#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

同性パートナーシップに一番大切なもの

わたしと彼女のFちゃんは付き合って10年になります。

 

相変わらず仲良しなのですが、その中でも大切なのが価値観だなと思います。言葉や行動の裏にある価値観ね。同性パートナーシップ、とタイトルに書いたけど、全てのパートナーシップに言えることだわな。

 

お互いにタイプかどうかとか「愛情の強さ」とか運命の人かどうか、とかじゃなくてこの価値観、具体的に言えば、社会の見方や人生への向き合い方ですね。そこら辺のコンセプトが違うと、うまくいかない。

 

そのコンセプトが具体的に以下のようなところに反映してくる。

 

どの程度オープンに生きるか

どこに住むか

マンションか、一軒家か、賃貸か、買うのか

どんな仕事をするか

家族とのつきあい方

友達とのつきあい方

法律婚したいのか

子どもは欲しいのか

ペットは買いたいのか

お金の使い方

家具の選び方

何を食べ、何を食べないのか

時間の使い方

 

根本にある価値観が違う状態で、表面に出てくる事象だけすり合わせようとしてもうまくいかない。

 

 



75点の人生

人生の真ん中あたりまで自分のことを顔も頭も人より優れてるとかイケてると思い込んで生きてきた。根拠のない全能感というか、まぁ子供だったんだよね。子供の時のラッキーさとか勘違いをずーっと引きずってきた。

 

でも現実に揉まれて、等身大の自分を知ることになり、そしたら、あれ?自分って思ったよりイケメンでもないし超絶優秀でもないのかな?って思えてきた。

 

成績で言うなら、75点。

中の上。

B+

 

それって別に絶望することでもなんでもなく、B+は、B+なりに生きていけばいいだけの話なんだけどさ。

 

かつての根拠のない自信が消えて、自分の実力が客観的にわかるようになったけれど、それに、まだ自分のメンタルが追いついてない感じ、と言ったらいいのだろうか。

 

「自分はこんなもんじゃない」「本気出したらもっといけるはず」みたいな勘違いがまだ残ってて、でも現実には「アレ?」みたいな、ね。

 

言語化すると、まじダサい。

 

だから自分の居場所や実力を理解してわきまえている人や、勘違いせずにそれでも自分なりの精進を重ねている人のことは異様に尊敬してしまう。

 

まだ感想エントリあげていないのだけど、役所広司演じた『Perfect Days』の平山のように足るを知る的な。世間的にはパッとしなくても自分の世界を持ち自分なりの美学を持ってやるべきことをちゃんと極めている生き方には魅力を感じる。彼が75点と言ってるわけではなくてね。

 

人生っていつまでも他人と比較した「点数」を意識するのではなくて、いかに自分の世界を確立し、そこで自分なりに信じる価値を生み出していくかってことだと頭ではわかっている。

 

自分自身に満足できてたら、他者から受ける評価なんて大したことないはずなんだ。自分に自信があるようで、実はなくて、他人の評価による「裏書」を求めているからこそ、それがイマイチだと不安になったりいじけて不満を抱いたりしてしまう。

 

実力に見合った適切な自己評価を持ちながら、自分なりに納得いく全力を尽くして生きていればその人生が他人から見て何点か、なんて、気にする必要はない。

 

人は皆他人に見せない苦労を抱えている

ジョーカー(字幕版)

久しぶりに友達カップルに会った。


全てが順調に見えたそのカップルが最近辛い経験をしてたことを知った。同性カップルで、子供をFoster to Adoption(養子縁組前提の里子っていうのかな)の制度で世話をしていたのだけど、うまくいかなかったらしい。ソーシャルメディアに報告を書いてたらしいけど見てなくてその場で初めて知ったんだよね。同性カップルで養子縁組をしようとするカップル、もちろんうまく行って生まれる前からアレンジして生まれた瞬間からすぐ引き取って育ててる子もいるけどそうでないカップルはなかなか大変見たい。わたしたちは調べてないから詳しいことは知らないけど、友達の反応を見ていたらそれがとてもかれらにとって大切なことはわかる。で、一旦マッチして迎え入れた子どもも、その後の相性とか、生物学的な親の状況が変わって裁判所の命令で離れなければいけなかったりとかあるそう。自分の周りでも数パターンあるがどのケースでも自分の家で子どもたちを世話してたくさんの思い出を作って絆を築いても、それが様々な理由で終わってしまうのはとても辛いようだ。わたしは想像しかできないけど誰かと別れてもう会えないというのは、それがパートナーシップの終わりや、誰かとの死別などとも似ているのかもしれない。

