 1-」を購入した。
ギター型コントローラーがついて1万2千円、という高いソフト。
ソフト、ではあるがゲームではない。ギターのレッスンを行うソフト。
実は、高校のころから何度かギターに挑戦しては、挫折している。
兄がやはりギターを買って挫折したので、家にギターも教本もあったのだ。
Fernandes の Zo-3 も持ってるよ。
発売当時の入手困難だったころに、なぜかギターを弾けない姉がビンゴで当たってもらってきて、僕が譲り受けた。
もらったのは大学のころだな。その頃も練習したけど、やっぱり挫折した。
GUITER LIFE は、ゲーム雑誌の記者などのレビューでは、ギターの練習で挫折しやすい点がことごとくクリアされている、と評価が高い。
しかし、1万2千円は高いな…と思って家族に相談したら、妻も次女も興味があるという。
二人とも、過去に Zo-3 で練習して挫折している。
というわけで、通販サイトを見たときには、すでに予約売り切れだった。
落ち着いてから買うか、と思っていたら、1週間くらい前に発売元のサイトで予約が可能になっていた。増産したらしい。
で、先ほど出荷した、と連絡が来た。
発売日は 25日なので、その日まで配達されないけど。
例によって遊ぶ時間無いのだけど、楽しみ。
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本日、次女の誕生日なのでお祝いをしたかったのだけど、僕は今日の夜町内会の会合に出席しないといけない。
昨日に前倒ししたかったところだが、昨日の夜は次女が塾だった。
というわけで、普段はお祝いは夕飯で行うのだが、昼に行った。
ピザハットのピザでお祝い。
Mサイズピザ3枚。2枚はちょうどキャンペーンで、1枚600円。マルゲリータと、じゃがマヨコーン。
もう一枚は1250円だった。クリームチーズベーコンを、鉄鍋パンピザで。
これに、ポイントで和風タツタチキンをつける。
ピザなんてめったに頼まない…ポイントは昨年の僕の誕生日に、お祝いでついていたもの+αだ。
有効期限1年なので、今使わないと消えそう。
美味しかった。
お店に受け取りに行く際に、シャトレーゼでケーキも買ってきてあって、これはこれからおやつに食べる予定。
食べたら追記します。
追記。
ここから上は 15時過ぎに書いたもので、以降は 17時過ぎに書いたもの。
おやつにケーキ食べましたよ。
次女と長女には、お誕生日プレート付けました。
次女は、2回ケーキが食べられた方が嬉しいので、別々に祝って欲しい、と言っていました。
でも、長女は毎年この時期ケーキやごちそうが続くので、胃もたれするそうです。
一緒に祝って欲しいから誕生日プレート付けて、と言われていました。
誕生日は4日違い。
まぁ、少し時間をおいて、ゴールデンウィーク中にもう一度お祝いしますかね。
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観音崎自然博物館に行った話の続き。
博物館を出た時刻は16時くらいだったろうか。
まだ少し早かったのだが、外食するつもりだった昼ご飯がコンビニグルメになってしまったので、夕飯を食べて帰りたい。
せっかくなので、車は駐車場に止めたまま、もう少し楽しもう。
付近一帯が自然公園になっているが、以前来たときは時間が限られていて全然見なかった。
少し歩いてみよう、と家族に提案する。
ちょうど、自然博物館の前に、里山っぽく整備されたエリアがあった。
里山っぽい部分と、その隣に別に整備された道がある。どちらも、山の上の方に道が続いている。
里山エリアの方を歩いてみることにする。
何らかの植物を育てているようで、区画内に入らないように、と書かれている部分が多い。
何を育てているのかは知らないが、ちゃんと人の手が入っているのは良い事だと思う。
里山エリアの一番上に登ったところで、猫がいた。
