2024/04/23

ソフビ「おへそカイジュウ ネーブルン」発売! Sofvi 'Belly Button Kaiju: Naveloon',

ソフビ「おへそカイジュウ ネーブルン/ Belly Button Kaiju: Naveloon」
ずっと品切れ状態が続いてましたが、再び発売されました。アルチザントイのオンラインストアで普通に買えるようになってます。 artisantoyオンラインショップ

吉井 宏「おへそカイジュウ ネーブルン」商品ページ
https://artisantoy.tokyo/


解説や僕のコメントなど↓のリンクにあります。
Sofvi.tokyo『アーティスト・吉井宏氏が「おへそカイジュウ ネーブルン」でソフビデビュー!』
https://sofvi.tokyo/221015_tokyopixel/











 

2024/04/20

最近観た映画メモ「スターリンの葬送狂騒曲」他



●DUNE/砂の惑星(1984年) 2:16 アメリカ U-NEXT

監督・脚本 デイヴィッド・リンチ、製作 ディノ・デ・ラウレンティス、出演 カイル・マクラクラン、マックス・フォン・シドー、ショーン・ヤングが出てたの当時気づいてなかった。リチャード・ジョーダンって最近何かで見たと思ったら「2300年未来への旅」(1976年)の親友役。他パトリック・スチュワートなど。

日本公開は1985年1月、当時観に行ったけどよくわからなかったしストーリーも覚えてない。どんなだったか確認しようと見始めたら、ヴィルヌーヴ版と同じシーンというか、解釈は違っても対応するシーンがずっと続き、あ、けっこう見やすいかもと、全部見てしまった。大筋がわかってるのでとてもラクだった。

ヴィルヌーヴ版のPart1に相当するのは半分ちょっとまで。その後はPart2の予習に。大幅カットされてるため、ポールがリーダーになったり、妹の登場、戦いの始まりなど、いくつか唐突に思える部分もあるし、クライマックスの戦争はグダグダだし、決闘シーンも意外なほど地味。とはいえ、まったくわからなかった当時にくらべればぜんぜん楽しめた。

特に感じたのは、部屋が狭い! セットも狭いし、画角も狭くて画面内がギッシリで見にくい。ヴィルヌーヴ版は屋内も屋外もめちゃ広くて

TDW_3773 風の仲間たち/Friends of the Wind 52


2023落山風藝術季
「風の仲間たち/Friends of the Wind」のバルーン候補作品、風キャラクターのシリーズ

2024/04/15

最近観た映画メモ「DUNE/デューン 砂の惑星(2021年)」他


●DUNE/デューン 砂の惑星(2021年)アメリカ 2:35 U-NEXT

1984年のデイヴィッド・リンチ版は当時見に行ったけど、「ビジュアルはすごいけど、よくわからなかった(無理目に短縮編集されたから)」だった。今回、ストーリーがようやくわかった。そういう話だったのかw  当時、文庫本4冊買ったけど一冊目の冒頭くらいしか読んでないし。なぜか「クイサッツ・ハデラッハ」とか「ベネ・ゲセリット」とか「フェイド・ラウサ」とか覚えにくい固有名詞をちゃんと覚えてるのは何なんだろうねw

デューンと呼ばれる砂漠の星アラキスを長年支配し、産出される「スパイス」で大儲けしてきたハルコンネン家が追われ、代わりにアトレイデ家がアラキス入りする。皇帝の命による国替えだが、実は両家を戦わせて力を削ぎ、特に銀河中の信頼を得ているアトレイデ家を滅ぼす陰謀だった。アトレイデの後継息子ポールと妾である母がハルコンネン(と皇帝)の攻撃を生き延び、砂漠の民フレメンに受け入れられるまでの話。

監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ。ティモシー・シャラメ……いちいち書かないけど、超絶ものすごいメンバーが山ほど出演。ほとんどオールスター映画

2024/04/11

最近観た映画メモ「アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場」他



●ブレインストーム(1983年) 1:46 アメリカ U-NEXT

日本では1984年4月公開。オールナイトで見に行ったけど、すぐ寝てしまい、目が覚めたのが終盤の臨死体験のこの世のものとも思われない映像シーンで、寝ぼけまなこで「今見てるのは夢なのか?現実なのか?」だった。あらためて観なおす。40年後にw

人の知覚・感覚を他人の脳へ転送して共有する装置の開発に取り組むマイケルたち。テストは成功、テープに記録可能にしたり、小型化したりなど実用化へ向けて改良が始まる。離婚直前だったマイケルとカレンが装置の感情共有によって唐突に仲良くなったり、エロ系記録に中毒になった末に若返ってしまう同僚がいたり。利用したい軍幹部と衝突したチーフのリリアン、持病の心臓発作によって亡くなるが、彼女は死の瞬間を記録していた……という話。

これ、視聴覚的にはほぼVRの先取り。で、40年前に夢のようなSFだったことが、今は誰でも買えちゃうVRゴーグルで半分実現してるってすごいな。映画に登場する装置は、思い浮かべたことまで記録できちゃう。あと、そんな記録を電話線で

2024/04/03

最近観た映画メモ「SISU/シス 不死身の男」他



2〜3月前半に集中的に観た分の映画メモがまだまだある。以前はなんだかんだとしつこく検索したりして時間かけてたけど、今は「キャストとスタッフ」「ごく簡単なあらすじや印象」「ランダム箇条書き」と、割と形式が決まってきてるので、そんなに時間はかかってない。ノって長くなるのもあるけど。

