な つめのおぼえがき
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日 記の フリ  日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正し い ので「フリ」。緊急時:https://natsume0318.seesaa.net/

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2024/3/22(金)
少しだけ弓道へ。3月上旬にも先日の射会でも調子がよくて水曜日には先生にまあまあ注意を受けなかったけども、きょうはもう調子悪くて全然だった。上達は階段をのぼるようにはならないなといつも実感する。

2024/3/24(木)
ここ最近読んだ本と漫画を覚えている範囲で。

一穂ミチ『光のとこにいてね』
江國香織『シェニール織とか黄肉のメロンとか』
青崎有吾『地雷グリコ』
鳥飼茜『先生の白い嘘』
瀬尾まいこ『夜明けのすべて』

『夜明けのすべて』は映画を先に観て良いと思ったのと、パンフレットに書かれてる登場人物の設定が細かいのに興味をもって原作を読んだ。映画では出てこないエピソードを読むと、映画化するにあたって
取捨選択があったのだろうと思ったんだけど、もっと読み進めていくと原作にはない味付けを映画で行っていることや最終的な話の流れも異なっているのがわかった。

私はどちらも好きだと思った。そして、原作には書かれていないけれども人物設定を細かく行うことによって映画の世界観がきちんと出来上がるような気がして、パンフレットの仕上がりにも感服した。

2024/3/20(水・祝)
午前中に弓を引いたあと、新橋のカーン・ケバブ・ビリヤニでお昼を食べた。日本人のほうが少ないくらいに思えた。「とっとり・おかやま新橋館」「香川・愛媛せとうち旬彩館」はどちらもアンテナショップ。香川愛媛せとうち旬彩館2階の工芸品雑貨ショップで高松張子を購入。丸亀うちわも繊細で素敵だった。

その後、銀座方面へ歩き、銀座一丁目駅近くに珈琲屋さんがあったな、、、とだいぶ前の記憶をたどりながら行ってみるとちゃんとお店があった。十一房珈琲 館。席に案内されるとき、話は静かにすることと念を押される。入り口にグループは3人以下と張ってあったっぽい。静かなお店は大歓迎。そして珈琲はとって もおいしかった。ただ、ケーキのオーダーは間違えられたものの、指摘するのがはばかられるくらい店主に癖は感じた。不快ギリギリでちょっと不親切&言葉が 足りない印象は受けた。期になってお店の評判をグーグルで調べたら低評価のコメントに笑ってしまったけど、まあなんかわかるなあという。もったいないこと に、珈琲は本当においしかった

2024/3/17(日)
射会。一手坐射・審査方式+四ツ矢立射・競技方式の計6射。xx x◯◯◯
私は決勝戦に残り、競射で敗れて入賞ならず。上位2人が競射のあとに遠近を行ってとても盛り上がる内容だった。個人的には先日の射会みたいに四ツ矢で最初の1本をはずして残り3本が中ったのが意外でもあり嬉しくもあった。

2024/3/3(日)
東京マラソンを見に行った。
どこで見ようかなと考えて日本橋にした。近くにTVモニターがあった。
3時間のペースメーカーの人から4時間の人が来るまで見たかな。早い人のフォームはやっぱり安定していて体型も筋肉のつき方がきれい。
後半になるにつれ、足がつっている人が増えてきた。そして、外国の人が思っていた以上に走っていて応援する人もたくさん。外国の人の応援の熱量がすごくて面白かった。

その後は、営団地下鉄の駅スタンプゲットの散歩。

まず茅場町駅。いったん日本橋に戻って東京駅まで。ヤエチカのエリックサウスでカレーを食べて、京橋駅経由で銀座のトリコロールをめざす。1時間待ちと言われたけど20分くらいで着席できたかも。途中、銀座一丁目駅、銀座駅、東銀座駅、築地駅、新富町駅、八丁堀駅、とめぐり、歩いて東京駅までもどって電車乗って帰ってきた。

トリコロールは店内の雰囲気が良い。1 階より2階のほうが席数が多く、1階の真ん中にはケーキのショウケースがある。いくつかのケーキのほかにエクレアがあったのでエクレアを。小さめのエクレ アが2つ、稲妻(エクレア)の形のチョコレートが上にのっていて、小さなナッツをお好みでどうぞと供される。ナイフとフォークでいただく。皮はさっくりか ためで、カスタードクリームにはバニラビーンズの粒も見えてとてもおいしかった。ネルドリップの珈琲もおいしかった。

2024/3/2(土)
とある射会。4ツ矢坐射。3中の人は決勝に残るようにと言われてて、人ごとだと思ってたらx◯◯◯で3中。皆中が1人いて、結局3中の人が私を含めて5人いた。

5人で2位以下5位までの決勝戦は遠近。そんな経験がなかったので、動き方を知らずオロオロあたふた。もちろん中らず。5人のうち2人があたり、3人は外 し、3人のうち一番遠かった私は6位。入賞は5位までなので残念ながら何もなし。もし入賞していたら賞状と景品があったようだ。

帰りは一緒に参加した連盟の人たちとお茶した。ここがとてもいいお店で、珈琲もケーキもおいしく、また来年も来たいねーと満足して帰ってきた。

2024/2/27(火)
三宅唱監督『夜明けのすべて』(2023/日本)。

なんともいえない空気感をよく描き出せたものだなあと感心した。

パニック障害やPMSで悩む男女、近しい人をなくして未だ心が癒えていない人たち。前者については細かく描かれてるんだけど、後者については背景としてさらっと描かれている。ささやかであっても背景を知っていたことにより、例えば松村北斗が「ここでやっていこうと思う」と上司に告げて上司が泣いたとき、上司の背景をふと思い出してこちらももらい泣きしそうになった。

栗田科学はとてもあたたかい会社だ。そこにいる人々のあたたかさが、なにかしらの過去に基づくものだとしても、だからといって人に優しくなれる人ばかりではない。たとえ物語の中であっても、あたたかい人たちを見ていられて幸せだった。

パンフレットを読むと登場人物それぞれに細かい設定があって、たぶんこれは原作のものなのだろう。原作も読んでみたくなった。

ところで、個人的には丘みつ子さんが変わりなく素敵だった。

2024/2/24(土)
先週今週と土曜に弓道に行くのはサボった。どこかに出かけたくて、六本木ヒルズにあるという真実の手をめざすことにした。
遅く起きたので朝は食べずにお昼ごろ出発し、六本木駅に着いたらまずは何か食べようと東京ミッドタウンへ向かった。ベトナム料理のお店で食べて、ジャン=ポール・エヴァンが あるのに気付いて、送料のことを考えたらせっかくなら買おうと思った。ドアマンのお兄さんがいて、カフェか商品購入か聞かれ開けてくれる。単品でチョコ レートをいくつか買った。自分の番が来て、なになにとなになにと、とショーケースの端から挙げていってたら外国の人がいきなり行く手を遮り写真を撮りだし てショーケースが見えなくなった。店員のおねえさんたちからも困ったなという雰囲気を感じたので、待つしかないよなーと思って少し待つ。購入後、「お待ち いただきありがとうございました」だったかな、そんなようなことを言われた。

さて、最初の目的である真実の口はまだ見てないが、私にはもうひとつ目的があった。ここまで来たからにはウエスト青山ガーデンへ行ってみたい。15時ころお店で受付をしたときには31番目の待ちだった。携帯にお知らせしてもらえる仕組みと、受付時の発見用紙にQRコードがあってアクセスすれば何番目まできたかわかるようになっている。相当待つよなーと思ったので、まずは乃木公園・旧乃木邸そして乃木神社に行くと結婚式をしていて雅な様子を見ることができた。まだまだ順番は来そうになかったので東京ミッドタウンのほうへそぞろ歩くと、期間限定でアイススケートリンクができていたりして、アーバンだなーと感心してしまった。

待ちが12人くらいまできたところでお店に戻って椅子に座って待つことにした。結局呼ばれたのは17時くらいだったか。なので2時間待ったことになるわけで、こんなに気の長い待ちは久しぶりだったなあ。

店内は暖かく、席間は相当ゆったり取られている。広さの割に席数はそれほど多くないのかも。これは待つのも仕方がない。

青山ガーデン限定らしいホットスフレとホットケーキで迷いつつ、ホットケーキ1枚(2枚も可能)、そして「喫茶限定」と書かれていたハーフ&ハーフシュー とアールグレイを注文。ハーフ&ハーフシューは生クリームとカスタードが柔らかいシュー皮に挟まっているというよりはシュー皮の下の皮の上にクリームが たっぷり乗った上に、上の皮が乗っているというボリューム感たっぷり。ハーフ&ハーフシューで画像検索をしたら出てきました。ナイフとフォークでいただきます。

焼き上がりに20分と言われたホットケーキは思いのほか早く、きれいな焼き目でインパクトあり。厚みもあるけれどずっしりしたタイプではなくナイフを入れるとサクッと入って食感は軽い。ホットケーキもお店によって食感が違うけれど、こちらのは軽くて好みだった。

1時間滞在してお店を出る頃にはもう暗い。六本木ヒルズに向かい、ヒルサイド地下2階にひっそりとある真実の口にやっとたどり着いた。だーれも気にしてなくてかわいそうなくらいだった。口に手を入れたらツルツルで、ザラザラしてるのかと思ってたからちょっとびっくり。大理石だからそうなのかー。個人的には満足して帰宅した。

2024/2/9(金)
だいぶゆっくり朝寝坊して9時少し前に朝食の会場へ向かう。それでも、同じくらいのんびり朝食を食べに来る人たちは多かった。バイキングは洋食あり和食あ り、コックさんがオムレツや目玉焼きを焼いてくれたりも。コシヒカリの産地食べ比べがあって確かに少しずつ味が違うのが感じられた。小松菜とバナナのス ムージーがおいしい。

ホテルをチェックアウト後は、新潟駅で荷物を預け、腹ごなしに朱鷺メッセまで歩いてみた。25分くらいかな。バスのほうが断然楽だけど、荷物が少なかったり、天気が悪くなければ歩けない距離ではない。31階の「ばかうけ展望室」は無料。天気が曇りだったけど信濃川、日本海まで見られて展望がよかった。

佐渡への連絡口、佐渡汽船まで歩いてみた。なんかちょっと郷愁をそそられて佐渡に行ってみたくなる。料金は航路の過ごし方で全然変わるし、その空間の差が大きくて面白い。

雨が降ってきたので朱鷺メッセのバス停から新潟駅までバスに乗る。そこから峰村醸造、沼垂のあたりまで歩き、お茶したいところが店休日だったので、万代バスセンターの「みかづき」で“イタリアン”を食べる。東京では食べられない味なんだなあ。

&CAFEでほうじ茶ラテを飲み、荷物をピックアップして燕三条駅まで移動。電車の時間の関係で燕三条駅で1.5時間過ごさないといけない。駅から歩いて 10分くらいの燕三条地場産センターで工芸品などを眺め、駅まで戻る。駅に売店はあるけど、お茶するお店はない。とはいえ座れるところは結構たくさんある ので過ごしやすくはある。

2024/2/8(木)
2週間ほど前、JREポイントを使って「どこかにビューーン!」チャレンジ。米沢・七戸十和田・角館・燕三条と出たところで、選ばれたのは燕三条だった。ざっと旅行計画を練り、新潟駅のホテルを取っておいた。

朝10時を少し回ったころ燕三条駅に到着。北三条駅へ移動して、商店街を往復後、三条スパイス研究所で電車の時間まで休憩。北三条駅から弥彦駅へ移動して、彌彦神社へ向かう。一歩神社へ入るとぐっと空気が変わって神聖で厳かな雰囲気が漂っていた。「重い軽いの石」は重くて重くて全然持ち上がらなかった。↓引用

この火の玉石は「津軽の火の玉石」・「重い軽いの石」と呼ばれ、心の中で願い事を思いつつ持ち上げて、軽いと感じれば祈願は成就し、重いと感じたならば叶わないと言われている。

駅までの道には温泉まんじゅうのお店が何店かあったりしたけど、お休みのお店も多くて冬の平日だからかちょっとさみしい雰囲気だった。ただ、おもてなし広場の「うさぎ家」という讃岐うどんのお店で食べたうどんがとってもおいしかった。正直、食べるところがないからここで食べたようなものだったけど、いい意味で期待を裏切られた。

弥彦駅から新潟駅へ移動。ANAクラウンプラザホテル新潟へチェクイン後、荷物を置いて新潟駅へ戻る。夕食は「とんかつ政ちゃん新潟駅前店」で、新潟のタレカツ丼。上品な味。ミニサラダもデザートも手抜きなくおいしくて、ソフトドリンクにアールグレイがあるのが珍しくてそれもまたよかった。お店やトイレの清潔さ、店員さんの感じが良いのもなおよし。

2024/1/30(火)
天気が良さそうなので散歩に行こうと思うもどこに行こうか悩んだ挙げ句、行ったことのなかった皇居周辺へ。九段下から北の丸公園は行ったことがあっても皇居外苑とか皇居東御苑は今の今まで行ったことがなかった。

桜田門駅から桜田門を通り、楠木正成像に行くまでものんびり歩いて時間をかけた。外国の人もたくさん歩いていて、道にはゴミひとつ落ちてない。当たり前な のかもしれないが、外国の人が「日本はゴミが落ちてない」ってここのことを言ってるのか? と思うほど、道の綺麗さが段違い。たしかにここでゴミを落とし たりなんかしたらとても不敬な感じはあるな。

楠木正成像の近くに楠木茶房があって「放香堂珈琲」の豆が4種類売っていた。浅煎りをお願いしたのだけど、帰宅して袋の中を確認したら中浅煎りが入ってた。レシートは浅煎り。値段はたしか同じなのでいいけれど少し残念。楠公売店には皇居グッズがいろいろあった。

皇居東御苑に入ると松の大廊下跡や本丸跡などを見て、北桔橋門から出る。竹橋駅を通過して神保町まで歩き、ボンディ 神田小川町店へ。平日&時間も遅めだったためすんなり入れた。久しぶりのボンディはやっぱりおいしかった。その後、ティーハウスタカノへ。日曜日がお休みのお店なのでなかなかチャンスがなくこちらも久しぶりに行けてよかった。

2024/1/21(日)
山下敦弘監督『カラオケ行こ!』(2023/日本)
原作は大好きな漫画。キャストの雰囲気バッチリだと思って楽しみに観た。

「愛は与えるもの」からの鮭の皮は好き。「紅」の冒頭の日本語訳もとてもいい。

「歌に愛が足りなかった」っていう陳腐なセリフが、聡実が「紅」を熱唱するときに思い出されて、あーこれは確かに愛かもなと思った。愛がどうこう定義する必要もなく。

なんだけど、すべてがどこか物足りなくて、なにが足りないんだろうとずっと考えている。テンポや間の問題?

2024/1/2(火)
朝8:20頃に神田明神に到着。列はするすると進んであっという間にお参りできた。御守りをいただくほうが待つことが多いので最近はネット販売をお願いしていたが、そちらの列もそれほど時間がかからない印象を受けた。
新御茶ノ水駅まで歩いて地下鉄のデジタルスタンプ、続いて淡路町まで歩いて同じくデジタルスタンプをゲットする。11/23の散歩時のデジタルスタンプがすべて無効だったのでちゃんと確認した。デジタルスタンプを入手するアプリ、かなり使い勝手が悪い。

池袋まで移動して池袋東武の高野フルーツパーラーに寄ろうとしたら10時前なのにデパートが開店していた。どうやら開店時間が9:30のもよう。そのときは9:35。一番最初のお客さんになってしまった。「季節の果実タカノセレクションパフェ〜マスクメロン・ベリー・洋梨〜」を堪能する。一番上にアイスと苺のシャーベットのハーフ&ハーフ、下のほうにはミルクプリン? と苺のクラッシュゼリーでしつこさがなくあっさりさっぱり食べられるのがいい。フルーツの良さがいきる。

池袋西武の7Fでやっているカレーフェアを見に行くと11時からなにか催しがあるみたい。獅子舞演舞(鏡味仙志郎社中) だった。獅子舞が大好きなのでワクワクして待つ。池袋東武の11時からと午後に地下を練り歩く予定だったので、そちらを狙おうと思っていたのが嬉しい誤算 だった。獅子舞は金色のお顔でめでたい。次に、傘の曲・五階茶碗・花笠の投げ物。最後に客席をまわって一人ひとりにカプっと噛んでくれて嬉しかった!

いま鏡味仙志郎を調べて太神楽というジャンルを初めて知った。とっても興味深い。寄席で観てみたい。

コーヒーバレーが営業していたので30日とまったく同じメニューを頼んだ。

2024/1/1(月・祝)
ゆく年くる年が神田明神だった。
関ジャニ∞がサブスク解禁。2/4から新しい名前で活動をする。
7:45頃、氏神様へお参りする。人は少なく並んでいなかった。
KANさんがX更新。予約をしていたのだろう。
夕方、能登で震度7の地震。

2023/12/31(日)
YouTubeでSnowManの生配信ライブを観た。2,3曲やるくらいだと思っていたら、時間になって概要欄を開いてびっくり。セトリが書いてあって 約1.5時間のちゃんとしたライブだった。内容も素晴らしく今まで友達から借りてみた彼らのライブDVDのどれよりも楽しく面白いと思った。もちろん、作 り込んだライブも素晴らしんだけど、なんだろう、楽しく面白いのに気迫と本気度がすごい。一人ひとりの最後の挨拶も思いがこもっている。いいものをみた。

2023/12/30(土)
穴八幡へ一陽来復をいただきに行く。昨年は行かなかったので昨年からなのか今年からなのかはわからないが、階段を上ったあとに左に曲がるるルートに変更さ れ一昨年より列が長かった。いつもより少し到着時間が多かったからなのかどうかはわからない。ただ、列は長くてもするする進んでストレスはない。反対に、 参拝の列が異常に長く時間がかかりそうだったので省略させてもらった。

このあとティーヌンへ。だいたい11:20頃到着だと思う。ガパオを食べて、池袋まで歩いた。

ブルーボトルコーヒーは空きすぎているというかおしゃれすぎて躊躇して入れず。近くのコーヒーバレーが 並んでなかったので入店。カカオフィナンシェとスリーピークスを店内でいただいた。カカオフィナンシェがあんまり甘くなくてちょっとザクッとした食感なの がおいしい。スリーピークスは同じ豆をエスプレッソ・マキアート・コーヒの飲み比べで、満足度が高い。エスプレッソが苦くて甘くて美味。以前来たときより も静かに過ごしている人が多くてよかった。

2023/12/23(土)
東野圭吾『あなたが誰かを殺した』
続きが気になってサクサク読んだ。読めてしまった。
真相はエグいのに読後感に重苦しさがないのはなぜだろうと考えている。犯人の事件についての告白は、独白の形をとっていて人々の前でいわゆる演説をしてい ない。なので、それを聞いたときの周りの反応の描写がない。殺人者のショッキングな告白を聞いての事件関係者の反応・言動は、物語に重みを添えると思って いるので、個人的にはそういう物足りなさがあった。
ただ、それぞれの「引き金」となった言葉や行動がインパクト強くて印象に残ったなあ。

先日の予想どおり、フランス語の勉強は止まっている。

2023/12/22(金)
鹿革の握り皮に替えてみたが、手の皮が巻き込まれる感があって、やっぱりスエードのやつに戻そうと思った。鹿革のほうが柄がかわいいのがあるから何枚か買ってしまって失敗した。

2023/12/21(木)
春日武彦『恐怖の正体』。恐怖の正体というより著者の恐怖を感じるものの紹介? 恐怖を感じると紹介しつつもツッコミを入れながら紹介しているから冗談のように面白い短編が出てきたな。

平井呈一『真夜中の檻』から「真夜中の檻」「エイプリル・フール」だけ読む。1960年の作品で、この頃に書かれた小説は会話文がやはり美しいと思う。そ れだけで読んでいて魅力的だと思う。あまり小説を読まなかった今年の終わり、「エイプリル・フール」は当たりの作品で、最近の小説を読むよりこのくらいの 時代の落ち着いた会話を読むほうが楽しいかもしれないと改めて思った。

11月の終わりくらいに急にフランス語の復習熱が出た。しかし、ほとんど勉強する材料を処分してしまってた。辞書も文法書も処分していて、これは入手が難しそうだなというものだけ残しておいたんだけど、それはやり直しには難しいものなので使えない。というわけで、

『1か月で復習するフランス語基本の500単語』『1か月で復習するフランス語基本の文法』を買って熱のあるうちに半月で終わらせた。500単語は、最初 「意味あったかなー、簡単すぎたか」とナメてかかってたら途中くらいから徐々に出てこない単語が増えた。基本の文法は、逆に、意外と忘れてないんだな、と 思いながら勉強した。

単語おさらいのためと基礎大事という気持ちから『仏検合格のための傾向と対策5級』もやったが、さすがに手応えがなかった。

いまは『しっかり学ぶフランス語文法』を少しずつ勧めている。前述の500単語と基本の文法の2周めもやる予定。年末年始でペースが崩れて熱が冷めそう。

2023/12/17(日)
連盟射会。一手坐射と四ツ矢立射。xx◯x◯x

2023/11/23(木・祝)
KANさんがお気に入りだったという「銀座スイス」で追悼メニューを出し ているというので行ってきた。少し並んだもののゆっくり食事を楽しむことができた。カツカレー発祥の地らしいのだけど、KANさんメニューは、カレーにエ ビフライとカニクリームコロッケという内容。とてもおいしかった。サインを複製した小さな旗がさされてて、持って帰った。
ところで並んでいたときにお店の人に「KANさんのファンでいらっしゃいますか?」と聞かれた。なんでだろう? 明らかに常連ぽくないからなのか、なにかにおいを感じたのか、浮いてたからなのか。熱心なファンでもないのに不思議だった。

せっかくなので久しぶりに無印を見て、銀座sixの「中村藤吉本店」に行ってみると少しだけ待って入ることができた。期間限定の玉露のゼリー、アイスクリームのセット。この写真のゼリーが玉露味で、右側の抹茶アイスがバニラアイス?になっている。このお店はお水の代わりにティーバッグの玉露が供される。お湯がなくなったらお願いすることもできるようです。

その後、築地本願寺に初めて行って、勝鬨橋からの眺めを楽しみながら渡り、月島駅まで歩いてそこをゴールに帰宅しました。

2023/11/19(日)
射会。お手伝いの人手のために出たようなもの。四つ矢を立射で2回。x○x○x○x○で珍しくいい成績。しかしお手伝いはとても疲れて帰宅してお風呂に入って座ったらもうまったく動けなくなった。

2023/11/17(金)
KANさんが12日に亡くなったというニュースが入ってきた。
3月にメッケル憩室がんであることを公表し、10月にフランス旅行をして、11月には解禁してなかったサブスクをかなり解禁、なんかいやだなあと思っていたらのことだった。私は少なくとも熱心なファンではない。長く知ってはいたけど途中まったく聴かない時期もあった。
とっかかりは雑誌でのコンサート招待が当選したこと。確か日本青年館にひとりで参加した。ファーストアルバムが出たか出ないかの頃なのか、ともかく「愛は 勝つ」よりはだいぶ前のことだった。コンサートは楽しかったので発売しているアルバムは買って聴いて応援してたところ、「愛は勝つ」が大ヒットした。た だ、『ゆっくり風呂につかりたい』を最後にちょっと離れてしまった。
なにがきっかけだか忘れたけど、2016年頃からまた聴くようになり、コロナ禍になるまで3〜4回ライブに行ったと思う。この日記にも行ったときのことは 書いた。当時のチラシやチケットの半券、ライブグッズのトートバッグも残っている。こんなことならもっとおかしなグッズを買っておけばよかった。

2023/11/5(日)
エリックサウスのカレーが食べたくて、せっかくなら他のところにも行こうと考えた。
赤羽駅からカトリック赤羽教会の美しい建築を見、赤羽八幡神社に行ったのちは東十条駅を経由して王子駅まで。王子駅で卵投げイベントをやっていてなんだろうと思ったら11/5で「いいたまごの日」ということだったみたい。期間限定の駅スタンプがあってラッキー。
ここから東京駅へ移動してエリックサウスに向かうと結構な行列だけど待つ。やっぱり私は野菜カレーが好きだ。目の前のアロマ珈琲でコーヒーを飲んで満腹。
その後、竹橋まで電車に乗って科学技術館のNT東京を見学。NT東京は高専の文化祭みたいだなと思って少々身の置きどころがなかった。

2023/11/3(金・祝)
明治神宮奉納全国弓道大会に参加してきた。控室も通路も大混雑で待ち時間も長いしで2年に一度くらいでいいかなと思った。コロナの前は本殿の中に入ってお 参りできたそうなんだけど去年も今年も代表者のみでできなかった。2本引いて3,000円。お菓子と手ぬぐいをもらえる。
その後はお参りをして流鏑馬を見て帰宅した。

2023/10/22(日)
明治神宮を北参道から入って弓道場の場所を確認後、参宮橋商店街、代々木公園、原宿駅から明治神宮に再度入って有料エリアで清正井を見学、本殿をお参りして北参道から代々木駅方面へ。秋葉原まで電車移動して、御徒町まで歩き、電車に乗って池袋まで戻る。

有料エリアの明治神宮御苑は 特に行って良かった印象。パンフレットの「みごろ」だと今はちょうど見どころがない時期だけど人がいても静かな感じが保たれていた。清正井の透明な水には 本当に驚いた。これはたしかにパワースポット。全然知らなかったんだけど混雑して整理券が出た過去もあったそうですね。

明治神宮御苑の入り口にはスタンプがあって日付入り。ちょうど新しいスタンプ帳になった一枚目を飾ることができて嬉しかった。

最近読んだ本。

泡坂妻夫『ダイヤル7を回す時』
7つの短編集。小気味よくて少し毒があって面白く読んだ。

米澤穂信『可燃物』
5つの短編集。渋くて読んでいるとズーンとしてくる。「本物か」が好み。

市川沙央『ハンチバック』
芥川賞受賞の際の著者の印象に惹かれて読んだ。印象通り、強くて賢そう。乾いた筆致で冷静に内側も外側も観察してる。

2023/10/1(日)
高山から松本駅までの特急バスが9:07。それに合わせて出発をした。松本駅まで行くこともできたが、新島々から電車に乗りたくて途中下車。駅スタンプを押せた。

松本駅で大きな荷物を預けまずは松本城まで。まわりをのんびり歩いてその後、みよ田に行くとすごい行列。でも並ぶ覚悟で来たのでじっくり待つ。50分くらい待っただろうか。鴨せいろとそばアイス。おいしかった。そばアイスは2スクープでたっぷり。

並んでいる間にGoogleで「近くのコーヒーショップ」と検索したら出てきた「かうひいや3番地」 が歩いて5分だったので行ってみました。雰囲気のある空間で、レコードやCD、本が並んだ中に席数はごく限られている。最小限の選ばれた小物が置かれ、お 手洗いのドアの窓は昭和のガラスだった。コーヒーは4種類あり、上から下に濃くなりますと説明されたかな。紅茶、ルイボスティー、アイスの飲み物もあっ て、ケーキが3種類あった。いいお店だった。

その後、旧開智学校へ行く。休館中なんだけど近くまで寄って見られるし、司祭館で紹介展示とグッズ販売あり。2024年の秋頃にはまた見られるようになるようなのでまた訪れてみたい。お隣の松本市立開智小学校の建物も素晴らしい。

16時半のあずさに乗って帰宅。

・上高地は風景もさることながら、その空気の爽やかさが上高地の価値なのかなあとも思った。湿度がなく空気がおいしい。例年のことはわからないが、長袖1枚でほぼ大丈夫、ウィンドブレーカー的なものを羽織って温度調節できるくらいでよかった。
・上高地帝国ホテルは、格式ありつつフレンドリーだった。お料理や雰囲気も良いがより接客に対しての良印象がより強い。
・お腹が空いてなくても和朝食だと食べられるんだなと思った。坂巻温泉旅館の朝食はご飯のおともが豊富で食べやすかった。
・松本駅周辺は素敵な喫茶店も多そう。

2023/9/30(土)
朝食は、パンケーキと飲み物などのアラカルトにしようかと思ってたのに計算するとイングリッシュブレックファーストのほうが安くつくんだよな、と思ってイ ングリッシュブレックファーストに追加チャージしてパンケーキにしてもらった。しかし、やっぱり昨晩のお腹いっぱいを引きずって苦しくなってしまった。欲 張りはいけない。夜と比べて少し忙しさのある雰囲気。

チェックアウトする前に、切手を2枚買ってホテル内のポストに投函。ポストの底にカードが落ちる音がコトンとして新鮮。

27日に熊が出た道も再開されたとのこと。この日は河童橋から明神方面への往復の散歩。行きは左岸、帰りは右岸にした。左岸のほうが道が広くて歩きやすい 気がする。明神に到着すると人がたくさん休憩しており、その先穂高神社奥宮でもまた人で賑わっている。明神池は500円の拝観料が必要。なんとなく、人が 多いかな、どうだろう、と思って見るのはやめてしまった。

上高地バスターミナルまで戻ってきて、今日もやっぱりうどん。

さて、今日の宿泊場所である坂巻温泉旅館へ移動。予めチケット自販機できっぷを購入する。バスターミナル7番の沢渡行きバス乗り場は長蛇の列で、随時バスが出ているもよう。人数を数えながら乗せていて最後の乗る人になった。

しかしバスが発車して次の停留所である帝国ホテル前でさらに人が乗り補助席が全部使われた。私は坂巻温泉で降りられるのだろうか!と非常に不安になる。で も、降車ボタンを押したあとに運転手さんが降りる方がいらっしゃるので補助席の方はご協力お願いしますとアナウンスしてくださり、こちらも降りまーす、す みません、と言いながら補助席の横を通してもらった。補助席をたたまなくても横を通れるんだな、と思った。

坂巻温泉は前日の上高地帝国ホテルとまた雰囲気がぜんぜん異なる、ザ・トラディッショナル日本旅館。内湯と露天風呂があり、24時間入れる。露天風呂は外の階段を降りて脱衣カゴのみがある露天風呂。洗い場はない。携帯の電波はほぼ圏外。デジタルデトックス!

