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「これ論」出版後の 進行状況
論文の書き方・プレゼ ンの仕方に関する出張講義を承ります。お気軽にお声がけ下さい(私のアドレス;sakaiあっと tohoku.ac.jp)。こんな日記を書いている人なので大丈夫かと思われるかもしれませんが、かなり良い講義をすると自分では 思っています。

これから研究を始める高校生と指導教員のために
探究活動と課題研究の進め方・論文の書き方・口頭とポスター発表の仕方
第2版

 出来のお知らせ

2024年2月13日刊行
価格 本体2700円 + 税

本書初版が出版されてから10年が経ちました。その間も私は、色々な高校で講演をしたり、研究発 表会に参加したりしてきました。探究活動と課題研究についての思考も重ねてきました。そして、この10年に得たものをすべて注ぎ込み、第 2 版を完成させ ました。理系のみならず、文系の研究にも通じるようにしました。本書は、単なる第2版というより、究極 の大改訂版と思っています。本書を読めば、探究活動および課題研究を行う上で必要なことすべてを理解できる と確信しています。
 詳しい内容は、こちらま たは共立出版 ウェブサイトをご覧下さい。

日記へのリンクの仕方
20YY 年 M 月 D 日の日記へのリンクは、 http://www7b.biglobe.ne.jp/~satoki/ronbun/shinpo/YY-M.html#D でお願いします。
2010 年 3 月 15 日なら http://www7b.biglobe.ne.jp/~satoki/ronbun/shinpo/10-3.html#15
2009 年 11 月 2 日なら http://www7b.biglobe.ne.jp/~satoki/ronbun/shinpo/9-11.html#2


若手研究者のお経
2024 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9 , 10, 11, 12
2023 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9 , 10, 11, 12
2022 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9 , 10, 11, 12
2021 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12
2020 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12
2019 年 1, 2, 3, 4 ,5 ,6 ,7 ,8 ,9 ,10 ,11 ,12
2018 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12
2017 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12
2016 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12
2015 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12
2014 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12
2013 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12
2012 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12
2011 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12
2010 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12
2009 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12
2008 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12
2007 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12
2006 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12
2005 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12
2004 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12
2003 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12
2002 年 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12
2001 年 11, 12
これから論文 を書く若者のために 究極の大改訂版

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4/19(金) の進歩  今夜はUAE戦、明日は清水戦、明後日は浦和戦
U23男子代表は今夜、パリ五輪予選の第2戦であるUAE戦に挑む(日本時間24:30試合開始)。勝てば決勝トーナメント進出が決まる可能性が ある。全力で挑み何としても勝利しよう! NHK総合で放映されるので皆で応援しよう!
 ベガルタ仙台は明日、清水エルパルスと敵地で闘う(14時試合開始)。現在首位の清水である。されど、恐れる必要はない。敵地といえど勝ち点を 取って帰ろう!
 仙台レディースは明後日、ユアテックスタジアム仙台に浦和レッズレディースを迎え撃つ(13時試合開始)。こちらも、現在首位の相手に挑む。さ れどホームだ。構わずに勝利しよう!

