[2023.12.24]

日曜日。
朝から寒くて、お風呂にぽちゃん。
冬至の名残の柚子をいれて、気持ちをふわっとゆるませます。
母の入院で、あわただしく実家から帰ってきたばかり。

黄色い丸が、湯ぶねにぷかぷか。
甘い匂いの湯気と明るい色だけで、もう幸せ。




遅くなってしまったけど、おしらせです。
12月と1月にNHKの「みんなのうた」のアーカイブで、 「ゆきだるまかぞく」が放送中です。 ラジオとテレビでイレギュラーにポンと放送されるので、直前に、みんなのうたのHPで告知されるみたいです。

じつは、先月のおわり、このアニメーションを担当してくださった堀口忠彦さんが、たまたま京都で個展をされていたので、
実家に帰った時に立ち寄って、お話ししたばかり。
久しぶりにお会いできて、とっても嬉しかった!

子どもの頃見た、「みんなのうた」の「ひげなしゴゲジャバル」から大好きだった 堀口さんのアニメーション
NHKの「おかあさんといっしょ」で「あめふりりんちゃん」や「ハオハオ」の時からずっと担当してくださって、そのあとも「リンゴントウ」「おうちにかえろう」、みんなのうたの「クロ」「ゆきだるまかぞく」、「ゆきだるまのルー」と、思えば、7曲もアニメを描いてもらいました。

堀口さんが描くと、もとはわたしの絵なんだけど、堀口さんの動きと表情が合わさって、また別の趣。 ちょっとした動きが愛らしい。
ご本人に会うたび、いつもあたたかくて、親しい気持ちになって、元気をもらえるから、 毎年、展覧会でお話しするのが楽しみ。



それから、もうひとつ近況です。
今年の夏に童話「ワニのガルド」(偕成社)が、sapixという塾の
低学年向け課題図書になりました。

本は、合う合わないもあり、好き好きなので、課題図書となると、楽しんでもらえるかなあ、と心配していましたが、たくさんの子どもたちから、作文が寄せられて嬉しかったです。
11月には、その授賞式にも行ってきました。

小さい子たちが、深く、まるで自分のことみたいに読んでくれていて、感激してしまった。
子どもの本は、あんがい、子どもたちの感想を聞くことができないのだけど、おかげで、たくさんの感想文を読ませてもらうことができて、すごーく幸せでした。

>>>「ワニのガルド」(偕成社)

●新聞の紹介記事。  >>>こちら




おしらせみっつめ。
「絵本作家が描く応援カレンダー2024」に参加しました。

原画展のお知らせができなくてごめんなさい。
わたしは2月の絵を描きましたよ。
秋からずっと全国巡回で原画展をしていましたが、お知らせできないままで、すみません!
(もう終わってしまった。)

カレンダーは、こちらから。 >>> 応援カレンダープロジェクト




今年も、もうおしまい。
大阪と東京を行ったり来たりしている間に、12月になってしまった。
このHPも全然更新できず。
もしも時々見てくださっている方がいたら、ごめんなさい。
来年は、もう少し落ちついて家にいられるといいなあ。と思います。

テレビをつけると、胸が苦しくなるようなニュースが多く、パチンと消すことも。
すぐそばの、変わらないもの、きれいなものや、かわいらしいもの、平和なものを、見落とさないよう味わいたい。
今日はイブ。
2024年、あかりが灯るような、一年になりますように。





>>>前回までの[Blancoメモ]






<ひきつづきのおしらせ>





2021年「暮しの手帖」4−5月号(第5世紀11号)から、
「すてきなあなたに」のページにエッセイを連載中。
不定期で書いていますので、見かけたら読んでみてください。(2024年も掲載中)


りぼん時代のコミックスのKindle版が3月に配信されました。

文庫の時の表紙ですが、文庫化の時には入れなかったマスコットコミックスの「グリーンブックス」も追加されて3冊にまとめました。
マスコットコミックス持ってたけどどこ行ったかなあという方や、初めて読まれる方、こんなマンガ描いてたのー、と興味ある方などなど、よろしければ、こちらからどうぞ



<インタビューなど>

「ひらがな暦」(新潮社)の本のインタビュー。
この本を作ったのは、もう15年ぐらい前ですが、ロングセラーということで、取材して下さいました。

ブックセラピストの元木忍さんという方が、 ひらがな暦を気に入って長く読んでくださっていて、「@living」という、暮らしのサイトのcultureのコーナーで、取り上げてくださいました。

