最終更新:2015/08/18

X68000エミュレータ XM6
-an eXcellent eMulator, type 6-

諸般の事情により全てのソースの公開は終了しました。
本ページで公開しているアーカイブの転載および再配布は全て禁止しています。
DO NOT REDISTRIBUTE THIS ARCHIVES.

目次

(※) 他は本家MX6のページを参照してください。
(2012.01.14付記)
   本家XM6のページは、現在サイトがありませんので、リンクを切りました。
   いずれ本家が復活したときは再リンクしたいと思います。

はじめに

XM6はシャープ製パーソナルワークステーションX680x0シリーズのエミュレータです。X680x0シリーズは1987年のX68000初代発売以来ホビーストから絶大な支持を受け、最終製品である1993年のX68030以後も040turbo、060turboといったアクセラレータがユーザサイドによって開発、販売されました。XM6はこのX680x0シリーズの中で比較的標準といえるスペックを持つ、X68000EXPERT(1989年発売)をエミュレーションします。

XM6はXM7に続くXMシリーズ第2弾のエミュレータでもあります。XM7の基本設計を継承・改良し、XM7で得られたエミュレータ開発ノウハウを投入しています。

このページは再配布を目的に作成された為、私は開発等には関わっておりません。

UNLHA32.DLL 等の作者である Micco氏から、LZH書庫のヘッダー処理における脆弱性が指摘されていますが、ウイルス対策ソフトの対応は将来見込まれないことから、このサイトでダウンロード可能なファイルは、LZH形式から ZIP形式に変更しました。(10/06/26)
参考:LZH書庫利用における危険性についての注意喚起

前バージョンからの変更点

(2006/12/23)
今回の変更点は次の通りです。 (2006/11/23)
version 2.05→version 2.06の変更点・追加点は多数にのぼりますが、以下に主要なトピックをあげます。 (2006/10/23)
version 2.04→version 2.05の変更点・追加点は多数にのぼりますが、以下に主要なトピックをあげます。

動作OS

Version2.05以降のXM6を動かすためには、対応プロセッサ+対応OSの組み合わせが必要です。
対応プロセッサは、IA-32系でMMX拡張・CMOV命令を備えたものが必要です。
メーカー対応プロセッサその他
IntelPentiumII以降,Celeron以降2000年以降のプロセッサであれば、まず大丈夫です
AMDAthlon以降,Duron以降2001年以降のプロセッサであれば、まず大丈夫です
VIAC3-Nehemiah,C7C3(Ezra以前)はサポートしていません
TransmetaCrusoe,Efficeon全てOKです

対応OSは、Windows98以降のWin32系OSです。
系列対応OS
Win9x系Windows 98, Windows 98(Second Edition), Windows Me
WinNT系Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
(注)Windows Vista(RC)での動作テストは行っていません。レポートを求めます。

また、Version1.60以降のXM6を動かすためには、Windows 98以降(Windows98/98SE/Me/2000/XP/Server 2003)が必要です。
なお、Version1.52以前のXM6は、Windows95(OSR2)にも対応しています。

[注意]
(XM6の掲示板[559]より転載)
version1.85以降、Windows2000/XP系に限り[半角/全角]と[ひらがな/カタカナ]のキーのリリースが取得できない問題を回避するため、この2つのキーそのものを無視するようにしました。
Windows9x系で試すと正常に読み取れることから、これはXM6の問題ではなく、DirectX(DirectInput)の制限事項だと考えています。したがって、修正・変更する予定はありません。

(XM6の掲示板[852]より転載)
Windows Vista以降で[右SHIFT]キーが効かない問題は、DirecInputの使用バージョンをDirectX5からDirectX8に変更することで回避できることを実験で確かめています。
Microsoftの勝手な仕様変更だと思いますが、困ったものです。