そして、その猫から少し離れたベンチのところに、おじさんが座っていた。
横に細い道が、まだ上に向かって伸びている。
先ほど横を通っていた道かな、とおもって、まだ上に続くから上ってみよう、と家族に行ってみたところ、おじさんが「この道、止まっているように見えるけど別の道に繋がってるから」と教えてくれた。
どういうことかよくわからず進んでみると、確かに道は行き止まりだった。
そして、子供が探検でもしたような細い道が横の斜面を折り返しており、上で別の道に繋がっている。
上の道が、先ほど隣にあった、別の立派な道らしい。
進んでみる。
しばらく進んだところで、方向表示案内。
まっすぐ進む道には、「ふれあいの森 1200m」の表示が。
いや、1.2kmも歩くつもりはない。ちょっと入って見ただけなのだ。
別の道で戻る方面には、「たたら浜園地」と書かれていた。
なんか、その地名カーナビで見た気がするぞ。博物館のすぐそばではあったはずだ。
そちらに戻ることにする。
たたら浜は、博物館からわずかな距離の浜辺だった。
そして、たたら浜園地には、バーベキュー場があった。
次女がバーベキュー食べたい、という。
今食べたいというのではなく、コロナ前はよく夏になると庭でバーベキューをやっていたので、またやりたいという意味だ。
コロナだから、というよりは、夏が暑すぎたり、誰かが受験で忙しかったりで、最近やっていない。
せっかくだから、たたら浜に降りてみる。ビーチコーミング好きの長女大喜び。
ぶらぶらとビーチコーミングしながら歩く。博物館から離れる方向に向かっていくと岩場があるので、そこに行ってみよう。
僕は先に岩場に入って見たが、潮溜まりが残されていて、小魚などがいる。
こういうの、いいね。イソギンチャクとかいないかと思って岩の下をいろいろ覗き込んだが、いなかった。
でも、貝はいろいろなものがいる。
長女がゆっくり追いついてきた。
貝いっぱいあるよ、と言ったところ、今回ビーチコーミングで拾っているのは貝ではないそうだ。
そういえば、しばらく前からシーグラスを集めているのだった。
シーグラス…ガラス瓶などの割れた破片が、波に洗われて角が丸くなったもの。
鎌倉の海岸では茶色いものが多い。ビール瓶の破片だな。ガラスとしては、茶色はあまり綺麗ではない。
しかし、ここの浜では、水色や緑が多く、綺麗だという。
ここの浜は海水浴場ではないので、ビール飲んだりする人が少ないとか、捨てられやすい瓶の種類も違うのだろう。
特に薄い黄色から緑色のシーグラスを探しているらしい。
ウランガラス、だそうだ。そういえば、しばらく前にそんなことを言っていたな。
僕のこの時点での知識では、放射性物質を微量に入れたガラスは、屈折率が高くなるので昔はレンズなどに使われた、というものだった。
でも、次女によると、美しいので工芸品としてのガラスにも多いのだという。実際、今調べたらそうだった。
岩場で砂浜は終わりだったので、再度引き返して、シーグラスを探す。今度は僕も手伝った。
片道では長女の片手に乗るほどのシーグラスしか見つけていなかったのだが、家族みんなで探して歩いたら、両手でも載せきれないほどの量が見つかった。
5時半ごろ、帰路につく。
八景島付近でファミレスの「ココス」に寄り夕食。うまかった。
家に帰ってから、長女はシーグラスを水道水で洗浄。
海で拾ってきたものは、すぐに洗っておかないと臭くなる。
で、妻にブラックライトを借りたいと頼む。これは、帰りの車中でも言っていたこと。
科学実験としてはブラックライトはよく使うので、妻は持っている。
ウランガラスは、暗闇で紫外線を当てると美しく輝くそうだ。
今回、それらしい色のガラスは無かったので望み薄だけど、と言いながら長女は暗い廊下でがさがさとやっている…
「光った!」っと、素っ頓狂な声。
慌てて見に行くと、確かに1つだけ、小さなシーグラスが輝いている。