学生の調査に同行して青葉山に行った。ここでの調査も終わりのようだ。これからは、場所を泉ヶ岳に移しての調査となる。頑張っていこう。
講義の準備をちょろちょろと。資料を印刷したり、演習で読む論文に目を通したり。来週は講義講演が全部で四つもある。頑張ろう。
4/18(木) の進歩  水戸第一高校・中学で講演
茨城県立水戸第一高等学校・附属中学校で講演を行うため水戸に来ている。昨夜は寿司を頂いたのだけれど大失敗であった。ごく普通のそこらの寿司屋 だった。予約の電話のとき、予約表を確認する風もなく受け入れた時点で気づくべきだった。何のためにわざわざ前泊したのかと思った。
 気を取り直して、講演まで観光をする。14:55からの講演なので、かなり時間があるのだ。偕楽園に行こう。そう思って歩いて出かけた。しばら くして湖に出た。湖岸が遊歩道になっていて、爽やかな眺めを楽しみながら歩いた。やがて公園に出た。実は偕楽園のことをよくわかっ ていなくて、「ここが偕楽園か」と思いながら散策を楽しんだ。しかしそこは周辺の公園であった。そのことに気づき、偕楽園を求めてしばし彷徨っ た。ようやく入り口を発見し中に入った。竹林などが広がる気持ちの良い空間であった。一面に広がる梅林もあった。確かにこれはすごい。梅の時期に 来てみたいと思った。偕楽園を出て水戸城の跡地へ。広大な空間が広がっていて、さすが御三家という感じであった。と、水戸第一高校・中学校に辿り 着いてしまった。城跡が文教地区になっていて、水戸一は本丸跡にあるのだ。隣には水戸第三高校があった。急に不安になり、「三ではなくて一だよ な」と講演依頼文書の数値を確認した。確かに「一」だった。
 水戸第一高等学校・附属中学校に入った。校長先生にご挨拶。まずは校内を案内して下さった。目立つところに、「これから研究を始める高校生と指導教員のた めに 初版 第2版」「これから論 文を書く若者のために」「100 ページの文章術」が展示されていた。司書の先生が、これらを活用して資料を作って下さっているとのことである。お役に立っているのな ら幸いです。その後、高校2年生と中学2年生全員を対象に講 演を行った。

1. 研究とは何か
2. 意義のある問題に取り組もう
3. 解答できる問題に取り組もう
4. 研究の進め方

という内容である。皆、熱心に聴いてくれた。いよいよこれから本格的に研究活動を始めるとのこと。頑張ってね。終了後、学校所蔵の拙著にサインを させて頂いた。自分で言うのもなんであるが、サイン本が図書室にあるとなると箔が付く感じである。先生方を対象とした講演も行った。質疑応答で は、ご指導の苦労や悩みを色々と知ることができた。私は、研究発表は たくさん見ているけれど、指導の現場を見たことはない。なので、とても貴重な時間となった。かくして、充実した一日を終えた。
 校長先生を始めとする担当の先生方、とてもお世話になりました。お声がけ下されば、また喜んで伺います。

4/17(水) の進歩  何とか勝った
U23日本男子代表1-0中国代表。前半8分に先制したときは、これは何点取るのかと思った。しかし前半17分に一発退場者を出し、がらりと変 わってしまった。自陣に引き籠もり、ひたすら跳ね返すだけの展開となった。あそこまで怖がる必要があったのか? もっと前に出て良いと思ったのだけれど。結局、追加時間を合わせて90分近くを守って終えた。心臓に悪い試合だった。
 次は中二日でUAE戦である。10人で闘った疲労を回復させ、次こそはすっきりと勝って欲しい。

生物学科三年生向けの講義をした。「花の生態学」というお題で、花がどんな誘引戦略を進化させているのかを話した。電場による誘引とか不 規則なナノ構造とか、意外な誘引の話もした。皆、熱心に聴いてくれた。質問も10個くらい出た。おかげで、爽快な気分で講義を終えることが出来 た。慰労の晩酌が楽しみなり。

明日は、茨城県立水戸第一高等学校・附属中学校において課題研究の仕方の講演を行う。生徒さん向けと先生向けの二本立てである。頑張りま す。
 朝早く出れば日帰りでも間に合うのだけれど、今日のうちに水戸に入ることにした。その理由は二つある。第一に、上述のように本日、生物学科三年 生向けの講義をしたためである。講義がある週は、終わった後の開放感を楽しみに生きているようなものだ。講義を終えた夜の晩酌は最高なのだ。しか し明日早いとなると思いきりの晩酌ができない。それに加え、明日の帰宅は22時頃となる。明後日は朝から調査に同行するので、これまた思い切り晩 酌ができない。二日連続の講義というのにどちらもちゃんと飲めないのはかなりのストレスとなる。なので本日水戸入りし、講義の打ち上げを水戸で行 うことにした。二つ目の理由は、那珂湊から来る美味しい魚を食べたいから。
 では行ってきます。