2023/9/29(金)
きょうから2泊3日で上高地と坂巻温泉へ旅行。
あずさ1号で松本まで移動後は、予約していたナショナルパークライナーで松本から大正池まで移動した。バスは2台での運行だった。大正池で降りる人はほぼいなくて多くは上高地までそのまま移動するようだった。

観光バスも多く大正池も人がたくさんいた。しばらく時間を過ごして上高地へ1時間ほどの散策を開始。途中の田代池が特に美しかった。上高地の河童橋が見え ると急に人が増えて俗っぽくなっていわゆる観光地という雰囲気が強くなった。大正池や歩いてきた遊歩道との落差がすごい。食事の選択肢が重いものが多く、 結局山菜うどん。ちょっと周りをフラフラしてホテルまで約20分のんびり歩いた。

宿泊は上高地帝国ホテル。少し前に何気なく「上高地ってそんなにいいところなのかな? 宿はあるのかな?」と調べたらたまたま空きがあったので予約をして行くことにしてしまったのだった。

チェックイン時にバルコニー付きのお部屋も料金追加で空きがあるけれどと言われたが、バルコニーなしのままで。夕食は4箇所で食べられるとのことだった が、予約のいらないアルペンローゼにしますと伝える。フランス料理、日本料理、アルペンローゼのほか、バーでチーズフォンデュという選択肢もあるとのこと だった。

お部屋はクラシカルで落ち着きのある雰囲気で大変好み。

90周年だからなのか、チェックイン時にひのき?でできたハガキをいただき、お部屋にはプレゼントとしてイヤープレートが置いてあった。ベッドサイドには チョコレート。ドリップバッグコーヒー・紅茶・緑茶の用意がある。冷蔵庫は空でその他の飲み物がほしい場合はフロントへ連絡する。アメニティは環境に配慮 したような作り。バスローブとパジャマがとても良かった。

荷物を置いてロビーラウンジグリンデンワルトでケーキとコーヒーをいただいた。17時からの暖炉点灯式を眺める。

夕食はシーザーサラダと本日のスープ(海老のビスク)をシェアし、野菜カレーを選んだ。ワインも1杯。シェアされますか? と尋ねられたのでお願いしただ が、サラダはあらかじめ2つに分けてサーブしてくださり、スープは温かいスープ皿を置かれたあと、目の前ですくって供された。シェアをしてちょうどいいく らいの分量だった。なので、野菜カレーのごはんの量が意外と多くて苦戦。メインもシェアしていいくらいなのかもしれない。それがマナーとしていいのかはわからないけれども。

お腹いっぱいになって一日が終わる。

2023/9/27(水)
泡坂妻夫『煙の殺意』。8作品の短編集。「赤の追想」のような作品をもっと読みたい。
泡坂妻夫『しあわせの書』。仕掛けがあるあるとそれだけ知っていて積読だった本。本編はあまりおもしろくないけど、仕掛けには驚かされた。作者の労力に。
稲田俊輔『お客さん物語』。飲食店の舞台裏と料理人の本音、と副題にあるとおりの内容。老舗のお店に行ったときのそこはかなとないクールな客あしらいにつ いて、納得がいった。お客側にいるだけでは出会えない他のお客のあれこれ、お店側の事情などが読めて面白い。吹き出してしまった内容もあれば、最後の「浅 草のジルベール」のようにしんみり余韻を残す小説のような読み物もあり、充実の内容だった。

2023/9/18(月・祝)
弓道の審査。結果は「残念」。

2023/9/11(月)
軽いギックリ腰をやってしまった。

2023/9/9(土)
射会。四ツ矢2回。xxxxx○xx。進行係を少し手伝う。疲れ切って帰宅。

2023/9/4(月)
荒木あかね『ちぎれた鎖と光の切れ端』。
テーマとしては東野圭吾の『容疑者Xの献身』を思い出させるが、賛否両論あるだろうとはいえあそこまで昇華してない印象。
殺害状況も個人的に苦手なタイプできつかったが、それ以上に合わないなと思ったのが高校生がLSDやって店に火をつけるとか、どんだけDQNなんだっていうその環境に引いてしまって物語全体が安っぽく思えてしまった。また、知り合ってそれほどでもない同士が交換殺人の話をすることってありえなくないか? 現実的じゃなさすぎる。これまた、どれだけ低俗な話してるんだよって思ってしまってやっぱり評価低い。
ただ、第一部で殺害計画をしてた人が時限爆弾的にSNSに証拠をアップすることをしたおかげで自分の首を締めつつも結局自分を救うことになったのは面白いと思った。

2023/8/27(日)
連盟射会。一手坐射+四ツ矢2回。xx○xxxx○○○

2023/8/11(金・祝)
夕木春央『十戒』を読み終わる。『方舟』よりインパクトは弱いけど読み始めたらやめられないくらい面白く読んだ。犯人探しをするなという縛りでもって犯人が自由に動き回る設定はよくできている。よく考えるなあと感心する。犯人はたぶん多くの人が最初のほうで想定できてしまうだろう。しかし、読者への開示の仕方がp.279の地の文というのがよかった。『方舟』のことがあったので最後の最後まで気を抜けなかったし、完全犯罪なんだよなと思うと感慨深くあった。そして、最後の2つの段落に書かれている内容にハッとする。『方舟』とのつながり。

2023/8/10(木)1`
知人におすすめされた、TVアニメ『サマータイムレンダ』(公式)をみはじめた。2022年のアニメ。タイムリープものと言われて見始めると、加えてミステリやホラーの要素が強い。第一話から面白かったものの、描写的には限界を超えていてどうしても目をそらす場面は多い。でも話は面白い。一気に10話まで観てさすがに疲れた。

夕木春央『十戒』を読み始めた。前作『方舟』から1年ですごいなあ。

2023/7/21(金)
『少女都市からの呼び声』(公式)@THEATER MIRANO-Za
安田さんが出るので関ジャニ∞のファンクラブ枠で取れたチケット。難解だったけど、視覚的な美しさを堪能してきた。
安田さん目当てだったのに、それ以上に咲妃みゆさんの美しさ可憐さ存在感に目が釘付けになった。風間杜夫さんは格好良く、六平直政さんと肥後克広さんの登場場面は癒やし。
下手側通路の席だったのだが、舞台中遅れて来た人?と思ったら安田さんだった。安田さん以外にも演者たちが演出として通路を通る。安田さんは後ろから2回、前から1回横を通った。手を伸ばせば触れる距離なんだーと不思議な気持ち。

シアターミラノ座は何かと話題の歌舞伎町タワーの 中にあるのだが、エレベータが止まらないのでエスカレータでのぼる。人が溜まりそうな動線、途中階もあまり寄りたくないような雰囲気で、シアターミラノ座 自体も動線がややこしかった。劇場内は冷房がかなり効いていて足元がかなり冷える。ストールを一枚持参しても足首周りはひえひえだった。

2023/7/20(木)
稲田俊輔『食いしん坊のお悩み相談』。Twitterで「質問箱」「相談箱」に寄せられたものをまとめた内容。現在進行形で続いているので面白く読んでい る。『おいしいものでできている』のエッセイも面白かったけれど、私はこちらのお悩み相談のほうがより楽しかった。稲田さんだけじゃなく食べ物にこだわり のある人は世の中にたくさんいるんだなと思ったり、視点になるほどと関心したり。

赤澤かおり『人生にはいつも料理本があった』。料理本の編集をされている方なので自分が関わった本も入っている。読んでいくうちにちょっと鼻につくなあと いう文章。料理本は私も好きなジャンルでこれはどんな味なんだろうと想像したり眺めているだけで癒やされるし楽しい。処分したあとで買い直した本もある。 味の好みがすなわち好きな料理家みたいなところはあって、実用で使っている本は案外少ない。

2023/7/16(日)
新宿サブナード経由で歌舞伎町タワーに行く下見をしたく新宿へ。新宿三丁目からB10出口へ向かうとそこがサブナード入り口で、あとは表示通りに西武新宿駅を目指せば大丈夫だった。地下から地上にどこで出るかがちょっとわかりにくいくらい。涼しく移動できる。

戻りを地上にしたら熱波がすごくて避難したく珈琲茶館 集というところへ入る。サイフォンコーヒーを急冷したアイスコーヒー、とってもおいしくて生き返った。その後、アルペントーキョーをちょっと見て、タカノフルーツパーラーへ行く。もちろん列ができていて並ぶ覚悟はしていたものの、冷房がほぼ効いていない階段に並ばされて20分くらいでリタイア、池袋東武店に移動することにした。

池袋東武店はデパートの中なので冷房は効いているし、椅子に座って待てた。意外とサクサク進んで念願のパフェを食べることができた。満足度高い。

2023/7/3(月)
5月6月と気がかりな行事が目白押しで本当に疲れた。やっとおわった。

最近読んだ本は、凪良ゆう『美しい彼』を4巻まで。井上真偽『アリアドネの声』、呉勝浩『爆弾』。どれも面白く読むことができたのが嬉しかった。
『美しい彼』は真面目に会話しているようなのになんだかズレていって、一見立場が強く見える人が翻弄されてなんならかわいそうな感じになるおかしさもあるし、お仕事所小説としても楽しめるのがいい。
『アリアドネの声』は、最後は感動すらする。とはいえ、それが好みかというとまた別ではある。
『爆弾』、読み始めてあれよあれよと止まらなくなる感覚はやっぱり楽しいなあ。

2月に購入して以来、稲田俊輔さんの本にはまり、『おうちごはん革命』『だいたい1ステップか2ステップ! なのに本格インドカレー』『だいたい15分!本格インドカレー』の中のレシピを繰り返し作っている。カレーは、玉ねぎを炒めないしシンプルスパイスを調合 しておくスタイルのため作りやすい。そしてグラム表記で作るので再現性が高い。まさか自分がスパイスカレーを作るようになるとは思わなかった。なんどか挑 戦してみて結局スパイスが賞味期限切れになっていたのに、いまではすっかり買い足すくらい。そして、きょう新刊が届いた。『インドカレーのきほん、完全レ シピ』。数日後にはエッセイ集も届くので楽しみ。

2023/7/2(日)
28日に関ジャニ∞の冬のライブDVDが発売になりフラゲしていたのに28日だったかに怒涛のインフォメーションの波にもまれてすぐには全然みられなかっ た。本編とキャンジャニ∞挨拶集は見られた。その後、Twitterで大倉くんが「DVD特典のホロ酔い鑑賞会をみんなでみませんか」という呼び掛けか ら、この日の13時にオンライン同時鑑賞会が決まった。

大倉くんはTwitterでスペースを開設。丸山くんも遊びに来た。DVDを見始めたものの、DVDの特典というのは「エイトさんたちが自分たちのライブ 映像をカラオケルームでお酒をガブガブ飲みながら見てあれこれお喋りする」という内容。それに加えて、スペースで二人が喋るものだから、どこに耳を持っ てったらいいのかわかんなくなって、いちおう両方つけたはいいが情報量の多さにすっごく疲れた。楽しいけどものすごく疲れた。おまけに3時間の鑑賞会が終 わったのちに30分くらいエイトレンジャーの映像を見ながらという二次会も始まって、スペースの時間は約3時間半。夕方ちょっと横になった。

2023/6/25(日)
連盟射会。今回担当者だったので気が張ってた。矢渡しの第二介添をやったりお昼の注文担当だったり。朝から着物を着てたら気温と湿気にやられて開会式でク ラっとした。それに気付いた先生がそっと寄ってきて始まるまで奥で休んでなさいと連れ出してくれた。暑いのにも参ったし、朝食を食べたのに糖分が欲しいと も猛烈に思った。先輩たちが冷タオルやウィダーinゼリーをくださったりして、介添はなんとかできた。
自分の成績は、x○xxx○。気分が悪くて引けるかなと思ってたんだから充分でしょう。

2023/6/18(日)
弓道の審査。中る気が全然しないなと思いながら引いた。案の定残念。秋の審査会場への行き方を早速調べてしまった。

2023/5/28(日)
初めての場所で射会。所属道場が記録係担当で、忙しくて人数がいるとのことで参加人数をなるべく多くのことだったので参加した。8本引いて中りは1本のみ。そんなもんだ。xxx◯xxxx

思ったより早く終わったのが救い。さすがに疲れた。

2023/5/27(土)
ドラムの発表会。意外と緊張してないなと思ったけど間違えはした。速さはどうだったかな、少なくともゆっくりにはらなかったと思いたい。
他の人の演奏を聴くのもとても勉強になる。バスドラが効いているとうまく聴こえるし、シンバルは結構思い切って叩いたほうが良さそうだ。

そして、うまい演奏と好きな演奏は別だったりもする。

2023/5/24(水)
発表会前最後のドラムレッスン。遅くなりがちなところの注意。カウントを出して演奏を始めるって本当に難しいんだなと思った。

2023/5/21(日)
ドラム発表会のリハーサル。カウントを出して演奏始めるも、とっても遅くて別の曲のようだなあと思いながら演奏していた。少なくとも10は遅かったらしい。注意しつつ再度演奏。どうにかこうにか。

せっかく遠くまで行ったので、お茶して帰る。
Cafe Salon Sonjin。静かで落ち着いた空間で素敵だった。中学生以下お断り。1.5時間制。3人以上は席を分かれて座ってもらってたかも? ホットケーキが焼き 上がりまで30分。分厚いホットケーキにバターとメープルシロップが添えられており、ホイップは追加料金。バターは溶かしバター。ホイップなくても満足度 高いと思う。ホットケーキにはバターとメープルシロップがあれば良いのかもしれない。

お腹いっぱいになり夕食は食べられなくなった。


ホットケーキ

2023/5/12(金)
ドラムの発表会が控えていて週1回レッスンのときだけ本物を叩くのでは心もとないと思い、初めて音楽スタジオに行ってみた。緊張したけどまあなんとかなった。

2023/5/5(金・祝)
パク・ドンフン監督『不思議の国の数学者』(2022年/韓国)。
学校という小さな社会と、北朝鮮からの脱北者(おまけに超天才級の数学者)という大きい設定を絡めるのがうまかった。日本映画でありそうでない内容だなと も思った。ハクソンがジウに説く数学との付き合い方を、いま自分が苦労している趣味に置き換えて聞いて、少し心が落ち着いたりなどした。

末広亭の向かいにあるエピタフカレーでお昼。カウンター のみのこじんまりしたお店で、明るくて清潔感がある。なにより店員さんたちの感じが良い。3種類のうち、1つないしは2つのカレーを選べる。チキンとポー クを選んだ。特にポークビンダルーは酸味がきいていてちょうどいい辛さでおいしい。ご飯の量は少なめも選べてマイナス50円。今回はそのままにしたけれ ど、見た目より食べでがあるので少なくても良いかもしれない。かわりにパクチーを増しにするとか。ラッシーも小さなグラスの割にたっぷり飲みでがあるなと 思った。

新宿に来るのが久しぶりで変化にびっくりした。紀伊國屋書店の高島屋奥の店舗が上階をのぞいてニトリになってるし、NEWoManのあたりの展開がすごい。おしゃれなお店が目白押しだなあ。せっかくなのでDemerara Bakery でスコーンとクロテッドクリームを買った。

池袋に移動してシェ松尾のティーサロンで30 分くらい待ってお茶する。お腹が空いていればアフタヌーンティーに挑戦したいところだったけど無理だったので、温製クレープ巻きスフレ オレンジ風味。温かいオレンジソースにクリーム入りクレープが2本。これはこれで結構ボリュームあると思いました。ケーキと違って家に持って帰れないデ ザートということで選んだけど、温かいソースで食べるクレープはおいしくて満足だった。

2023/4/29(土・祝)
ダイアログ・イン・ザ・ダークに行ってきた。視覚障害者のガイドで参加者6人が白杖を持って暗闇の世界を体験するというもの。
どんなことをしたのか書くとネタバレになりそうなのでやめておくが、白杖のあるなしでこんなに安心感が違うのかと思ったのと、言葉によるコミュニケーショ ンの必要性を実感した。自分の状況を伝えたり、情報を得たりするために発信受信していかないと何もできないからだ。暗闇の中ではいつもよりお喋りにならざ るを得なくて、でもそれがだんだん楽しくなってくる。
季節を変えて内容を少し変えていくらしいんだけど、この一番最初の衝撃は得難いものなんだろうなあと思った。

お昼を食べるために、東京駅に移動してエリックサウス八重洲店へ。 迷ってランチプレートの3種選べるものにした。+ラッシーも。はちみつチキン・野菜・カリフラワーのドライカレー(だったかな)にしました。辛さがわから ないので唐辛子マーク1つと2つのみにしたけど、3つ以上でも大丈夫そうだなと思った。野菜がしっとり甘くって、チキンのカレーより他2種類のカレーのほ うが好みだと思った。ターメリックライスがまたおいしい。食べ方の説明が席に置いてあって待っている間に読むのも楽しかった。お店自体はこじんまりしてい るけれど、食べることに集中できてよいお店。また行きたい。

東京駅から日本橋方面へ腹ごなしに歩いて、日本橋三越の特別食堂に行ってしまった。1日限定12食のいちごのショートケーキがまだあったのでそれと紅茶をお願いした。立派ないちごがのって、中のいちごもたくさん、そしてなによりクリームたっぷり。

2023/4/27(木)
胃が重いのと頭が重いのが連動しているのって、どっちが先かよくわからないけど、家に残ってた半夏厚朴湯を飲み始めたらまあまあ胃が落ち着いてきた。

S.S.ラージャマウリ監督『RRR』(2021年/インド)。
近くの映画館で本日最終日。早朝の1回のみ。こんなに人がいるのかと思うほど混んでいた。2つあけた隣の女性が遅れてきたあげく売店で売ってないじゃがりこを持ち込んで上映中にガリガリ食べていたのが許せなかった。

予備知識をまったく入れないで行ったので、冒頭から結構な暴力シーンに目をそらすことになり全編を通しても目をつぶってたシーンは多かった。ただ、そろそろ私は見られないシーンが始まりそうだというのが割とわかりやすいのは助かった。
暴力シーンを抜いたその他の部分は映画館で観られてよかったなというものが多く、迫力がある。よく考えつくよなあというアクロバティックな動きが散りばめられているのは見どころだと思う。私は攻撃に動物を使うというのにびっくりしてしまい、本当にカルチャーショックとしか言いようがないと思ってしまった。
ほんのちょっとスパイス的にコミカルだと思う箇所もあるものの、以前観たことがあるインド映画より内容はシビアで暗く重い。だけどアクションが派手で疾走感に満ちているし、流れからして悲劇的な結末にはならないだろうという安心感で物語を観続けることができる。
主役の二人は歌って踊ってアクションをして、顔も身体も完璧。映画の役としてスーパースターなのはもちろん技術があるという意味で役者さんとしてもスーパースターだなあと感心してしまった。

2023/4/25(火)
2,3年前から頭と胃が重くなる症状がときどきあって、1週間くらい続いたので一応首から上も診てもらいに行こうと思い脳神経外科へ行ってきた。6年ぶり だった。問診の様子だと「肩こりからくる頭痛だろうねー」と言われたけれど、久しぶりだしMRI撮りますかってことで撮ってきた。密閉されるのちょっと怖 いなと思ったけれど、技師さんに不安だったら声出してもらってよいですよと言われたのと隙間から外が見えてマスクも自由だというので大丈夫だった。開始直 後に「ちょっと聞きたいことがあります」と言われ何事かと思ったら歯科矯正器具を申告し忘れていたのだった。あまりに日常になっており本当に気付かなくて 謝った。「ベテランなので大丈夫です」とのことでそのまま続行して無事におわった。

写真を見てもなーんも悪いところはないとのことで、一緒に写真を眺めて見てもきれいだなと思った。首から上も大丈夫そうでよかった。頭痛薬いる? と聞かれたので、「いえ、いいです」と答えたら「頭痛体操」というパンフをくれた。帰宅後、試してみたら結構良い。

2023/4/23(日)
弓道の講習会に行ってきた。
一手のあと個々に寸評をもらい、そのあと講義。お勉強みたいなことと、実技について。そのあと一人ひとり個別に指導となった。よく講習会ではメインの先生 のほかに2人くらいサブの先生もいて、列に並んでそれぞれにアドバイスをもらうことが多いんだけど今回はメインの先生お一人だけだった。そして、待ってい る間は後ろで練習するのではなく見取り稽古してくださいとのことだった。みんながどんな注意を受けているのがわかるし勉強になるので有意義だった。
私は最近自分の道場で注意されたことと同じ注意を受けた。馬手をすぐにおろさないこと。そして手の内は掌根を意識する。天紋筋離さない。

2023/4/22(土)
頭も胃も重い。いつも午後に弓を引きにいっているのも休むことにした。翌日に講習会があるので矢筒だけ取りに道場に行って知り合いに挨拶して帰宅。

2023/4/21(金)
健康診断に行ってきた。朝起きると、乗る電車が運転見合わせとの情報が入り、安全策を取って隣駅まで歩いてみたけどすでに電車は動いていた。電車はなかな か来ないし、ドアがちゃんと閉まらなくてなかなか発車できない。そんなこんなで時間が経つ。おまけにラッシュ時と重なり電車が来ても乗れなくて1本見送っ た。8:20受付に間に合いそうになかったので駅に着いて連絡を入れたけど、3分くらいの遅延で到着。

検査は10時くらいには終わった。検査後にお医者さんの説明があるのがありがたく、超音波検査、心電図、血液検査、尿検査なども含めて画像などを見せても らいながらここは大丈夫ここも大丈夫と言われて安心して帰れる。画像系については、今一度細かく見て報告しますとのことだけど、それ以外は大丈夫そうだっ た。超音波でやたら丁寧に見られていたのでちょっと心配してた。

身長がミリ単位で去年と同じだったのが笑える。眼鏡をかけても視力が出ないのでこれは評価Cだろうなあ。

毎年、健康診断のあとにはアフタヌーンティーで食べて帰るんだけど、今年はシェ松尾のティーサロンに した。10:30-12:00限定のオープンサンド3種プレートが目当て。本日のスープ付きで、生ハム・スモークサーモン・ローストビーフの3種。そして ピクルスのサラダが付く。スープはコーンポタージュだった。温かく甘いスープがバリウム後の胃を癒やす。オープンサンド3種も、どれもおいしかったけど、 生ハムが特に気に入りました。ハーブの香りがいい感じにきいていておしゃれな味。通常はどれか1つになるので、3種類を一つずつ食べられるのはお得だ。

温かい紅茶はポットサービス。ホットコーヒーはお代わりができたと思う。ところで、ここには何回か来ているんだけど、ベテラン感のある男性の応対は初めて だった。ここはどの店員さんも丁寧・親切・上品。今回、執事のような男性に応対されると自分がマダムになったようで気分があがった。

2023/4/16(日)
射会。一手坐射、四ツ矢立射の計10射。x○xx○○xxxx
あとで言われたこと。口割が下がってる。突っ込んでた。馬手がすぐおりてきてる。
次回6月の射会では係なので簡単に打ち合わせをするも、矢渡しで第二介添をやることになった。第一か第二どっちかはやらないとだろうなと思ってたから仕方がない。足のメンテナンスしないとだな。

2023/4/13(木)
酒井麻衣監督『劇場版 美しい彼 エターナル』(2023年/日本)。
原作未読、TVドラマはシーズン1は途中まで、シーズン2は面白く観た。

いろいろ解決しないといけないことが出てくるものの、最後にはきれいに八方まるく収まるところが大変気持ちよかった。みたいものを全部観られた!って気になった。

平良の挙動不審感を見事に演じられているからこそ、安奈を一時家に引き取って縁側で心のなかに星があれば、の話をしたとき、表情がまったく異なり、キモい平良じゃなくなってたのがすごい! と思った。

清居を真正面から映すことがあまりない。一瞬、真正面のアップが映ったとき、うわーめちゃきれいーと思ったのに、斜めとか横顔のほうが多い。ある意味、真正面からの清居を見ることができるのは平良の特権なのかもしれない。

個人的にはカメラマンの野口さんのキャラが余裕ある大人で魅力的だった。茶目っ気もあり素敵。

また、二人が住んでいる家の描写が映画で大きく観られるのは眼福。全体的には整いつつも生活感があってちょっと片付いてないところもあったりしてリアルなんだけど魅力的な家。

撮影があまりにも美しいので撮影者の名前をチェックしたくらい映像もよかった。

2023/4/11(火)
半年ぶりの乳腺外科での検診はまったく問題なし。いったん終了してあとは市の検診で構わないと言われたけれど、健康診断でだいたい引っかかって別のところ で診てもらうように言われる流れを何回も繰り返しているのが面倒くさく、1年後の検診をお願いした。この検査は超音波だけど、まれにマンモで見つかるガン もあるので2年に1回はマンモもやってねと言われた。

2023/4/4(火)
アレクサにタイマー15分をお願いしたら「待つ時間音楽を聴きたいですか?」と聞かれたので「いいえ」と答えたのに、聞き間違えたのか「あなた向けにカスタマイズした曲をかけます」みたいなことをいって、流れた曲が嵐の「モンスター」。わりとすごい。

確かに昨日CDTVでジャニーズの歌がいろいろ流れ、それを聴きながら関ジャニ∞の18祭冬でもジャニーズの曲がいろいろ流れたな、と振り返っていたのだ。そして、18祭冬の中で「モンスター」はパフォーマンスされた。

その後、レミオロメン「粉雪」、DEEN「Christmas time」、菅田将暉・中村倫也「サンキュー神様」を流してくれた。どの曲も自分で流したことはない。

心当たりとして、「粉雪」は『ブラッシュアップライフ』を一気観したからだと思うし、『関パニ』を観てたらその中で関ジャニ∞の冬の歌が何曲か流れクリス マスぽい雰囲気ではあった。そして、「サンキュー神様」という菅田将暉・中村倫也の二人による曲は知らなくて、でも時の人中村倫也を引っ張ってきたあた り、流行も意識していたのだろうか。

アレクサ、周りの音をいろいろきいているんだなあと改めて。面白かった。

2023/3/31(金)
友だちと3人で日本橋に出かけた。

お昼は、更科堀井日本橋高島屋店で2人は鴨南蛮、私は鴨せいろ。お蕎麦が細くてつるつるしていて鴨汁がとってもおいしかった。そして鴨の出汁で飲む蕎麦つゆは絶品。
友だちの買い物に付き合ったり、長門で切羊羹を買ったのち、日本橋三越の特別食堂へ向かった。デザートが目当てで、クレープシュゼットか、プリン・ア・ラ・モードか、キャビネットプディングか、数日前から迷いながら当日を迎えた。

「満席」で、受付で番号札をもらう際に20分くらいお待ちいただきますとのこと。広い待合室には椅子が並び、壁際にもソファがあって座れるようになってい るので、ゆったり待つことができてストレスがない。ほどなく呼ばれて中へ入ると、結婚式場みたいだなあ!という第一印象。いわゆる昭和な雰囲気だけど、歴 史と伝統を感じて落ち着く。

メニューには1,200円するいちごのショートケーキもあった。クレープシュゼットは午後4時からの提供。プリン・ア・ラ・モードかキャビネットプディングで悩んだ挙げ句、3人ともキャビネットプディングを選んだ。コーヒーと紅茶はおかわりができる。

キャビネットプディングは、フルーツの入ったしっとりパンプディングみたいな感じ。一口一口味わって満足感が高い。そして添えられているフルーツがどれも味が濃くておいしい。

席間がゆったりしていて、騒がしい人もいない。居心地が良すぎて長居してしまった。

2023/3/21(火・祝)
WBCの決勝、メキシコ対日本が朝の8時からだというので、本当は弓道場に行くはずだったのをお休みにしてテレビを観ることにした。監督ってすごいな、と思うことしきりだった。
 
水曜日の午前中はいつも弓道の練習に先生がいらっしゃるんだけど、WBCの試合を観たい人も多いだろうから自主練にしますと連絡が来た。私もWBC優先で9-11時で帰ろうと思っていたところだったので、いっそお休みにしてやっぱり観戦のつもり。

午後はまず府中本町駅からすぐの「ビーメスワール」というカレー屋さんで食べた。ランチで小さなカレーを2つ選べるので、豆のカレーとほうれん草のマトン カレーを頼んだ。マトンカレー、久しぶりだなあ、やっぱりおいしかった。豆のカレーは結構にんにくがきいていた。お腹いっぱい。

その後、府中市美術館へ歩いていく。『江戸絵画お絵かき教室』というテーマ。あーこのポストカードがあったら欲しいのに!というのはなかなかないのですよね。大混雑しないので、ゆっくり観られて内容も楽しくわかりやすいのがいい。

2023/3/20(月)
母、妹と本当に久しぶりに祖父母のお墓参りに行ってきた。お昼はこれまた久しぶりに天ぷらを食べて私だけグラスワインも飲んで満足した。

TVerで3話だけ見ることができた『ブラッシュアップライフ』(公式)。あまりに面白くてhuluに入って残りを全部観た。9話のカタルシス、10話の快哉。あと心に残るのは、黒木華が「あなたの付き合っている人は既婚者だよ」と友達に言われたときに、すぐさま携帯で相手の男に電話をして罵声を浴びせるくだり。

彼女は「え、うそ」と疑う言葉を一言も発しなかった。現在付き合っている男より、先日結構久しぶりに会った同級生たちの言葉を信じる。そこがなんかすっごくスカッとした。黒木華の罵声も、のちに水川あさみの罵声もあるけど、それもよかったな〜。女優さんの罵声、好きかも。

リアタイで観てないので放送当時はいろいろ盛り上がったんだろうなあと想像する。検索してまで読まないけれど、同じように思った人はいたんじゃないかなとも想像する。

2023/3/18(土)
雨が降って肌寒い。なんとか弓道場へ行くと先輩が弓具屋さんに行くというので、かけの蝋を塗って欲しい私もエイ!と思い切って行くことにした。1時間くら いしか弓道場にはいなくて、そんなに引いてないけどまあ勢いも大事だよね。ダイヤ改正で早速ダイヤが乱れていたけど、お喋りしながらの行き帰りは楽しかっ たし、夕方の弓具屋さんはほとんど人がいなくて見やすいのも良かった。かわいい石突や、握り革、内袋をつい買ってしまった。

