労務太郎のブログ
オフィシャルサイトにて、
今年の社労士試験の概要が公表されました
試験日は8月25日(日)
合格発表は10月2日(水)
受験者にとっては、試験まで4か月で、
今まで以上に時間の経つのを早く感じ、
全国的に受験者の目の色が変わります
お尻に火が点いて焦る時期になりました
試験の内容については、
例年と大きく変化はないようです
申込受付は4月15日~5月31日
試験会場が複数の都道府県では、
申込が早いのか、遅いのか・・・
受験番号で会場が振り分けられます
家から近い会場なのか、遠いのか
それは受験票が届くまで不明です
例年、受験番号が早い方、
つまり早く願書を出した人の方が、
比較的、合格率が高い傾向にあります
これはやる気の問題でしょうか
遅く願書を出した(受験番号が後半)は、
前半より比較的合格率は低い傾向が
特に最後尾の受験番号になると、
欠席者が目立ちます
空席が多い部屋で、
悠々と試験を受けたいのなら、
5月下旬に申し込むというのも有り
そうじゃなく、
部屋の空気や縁起を担ぐというのであれば、
早く願書を出すべきですね
社労士試験は基本的な問題も多く、
合格ラインも6割~7割なので、
そんなに難しい試験でもありません
しかし・・・
試験科目が10科目と多いので、
学習途中で時間切れになる人が多い
特に最後の年金(国民と厚生)&
一般常識(2科目)が凄いボリューム
これらの関門科目を勉強をしていると、
他の科目の復習をする時間がない
試験問題の難易度で言うと、
年金は比較的平易ですが、
一般常識は例年難しい・・・
一般常識は点を稼ぐのが困難で、
むしろ足切りに要注意です
(10点満点で3点、5点満点で2点以下)
年金は配点上、逆に点を稼がなければ、
合格は遠のきます
最後の年金と一般常識を乗り越えれば、
いよいよ直前期のラストスパートです
答練→再インプット→模試→再インプット
法改正、白書・統計・・・
今年は労基法の労働条件の明示、
裁量労働制で改正がありますし、
一般常識でも一部改正があります
白書統計&労働対策としては、
賃金、人手不足、2024年問題、
同一労働同一賃金など多岐に及びます
過去、ほぼ予想を外したことないので、
今年も情報を収集して、
これから予想を絞り込みたいと思います
マラソンが終わって早くも2週間経過
ただでさえ42kmも走ると、
しばらくはダメージが残りますが
しかも今年は寒さと雨のため、
まだ足腰がだるい・・・
まだ本調子に戻らない感じ
昨年に初めて真冬のマラソンにチャレンジ、
今年はさらに寒かった
暑いよりもマシと思っていたけど、
気温3℃~6℃で雨というのは想定外
x(ツイッター)を見ていると、
当日に参加した人で、
体調を崩した人も案外いるみたい
あの寒さは特に女性にキツく、
低体温症で運ばれた人が多かったとか
途中で「たこ焼き」が並んでいたので、
「有り難い~」と期待して取ったけど、
寒さと雨で「冷たくて硬い」
もちろんソースも味付けもクソもなく、
味もないしタコも入ってなかった
今から思えば・・・
たくさん余っていたので、
誰も食べなかったのかも
当日はとにかく「早く開放されたい」
と心の中で叫んで頑張った
名古屋に参加した
元フィギュアスケートの村上佳菜子さん、
大阪に参加した
元AKBの大家志津香さん、
MBSの前田アナ・・・
みんな初マラソンで、5時間台で
無事に完走したみたい
大阪マラソン、東京マラソン、名古屋…
参加された皆さん、お疲れ様でした
来年も大会でお会いできればと思います
昨日のマラソンに無事に完走できました
応援して頂きました皆様には、
心より感謝申し上げます
当日は「この冬一番の寒さ、終日雨、
強風という最悪のコンディションでした
3週間前にギックリ腰、1週間前に風邪、
そして悪天候と悪い要素が重なりました
昨年は同じマラソン大会に、
コロナ、足の怪我と4年近くのブランクで
4年ぶりに「完走」だけを目標に参加
今年は元の状態に近づける前哨戦・・・
を目標に練習に励んできました