しかし、ウランガラスの特徴である、緑色の光ではない。オレンジ色の光。
まさか本当に光るとは思ってなかったので長女は興奮気味だが、色が違うので冷静に「勘違いである可能性」を確認しはじめた。
ガラスではなくプラスチック片の場合、蛍光塗料などが練り込まれていて光るものもある。
しかし、僕も確認したが、ガラスのように思える。プラスチックなどの樹脂ではない。
次に、表面に蛍光塗料などがついているだけ、の可能性。これもなかった。全体に削れて曇りガラスになっているのだ。
表面に何かペイントされていたものが割れたとしても、これほど全体に光ることはないだろう。
紫外線ではなく、自然光で見た場合にもオレンジ色っぽい。
いろいろと情報を探すと、ウランではなくカドミウムを入れると、普段の色も蛍光もオレンジ色になるらしい。
ウランガラスよりも珍しいらしい。
ちゃんと鑑定できるわけではないので、まだ疑問符付きだけど、長女としては宝物。
小さなジッパー袋に入れたうえで、採取地と採取日、おそらくカドミウムガラス、と書いてコレクション箱に入りました。
情報を書いておけば、ガラクタではなく立派な資料。
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昨日、14日日曜日の話。
以前から、家族で行こうと約束していた「観音崎自然博物館」に遊びに行ってきた。
前回行ったのは、僕と次女だけ。
二人だけだったので日記にも書いてなかったな…
2019年の8月21日、水曜日だった。写真が残っていたので日付まで分かる。
たしか、長女は部活だったか、塾の夏期講習だったかで不在、長男は受験予定だった高校の説明会に行かなくてはならず、妻はその付きそい。
で、僕は長男と妻を送るために車を出したのだが、当時まだ小学生の次女を留守番させるわけにはいかない。
高校近辺で面白そうな施設を探したところ、観音崎自然博物館を見つけた。
説明会が終わるまで、2時間程度遊びに来たのだった。
しかし、小さい博物館ながら非常に面白かった。展示方法などに工夫がある。
そのことを帰ってから話したところ、家族皆行きたがったので近いうちに行こう、と約束していた。
そのすぐあと…すぐ、というほどではないか。
2019年12月には、コロナが世界中で猛威を振るい始める。
不要不急の外出を避けるように、と呼びかけられた。
そんなわけで、約束は延期となっていたのだった。
先日、「所さんの目がテン」で、ヒトデの科学を放送していた。
ここで、観音崎自然博物館が紹介されていた。同館は、ヒトデの仲間である棘皮動物の展示が多い。
そこでまた、見に行こうという話になったんだ。
しかし、新学期が始まったばかり。新年度の予定もまだよくわかっておらず、家族の予定がどうなるかはよくわからなかった。
一昨日、土曜日の夜に、とりあえず全員日曜日は空いている、とわかった。
ただし、長男は履修登録を週末の間に終らせて、さらにその教科書などの購入手続きを終わらせる必要がある。
可能なら遊びに行こう、とはなったが、履修登録が非常にややこしい。
僕は先に寝たのだが、この日は遅くまでかかって履修登録を終わらせたと後から聞いた。
昨日の朝、8時過ぎに起きてきた長男に話を聞くと、教科書もカートまでは入れてあり、あとは支払いのみという。
すぐに僕のカードで決済。数冊の教科書が、大学指定のサイトでは売っていなかったので別途探す必要があるらしいが、後日でも大丈夫とのこと。
というわけで、準備が整った。
皆で博物館行こう。まだ寝ていた長女・次女も叩き起こす。
なんだかんだで、家を出るのが遅くなった。11時過ぎ。
昼ごはん食べてしまってから行こう、と僕が提案し、家の近所の道沿いのガストで食べようとしたところ、妻から「せっかく観音崎行くのだったら、その近辺で変わったもの食べたい」との意見。
観音崎周辺、食べるところ何もないよ? と言ったが、ほかのみんなも同意したため、まずは観音崎まで行くことになった。