4/16(火) の進歩  今夜は中国戦
いよいよ今夜から、パリ五輪の出場を賭けた男子の闘いが始まる。カタールでの集中開催で、日本・中国・UAE・韓国が同じグループに入った。この グループで2位以内に入ると準々決勝に進む。ここで3位以内(3位決定戦で勝利以上)に入ると五輪出場決定で ある。4位になった場合は、ギニアとのプレーオフに回る。なのでまずは、グループ突破を賭けた闘いとなる。今夜は、その初戦の中国戦である(日本 時間22時試合開始)。地上波で放送されるので皆で応援しよう。

学生の調査に同行して青葉山に行った。もう、開花が始まっている。長丁場となるけれど、頑張って頂戴ね。今日は、暑くもなく寒くもなくで 良かった。
Mathematicaシミュレーション論文の執筆を進めた。図を一つ書き、その説明文を加えた。Rの命令文がわからなくなり、調べるも 解決しない。もういいやと諦めてしまった。尊敬する先輩が昔、プログラムを書いて何でもやらせようとしながら、「楽をするためには苦労を厭わな い」と語っていた。なるほどと思ったが、苦労にも限界があると悟った。手でぱぱっとやってしまう方が早いじゃんという感じ。
4/15(月) の進歩  これレポ重版
これからレポート・卒論を書く若者のために 第2版」(「これレポ」)の5回目の重版が決まった。新たに1000部刷り、初版と合わせて4,0907部の出来となる。大台に乗っ た。お買い上げ、誠にありがとうございます。お役に立っていることを祈ります。
 本書は、学部生向けのレポート・卒論の書き方本である。「これから研究を始める高校生と指導教員のために 第2版」(「これ研」)を読んだ高 校生の方々、大学に入ったら「これレポ」を是非お読み下され。良い発展本ですよ。あるいは、「これ レポ」を読んで高校教 員となった方が、「これ研」を生徒さん指導に使って頂けると嬉しいです。

昼に、恒例の散歩をした。日差しが熱い。ぽかぽかをはるかに超越して、初夏の日差しの熱さとなっていた。まだ4月半ばだぞ。地球はどう なっていくのか。
このところずっと左の臀部が痛い。座ってから立ち上がるときに特に痛みを感じる。花見連休中の運転も、立ち上がって車から降りるのが辛 かった。これはいけないと思い整形外科に行った。原因は腰だそうだ。昨夏に腰痛が悪化し受診したのだけれど、その後は良くなっていた。それが今度 は臀部に出たそうだ。腰を大切にする生活にしなさいと怒られた。
4/14(日) の進歩  二目万本桜
今日の快晴なり。今日は、大河原町の一目千本桜に行く。満開を少し過ぎていると思うが、まだまだ十分に綺麗であろう。
 白石川に着くと、運良く、千本桜の目の前に駐車することができた。と思ったら駐車代1000円を取られた。公設の駐車場は500円と知り、 ちょっと憤然とした。
 桜は、満開を少し過ぎて散り始めているところであった。散る花びらも美しい。花見弁当を購入し、桜の下で頂いた。花見はこれに限るわ。その後、 桜並木沿いをゆっくりと北の方へと歩いた。並木の外れまで歩くつもりであった。されど長い。やがて、大河原町から柴田町に入った。そうか、一目千 本桜は大河原と思っていたけれど柴田町にも続いているのか。そして、柴田町もかなり力を入れていることをしった。桜並木が延々と続く。展望台が あったの登ってみた。歩いてきた方向に延々と並木が。そしてその反対方向にもさらに延々と続いていた。一目で見ると千本桜と思ったら、二目に見る と万本桜ではないか。とてもではないが並木の端まで行くことなどできない。諦めて引き返した。これでもかというほどに桜を堪能することができた。
 帰りに七ヶ宿町方面に向かった。ここから見る蔵王が好きなのだ。長老湖畔に降り立ち不忘山を見た。綺麗なり。水芭蕉の群生地にも行った。すでに 葉が出始めていたけれど、まだ十分に綺麗であった。
 かくして、色々と堪能した一日であった。花見休暇も本日で終了。充実していた。それにしても暑かった。