DLL

version1.60からコンパイラをMicrosoft Visual C++ .NET 2003に変更した関係で、今までのバージョンで不要だった外部DLLが必須になっています。以下のDLLが必要です。
ファイル名内容ファイルバージョン
MFC71.DLLMicrosoft Foudation Classlibrary (共有DLL版)7.10.3077.0以降
MSVCR71.DLLMicrosoft Visual C++ ランタイム (共有DLL版)7.10.3052.4以降

これらのファイルは通常のシステムには含まれていないため、再配布可能なファイルを準備しました。以下のファイルをダウンロードし、OSのシステムディレクトリ(C:\WINDOWS\SYSTEM、C:\WINNT\SYSTEM32など)か、またはXM6.exeと同じディレクトリに配置してください。今後のXM6のバージョンアップでも、これらのファイルは引き続き使用できます。

MFC 7.1 (共有DLL)
VC++ランタイムライブラリ7.1 (共有DLL)
mfc71dll.zipのダウンロード (696,620 bytes, yohkai)

ROM

XM6を実行するには、X68000EXPERTのROMデータをファイル化したものが必要です。以下のファイル構成を想定しています。
ファイル名ファイルサイズ内容配置アドレス
IPLROM.DAT131,072 byteIPL,IOCS,ROMデバッガ,ROM OS$FE0000-$FFFFFF
CGROM.DAT786,432 byte英数フォント、漢字フォント$F00000-$FBFFFF
(注)CGROM.DATが見つからない場合は、代替ファイルとしてCGROM.TMPを探します。


SCSIインタフェースを有効にする場合、上記に加えSCSI IOCSのROMデータをファイル化したものが必要です。インタフェースの種類にあわせて、以下のいずれかを使います。
ファイル名ファイルサイズインタフェース種類配置アドレス
SCSIINROM.DAT8192 byte内蔵SCSIインタフェース$FC0000-$FC1FFF
SCSIEXROM.DAT8192 byteSCSIインタフェースボード$EA0000-$EA1FFF
SCSIEXROM.DAT8160 byteSCSIインタフェースボード$EA0020-$EA1FFF
(注1)IPLROM30.DATは使用できません。
(注2)SCSIEXROM.DAT(8160byteタイプ)はWinX68k高速版と互換性があります。

ダウンロード

XM6 (version 2.06)
XM6.exeおよびドキュメントです。
別途、MFC7.1およびVC++7.1ランタイムの共有DLL、X68000EXPERTのROMデータが必要です。
xm6_206.zipのダウンロード (443,001 bytes, yohkai)

XM6 ソースコード (version 2.05)
XM6の全ソースコードです。このソースコードから実行可能ファイルを生成するためには、Microsoft Visual C++ .NET 2003とNetwide Assembler 0.98.39が必要です。
XM6はオープンソースソフトウェアではありません。ライセンス条件に反した利用についてはお断りします。
xm6_205s.zipのダウンロード (782,069 bytes, yohkai)

XM6ユーティリティ (version 2.06)
XM6Util.exeおよびドキュメントです。 別途、MFC7.1およびVC++7.1ランタイムの共有DLLが必要です。
xm6_206u.zipのダウンロード (128,766 bytes, yohkai)