高速道路も使い、家からは1時間ほど。
高速道路を降りてから食べられそうなところを探すが、やはり何もない。そのまま博物館まで来てしまった。
しかし、博物館の隣にレストランが併設されているではないか。
そこでもいいか、と思って駐車場に入ろうとするが、満車で入場待ちの車の列ができている。
あ、これだめだ。どこかでご飯食べてきた方が、駐車場もすくだろう。
一旦諦めて別の方向へと走る。
しかし、食べられるところどころか、コンビニすらない。
横須賀美術館前は、渋滞が起きていた。入場待ちの車が渋滞を作ってしまっているのだ。
春で暖かくなり、新年度も落ち着いた日曜日ということで、行楽客が多いようだ。
なんとかファミリーマートを見つけたが、駐車場満車。
しばらく待って中に入り、とにかく各自好きなものを買う。
この近辺は、広い範囲が自然公園に指定されていて、駐車場も多い。
どこかで食べられたらよさげなところで食べよう…と思い、駐車場を探しながら博物館方面に戻るが、どこも満車。
結局博物館まで戻ってしまった。
駐車場待ちの列に並ぶ。前に2台待っていた。そして、その車内でご飯を食べてしまう。
全然駐車場から出る車が無い。この駐車場、時間当たりいくら、ではなく、1回いくらの形式だ。
だから、早く出さなくてはならないというモチベーションはないのだ。
1時半を過ぎたあたりで、やっと1台動いた。
時間的に、併設のレストランから出て家に帰る人がいたのだろう。
その後、しばらく待ったがまた立て続けに2台出ていき、入れ替わりで入ることができた。
すでに2時前。
自然博物館に入る。
5年もたっているので、内部の展示もずいぶんと変わっていた。半分くらい入れ替えられた感じか。
しかし、以前よりも活性化している感じだ。
以前は、展示内容に古臭い部分もあったのだが、そうした部分が大幅に入れ替えられている。
3年ほど前から、YouTube でチャンネルを持って動画配信を始めたようで、積極的に「地域の自然探検」をやっているようだ。そうした成果報告も博物館内のいたるところに書かれている。
あと、同じく3年前には、近くにあった「京急油壷マリンパーク」が閉園になっている。
そちらから博物資料をいただいたものも展示されており、珍しい展示が増えている。
長女・次女は、タッチプールで楽しそうに遊んでいた。
よく見ると、6腕のイトマキヒトデがいる。普通は5腕なので、奇形なのだろう。
ヒトデは再生力が高いので、傷ついて再生した際におかしくなりやすい。
長男は展示の説明を隅々まで読み込んでいる。
今回、博物館の行く際に僕が家族に言った言葉は「カイロウドウケツを見に行こう」だった。
カイロウドウケツ…偕老同穴は、中国の故事に倣った言葉。
夫婦が二人で共に年を取り、死んだ後も同じ墓穴に入れてもらおう、という夫婦愛を示す言葉。
そして、カイロウドウケツは、深海に棲む海綿の仲間。
非常に美しい、ガラスで編まれた籠のような骨格を持つ。英語名は「ビーナスの花かご」。
で、その網目の中に、雌雄一対の2匹のエビが寄生する。エビにとっては、籠に守られて敵の来ない空間なのだ。
小さなプランクトンの時に中に入り、大きく成長して出られなくなる。
「海老」の字の通り、エビは腰が曲がるまで老いたもの、の意味を持つ。
老夫婦が二人で一生を共にする、というところから、この海綿自体の名前が「カイロウドウケツ」となった。
(エビはドウケツエビと名付けられている)
で、博物館内では…以前は目立つところに置かれていたのだが、端の方の物陰にひっそり置かれていた。
以前は無脊椎動物を中心に並べられていたコーナーの一画に、古代サメの「ラブカ」が置かれるようになって、その陰になっているのだ。
ラブカは、油壷マリンパークからの寄付らしい。貴重な資料なので置く場所を探したところ、無脊椎動物のコーナーを侵食したのだろう。