4/13(土) の進歩  快勝!
ベガルタ仙台 2-0 モンテディオ山形。みちのくダービーに快勝した。
 試合は14時から。ちょっと早すぎかと思う時間に、ユアテックスタジアム仙台近くの駐車場に着いた。例によって満車である。しかし流れが早いの で、10分かそこらで駐車できるはずである…………。はずであったが、今日は異様に流れが遅かった。結局40分位待ってしまった。山形サポが車で 来ていて駐めているためか?
 試合が始まった。立ち上がりから互角の展開であった。前半10分、左サイドでボールを受けたMF相良が、ドリブルで相手をかわしシュート。これ が綺麗に決まって仙台が先制した。前半38分には、コーナーキックの流れからDF菅田がヘッドで決めて2-0に。内容としては互角だったけれど 2-0にすることができた。この2点目で余裕が出来た。後半もしっかりと守り切り、このまま2-0で試合を終えた。まさに快勝であった。
 本日の入場者数は1,7938人であった。山形サポも3000人来ていた。おかげで最高の雰囲気となった。やはり、ユアテックスタジアム仙台は こうでないといけない。

今宵も泉ヶ岳の温泉に行った。帰宅後にまたまた風呂上がりのビール。勝利したので最高であった。
4/12(金) の進歩  二千本桜へ
今日から花見休暇である。加護坊山の二千本桜を見に行きたい。昨年行ったものの一輪も咲いていなかった名所である。開花状況を考えると日曜日の方 が良いと思う。しかし大渋滞しそうなので、平日の今日に行くことにした。
 というわけで出発した。ぽかぽかと暖かい。途上、満開の桜をあちこちに見た。二千本桜も満開だと良いけれど。2時間弱で加護坊山に着いた。頂上 へと登る道路の両脇に満開の桜が! 頂上近くの駐車場にすんなりと入ることができた。桜は、場所によって満開だったり未開花だったりした。謎のずれである。山頂へと歩いた。気持ちが良い。眺 めも良かった。やはり桜としては日曜日が良かったか。それでも満足することができた。
 帰路、桜田屋敷という場所に寄った。その駐車場から出ようとしたとき、車の左に衝撃が。がーーん、竹の柵があって、それに擦ってしまった。降り て確認すると、傷が付いて凹んでいた。この車、代車のレンタカーなのだよ(自分の車をぶつけて修理中)。なんてこった、つくづく嫌になった。
 気を取り直して、松山御本丸公園に行った。ここも桜の名所らしいのだ。駐車場に着いて車を降りると、真上からうるさい音楽が。スピーカーで音楽 を流しているのだ。ぶち壊し、騒音でしかない。ゆっくり散策する気にもなれない。良い感じの城跡なのに、何でこんな騒音公害をしているのか。
 帰宅後、泉ヶ岳の温泉に行った。気持ち良かった。自宅に戻り風呂上がりのビール。これに限るね。

4/11(木) の進歩  謎の痛み
ここ数日、左足の付け根のちょっと上が痛い。座っていて立ち上がると、激しい痛みが走る。立ち上がってから数歩はよれよれである。骨の痛みではな いし、筋肉痛という感じでもない。筋の問題だろうか? いったいどうなってしまったのか。

