新 刊 案 内

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書籍 日本社会教育史〔改訂版〕
大串隆吉・田所祐史 著
ISBN978-4-8420-8531-9
A5判並製/208頁/定価(本体2,000円+消費税)
2024年3月刊/分野:教育/社会教育史

◆明治維新から20世紀までの日本の社会教育史を概観する◆
学校の教育課程の教育活動を除いた青少年・成人に行われる教育活動である社会教育活動が、社会教育行政と自己教育運動の間に公教育性を持って存在する。人々は教育の場を確保するために運動し、相互教育のために人々が集まり、条件を改善するために運動する。

 

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書籍 謎解き日本国憲法〔全訂第3版〕
阪本昌成 編
ISBN978-4-8420-1087-8
A5判並製/226頁/定価(本体2,200円+消費税)
2024年3月刊/分野:法律/憲法

◆暗記ではない、日本国憲法という謎を解く筋道◆
憲法?→社会科科目→暗記! と、条文・年号などを暗記することが憲法の学習なのだろうと誤解している読者におくる。
紋切り型の詰め込み知識をいったん忘れて、日本国憲法という謎に悩みながら、謎解きの筋道を学ぶためのテキスト。内容を吟味した最新・全訂第3版

 

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書籍 憲法U――基本権論〔第三版〕
大日方信春 著
ISBN978-4-8420-1086-1
A5判並製/416頁/定価(本体4,100円+消費税)
2024年3月刊/分野:法律/憲法

◆実定法上の基本権論を体系的に論ずる◆
道徳的・哲学的な意味における「人権」とは概念上区別されたものとしての実定法上の「基本権」を、歴史・判例・外国法・学説の研究のもと、体系的に示す。最新動向を踏まえ待望の第三版。

 

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書籍 安全保障化の国際政治――理論と現実
小田桐確 編著
ISBN978-4-8420-5587-9
A5判上製/264頁/定価(本体5,500円+消費税)
2024年1月刊/分野:政治/国際政治

◆安全保障化論の可能性と問題点を明らかにする◆
外交は通常言葉を介して行われる。「安全保障(security)の政治」について、言語行為としての側面から体系的分析を試みたのがコペンハーゲン学派の「安全保障化」論である。
過去四半世紀の間に見られた安全保障化をめぐる研究蓄積を再検討し,安全保障化論の意義と限界を明らかにする。

 

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書籍 国際刑事法の複層構造
佐藤宏美 著
ISBN978-4-8420-4069-1
A5判並製/264頁/定価(本体4,000円+消費税)
2023年8月刊/分野:法律/国際法

国際法の下で直接刑事責任を生じさせる国際犯罪の概念が発達したことにより、国際刑事法の実体的・手続的側面は非常に複雑なものとなった。 1990年代に複数の国際的な刑事裁判所が設立されて以来、国際刑事法は実体法・手続法の両側面において複雑な法体系を形成し、それらはさらに相互作用を及ぼしあいながら急速に発展している。そのような国際刑事法の複層的な規範構造を特に意識したうえで、実体法・手続法上の諸論点を概観するとともに、その問題点を浮き彫りにする。
 

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書籍 国際海洋法〔第三版〕
島田征夫・古賀衞・佐古田彰・下山憲二 著
ISBN978-4-8420-4068-4
A5判並製/224頁/定価(本体2,800円+消費税)
2023年7月刊/分野:法律/国際法

領海・海峡・排他的経済水域・大陸棚・公海・深海底という領域別テーマと、漁業資源・安全保障・海洋環境紛争解決といったテーマにそって、複雑な制度を解説。歴史、関連判例、最新動向にも触れ、国連海洋法条約の体系をわかりやすくコンパクトにまとめた1冊。

 

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書籍 戦略的ヘッジングと安全保障の追求――2010年代以降のトルコ外交
今井宏平 著
ISBN978-4-8420-5585-5
A5判上製/216頁/定価(本体4,000円+消費税)
2023年7月刊/分野:政治/国際政治

◆地理的に多くの隣国に囲まれたトルコの外交◆
日本とは異なり、大国や不安定国家を含む多くの国と接しているトルコの外交は、指針はあるものの、全方位的で比重の置き方が変わりやすく、掴みづらい。しかし、それは複数地域の結節点であり、自身の地政学的特徴の長所と短所を知り尽くしたトルコの政策決定者たちによる、地域および国際社会で生き抜くための極めて現実的な外交の実践である。

 

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書籍 歴史のなかのEU法
山根裕子 著
ISBN978-4-8420-4067-7
A5判上製/336頁/定価(本体4,200円+消費税)
2023年6月刊/分野:法律/国際法

欧州の平和を求め、大戦後の荒廃から発展したEUは、市場統合をその方法とし、生産財の域内自由移動を狙い、競争法適用に取組んできた。EU独自の知財権保護制度も導入しつつ、デジタル化等の技術革新に対応し、知識経済の形成を目指す。東西ヨーロッパの融合や刑事の国際化に布石を打って制度化された基本権保障中心の「加盟国共通の価値」は、市場統合過程に実質的な効力を与えている。
一方で、東方への拡大は旧ソ連内外の紛争を内在化させ、再び米国の介入を招いた。経済政策や安全保障等の分野において欠如するEU権限のもとで、EU統合に多大な貢献をしてきた司法裁判所の役割はさらに重要な役割を果たすに至る。「加盟国共通の価値」による統合は、再帰的歴史観や地政学を克服し、複雑化する欧州の現実に対応できるのか。

 

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書籍 国際関係学〔第3版補訂版〕――地球社会を理解するために
滝田賢治・大芝亮・都留康子 編
ISBN978-4-8420-5586-2
A5判並製/304頁/定価(本体3,200円+消費税)
2023年4月刊/分野:政治/国際政治

◆グローバル化する地球社会を的確にとらえる◆
近現代国際政治の歴史と国際関係理論を踏まえて、様々なアクター、イシューを解説。国際政治・国際関係を初めて学ぶ人、さらに知識・理解を深めたい人に最適の書。激動する世界情勢に対応した最新版! 随所にQRコードを設け、スマートフォンやタブレットPCで多くの情報にアクセスできる。ロシアのウクライナ侵攻など、最新情勢を盛り込み補訂!

 

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近 刊 情 報

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判例で学ぶ日本国憲法〔第三版〕
西村裕三 編
ISBN978-4-8420-1088-5
A5判並製/264頁/予価★(本体2,500円+消費税)
2024年4月/分野:法律:憲法

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