しかしまぁ、美しいカイロウドウケツ標本は見られたので、当初の目的は達成された。
ちなみに、次女は前回来たときには、この標本の珍しさがよくわからなかったようで、見たのを覚えていないらしい。
今は「あつまれどうぶつの森」にあったので知っているそうで、本物の美しさを興味深く見ていた。
残念なこともあった。
以前来たときは、貝殻だけをたくさん並べたコーナーがあったのだが、無くなっていたのだ。
オキナエビスなどの珍しい貝もあったのだが。
長女はビーチコーミングが好きで、子供のころは綺麗な貝殻を集めていたし、妻も貝の標本は結構好きだ。
貝殻だけたくさん並んでいる、というのは、地味であまり人気が無かったのかもしれない。
まぁ、これは仕方のないところ。
2時間ほどいただろうか。
満足したので博物館を出る。
この話、長くなったのでいったん区切りますが、まだ続きます。
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ひとまず入学しましたよ。
国立も受けたのだが残念ながらダメで、有名私立、とだけ書いておきます。
僕自身がそれほど有名ではない大学の出身なので、十分すごいと思います。
今日入学式があって、先日作った慣れないスーツ着て行ってきました。
長男、フォーマルな恰好本当に苦手で、ネクタイ締めてスーツ着てるだけで疲れたみたい。
まぁ、今後当面着ないので、別に慣れる必要もないかと思います。
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次女が、牧場のソフトクリーム食べたい、と言ったのは去年の夏の話。
小学校の修学旅行で行った日光で、牧場のソフトクリームを食べたのだそうだ。
濃厚でとてもおいしかった、と。それを、夏の暑いころに思い出したのだった。
昨年夏は、長男が大学受験でとても旅行に行ける状態ではなかった。
単にソフトクリームなら食べられるけど、牧場の、となると旅行になってしまうし、とても無理だよ、とその時は言っておいた。
長男の大学受験は終わった。
次年度は、次女が高校受験生となる。
じゃぁ、この春休みの間に旅行にでも行こうか、と思っていたのだが、長女が高校の部活で忙しいという。
大事な発表会があり、部員一丸となって追い込みになったのだ。
とても旅行になどいけない。
次女が、牧場のアイス食べたい、と言った。春になれば旅行に行けるだろうと思って楽しみにしていたそうなのだが、どうも無理だと判ったら、余計に食べたくなったという。
うーん、どうにかしてやりたい。牧場のは無理でも、美味しいソフトクリームならよい、というので、近所で評判のソフトクリームが無いか探してみる。
…結構近所に牧場があり、直営のソフトクリームショップがある、と知った。車で 30分かからない。
じゃぁ食べに行こうか、と話をしていたら、長女も食べたいという。先に書いたように高校の部活で忙しいので、それが終わったらみんなで行こう、となった。
で、今日やっと行くことができた。
3月末ではあるが、25度を記録した夏日だった。
ソフトクリームを味わうにはちょうどいい。
横浜市戸塚区には牧場が多いのだそうだ。
横須賀総武快速に乗ると、東戸塚駅の手前で牛が見える。
こんな町中に牧場がある、というのは気になっていたが、それ以外にもたくさんあるのだそうだ。
西洋人は日常の食生活の中に「ミルク」が当たり前に入っている。
日本人がミソを当然のものとして使うように、西洋ではミルクがあって当然なのだ。
そのため、横浜が開港し、西洋人が住み始めたときに、ミルクを供給する体制がすぐに整えられた。
その時に牧場が作られたのが戸塚区のあたりで、今でも小さい牧場が点在しているのだとか。
今回アイスクリームを食べに行ったのは、小野牧場さんの経営する、横浜アイスクリーム工房本店。
普通に町中にある。牧場も近くにあるが、少し離れている場所。