月初めの談話会があった。6人での新出発である。皆、頑張って行こう! さっそく、充実した議論となった。

明日から花見休暇に入る。花見の名所に行きたい。二千本桜とか。この日記の更新はしばしお休みである。
4/10(水) の進歩  充実した講義になりそう!
講義が始まった。講義直前の、Google classroomへの履修登録者は30人であった。果たして何人出席してくれるか。20人いたら良いか。ところが、講義室に入ってみると30人近く来て くれていた。これでまずはぐっと元気が出た。講義をしてみると、皆の反応がとても良かった。頷いて聴いてくれるし、積極的に発言してくれるし、寝 ている人もいない。ネタにも ちゃんと笑ってくれた。おかげで、とても楽しく講義をすることが出来た。良い学年だと心底思った。
 とは言っても心配事もある。昨年は、初回講義直前の登録者が34人いた。それがぼろぼろ減って、最後には22人になってしまった。今年も同じこ とが起きはしないかと戦々恐々としていたのであるが …………。研究室に戻って確認してみると、32人に増えていた。おっ! さらにその後33人に増えた。そして、今現在は減っていない。それでも戦々恐々感は拭えず、水を溢さぬようにそうっと歩いている心境が続いている。
 と言うわけで、全力で講義するので来週もよろしくね!
 改めて思うこと。私は、講義やプレゼンになると人格が変わる。直前まであんなにうじうじしていたのに、講義室に入った途端にしゃっきっと変化す る。これも芸のうちかもしれない。
本格調査が始まったようだ。連日の作業になると思うけれど、頑張って頂戴!
生物学科三年生向けの講義の準備も進めた。ただし本日は、講義の両輪の内の片方に集中した。ウケ狙いのネタだ。過去のネタを使ってばかり では停滞してしまう。新作を仕込まねばならない。苦悶の末に良いネタを思いついた。しかし絵心がないので、そのネタを自分で絵にすることができな い。これまでは、イラストACから取ってきた絵を使っていたのであるが、このネタにそれは無理であった。やむなく、四苦八苦して描きあげた。それ に使った1時間半という時間を振り返り、これを教育行為(講義準備)に振り分けて良いのかと思った。

Mathematicaシミュレーションの論文化を進めた。本日は、えいやっと序論を書いた。同じテーマで書く三つ目の論文なので、序論 の半分は同じでも良いところである(4/5の進歩参照)。さ れど、自己剽窃と騒ぎ立てる人々に配慮して文面を書きかえた。とりあえず序論を完成させることができた。一山越えた。
4/9(火) の進歩  明日から講義
明日から、生物学科三年生向けの講義が始まる。3月に入ったくらいからずっと気になりだして、「でもまだ先だから」とごまかしていた。何年講義を やろうとも緊張感は消えない。初回の後に登録者がぼろぼろ減っていったこととか、出席者が少なかったこととか、寝ている学生がいるとか、いろいろ な想い出が蘇ってくる。面白そうにして貰えたこととか、受けたこととか(講義内容が)、受けたこととか(ネタが)ももちろんあるけれど、私の場合 負のバイアスがすごいのだ。でも、負の想い出にばかり浸ってはこれまで受講してくれた学生さんに申し訳ない。明日からの講義を頑張るぞ! 受講者の皆さん、よろしくお願いします。
 というわけで講義の準備をした。明日と来週の分は終わっているので、再来週の講義の準備である。来週以降、講演だの調査同行だので忙しくなりそ うなので、今の内にやっておきたいのだ。花のジレンマという話をする。毎年、けっこう好評な話題である。まずは論文探し。面白そうな論文が三つも 見つかった。去年の記録を見ると、講義時間が19分も余ったとある。三つ足しても大丈夫であろう。これらを説明するスライドを作っていった。とこ ろが、三つの内の一つが極めて難解であった。説明がおかしくてどうにも理解できない。誤植もある気がする。一時は、この論文を紹介するのを止めよ うかと思った。しかし、気を取り直して読解を続けた。もっとちゃんと書いて欲しいわ。

朝から大雨である。これでは散歩が出来ない。しかし健康のために必要だ。思い立ち、研究棟内を散歩することにした。コの字型の建物の端か ら端まで歩き階段を一階分降りる。そしてまた端から端まで歩き一階分降りる。これを繰り返して下まで行き、今度は同じようにして登って来た。結構 な運動であった。雨の日はこれでいこう。ただし、怪しまれるという問題はある。他の人が同じことをやったら、そうとうに怪しい目でみるであろう。
4/8(月) の進歩  ようこそ酒井研へ
酒井研の修士課程に外部から入学した学生さんが研究室に登場した。入学おめでとう。もちろん、内部進学組の三人もおめでとう。ともに頑張って、充 実した大学院生活にしていこう。

