塾長です。
昨日(米国4/25)は株安。10年債利回りが1%以上も上昇。そして円安。
S&P500、5,048(-0.46%)
Nasdaq、15,611(-0.65%)
【米国市況】国債利回り年初来最高、GDPが影響-円は連日の安値 - Bloomberg
原油、83.80
10年債、4.7060
ドル円、155.5700
Bitcoin、64,589
イエレン米財務長官が円相場で発言、為替介入は「まれ」であるべきだ - Bloomberg
第1四半期 実質GDP[前期比年率]、1.6%(予想2.5%)
第1四半期 個人消費[〃]、2.5%(2.9%)
第1四半期 GDPデフレータ[〃]、3.1%(3.1%)
第1四半期 PCEコアデフレータ[〃]、3.7%(3.5%)
3月 中古住宅販売成約指数[前月比]、3.4%(-0.4%)
同[前年同月比]、-4.5%(-3.0%)
米GDP1-3月に急減速、インフレは加速-軟着陸期待に水差す - Bloomberg
米中古住宅販売成約指数、1年ぶり高水準-市場予想を上回る - Bloomberg
■グールズビー;
シカゴ連銀総裁、FRBは政策の「再調整」必要-インフレ上振れで - Bloomberg
■イエレン節全開;
イエレン米財務長官、労働市場の軟化なしにインフレ押し下げは可能 - Bloomberg
「インフレを押し下げるために失業が増えなければならない理由は見当たらない」と発言。
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また1-3月(第1四半期)の経済成長減速については、貿易や在庫といった「特異」な要素が全体の伸びを抑えたとし、特に重大視しない考えを示した。米経済はエンジン全開で前進を続けていると、イエレン氏は述べた。
なし。
■Alphabet(GOOG)、Intel、Microsoftなどが決算;
アルファベット、クラウド好調で売上高は予想上回る-配当発表 - Bloomberg
同社はまた、初めての配当を発表し1株当たり20セントを支払うとした。自社株買いを700億ドル追加することも明らかにした。株価は時間外取引で一時16%上昇した。
たった20セントですか・・・。
時間外で176ドルまで上がった(+11.54%)ので、配当利回りは0.11%。
インテル、4-6月見通しが市場予想を下回る-時間外で株価急落 - Bloomberg
マイクロソフト、売上高と利益が予想上回る-AI需要が追い風 - Bloomberg
それぞれ-8.00%(時間外)、+4.58%(〃)。
■金持ち投資家で、Tesla推し(Tesla株に投資しており、Tesla株価が上がると恩恵を受ける)のロン・バロンが「Tesla株は底を打った」「Teslaのロボ・タクシーは”今”実現できている」と発言していた;
その理由は、先日Teslaの研究所を訪ねて、FSD V12(Tesla自動運転ソフトの最新版)を体験したからだそうだ。「歩行者がいて車が止まった。歩行者が(先に行っていいよと)手を振ったので、車は動き出した」と、その経験を楽しそうに語っている。
・・・。
一昨日、トニー・サコナギはこんな事を言っていた;
ー次のゲストはトニー・サコナギです。彼はTeslaをunder-performに据置き、目標株価を120ドルとしています。
(決算会見で)何を聞きたくて、何が聞けなかったのですか?
・ポジティブな点もあった。来年には新型モデルが出るそうだ。決算会見が始まるまでは、全てをロボ・タクシーに賭けるつもりではないか?と疑われていた。その実現には数年かかる(many years away)だろう。低価格車を捨てると思われていあ。
昨夜の決算会見で聞けたのは、新モデルが出るということ。比較的早くて、来年かも知れないと。私の疑念は、その新モデルとは何か?だ。新モデルを出すには時間がかかる。米国で新型車の安全基準の認証を取るまでに1年以上かかる。Teslaは新モデルのデザインに2~4年かける。これは本当に新モデルなのだろうか?既存モデルの改良ではないのか?と疑問に思う。既存モデルの改良だとしたら、Teslaの成長を刺激するだろうか?それ(成長)が投資家にとっとのキーとなる問題だ。
ーTesla強気派はロボ・タクシー、数ビリオンドルのコスト削減、FSD(Tesla自動運転技術、ソフトウェアの名前)の(他者への)ライセンス供与、FSD V12の大規模進化を上げている。どう思うか?
・FSD、ロボ・タクシーは技術的な問題であると同時に、規制の問題である。技術的にはまだ時間がかかる。Teslaの自動運転は素晴らしいが、限界のケース(edge cases)は難しい。過去3週間使ってみたが、間違いなく限界(limitations)はある。日々遭遇するような限界だ。ほとんどの場合で、私は警戒していなければならなかった。素晴らしい進歩ではあるが、(完成までに)時間がかかる。
もっと心配なのは規制である。Waymoがネバダ州で自動運転の試験からロボ・タクシーの許可を得るのに10年かかった。ネバダでやったのと同じ事を全ての州でやらなければならない。
すなわち、技術的な問題、それは限界ケースを解消するのに数年を要する、と、試験と規制問題の両方を抱えている。私は自動運転が現実となり、世界はその恩栄を受けると思うが、それまでに5~10年かかるだろう。そして問題を解決する企業はTeslaだけではないだろう。
ー5~10年後はどうなっていますかね?イーロン・マスクはもう車についてあまり語らなくなりましたが。
・Teslaが5年後、完全自動運転を実現できたと仮定しましょう。間違いなく価値となる。人々はそれにカネを払う。そして規制当局がそれに許可を与えるとする。私が確信もしくは恐れているのは・・・、過去50年間自動車業界で起きた革新は価格を失った(priced away)。世界的な競争のためだ。消費者には恩恵をもたらしたが。エアバッグが出たときは1,000ドルした。今は全ての車に10個のエアバッグが標準装備されている。後ろを映すカメラ、ブラインドスポット検知、自動駐車でさえ、プレミアムな特徴だったものが標準的になっている。それが根本的な恐れである。この業界は競争が激しいので、新しい技術を作り、それに課金させ続けるのは難しい。Teslaが最初に自動運転を実現し、それを高い値段をつけられるかもしれない。しかし、過去Waymoなどが多くの試験を繰り返してきたことを考えると、それが長期間続くという仮定を置くのは難しい。
彼はテレビに出る普通のアナリストなので柔らかく言っていますが・・・、
・マスクは嘘つき。新モデルが出るのに1年以上かかる。彼が新モデルと言っているのは既存モデルの廉価版だろう。
・自動運転技術は進化すれど、ロボ・タクシー(運転者が不要な完全自動運転、運用・運行するには各州で許可が必要)実現までには5年以上の時間がかかるだろう。
・技術・規制問題を解決できたとして、競合他社は数年で追い付くだろう。いつまでもTeslaだけがそれでカネ儲けできるわけではない。
だ、そうです。
二人とも語っていませんが、ロボ・タクシーが襲われるという事件もあって、技術・規制問題を通過した後も、(米国で)まともな運用ができるのか疑問デス;
さすがに上のビデオにあるような「放火」にまで発展すケースは稀かも知れないが、イタズラされるケースはたくさん発生しそう。
石などを投げつけられるとか。米国なので、そこらに転がっている小石ではなく、巨大ブロック的なものを投げられそう。
ーー
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