ソフトクリームの味は1種類のみ。牧場直営なので、非常に濃厚で美味しかった。
恐らく乳脂肪分が多いのだろう。乳脂肪分が増えると溶けやすくなるため、流通には向かない。作ってすぐ提供するスタイルでないと出せない味わいだ。
で、ジェラートがいろいろな味がある。
ジェラートとソフトクリームを一緒にした、「ソフトトップ」なんていうメニューもあるので、両方の味を楽しみやすい。
長男はソフトクリームを注文。基本的な味をちゃんと確認したかったそうだ。コーンの上にのせてくれるのはこれだけ。
次女と僕はソフトトップで、ジェラート部分は、チョコミントと抹茶。
長女はサンデー。これは、ソフトクリームの上にソースがかかる。キャラメル味を頼んだ。
妻はダブルワッフル。この中では一番の豪華メニュー。
焼きたてのベルギーワッフル2つに、ソフトクリームとジェラートが付く。ジェラートはほうじ茶味を選択。
で、みんなで各味を分け合って食べる。どの味も美味しい。
ただ、ジェラートは思っていた「ジェラート」と違う。
牧場だから、ミルク多めに入れて、そうすると柔らかくなるのでよく空気含ませてるよね。
世間ではそれをアイスクリームと呼ぶ。
(ジェラートとアイスクリームの違いは、乳脂肪分と空気の含有量)
さて、ソフトクリームを食べるのが目的で外出して、大満足だが、食べ終わったところで昼頃。
じつは、次女はもう一つ「ミスドでラーメン食べたい」という要望を出していた。
こちらも、コロナ禍以降外出することが少なく、ミスド自体は買って帰ることで何度か食べているのだが、ラーメンなどはイートインでしか食べれないからだ。
ソフトクリーム屋から最寄りのミスドは、戸塚駅のショッピングモールである、「トツカーナモール」内にある。
トツカーナモール、完成から 14年になるが、実はまだ行ったことが無かった。
それ以前は時々戸塚に行っていたのよ。でも、ちょうどトツカーナ完成のころに次女が生まれ、子供三人抱えての外出は難しくなった。
それでも戸塚に行った覚えはあるのだが、目的地が別の場所だったりで、駅前のショッピングモールには入っていなかった。
調べると、トツカーナの駐車場は高い。
駅の逆側にある、アピタの駐車場が安いのでそちらに停める。後で買い物すればいいだろう。
で、少し歩いてミスドへ。
ところで、戸塚駅の近くを流れる柏尾川は護岸に桜が植えられ、花見の名所でもある。
長女が「花見したい」というので、もし花が咲いていたら、ラーメンは別の機会にして、ドーナツをテイクアウトして花見をしよう、ということになっていた。
これは次女は少し不服そうだったが、今日はすでに「ソフトクリーム食べたい」という次女の願いは叶えている。それでよい、ということになっていた。
駅が近づいて確認すると、まだ桜はほとんど咲いていない。花見には早すぎる。
じゃぁイートインで、となったら次女は大喜び。
抹茶好きの長女は、ミスドでちょうどやっている抹茶味のフェアを楽しみにしていた。
あと、半年ほど「世界のスープ麺」という特別メニューがあったらしく、最終日だった。
思い思いにたくさんのドーナツと、次女が食べたがっていた坦々麺、長男はブイヤベース麺を注文。
美味しかった。
アピタに戻り、長女が普段使いのバッグを欲しがっていたというので、バッグ売り場を見る。
ちょうどいいものがあった。
今は、長女が出掛ける時のバッグとして、妻が使っていた肩掛けの小さなバッグを使っていた。
ただ、これは少し小さいという。
店の人に断ったうえで、長女の気に入ったバッグに、いま持ち歩いているものをいれさせてもらう。
全部入った上で結構余裕がある。これが使いやすそうだというので購入。
駐車場料金はこれで無料になった。
簡単なお出かけではあったが、家族みんなで出かけて楽しめた。
結局春休みに旅行はいけなかったが、満足。
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母の三回忌法要が行われた。
