ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

アニメ感想:悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~

なろう系原作のアニメ。

これも良かった。悪役令嬢要素はほぼない。黒髪は不吉として嫌われているという設定はあった。

OP曲がよい。しかし、このアニメの内容とは合わないような気がする。

主役のユミエラのデフォルメ顔がよい。そしてとぼけた言動と合っている。鈍感力というかズレていると言うか、たいへん好みである。

ストーリーは単純なので考える必要がない。

ただEDで踊っている女は誰だっけ?って時々思う。なんか百合展開しようとした名残みたいな感じ。エレノーラでした。

気に入っているところはこれ。

「今度から魔物呼びの笛を吹くときは前もって知らせてくれ」

「わかりました。では今からもう一度吹きますね」

プオー。

 

裏ボス、学園に入学する

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読書感想:証拠が問題

先日読んだ有栖川有栖の本の中から、この本を図書館で借りたのであった。

原題は「Additional Evidence」。裏表紙の紹介文で「意外な真相」って書いてあるのが最大のネタバレではないだろうか。

殺人事件で一番意外な真相は事故死だが、それをやると読者が怒ると思う(とはいえ、あらゆるミステリのネタは出尽くしているという説からすると、すでにそれも誰かがやっていると思う)。

ネタバレですが、この事件の真相は事故死じゃないのです。

すでに読んだ有栖川有栖の解説をまた読んだのだが、ちょっと本格としてはどうかと思った。重要な情報が後から出て来るので。

 

 

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アニメ感想:忍ばない!クリプトニンジャ咲耶

これが今期(前期から)で意外にも面白かったショートアニメ作品。

重要なのは、どんなにシリアスに流されようともギャグを忘れない心。

最初はギャグで始まって、それからシリアス展開かと思いきや、やはりギャグを続けていて、でもストーリーとしてはシリアスっぽい。かと思っていたら、次は戦闘シーンと思わせて戦わなかったり、予想を裏切って来る。

たぶん、アクションを期待する人は欲求不満になるであろう作品。

 

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アニメ感想:アンデッドアンラック

漫画原作の異能力バトルアニメ。

ジェットコースターのようなストーリーで、ほぼいつもクライマックスのように思えながら、すぐに脇道にそれるというか、脇道に見えたものが本道で、またクライマックスになるという流れが繰り返される。

しかし、俺はこのアニメをおんぶアニメと分類したい。他にこの分類に入るアニメは防振りくらいだが、二つあればジャンル形成には十分である。あっちは数回だけのおんぶだったが、このアニメではほぼいつもおんぶしているので、これぞおんぶアニメと言える。正確には風子が後ろから抱きついて(しがみついて)いる。

アニメは24話でオータム戦の終わりだが、一区切りという気はするが、まだまだ続く途中であり、終わった感はない。とはいえ、常にクライマックスというこの作品の構成上、どこで切っても終わった感はないであろう。これは俺の想像だが、たぶん作品全体の十分の一くらいまでストーリーが進んだところではないだろうか。

 

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全裸率が高いのもこのアニメの特徴だが、なんか服まで再生しているシーンを1回見たような記憶があるんだが、気のせいかもしれない。

アニメ感想:薬屋のひとりごと

なろう系原作のアニメの2期じゃくて2クール目。

中世中国風の世界を舞台にした現代ドラマという印象であった。魔法はない。転生でもないが、現代知識無双の要素はある。

後宮はともかく花街の描写とかが、現代風というか一昔前の現代風。2024年現在の性倫理より開放的だと感じた。

そして3期じゃなくて2期へと続くのであった。

 

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アニメ感想:ぽんのみち

なんというか、麻雀ものとしてもご当地観光ものとしても中途半端だったという印象である。

ほとんど麻雀しないが、イカサマはするとか。まあ、今は手積みの時代じゃないので、完全にネタとしてのイカサマなんだけど。

主に麻雀漫画のパロディかなぁ。それも中途半端な印象が強い。水着回では「科学する麻雀」を読んでいたけど、理論的な方向でも中途半端というか。

お嬢様も金の麻雀牌とかを作ったけど、それだけのネタで終わったし。

特に途中で切るような理由もなかったので最後まで見てしまったが。

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アニメ感想:葬送のフリーレン

だいたい俺はへそ曲がりなところがあって、世間で評判のものには反感を持ったりする傾向がある。

ベストセラーとか聞くと却って読みたくないと思うタイプなのである。ところでこの世のベストセラーとなるのは文芸書よりもビジネス書のようだ。つまり、人類はビジネス書が好きらしい。そしてそれはネットでは役に立つまとめサイトという形をしていたりする。もっともらしい経験談から誰にでも役に立つ一般法則が導き出される。

そういうビジネス書やまとめサイトにあるような名言がフリーレンには溢れている。もしまだ企画されていなかったなら、今から企画すれば売れるはず。「フリーレンから学ぶビジネスの極意」とか「フリーレンにみる人との接し方」とかそういう手の本。

いやいや、漫画やアニメの名言って俺にとってはそういうものではない。「だが、断る」とか「この世に自分ほど信じられんものがほかにあるか」とかいうものであって、人生やビジネスの役に立つものであってはならないのだ。

フリーレンの世界の魔法は経験知の蓄積なので、長く生きている方が魔法に詳しい。ゾルトラークとか言っても、それは一時の流行ですぐに忘れられてしまうはずだ。すごく便利な洗濯魔法が戦争の時代には忘れられてしまったように。平和な時代には戦闘魔法は忘れられるのだ。短い目で見ればその時に必要な魔法が発達するが、長い目で見れば何度も忘れられたり復活したりするのである。

ひとつひとつの言葉は経験に基づいてもっともらしくても、知識の体系がない。俺はビジネス書というのはそういうものだと思っている。

 

魔法の世界

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  • 種﨑敦美
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