記事はこちらから。



「本の日」にちなんで、絵本「ことばのかたち」(講談社)のインタビューが載りました。>>>こちら 。




朝日の「好書好日」というブックサイトで、 夫と作ったあかちゃん絵本シリーズを、
新しい定番絵本として「絵本新定番」のところに取り上げてくださいました。

新定番、っていうのが、うれしいなあ。
わたしのインタビューが載っています。
よかったら読んでみてください。  こちら→ 「好書好日」

もうひとつ、こちらも。
「Hanakoママ web」にて、とてもすてきな文で
「こどもスケッチ」(白泉社)を紹介してくださいました。

「Hanakoママ web」



「LEE Web」で、 「こどもスケッチ」(白泉社)のインタビューが掲載されています。
→こちらから。



子育てサイト「コノビー」で、 「こどもスケッチ」の中から3編ほど紹介して下さいました。
「おもちゃ箱ぐらし」 「おにぎりな日々」「いったり、きたり」のみっつです。



  [ミーテ]mi:teという絵本サイトで、講談社のあかちゃん絵本シリーズにについてのインタビューが載っています。 →こちらから







■「こどものとも 012」の1月号「ねむねむ ねねん」(福音館書店)の絵を描きました。
文は、歌人の天野慶さん。全編、たった7文字だけの、いさぎよい赤ちゃん絵本です。(2022年12月)

>>>「ねむねむ ねねん」(福音館書店)

■北村薫さんの「ひとがた流し」(朝日出版社)2度目の文庫化で、カバーイラストを描きました。なんと今回は、朝日新聞連載時のイラストも入っています。(2022/9月)



■絵童話「ワニのガルド」(偕成社)ができました。ワニのガルドと女の子のお話。はじめての特色3色刷りです。(2022/7月)


■2021年より「暮しの手帖」の「すてきなあなたに」に不定期でエッセイを書いています(2021年〜連載中)。



■「暮しの手帖」第5世紀9号 12ー1月号に、随筆を書きました。(2021/1月)


■北村薫さんの「水に眠る」(文春文庫)新装版のカバーイラストを描きました。
(2020\1月)


■北村薫さんの「本と幸せ」(新潮社)カバーイラストに月さばのさきちゃんとお母さんのイラストを使っていただきました。
(2019\11月)


■朝日新聞の「わたしの描くグッドムービー」でというコーナーで、
好きな映画についてのイラストを描きました。インタビューつきです。
(2018\10月)


■エッセイ集 「きれいな色とことば」が、新装版の講談社文庫になりました。
中学3年生の国語教科書に掲載の「水のようなひと」も収録。全編にわたって、カラーイラストをたくさん描きおろしました。(2018\6月)


■雨の絵本「どしゃぶり」おーなり由子 文、はたこうしろう絵(講談社)ができました。 真夏のどしゃぶりのスコールを体感するような、雨の日が楽しくなる絵本。(2018\6月)
毎年恒例のMOEの、「絵本屋さん大賞2018」で、なんと、ベストテン入り!
選んでくださった書店員の方々、ほんとうにどうもありがとうございました。



■kodomoe(白泉社)で連載していた「おもちゃ箱ぐらし」という子育てエッセイが、
「こどもスケッチ」という本なりました(2018\4月)。

「こどもスケッチ」



■10年ぐらい前に描いた『365日のスプーン』(大和書房)の、新装版が出来ました。 今回はソフトカバー。1日1ページ。365日分の幸福な計画。
かわいくお色直しさせてもらえて、とってもうれしかったので、読んだことのない人はぜひ!   → 365日のスプーン



■2016年の4月から使われている中学3年の国語の教科書(三省堂)に「きれいな色とことば」というエッセイ集のなかの「水のようなひと」という文が掲載されています、絵も描きました。 教科書なので、書店で見ることは出来ないけど、 こんなふうです。数年間は使われるのだそうで、うれしいな。



■もうひとつ。道徳の教科書(日本文教出版)にも「だんだんおかあさんになっていく」の中の「おめでとう」という詩が載っています。


■ラブな赤ちゃん絵本シリーズの4冊目。「まてまてさん」(講談社)が出ました。まてまてー!っと遊んでみてください。(2016年6月)