昨日、3月30日の土曜日の事。
直前の28日夜から、29日の午前中にかけては、台風並みの大嵐だった。
しかし、30日は穏やかな晴天。台風一過と同じですね。
我が家からの参加者は僕のみ。
子供たちが物心ついたころには母の痴呆が始まっていて、余り想い出ないからね。
長姉夫婦に、駅からの車での送迎をお願いされていた。
父母の菩提寺は我が家からそれほど遠くない場所にあるので僕は車で行けるのだが、遠方からくる兄弟にとっては、駅からの交通手段が難しいのだ。
次兄は駅からバスで行く、と言っていたが、こちらもお寺で合流後の交通手段は頼まれていた。
午後1時からお寺で法要。
墓は少し離れた市民霊園にある。住職さんにもそちらに移動してもらい、墓でも法要。
話としては、これで終わり。
久しぶりに兄弟が集まるので、この後食事をしよう、と長兄が手配してくれていた。
しかし、お店の予約時刻まで1時間半もあった。ちょっと早い。
どうしよう、と話をしていたら、次兄から「美空ひばりのお墓を見てみないか」と提案。
じつは、同じ市民霊園内にあるのは知っているのだが、行ったことはない。
父は美空ひばりのファンであったが、父も同じ霊園内にあることは知っていながら、見に行ったことはなかったんだよね。
しかし場所がわからない。
調べてみると、お墓の管理を任している石材店さんのウェブページに案内動画が載っていた。
しかし、これを見てもよくわからない。
墓参りの際に借りていた水桶などを返すついでに、美空ひばりのお墓について聞いてみた。
そうしたら、ちょうど話をした方が、この動画をアップした本人だった。
なんとなくの位置を聞いて、行ってみる。
案内動画もわかりにくいし、話に聞いた位置案内もよくわからなかったので、少し道に迷った。
別に石材店さんが悪いのではなくて、お墓の中なので似たような光景ばかりで分かりにくいのだ。
どうもこっちっぽいな…と進んだところにあった地図に、「美空ひばりの墓」とわざわざ書かれていた。
でも、この地図も主目的は墓の位置を示すことではなかったので、詳細位置がわからない。
どうもこのあたりだろう…というあたりを、親戚一同で探す。
そして、見つけた。
美空ひばりは芸名で、本名は加藤和枝。だから、加藤家の墓になる。
これはわかっていたのだけど、加藤って名前の墓、多すぎるよ…
そして、美空ひばりの墓だからと言って、特に大きくて立派ということもない。だからわかりにくい。
ただ、明らかにこれだ、と決め手になったのは、墓に入れないように門がついていて、中に立派な花束が所狭しと置いてあったから。
また、門の前に線香を置く焼香台があり、火のついた線香があった。今でもファンが訪れ続け、献花や焼香が絶えないようだ。
門から中に入ってはいけないのに花が沢山あるのはなぜだろう、とも少し思ったが、門の前に水が入った桶がいくつか置いてあった。
つまり、花束はここに入れておけば、管理している人が中に置いてくれるのだろう。
急に来たので線香の持ち合わせがなかった。さっき我が家の墓で全部使ってしまった。
…と思ったら、焼香台のところに箱があって、線香とマッチも置いてあった。自由に使っていいようだ。
ろうそくも置いてあったが、皆で線香を1本ずつ備える。
こんなことをしているうちに良い時間になった。会食の場所に移動。
去年行った一周忌では、九つ井で会食した。有名なお蕎麦屋さんだが、そばに限らず懐石料理なども出している。
今年は侘助。同じところだよね…と思っていたら、違った。
すぐ隣にあって、侘助もお蕎麦屋さん。だから僕は、九つ井が経営している、別のスタイルのお店なんだと思っていた。でも、全く違う経営母体のお店。
こちらも、懐石料理なども出している。非常においしかった。
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