2023/3/13(日)
弓道の総会と射会。四つ矢残念だった。

2023/3/10(金)
高山真『エゴイスト』。
先日みた映画の『エゴイスト』の原作本。映画をみたときには「エゴイスト」とは浩輔が龍太の母に援助をすることをさしているのかとぼんやり思っていた。いくら亡くなった恋人の母親とはいえ、そうまでして自分の心の平安を求めていく様子をさしているのかと。
ところが本を読むと少しだけ印象が変わった。浩輔が龍太に援助を申し出た、その時点ですでに「エゴイスト」なのか、と。援助が始まったおかげで龍太がある 仕事を辞め、同じくらい稼ぐために肉体的にハードな仕事をすることになり、結果死に至る可能性を高めてしまった、と浩輔は後ろめたく思っている。そもそも そうしなければよかったのか、という心情を読んで「エゴイスト」という言葉がふと浮かんだのだ。
映画では恋愛とその後、という印象が強いが、原作では恋愛に加えて早くに亡くした自分の母への愛のやり直しをより強く感じた。龍太の母が入院先で浩輔を息 子だと認める発言のあと、地の文が「龍太の母親」から単なる「母」に変わっていた。著者が亡くなったいま、4人とも天国にいるのか。

桐野夏生『真珠とダイヤモンド』下巻も一気読み。
証券会社勤務の若者たちの栄光と挫折。上巻は上り調子としたら、下巻はその逆を描く。25歳(から27歳)が金融の世界で渡り歩くのはとてつもなく大変な ことで、たしかにいいように大人に手のひらで転がされておしまいなのだろう。自分に力があると過信せず、うまく距離を取らないと大変なことになる、なーん て教育的な感想を言うのは簡単だけど渦中にいる当事者にはめくるめくその感覚がたまらない魅力なんだろう。感覚が麻痺していくのとか、どこか危なっかしい 登場人物があざとく成功していく様子は見ていて怖かった。幕切れがあっけなさすぎて、じゃあエピローグはなんだったんだろうという疑問がプロローグで解け て、それがまた切なかった。

2023/3/9(木)
メルカリで買った弓、籐の部分がほんの少し擦れているけれど許容範囲かと思うのでとりあえずそのままにする。以前籐を巻き直したことがあるけどすごく大変だったので気合を入れないとできない。

握り革は練習も兼ねて巻き直すことにした。籐を巻くよりなぜか握り革を巻くほうが苦手だ。失敗してもいいように在庫はある。今回も最初うまくいかなくて、 いったん剥がしてもう一度やり直したらまあまあできたかな、というふうになった。引いていくうちに変になってしまうかもしれないがそうしたらまたやり直せ ばいいか。なにごとも練習。

桐野夏生『真珠とダイヤモンド』上巻、読み始めたら面白くて一気読み。

2023/3/8(水)
弓を先生にみてもらうと、先輩のは裏ぞりが高いのでしばらく弦を張ったままにする必要があるけれど、私の弓はちょうどいいからすぐ引けるんじゃない? とのこと。巻藁の前で2本引いたけど、強さも問題なかった。11kgで買った弓が引ける。

2023/3/7(火)
3/3に買った弓が佐川急便の着払いで到着。5,000円くらいを覚悟していたら2,000円を少し超えるくらいの安価さでびっくりした。丁寧に梱包されていた弓はとてもきれいで、感動。先輩も夕方届いたとのことで、お互い盛り上がる。明日先生に弓をみてもらうことにする。

友達に誘ってもらいNHK「うたコン」の観覧に行ってきた。
木村カエラと森山直太朗がうまい! と思った。声の響きが素晴らしかった。なにわ男子を自分の目で見た。テレビで見るほうがもちろん良く見えるけど、カメラを通してではなく自分の目でダンスを踊る彼らを見てるのがなんか不思議。ふわっと軽やかに踊るんだなあと。
観覧の前に渋谷の福田屋さんで少し食べた。ずいぶん前に職場の人と行ったことあるお蕎麦屋さんのはず。なのに、Bunkamuraのところまで来て迷ってしまうくらい風景の記憶は曖昧だった。でもお店に入ると間違いなく来たことあるお店だとわかった。

2023/3/6(月)
のんびり起きて朝食に向かうと満席だった。朝食はバイキングで、それにしても種類が豊富で目移りしてしまった。ずんだには正直興味がなかったけど、デザートにずんだのものがあってそれがおいしかったので、おいしいずんだはおいしんだなと理解した。

るーぷる仙台を利用して、まずは瑞鳳殿へ 向かう。るーぷる仙台をバス停で待っている間、案内係のおじさんが注意事項と見どころをずっと喋っていてくれた。仙台城跡の伊達政宗像は入院中と知る。バ スに乗ると今度は運転手さんも観光バス並に喋り上手。SixTONESのライブのことについてふれていて、やはり通常の混み具合ではないのだと知る。運転 手さんは仕事にかこつけて東京に乃木坂のライブに行ったらしい。また、大阪で隣り合わせた人に「仙台行ったことありますか?」と聞かれ、自分が仙台出身と は言えないまま「ありますよ」と答えると、相手の人に「仙台は、、、遠いですよね」と言われさらに言えなくなったというエピソードを披露してくれた。

瑞鳳殿も本殿の修復中だった。30分バス停で待って次は仙台城跡。伊達政宗像の入院中の場所には写真がプリントされた布がかかっていた。本物はずいぶん大きそうだなあ。不在のときに訪れるのもレアだけど、やっぱりちょっとさみしい。前に鎌倉大仏も見えないときに出くわしたことがある。

仙台城跡からは歩いて地下鉄駅の国際センター駅まで移動した。国際センター前には荒川静香さんと羽生結弦さんのモニュメントがあった。

ここから地下鉄で仙台駅まで。お昼は牛たん喜助の南町通店へ。最初エスパル店に行ったら大行列だったので移動しました。おいしく食べたあと、塩釜に移動しようと思ったが、結局、昨日とは違うルートで松島海岸へ行くことになった。

仙石線で松島海岸へ移動しようとしたらまたもやとても混んでいたので、松島駅に移動してから歩くことにしたのだ。松島駅から海岸へは20分くらいか。国道を歩くので面白くはないけれど、仙台ー松島駅間は座ってのんびり移動できてよかった。

昨日と同じに松島海岸は人がたくさん。それも若いひとがとても多い。卒業旅行なのだろうか。それにしても年配者が少なすぎる。駅からはなんとか着席でき、仙台駅まで戻るも途中からどんどん人が乗ってきて朝のラッシュ時並だなと思った。

新幹線の時間まで少し余裕があったので、SixTONESも飲んだという「ずんだシェイク」を飲んでみようと昨日大混雑していた仙台駅3Fのずんだ茶寮小 径店へ行ってみた。テイクアウトと着席があって、どちらもそこそこの列。着席のほうに並んでいたらほどなく案内された。ずんだシェイクとずんだ餅を両方頼 んでみたら、これが驚くほどおいしかった。これは流行るしSixTONESもおいしいって言うよね、ファンも試したくなるよね、と思った。

もし仙台にまた来ることがあったら、鹽竈神社に行って塩釜から松島海岸へのフェリーに乗ってみたいかも。

2023/3/5(日)
2023年で終了の「フルーティアふくしま」 に乗りたいがために旅行を計画して行ってきた。会津方面へは何度か行ったため郡山ー仙台のルートに乗れる日を選んだ。桃のジュース1本、2時間くらいの間 にケーキが2つとフリードリンク制。ケーキはいちごをふんだんに使ったタルトが2つ。いちごがたっぷりで楽しめたが同じような味だったなあとは思う。コー ヒー紅茶は残念ながらそれなりの味。

お昼過ぎに仙台に着いて、荷物を預けたかったけれどどこも激混みで、なんか様子が違う。ロッカーは空いてないので荷物を持ったまま松島海岸へ電車で移動し た。日本三景のひとつ、松島はめちゃくちゃ観光地だだったけど、観光の雰囲気を背にして(忘れて)海を眺めればもちろん素晴らしい。ガヤガヤとしたものが ない時代の松島はしずかで風光明媚さがさらに感じられたかもしれない。

仙台に戻り、うろうろしていると「ずんだ茶寮」の大混雑が異常事態。なんかSixTONESがどうたらこうたらと聞こえてきたので調べてみるとどうやら仙台でライブがあった模様。そしてMCでずんだシェイクについて言及したっぽい。これは明日もきっと人でいっぱいかもしれないと思う。

夕方、アルモントホテル仙台にチャックインをして夜は牛タンを食べる予定だったけどどこもすごい混雑なのです。これはちょっと目先をかえて、塩釜の有名店、すし哲のエスパル店(エスパル仙台本館地下)に行くことにしました。回らないお寿司なんて大昔の北海道旅行以来だと思うな、たぶん。ウニもイクラも普段食べないし興味ないけど、食べるとおいしいなあと思うし、マグロっておいしいだなと思った。

途中で買った、喜久福の大福をホテルに戻ってから食べる。ホテルの大浴場も混んでいたからやっぱりSixTONES関連の宿泊者も多いのかもしれない。

2023/3/3(金)
水曜日に弓具屋さんにフォームで問い合わせるも今のところお返事なし。夕方先輩からLINEが入る。先輩も弓具屋さんに水曜日に問い合わせても返事がないから電話した。すると現在ある弓の在庫を一緒に教えてくれたとのこと。

どうやら希望の強さの弓は人気もあって品薄のようだった。早くても5月6月になるとのこと。

LINEがチャット状態になり、先輩がメルカリで欲しい強さの弓が出てるけど迷ってるどうしよう、そして私の希望する強さのもあるよ、と言う。二人で迷い つつ一晩考えようか、となるも、少ししてから買ってしまった! と連絡が入る。私が欲しい強さの弓の銘柄は先輩が使っていて気に入っているという ので、私もその勢いで購入を決めた。

2023/3/1(水)
いま、竹弓を1本しか持っていない。これで数年過ごしてきたものの、もし壊れたらと思うと不安で新しい弓を欲しいと思っていた。先輩たちが今度弓を買いに 行くというので一緒にいくつもりでいた。でも、いきなりお店に行っても在庫がないかもしれないから各々問い合わせてタイミングがあったら一緒に行こうと いう流れになった。

今の弓の強さをはかると10kg。譲り受けたときは10.5kgと言われたので少し落ちた。

2023/2/26(日)
パク・チャヌク監督『別れる決心』(2022年/韓国)。ネタバレは反転。
ソン・ソレの表情に魅了されてずっと見てた。いかにもファム・ファタル。流れに任せて観終わることもできるし、謎に包まれた箇所も多く考察の余地がたくさんあって翻弄される。
霧の歌、午前中は(だっけ)日差しが届かない霧の町、最後のソレの死に方といい、「隠す」「隠れてしまう」「見えにくい」みたいな雰囲気に満ちた映画だと思った。未解決事件ならずっと壁に写真が残るから、未解決事件にしたくて犯人である自分を砂に隠すように死んだのだろうか。

2023/2/24(金)
松永大司監督『エゴイスト』(2022年/日本)をみた。ネタバレあります。

もう最初の鈴木亮平登場場面で「あ、すごい」って思った。やりすぎない表現、その匙加減がうまくて唸る。宮沢氷魚のお母さんのところに遊びに行くときはいかにも“男性らしく”振る舞うように意識している感じがまたうまい。

鈴木亮平が宮沢氷魚に対する愛情表現にお金が絡むし、宮沢氷魚の表情が読めなくて彼の気持ちを信じていいのかずっと疑いながらみちゃってた。住まいひとつとってもあまりに違うし、うまくいくのかなあ、そしてあまりにもお金が絡んでくることが見てて苦しかった。

ただ、宮沢氷魚の実家もドアの外にきれいなお花の鉢を飾ってたり(その後、小道具としてうまく使われてた)、あたたかで豊かな場所として描かれていたのが良かった。

私は結局、宮沢氷魚が亡くなったあとにお母さんの口から語られて初めて宮沢氷魚の気持ちを信じた。それでちょっとほっとした。けど、その後にまさかあんな展開になるとは思ってもなくて、本当にびっくりした。予備知識ゼロでみたので。

お母さんにお金を差し出すあの場面はハラハラしてしまった。いくらお母さんが彼らの気持ちを認めたといっても、言ってみれば対等な立場ではなく見えるお金の介在を明らかにしたわけでしょう。プライドを傷つけられて決別という流れが“普通”なのではないかと思った。

ところがお母さんは受け入れて、鈴木亮平はお家にもきてお母さんとも関係を築く。

鈴木亮平の宮沢氷魚への愛情の行き場がなくて、そして自分は幼い頃にお母さんを亡くしているのとも重なって、残された恋人の母親へ愛情が溢れてしまってる 感じ。与えることで愛情を表現したくて自分も救われる人間にしてみれば、自分の愛情(と金銭的援助)を受け入れてくれることイコール安らぎかもしれない し、もしかしたら愛されてると信じられることなのかもしれないと思った。

受け入れる側からみても、与えてくれる相手のことが嫌いだったら受け入れないよね。だから、お母さんは鈴木亮平の愛を受け入れたし、映画のラストではワガママさえ言ってる。ちゃんとお互いに愛を持ってて愛を差し出したことがわかるラストがすっごくよかった。

鈴木亮平の仕草や表情はもちろん圧巻なんだけど、宮沢氷魚のちょっと気持ちが読めない感じ、阿川佐和子の演技もよくて、まあとにかく全部が素晴らしかった。

前半のハードなベッドシーンはドキドキしたけど芸術的でもなくリアルに思えるんだけどきれいだった。

あとあれだ、天国を信じないって言ってた鈴木亮平が阿川佐和子のお見舞いにいったときに、鈴木亮平のお母さんがうちの息子(宮沢氷魚)を天国でお世話してくれているわねきっと、って言ったときに、ちょっと間をおいてそうですね、って合わせてくれたのが良かった。

『エゴイスト』を観ながら、人の好意は受けたほうが相手も喜ぶんだよなと改めて思う。好意の質とか程度によるけれど、たとえばそれが欲しいものならば、遠慮するより「ありがとう、うれしい!」と伝えるほうがよほどいい。それを上手にしたい。

2023/2/23(木・祝)
弓道の審査に行ってきた。結果は「残念」だったけど、気持ちはスッキリしてて久しぶりの審査は行ってよかったなと思った。
申し込んでからは申し込んだ人たちと「なんで申し込んじゃったんだろうね」と盛り上がり、2月初めには先生に「みんな審査を控えてるからか、動きがかたーい」と言われ、練習の内容に一喜一憂して過ごした。

電車を乗り継いで1時間超の弓道場に一人で出かけるのも緊張した。でも、最寄り駅から乗ったタクシーの運転手さんは弓道場のある駅なので慣れていて、審査 はなかなか難しいらしいねえなどと気さくに話をしてくれた。10分くらいの間に少し気持ちがほぐれた。受付後、落ち(5番目)のはずが前の人が欠席になっ て4番目になった。審査は初めて会った人たちと呼吸を合わせて体配を行い、弓を引く。

前日にもらった体配での注意に意識を向けていたら、緊張はしているけど冷静にもなった。けど、気持ちよく引けなかったなあ。あー、2月の動きがかたーいって言われたときの射だなこれは、これじゃだめだわ、と思いながら引いてた。

終わってから自分の矢が戻ってくるまでみんなで待っている間、お葬式みたいに静かでなんだかおかしかった。帰りはバスの時間がぴったりだったのでラッ キー。帰宅して食事したり家事をしたりして、あとはのんびり過ごした。ちょっとだけ頭が痛いのはやっぱり緊張からくる疲れだろうと思う。

明日出そうと思ってた雛人形を夕方出した。

2023/2/18(土)
午前中、耳鼻科に行き火曜日の支払いをしに来ました、と伝え診察券を出すと保険証はあるかと聞かれたので、火曜日に保険証は出しましたが、と答えた。「火 曜日は誰もいなかったので……」と言われ、そっか、先生は保険証の確認もなにもせず本当に診察だけだったんだな、と思い至る。仕方がないので月曜日に行く しかない。

そういえばもう一つ、行ったことのある耳鼻科があったなと思い出し弓道仲間に話をした。昔ながらの靴を脱いで上がるようなところで、おまけに院内処方。で も、診察室に入ると広くて一通りの検査はできて、おじいちゃん先生でなんか癒やされるんだよね、と。でも、数年前でご高齢だったから今もやっているのか気 になってる、とも話をした。帰宅して検索したら昨年末に院長が療養のため閉院していた。地域に50年貢献しての閉院。思ったよりショックを受けた。さみし い。

昔には、やっぱりそういう昭和な内科にも通ってたことがあって、こじんまりにした待合室に冬にはストーブ炊かれて院長先生がお相撲好きで番付表が院内に 貼ってあったなあとか、奥さんが薬剤師さんだったからやっぱり院内処方だったなあとか思い出した。こちらは先生が亡くなって閉院されたのだった。

お医者様が亡くなるとか療養とか閉院とか、通いつめていた病院というわけでもないのになんともいえない気持ちになるのは、その先生の印象が良かったからなんだと思う。

2023/2/17(金)
辻村深月『傲慢と善良』。予備知識なしで読んだため、消えた婚約者をたどるミステリかと思いきや、婚活に毒親なども絡んできた。不在の婚約者の人となりが 周りの証言で浮かび上がってきて、読者がおぼろげに形作ろうとした頃に本人による語りが出てくる。登場人物たちの、それぞの言い分が絡み合う展開がとても 面白いけど、面白いなんて言うのは残酷だとも思う。
真面目さだけではうまく生きていけなくて、ある程度の強かさもないと人間関係の海を渡っていけない。その配分は人それぞれで、その配分が似た人同士は割とうまくやっていけるんじゃないかと思う。
「大恋愛」という言葉が読後、妙に心に残った。

2023/2/16(木)
矯正歯科へ。舌に食い込んでいたね、と言って当たる部分の装置を全部外して対処してくれた。開放感。

2023/2/15(水)
昨日の耳鼻科に行ったら職員さんは2人くらい復活してたけど、「職員が体調不良のため不在。会計に時間がかかる」みたいな張り紙がある。昨日の支払いをし に来たと告げるとちょっと困ったようなそぶりをされたので、明日以降がいいなら出直しますけど、と伝えると、そうしてくださいと言われたので帰宅。しかし 木曜日は休診。金曜日も来られないので土曜日にまた来よう。

2023/2/14(火)
1ヶ月くらい舌の側面に出来物ができて痛い。そのうち治るかと思ってたけど治らないので久しぶりに耳鼻科に行ってきた。
朝イチに到着して並んでいると、先生自身が患者さん一人ひとりに「きょうは職員が休みで薬を出せない。明日以降なら出せます」と説明してて驚く。私は診察 だったので順番を待って診てもらった。先生は私の顔をじっと見て、久しぶりですね何年ぶりでしょうかね、みたいなことを言うので、コロナ禍の前でしょう か、と答えたが、それはどうやら私のカルテがもうなくなっていたからというのもあったらしい。先生が「申し訳ないけど、これを書いてください」と差し出し たのは初診の人が書く用紙だった。「職員が体調不良で休みのため、きょうは初診は不可、お薬も出せません」という張り紙を眺めながら用紙を書いた。帰宅し て調べたら、最終診察日は2018年12月29日だった。
診察の結果、悪いものじゃないと思うけど、切ってもらったほうがスッキリするんじゃないか&組織を調べてもらったほうがいいかも、ということになり、近く の総合病院に紹介状を書くので待っててくださいと言われた。これは大変。仕方がないので紹介状をもらうが、お会計は職員さんがいないので明日以降と言われ、保険証と診察券をそのまま返してもらって帰宅した。
いったん帰宅後、総合病院の耳鼻科に行ってきた。ごった返していたけれどしばらくまって耳鼻科へ。そこでもまあまあ待って診察をしてもらった。よく見える カメラで診てくれて、たぶん、矯正器具が当たってるんだと思うので矯正歯科の先生と相談してみてはどうかとの話。薬をもらって帰ってきた。一応、2週間後 に来てくださいとのことで予約をした。
矯正器具を付けてしばらく経ってから出来物ができたので、器具とは関係ないと思ってたので一番最悪の状況を考えてまず耳鼻科に行ってしまったけど、大げさだったのかな。心配性なのでまずは最悪のことを考えてしまうのだ。まあでも舌を切らずに済んでなにより。

帰宅後、矯正歯科の先生に電話をして舌に出来物ができてしまったので器具を見てほしいと言ったら、あっさりとすぐに来てくださいと言われたので木曜日に行くことにした。

2023/2/12(日)
久しぶりに料理本を2冊購入。稲田俊輔『おうちごはん革命』『ミニマル料理』。

『おうちごはん革命』の「もち麦と青菜の白いミネストローネ」にピンときて作ってみた。前にサイゼリヤで食べておいしかった「レンズ豆とスペルト小麦の峰 スロトローネ」に近い! 再現したかったのですごく嬉しかった。この方のレシピの肝は材料と仕上がりをグラムで表記してあることかも。計量は面倒だけれ ど、そのぶん再現性が高くなる。

『ミニマル料理』は、「最小限の材料で最大のおいしさを手に入れる現代のレシピ85」という副題。
暮しの手帖社の『おそうざい十二ヶ月』(持っているが実践したことはない)をリスペクトした「究極にミニマルな、なすの醤油煮」、それを展開したレシピが 並び、その後も次から次へと大胆な手順やシンプルな素材に目が奪われる。「シチューとしか呼びようのないシチュー」「30分チキン」「ミニマル焼売」は特 にやってみたい。読み物としても面白く、禁断の裏技としたスパゲッティのゆで方も試したい。

2023/2/8(水)
月曜日に映画『THE FIRST SLAM DUNK』(監督:井上雅彦)(公式)を観に行った。周りの友達3人もがいいと言っている。一人の友達は思わず「いけー」とか「入る!」とか言ってしまったらしく思い出すと面白くて笑ってしまう。
昔、漫画を友達が貸してくれて入院中に読んだのに詳細はあまり覚えてなくて、でも映画を観ていたら人名や監督の顔に聞き覚え、見覚えがあった。いかにも漫 画らしい展開なのにそれが心地よくてそして同時に妙な説得力がある。とにかく面白くて観てよかったなあと思った。帰り道が幸せ。

予告の『シン・仮面ライダー』、浜辺美波の佇まいに惹かれたんだけど仮面ライダーを何も知らなくても楽しめるのか気になっている。

意地悪な女の子・女の人が出てくる話を読みたくて、最近、柚木麻子『けむたい後輩』『BUTTER』を読んだ。
『けむたい後輩』は『ナイルパーチの女子会』に似ていると思ったものの、最後の毒がいい感じ。『BUTTER』は木嶋佳苗を想起させる物語で、心情の書き 込みが密で扉がどんどん開いてゆく感じがすごい。男の人が介在しない疑似三角関係を描くのがうまい。上質なミステリを読んだような気持ち。読み応えがあっ て面白かった。

昨年末に大きなスピーカーを処分してスッキリした。アンプとCDプレイヤーは残ったままだけどもう新しくスピーカーを買って線を繋いでというのが面倒で、JVCケンウッドのコンポを買った。EX-D6。ビクターブランド、トップにビクターマークが入っているのがいい。

でも関ジャニ∞のCDは今のMacbook Proで聴いたほうが良く聴こえた。試しに、家にあるチェロ、クラシックギター、ピアノのCDをコンポで鳴らしてみたらちゃんと良かった。でもたぶん、そ れらはパソコンで鳴らしてもちゃんと良い気もする。昔のKinKi KidsのCDはコンポで聴いても良かった。ジャニーズと一括りにしてはいけないだろうし、製作年にもよりそうだ。iPhoneがなかった昔のほうがCD の音が良かったりするんだろうか。

・Macbookで普通に音楽楽しめるので、コンポはもはや自己満足の世界かも。
・コンポはある程度の音量を出さないと良さが出ないが、パソコンだと小さな音でもそれなりに鳴るから余計に
・電気を使わない楽器のほうがコンポで良さを感じられる気がする。チェロとかギターとっても良い
・今のJ-POPの録音・調整が良くないというより、想定させる聴き方(IPhoneやデジタルでダウンロードしたものをパソコンで聴く)に合わせた録音と調整のものをコンポで鳴らしたらアラが出るということなのかもしれない

すごいなあと思うのは、iPhoneの中に入れた曲をBluetoothで接続してコンポから流せること。だからプレイリストを作っておいて鳴らせるという。それはなかなか楽しい。

2023/1/15(日)
昨日、帰宅途中の車の中でマフラーがないことに気付いた。なくしたとすれば京セラドーム内だろうなと思い、ダメ元でこちらの案内に 沿ってFAXを送ったら20分もしないうちに折り返しの電話がかかってきて届けられていると! びっくりー。座席番号や、使用したトイレはここかな、いう 情報は書いておいた。身分証明書を送り本人確認がとれたら着払いで送りますと話がすすみ、月曜はお休みのため火曜日には着払いゆうパックで発送します、と あっけないくらい簡単に解決した。ちなみにどこに落ちていましたか? と聞いたら記入した座席付近だったらしい。

2023/1/14(土)
朝は軽く食べ、ソットコーヒーロースターでお昼。珈琲の種類が豊富 で迷う。コロンビアを選びホットサンドもお願いした。ホットサンドは薄手なのがお腹の好き具合が中途半端な私にはありがたかったし、とにかくコーヒーがと てもおいしかった。爽やかな酸味と香りがすばらしい。もったいなくてチビチビ楽しみたいのにどんどん飲んでしまった。また、カップに入ったコーヒーの他 に、小さなビーカーに入ったコーヒーと氷入りの小さなグラスが添えられており、アイスだとまた味わいが異なるのでそちらもお試しくださいとのこと。確かに まったく異なる味わい。

雨が止んだようなので大阪城へ移動した。来たのは初めてだなあ。近づいて初めて、虎が描かれているのだと知った。園内にはレトロな機関車が走ってたりお堀にも遊覧船が運行していたり、散歩にちょうどよく楽しかった。

関ジャニ∞18祭大阪2日目、大阪に住む先輩eighterの妹と行ってきた。妹はセトリをまったく情報に入れたくないタイプなので私も何も言わずに過ご してきたけど、ジャニーズメドレーでの嵐の「MONSTER」を嵐ファンとはいえ一緒に踊れててびっくりしたし、羨ましかった。最初の曲で泣きそうになる という意見で一致。

初めての参戦、東京2日目は天井席うしろから2列目だったけど、今回の大阪は3塁側1階スタンド下段、それもヒトケタ列で見え方が全然違った。もちろん天井席でも楽しく過ごした。けど、なんかやっぱり近いと素直に嬉しいんだよ、これは正直な気持ち。

双眼鏡なしでもオープニングのバックステージでのパフォーマンスが顔はちゃんと見られなくても個々のダンスがわかるっていうか、くっきり見えるっていうか。ああ、こんなに違うものなんだって思った。

5人のことを好きになって時間が経っていないeighterなので、まだ彼らのことを名字+くん付けでしか呼べない。やすくん、というのすら言いかけて 「安田くん」と訂正してします。なんか恥ずかしくてまだ無理。目の前で相手にしてるわけじゃなくて会話にのぼらせてるだけなのに!

アンコールのときにフロートに乗ってきた大倉くんが、手すりにちょっともたれるようにして、こちらのブロックあたり全体をふわっと見やりながらニヤっとしつつ、控えめな投げちゅーをしたのは大変よかった!

ツイートいろいろ見ていたら下の方で「投げCHUして」といううちわを掲げてくださってた方がいたっぽいので、その人へのファンサなのだと思う。確かにあ きらかに私とは目が合ってないし。ただ、その人へのファンサに加えて、やっぱりこのあたりのブロック全体みんなへも照準合わせて落としにきてる感じが、 とーっても良かったのよ。おこぼれかもだけど、ただのおぼこれじゃない感じ。一人だけじゃなく、同時に周りにもハッピーな感覚を飛ばせるのがいいなああ〜 と。

右隣の横山くん担当の方、曲に合わせてペンラ振るときとかのペースというかリズムというかが、隣りにいてなんかすごーくしっくりくる方だった。なんなら左隣の妹より一緒に振ってて楽しかった。あと、笑ったり拍手したりの感覚とかタイミングが近いというか。

お話もしてないのに、なんなんだろうこの感覚。ライブの楽しさが周りの環境に左右されるというの、とてもよくわかった。

お隣さんは横山くん担当でうちわを持ってて、最後のフロートで頑張って前のめりになってたけど横山くんはアリーナほう向いてて残念だった。私も村上くんへのうちわをずっと持ってたけど、たぶん村上くんには認識されずに終わってたなという感覚。またいつか!