●天才たちの頭の中 世界を面白くする107のヒント(2018年) 1:28 ドイツ U-NEXT

107人?のクリエイター(広い意味で)や著名人に「なぜあなたはクリエイティブなのですか?」とシンプルに質問してみたドキュメンタリー。ハーマン・ヴァスケ監督が思いついて以来、30年もかかって集めたインタビュー集とのこと。なので、1995年のデヴィッド・ボウイなどかなり若かったりする。日本人も北野武など数人含まれてる。

歴史上の人物級の人たちもぞろぞろ出てきてびっくりする。個人の思いつきでよくここまでやるw ほとんど「進め!電波少年」のアポなし突撃取材みたいなものもあったり。

原題は「なぜ私たちはクリエイティブなのか? ムカデのジレンマ」。「ムカデのジレンマ」とはマザーグースの一編で、カエルがムカデに質問、「どうやってたくさんの足を動かして歩いてるの?」と。ムカデはあらためて考えてみたら歩けなくなり、

2024/03/30

最近観た映画メモ「11人のカウボーイ」他



●X エックス(2022年) 1:45 アメリカ U-NEXT

1979年、自主映画を撮りにテキサスの田舎の古い農家にやってきた6人の若者たち。そこに住む老夫婦は殺人鬼だった。特に、若さに執着する不気味な老婆が……という話。タイ・ウェスト監督、ミア・ゴス、ジェナ・オルテガ他。

この映画も観たきっかけはFacebookに流れてきた断片だった。歌「In the Summertime」がかかり、一行が出かけるシーンだった。

映画の冒頭で警察がすべてが終わった惨劇の現場を調べてるところ→過去へ戻って出発のシーンからタイトルバック。ここまでの7〜8分は「めちゃ最高!」。しかし、その後は普通。

この映画、評価高いらしいけど、僕にはイマイチに思えた。いろんなホラー映画のシーンを表面的というか軽薄になぞってるのも

2024/03/22

最近観た映画メモ「プロデューサーズ」他



●ミス・メドウズ ~悪魔なのか? 天使なのか?~(2014年) 1:27 アメリカ Amazonプライム

「いい天気の住宅地。ヒラヒラの花柄の白いワンピースの可憐な女性、リスや小鳥に話しかけ、詩集を読みながらタップを踏み踏み歩いていたところ、停めたクルマの中から銃を向けて「乗れよ!」と脅迫してきた男をハンドバッグから取り出した小さな拳銃で「さよなら」とあっさり射殺』

……という強烈な動画がfacebookに流れてきた。どんな映画か知らないけど見ないわけにいかないじゃんw カレン・リー・ホプキンス監督、制作総指揮と主演 ケイティ・ホームズ、ジェームズ・バッジ・デール他。

代理教員として街にやってきたミス・メドウズ。子供たちには慕われるが、犯罪者を射殺してまわる裏の顔も持っていた。たまたま知り合った若い保安官と親密になっていくが、彼女の心の闇は深く……という話。

面白かったし、ヘンテコだったし、子供を絡めた展開はかなり怖かった。「なぜ彼女はそんな行動を?」が映画を強く引っぱってくれる。ただ、割とあっさり

2024/03/16

最近観た映画メモ「セールスマンの死」他



大好きな「プロデューサーズ」(2005年)のラストで、二人が手がけたミュージカル/舞台のタイトルがいくつも出る中に「セールスマンの凍死」ってのがあって、そんなネタになるくらいの有名作品ならぜひ見たいと思ってたのだが、U-NEXTにあった。観てみたら……めちゃキツい映画だったw

1985年のダスティン・ホフマン版を見てげっそりしてたら、同じくU-NEXTに1951年版があるのを見つけてしまい、「毒食らわば皿まで」で続けて鑑賞。

●セールスマンの死(1985年) 2:16 アメリカ U-NEXT

アーサー・ミラーの有名な戯曲をそのまんま忠実にテレビ用に映像化。舞台劇を凝ったセットを組んで念入りに撮影したもので、映画ではない。

「ブリキの太鼓」のフォルカー・シュレンドルフ監督。ダスティン・ホフマン主演や長男のジョン・マルコビッチはいいとして、次男のスティーヴン・ラングって、「アバター」のクオリッチ大佐!

かつて敏腕セールスマンだった男ウィリー・ローマン。還暦を過ぎ、状況も変わり、今は落ち目。クルマの運転さえ覚束なくなってきてる。心の支えは長男の輝かしい過去と「オレは大物だ」という妄想。彼を支えてきた妻、鳴かず飛ばずで家に帰ってきた長男、チャラ男でクソ野郎の次男。八方塞がりのウィリーは息子たちと共に再起を図ろうとするが……というような話。

allcinemaには「かなりヘヴィな作品なので、体調万全の時に鑑賞する事をお薦めする」と書いてある(おまけに、レビューが一つも上がってない)。その通りだったw これはキツい。「まだマシかもしれない、、がんばらないと」くらいのもんで。

このテレビ作品の前年にブロードウェイでこの役を演じてたダスティン・ホフマン。老け役に挑戦っても、この時48歳なので驚くような役作りではない。ただ、頭おかしくなりかけだし、手を終始ぶん回してどなったり叫んだり