 

で、思ったことがタイトルに書いてあること。

 

他にも、別のカップルなのだがものすごいラブラブなように見えていた友達が同性離婚したりっていうのもあった。もちろんそれはそれで新しいチャプターのために全力で応援したいのだけど、やっぱり自分が長年知って「カップルとして」認識していた二人が別れてしまうのは何か自分の精神状態にも影響を与える。繰り返すが、カップルが別れるのは理由があってのことだし、それはそれでサポートしたいのだけど、自分の慣れ親しんだ世界が形を変えてしまうことへの心細さみたいのを感じるのだ。

 

ええーって驚きつつもわたし自身も自分自身のことをそんなに人に言ってないことに気づく。わたしは自己開示が下手だ。昔は恋愛相談とかよくしてたけどいつからかしなくなったし、最近の悩みは健康問題とか仕事関連ばっかりで、友達に話すようなことじゃない気がしてあまり共有しなくなった。昔はブログに何でも書いていたが、リアルで繋がっている人に読まれるようになり、段々書かないというか書きたいと思わないというか、書かないことが増えた。それが嫌というわけでもなく、自分に心地よくやっていたらそういう風に変わってきたのだ。だがら、わたしがガチで今乗り越えている悩みや挑戦を問題を知ったら(ちっぽけではあるが)驚く友達もいるのかな、と思う。

 

平凡な一般人である自分たちとセレブリティを比べるのは変かもしれないが、人生完璧で順風満帆に見えた大谷翔平が実はとてつもない大金を他人の借金のために支払っていた?とか、究極の「玉の輿」に乗って美人で子どもにも恵まれて……みたいなプリンセスがガンの治療を受けていたり。そんなことが続いたこともある。どんなすごいスーパースターに見えても、人は人間。完璧じゃないし苦労もあるし、人知れず戦っている悩みもあるだろう。それによって彼らの偉大さが減少するわけでもない。

 

私たちは皆人間で、他人からは見えない苦しみや困難を抱えて、時には眠れぬ夜を抱えて生きている。どんなにインスタで完璧な人生のように見えても、それだけでその人の全てを理解したつもりになってはいけない。当たり前だよね。

 

それでも生きてってるわけです。

 

皆、頑張ってる、

 

偉大です。

 

あなたもわたしも、あのひとも。

 

 

水原一平だけじゃない!スポーツ賭博でキャリアを失った人々(大谷翔平は大丈夫か?)

大谷翔平の通訳であり、その的確な通訳と親しさでメディアでも露出していた水原一平(なぜか水谷という誤表記をXでチラホラ見かけた。大谷と水原が混ざったのか?)がドジャースを解雇された。違法のスポーツ賭博にハマり巨額の借金を作っていたという。大谷翔平自身の関わりは今後捜査されるだろうが、あまりに脇が甘かったと言わざるを得ない。

 

思い出したのが、アメリカで過去にあった大学バスケやNBAで過去にあったスポーツ賭博絡みのスキャンダルだ。野球でもPete Roseのようなケースがあったようだがここでは二つのバスケのケースを紹介する。

 

Baseball gambling scandals: Shohei Ohtani's interpreter joins Pete Rose, Black Sox on list dating back to 1865 - CBSSports.com

 

結局、スポーツ関係者が賭博に関わってはいけないのは、「八百長」の入り口になってしまうからだ。スポーツに関わるものがスポーツ賭博に関われば、スポーツ自体のintegrityが問われる事態になってしまう。

 

今ちょうどアメリカではマーチマッドネス(3月の熱狂)という大学バスケのプレーオフでもちきりだ。バスケはアメリカで大人気で大学バスケもめちゃくちゃ人気だ。選手はどんどん入れ替わるけど、皆母校愛が強いので、熱いのだ。日本でいうなら箱根駅伝?甲子園?六大学野球?ま、そんな感じ。

 