18祭夏はDVDでしか体験してないので偏った意見になるんだけど、夏はお祭り楽しいみんなありがとう的な感じで、冬はベースにある楽しさは同じ、みんな ありがとう愛してるよに加えてエイトの歴史を彼ら自身で振り返りつつ、そしてこれからも続くよもちろん一緒にね、って感じをより強く受けた。説明難しい。

前編後編というより表裏? セット? 合わせてひとつの物語で、両方あわせてさらに楽しく深みを感じるもの。都市それぞれにセトリの変更があって、どれも素晴らしいなんて、どれだけ引き出しがあるんだろうって今後も楽しみでしかない。

私はイベントなどがあると緊張なのか食欲が減る。あるいは胸がいっぱいなのかわからないけど、夜はスタバのジョイフルメドレーティーラテでおわった。帰宅して一息して、妹、姪たちと関ジャニ∞の話をしながら過ごす。明日も早いので0時を回るくらいにお開き。

2023/1/13(金)
久しぶりの飛行機で、いまのデジタル化の乗り方が不安でANAアプリを入れて対応することにした。とっても親切で便利。いまや搭乗24時間前にアプリでチェックインできて、あとは保安検査場を通ればいいなんて。

羽田までリムジンで行くこともできるんだけど意外と心配性なので電車を選択した。始発に乗ったら人がたくさん、山手線もたくさん。下手な日中の時間帯より断然混んでいた。

空港についたのは6時40分手前くらい。さっさと保安検査場を通って中で朝食をとろうと思っていたのだ。
しかし私はやらかしてしまった。保安検査場で違うレーンから荷物が出てきて「???」と思ってたら、刃物が検知されたとのこと。キーホルダーにビクトリ ノックスを付けてた! 一度保安検査場から戻って荷物を預けて乗るか、処分するか、と聞かれた。ビクトリノックスのために荷物ごと預けて時間をロスするの も帰りも同じようにするのも面倒で、処分してもらうことを選んだ。

カフェねんりん家でホットバウムとコーヒーと頼むとアイスをトッピングしてくれる。美味しかったけど結構ボリュームがあっておなかにたまった。

大阪伊丹空港で待っていてくれた妹とお昼を食べに京都の豆八まで移動する。大阪の地理はわからないのでもう完璧に妹任せ。お豆腐なのでカロリーは低めと思うがこれもまた意外とお腹がいっぱいになる。いろいろなお豆腐を味わえてとても楽しくはあった。

腹ごなしに八坂神社まで歩いて往復後は、フランソア喫茶室で珈琲とチーズケーキを頼んでおしゃべりする。あーもう満腹ー。

雨が心配で早めに帰宅しようとする途中で、夕食はどうするかという話になるもまったく食べられそうにないので、551のエビ焼売と餃子、別のところでたこ焼きを買って夕食とすることにした。エビ焼売おいしい。

2023/1/10(月・祝)
消化しきれなかったのか、心地よい疲れでライブ当日夜はぐっすり眠った。しかし、自分が行かなかった9日のライブのレポを読んでいるとエモすぎて興奮したのか、昨晩はなかなか寝付かれなかった。

14日に大阪に行って、妹とともに再度ライブに行きます。楽しみです。ソワソワしすぎて仕事がはかどるような心ここにあらずなような変なテンションです。

誰か好きか選べなくて要は箱推しなのですが、うちわを作ろうと思ったときに村上くんへの文言しか浮かばなくてそれで作りました。東京では使わなかったので、いつかは使える席で楽しんでみたいというのが夢です。

2023/1/8(日)
関ジャニ∞ ドームLIVE 18祭@東京ドーム
事前案内のゲート番号で推理するに18祭はたぶん天井席。ペンライト振って、遠くても上のほうであっても、隅々までちゃんと人がいて楽しんでくれてるなーと思われたい。

結局、2階スタンド後ろから2列目だった。ペンライトを楽しく振ってきた。モニターだとよく見えるけど舞台上で動く本物の5人につい目が行ってしまい、 どっちつかずになってしまった。正直、楽しかった、感動したという感情は残ってるのにいろいろ記憶が曖昧。twitterで補完させてもらっている。さす がに遠すぎてうちわも使わなかったので、うちわを見てもらえるくらいの距離で楽しんでみたいなあ。

丸山くんが最後の挨拶のときに「みんな好きなことを叫んでみて」と言ったので「たのしいー」と叫んでみたんだけど、たぶん「丸ちゃーん」とか「だいすきー」とかが多かったのではないかと思い、自分の気の利かなさにちょっと反省した。

そういえば、18祭冬は東京2日目が初めての参戦だったので他のところはわからないんだけど、丸子が髪留めをしているのがかわいかった。

2022/12/2(金)
火水木と久しぶりに頭が重くて頭痛薬を飲んだけど、やっと少し落ち着いてきた。
初回限定盤Bの特典映像、MC集でファルセットを披露した村上くんの顔がちびぬいそっくりだった。

2022/11/30(水)
夜、妹と電話連絡をして、DVDの再生ボタンを同時に押して視聴開始。電話は切ってLINEで文字を入力しながらワーワー盛り上がりながら観た。

元気な曲から始まってジャニーズメドレー。「A・RA・SHI」の破壊力は相変わらず、しかし「初心LOVE」とか「シンデレラガール」はすごいのが始 まったと思うのに歌って踊ると普通に魅せる。なんやかんや言ってジャニーズ。楽しい曲が続いてたところが気づけば静かな曲になる流れがよい。バンドやダン スも楽しめて、エイトレンジャーもキャンジャニも。ライブは静かな曲で終わるとさみしいので、元気で“らしい”曲でお開きなのがやっぱりいいなと思う。確 実にファンになってから観た初めてのライブDVD、いままでで一番良いなと思った。お祭りらしく明るく楽しい。メンバーがみんないい顔をしているのがみて いて嬉しかった。

夏のスタジアムライブは夕方から日が落ちて暗くなる経過があるのがよくて演出が映えるなあと思った。ペンライトの波を見ながら感慨深げな彼らを見ている と、ファンなんてペンライトの一つの星のようなものだけど、集まらないとこのペンライトの波は作れないわけで、それで彼らの気持ちが動くのであれば星にな りたいと思った。

2022/11/29(火)
明日30日は、関ジャニ∞の『STADIUM LIVE 18祭』の発売日。タワレコとAmazonではフラゲ対象となっていて、Amazonで購入した私は到着をわくわくしながら待っていた。が、昼間、メール が入って遅れる可能性があるとのこと。ブラックフライデーも絡んでるから大変だなと思った。夕方になって急に最寄り営業所に届き、すぐに配送中になったと 思ったら夜の早い時間に届いた。ヤマトさん、ありがとう。

2022/11/20(日)
駒込駅から巣鴨駅までの散歩。
まずは駒込駅から六義園ま で。染井門が開いていた。人は多いものの広いおかげでゆっくり歩けるし、紅葉の始まりかけが美しかった。一番高い藤代峠からの眺めが素敵。園内にはいくつ かお茶を楽しめる場所があって、期間限定で開放している建物の中でのお茶はお茶菓子付きとはいえなかなかなお値段だった。
続いて、旧古河庭園まで歩く。こちらはバラが咲き乱れていて、多くの人が写真撮影に夢中だった。建物、洋風庭園、日本庭園の配置は地形をうまく生かした設計なのだと知った。
雨が降ってきたので、予定のルートは短縮してシンプルに巣鴨駅へ向かった。
小さい時に祖母とよくとげぬき地蔵に行ったんだった。その時は、「洗い観音」をタワシでゴシゴシこすっていたので顔もなにもなくなりつるんとした石の形になっていたけれど、いつ新しくしたのだろう、観音さまは新しくなり、タワシからタオルに変更になっていた。調べたら平成4年に新しくしたんですね。
祖母は、行くと「御影」を買っていた。お地蔵様の書いてある薄い紙なんだけど、それをお水で飲むのです。紙を飲むんだ! と子どもの自分は驚いたものです。心身のとげが抜けるらしいですね。買えば良かったかも。
祖母はいつも別の場所で塩大福を買ってたけど、私は初めて「みずの」というところで買った。巣鴨でもっとも早く塩大福を始めたとされるお店らしい。久しぶりの塩大福は、甘くなくてとてもおいしかった。

2022/11/12(土)
4年ぶりくらいに会う友達2人と日本橋で落ち合った。

山本山ふじヱ茶房で、迷った挙げ句3人とも「海苔重  鮭」のお茶一種和菓子付のセットにした。のり弁に副菜がバランスよく美しく、ちょうどいい量、とてもおいしい。お茶はいろいろある中から選べ、和菓子も 4種類から選べた。お茶はお店の人が3煎目までおいしく淹れてくださるのがまた気楽。油っぽいものがなにもないので、お腹は満たされるけどもたれないのが 良い。

くずもち好きとしては、長門というお店も気になり寄ってみた。久壽もちと栗蒸し羊かんを購入した。くずもちは明日までの賞味期限。楽しみ。友達はもう食べたみたいですごくおいしいとか、栗蒸し羊かんも買えば良かったと言っている。

榛原(はいばら)という和紙のお店をのぞいたあと、うさぎやの前を通ると行列ができていた。日本橋を渡るとちょうど日本橋クルーズの船が見えてのんびり楽しそう。

日本橋三越本店で友達の一人 が靴を見たいというので付き合うと、ちょうどこの金土日の1日3回パイプオルガンコンサートをやっていて、聴くことができた。吹き抜けのところから眺めて いると、音がダイレクトに身体に響いて音楽を浴びているような気持ちになった。人と会うとか誰かとなにかをするのとはまた別の、ひとりで味わう感動だな、 としみじみした。あと、お手洗いが広く、というか、個室が広くてそれぞれに手洗いスペースが付いてる。びっくりした。

三越本店の前のライオン像はクリスマス仕様の帽子をかぶっていたけど微妙に似合ってないのがいい感じ。像は思っていたより大きくて立派。珍しく写真も撮っ た。祖母が小さい頃、このライオン像にまたがって遊んだと言ってたので実際に見たかった。その頃と同じ大きさと配置なのかわからないから、ほんとかしらと 思うほど立派。

千疋屋総本店のパーラーはとても混んでいたので、コレド室町テラスの中のワンダーチュアンでお茶をすることにした。選べるお茶を見本ごと持ってきてくれて、お茶菓子3種類付き。阿里山金萱を選んだ。お茶は1回おかわりを淹れてくれる。

最後に誠品生活日本橋で雑貨を眺めて解散。

2022/11/7(月)
5月から大事に飲んでいたソラナックスが残り2錠になり、やっぱりちょっと足しておきたく精神科へ行ってきた。半年で30錠ならうまく付き合っていると思 いますよ、と言われ同じく30錠出してくれた。ところが薬局に行くとソラナックスが品切れで数ヶ月入ってきてなくて入荷予定もわからないという。ジェネ リックが好きではないので不本意だけど仕方がない。

2022/11/2(水)
谷川史子『おひとり様物語(10)』。足掛け17年のシリーズも完結。
「おひとり様」のタイトルとは裏腹に、ひとりじゃないことに気付く物語が多い。10巻は特に深みのあるセリフが多かった。

TVアニメ『ヤマノススメ Next Summit』。このシ リーズを繰り返し見ている私は、今回のエンディング映像に胸を打たれている。繊細な作画でセリフなしの情緒。登場人物たちの今までの物語やバックグラウン ドを深く踏まえた二次創作のエンディング。『ヤマノススメ』を愛していなければ描けない内容であり、正直いえば前から見ている人ではないとこのエモさはわ からないだろうなあと思えるような絶妙な組合わせを出してきている。今のところ3話を除いて毎回異なり、4話では涙ぐみ、5話で本当に泣いた。

アマプラでも見られるので、配信されている4話までのエンディングを繰り返し見てしまう。

こんな記事があった
「ヤマノススメ Next Summit」EDがアニメーター1人による芸術的仕上がり さらに第2話が全く別モノでファン騒然「90秒の奇跡」「毎週変わるの!?」

『ヤマノススメ』新シーズンEDにアニメファン驚愕!「90秒の奇跡」「日本が誇る芸術作品」


2022/10/23(日)
頭と胃が重いけど、動いたほうが良さそう。久しぶりに頭痛薬を飲んで外に出た。

有楽町駅から浜松町駅まで散歩。

有楽町駅から日比谷公園を経由して、愛宕神社、NHK放送博物館、東京タワー、芝公園を経由して増上寺、浜松町駅のちょっと先の旧芝離宮恩賜庭園まで。

霞が関駅を過ぎてちょっとするとビルの間から東京タワーが見える。愛宕神社の出世の階段は振り返ったり止まったりするのが怖いほど急で、止まらずに一気に登った。神社はとても賑わっていた。お参りをして緩やかな道からくだろうとすると、ちょうどNHK放送博物館が あって、無料なので見学してみた。最初はそんなに面白くないなあと思ってたんだけど、オリンピックの実況中継のためにアナウンサーの人が自分で準備した資 料がすごくて素晴らしくて、大変なんだなあと思うと同時に感動した。紅白やドラマの資料なども見られて最後は結構楽しかったなあとなった。

神社を抜けて神谷町駅あたりでさすがにお腹が空いて目についた南インド料理のお店に入ったら既視感があり、絶対ここ来たことがある! と思った。でも、いつなんで来たのかまったく覚えていない。Nirvanamと いうお店。14:30ラストオーダーでランチバイキング、1300円にパニプリが5個付いてくる。パニプリは軽い丸い生地の中にじゃがいもや豆のペース トっぽいのが入っていて、添えられた濃いグリーンのスパイスとミントのきいたお水?を入れて食べるっぽい。食感は軽く、味もおいしい。前回来たときは、付いてなかった気がする。

食後、東京タワーまで。東京タワーの足元には人がたくさん、建物の中にもたくさん。東京タワーは今回で3回目だと思う。登る予定はなかったので見上げて通り過ぎ、芝公園のほうへ。増上寺は正面から遠くに東京タワーが見える構図に記憶がないので、たぶん初めて来たのだと思う。

お参り後、敷地内にあるTERA CAFE SHIEN ZOJOJIで休憩した。抹茶のアフォガード。結構大きなアイスに小さなあられと抹茶が別添えされて供される。抹茶でシャバシャバになるかな? と思いき やアイスが大きいせいか最後まで溶け切ることなく良いバランスで食べることができた。お水はセルフサービス、食後は食器をそのまま置いてしまっていて良い とのこと。17:00に閉じる。

増上寺から浜松町駅まで、芝大神宮に理由はないけど寄ってみた。関東のお伊勢さまらしいです。浜松町駅からすぐの旧芝離宮恩賜庭園に着いたのは16:20頃、17:00で閉園なのだけど、ぐるっと一周してきた。かなり広い庭園が巨大なビル郡に囲まれ、電車の音が響く。情緒のないのが情緒という感じがする。

竹芝ふ頭まで行くにはもう薄暗く、また次回に回すことにしました。

今回、東京メトロのデジタルスタンプ獲得も平行して頑張ったので、駅を降りてはポスターを探して、とやっていたら結構時間がかかってしまった。多くは改札外にあるんだけど、出口が遠かったり、改札内のもあったり。都営地下鉄のデジタルスタンプは確認不足でパスしてしまった。どうやらこちらもちゃんとあるみたいで、今回のルート上で結構確保できたはずだから失敗したなあ。

浜松町駅では、JRのデジタルスタンプの実証実験をやっていた。調べてみた。アプリなしでスマホで触れるだけで確保できたものの、あとでそれ用のアプリを入れたら浜松町駅のスタンプは確保できてないという。紙用スタンプがまだあったのでまあ良いか。

2022/10/22(土)
興奮のせいか深夜2時頃まで眠れなかった。そのせいなのか、引き続き頭が重いし食欲もない。弓道もお休み。1日家にこもってダラダラ過ごした。昼寝してたら余計に具合が悪くなる感じがしたので、起き上がって明日は外に出て散歩しようと決めた。ルートをあれこれ考える。

2022/10/21(金)
久しぶりに頭が重い。夕方の弓道の練習は休んだ。関ジャニ∞のドームツアーが当選して妹と盛り上がった。

2022/10/20(木)
山岸聖太監督『もっと超越した所へ。』
クズ男と付き合っている女性たちの話、という予備知識のみで見に行ったら、最後の10分20分くらいで面白い展開になってびっくりした。舞台作品の映画化とあとで知った。なるほどーーー。

最初、ちょっと引っかかる点はあるもののそんなにクズ男たちにも思えないなあと思いながら見ていくうちに「あ、たしかにクズ男……」と意識が変わっていく構成がうまい。

4つのカップル、つまり8人の演者の力量が誰がすごく上手すごく下手ではなくバランスが取れているのも良かった。強いて言うなら、伊藤万理華のテンション の保ち方や千葉雄大のあざとかわいいおかまの無意識な残酷さには感心したし、趣里の涙を流しながらの怒りの表現は静かな迫力があった。

2022/10/18(火)
友達がNHK「うたコン」の観覧に当選して私を誘ってくれました。
365日でパンを買い、mealsで食事をした。mealsは、ここ数年で私が経験した接客で一番なのではないかと思った。ここ数年どころじゃないかも。お食事もおいしかったし居心地もよかった。せっかくなのでテオブロマへ寄ったあとにNHKホールへ向かった。

20時に生放送が始まる「うたコン」。5分前にADさんが前説をし、30秒前コールから番組開始。ワクワクする。生演奏・生歌というのが豪華。また、テレ ビに映っていないところの動きが全部見えるのが面白い。セットの移動とか、カメラが動くのとか、ゲストの人たちが司会の2人にペコってしながら椅子に座っ たり。歌っているときは歌手の人をうつしてて、司会の2人はうつってないわけだけど、拍手したり踊ったりしてて楽しんでたり盛り上げようとしてるのが良い と思った。

出演者:絢香、岩崎宏美×国府弘子「思秋期」、AKB48、大黒摩季、川崎鷹也、DISH//、三山ひろし

ゲストの中では岩崎宏美がやっぱり別格でよかったな。生放送が終わったあとに、三山ひろしがカラオケをバックに一曲歌ってお開きとなりました。

2022/10/16(日)
蔵前駅〜両国〜清澄白河〜門前仲町駅の散歩
蔵前駅で駅スタンプありますか? と尋ねたら「もうデジタルしかありませんよ」と言われてしまった。JRの山手線なんて最近駅スタンプを一新したばかりだったから都営地下鉄はどうかなと思ったんだけど少々すげない感じだった。

駅からまず厩橋を渡り、墨田川沿いを歩き「旧安田庭園」を散策した。無料。コンパクトだけど、どこに立ち止まっても景観が素敵。
続いて両国駅で食事をとり、「芭蕉庵史跡展望庭園」で芭蕉像を見ていたときに、ちょうど船が通った。小さい子がバイバーイと手を振るので手を振り返したら、大人も一緒になって振りはじめて面白かった。
続いて「清澄庭園」まで歩く。こちらは旧安田庭園よりももっとたっぷり広い。150円。どちらの池にも亀・すっぽん・鴨がいてのんびりしてた。15日から始まったらしい「第15回都立庭園 紅葉めぐりスタンプラリー」の用紙があったのでスタンプ押印(日付も入っている)。

さて、きょう一番の目当て、「ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェ」へ行くとすごい人で、受付時に40分くらい待ちますと言われた。入り口のドアに店員さんがいて、タブレットに携帯の番号を入力することで受付をして用紙をもらえる。ショートメールでメッセージが来るようになっているのと予約状況がわかるらしかった。

40分か〜結構あるな〜と思って地図を見ていたら「深川ゑんま堂法乗院」(コンピュータで作動する閻魔あり)と書いてあったので行ってみることにした。最初1円をお賽銭にしたらなんにも反応しなかったので、金額というよりお金を入れるところに当てないとだめなのかな?と思って5円玉をカチンと当てながら入れたら説法してくれた。

ブルーボトルコーヒーに戻りながらあと20分くらいか〜と思いながら確認をすると「もう少しでご案内できます」のメッセージが7分前に来てた。お店に到着 して再度確認すると「受付に言ってください」的なメッセージになっていたので聞いてみると番号シートを中に渡して注文してくださいと中に通された。

一番ミルク感が少ないマキアート(マキアート・ジブラルタル・カプチーノ・カフェラテの順にミルク感が強くなると言われた)をお願いすると、豆の種類も選べた。果実感の強いものをお願いした。そしてプリンも一緒に。

マキアートは最初口に付けるとコーヒーの酸味をとても強く感じた。こんなに果実感のわかりやすいコーヒーは初めてな気がする。プリンは直径の大きい、平 べったい形。かための食感で、甘さは控えめで、カラメルはしっかりしている好みな味。コーヒーもデザートもとてもおいしくいただいた。

この時点で16時を回ってしまい、富岡八幡宮は時間切れ。松尾芭蕉が一時期住居にしていたという「採荼庵跡」まで戻り芭蕉像を確認し、門前仲町駅まで。

森下駅近くにとてもおいしそうなわらび餅のお店があったので、今度またそれと富岡八幡宮のために出かけたい。

2022/10/15(土)
舞台『閃光ばなし』@池袋ブリリアホール
大阪に住んでいる妹と観劇。舞台はちょっと苦手な部類の娯楽なんだけど、ホールが広く舞台から遠いので気楽にみることができてよかった。遠いとはいえ、かなりよく見える。私たちは3階席のかなり前の方の席だった。
安田くん目当てだったのに妹とともに「黒木華ちゃんかわいいね〜」と盛り上がる。キュート、声がよく通る、動きがかわいい、小気味良い、発声良い。佐藤B作も出演していて、やっぱり舞台をやっている人は違うなあ、TVだとわからない魅力があるなあと思った。
立体的な高さのある舞台装置のおかげか、3階席からは俯瞰的に見られ疲れもない。

ラストは2階席・3階席の人向け? とも思えるような大掛かりな仕掛けもあり、テンションが上がった。カーテンコールは3回&幕をおろしてから最後に1 回。3回目のカーテンコールのとき、周りがみんな立ち上がったのだけど、私たちはその隙間から手を振った。最後4回目のカーテンコールの終わりには、安田 くん、黒木華ちゃんのほか数名が手を振ってくれて嬉しかった。

妹に言わせると「安田くんはライブでも目線が1階じゃなくて上のほうにありがち」というのが今回よくわかった。ほんとに上の方しか見ない。幸せな3階席だった。

2022/10/9(日)
覚えていないくらい久しぶりに浅草へ行ってきた。雷門から浅草寺への参道はお祭りですか? というくらい混雑していてとても賑わっていた。人力車が思っていたよりも人を乗せて行き来している。お参りをしたあと、昔来たときに人形焼を買ったのはここだと思う「亀屋」で人形焼を買った。

今戸神社へ向かう途中、待乳山聖天(まつちやましょうでん)というところがあり、浅草名所七福神ということでなんとなく寄ってみたものの、なぜ大根が置いてあるのかいまいちわからないまま後にしてしまった。
どうやら大根を購入し本殿におさめ、帰りは奉納していた大根を持って帰れるらしい?? 今度またいってみたい。その後、今戸神社に行ってみるとドラマで使われた神社だと知る。招き猫発祥ということも書いてあった。

その後、電車の下を歩ける「すみだリバーウォーク」を経由して東京スカイツリー方面へ向かう。向かう途中の道は「東京ミズマチ」というらしく、おしゃれな飲食店が立ち並んでいて目移りするくらい。スカイツリータウンの中を少しうろうろして東京スカイツリー駅から帰宅。

浅草から東京スカイツリーに至るまでとにかく人人人で、久しぶりにすごい観光地に来たなあという印象だった。

2022/9/23(金・祝)
白井智之『名探偵のいけにえ』
圧巻だった。特殊設定じゃなくて特殊条件ミステリ、解決編での畳み掛ける推理、その後を読むと最初からの設定や背景を活かしきってるのがわかる。情報量が 多いけど、どこにも無駄がなくて使い切ってる。シンプルな説明の裏に多義的な意味が込められることや読み終わっての本のタイトルに唸る。
『方舟』は重いテーマをシンプルに突きつける感じ、こっちは冷静に考えればひどいことを論理攻めとドラマチックさで愕然とさせる感じ。重層さからこちらのほうが上位に来るのかなあ。

2022/9/18(日)
夕木春央『方舟』
クローズドサークルもの。考えつきそうで考えつかなかった設定が絡んで一筋縄ではいかなくなってる。年末のランキングの上位に来るんじゃないかなと思う。文章はもっと硬質なほうが好みだけど、一気読み。満足度高い。

2022/9/17(土)
相沢沙呼『invdert II』
なかなかのめくるめく展開で楽しく読んだ。そして、堅苦しくない探偵の苦悩。探偵のキャラがキャラだけにギャップで切実。ラノベぽいという人がいるかもしれないけど、シリーズを続けて読んだからこその味わいがあって今後も楽しみ。

更新していなかった間に、妹から借りた関ジャニ∞のCDやDVDを集中してみてた。ライブDVDだけでも15種類、それぞれに特典映像が付いていたりする ので膨大な時間を費やした。最初は10周年の『十祭』をみて(村上信五くんがA・RA・SHIのラップをするところを見たかった)、次は最新のDVDから 遡ってみたのでだんだんメンバーが若くなっていき、5人から6人、7人へと戻っていく過程を逆にみたことになる。DVDをみてて感じたそのあたりの変化が 新規ファンとしてもいろいろ思うところあり、妹に言ったり聞いたりしている間に気付けば深い沼に入ってた。気に入ったDVDは購入し、CDも集めだした今 日このごろ。ジャニーズ全般に言えることなんだろうけど、シングルCDの発売形態が初回限定盤A・B・通常盤とあって、通常盤にしか入ってない曲に名曲が あったりするのが悩ましい。

そういえば、しばらくの間、アレクサが朝のコメントだけ急に関西弁になってしまってたのが、きょう急に標準語に戻った。まさかとは思うが、関ジャニ∞のライブの映像特典「MCダイジェスト」を聞きまくってたからだろうか、と少し疑っている。

2022/7/25(月)
達磨信『世界に響くハードシェーク バーテンダー上田和男の50年』
バーテンダーの出てくる漫画を読んでいるとバーテンダーにもカクテルにも興味が湧いてくる。漫画の中で名前が出てきた上田和男さんのお話。バーという場所 自体、敷居が高くて行けそうにないので本を読んで思いを巡らす。同じく漫画で名前の出てきた今井清さんの本も読んでみたい。

2022/7/22(金)
周東 美材『「未熟さ」の系譜』。
副題の「宝塚からジャニーズまで」売上狙いな感じがちょっとしたね。論の展開としては童話から始まっているし、芸能史の中で宝塚の歴史やジャニーズの歴史 の説明もあるけれど、キャッチーなそれを副題に持ってきた感はある。それでも、芸能史として面白かったし、いろいろ思うところあった。

初期のテレビはまだテレビ自体普及してないから誰も見てないだろうと思って好き勝手やってたとか、萩本欽一が「スター誕生」の司会をお願いされたけど芸人 としてのプライドからあまり乗り気じゃなかったけど彼によってお素人いじりが始まったのかな、ってとことか。フォーリーブスの前のジャニーズがアメリカ留 学の経験があってその顛末とかちょっとドキッとしたり。石原裕次郎のオーラは水の江瀧子の系譜なんだーとか。ギリギリ私が名前を聞いたことがある時代の話 もはいってくるので興味深かった。

ここに描かれてた時代はテレビの時代でもあって、今後どうなるのかな。

2022/7/19(水)
アガサ・クリスティー 桑原千恵子訳『五匹の子豚』。過去の事件の再調査。最後、真犯人とポアロの対話は諦観で意外とあっけない。しかしその余韻は随分と続く。

2022/7/8(金)
ここ数ヶ月でSnow Manにはまりました。そもそもは友達がSnow Manの公式動画をあれこれおすすめしてくれて、そのとおりに見ていったら面白く自分でも勝手に見るようになり、気付けばほぼ制覇。顔と名前が一致して人となりがわかってきてから急に面白くなった。

もう少し遡ると、4月の頭に「ジャにのちゃんねる」 を見始めたのがきっかけでジャニーズの動画も見るようになって、キンプリの「Loving You」の動画の完全版を見たくてCDを買ったこともあった。今さらながら、なんで「ジャにのちゃんねる」が出てきたんだろう?と考えたら、たぶん関ジャ ニ∞の英語伝言ゲームを見たからなんだと思う。それでおすすめにジャニーズがあれこれ上がってきたんだなと。

そんな流れで、ジャニーズフェスティバルのDVDを買って2回みました。2回目は簡単なメモを取りながらみたので備忘録として残します。個人的には、キン プリとSnow Manコラボを除けば、「狼青年」から「White Love」の流れ、あとは「ダイヤモンドスマイル」から始まる関西グループがとても良かった。
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オープニングに各グループの紹介映像が凝っててオシャレ、妹にこれ配信のときもあったの? って聞いたら「覚えてない」と言われた。

「D.D.」Snow Man。オープニング。派手派手。
「NAVIGATOR」SixTONESは、やっぱり京本さんと松村北斗のパフォーマンスの普段とのギャップはすごいなと感心する
「恋降る月夜に君想ふ」キンプリはこういう大きい会場で見るとなんとなくちんまりして見える、なんでだろ
「Big Shot!!」ジャニーズWESTの会場支配力すごい
「Za ABC」A.B.C-Zの歌はアクロバットを封印してデビュー曲っぽい
「Sexy Zone」Sexy Zone、ケンティーって言いたくなる笑
「SHE! HER! HER!」キスマイのこの曲が意外に良い、キャッチー
「ファンファーレ!」山田くんの顔面。。。! 元気な頃の八乙女くん
「Keep the faith」中丸くんて意外と甘くて高い声なんだな
「無責任ヒーロー」、関ジャニ∞、否が応でもなく元気になる
「weeeek」NEWS、まっすーの歌がうますぎてバランス悪いと思うんだけどTHE MUSIC DAYのときより良い

「初心LOVE」彼らの演出担当大倉くんによるなにわ男子の紹介、尺長めで丁寧な扱い。フルバージョンか? 堂々と楽しげで絵面最高

「頑張れ、友よ!」塚田さんの身体能力!!! だけじゃないグループ全体がやっぱすごい
「Luv Bias」キスマイ、この曲も良かったんだよな〜
「kiss魂」「Black Sugar」キスマイ&A.B.C-Zコラボ、前者がキスマイ、後者はA.B.C-Zの歌なんだろうけど交換しても違和感なさそうなしっくり具合、大人っぽい、かっこいい

「マスカラ」SixTONES、松村北斗が眼鏡をかけて冷たいエリートみたいな顔してる。SixTONESの声って個性があって大人っぽいのね
「Imatation Rain」KAT-TUNとSixTONESコラボ、“治安の悪い”(みかけ)のグループだけど良かった
「Roar」KAT-TUN、上田くんのマント、中丸くんのダンスと歌が新鮮、亀梨くんはいつサングラスを外したのか
「ハルカナ約束」SixTONESとKAT-TUNコラボ、中丸くんが煽ってる笑

「狼青年」Hey! Say! JUMP、の可愛くて甘いイメージが変わった、大人ぽくてカッコいい
「RUN」Sexy Zone、やっぱり名曲。ダンスがすごく激しいわけじゃないんだけど歌の表現力が強くて気持ちが伝わるんだよな
「未来へ」NEWS、まっすーは歌がうますぎる。NEWSがこんなに少人数になってまっすーの歌を支えきれてない感じ
「BURN」NEWSとHey! Say! JUMPとSexy Zoneのコラボ、
「夏のハイドレンジア」同上、ケンティー!!!!! 優しい世界、、、。Hey! Say! JUMPの拙いふうな歌い方で終わるのがまた良い
「White Love」同上。エモい。ジャニーズ王道っぽくて安心して聞ける。ケンティーと山田くんの組み合わせ場面必見。菊池風磨が「White Love最高」と言ったのもわかる