生物学演習という、英語論文を輪読する演習がある。生物学科三年生向けである。昨年までは、統合生態分野として分担で演習を行っていた。 今年からは植物繁殖生態分野として単独で行うことになった。2日だった担当が5日に増える。なので、読む論文を増やさないといけない。本日、論文 探しをした。面白そうな論文がいくつか見つかった。もう一つ、以前に輪読していた論文を探そうと思った。驚愕と言ってよいほどの発想で訪花者の行 動を調べた論文である。しかしタイトルを思い出せない。何とか見つけ出したいのだけれど。
研究相談を二つ。明後日から調査開始だ。もう一人の方は、もう少し後か。二人とも頑張って。
4/7(日) の進歩  力負けと、納得の引き分け
なでしこ 1-2 アメリカ女子代表。情報を封印して見逃し配信を見た。開始30秒で清家が得点。これはいけるかと思ったのであるが、やはりアメリカの方が力強かっ た。押し 込まれる時間が増え、失点は時間の問題に思えた。ミスから失点して1-1で前半を終えた。後半になっても似たような展開が続いた。なでしこは、な かなかシュートに持ち込めない。それでも、コーナーキックから田中の惜しいヘッドとかがあったが。よく守っていたもののPKを取られて失点。力負 けであった。
 遠藤が長期離脱してしまった左サイドバックをどうするのか。先発には、右サイドバックが本職の守屋が入っていた。3バックに変えた後半には、左 サイドに杉田が入った。なかなか定まらないみたいである。仙台レディースの高平はどうだろう。スピードとパワーを兼ね備えている良い選手だと思う けど。

ベガルタ仙台 1-1 藤枝MYFC。面白い試合だった。
 敵地なのでDAZNで応援した。どちらも自分たちの時間帯を作る、白熱の展開であった。前半26分、エリア内に侵入されて失点。寄せが甘かっ た。いやな感じになったが、後半早々の6分にFW中山が決めてくれた。その後も仙台の時間が多かった。されど、入りそうで入らない。打っては跳ね 返され打っては跳ね返されが連続で続き、テレビゲームかと思った。結局そのまま1-1で試合を終えた。
 内容的には納得の引き分けであった。どちらも負ける訳にはいかない、勝ちたいという試合だった。でも、次は勝とう!

初筍。スーパーで売っていたので、買ってきて茹でた。今日は天麩羅にして頂いた。美味なり。明日以降は焼き物にしよう。
4/6(土) の進歩  闘いが始まった
今年も早くも闘いが始まっている。そう、雑草との闘いだ。芝生の中に無数に入っていて、それらをできる限り取っていった。とは言ってもできる限り である。完全除去は到底無理だ。それと苔も。これらもできる限り取っていったけれど、どうしても残ってしまう。憂鬱なり。
 木の芽も動き出している。蕾が動いている。今のもっぱらのどきどきは、3月に移植したヒナウチワカエデが無事に根付くかどうかである。芽が ちょっと動いている感じで、とりあえずはほっとしている。しかしまだ油断は許されない。早く完全に開葉して欲しい。

プロジェクトXが復活したので、とりあえず見てみた。けっこう好きな番組だったので、それなりに期待していたのであるが……。私の感性が 衰えてしまったのだろうか? 全然感動できなかった。どんな仕事にも困難はある。皆、そうした困難を乗り越えて物事を達成させている。なので、それをことさら取り上げてもねえ という感 じであった。「ああ、そうなの。ああ、そうなの。」と思うばかりで、ついには見るのを止めてしまった。それと、あの、ことさら深刻なナレーショ ン。番組に似合っていると言えば似合っているけれど、深刻さがわざとらしくてどうもねえ。