過去のバージョン (yohkaiサーバ)
公開日バージョンファイル名サイズ
2006/10/23version 2.05xm6_205.zip 439,003 bytes
2006/09/23version 2.04xm6_204.zip 437,996 bytes
2006/02/23version 2.03xm6_203.zip 514,753 bytes
2006/01/23version 2.02xm6_202.zip 506,358 bytes
2005/02/23version 2.01xm6_201.zip 400,227 bytes
2005/01/23version 2.00xm6_200.zip 401,601 bytes
2004/12/23version 1.95xm6_195.zip 393,937 bytes
2004/11/23version 1.90xm6_190.zip 392,328 bytes
2004/10/23version 1.85xm6_185.zip 387,999 bytes
2004/09/23version 1.80xm6_180.zip 380,951 bytes
2004/08/23version 1.74xm6_174.zip 374,473 bytes
2004/06/23version 1.70xm6_170.zip 368,811 bytes
2004/05/23version 1.68xm6_168.zip 355,120 bytes
2004/04/23version 1.65xm6_165.zip 350,878 bytes
2004/03/23version 1.60xm6_160.zip 344,257 bytes
2004/02/23version 1.52xm6_152.zip 521,268 bytes
2004/01/23version 1.50xm6_150.zip 518,738 bytes
2003/11/23version 1.45xm6_145.zip 504,009 bytes
2003/10/23version 1.42xm6_142.zip 497,129 bytes
2003/09/23version 1.40xm6_140.zip 487,949 bytes
2003/08/27version 1.36xm6_136.zip 482,677 bytes
2003/08/24version 1.35xm6_135.zip 482,562 bytes
2003/07/23version 1.30xm6_130.zip 478,626 bytes
2003/06/23version 1.23xm6_123.zip 467,713 bytes
2003/03/23version 1.20xm6_120.zip 459,495 bytes
2003/02/23version 1.10xm6_110.zip 450,008 bytes
2003/01/23version 1.05xm6_105.zip 446,844 bytes
2002/12/23version 1.00xm6_100.zip 438,241 bytes
2002/11/23version 0.96xm6096.zip 435,924 bytes
2002/10/23version 0.92xm6092.zip 430,440 bytes
2002/09/23version 0.90xm6090.zip 423,897 bytes
2002/07/23version 0.85xm6085.zip 422,159 bytes
2002/06/23version 0.82xm6082.zip 411,398 bytes
2002/05/23version 0.75xm6075.zip 400,221 bytes
2002/03/23version 0.71xm6071.zip395,976 bytes
2002/02/23version 0.64xm6064.zip378,609 bytes
2001/12/23version 0.55xm6055.zip370,627 bytes
2001/11/23version 0.50xm6050.zip366,144 bytes
2001/10/23version 0.41xm6041.zip358,791 bytes
2001/09/23version 0.24xm6024.zip344,263 bytes
2001/08/23version 0.10xm6010.zip315,878 bytes

参考リンク

PC-8801MAエミュレータ XM8 (PI.氏)
今のところXM6に関係のあるコンテンツは何もないですが、XM6の原作者のPI.さんのサイトです。
現在、PC-8801MAエミュレータ「XM8」を公開されています。
EX68 (X68000 Emulator for Windows95/98/NT/2000) (yamama氏)
Win32で動作するX68000エミュレータ、EX68のページです。
けろぴーのぺぇじ (けんじょ氏)
Win32で動作するX68000エミュレータ、けろぴー(WinX68k)のページです。
WinX68k高速版 (tamu氏)
WinX68kをベースに、高速化などを施したバージョンです。
うさの倉庫(うさ氏)
ROMEO対応に改造したものがあります。
TAKEDA, toshiya's HOME PAGE (武田俊也氏)
「Common Source Code Project」として、さまざまなレトロPCエミュレータの開発を手がけられています。FM-7シリーズエミュレータとしては「eFM7」「eFM77AV」があります。

co Homepage
XM6をベースに、独自の拡張を施されています。WindrvXMの使用法について詳しい解説があります。
XM6i - クロスプラットフォーム X68000/X68030 エミュレータ
XM6のフレームワークにwxWidgetsを採用し、NetBSD/i386、MacOSX、Win32版への移植を進められています。
GIMONSのページ
XM6 V2.05をベースに、WindowsMobile機への移植、および機能強化版であるTypeGを公開していますが、Twitterに移動しています。

RetroPC.NET (Molice氏)
X68000のほかX1,FM-7などレトロPC関係のニュースを扱っています。
Info X68k (卓氏)
X680x0関係のニュースや、Human68k v3.0のオンラインマニュアルがあります。
Fountain of GAME! (ざん氏)
XM6の導入ガイド、3Dシューティングゲーム「SIONII」の紹介、イメージファイルのダウンロードがあります。
MC68000 Maniacs! (Team ENDLESS)
SHARP X68000と OLD Macintosh(SE/30,Classic2)関連の情報を中心に発信しています。

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