「シンデレラガール」キンプリとSnow Man、歌い出しは平野紫耀とこーじくん。目黒くん、ラウールくんの見せ場あり。
「Magic Touch」キンプリがフルで。
「君の彼氏になりたい。」キンプリとSnow Man コラボ。壮観!!笑 高橋海人がキレキレ笑 
「Grandeur」完璧

「ダイヤモンドスマイル」なにわ男子とジャニーズWESTと関ジャニ∞のコラボ。他グループのコラボよりそれぞれの距離が近くてなんか多幸感あり。動画でPV見たときよりもっといい曲に思った。横山くん〜(後述)
「ええじゃないか」同上。重岡くんや桐山くんほか、会場への盛り上げがすごい。本人たちも楽しそう。
「前向きスクリーム!」同上。配信への言葉掛け忘れない。歌い終わりの重岡くんの言葉良し。
「証拠」同上。関ジャニ∞は演奏も。熱量すごい。重岡くんてすごい。
「NOROSHI」関ジャニ∞。バンドできるんだ! びっくり。
*横山くんが微妙に居心地悪そうというか緊張しているような、特に後輩と絡むこともなく、なんか面白かった。妹に聞いたら、人見知りが激しいし、後輩をなるべく映してほしいとかそんな感じかもとのことだった

ここからKinKi Kids登場。さすがに扱いの違う演出。デビューからのジャケット写真を映していくの最高。これをエモいと言わずなんと言おう。二人で空間をもたせる大御所感すごい。剛君はヘッドフォンタイプのイヤフォンでまだ本調子じゃないのかもなと思った

「硝子の少年」そしてなんと、間奏のときには時代を遡っていきながら彼らのライブ風景を写す! これがまたエモい! そして過去の自分の映像と歌う。
「スワンソング」バックがトラジャ! ねぎらいの言葉あり。最敬礼してる。
「愛のかたまり」厳選メンバー!!! Snow Man からはラウールくんとしょっぴー。なぜか剛くんとジェシーが手をつないでた場面あり。
「フラワー」全員。KinKi Kids愛されてる感ある。光一くんがラウールくんにちょっかい?出してた笑
「SHAKE」全員。グループ入り乱れて祭りっぽくなってきた
「リリック」すごくいい曲、調べたらTOKIOだった。それも作詞作曲長瀬くん。いろんな肩組みがエモかった。
「夢物語」全員。キスマイがトラジャ〜って呼んでくれて仲良く画面に映ってた。
「Happiness」全員。関ジャニ∞とキンプリ、上田くんと菊池風磨が一緒にいて仲良くしてた笑
「愛なんだ」歌い出しSnow Manの並びアップ。

「smile」全員。ちょっとしんみり

この後、光一くんが各グループを若い順に呼び挨拶させる。グループのカラーが出てて面白かった。剛君の最後の言葉がかわいい、なごむ。

2022/6/29(水)
10射会。今回は12射。中りは5
○x○xxxx○x○○x

2022/6/19(日)
高尾山スタンプハイクの景品がまだ残っているらしいのと、新しい中敷きを試したくて行ってきました。
6号路から琵琶滝に行ったら脇の道を登ってってその後3号路へ入って頂上という初めてのルートを選んだところすごく時間がかかった。おまけに3号路のぐるぐる感がちょっと退屈だった。植生に興味がある人はいいかもしれないけどせっかちな私には合ってなかった。下山は一号路、十一丁目茶屋のテラス席でアイスコーヒーとお団子のセットを食べたあと、高尾599ミュージアムで景品の多摩産材輪切りコースターをもらい、カフェで休憩して帰宅した。中敷きは良くも悪くもなく。

2022/6/5(日)
射会。一手坐射、四つ矢立射。xxxx○x
大前だったせいもあるのか尋常じゃないくらい緊張した。今までで一番緊張した。跪坐して待っている間、膝がガクガク震えたくらい。当然中らない。午後の余興、扇的は中てることができて嬉しかった。

終わったあとは反省会の意味を込めて練習して帰った。

2022/6/4(金)
二階堂黎人『硝子の塔の殺人』。
ここ数年のミステリ界のトレンドは「ホームズとワトソン」のような探偵と助手の関係性なのだろうか。そんなに数を読まない私がそこそこ知られた最近のミステリを読んだあとに、何回か感じたことを今回も思った。

2022/5/29(日)
陣馬山から高尾山まで縦走してきました(前回は2015/9/20だった)。
高尾駅北口7:35のバスで陣馬高原下まで移動。 7:10頃に着いてみましたが、高尾駅バスは臨時便が出ていて座れました。8:12着。

陣馬山の新ハイキングコースはけっこう急登でハァー疲れたとずっと思いながら登っててキツかった。前に登ったときより年取ったなって思った。今回初めてラムネを持ってってちょこちょこ口にしていたら、エネルギー補充として悪くないなという感想。

陣馬山に到着すると富士山がすっごく大きく綺麗に見えて疲れが吹っ飛んだ。富士山を見ながら休憩したいと思い、初めて清水茶屋に寄ってみた。冷たいお蕎麦 を注文すると木の札を渡されて、番号を呼ばれて席まで持ってきてくださった。冷たいお蕎麦は700円、具材が豊富で見た目も美しい。山菜、たけのこ、ごぼ う、みょうが、揚げ玉だったかな。

クーリッシュとかお芋のアイスも売っていてちょっと食べたいなと思ったけど、次の茶屋でもあるだろうとスルー。これは後で後悔することになる。というか、前回も同じことをしていた気がする。

その後、明王峠を経由して堂所山はもちろん巻いて、景信山まで。景信山ではクーリッシュも他のアイスもなくて(前回は景信山にあった)、かき氷を頼んだ。 ガリガリガリガリ昔ながらのかき氷機で氷をかいて想像していたよりうず高いかき氷が! 城山茶屋のかき氷にも負けてないくらいの高さに見える。500円。 練乳はプラス100円だったかな。いちごを頼んだら、チューブ入りのいちごシロップをそのまま添えてくださり、好きなだけかけてよいみたい。食べ終わった ら返せばいいんですって。全部食べたら寒いくらい涼しくなった。振り返ってみると、栄養はないけど身体も涼しくなり水分+糖分でエネルギーは補給できたの かもしれず、この後の歩きが結構楽だった。

続いて小仏峠を経由して小仏城山。アイスがないか見ていたらアイスありますって書いてあって、あ、アイスだ! と言ったらどうぞーっとクーラーボックスを 開けてくれて選ばせてくれた。アイスはどれも250円。板チョコアイスを選んだら「業務用の冷凍庫なのでとてもかたいかも」と言われた。しかし今日の気温 でわりとすぐにいい感じに食べられた。しかし、ちょっと甘すぎてコーヒー飲みたいな、と思う。でもコーヒーは下山まで我慢するんだ! と我慢した。

ここから一丁平を経て高尾山の山頂まで。ここまで来たら力ソフトにしようと頑張る。ぶどう酢の酸味が本当においしく感じられて疲れてるんだなとわかる。

もう随分歩いて疲れ切っていたのでリフトを使って降りることに決めていた。リフトは16:30が最終で、それより10分くらい前に乗ったので、きょうは休憩を入れつつ8:20くらいから16:20くらいまで歩いていたことになる。8時間か。

リフトは足が宙に浮くので疲れが取れるようで楽です。

高尾599ミュージアムが17:00でおしまいなのでコーヒーはタカオコーヒーのテイクアウトにしました。牛乳が甘くて濃いのか、カフェオレがすごくおいしかった。

座って帰りたいからと遠回りして府中本町駅に出たら入場規制しててこれは一体なんなの? 日本ダービーだったみたいですね。時間を潰すのにも疲れて京王線 の府中駅まで歩いて(思ったより遠くて疲れた)気付く。サッカーの試合もあったらしく東府中(競馬場に近い)と飛田給(味スタがある)が特急の臨時停車駅 になっていた。座れなかったら各駅で帰ろう、でもできれば座りたい、と特急を待つとなんとか座ることができた。新宿まで出て帰宅。こんなに時間を費やして いる間に入場規制も取れてたかもなと思った。いろいろ裏目に出た一日でもあった。

高尾陣馬スタンプハイク2022はこれにてコンプリートです。

2022/5/25(水)
10射会はx○○x○xxxxxx

2022/5/4(水・祝)
アクシーズクインの登山用パンツの現物を見たいと思い、直営店に行こうと決める。

神田駅下車、地図をたよりに行くもお休みだった。チェックが甘かった。神保町まで歩き、三省堂書店の大きなしおりを眺めつつ、さかいやのウェア館に行くも扱ってないと言われる。仕方がないので次の目的地へ。

神保町駅ー市ヶ谷駅ー本八幡駅
乗り換えの市ヶ谷駅のホームから釣り堀が見える。鳩の集まってる場所も見えて、鳩は獲物を狙ってる感じ。

次の目的地、本八幡の螢明舎でコーヒーをいただく。やっぱりおいしい。ロアブレンドの酸味が好き。ただし、せっかく雰囲気のあるお店なのに他のグループのみなさん、声が結構大きくて少し落ち着かなかった。せっかく外出したので欲張りに他にもおいしいものを飲みたいと思い、松屋銀座の茶の葉に行くことにする。

本八幡駅ー浅草橋駅ー東銀座駅
銀座も松屋銀座も何年ぶりだろう? 茶の葉は大昔に一度行った記憶はあるものの、さだかではなかった。でも順番が来て中に入るとやっぱり来たことがある! と記憶が蘇った。

そういえば新茶の季節なんだなあと気付き、せっかくなので新茶メニューにする。新茶飲み放題とお菓子を1種類。今、お店で飲める新茶は鹿児島の有明、生茶で甘くてさっぱりした味わいだという。

一煎目を一口いただくと、甘くてさっぱりの言葉通りの味! 二煎目は添えられたお湯で自分でいただく。茶葉が開いているので10秒くらいでいいですよ、と のこと。こちらを飲み終わると新しい葉っぱで三煎目を淹れてくださり、飲み終わると四煎目も淹れてくださった。さすがにお腹もいっぱいになり、お店を後に する。

新茶の季節にお店で飲めるのが5種類のようで、私が飲んだ有明は2番目。素朴な疑問にも丁寧に答えてくださり、お茶をいただいたあとに店頭でお茶の葉を眺めていると新茶のティーバッグもありますよ、とサラッとおすすめしてくださったり。

松屋銀座を出て銀座一丁目駅から帰宅。

2022/5/3(火・祝)
登山用品を見たくて好日山荘とエルブレスに行くために池袋へ。
その前にKimi Natural 73+ Cafe に行ってみた。こちらは旅館の中にあるカフェ。靴を脱いでスリッパに履き替え、カフェの中で注文をする。

メニューの中でフラットホワイトというのが気になって聞いたところ、豆をこちらのお店に卸している方(小柳さん)が説明をしてくださった。小柳さんは今日明日と特別にいらっしゃってコーヒーを淹れてくださるとのこと。カフェラテよりミルク感が弱いものだということはわかった。でも、実際どうなのか興味があったし初めて聞く名称だったので注文をお願いしました。抹茶プリンも追加。

注文後、お店の人が2階の客室へ案内してくださる。そこで注文したものを待ちます。客室は畳敷きのコンパクトかつ清潔なお部屋。テーブルの上にある説明を 読むとカフェができた経緯や小柳さんの正体やお店の人との関わりがわかるようになっている。しばらくすると「コンコン」と言いながら、お店の人と小柳さん が注文したものを持ってきてくださった。

見事なラテアート! 葉っぱ&ハート! 抹茶のプリンもおしゃれに盛り付けてあってテンションが上がる。思わず写真を撮ってしまった。コーヒーはミルクと コーヒーのバランスがとっても良くて甘い! これでミルク感弱いんだ!? という不思議な気持ち。ラテアートが最後までほぼ消えなくて、飲み終わるのが もったいないほどおいしかった。

帰り際に小柳さんにとってもおいしかったことを告げると、やったー!というリアクションをされ、なんだか明るくて面白い人だった。お店の人も師匠にあたる小柳さんをとても尊敬しているのがわかり、感じのよい人で通いたくなるお店だった。

本来の目的である登山用品に関しては、ピンとくるものがなくて何も買わなかった。

2022/5/2(月)
歯科矯正が後半戦に入った。半年くらい取り外せる器具を入れて過ごしてたんだけど、同じような器具なのに奥歯で接着されて取り外せないものになった。噛ん だり飲んだりは別に痛くないけど食事にすごく時間がかかって食べるのが難しいものがあるぞ、という感想。少し前にパナソニックのジェットウォッシャーを 買って練習していたのがとうとう役に立つときがきたようだ。

ちなみにこういうときに抗不安薬を使わないでどうする、と思ったので朝食後に飲んで挑んだら恐怖感も不安感も何もなく本当にありがたいと思った。数時間ふわふわして眠くなるので、あれこれ深く考えられなくなってちょうどいいのだ。

天気予報通り、午後ざーっと雨が降って雷も鳴って少し静かになったなと思ったら弓道のグループラインで「虹が出てるよー」とメッセージが来た。あわてて外 を見たらものすごく大きくてきれいな虹が出てて、おまけに二重になってる。こんなに完璧な大きさではっきりした色の虹は生まれて初めてだった。おまけにな かなか消えなくていいもの見たなーと嬉しかった。

2022/5/1(日)
不思議と筋肉痛にはならなかった。

そうだ、書き忘れてたけど少し前にアガサ・クリスティ『杉の棺』を面白く読んだ。読んでない面白いクリスティもたくさんあるね。法月綸太郎『法月綸太郎の消息』のクリスティ論を再読する。

2022/4/30(土)
スタンプラリーに参加したいのもあって高尾山へ行ってきました。たぶん、2年前に登ったのが高尾山だった気がする。それ以来、どこの山にも行ってなかった。

9:00少し前に6号路を登り始める。

6号路で登って1号路で下りてくる予定だったところ、山頂に着いたのが10時くらいだったので城山まで往復することにした。もみじ台でヤマザキのプチあん ぱんを補給。山頂から一丁平までが30分、一丁平から城山までが30分のコースタイムで同じ時間なんだけど、一丁平までのほうがキツく感じた。一丁平から 城山までのほうがテンポよかった。

城山茶屋で味噌田楽とお汁粉を食べて休憩す る。お汁粉を食べたらなんだかエネルギーが補給されたような気がして元気出た。あとは戻るのみ。山頂からもみじ台までの階段を登るのが嫌だったし、山頂に 行く必要もないので、山頂を経由しないでケーブルカー方面へ抜けられる道を選んだ。楽だった。

薬王院予約なしでそば御膳を食べられるようだったので初めて行ってみた。ベジベーコンやベジマヨネーズにはびっくり。揚げ物の人参が甘くておいしく、他にりんごみたいに甘いおいしい野菜がなにかわからなかった。

下山途中で、高尾山チーズタルトの 冷やしのほうを食べる。食べやすいだろうと思って冷やしにしたけど、温かいほうのがおいしかったかも。下山はケーブルカーよりリフトの列がすごくて確かに ちょっとヒヤヒヤしてイベントぽくて楽しいからかなと思う。1号路の緩い下りに苦しめられつつ歩きで下りた。登りは思った以上にぐいぐい登れたものの、下 りはやっぱり左足膝外側が痛くなってしまった。階段とか普通の山道の下りだったら大丈夫なんだけど、緩めのコンクリートの下りがだめみたいだ。

下山後、599CAFE サイフォンのブレンドコーヒーとソフトクリームで休憩。ワッフルとかサンデーもあって、使っているソフトクリームは磯山ミルクファームのもののようです。柔らかいというよりしっかりした質感、しかし食べると濃すぎずとてもおいしいソフトクリーム。サイフォンのコーヒーは苦味が出ないのか最初は物足りないと思ってたのに、飲み進んでももたれない感じが新鮮で好きになりました。

高尾駅北口改札横(ホーム上で買える)の一言堂でパンを買って帰宅。

2022/4/24(日)
連盟の射会。一手坐射+四ツ矢立射。xx x○○x。成績は悪かったけど、飛び賞で運良く商品をいただいた。

2022/4/23(土)
弓道の講習会へ。コロナ前は希望者全員参加できたけど、こうなってからは抽選制、かつ午前午後と分かれての開催となった。当選したものの連盟の中では一人での参加となってしまい、少々心細いまま参加してきた。
審査方式、射技指導、射技指導の合間に自由練習、審査方式。射技指導では、打ち起こしをもう少し高く、手の内ではだんだん中指と親指が緩んでくるのでもっと締めるようにとのお言葉をいただいた。

2022/4/21(木)
先輩に誘われて初めて弓道の錬成会に参加してきました。審査会場にもなる弓道場なので一度でも行ければいくらか緊張が緩和されるかも。また、普段一緒にならない別の連盟の方々がいらっしゃるので、いきなり体配を組むのも勉強になる。

先生が4人もいらっしゃる。贅沢。
まず審査方式で体配を行いつつ射技指導。こちらには先生が2人いらっしゃって、次の体配ではもう一人の先生に見ていただくことになる。
次の自分の順番が来るまで他の2人の先生のどちらかに射技指導を受けられる。

射技指導を待っている間に自分の体配の順番が回ってきてしまったりして、結果的に3人の先生にご指導いただいたのだけど、あれこれ言われて少々頭がパニック。混乱して、どの先生に何を言われたかも整理できなくなってしまったので、覚えている範囲でメモ帳に書きなぐった。

2022/4/20(水)
10射会。xx○○○○xxx○ 先月が1本だったから嬉しかった。

2022/4/18(月)
土日に乗った新幹線で少しばかりソワソワ感が出てしまったので、いい傾向ではないと思い精神科に行ってきた。

先生が持病で入院して、なんと、大昔に診てもらった大先生(先生の父親)に代診となっていた。ここの精神科は元々、大昔に眠れなくなったときにかかったこ とのある病院で、ここにかかってからアッサリ治ってしまったんだった。それまでかかった精神科と相性が悪かったのか症状が改善しなくて、探して行ってみた 病院。病院の待合室自体が好み(昭和チックで精神分析とかの医学書がずらーっと並んでた)で、診察も、経緯を聞いてくれたあとに「あなたは自分で自分がコ ントロールできなくて悔しいと思ってるでしょう。薬の使い方はこれまででもうわかってると思うから、これからは自分で考えて試しながら使ってみなさい」っ て言われて次にかかることなかった。つまり大先生と相性が良かったのです。

昔のカルテはもうないようなので、私が以前お世話になったこともわからない状態でしょうけど、相変わらずいい感じの大先生で癒やされて帰ってきた。薬は飲 んでいた漢方と抗不安薬が一種類。漢方は21日分、抗不安薬は30日分も出てた。安定剤は相変わらず(?)自分で考えて飲むように、水で飲んだり噛んだり 飲み方も試してね、って感じだった。

私が帰るともう誰もいなくて、こんなに混んでない精神科も珍しいだろうなと思った。webサイト持ってないからそうなるのかもしれない。

2022/4/17(日)
小布施まで電車に乗って、北斎館高井鴻山記念館へ。北斎館で見た絵の絵葉書が欲しいと思ってミュージアムショップに寄るもなく、高井鴻山記念館にそれがあった。でも、クリアな色調ではないのが残念。

桜井甘精堂泉石亭でお茶をしようと並ぶ。一人だったのでカウンターに案内される。栗あんみつを食べられるほどお腹が空いてなく、栗ようかんとお抹茶のセットをお願いする。この栗ようかんがとーってもおいしかった。栗の味が上品。「純くりようかん」だと思われます。

新幹線改札口内の売店にて駅弁購入、帰宅後食べる。品数が多く、楽しくおいしい。満足度が高かった。

御開帳記念駅弁「信州山のおもてなし」おしながき
キムタクご飯
鹿肉そぼろご飯
厚焼き玉子
鹿肉竜田揚げ
パプリカ
長芋酢漬け
きのこ七味味噌和え
焼姫竹
こごみ煮しめ
高野豆腐含め煮
杏シロップ漬
黒豆煮

2022/4/16(土)
一泊で長野に行ってきました。
善光寺が7年ぶりの御開帳。随分待つかなあと覚悟していたものの、回向柱 に触れるのに20〜30分くらい? 並んで消毒して片手で触れてくださいと言われる。その後は、まず御印文頂戴でペッタンされに行く。宝印を頭に押し当て てもらえるのです。「これで閻魔様のところに行ったときに頭が光るので大丈夫ですよ」って言われた! 特に並んでなくてすんなり。

次に御本尊様を参拝するためにまずはチケットを買ったのちに並んで待つ。途中、おびんずるさまに触れる。参拝もものすごく待つという感じではない。お焼香 台あり。その後は、お戒壇巡り。コロナのこともあって中止かと思ってたらちゃんとできるんだーと思ったら、なんと中に照明が付いていた! これはかなりの カルチャーショック。でも、このおかげで人とぶつかることもないだろうし、さくさく進めるんだろうし。とても明るいというわけではなく、雰囲気を壊さない程度の明るさでした。

行事やGW中はもっと混むのでしょうが、都内の大混雑する初詣のほうが待つだろうと思いました。

2022/4/12(火)
半年前に予約していた乳腺外科で超音波検査を受けた。悪く変化しているところはなく今度は1年後で良いですよと言われ、一年後の予約をとって帰る。

ただ、検査を開始してすぐに緊張が高まってちょっと息苦しさを感じた。久しぶりのソワソワ感。もう少しで「すみません、ちょっと起き上がらせてください」って言うところだった。我慢していたらだんだん落ち着いてきた。

バリウムを飲んだあとの下剤は1錠にしておいたらなんとか大丈夫そうだったので、超久しぶりにアフタヌーンティーに寄って食事をしてきた。去年は下剤が効きすぎて帰るのも大変だったのです。

2022/4/7(木)
何も薬を飲まずに臨んだ美容院。なんともなく過ごすことができた。よかったー。

2022/4/3(日)
朝起きたらスッキリしてた。2回目より副作用の症状が早めに出て、早めに去った感じ。腕の痛みは軽かったけれど、そこそこの熱、倦怠感と頭の重さ、胸のむかつきがあった。

ここひと月で本をほとんど読んでない。以下に書くくらい。

小森収編『短編ミステリの二百年(6)』から残りの「ジェミニー・クリケット事件」〈アメリカ版〉〈イギリス版〉を読んだ。編者によるこの短編の解説も読 み応えがあり、断然〈イギリス版〉贔屓だったけれど〈アメリカ版〉も違う良さがあると思った。編者は「ジェミニー・クリケット事件」を“二十世紀最高の短 編ミステリ”と評している。編者のように星の数ほど読んでいる人が最高が言うと説得力がある。全然読んでない私でも、この短編は忘れられない。それほどイ ンパクトがあった。

エラリイ・クイーン 越前敏弥訳『九尾の猫』を読んだ。『九尾の猫』は随分昔に別訳で読んで、『十日間の不思議』とセットですごいなあと思った作品。今回再読してみて、途中こんなにつまらなかったっけ? と思ってしまった。退屈。けど、やっぱりラストに唸る。

YouTubeになぜか「ジャにのちゃんねる」が出てきて見てみたら面白いのでハマってしまって少しずつみてる。  

2022/4/2(土)
起きるとダルいので一日家でのんびり過ごすことに決めた。昼食後と夕食後にカロナールを2錠ずつ飲んだ。熱は最高で7度5分くらいか。

2022/4/1(金)
ワクチン3回目。16時半に接種後、すぐには副作用も出ないだろうと弓を引きに行く。20時くらいから腕が少し重だるくなってきたので帰宅。倦怠感と頭が重い感じ。

2022/3/23(水)
10射会は1中。xxxx○xxxxx。全然だめー。

2022/3/8(火)
小森収編『短編ミステリの二百年(6)』からデイヴィッド・ウィリアムズ「バードウォッチング」/マイクル・コリンズ「最期の叫び」/ローレンス・ブロック「アッカーマン狩り」/スタンリイ・エリン「家族の輪」まで読んだ。

「アッカーマン狩り」はわかりやすく怖い。「家族の輪」は上手い、読み終えて思わず声が出た。

2022/2/17(木)
2/2(水)に精神科に行って安定していることを伝えると、半夏厚朴湯を3週間分処方するので自分で調整して飲んで良いよと言われた。で、急にやめるのは 怖いので1日2回、朝昼とか朝晩とかにして飲んでいる。歯医者さん、美容院に行く機会があったけど何も怖くなく過ごせた。不安でソワソワすることもなく なった。

最近少し落ち着かない毎日なので、少しでも不安要素を取り除けておいてよかったと思う。

小森収編『短編ミステリの二百年(6)』。久しぶりに本を読む気持ちになった。5巻は途中でやめているけど、まあいいか。
ジョイス・ハリントン「終のすみか」/ルース・レンデル「しがみつく女」/ウィリアム・バンキア「交通違反」/ジェフリイ・ノーマン「拳銃所持につき危険」/パトリシア・ハイスミス「またあの夜明けがくる」/ジェイムズ・マクルーア「パパの番だ」。

ルース・レンデル「しがみつく女」のじわじわ苦しくなっていく感じが良くて、とても現代的な話だとも思った。幕切れが悲しくもどこか美しくいのは愛を感じ たからだと思う。ジェフリイ・ノーマン「拳銃所持につき危険」はいきなり事件の核心に連れて行かれる。手放しでのめでたしめでたしではないだろうけど、ほ んの少しだけでも彼女に救いが感じられたのなら、それで、と思った。
すごくいいなと思った部分、「ダン、どうしてもっとスピードを上げてくれないの? この気持ちが薄れてしまう前に家に帰りたい。この感情を車のなかに残したくない」。ジェイムズ・マクルーア「パパの番だ」、怖い。                    

2022/2/16(水)
先月から始まった10射会。先月は1本しか中らなかったのでどうかなと思っていたら結果は5本中たってびっくりした。○xxx○○x○○x。来月はまたわからないけど嬉しい。

2022/1/27(木)
とても元気に過ごしている。                                                    久しぶりに木曜日に弓を引きに行った。手の内を気にしつつも何本かあたるとちょっと気持ちが上がる。

これまでの日々。
19(水)に精神科に行って今の状況を伝えた。歯医者さんにも美容院にも行けて薬を飲んでいることに安心感があると思う、しかし、12(水)の夜から追加 したSSRIの薬のせいか、喉からのゲップや食欲不振、胃の重さがある、と。漢方だけで大丈夫そうだからSSRIはやめてしまいましょうと言われその日か らやめた。漢方だけで症状が改善したことを先生がとっても驚いてかつ喜んでくれて嬉しかった。

20(木)の就寝時、横になっていると急に不安感とソワソワ感が出てきて焦る。薬をやめたせいだろうと勝手に思うことにし、やりすごした。
21(金)夕方、エイッと勢いをつけて弓を引きに行く。2時間で帰るもなんとなくすっきり。
22(土)先週同様サボりそうになるも、がんばって弓道場に行く。思い通りにならなくてそれは凹むけど、この日を境に急激に体も心も戻ってきた気がする。
24(月)3ヶ月に一度の歯医者さんクリーニングの日。特に緊張せず。しかし小さな虫歯が見つかったとのことで、来週治療のための予約を取った。
26(水)ミニ記録会。10回引いて何本あたるか。最初の1回しかあたらず。いま手の内のことで頭がいっぱいで、そちらにフォーカスして練習しているのであたらなくてもまあそうだよね、という感じ。習い事は少々ドキドキするも先週とは違った。ほっとした。

2022/1/16(日)
金曜日の夜に弓を引きに行ったら土曜日はなんだか疲れて眠くて行きたくなくて休んだ。

エラリイ・クイーン 越前敏弥訳『十日間の不思議』。
新訳で『十日間の不思議』を読み返した。文字の大きさやレイアウトが読みやすいのもあって、内容ももちろん面白く止められなくて1日で読み切ってしまっ た。初めて読んだときには衝撃を受けたけど、再読してもやっぱりとてもインパクトのある内容だと思ったし、次に読み返すことがあってもやっぱりそう思うだ ろう。

2022/1/13(木)
今の時期、自分の状態を思っても多少チャレンジャーだなと思いつつ、勢いで映画を観に行ってきた。

濱口竜介監督『偶然と想像』(2021年/日本)。
偶然と想像ってなんだろう? と思っていたのが3つの短編映画を見て腑に落ちる。でも、「偶然と想像」というお題を出されて凡人はこんな物語を作れるだろうか。唸った。1話目は観ているうちに舞台を観ているような気分になってきた。2話目、佐川急便……、そしてラストにわかるわかると大いに頷く。特に好きだったのは3話目。ラストシーンの抱擁2回もとても良くて

緊張感のあるセリフの流れの中に、ふと緩みというかユーモアというか息継ぎというか、とにかく「ふっ」と笑ってしまう場面がところどころにあった。そして、その緊張から弛緩への空気感をたくさんの人々と体験をできたのは得難い感覚だった。

コロナ蔓延の状況下でも何度か映画館には行った。しかし、人はまばらだったことが多かったので今日のように満席状態というのは本当に久しぶりだった。ほんとに、映画をみている人たちの空気がふっと緩んだ瞬間があって面白かったなあ。

パンフレットによると「『偶然と想像』は全七話を予定している同名シリーズの第一弾として、その第一話から第三話を収めています。」とのこと。また続きを観られるかと思うと楽しみです。

2022/1/12(水)
習い事は待っている10分間で少し不安感があったが、飴を舐め、水を飲んで落ち着くとあとは大丈夫だった。

2022/1/11(火)
福井健太編『SFマンガ傑作選』を読み終わる。ひとつひとつに読み応えがあって、少しずつ楽しんだ。壮大、ロマン、不思議、不条理、ブラックユーモア、物悲しさ、少しの希望。文字でSF文学を楽しめない人間がSFの要素を味わえた、怖くも楽しい時間でした。

2022/1/10(月・祝)
テレビであわぜんざいらしき物が映り、食べたことがないから食べたい! と強く思って取り寄せのできるところを探した。福島県柳津の小池菓子舗。 美味しそうなあわまんじゅうも一緒にお願いし、きょう届いた。あわまんじゅうの箱を開くと、1個は意外とおおぶり。粟も中の餡も優しくフワフワで食べ心地 は軽く、すっごくおいしい。いいものを食べられたなあと大満足。あわぜんざいは冷凍便で届くので、おまんじゅうを全部食べ終わってからいただくことにしま す。

