日記





2024年4月



4月11日(木)
 そういえば、ドイツ滞在中に、「公園で楽しそうにペタンクをして遊んでいる人たち」を見かけて、思わず我が目を疑ったが、もしかしてドイツでも流行っているのだろうか?

4月10日(水)
 院ゼミ第1回。参加者は、まずまずの盛況(もっとも、大学院ゼミはそもそも参加者が少ないので、ヒトケタの中で最小と最大の間を行ったり来たりするだけだが)。私自身にとっては、自分が問われるような、ある意味で人生を賭けて向き合うべき重い主題を今回選んだつもりなのだが、参加者にはその種の悲壮感があまり存在しないようで、「そりゃそうだよな」というか、ちょっと安堵する。1学期間、思い詰めすぎて挫折することなく、気楽に楽しく勉強できれば何よりだ。

4月9日(火)
 時差呆けが抜けず、寝不足であれこれ片付けものをしていたところ、風邪を引いてしまい、弱ったなー、と思っているうちにもう新学期になってしまう。まあ、始まればそれなりに何とかなるのだろう(溜めている原稿仕事もそろそろ何とかしなければいけない…)。というわけで、明日から院ゼミが始まる。

4月8日(月)
 今回のドイツ滞在は、リハビリのつもりで行った。実質的に5年ぶりの海外(実は22年9月に日独交流で一度行っているが、気力が落ちていて全く行く気がせず、どこにも寄り道せず淡々と義務だけ果たして帰ってきた)、今でもかつてのように研究への刺激やモチベーションを与えてくれるのか、もう年を取ったので今後は行かなくても良いのか、確かめるために行った、というのが正直なところだ。で、結論はまだわからない。少し時間が経たないとわからないのだろう。50代の自分がどういうペースで仕事をしていくかにも関わるので、結論を急ぐ必要もないのかもしれない。


4月2日(火)
 夜、久しぶりのドイツ滞在から帰国。疲れた。


3月1日(金)
 論文がひとつ、何とかほぼ完成する(後は最後の仕上げ作業が少し)。疲労感はあるが、達成感はない。ここで何かブレークスルーがあったというよりは、前に発見したアイディアを次の仕事につなげていくための大事な通過点、というところか。