で、かつて一切個人でお金を稼ぐことができなかったので(この状況は近年変わった)スター選手なのにお金がないという状態で、そこにスポーツ賭博に関係して、「〇〇点差で勝ってくれ」みたいな、勝敗は変えない範囲で微妙なリクエストにも応え、仲間の選手も巻き込んでどんどん大きくなっていくのだが、金遣いがあまりに荒くて発覚。NBA入りは確実で将来は安泰なはずがキャリアを失ったHedake Smithな話はNetflixのBad Sportというドキュメンタリーで観られる。

 

またNBAの審判でありながらスポーツ賭博にハマったのがTim Donaghy。NetflixのUntoldでは徐々に自分しか知り得ない情報を流すことで胴元と近くなっていく様子が描かれている。賭博と関わってはいけないと知っていながらも、妻も子もいたことや既に試合の指名結果を漏洩していたことをNBAに知られたくないとのことで協力し、自分自身が審判する試合に対しても賭けていくようになる。

 

最後はFBIの捜査でスキャンダルが表に出る。

 

水原一平は通訳という立場であり、直接プレイする選手ではない。しかし彼は大谷をはじめとして選手たちと親しかった。勝敗に関係するような情報へのアクセスも持っているだろう。水原自身が野球に賭けていなかったとしても、胴元からすればMLBに賭ける人はたくさんいるのだから、大谷翔平の通訳を「ハメて」おくことは、彼自身から賭け金を取る以上の価値があったのだろう。

 

大谷翔平はドジャースにとってスターであるのにとどまらず、人気が下がっているMLBにとっての救世主的な存在でもある。北米のスポーツ界の中で一番高額な契約をゲットした選手でもある。あまり厳しい処分はしたくないだろうが、何億円もする送金が違法ブックメーカーへの口座へとされていて「全く知らなかった」というのは無理がある気がする。今後の捜査の進展が気になる。

 

以前ここにも書いたが最近ではスポーツ賭博がどんどん合法化されてきてXの広告はスポーツ賭博アプリの広告ばかり。カリフォルニアにいてもそうだから、「スポーツ賭博が違法」という意識は薄かったかもしれない。それにしてもプロスポーツに関わるものとて意識が甘いし脇が甘い。とにかく残念である。

 

マイケル・フェルプスがオンラインポーカーの宣伝に出てたので目を疑った - #あたシモ

 

 

最近ハマっているプロテインスムージー

最近筋トレを再開して食事に気を使ってます。スマート体組成計で計測してるのですが、筋肉量を80 lbs量に維持したい。元々そんなに食欲ある方ではないので、ボーッとしてると筋肉が落ちて体重も落ちてしまう。こういう「一見痩せ型だけど実は筋肉がなくて脂肪の多い体型」アジア人女性なありがちでBMIでは問題ないので可視化されづらいけれど「隠れ肥満」とか言われちゃうやつです。

 

 

 

 

で、筋肉をしっかりつけるためには筋トレもそうだけど食事でプロテインやアミノ酸をしっかり摂ることが大切なんですよね。何を今更。

 

元々バナナやベリー類を使ったスムージーを飲んでいて、最近はコーヒーがわりにカフェオレ味のプロテインドリンクも飲んでるんだけど、プロテインもっと飲みたいし、かと言って「プロテインだけだと甘いし不味いし量が少ない」ので、最近プロテインドリンクを使って、スムージー風の飲み物を飲んでます!

 

材料

豆腐 1/8くらい

アーモンドミルク 適量

プロテインシェイク 半分

冷凍ブルーベリー

 

アーモンドミルクなければ、豆乳でもOK。豆乳の方がタンパク質が多いけど、プロテインはシェイクで入れるので、味重視で選んでよいと思います。

 

プロテインシェイクはわたしはドリンクタイプを混ぜてますが、そこは適当でOK。粉でもよいかと。

 

プルーベリーなければイチゴでもいいし、なくてもOKです。

 

これを1日数杯飲んでたら、停滞していた筋肉量が増えてきました。

 

筋肉量増やしてどうするの?今更何を目指しているの?って感じですが、痩せたいとかムキムキになりたいとかじゃなくて疲れづらい、何事にも精力的に取り組める高いエネルギーレベルを保ちたいんですよね。なので有酸素も取り入れながら身体を動かすようにしています。