2022/1/8(土)
連盟の新年射会。一手坐射(2本を引く)のあと、小さな絵的を狙う余興になった。最初の一手は、○x。中ると思わなかったのでびっくりした。絵的も中てる ことができて(掃き矢や叩くのもアリというルールで、叩きで中たり)ラッキーでした。新年射会ということで皆さん色とりどりの着物を着て華やか。私も着物 を着て参加して楽しく写真におさまったりしました。終了後は各自練習をすることもできたのだけど、なんかちょっと疲れちゃったので帰宅してのんびり過ごす ことにした。

逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』。圧倒的な筆力を感じる。戦争物なので基本シビアで苦い。長いエピローグも冗長になりすぎずいいまとめ方だなあと思った。

2022/1/7(金)
歯医者さんの日で緊張しているからか胃痛で目が覚めたけど、起きれば落ち着いてくる。七草粥を食べて出かけた。雪の翌日、凍った足元に注意を集中していた おかげなのか電車もバスも緊張せず。歯医者さんでは、首の角度を控えめにしてくださいとお願いした。問題なく時間が過ぎ、帰りも問題なかった。電車の遅延 で駅のホームで寒かったことくらい。

2022/1/6(木)
ホッとしたのか朝から結構調子が良くて、家事も捗れば射会用の着物の細工も捗った。外は大雪、家で過ごした。久しぶりに本を手にとった。読み終えられると嬉しい。

音楽。Amazon Prime Musicでおすすめの曲を聴いていたら、鈴木亜美 joins キリンジ「それもきっとしあわせ」というのが出てきて、とても良い。すごくハマった。avexがあげているYouTubeのだと2番が省略されている。
あと、今更YOASOBIの「夜に駆ける」をちゃんと聴いたら良かった。そして、このOfficial Music Videoのアニメーションが怖いんだけど引き込まれる。歌(詞)とアニメーションの相乗効果がすごい……。いつのまにか年齢制限がかかるようになってた。

2022/1/5(水)
胃の痛さで目が覚める。午前中、今年始めて弓を引きに行くも少し早めに切り上げた。午後は楽器の習い事。電車に乗るのは緊張したけど、乗っているうちに慣 れてきた。習い事は個室で大丈夫かなと不安になったのが的中し、始まってすぐになんだかぼーっとする。のぼせる感じと、落ち着かない感じ。会話と演奏する ことで5分から10分くらいで慣れていった。帰りの電車も少し緊張してたけど、まあ大丈夫。

帰宅途中で精神科に行った。メモの確認や先生とのやりとりから、意図したわけじゃないけど薬が強すぎたのかもしれないとのこと。私が自分で選択した半夏厚 朴湯は合ってますよ、とのことで、まずはそれを1週間飲んで、1週間後に弱ーいSSRIを追加してみましょうとなった。ちょっとホッとした。先生は初診の ときも今回もカチンとする物言いがあるものの、そういう性格や口調なのだと思えばいい(まあでも、とても弱っている人だと頭に来る人もいるだろうなあ)。 こちらに質問を投げてちゃんと話をさせてくれるし、考えて解決法を見つけようとしてくれる気持ちは感じるから別に平気。

2022/1/4(火)
やっと復活したので備忘録として書いておく。
薬を飲んでいた間、身体的には胃痛・げっぷ・食欲不振、精神的には不安感と恐怖感がかえって出てきて参った。なので、28日に飲み始めて1日を最後にやめてしまった。

31日は朝起きられなくて結局ずっと家にいた。紅白を見始める頃には元気になるもお蕎麦を食べるのがやっと。
1日はさすがに布団を上げないといけないと思い、なんとか起きて過ごす。食欲ない。
2日の午後から3日にかけて、太田漢方胃腸薬II(神経性胃炎)を飲むも改善しない。なにも食べたくない。4日の朝も胃痛で起きて絶望的な気持ちになるも、半夏厚朴湯を飲んだら楽になってきて、朝少し食べられた。そして、お昼はこの数日で一番食べられた。
28日からの経過をメモにまとめて」明日、病院にまた行こうと思う。

2021/12/30(木)
夜中に目が覚めてドキドキして呼吸が苦しい感じ。呼吸しているのはわかるのに吸えてないような感覚。数分でおさまって後は眠れた。

穴八幡に一陽来復御守を買いに行くのと、神田明神に寄るために電車に乗った。各駅から急行に乗り換えて、すごく緊張してドキドキして各駅に戻ろうと気持ち が戦うも、なんとか踏みとどまって耐えた。しばらくすると大丈夫になった。一陽来復を買うのはそれほど時間がかからなかったけど、お参りは今まで見たこと もないくらい並んでいたのでやめにした。早稲田駅から九段下を経由して神保町まで地下鉄に乗り、そこから神田明神まで歩いた。お参りは時間もかからなかっ たし、なによりお守りを買うのも並んでいなくてよかった。

お茶して帰ろうと思いつつ、なんだか寛げないような気がしてそのまま帰宅した。帰宅して座ったらぐったりして立てない。すごく疲れている。

2021/12/28(火)
予約していた精神科に行ってきて薬が1種類出た。次の美容院に行く頃には効き始めると思いますと言われた。実は待合室で待っている間もドキドキして落ち着かなかった。 

2021/12/27(月)
『ミステリという勿れ(10)』を読んだ。よく考えてあるなあと感心する。
福井健太編『SF漫画傑作選』と小森収編『短編ミステリの二百年(6)』を買う。
SFは苦手でも漫画だと読みやすい。半分くらいまで読んだけど、ディストピアな感じのものが多い。どれも少し怖くて面白い。
『短編ミステリ〜』はとうとう最終巻。5巻があまり面白くなくて途中で止まってる。6巻にはなんとクリスチアナ・ブランドの「ジェミニー・クリケット事 件」のアメリカ版とイギリス版が両方載っている。いやーそれだけで素晴らしいね。私はイギリス版を先に読んで衝撃を受けて、のちにアメリカ版を読んだので すが、イギリス版のほうが好みです。

2021/12/26(日)
ここのところ防災・耐震に興味が出てきて家の中の家具で耐震対策をしていないものにいろいろ施した。冷蔵庫を動かして「不動王FFT-009」と「はがせる冷蔵庫ドアストッパー」を取り付けて充実感と安心感。食器棚に「スーパーひらかんゾー」、上はダンボールの箱で埋めてるけど「不動王」がいい感じだったので考え中。明日以降、動かせない重いたんすに「不動王FFT-011」をつける。

todyというお掃除管理アプリを使い始めたら、便利で管理しやすくて気に入った。

2021/12/22(水)
弓道の水曜日メンバーで50射会。3時間かかった。50射中8しかあたらず全然だめだった。先日の納射会のときもそうだったけど弓手にも馬手にもすごく力が入ってて、それを修正できないまま時間に追われてどんどん引かなくちゃいけないのが自分で嫌だった。

2021/12/19(日)
連盟の納射会。矢渡しの介添は無事に済ませることができた。1ヶ月、3人で頑張って練習してきたので肩の荷がおりた。その後は、一手坐射・四ツ矢立射の計6射。私はx○x○x○の3中で、弐段・参段の部の2位になることができました。自分でもびっくり。景品はゴンチャロフのクリスマス限定パッケージ

射会のあとは大掃除をしてあとは引きたい人が残って弓を引いた。集中力も下がりさすがに疲れも感じたので早めに切り上げて帰ってきた。

ここ一週間、ずっと頭が重くて時々喉がつかえた感じもあったりしたけど、射会が終わればもしかしてそれもなくなるかもしれないな。

妹から「嵐の楽屋見舞いのお菓子が買えたから送るよ〜」とお菓子が届いた。ルイスブラン。火曜日には自分で取り寄せてお菓子も届くから家にはお菓子がたくさんになる。

2021/12/17(金)
美容院。独立したスタイリストさんに付いていったので、新しい場所として2回目の訪問。最初に髪を洗うときはなんとかドキドキ感はやり過ごせたが、カット する席に移るあたりで「このお店は狭くて閉じ込められてる感がある。そして私はいますごく喉が乾いてなんだか息苦しい。」と気になってしまいどうにも収ま らなくなった。意を決して、水を一杯いただけないかと伝えた。理由も伝えたら、お店の暖房を弱くしてくれて、入り口のドアにも隙間を作ってくれた。おしゃ べりしてないとドキドキが収まらないので、喋ってもらうようにしてなんとか落ち着かせていった。昨日、心療内科・精神科への予約の電話を入れてよかったと 安心した。

2021/12/16(木)
実は1年ほど前に美容院に行ったときにシャンプー台で急に息苦しさと自分がどうにかなってしまいそうな感じ、現実感のない感じというか恐怖感に襲われて一 度起こしてもらって水を飲ませてもらったことがあった。それ以来、美容院のシャンプーが苦手になり、温度を低くしてもらったり目元を覆うシートをやめても らうようにし何とか乗り切ってきた。
でも、10日に歯医者さんに行ったときにちょっと似たような気分に陥って、だめな範囲が広がるのはまずいなあと思いたち、近くの心療内科に電話をしてみた ものの新患は受け付けていないとのことだった。20年前に最後にかかった心療内科・精神科の診察券はもう持ってないもののまだ存在しているのは知っていた ので電話をかけてみたところ今月中に予約が取れた。ちょっとほっとした。

2021/12/2(木)
12月に着る黒無地の着物の裾を弓道用に切り、裾は裾上げテープで処理した。切った端切れでポケットの大きさに切り取り、裾上げテープ・布用両面テープ・ 布用接着剤を駆使して着物に貼り付け、一応糸でも縫い付けておいた。黒だし袴でほとんど見えない場所なのでどんな縫い目でも良いだろう。

色無地の着物にもポケットをつけたが、こちらは糸では縫わなかった。胸当ても作るつもりで手持ちの胸当てを使い、色の消えるチャコペンで型を取り、布を切 り取り、薄い接着芯を2枚貼ってみた。裏側を着物の端切れを使おうと思ったので楽天で探して購入。到着を待っているところ。

2021/11/28(日)
弓道の遠的をしに行ってきました。いつもやっているのは近的で、28m先の直径36cmの的にあてるもの。遠的は、60m先の直径1mの的にあてるもの。遠的用の矢もあるそうなのですが、私は持っていないので壊れてもいい昔の矢を持っていきました。

独特の引き方をする遠的。60m先なので届くんだろうか? と思ってましたが、意外と届いて何回か中りました。反面、手前の幕にあたって阻まれることも。思い切り引けるのが楽しくて近的のときのいいヒントをもらった気もします。 

2021/11/27(土)
弓道の先輩が色無地の着物を安くゆずってくれた。緑がかった薄いグレー。弓道用に裾を切って縫ってあって、端切れも一緒にくれたのだけど、これでポケットとか胸当てを作るといいよと言われ私には無理だとめまいがしそうだった。

2021/11/25(木)
ホリー・ジャクソン 服部京子訳『自由研究には向かない殺人』。5年前の女子学生の殺人事件の犯人について疑問をもち、自由研究として独自調査を始めた女 の子の話。舞台はイギリスだけど、現代の文明機器を使いまくっての調査が新しい。そして新しいがゆえに数十年経ったらこれはとても古く思える部分なのかも しれないとも想像する。設定も殺人事件の原因もとても現代的だと思う。畳み掛けるような終盤はスリリングだった。           

コロナの状況も落ち着いているこの頃、先日の久しぶりの射会で矢渡しという行事が行われた。12月の納射会でも今のところ矢渡しをすることになっていて、 担当係の一人として一度も経験したことのない私がそのうちの第二介添の役割をすることになった。本を読んだり動画を見たり実際に練習したりしている。本 は、持っていた『動画で学ぶ 弓道』というのの中に介添が丁寧に解説されていておまけに動画も読み込める。まさかこの部分を読むことになるとは思わなかっ た。また、公益財団法人全日本弓道連盟が出している『「介添」動作ー写真と解説』という冊子があって、先生の冊子を借りて注意書きを写した。

当日は着物を着ないといけなくて、貸すよと言ってくれた先輩もいたけれど一着持っておけば今後も事足りるだろうと楽天で5,800円くらいのポリエステル の着物を購入した。弓具屋さんで売っているのは13,000円で単、ただし袴を履けるようにあらかじめ長さは短くなっている。私の買ったのは袷で長いまま だ。小物もいろいろ買い直す。浴衣を処分するとともに長襦袢やコーリンベルトも一式処分したのが悔やまれた。

自慢じゃないが裁縫が大嫌いでお金で解決したい私としては、自分で裾を切って縫うのも面倒。縫わずに済む糊みたいの(「裁ほう上手スティク」)はポリエス テルには使えないと知る。100円ショップで裾上げテープは買ってみたものの、切るという行為がどうしても不安。ネットでいろいろ見ていたら成人式の袴を 着るのに着物を内側に折って着る方法を載せているサイトがあり、試しにそのように着てみた。激しい動きをしていないが、なんとかなりそうな気がした。

しかし、振りのところから微妙に長襦袢が数ミリ出るようなのが気になる。これも調べると、振りの下のところを少し縫うと良いらしいとわかった。しかし、ど うやって縫うのかしら、スナップボタンを付けたほうが楽かしら、でも、スナップボタン付けるのも面倒だな。グーグルさんに「縫い 開いているのを閉じた い」と検索かけたらYouTubeで「コの字とじ」というのが出てきた。なんだかできそうな気がして、小学校時代の裁縫箱を引っ張り出してきて(活用しな いからアップデートがない)やってみたらできた。ちょっと気分が良い。

昔は参段以上、今は四段以上になると弓を引くにも着物を着て体配にも襷さばきが入るので練習をするようになるのですが、多分永遠にその機会は訪れないと思 う。しかし、今度の射会では弐段なのに着物を着て参加して弓を引かなくてはならないので襷をかけないといけない。当日先生や先輩にお願いするのもありだろ うけど、自分で努力するのも必要だろうとこれまた動画をみたりするがこれがかなり難しい。「公益財団法人全日本弓道連盟制定 襷さばき」という冊子まで 買ってしまった。やっと襷をかけられたと思ったら、最後に前で結ぶそのやり方が図で見ても難しい。これを弓と矢を膝にのせて行うなんて何事かと思う。まし てやうちの道場には80歳を超えて立射で襷さばきをする先輩がいる。ほぼ片手しか使えないのにすばやく見事におこなってて惚れ惚れする。

しかし最大の難関は、第二介添は矢渡しの間に約3分の蹲踞を2回行うということだ。左足のスネがどうしても痛くなる。当日までストレッチと気合で乗り切るしかなさそう。もう寒いから余計につらそう。

2021/11/23(火・祝)
女子部弓道大会に行ってきました。場所は、埼玉県立武道館。上尾からタクシーで10分くらいの距離のところ。

3人で行ってきたのですが、行きの電車を乗り間違えて、予定到着時間よりずいぶん乗ってる(11:30には上尾駅のはずがもう15分くらい過ぎてる)&籠原行きのはずが小金井行きだ&久喜は上尾より先なのか? という疑問がわいてきて路線図をみたら方向が違ってた!

湘南新宿ラインは大宮から先、籠原行きと小金井行きでまったく異なる方向に行く。籠原行きの上尾に行きたかったのに、今乗っているのは小金井行き、あわて て栗原駅で降りるもどうリカバリーするか時間との戦い。会場の受付時間は12:15-12:45なので、大宮に戻ってたら多分間に合わない、蓮田からタク シーがいいのでは、と一人が提案してくれた。タクシー乗り場は東口西口にあるから多分待機しているだろうと賭ける。12:14着の蓮田で降りて西口からタ クシーに飛び乗って「県立武道館までお願いします!」と告げる。12:45までに武道館に着きたいんですというと難しいかもという顔をされたのだけど、裏 道を考えてくれて安全運転で飛ばしてくれた女性運転手さん。12時半頃には着いて余裕だった。本当にありがとうです。バタバタ会場入りしていたら係の人に 「充分間に合いますよ〜」と言われて本当にホッとした。

3人立の4射場。四つ矢坐射。9番のゼッケンの私は最初の立ちで、あっという間に終わってしまった。競技の間合いの速さは初めてで忙しかった。結果は○XXX。皆中が1人、3中が2人、2中が8人くらいいたのかな。2中だったら競射に呼ばれてたようです。

大会は段ごとに時間を分けての開催で、お世話になっている先生が自分たちのあとの部に参加するためにいらしていて会うことができた。自分は車で来ているから弓と矢筒を受け取って明日渡してあげるよ〜と引き取ってくださった。おかげで身軽に帰ることができた。

終了後、上尾駅まで戻り、計画していた東蔵で食事をする。お蕎麦が私好みの細さ、角のある感じ、かため、つゆも甘めで濃い、非常に好みなお蕎麦でした。帰りはさすがに疲れが出てぐったりしました。先生が弓と矢筒を引き取ってくださって本当にありがたかった。滞在時間より往復の時間のほうが長い半日でした。

2021/11/15(月)
土曜日に出かけたおりに、デパートで山形展があるのを知って買った。
山形市「老舗 長榮堂」秋の味覚やまがたサンド(オータム)(4切/シャインマスカット×2、ラ・フランス×1、栗×1)
フルーツが瑞々しく、パンも柔らかでフルーツを際立たせている感じ。

きょうまた用事があって出たときに、再度山形展に寄った。フルーツサンドをまた買おうかなと思ってたんだけど、お向かいで売っていたパンがおいしそうだったのでそちらにしました。
河北町「ボー・ション ド ブレ」のカレーパン、黒と白のいちじくのカンパーニュ、クロワッサンが焼き立てですよ〜と言われてそれも追加。カヌレもおいしそうだったなあ。カレーパン もクロワッサンもとーってもおいしかった。また食べたい。カレーパンはそういえば揚げてなくて中身は角煮のようだった。クロワッサンは大きめで食べごたえ があり、さっくりしつつ柔らかい。
18日からのパン展にクリームパンの種類はまた出品しますとのことだった。

2021/11/8(月)
覚書として。友人に教えてもらい、日高ショーコ『日に流れて橋に行く』を既刊まで。古いものから新しいものへの変化が、今とは比べ物にならないくらい新鮮に思えるような時代。繊細で華麗な描写にわくわくして読んでいる。

かこさとし『すばらしい彫刻』。有名な彫刻を紹介しわかりやすく説明。難しいことは書かれてなく、私にはこれくらいがちょうどいい。ミケランジェロのピエ タって25歳のときの作品なんだ! また、メディチ家の墓碑である「夜・昼・夕べ・夜あけ」の擬人化がまた素晴らしいなあと。ミロのビーナスって、両手が 見つからなくてあの状態だからこそいろいろ想像して魅力が増しているんだよなあとつくづく。全然違うけど、こけしにもそういうところがあるのかなと思っ た。

2021/11/7(日)
連盟で久しぶりの射会。時間で人数を区切ることもなく、参加希望者全員集合。矢渡しもあった。

私は最近、髪を払ったりが多く、昨日は久しぶりに眼鏡も飛ばしたのでビビってしまい、以前弓道用に作った眼鏡に変更してのぞんだ。本番では幸いどちらも払 うことなく無事に引けた。中る中らない以前の目標だったのでほっとした。上段の方から一手を引いていって午後1時には解散。

お腹も空いたし帰ろうかと思ってたが先生が残るらしいので何人かで残って練習した。お昼も食べず、自販機のココアで空腹をごまかし、午後4時半まで引いた。

2021/10/28(木)
芦辺拓『大鞠家殺人事件』。
船場言葉のテンポ良い会話を読むのが楽しく、舞台も事件も華やかで派手。事件の解決をするのが登場人物表に載ってない人だったり、美禰子の友人が2人も出てくる意味はあったのだろうかと思うと後半は熱がさめていった。解決を知って思い出したのはクイーンの『Yの悲劇』。

2021/10/23(土)
AED講習会に参加した。胸骨圧迫とAEDの操作方法はどちらも初めてで緊張した。

倒れている人がいたら、まず周りの安全を確認、本人の意識を確認(大丈夫ですかと声をかけ、肩を叩く)、周りに人がいたら具体的に白い服を着たあなたは119番してください、赤い服のあなたはAEDを探してきてくださいとお願いする、胸骨圧迫は休みなく続ける。
胸骨圧迫は5cmくらいの深さで、両手を重ね、体重をかけ垂直に押す、肘は伸ばしたままのほうが押しやすい。押すだけではなく戻りも必要。早すぎるテンポではなく「もしもしかめよ」くらいのペースで。
救急車が来るまで平均9分といわれているので、一人で胸骨圧迫を続けるのはとても大変。なるべく多くの人で順番にするのが理想的だが。

AEDの使い方は本当に音声通りに行えばいいんだなというのがよくわかった。が、それ以外の発見から救急車到着までは一人ではとても対応できる気がしな かった。心細くて泣きながら本当によかったんだろうかと思いながら対応しそう。というか実質一人では対応するのは難しいくらい仕事量が多い。

2021/10/22(金)
エラリイ・クイーン 青田勝訳『災厄の町』。
『十日間の不思議』と『九尾の猫』を読み返したくなって、だったら『災厄の町』から読み返しだよなと思って再読。何回か本を整理したのにも関わらず『災厄 の町』は残していたから処分をやめようと思ったなにかがあったはずなのに、読み進めてもほとんど記憶がない。犯人の目星もまったくつかない。人間ドラマだ なあと感心しながら、そして悲劇だなとしんみりして読み終わる。「バーン、あなたが犯人でーす」という派手派手しさからは遠く、エラリイの苦しさを感じら れるのが良いなと思った。

2021/10/21(木)
髪の毛を切りに行った。長いこと通っていた担当さんが独立してお店を開くことになったのだが、当初より開店が遅れてしまい10月は彼女の新しいお店で切っ てもらう予定が11月開店となってしまった。それで彼女とお店のはからいで、すでに彼女は退職しているけれど今までのお店で切ってもらえることになった。
一番最初はお店の前を通りかかってその雰囲気が良いなと思って通い始めたのだった。もうずいぶん長いつきあいだった。お店自体も好きだったから、こういう形でのお別れはなんだか妙にさみしかった。

2021/10/14(木)
1年半ぶりに東京オプチカルに行って鼻あてをつけ直してもらった。昨年の春に鼻あてが片方切れてしまったものの、コロナウィルスの状況を見ながらいつ行こ うと考えていたらどんどん行けなくなってしまい結局年を越してもう秋だ。2019年に移転して以来、はじめてだった。付け直しは税抜700円、無料で調整 もしてくださった。

2021/10/13(水)
バーネット 土屋京子訳『小公女』を光文社古典新訳文庫で。福音館古典童話シリーズで読んだときよりもセーラの小生意気さをあまり感じずに読んだ気がす る。ちょっと鼻持ちならない感じは否めない、と知ってて読んだからかもしれない。大人になって読むと、ツッコミどころもあればいろいろ心配してしまうこと もあるけれど、やっぱりドラマチックで面白い。訳者によると、『小公女』は『秘密の花園』同様に文章はそっけなく、理屈っぽく、頭でっかちとのこと。少し セーラの印象とかぶります。丸パンのシーンは何度読んでも名シーンで、凍えそうな寒さとパンの温かさ、お腹の空き具合が追体験できそうなくらい。//好きな本の中の登場人物は忘れられないことが多い。例えばラム・ダス。『時をかける少女』のケン・ソゴルのように。

2021/10/12(火)
3ヶ月ぶりに乳腺外科で超音波検査。結果、特に変化はなくガンになっている箇所はなさそうとのこと。それでも念の為、今度は半年後に検査しましょうとのことで帰ってきた。ほっとした。

2021/10/5(火)
麻耶雄嵩『メルカトル悪人狩り』。
久しぶりの麻耶雄嵩・メルカトル鮎。「らしい」感じ。たとえば「メルカトル・ナイト」でのメルの最後の説明、おかしいよね? 最初に戻って確認しちゃった よ。しかし、慣れとは恐ろしい。それでもあんまりガツンと来ないなと思ってたところの最終話「メルカトル式捜査法」。ガツンと来ました。何も間違ってな い。しかしメルが絡むとなんだか邪悪さでいっぱいの幕切れで素敵。

谷川史子『はじめてのひと(6)』。ドラマチックを明るく淡々と描いて相変わらずの安定感。少し年齢が高めのカップルの話もあり、くらま先生の「いらな い」発言はちょっとわかるなと思った。それをちゃんと言葉で丁寧に説明しようと努力するところ、蒔田さんも理解しようと努めるところが良かった。

2021/9/30(木)
松本壮史監督『サマーフィルムにのって』(2021年/日本)(公式サイト・音が出ます)。
『サマーフィルムにのって』的にはラストシーンは手放しで素晴らしいものの、『武士の青春』だけをみているその場にいた観客は正直ポカンだと思う。ただ、それを抜きにしても「ラストシーン」は見事な立ち回りと幕切れだった。
松本監督は映画を愛しているんだなとひしひし伝わってくる。映画を撮りたいと思って頭の中で思い描いていた人を探す、そして見つかる、そのときの興奮を見 ていたら自分がハダシ監督になった気分。大人になって商業映画を作るとなったらこんなに純粋には作れないかもしれないけれど、この映画の中での伊藤万理華 を見ていると監督にとってはちゃんと思い描いていた人なんじゃないかと思った。それくらい伊藤万理華は躍動感に溢れ、いろんな顔を見せてくれた。
ハダシ監督は「好きと言わないで好きと表現しなくちゃだめじゃん」というようなことを言っていた。そう、本当にそうだと私も思った。でも、好きを言うか言わないか問題を花鈴と話し合ったりする場面もはさみ(途中から花鈴の存在がびっくりするほど重要化するのもよかった)、「ラストシーン」の撮り直しではハッキリと「好き」と発言する。一周回って好きを伝えるために好きを言う、好きを言うのを選ぶ、この過程と選択はあざといけど良かったな。(10/1追記。朝起きてふっと思い出す。凜太郎の、撮影時に全然OKが出なかった「さようなら」のセリフが実感をともなって「ラストシーン」で発せられたことを

2021/9/27(月)
堀江貴大監督『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(2021年/日本)(公式サイト・音が出ます)。
朝8:55からの回に歩いていける映画館まで。私も含めて劇場には3人だった。
冒頭からすでに空気感が好きで「あー私、日本映画好きだなあ」と思った。そしてこの映画をみおわって「この映画が好きなんだわー」と思う。最初の印象は多分いつも正しいのだ。
部屋の中での黒木華、柄本佑、奈緒がいて、黒木華の席のほうが窓を向いていて立場が上? 3人の会話から柄本佑がしばらく漫画を描いていないのだと知る。 しかし、ふとした瞬間、柄本佑と奈緒は不倫しているんだと「わかった」のだ。柄本佑と奈緒が目配せしたわけでもなく、二人が会話をしたときでもなく、部屋 のカットと黒木華をちらっと映したカット、その切替の間? 今となってはちゃんと思い出せないのに、しかし明確に私は二人の不倫を「知った」。このあたり から、この映画すごい、黒木華すごい、と、ぐぐっとのめり込んでいった。
黒木華を魅力的な風貌だと思ったことはない。しかし、表情がめまぐるしく変わるわけでもないいのに、見える表情に感情をしのばせるのが抜群にうまくて彼女の表情を見たくて読みたくて引き込まれた。
登場人物が少なくてそれで成り立つ物語、好きだわー。奈緒は強かだけど、編集者>女なところが垣間見えて憎みきれなくて悶える。柄本佑はいつまでも黒木華 の先生だったし、これからもそうだろうけど、新しい先生に行ってしまったんだね。すべて理解している風吹ジュンがさすがの大人の余裕で、当事者たち以外の 存在=第三者の彼女がいて物語が締まりました。
あー一気に書きました。もう一度みたいくらい気に入りました!