■ラブな赤ちゃん絵本シリーズの3冊目。「こちょこちょさん」(講談社)が出ました。こんどはこちょこちょあそびです。(2016年3月)



「ごはんのじかん」レベッカコッブ著(ポプラ社)の翻訳をしました。ごはんより遊ぶ方が好きな女の子のお話です。(2016年3月)



■「ゆきだるまかぞく」(みんなのうた)と「ゆきだるまのルー」(おかあさんといっしょ)2曲が入ったCDが、ポニーキャニオンより発売中。
「ゆきだるまかぞく」の知久さん弾き語りバージョンも収録です。(2015年2月)

→「ゆきだるまかぞく」&「ゆきだるまのルー」



■新刊絵本「あかちゃんが わらうから」 (ブロンズ新社) 発売中です。
おかあさんのために描いた絵本です。
→click



「おかあさん どこいったの?」(ポプラ社) の翻訳をしました。(2014年9月)




■月刊絵本ちいさなかがくのとも5月号「おふろでストロー」(福音館書店)ができました。ストローいっぽん。ぶくぶくぶく。の。おふろあそび。
(2014年5月)



■ラブな赤ちゃん絵本シリーズの2冊目「ぎゅう ぎゅう ぎゅう」(講談社)ができました。今回はぎゅうっとだきしめる絵本。
(2014年3月)



「考える人」(新潮社)で「みちくさ絵本」最終話。30話です。「ぶらんこ」というお話(2014年1月)。ちょっといろいろ書き直す予定ですが、本になります。



■工藤直子さんの詩集の絵を描きました。「工藤直子詩集」(あすなろ書房)(2013年12月)



■ラブな赤ちゃん絵本シリーズの1冊目「ぶう ぶう ぶう」(講談社)ができました。はたこうしろう(夫)が絵をかいてくれました。(2013年11月)



■新刊絵本「ことばのかたち」(講談社) が出来ました(2013年7月)



■翻訳をさせてもらった、シャーロット・ゾロトウ作の「おにいちゃんといもうと」 という絵本が出ました。夫(はたこうしろう)が絵を描きました。 (2013年7月)



■NHK「おかあさんといっしょ」の「おうちにかえろう」のはいったDVDができました。
あと、書き忘れてましたが「みんなのうた」のDVD「2003〜2005」のDVDも出ています。こちらには「クロ」のアニメーションがはいっています。(2012年4月)




■「おかあさんといっしょ」11月、12月のうたの歌詞とアニメーションの絵を描きました。
「おうちにかえろう」という歌で、曲は遊佐未森さん。アニメーションにしてくださったのは、堀口忠彦さん。(2011年11月,12月)




■「リンゴントウ」の入ったCD「それがともだち」ができました。(2011年11月)
(DVDもできました)


「MILK」(日本語版)に家族をテーマの詩をかきました。
知る人ぞ知るフランスの子供のファッション誌「MILK」の日本語版です。
詩は「ふねにのって」というタイトルです。(2011年10月)



■読売新聞の書評欄で、「だんだん おかあさんになっていく」の本のインタビューを受けました。(2011年7月31日)





「だんだん おかあさんになっていく」(PHP研究所)が出版されました。
赤ちゃんをおなかに授かった時から、2歳ぐらいまでのことを詩と絵で綴った本です。
どうぞ、読んでみてください。(2011年7月)

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■NHK「おかあさんといっしょ」の「リンゴントウ」がはいったDVDができました。(2011年4月)




■北村薫さんの小説「ビスケット」の挿絵を「野生時代」(角川書店)描きました。前にもずっと挿絵を描かせてもらっていた「冬のオペラ」の続編です。NHKドラマで放送される原作だそうです。(2011年4月)




■「幸福な質問」(新潮社)が、NHKの「あさイチ」でキャスターの有働さんお薦めの絵本として、紹介されました。(2011年4月)




■NHK「おかあさんといっしょ」の1月のうた「リンゴントウ」の作詞とアニメーションの絵を描きました。すてきな曲をつくって下さったのは栗コーダーカルテットの栗原正己さん。アニメーションにして下さったのは、いつもの堀口忠彦さん。とても、かわいい歌ができました。(2011年1月)


4月にDVDが出る予定です。



■絵本「たいせつな あなたへ (あなたが うまれるまでのこと)」サンドラ・ポワロ=シェリフ著(講談社刊)発売中です。翻訳をしました。
あかちゃんを待っている、おなかの大きなおかあさんに。