4/5(金) の進歩  暖かい
このところぽかぽかと暖かい。もうすっかり春である。散歩をしていても気持ちが良い。冬が終わってしまって悲しいけれど、こういう季節も良いか。 ただし、ここまでである。またあの地獄の暑さが来るのかと思うとげんなりである。

生物学科3年生向けの講義の準備をした。来週の分は終わっているので再来週の分である。なんでこんなに早くやるのかというと、そういう性 分だからだ。「やるべきことがある」という状態が、精神的にどうもよろしくない。なので済ませてしまいたい。というわけでまずは論文探しをした。 面白そうな論文が二つ見つかった。これらを紹介するスライドを作って完了。精神的に楽になった。
Mathematicaシミュレーションの論文化を進めた。どの結果を出すべきかずっと迷っていたのだけれど、それはとりあえず棚上げ だ。まずは序論を書いてしまうことにした。ここでまた自己剽窃という悩みが。実は、このテーマで書く三つ目の論文である。なので、序論の半分以上 は、前の論文のものそのままで良いのだ。しかしそれだと、自己剽窃と騒ぎ立てる人々がいる。雑誌編集者にもいる。仕方ないので、わざわざ文面を変 えたりしている。全くもって時間の無駄と思う。なんで自己剽窃がいけないのか、私にはさっぱりわからないのだが。
4/4(木) の進歩  須藤監督が辞任
仙台レディースの須藤監督が辞任した(ク ラブ公式サイトより)。現在、12クラブ中の7位であった。確かに良い成績ではない。されど、監督への批判があったようにも思えな い。なぜに? 新監督は、現GKコーチの須永さんである。手腕を期待している。
 これで、2年連続でシーズン途中での監督辞任である。ちょっと前には、コーチが4人も辞任した。何か問題があるのだろうか?

パリ五輪のアジア最終予選に挑む、U23男子代表が発表された。クラブに、選手招集に応じる義務が無い期間での開催である。そのため、欧 州組を中心に、招集できなかった選手が多いようだ。それはどの国も同じと言えばそうなのだが……。強い国ほど、海外で活躍しているために招集でき ない主力が多い。そのため、強い国ほど戦力が低下する。つまりは、強い国ほど弱くして予選を行うという、摩訶不思議な「ハンディ」を与えることに なるのだ。日本の若者 は、そんなことに関係なく予選突破してくれると信じているが。日本の初戦は4/16の中国戦である。皆で応援しよう!
茨城県立水戸第一高等学校・附属中学校で行う講演の準備を進めた。先生方を対象とした講演では、話の構成をかなり変えることにした。奮闘 の末に、大方の準備を終えた。あとは本番だ。
4/3(水) の進歩  今夜は愛媛FC戦
ベガルタ仙台は今夜、ユアテックスタジアム仙台に愛媛FCを迎え撃つ(19時試合開始)。3戦連続で0-0だったところに、前節で強敵横浜FCに 勝利した我がクラブである。順位も3位に上がった。今夜も必ずや勝利して上昇気流に乗ろう!
 今夜参戦するつもりであった。しかし予定変更。自宅で晩酌しながら応援することに切り換えた。夜の寒さは辛いし、帰宅後に入浴して祝杯というの も面倒だ。軟弱で申し訳ない。

今日も、茨城県立水戸第一高等学校・附属中学校で行う講演の準備をした。頑張った甲斐あり完成した。我ながら良いものができたと思う。本 番を頑張ろう。
 ついで、先生方向けの講演の準備を始めた。生徒さん対象の講演の後に行うのだ。こちらは、指導する側の視点でとなる。どういう話しにしようか。 まずは構想を練ってみた。良い案が思い浮かばず、かなり悩んでしまった。

