試作。
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【型紙】Annee-patterns バレルカーディガン 2Jeniffer
サイズ38
ほぼデフォルトサイズ。袖のみマイナス5cm。
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【生地】フェイクファーのニット生地。毛はアクリル、地はポリエステルとアクリルの混紡。とても毛深い生地。生地全体としては柔らかくてあまり張りはない。毛並みはつやつや。毛束感があって、毛先だけ色が抜けている(:スノートップ)ので面白い印象の生地。
ファーの地色は栗色、地のニットは黒。
試作でサイズも良さそうだからと思って作ってみたけれど、大きいかも。小さいよりはいいかと思ったからもうこれでいい。もこもこと長くてすぼまっている袖のバランスが悪かったのであとから袖を切った。ファーのジャケットに縁遠かったので勉強のためネット写真を延々見すぎて疲れちゃって頭が麻痺してどういったのがいいのかもうわからなくなった。もはや何でもいい。これでいい。ボタンよりスナップの方が感じ良さそうなので開閉はアンティークゴールドの19mmスナップホック。
裏なしだったので大変だった。ほつれやすかったり毛がばらばらする生地は裏付きにして裁ち端を閉じ込めちゃうのが楽だしきれい。これはかなり汚らしい。でも自分のだし、重い服にしたくなかったからもうこれでいい。大変勉強になった。次回があればバイアス生地で縫い目をくるむかもだけれど、自分のならやらないかも。ロックだと挟まっている大量の毛の厚みがつぶれてしかも始末も軽いので好みだけれど、バイアステープでくるむと固くなるし包んだ様子がプクプクになりそうだから、見た目きちんとした感じかもしれないけれど、自分の洋服としては好きではないと思う。故に多分しない。なぜ長々と書いたのか不明、多分言い分け。ウーリー糸でロックかけちゃうのがたぶん私にはいちばんあってる。
ポケットの作り方が今ひとつわからなかったのと極力切り込みを入れたくない生地だったので前身頃の切り替えは片倒しにして簡単なシームポケットに変更。手の甲側だけ別布でポケットの手のひら側は表地を裁ち出し。おかげでポケット内部がめちゃめちゃ気持ちよくてずっと手を入れていたい。BB弾とか入れると回収しにくそう。
見返しには勇気を出して芯を貼った。R222を全面。毛並みが少しへたれてしまったけれど、あまりわからないのでまあヨシとする。