2021/9/26(日)
リチャード・オスマン 羽田詩津子訳『木曜殺人クラブ』。
二段組じゃないポケミス。経済的に不安がなさそうだし充実してそうな老人たちの暮らしぶりに少し羨ましさを感じながら読み進めていった。登場人物が多いわ りには頭の中でイメージが整理できるくらい書き分けられているから読みやすい。探偵役の中心人物エリザベスみたいな高齢女性は憧れる存在でもある。彼女と ドナ巡査との絡みなどを読んでいると年齢を重ねてこその年下との関係が楽しそうだとも思う。そんな感じが続いてカラッとした老人たちの物語かと期待してい たが、読後感は少し、いやかなりさみしい。老後に対して明るく思えない私はもっとハッピーなお気楽な話が読みたいかも。

2021/9/19(日)
あのあとどんどん熱っぽくなったので横になり休んだ。21時に熱を計ると38度ちょうど。意外に熱っぽさはなかったので下がったのかと思ってたのに。お腹はすかなくてアイスクリーム1個で済ませた。
そしてここから先が辛かった。頭が痛くなり始め、でもなんだか眠れない。38度以上いってるかもなと思いつつ計る気力はない。楽になりたくてカロナールを飲んで冷えピタを交換して寝た。

翌朝はわりとスッキリ起きられて、熱を計ると起き抜けは36.2度、その後36.5度だから平熱なんだけど頭は熱っぽくて少し重い。体感と実測が違う感じ。あと起きた時に腰が痛くてぎっくり腰になったかと思った。動いているうちに治っていったけど焦った。

2021/9/18(土)
寝る時に左を上にしても痛かった。ここまでの痛さは1回目にはなかった。寝起きになんとなく熱っぽく感じて計ると36.8度だったので、これから上がるか なと思いながらご飯を食べてしばらくして計ったら36.5度に戻った。熱っぽさはなく、頭が少し重いかなくらいに落ち着いた。これくらいの頭 の重さはしょっちゅうあるので気にしなかった。しかし、そろそろ24時間に近い15:30頃になって少々熱っぽくなってきた。計ると36.8度。頭はこれ 以上重くなれば痛いの範疇に入るだろう。16:50に37.4度。これは上がるかもしれませんね。ちょっと休みます。

`2021/9/17(金)
17時に2回目のワクチン接種。家を出る前に体温を計ったら36.5度が、医院に到着して計ったら37度、あせった。でもなにも言われなかった。1回目よりさされた左腕の箇所が痛いように思える。平熱。

2021/9/13(月)
小田周二『524人の命乞い 日航123便乗客乗員怪死の謎』。
少し前に、なんの流れだったか日航機墜落の本当のこと知ってる? という会話をして、知らなかった私は驚いた。代わりにロス疑惑ってあったよね、と言うと相手はよく知らなかったのでお互い今度会うときまでに知識を得ておこうとなった。とはいえ、私もロス疑惑の結末は曖昧。

「自衛隊が無人標的機を旅客機に衝突させ、その不祥事を隠蔽するために乗客乗員を抹殺した。」という“仮設”。

私はミステリが好きだけど、それはあくまでもフィクションだから楽しめるのであって、ノンフィクションで人の生き死を読むのはすごくきつい。たとえば山岳遭難のルポなども、どんなホラーより怖いと思っている(ホラー自体、観たり読んだり避けるけど)。
この本も途中で読めなくなって止めようかと思った。それくらいしんどい。なるべく感情を排除して書いているためなのか、だからこそ真実味があって怒りも感 じられる。家族を失った悲しみだけで壮大な物語を作り上げる理由がないし、ただ丹念に事実を追っていったら綻びと真実が浮かび上がってきたのだろう。
絶望と闘いつつ最後まで諦めなかった機長・副操縦士・機関士、乗客のことを守ろうとしたであろう客室乗務員の人たち。犠牲者であるはずの日航社員が何十年 にも渡って当の日航に“加害者”扱いされているそのことにも何とも言えない気持ちになる。著者は機長たちの働きに尊敬を抱いているのがわかる。読んだ誰も がそう思うのに、所属していた会社の人たちは彼らを公に称えることがないなんて。

2021/9/9(木)
町内会費集金の時期がきた。今年度の役員は向かいというか隣というか、のお宅。一昨日、うちのドアポストに年会費の入った封筒が入っていて、役員宅と間違 えたんだなと思い、正しい役員さんのドアポストにそのまま入れておいた。間違えて入れたお宅には一言伝えるべきだろうか迷いつつ、お金のことなので念の為 お知らせすることにした。
たしか仲良くしている奥様と仲が良くて、その昔お庭が趣味の園芸に出たとか出ないとか聞いていたのでお花が好きだろうとお花のポストカードに経緯を書いて ポストイン。ほどなく電話がかかってきて(なぜ知っているのか少し謎だが、昔むかしには住人の名簿があったのでそれを見たのだろうかと思う)、お詫びとお 礼を言われた。そして、お花のポストカードがきれいで飾っていると。
そして昨日の夕方。ピンポンで出るとその方で、「涼しくなったのでアップルパイを焼いた」とおすそ分けを持ってきてくださった。かえって申し訳なかったな あと思いつつ、温めてありがたくいただいた。一口アップルパイは形もおしゃれで、パイシートを使ったような形じゃなかったし、りんごの甘さも上品でとても おいしかった。使い捨てのプラスチックのお皿?にアップルパイを載せて、きれいなペーパータオルを載せてわざわざ。私だったらこんな気遣いできない気がす る。改めてお花のポストカードにお礼を書いてポストに入れておいた。

2021/9/8(水)
最近は、教えてもらったドラマ『お耳に合いましたら』(公式サイト)をアマプラで追いかけて見ている。配役が本当にうまいなあと感心もする。

2021/8/31(火)
洋服屋さんに行った時、去年ユニクロで買ったTシャツを着てた。それが墨絵っぽいミッキーで、しりあがり寿が描いたものなのだ。その話をしていたら、店員 さんが「しりあがり寿だったんだ!」とテンションが上がり「『ひげのOL』が好きで〜」と話をしてくれた。私、しりあがり寿は知ってても何も読んだことな いなあと思ったので今度読みたいと思う。「ひげのOL」なにげにパワーワードだな。

2021/8/29(日)
金曜から土曜にかけての睡眠時が左腕の痛み重みのピークだった。 そちら側への寝返りは痛くてできなかった。
土曜の朝起きると確かにこれは弓は引けないなとは思えるものの、時間が経つにつれて落ち着いてきた。そして寝る時も、金曜から土曜の夜が上り坂なら、土曜から日曜の夜は下り坂の感じだった。
日曜の夕方、注射の箇所は重みがあるものの弓も引ける感じ。ほぼ通常運転。

2021/8/27(金)
予約していたワクチン接種第一回目に行ってきた。日程と行きやすさを考えて具合が悪いときに行く内科を選んだ。この内科では、ワクチン接種が診療時間内ではなくお昼休みと午後の診察終了間近の時間で行われるのが、密を避けられていいかなとも思った。
13時の予約時間少し前に到着し、問診票と接種票を渡す。体温計を渡され計ると36.1度。2つの入口から交互に呼ばれ、先生が部屋の中で移動して接種す る流れ。接種が終わると奥に通され、指定の場所に座って15分程度待つよう言われる。小さな紙に何時何分までと書かれたのを渡されれ、その時間になったら 声を掛けるのでお待ちくださいとのことだった。また、注意事項とカロナールを販売できると書かれた紙も同時に渡される。なんの問題もなく時間が経過して、 受付で接種票を返却され副反応の説明が書かれた用紙も渡されて終了。
いま14時半。なんの変化もない。2回目は9/17 。

夕方までは弓を引けそうだと思っていたくらいなのに、本当に徐々に徐々に左腕が重くなってきて23時すぎの今は腕は目線の高さくらいまでしかあげられない。

米澤穂信『黒牢城』。
歴史物は苦手なので、米澤穂信じゃなければ読まなかった。歴史興味ないし、ゆっくりとしか読めないし、なんて思っていたのに、武士のメンタリティって興味 深いなと思い始めたら段々慣れてきた。そして、第三章「遠雷念仏」で無辺の登場(紹介)シーンは目に浮かぶようで、このあたりからぐっと引き込まれた。
荒木村重が(黒田)官兵衛を人質として生かし、官兵衛は安楽椅子探偵の役割という設定。村重にトップの孤独を感じるが故に、ただ一人囚われの身である官兵 衛の命を預かっているわりに対等、いやむしろ官兵衛のほうが上手なのだと思わせられる。村重が主人公のように読んでいたのに最後の最後には官兵衛の存在感 がひときわ際立った。
ミステリ面も良いし、それがうまくこの時代の背景で説得力を増し、まあとにかく舌を巻くうまさだなあと思いながら読み終わった。今のところ、今年読んだミステリでイチオシ。

2021/8/26(木)
先日、妹からまたお菓子が送られてきた。コバトスペキュロス缶。テレビで見て缶がかわいいのとなかなか買えないらしいよとのこと。缶はかわいいし、クッキーがおいしい。素朴でかためでシナモンの香りがする。泉屋のクッキーが好きな人は多分好み。

最近は、かつて楽しくみたTVドラマ『チャンス!』(wiki)を再視聴できたり、『消えた初恋』という面白い漫画を読ませてもらったりした。
『チャンス!』はとても好きなドラマで、三上博史はキラキラしてるなーとか西田ひかるはかわいいなーというのを再認識。細っこい武田真治、良識的な東幹 久、手塚理美はキリッとしてて、相田翔子も何気に光る。そして鶴見辰吾、今でも変わらず活躍している彼はすごいなあ。なんか地味に存在感がある。ドラマと しては今のテンポで考えると全12回を半分くらいにしても成り立ちそうとも思った。毎回ゲストが登場したので、そのあたりに大人の事情があったのだろう か。若い浅野忠信が出てきたり、最終回には中森明菜や久保田利伸も。この主題歌「夢 with You」は三上博史が歌っているのもいいけれど、久保田利伸バージョンもとても良いです。

『消えた初恋』は勘違いから始まった男の子同士の恋愛、なんて書くと安易な感じがするけれど、丁寧さが素敵。勘違いの元?となった橋下さんという女の子が また魅力的で話が進むにつれて思ってもみなかった一面が見えるところに惹かれる。相多くんというこれまた一見チャラそうな男の子も、エピソードが重なるに つれ魅力度を増してくる。続きが楽しみな漫画。

2021/8/16(月)
今村昌弘『兇人邸の殺人』。スケールが大きいのは良いのだが、凝りすぎているようにも思える。ただ、ある物の受け渡しトリックには犯人に対して哀しみと心 意気を感じたりして印象に残る。また、今までの3作を読んでみても本格を読んでいるなあと感じられるのは幸せなことだと思う。

2021/8/8(日)
妹からLINE。姪が、閉会式を見ながら私が昔あげた『せかいのこっきずかん』がすごく参考になったと喜んだらしい。その本をプレゼントしたことなど全然忘れてたけど、捨てないでくれてありがとうと答えた。私自身がその本を欲しくなったわ。

2021/8/5(木)
サントリーのプラムリキュール プルシアがおいしいです。梅酒より少し華やかな感じ。

2021/8/4(水)
エリー・グリフィス 上條ひろみ訳『見知らぬ人』を読み終わる。
発売以前から「この犯人は、見抜けない。」という東京創元社のウリ文句で気になっていた作品。確かに犯人は見抜けなかったけど、この作品のウリはフーダ ニットではない気がする。ゴシックな雰囲気を醸し出す小道具と、登場人物の女性たちの心情描写が印象に残る。面白かったかというとウーン……。現代物は合 う合わないがすごくハッキリしてきた。現代物であまり楽しめなかったなと思うと古典回帰な気持ちになる。でも、次に読む予定なのは今村昌弘の『兇人邸の殺 人』。

2021/8/1(日)
最近、近所の奥さんと絵葉書でやり取りをしている。以前から、会えば立ち話をしたり、ときどき絵葉書でのやり取りもしていたけど、今回はちょっとラリーが続いている。経緯はこんな。
昨年、私がユニクロのTシャツを着ていたときにバッタリ会って、とても気に入った感じのでまだ売ってたら買おうと思ったのに売り切れてた。今年、ルーヴル 美術館のTシャツが出て、美術好きそうだしすごく安くなっていたのでこれなら気を遣わせないだろうとプレゼントをした。というか、現物と絵葉書にメッセー ジを入れてポストに入れただけ。そうしたら翌日にバッタリ会って「なんか会えるような気がしてたから着てたの」と、早速着てくれていた。帰宅したらキウイ たくさんと一緒にメッセージが入ってて、そこからラリーが始まった。
気に入って着てくれていたときに息子さん夫婦が遊びに来て、息子さんには「なんでユニクロのTシャツ着ているだろう」と思われたらしい。で、かくかくしかじかと説明をして大笑いし合ったらしい。

2021/7/30(金)
何年ぶりだろう、めったに乗らないタクシーに乗った。「GO」というアプリをダウンロードしておいて、用事が終わった場所から連絡をしてタクシーを待っ た。思ったより時間はかかったけれどあと何分で到着するのがわかるし、間もなく到着となると今どこを走っているかが地図でもわかる。そして、久しぶりのタ クシーはモニターが付いていてゆったりしてて清潔で快適、しばらく乗らないうちに進化しているんだなあと思った。支払いもアプリに登録しておいたクレジッ トカードで行う。もちろん、レシートがほしければもらえる。

2021/7/24(土)
弓道は引き続きの時間を区切っての12人限定での練習日。20射会ということで一人20射での記録を競う。私は残念ながら4射しか中りませんでしたー。

2021/7/21(水)
大安なので(?)新しい矢を使い始めた。カーボンのほうがジュラより軽い感じ。なんとなくまだしっくりこない感じ。

2021/7/16(金)
弓道の矢を買いに先輩と一緒に小山弓具まで行ってきた。ジュラとカーボンと悩んで、使ってみなければわからないと思ってカーボンを買ってみた。

2021/7/13(火)
4月の終わりに受けた健康診断、乳房のエコーで「腫瘤疑い、3ヶ月以内に再検診推奨」となってたので、近くの乳腺外科に行ってきた。数年前に、ここの乳腺 外科で造影剤入りMRIの検査をして結果なんでもなくて、その後は年1の健康診断で大丈夫と言われた経緯がある。その時の先生がいる曜日に訪れた。
私の場合、マンモでひっかかってエコーで検査という流れを繰り返していたので、10年位マンモをしてなかった。今回、マンモとエコー両方やりましょうとい うことで2つの検査をした。結局、マンモではなにも出てこなくて、エコーは4月の健康診断ではないところに“水たまり”が移動した模様。10年ぶりのマン モは相変わらず辛くって、呼吸ができないくらい苦しかった。それなのに、マンモでは悪いところは見当たらないという。一応、3ヶ月後に再度エコー検査をし て今回との違いをみてみましょうということになった。
こんなふうに時折ひっかかり、「ガンではないと思うけど」と言われながら改めて検査をする。胸に関しては特に気を抜かないほうがいいんだなあと思いながら 何年も経つけど無事に過ごせている。先生にも言われたのは、年1回検査をしてでもその直後にガンが発生してそれが質の悪いものだったらあっという間に大き くなっちゃう、だから日々、自分で確認するのが大事なのだよ、検査で見落としたのではなくタイミングの問題なのだと。

2021/7/12(月)
相沢沙呼『invert 城塚翡翠倒叙集』。
前作『medium』のラストが、うっすらわかりつつそれでも衝撃的だとしたら、今回の『invert』でのそれは予想できなかったのに衝撃度はそれほど でもなかった。「信用ならない目撃者」での翡翠のキレ気味の小説論とか、結構痛いところついてくるなと思って楽しかった。

2021/7/6(火)
桐野夏生『日没』。
やめられなくてぐいぐい読み進めた。生きる気力体力を奪うのは案外簡単にできてしまうんだと思わされたのが怖かった。かなり短時間でそれが起きている。こ の作品では主人公は作家という設定で、言論統制・表現の自由などの観点からも読めることではある。作家である桐野夏生が作家を主人公にこのような作品を描 くことに覚悟と凄みを感じた。一方、自分が自分であるために必要なものや機会を奪われるとか、自分の命と自分の命と同じくらい大切なものを天秤にかける状 況に置かれたらと考えれば、誰の身にも起こる可能性である話でもあって未来が暗くならないよう願いたくもなった。読後感は良くなくて、でも、経緯を読んで いたらどこかで私のほうが先に諦めてた気がする。乾いた感じが桐野夏生だなって思う。そして「日没」というタイトルの秀逸さをしみじみ感じている。読み終 えて、タイトルが「日没」って見るとピッタリだなって思ったのだ。

2021/7/5(月)
河内遙『関根くんの恋』。
途中まで関根くんに少し気持ち悪さを感じて続きは読まなくていいかなと思ってた。が、サラちゃんが存在感を増したあたりからすっごく面白くなってやめられ なくなる。何をやっても優秀で、イケメンゆえの望まぬ視線にさらされて、そのせいでずっと受け身で自分から何かを選択したことのない関根くんがサラちゃん への気持ちを徐々に自覚していったあたりからすべてが空回りしていく様子がもどかしくて痛々しくて頑張れと思う。サラちゃんは文句なしにかわいい、本当に かわいい。サラちゃん頑張れとは一度も思わず、関根くんに対して「とどまれ! 肉食女子たちに負けるな」と思ってた。ラストは素晴らしくてドキドキしなが ら読んだ。傑作!

2021/6/28(月)
斜線堂有紀『楽園とは探偵の不在なり』を読み終わる。
二人以上殺したら天使によって地獄に落とされるという世界においてのミステリ。しかし、この世の中と違うのはそれだけ。選ばれし者に理由がないし、神は傍 観している存在。救いはない。そのビターさは良いし、特殊設定が活かされたトリックだったと思う。ただ、館物、特殊設定、探偵の意味、探偵の過去など盛り だくさんすぎる印象もあった。

2021/6/27(日)
久しぶりの連盟射会。全員集まると密になるので3部制で人数を制限しての開催でした。
個人戦。一手坐射の審査方式&四矢立射の競技方式で計6射。1本でもあたりが出ると嬉しいなあと思っていたところ、3本あてることができました。☓○○○☓☓☓☓また、その後の余興の扇的もあてることができ、すごく嬉しかったです。

2021/6/22(火)
スタンダール 小林正訳『赤と黒』の下巻も読み終わった。
恋愛の心情描写については思っていたのと違った。純粋さというより剥き出しの子どもっぽさ、かなあ。冷静な反面、自分で自分に振り回されているように見え た。甘ったるさを感じなかったのが意外というか、最後の最後までジュリアンは果たして本当に恋愛をしていたんだろうかと思いながら読んだ。相手に対して愛 しいと同時に反発とか意地悪な気持ちを抱いている様子を描くのも克明で、相手との駆け引きというより自分の心との対話でもって恋愛してるみたいだったな あ。

『コントが始まる』も『あのときキスしておけば』も終わった。いろいろなことを思いながら見ていたドラマだった。

2021/6/17(木)
おとといで『大豆田とわ子と三人の元夫』が終わってしまった。いいドラマだった。

今頃になって、スタンダール 小林正訳『赤と黒』を読んでいる。上巻が終わったところ。恋愛の描写より神学校でのあれこれが俗っぽくてドロドロで面白い。

最近は、ときどきradikoラジオNIKKEI第2の「RaNi Music」 という番組を聴くようになった。ほぼ音楽で洋楽と邦楽が半々くらいで新旧あれこれかかって楽しい。プレイリストも出ているから、気になったらすぐに何の曲 か知ることができる。きょう聴いたなかでは、Bruno Mars Anderson .Paak & Silk Sonic「Leave the Door Open」がいいなあと思ったら、YouTubeで見たOfficial VIdeoがもっとさらに素敵だった。

妹からブルーボトルの羊羹が届いて味の感想を聞かれた。ちょっとした贈り物に使えるかなと思って意見を聞きたいとのこと。コーヒーに合う羊羹とのコンセプトらしい。少しシナモンが強い気がするけど個性的な洋風羊羹、ブルーボトルというだけでおしゃれだから貰ったら嬉しいよと伝えた。

2021/6/8(火)
アレックス・パヴェージ 鈴木恵訳『第八の探偵』。
なんかすごいの読んじゃったなーという読後感。好きかと聞かれたらそうでもない。人にすすめるかと聞かれても、「これ面白かった?」と聞きたいからという 理由でになる。ネタバレに絡みそうで言いにくいんだけど、「劇場地区の火災」の展開と結末が好きだったから(探偵役の扱われかたと迫りくる状況が新鮮だっ た)、そういうことかーとわかったあとはかえってテンションが下がった。全体として凝っているからこそ過剰だなと思う部分もあった。だけど、確実に今年度 のミステリベストなどには入りそうな感じはするし、これがデビュー作ってすごいなあと感嘆もする。なお、千街晶之による解説がまるでブックガイド。

2021/5/30(日)
三島芳治『児玉まりあ文学集成』(1)(2)。よくわからない、でもなんか気になる。各話の終わりに書かれている「参考文献」がマニアックなものばかり。
山田詠美『ファーストクラッシュ』。読み始めて数ページは山田詠美の文章ってやっぱりいいなと思ってたのにだんだんつまらなくなってきた。登場人物たちに魅力を感じられなかったせいか、いまいち乗り切れないまま終わる。
芦沢央『神の悪手』。将棋のルールに詳しくなくても楽しむことができた。「弱い者」「神の悪手」「盤上の糸」は、その先が気になる作品。なかでも「弱い者」が、描かれた内容と未来への望みという点でその後がとても気になった。「恩返し」は駒師の話。これもよかった。

2021/5/27(木)
『「テレビは見ない」というけれど エンタメコンテツをフェミニズム・ジェンダーから読む』を読んだ。
(表紙裏より)「テレビは見ない」という声をよく耳にするが、一方でテレビのコンテンツが話題になったり炎上したりすることも多い。テレビ、特にバラエ ティーとドラマのダメな点と面白い点を正面から指摘して、フェミニズムやジェンダーの視点からエンタメコンテンツの問題点と可能性を探る。

堅苦しさはまったくなく、面白くて一気読みしてしまった。バラエティー編もドラマ編もめちゃくちゃ現在リアルタイムの状況を語っているのがすごく刺激的 だった。前半のバラエティー編では今どきのお笑い芸人たちの考え方の分析が特に面白かった。同時に、お笑い芸人の人たちは今や芸を見せるだけではなく内面 の葛藤さえも見せるんだなあと気付いた。後半はドラマ編。私、結構ドラマ見てるんだなと思ったが、見ていないドラマも多分同じくらいあった。しかし、知っ ているドラマの言及・分析がなるほどなーと思わせるのでより楽しく読んで印象が強まったんだと思う。

「ハヤカワミステリマガジン」2021年5月号、特集:特殊設定ミステリの楽しみ
パラパラめくっていたらコミックがあって、この絵の感じと物語の雰囲気が『レストー夫人』ぽいなと思って、作者さんを改めてみたら三島芳治その人だった。新作出してないのかなあと調べたら出てたので、急いでアマゾンでポチった。

スーパーで買ったサンモレのチーズムース、バニラもストロベリーもおいしかった。すごくおいしくて好みだった。ところが売り場のどこを探しても見当たらない。2日間くらいしか見かけなかったからまた置いてほしい。

2021/5/25 (火)
イングマール・ベルイマン監督『野いちご』(1957年/スウェーデン)。
ディケンズの「クリスマス・キャロル」を少しだけ思い出した。幽霊たちに何かを見せられたわ けでもなく自分で見た夢だし、急にすごくいい人になったわけでもないけれど、これから先、そんなに悪くないんじゃないかという雰囲気を感じたから。息子と のあれだけの会話でも気にかけている気持ちというのは通じたんじゃないかなと。3人の若者が悪い人たちじゃなくてむしろぐっとくることをして くれてよかった

2021/5/24 (月)
アンドレ・カイヤット監督『眼には眼を』(1957/仏=伊)。

5/13に書いたとおり、以前どこかの映画館で観て圧倒されてまた観たいと思っていた映画。何年前に観たのか忘れちゃっていたので、自分の日記のどこに感 想を書いたかわからず。感想はほぼ同じなので、当時CinemaScapeに載せた感想を転載します。ほぼネタバレになるので反転します。

復讐のスケールが大きすぎて後味が悪いと思う気持ちまで超越している。
誘いこむまでの罠の仕掛けかたがうまかった……。セリフだけを取り出したら、恫喝どころか“一 見”親切な言葉がたくさん並んでいるようなんだもの。その後も、ただ殺すということをせず、死への過程を見つめつづける男の挙動がこわい。あの恐ろしい ロープウエイで突き落とすこともできたのだし、砂漠に誘い込んだあとは自分だけさっさと去っても良かったのに、そうはしない。まさになぶり殺し。その理由 は後半明らかになるけれど、その告白が医者の反撃を誘い、男の意識の変化をもたらしたところでは、なにか更なる変化があるのではないかとドキドキした。
でも、死にたくない、と思っても、もう遅かったのだとわかる最後の俯瞰シーンは本当に恐ろし かった!!! 一つの判断が人をこんなに遠くまで連れてきてしまったのか、と呆然とする圧倒的な迫力。

2021/5/23 (日)
関和亮監督『地獄の花園』(2021年/日本)(公式サイト)。

メタ的視点があるのが面白かったけど、中盤以降中だるみ。かつ、結末が本当にしょうもなくてがっかり。
喧嘩シーンは大体予想がつくのでそんなに長くなくて良いのにと思った。むしろ、ヤンキーOLた ちが社内では普通にちゃんとしたOLやっているところをもっと描いて欲しかった。ゴミ分別ちゃんとするとか換気扇消しておいてとか、お茶の補充お願いする とか、そここそが面白かったのに分量が足りなさすぎる。ギャップが面白いとこなのに。室井滋が「OLの所作にはすべて詰まってる」って言ってるんだから、 ヤンキーOLが美しい所作を行うというギャップを見たかった

2021/5/17 (月)
柴門ふみ『恋する母たち(8)』。7巻できれいに終わっていたので外伝的な話かと思っていた。それ以前とその後が描かれていて、8巻を読むためのこれまで の7冊だと思った。それくらいよかった。それなりに長く続いた作品をきれいにまとめることの難しさはあるはずなのに、私にとっては完璧な終わり方だなーと 思った。

イングマール・ベルイマン監督『第七の封印』(1956年/スウェーデン)。
自分の命をかけて死神とチェスをするという設定がかっこいいなと思ったんだけど、チェスの場面はそれほど出てこず、どうしたんだろう? と思いつつ忘れたころに死神が登場して勝負はまだ続いていたんだと知る。ラスト近くの死神を見 つめる複数の視線、その表情、それが一番印象的な場面となった。

2021/5/13 (木)
和山やま『女の園の星(2)』。世の中で女子高生が出てくる漫画やアニメは数あって、その描き方が本当に様々だなとつくづく思う。ここに出てくる女の子た ちはリアルなようなリアルじゃないような、私からすると大人っぽくて色気すら感じる。

一穂ミチ『スモールワールズ』。6つの連作集。どれも背景が実は重い。「魔王の帰還」が一番好きで、「花うた」に特に唸る。「花うた」の書簡の語りが素晴 らしく、ほかの作品の会話よりモノローグがうまいなあという印象がそれだけ強かった。

イングマール・ベルイマン監督『処女の泉』(1960年/スウェーデン)。
映画館で観たならば、楽しい気持ちで帰ることはないだろうと思った。まとまらないのでつらつら書きます。私はなぜか三兄弟の末弟の気持ちになって観ちゃっ てた。父親が神に懺悔と誓いをたてて、それだけで奇蹟が起きたのが不思議だった。教会を建てて なくても言葉だけでいいんだ、と。インゲリが一番救われたような顔をしていたように思えて、実行犯より何もできなかった加害者とし ての意識のほうが罪を感じるのかもしれないと思った。自分の醜い心情を告白できた妻もインゲリもたぶんその時点でいくらか気が楽になって救われている。言 われたほうはたまらないだろうけど

ベルイマン監督は初めて。ツタヤディスカスでアンドレ・カイヤット監督『眼には眼を』が借りられるんだーと気付いて、ベルイマン監督の3作品と一緒に借り た。『眼には眼を』は随分前にフィルムセンター(現・国立映画アーカイブ)でみたような気がします。大画面で喉の渇きを感じながらみたい(みたくない)映 画。

2021/5/3(月・ 祝)
前回からきょうまで、あれこれTVドラマやYouTubeをみて、漫画を読んだ。

今期のドラマで今のところみてるのは『生きるとか死ぬとか父親とか』『ソロ活女子のススメ』『大豆田とわ子と3人の元夫』『コントが始まる』。

『生きるとか死ぬとか父親とか』。國村隼って足が長いなって思う。田中みなみはこういうアナウンサーの仕事をしていればいいのに、もったいない。

『ソロ活女子のススメ』。おひとりさまで行くフランス料理、とっても良かった。非日常。ディナーにお酒とサービス料、そのほかに着ていく服に靴にバッグ、 髪もお化粧ももきちんとして、とその金額まで考えていたら途方もない金額に思えた。だから画面で楽しめるだけでもよかった。

『大豆田とわ子と3人の元夫』。松たか子が最後にドラマタイトルを言うのがどうにも好きじゃないし、ドラマ全体のスカした感じがイラッとするけど面白い。 松たか子の服とか住まいを見るのも楽しい。

この中で一番楽しんでいるのは『コントが始まる』。
先日の土曜日はすべてに渡ってよくて、友だちとLINEでやりとりしていたら満足しちゃったので改めての感想もなんだけど、自分のためにおぼえがき。有村 架純が過去の話を終えたときに顔を隠してしばし沈黙したときの間、その場にいた人の一体感というかそっと待つ空気感、それをうまいことする仲野太賀。引き こもりの兄に電話を躊躇していた菅田将暉に神木隆之介がかけたほうがいいよ、とすすめる。それは高校時代、神木隆之介が自殺したくなってたタイミングで菅 田将暉が声を掛けたことがきっかけでそれが回避されたという背景があるので、彼が言うと重みがある。その兄から菅田将暉に電話がかかってきて、話していた ときに兄の後ろで電車が通る。ただ電話してきたのではなく、兄は外に出られてそこから電話してきたのだと菅田将暉にも通じたという見せかた。マクベスの今 回のコントを有村架純が好きなのは、妹としては姉からの「私もこんなになっちゃうよ〜」という“脅し”かと思っていたのに、ドラマの最後になって、好きな のは妹への感謝であると読めるところ。

読んだのに書き忘れてるかも。最近読んだものはせめて書いておこう。

『19世紀イタリア怪奇幻想短篇集』光文社古典新訳文庫。「木苺の中の魂」「ファ・ゴア・二の幽霊」「死後の告解」まで読んで、なんかあんまりハマれない なあと中断。「幻想」は好きなはずなんだけど、どこかちょっと好みではない。あるいは今の自分の気分に合っていない。

岩本ナオ『金の国水の国』。恋愛中心というより賢い人たちが活躍して国同士の諍いがいい方向へおさまってゆく、という流れが好きでわくわくした。とはい え、一番キュンとしたのは、けなげなお姫さまが気概を見せたたたかいのあと、一人家に戻る途中でナランバヤルに会うところ。ここだけちょっとコマが大きめ になってゆったり描かれて、丸い月がきれい。お姫様のけなげさとナランバヤルの気合で二人の気持ちが通じ合ったって感じがするところが素敵。

鶴谷香央理『メタモルフォーゼの縁側』。5巻あったのに一気読み。これは、年上の雪さんの頭の柔らかさと行動力が素晴らしく、読んでいて胸のすく思い。二 人が友だちになるきっかけとなった漫画の作者さんが不自然ではない分量で絡んできて、でも彼女二人だけではなく、きっと作者さんも何かを得たのだろうなと 感じたのも良かった。作者冥利に尽きる。どの巻も、最後の奥付のところの見開きの絵がまたいい感じ、特に5巻。私の好きなエピソードは、雪さんが自作のコ ロッケともらったパン(ホームベーカリーで作った)でコロッケサンドを作ったらおいしすぎて、さくっとホームベーカリーを購入し、コロッケを作って販売会 に持っていくところ。行動力とうららちゃんにも食べさせたいという気持ち。