漢字を書けない。もともと書けなかったけど、ますます書けなくなった。もっぱらパソコン入力で、手で書くことがめっきりと減った影響が特 大化している。先日、「これから研究を始 める高校生と指導教員のために 第2版」にサインをしたときも、スマホにお相手のお名前の漢字を大きく写し、密かに見ながら書いたの であった。それは、漢字を書くというより模様を写すというものであった。昨日は、「業」が書けなくなっていることが判明した。上の 点はいくつだっけとか、下の横棒はいくつだったけとか、手で書いてみても思い出せない。言偏も、横棒がいくつだったか指が忘れている。症状をくい 止めるため、一日に何回か、意識して手で漢字を書くようにしないといけないかも。もっと怖いのはひらがなを忘れてしまうことであ る。そうなったら完全に末期だ。
4/2(火) の進歩  講演準備
4/18に、茨城県立水戸第一高等学校・附属中学校において課題研究の仕方の講演を行う。早くも今日から準備を始めた。対象は、新高校2年生と新 中学2年生である。そう、中2生も対象なのだ。これまで使ってきた研究実例はすべて高校生のものである。中学生に理解できるのか。知らない概念や 言葉があってはいけないと思い、確認することにした。そういえば、豊島岡女子学園中学校で講演をしたときも、本屋さんまで中学生の参考書を見に 行った。こうしたところ、私は偉い。でも今回はネットで済んだ。まずは「ショ糖」。中学の理科では、「砂糖」か「砂糖(ショ糖)」であった。砂糖 に変えてしまうか。かく言う私が、ショ糖と砂糖の違いをよくわかってないのだから、変えても良いんじゃないのと思うのであった。か たや、光の屈折率は中学で勉強するようだ。こちらはそのままとした。こんな感じで言葉の確認は終了した。その他にも、以前のスライドを修正した り、新しいスライドを作ったりした。かなり時間がかかり、本日中には終わらなかった。続きは明日。
 講演内容である。

1. 研究とは何か
2. 意義のある問題に取り組もう
3. 解答できる問題に取り組もう
4. 研究の進め方
 4.1. 仮説を立てる
 4.2. 完璧な研究計画を練る
 4.3. 進行状況に応じて取り組む問題を見直す
 4.4. 研究ノートを付ける

お声がけ下されば、どこにでも講演に伺います!

桜の開花問題に揺れている。花見週間を今週末とするか来週末とするか。どちらかの金曜日に休暇を取り、空いている平日の花見をするのだ。 仙台では本日開花したそうだ。しかし、私の生活圏内の桜はまだである。週末には満開という予報であるが、そんな気もしない。加護坊山の二千本桜に 行ってみたいのだけれど、来週末の方がよいのかなあ。
4/1(月) の進歩  植物繁殖生態分野
新年度になった。本日をもって酒井研究室が、植物繁殖生態分野として独立した。これまでは、教授の分野に入れられていた。研究内容はまったく異な るのに、私の分野が表に出されることはなかった。大学院の案内とかでも、准教授の研究室所在地は掲載しないと生命科学研究科はのたまい、どこに所 在するのかさえ公にしようとしなかった。かたや、准教授として新たに赴任した先生は、独立の分野として優遇していた。いったい何なんだと思ってい たら、方針を転換したようである。そしてようやくだ。でも実は、今さら独立分野となっても遅いのだけれどね。これ論の一分である。
 晴れの門出なのに、怒りばかりの文になってしまった。気持ちを切り換えて、植物繁殖生態分野のこれからを祝うことにしよう。研究室のみんな、頑 張っていこうね!

来週から講義が始まる。本日さっそく、第1回の講義の準備をした。まずは、去年の講義アンケートを集計した。花の生態学が不人気であっ た。どうして? ついで去年のスライドを確認、修正不要と判断した。とりあえず20部印刷。講義への登録状況に応じて、講義前日に印刷を追加するつもりである。
 講義への登録状況を見てみた。今現在、登録者無しである。まだ講義の9日前だからと思いつつ、このまま誰も登録しないかもと微妙な不安が。登録 者無しで開講せずなら、それはそれでよいか。

Mathematicaシミュレーションの論文化を進めている。一つの論文にまとめるか、二つの論文に分けるか。分けた場合、片方は論文 にならない気もする。それに、まったく同じシミュレーションを二つの論文に分けてもよいのだろうか? シミュレーション方法の説明はまったく同じになるのだけれど。