さっきNHK-BSでウィリアム・ワイラー監督『ベン・ハー』(1959年)を放映していて、インターミッション付きなのにも興奮して久しぶりにみた。最 初にみたのは、今はなきテアトル銀座でだったと思う。すごく興奮したし約3時間半という長さなのにまったく飽きなかったという感想を持っていた。なのに今 日、最初から最後までずっと初めてみる映画のように感じた。本当にときどき、あ、こういうところあったな、っていうくらい。自分の記憶を疑うくらいだった けど、唯一音楽は間違いなく聴いたことがあると確信できたのでちゃんとみたはず。それにしても、今みても目が飛び出るほどの大作であった。人の数、美術、 馬、スタントさん、これ人が死んでたりしないのかしら、と気になった。

2021/4/26 (月)
予約していた健康診断に行っ帰ってきてきた。私にとっては不要不急ではない。乳房の超音波はなにか見つかるんじゃないかと緊張して結果が来るまで安心でき ない。

9時に受付で10時半には終わった。サービスの提供ができないからと、昨年同様ペットボトルとお菓子をもらった。バリウム飲むのはいいんだけど下剤を飲む のが毎回つらい。効果が穏やかで6時間後くらいに効くと説明書にも書いてあるし職員さんにも言われるのに、今回は特に1時間も経たずに効いてきて家に帰れ ないかと思った。

デパートの前を通ると北海道物産展に出店しているようなお店が地下の通路に出ていて、緊急事態宣言の関係で上から降りてきたのかなと思った。もりもとのハスカップジュエリーを買おうとしたら期間 限定でストロベリージュエリーなるものがあると言われ、そっちにしちゃったけどハスカップのが良かったかな。ほかにアスパラガスが100gいくらで売って いておいしそうなので購入。渡されたとき、ひんやりした。鮮度を保つのも大変だと思う。

あとイタリアの固いプリンを売ってた。ミラノ ドルチェ トレ・スパーデ。遠くまで行けないし。それも買っておしまい。

最近知ったイヴァン・リンス、「アレクサ〜、イヴァン・リンスをかけて」と言ったらあれこれかけてくれたけど今のところ一番好きなのは「Tens (Calmaria)」。nujabesの「Luv (Sic) Pt.3」の元ネタとあった。

2021/4/20 (火)
朝9時頃に鳴る家電ってちょっと怖くてあまり出たくないんだけど、実家からかもしれないと思って出た。仲良くしている1階の奥さまからだった。今日まで何 回か電話したんだけど出なくってと言われてすみませんと謝った。いつも留守電にしているので、何も言わなければセールスだろうと勝手に思っていた。お庭の お花が咲いたからあげたいのだけど、迷惑だと悪いしお花はすぐダメになるから連絡を入れてくださったという。もちろん、ありがたくいただいた。ほとんど知 らないお花、名前を聞いたのにもう忘れちゃった。花瓶3つぶんになって部屋の雰囲気が潤っている。

2021/4/19 (月)
昨日映画を見終わって出口へ向かうとき、「おかえりポップコーン」という立て看板に気づいた。映画の半券を見せれば200円でどのサイズのポップコーンも 買えるという。家から歩いて25分くらいのこの映画館、行きにポップコーンを持った人が向こうから歩いてきて食べきれなかったのかな? と思ってたことの 謎が解けた。たぶんこうして買ったんだ。
で、おそるおそる「あの〜、おかえりポップコーン、いいんでしょうか?」とたずねると味だけ聞かれ、どーんと大きな丸いサイズのポップコーンが来た。ポッ プコーンを買ったことがないのでこれがMなのかLなのかわからない。だけど、食べても食べても底が見えないあたり、Lサイズなんじゃないかと想像する。 ポップコーンおいしい。

2021/4/18 (日)
吉田大八監督『騙し絵の牙』(2020年/日本)。  
これは思わぬ拾い物。すごく面白かった。大泉洋も松岡茉優もうるさすぎなくて、むしろいいところがうまく使われていると思った。弁が立つけどいい方向に導 くものだったり、小生意気にはならなかったり。それは他の出演者も同じで、どの役もピタリとハマってる。出版業界のありそうな話が面白く、編集者の醍醐味 みたいなものも感じることができた。大人が楽しめる映画だなと思った。

ただ、大泉洋扮する速水は池田エライザ扮する城島咲がストーカーに襲われるところまで予測して いたというより、むしろ仕掛けてたんだよね。マネージャー情報で変な人に付きまとわれているというのを知ってた上で、熱愛記事を雑誌に載せちゃうというこ とまでやってたんだから。そこは、ちょっとやりすぎ感はあった。なので、最後に 松岡茉優扮する高野に持ってかれちゃうくらいはあってちょうどいいのかなと思った。

2021/4/12 (月)
この古いタイプのサイトは現在KompoZerを使って書いてアップロードしています。KompoZerを載せている10年目のMacBook Proのキーボードはイカレ、キーボードを別につなげて打っているという面倒くさい状況です。なぜなら新しいMacBook ProのOS Big SurはKompoZerを載せることができないからです。つまり、この日記を記入するだけのために古いMacBookを使っているのですが、いつダメに なるかわかりません。かといって、ほかのソフトを試すのもなんだか面倒。あまりに更新されなかったらダメになったんだなと思ってください。

せっかくbiglobeを使っているので試しにウェブリブログに文章載せてみたんですが、あんまりしっくりこないなあという感想。ダメになったら何か別の エディタで頑張るかもしれない。でも、そんなことより今の見え方も横幅ピッチリで読みやすくないんですよね。本当は作り直せばいいんだろうけど面倒。

過去の自分の日記を始めっから読んでみたら結構面白い。当時の流行りのことも時々書いているのも振り返ると懐かしくて悪くない。今よりたくさん映画を観て 本も読んでいて、あちこち出掛けている。感想を読んで気になった作品もあった。つまりは内容を忘れているものが多いんだなと思った。

2021/4/11 (日)
アガサ・クリスティー 恩地三保子訳『杉の柩』。推理よりも心情が読みどころ。ポアロの含蓄のあるセリフが深い。

2021/4/5(月)
霜月蒼『アガサ・クリスティー完全攻略 決定版』をパラパラ読みながら、評価が高くかつ未読のものを選んで読んだ。

アガサ・クリスティー 中村妙子訳『春にして君を離れ』。最近特によく聞くようになった問題は、当たり前だけど昔からあったことなんだなと認識するような 物語。実感を持ちながら読む人と客観的に読める人で分かれると思う。

アガサ・クリスティー 高橋豊訳『死との約束』。買ったら野村萬斎が表紙のカバーだった。それをめくると通常のカバーがかかっていて、野村萬斎のカバーは 大きな帯のようだ。三谷幸喜でドラマ化していたんだね。すいすいぐいぐい読める。でも、この物語の中で一番心に残ったのは、『オリエント急行の殺人』につ いてネイディーンとポアロの間で交わされたやり取り。

「個人的な私的な判断によって他人の生命を奪った者は、社会生活を送ることは許されないのですよ。わたしはーーエルキュール・ポアロはーーそんなことを決 して許しませんよ!」「わたしはある意味では融通のきかない男です。わたしは人殺しを決して許しません!」

これらを読むと『カーテン』のラストも納得がいくというか。勝手に壮大な伏線の ように読んでしまった。

2021/3/31 (水)
バーネット 土屋京子訳『秘密の花園』を光 文社古典新訳文庫で。
今回は最終章でのクレイヴン氏の体験と心情描写が特に心に残りました。大人になってから最初に読んだのは、猪熊葉子訳の福音館古典童話シリーズ。ど ちらが良いというのはありませんが好みはありました。ひとつ違うのは福音館古典童話シリーズのほうには堀内誠一さんの挿絵があること。それがまた物語に ぴったりで、特に最後の挿絵には感動したので少し思い入れがあります。

この期間に読んだりみたりしたものは、Tverで『3年A組』と『わたし旦那をシェアしてた』。ヤマシタトモコ『さんかく窓の外側は夜』を全巻。『3年A 組』は菅田将暉の熱量に圧倒された。『わたし旦那をシェアしてた』は残り1話。どう決着付けるんだろうと予想がつかない。『さんかく窓〜』は最初大丈夫か な? と思ったけど肉体的な暴力描写よりホラーや霊的なもののほうが大分ましだと思った。とはいえ、次のページに行くのが怖かったりなんとも言えない恐怖 を持ちながら読んでました。新興宗教怖い、霊が見えるの怖い。見えないものに知らないうちに巻き込まれて死にいたるのもすごく怖い。

『魔法少女まどか☆マギカ』が4/2からBS 朝日で再放送するのでまたみます。

2021/3/25 (木)
アマゾンプライムで『劇場版MOZU』を。暴力が多くて怖すぎて、みたというより音声を流してた感じ。おまけにお気に入り(?)の人が退場しちゃってから は一気にテンション下がった。音声中心というオーディオブック的に体験した分際で言うのもあれですが、作らないほうが良かったのではないかと疑問に思いま した。

2021/3/24 (水)
バーネット 土屋京子訳『小公子』を光文 社古典新訳文庫で。

小公子が大好きなことは以前も書いた記憶がある。数冊しか本を持てないとなっても『小公子』『小公女』『秘密の花園』のバーネットセットがあれば繰り返し 読んで過ごせる自信がある。3月に発売されたばかりの新訳ということで読んでみた。

物語の筋も展開もすべて知っているのに繰り返し読むのに耐える内容。訳も不自然なところがなく、特にディックの口調や手紙は、ふと笑ってしまうような現代 的な口語で楽しい。ハヴィシャムさんが大統領と伯爵の違いを説明しようとして難儀するところはいつも笑ってしまう。「たいまつ行列」。ところどころ面白 く、ところどころしみじみして、不意打ちされて泣きそうになる。

小さい頃は誰に共感するというわけでもなく客観的に楽しんでたであろうこの物語、大人になって読み返すとなぜか伯爵の立場に入り込んでしまう。ハヴィシャ ムでもなく、ホッブズでもなく、ディックでもなく、ましてやセドリックのおかあさんに感情移入はしない。むしろ一番遠い人に思える。私の性格が伯爵みたい だからだと思う。

今回のこの古典新訳文庫はルビがふってあり、小さい子でも楽しんで読めそうだった。また、100年前の挿絵に時折カラー口絵まで入ってるのがとても素敵。 同じ訳者で『秘密の花園』が同文庫から出ていたようなので再読するつもり。そして『小公子』も4月に刊行予定とあって楽しみ。

2021/3/21 (日)
レーモン・ラディゲ 渋谷豊訳『ドルジェル伯の舞踏会』(光文社古典新訳文庫)。
地の文で登場人物の感情が細やか以上に緻密に描かれていき、登場人物の誰よりも彼らの感情の動きがわかる。誰の感情も読めるのに、それを理解できるわけで はない。それがいろいろ考えさせられて面白い。
マオが自分の感情に長く無自覚でいたのに、自覚した途端、その反動と苦しさから起こした行動が突拍子もなく思え、真っ直ぐすぎる正義はかえって状況をかき 回す可能性があるのだなと感じた。それは、それを受け止める側の人間の気持ちの変化を見てさらに思いを強くしたし、ここから先の展開は読者だけが知る裏話 を読んでいるようだった。解説も丁寧で、そういう解釈もあるのかあというのを知って面白かった。

2021/3/18 (木)
『探偵小説の二百年』を読んだあと、思い出して『怪奇小説傑作集(2)』を引っ張り出し、ハートリイ「ポドロ島」・コリアー「みどりの想い」・デラフィー ルド「帰ってきたソフィ・メイスン」・スミス「船を見ぬ島」・クロフォード「泣きさけぶどくろ」を読んだけど、どんどん気持ちが暗くなってきたのでやめ た。
私はたぶん、ジョン・コリアーがちょっと苦手。「夢判断」は好きだけど、それの入ってる『炎の中の絵』という短編集を読み進めてたらやっぱり気持ちが暗く なってきちゃって全部は読んでない。後味悪いのは嫌いじゃないし、グロいってわけでもないのに、なんだか気持ちが悪くなってしまう。生理的に合わないとい うやつか。

2021/3/16 (火)
アマゾンプライムで『MOZU』のシーズン1と2をみおわった。グロいのでパソコンでみるようにして怖くなってきたら画面を別のものにして音声だけにし た。みおわっても残る謎はあって、劇場版をみたらスッキリするのかしらんと思った。ヘビースモーカーである意味は特になさそう。真木よう子の睫毛も気に なってよくみた。あまりに日常からかけ離れているので、この人たちも普通にご飯を食べて朝起きてお風呂に入るのかというのが想像できない。そうそう、長谷 川博己の「チャオ!」だけは絶対に観たくって、とうとう遭遇したときは感動した。彼の役の持つ狂気はすごかった。そして西島秀俊のこと好きすぎだろと思っ た。

田村由美『ミステリと言う勿れ(8)』が発売されたので読む。

2021/3/15 (月)
伊坂幸太郎『逆ソクラテス』。「逆ソクラテス」がいいところで終わってこれは短編集なのだと知った。映画の『アルプススタンドのはしの方』を思い出した。 その後、出てきた登場人物を探しながら読む。どの作品もとてもいいところで終わって、うまく仄めかす。「逆ワシントン」の泣いていた店員さんて「アンスポーツマンライク」の犯人なのかなと思った。

2021/3/11 (木)
和山やま『女の園の星(1)』。和山やまの『夢中さ、きみに。』と『カラオケ行こ!』を教えてもらって読んで、『カラオケ行こ!』は何度か読み直すくらい 面白くて好きになった『女の園の星』がもっと面白いと聞き、読んだ。面白い。ときどきフフッと笑ってた。面白くて一つの話が終わるたびに終わらないでと 思ってしまった。はやく続きを読みたい。

ギヨーム・ミュッソ 吉田恒雄訳『作家の秘められた人生』。登場人物がそこそこいる割に頭にすっと入ってくるなと思いながら読み、読み終わってみると少な い登場人物を無駄なく使ったな、という印象になった。ちゃんと終わっているけれど読後感はあまりスッキリしない。なんでだろう。たぶん、理由はあろうとも罪を償わないのがあまり好きではないんだ。だけど、この人が犯人かなとぼ んやり思わせて罪を償わないままならば構わない。

2021/3/8(月)
庵野秀明監督『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(公 式サイト)。
ああこれで終わったんだなと思った。続きはないんだな、と。(ネタバレ→)碇ゲンドウの告白に は「そんなのわかってたよ知ってるよ、ようやく告白したなー」と思った。今までの経過もよく消化していないまま観てしまった気もするが、自 分の中では腑に落ちた。

2021/3/3(水)
弓道弐段に受かりました。この先は当分無理。

2021/3/1(月)
放置していた『短編ミステリの二百年(4)』の小説部分を読み終わった。好みだったのは、ジャック・リッチー「トニーのために歌おう」、ウィリアム・オ ファレル「その向こうは 闇」、レスリー・アン・ブラウンリッグ「服従」。「服従」は話としての面白さは他の2つより劣るんだけど、ラスト一行がちょっと キザだけどキマってて、すべて持っていかれた。
マージェリー・フィン・ブラウン「リガの森では、けものはひときわ荒々しい」、難解。薬で思考がごちゃごちゃしている人の頭の中を覗いた感じ。そもそも人 が頭の中で考えていることって文章にすると脈絡がないと思うし、それを無理やり文章にした感じがすごいのかもしれない。

2021/2/28 (日)
今泉力哉監督『あの頃。』(2021年/日本)(公式サイト)。
推しで繋がった男同士の友情物語。あんなことして/されて、それでも決裂しないというのが不思議に思えた。男性の友情ってこんななの? 仲野太賀の役が個 性が強くて印象的。しかしラストシーンは彼は幸せだったと見る解釈もあるだろうけど、私は見ていて胸をえぐられる思いだった。映画をみおわってずっと思い 出されて悲しくなる。

2021/2/26 (金)
お雛様を出した。
『カルテット』(公式サイト)はすべてみおわっ た。夫婦のすれ違いの話、満島ひかりが松田龍平を好きなのに、松田龍平が松たか子を好きだからそれを応援してしまう健気さ、その満島ひかりを高橋一生が実 は好きで、その好きだということをハッキリをわかるのが視聴者だけだという見せ方、あと吉岡里帆ね! 予想以上に面白くてどうしてみてなかったんだろうと 思った。

2021/2/23 (火・祝)
弓道の昇段審査。一週間前から体温計測をして用紙に記入の上、当日提出。学科は問題が2問、あらかじめ記述して当日持参。密にならないよう当日は入館でき る時間と人数が決められている。前日に比較的羽のきれいな矢を選んだらどちらも甲矢だったと直前に気付き、係の人に申告するも大丈夫ですよといわれ、その まま。乙矢があたり、退場のときに一番手前の先生の視線を感じる。

2021/2/21 (日)
土井裕泰監督『花束みたいな恋をした』(2020年/日本)(公式サイト)。
(ネタバレありなので少し空けます)



出会って恋に落ちるまでのときめきも良かったけれど、二人の間の恋が失われてゆく過程が丁寧でよかった。どちらの考え方もわかる。それから、自分たちは、 あるいは自分たちの出会いは特別であるというのは多分思い込みなのだ。それにしても、別れたあとに付き合っているそれぞれの彼・彼女、麦と絹はどこを好き になったのか、それがとても気になっている。

少し前から2017年のドラマ『カルテット』をアマプラで少しずつみている。6話7話は素晴らしい回だった。脚本が『花束みたいな恋をした』と同じ坂元裕 二で、別れる過程で描かれた相手の好きなものを軽く扱う/扱われる、自分の好きなものを相手と共有できない気持ちの描き方がうまくて舌を巻いた。

2021/2/14 (日)
西川美和監督『すばらしき世界』(2021年/日本)(公式サイト)。
役所広司のすばらしさを再確認し、仲野太賀のすばらしさを知った。
(ネタバレあり)




なんとはなしの予感を抱きながら観ていたので、そのタイミングがどこなのかという緊張と、もう一つの懸念である三上の沸点の低さがまた何かやってしまうか もしれないという緊張でずっとハラハラドキドキしていた。
身元引受人である弁護士は神様かと思えるくらいの人だったけど、三上が電話したとき孫の誕生日だからといってまたにしてとアッサリ応対する。たぶん、それ くらいの適当さでいたほうが長い目で見たら無理がないし正直な対応なのだ。また、スーパーの店長も驚くくらいの率直さで三上に愛情をもって切り込む。そし て、あきらめない。すごいなあと感嘆した。
三上が出てきた最初の頃は、照明のあてかたが顔に影がクッキリあらわれるような映しかたで、それが次第にあたたかい色合いで陰影がおだやかな感じに変化し ていった。彼の心象のようでとても印象に残った。

2021/2/13 (土)
母にLINEを送ったら、急に電話の呼び出し音が鳴ってびっくり。母からLINE電話がかかってきた。使ったことがなかったツールを母はもう随分前から 使ってるわよ2〜3年くらい? なんて言ってて本当にびっくりした。

2021/2/8(月)
コ クヨのノビータαの中身、ラ-NF500Tを追加で欲しかったのだけど、近所の文具店でもこれは置いてなかったし、Amazonでも楽天でも送料 が商品の代金以上にかかったり、まとめてじゃないと買えなかったりして困ってた。が、品番で検索したらヨドバシ・ドット・コムが引っかかって半信半疑で開いたら、在庫はある しまさかの送料無料。 だまされてるのかしら? と思いながらも数百円だし会員登録して発注してみた。それは昨日の午後。そして今日午前中に届いてしまい ました。Amazonより早いよ。びっくりしました。

2021/2/7(日)
ジェラートが食べたくなって散歩して行った。ちょっと暖かいと考えることは皆同じなのか列ができてた。タンカンが品切れになり、ラズベリー・モカショコ ラ・塩ミルクを選んで楽しんだ。ああもうすっかり胃は平気。

2021/2/5(金)
頭の重さが取れたのと同時に胃の痛さも軽くなってきた。ほぼ消えたといってもいい。
『夢中さ、きみに。』(公式サイト)のドラマが終 わってしまった。なにげなくてドラマチックなことが起きてるわけじゃないけど、登場人物たちにちょっとだけ変化があって絡み繋がる終わり方がこのみ。好き な雰囲気のドラマだった。

2021/2/4(木)
私の場合、胃が痛いのと同時に頭も重くなる。熱っぽいような気がして熱を測っても熱はない。頭がもやーっとしてスッキリしない。胃の薬は前回はもっと早く 効いた気がしたけれど、と思いながら過ごして3日目の夜。そう、夜寝る頃になって急に頭のモヤが晴れて軽くなった。不思議な感覚だ。

2021/2/3(水)
弓道。今引いているのは伸びの9キロで、購入時、並と引き比べたときに伸びのほうが引きやすかったのです。ところが最近、私の今の弓が強さも伸びであるこ とも合ってないのではないかと先生から指摘を受けた。試しに伸びの11キロを引かせてもらったらちょっと無理。並の9キロを引かせてもらったらしっくりき た。先生にそう告げていたところ、使わない弓を探してくださって、きょう並10.5キロの竹弓を持ってきてくださった。10キロ超えて引けるのかなと思っ たものの、竹弓はカーボンより1キロくらい実質弱いらしく、自分の体感と反してちゃんと引けていたらしい。おまけに6射中4射あたってビギナーズラックみ たい。弓に助けてもらってあたった気がする。
先輩にも「合うなら買ったほうがいいよ、そんな安価でしっくりくるのなんてめったにないよ」と言われて、私も一目惚れの素敵な弓だったので何回か引かせて もらって購入することにしました。もちろん中古ですが、破格です。先生がお手製の弓巻まで付けてくださって、なんかすごくあたりそうで縁起がよい。ちょっ と、いやかなりテンション上がった。

2021/2/2(火)
今年はきょうが節分。
10日間くらいまた食欲が落ちてきて週末あたりから胃が痛い。夏のときの同じ症状だったのでさっさと病院に行ってきた。先生がマスクに加えてフェイスシー ルドも付けるようになっていた。同じ薬とビオフェルミンも出て帰宅。

2021/1/31 (日)
『TIGER & BUNNY』(TV公 式)全25話みおわりました。疲れたけど満足。明るいだけの話ではないところもタイガーの明るさで救われた。斎藤さんとベンさんに素敵な出番があ るなんて! 後半は、バーナビーの性格がずいぶん変わってちょっとデレすぎなのはないかと思ったものの、それはそれでいいのか。楓ちゃんの能力も伏線効い ててうまい。私は虎徹の風貌がすごく好みだったのと声もすごくキャラクターに合っていていいなと思った。毎回の楽しみは、タイガーとバーナビーが行う次回 予告。自分の好みと次回の英題を言うのだが、タイガーはいつも英語で戸惑ってバーナビーは華麗に発音。
ヤフーのニュースを見ていたら、シチズンプラザのスケートリンクが今日で閉じると知った。日曜日の早朝、オープン前のリンクでのアイススケート教室で習い 始め、ある程度の基礎ができたのち、土曜の昼間に少人数のレッスンを受けていた時期もあった。簡単なジャンプやスピンができた時期が私にもありました。今 でもスケート靴は持っていますが、もう履くことはないでしょう。

2021/1/29 (金)
U-NEXTを月末で解約するつもりなので、『スミカスミレ』をみた。
桐谷美玲は松坂慶子とちゃんとリンクしてて、町田啓太はものすごくいい役で、竹内涼真がチャラくて似合ってて、及川光博と小西真奈美は猫らしかった。あり えない設定なのでありえない展開でありえないラストくらいのお伽噺でよかったです。じーんとして泣きそうになったくらいお伽噺だった。あと数日では 『TIGER & BUNNY』を全部みるのは難しそうだ。
Tverで追っているのが『おじさまと猫』『夢中さ、きみに。』『江戸モアゼル』『あなた犯人じゃありません』。一番気に入っているのは『夢中さ、きみ に。』。
漫画で『3番線のカンパネルラ』と『10 DANCE』の出ているまで読んだ。本は読ま(め)ずにドラマと漫画。結構入力が多くて少々頭が混乱している!  

2021/1/24 (日)
アマゾンプライムで『劇場版 幼女戦記』(公式サイト)をみた。アニメの続 き。メアリー・スーとの戦闘シーンは劇場で見たらさぞかし迫力があっただろうと思う。反面、それが一番の見どころのような気もした。軍人として戦うター ニャと個人の感情で戦うメアリー・スー。戦争という状況下ではターニャが正しく、しかしメアリー・スーの感情に若干巻き込まれそうになったターニャが我に 返るのはいい感じ。それにても後方部隊でまったり過ごしたいなら有能なところを少し隠さないとだめじゃん、と、頭は回るのに同じあやまちを繰り返すター ニャが面白い。強い人だから後方に行けなくたって同情せずにこちらは面白がるのみ。

2021/1/18 (月)
U-NEXTで『幼女戦記』(公式サイト)をすべてみた。

幼女といっても合理主義的サラリーマンが記憶を持ったまま転生した姿が女の子だったというだけ。恨みをかって駅のホームから突き落とされたその瞬間、現在 は不信心者が増えていると嘆く“神”(存在X)にたまたまピックアップされて不信心なまま生き残れるか試してみろよ、死んだら次の転生はないぞと転生させ られた形。その転生先は、世界大戦が始まるのではないかと思われるヨーロッパのような国。

リーマン=幼女=ターニャは安全な後方で楽に生きたいと願うのに、能力があるがゆえに常に前線にやられてしまう。ターニャも大概だけど、“神”もわがまま なのか暇なのか、ターニャにかなりな能力を与えた上で結構ギリギリな状況に置いてくる。奇蹟は信じないターニャが戦闘時に異能を発揮するために唱える言葉 は神を讃える文言だけど、心の中はまったくそう思ってないのは彼女自身も“神”も知っているはずだ。人間の敵と戦いつつ、最終目的は“神”を抹殺すること なのだろう。

ターニャのやってることは無茶苦茶に思えるけれど、戦時下においてはこれくらいじゃないと生き残れないと思う。それが男性の姿をしていたらそれほどの魅力 はないだろうと悔しいけれど想像できる。10歳ほどの女の子が辛辣な言葉を吐いたり理論においても実践においても能力があるのが小気味よくてみてしまっ た。

全12話のおわりは明らかに続きがあるだろう終わり方で、劇場版がその続きのようだ。

2021/1/12 (火)
『表参道高校合唱部』は面白くてあっという間にみおわってしまった。芳根京子演ずる香川真琴の明るいけれどちょっと暢気て天然なところに嫌味がないからみ られたのだと思う。これが少しでもウザく感じてしまったら物語は成立しなかっただろう。合唱にはまったく興味がなかったのに、歌われる曲が合唱だからこそ の良さが感じられて素敵だった。人数が増えていくにつれ、声の厚みも出て上達もしていったのもよかった。

U-NEXTの契約を切る前に『幼女戦記』をみようかな。ほかにも録画しておいてみてないものがたくさんある。

小森収編『短編ミステリの二百年(4)』を少し読み始めた。ロバート・ターナー「争いの夜」、ローレンス・トリート「獲物のL」、ヘンリイ・スレッサー 「正義の人」。それぞれの感想は「え、これでおわり?」「うんうん、うまいなー。え、もしかしてそういうこと?」「たしかに滋味深い」。それ以上の感想を 言うのが難しい。これまで3冊読んでくると編者の好みも同時に感じる。
2021/1/7(木)
『表参道高校合唱部』(番組サイト)を1 話だけみた。思っていた以上に面白く楽しみ。

2021/1/5(火)
『イド:インヴェイデッド』をみおわった。自分がちゃんと話を理解しているのか確信できず、人にも内容を説明することができない。でも、魅力があってやめ られなかった。映像は美しく、だからこそ余計にグロい。不意打ちでの苦手な映像もキツイ。なので、私は再びみなおすことはないだろうけど印象的なアニメで した。アマプラでの配信は12日まで。

2021/1/4(月)
お正月は本を読む気分にならず、映像やテレビばっかりみてた。
特に、『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(番組サイト)は1話から通してみなおし、気付か なかった箇所に気付いたり改めて感動した。また、TSUTAYA で独占配信のの副音声入りスピンオフも楽しくみた。

しかし、放置している間にTSUTAYAのログイン方法が変わったのかわけがわからなくてずいぶん格闘した。Yahoo IDと連携だとかそれはわかるんだけど、いちいちはねられる。連携してるよね? なんで入れないのかわからない。使ってもないメールアドレスをどこかに入 れたらなんだかつながって利用できるようになった。iPhoneを使い始めるときもYahoo IDが絡んでなかったっけ。連携連携うるさいわ。

Amazonをひらいたらおすすめが上がってて、それが『イド:インヴェイデッド』というアニメ(公式サイト)。1話をみてもわけがわからない世界で2話でちょっ と解けて、でもいつも話の終わりで続くになるのでやめられなくなった。ただ、描写はすごくグロく私の限界を超えていた。それがつらくて2話くらいみると グッタリするので、間に『女子高生の無駄づかい』(公式サイト)を見たりし て休息を取ってた。

10話までみて津田健次郎さんという声優さんのすごさを知った。

2021/1/3(日)
神田明神からオンライン授与所でお願いしていた御札と お守りが届きました。結構早いですね。
箱根駅伝の復路を見ていて9区から10区への襷が渡ったときにずいぶん離れていたのでもう見なくてもいいかなと思っていたら怒涛の展開。

2021/1/2(土)
家で過ごす。なのであんまりお腹が空かない。
英勉監督『前田建設ファンタジー営業部』(2020年/日本)(公式サイト) を観た。技術者の人たちのプライドと遊び心が描かれていて面白く観た。町田啓太目当てでしたが、掘削技術ヲタクとして登場。王子オーラを見事に消し、個性 的な髪型で早口で喋りおかしな格好で走る姿を堪能。主人公よりも周りの人たちの存在感が際立っていたのが主人公役としてはかわいそうにも思えた。

2021/1/1(金)
朝6時45分頃に最寄りの神社に行くと、お焚き上げの係の人以外だーれもいなかった。静かにお参りをして帰ってきた。神田明神のライブカメラを眺めている と午後のほうが混むんだなあとよくわかった。午前中はかなり少なく、やっぱり自粛で少ないのかなと思ってたけど、午後の人出を見ると午後に出歩くってこと なんだなと。あと、えびすさまはいつも人気だね。午前もそこそこ人がいたけど人が増えてきたら、仕切りができてた。ライブカメラが1分毎に更新されるのが 面白くてはまった。

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