去年が遅過ぎで参考にもならないけど、
一応は10分以上タイムは縮まりました
来年は元の状態に復活できるかも
そんな感触を得ました
昨日は雨の中、朝に会場に着くと、
朝から人人人人だらけ
時間が迫る中で混雑して前に進まない
参加者数34,000人ですから、
本当に人だらけで大混雑でした
スタートして最初の5kmまでで、
「足腰のあちこち痛く、調子が悪い」
と悟り、ハーフの時点で時計を見ると
大幅にタイムも遅れ・・・
一時はどうなるかと思いました
寒くて冷えた体に強風と雨が突き刺さるし、
靴が濡れて重くて、足が冷たい
それでも後半は立ち止まることなく、
最後まで粘れて昨年のタイムは縮めた
後半粘れた要因ですが、思いは三つ・・・
「早くこの寒さから解放され」
「熱い風呂に入りたい」
「焼肉とラーメンと寿司が食いたい」
それと、練習を頑張った効果です
とにかく完走できてホッとしています
でも最悪のコンディションの中、
御堂筋のど真ん中を走ったり、
それなりに楽しめました
途中で芸能人やアナウンサーにも遭遇
他の大会と異なる大きな特徴ですが、
途中で飲食物がズラリと並びます
寿司、饅頭、たこ焼き、カステラ、
せんべい、梅干し、甘酒、コカ・コーラ
マラソン大会で「これでもかっ」
というくらい飲食物だらけ
というのも珍しい
大会の結果は…
男子の優勝者が日本の21歳の大学生ですが、
初マラソン新記録で話題になっています
海外の招待選手を抑えて、初マラソンで
日本の大学生が優勝ですから拍手ですね
大阪マラソンの主催者からのメールで、
自分のブロックが判明しました
昨年はA~Dブロックが第1ウェーブ
E~Hブロックが第2ウェーブ
Iブロック以降は第3ウェーブでした
第1ウェーブが9時15分スタートで、
15分後に第2ウェーブがスタート、
最後に9時45分に第3ウェーブ・・・
恐らく、今年も昨年と同じでしょう
第1ウェーブのAとかBブロックは、
招待選手など優勝候補やエリートランナー
誰がどのウェーブになるのか
一応は過去2~3年に参加したマラソンの、
ベストタイムにより振り分けられます
昨年の自分のベストタイムは無し・・・
何故ならコロナと怪我で3年走ってない
つまり、全く実績のないランナーで登録し、
当然、昨年は第3ウェーブからのスタート
つまり、最後尾近くです(完走も危うい)
第3ウェーブは本当に最悪でした・・・
朝の寒い中を半袖半パンで長時間震えながら待ち、
やっとスタートラインに立ったのが10時前
並んでいる最中にトイレへ行き、戻ってきたら、
元の場所に並ぶことはできなくて、
「最後尾に並ぶように」担当者に指示され
最後尾(3万人目)からのスタートでした
今年は「できれば第2ウエーブで頼む」
そんな悲痛な叫びの願望でしたが・・・
恐る恐るメールを見たら今年はEブロック、
つまり第2ウエーブの先頭でした
恐らく9時30分のスタートだろうと思う
これはラッキーです
正月に3つの神社に初詣に行ったご利益
思えば…
2年前に足底筋膜炎で歩くのも困難になり、
コロナも重なって練習もろくにできず・・・
そんな状況だったので、
昨年は怪我しないように恐る恐る参加・・・
25km過ぎてからフラフラで完走でした
本当に完走するだけで御の字状態
情けないですが走れるだけ有り難い状態
やっぱり何事も継続することが重要です
なんとか復活を目指して3か月前から
再発しないよう少し足をかばいながらも・・・
なんとか練習で300km走破しました
リベンジに向けて筋肉痛にも負けず、
あと3週間、寒い中を練習します
アンカリング現象(効果)って何
アンカーを訳すと「錨」ですが、
「錨を降ろすと船は身動き取れなくなる」
そこから生まれた用語のようですね
心理学やマーケティング、行動経済学など、
幅広く用いられますが、有名な言葉です
もっと具体的に言うと「最初の情報によって、
その後の行動が大きく影響を受ける」現象
例えば、社労士の勉強を始める前に親友から
「私は1日5時間勉強して合格したんだぞ」
という情報を頭に叩き込まれたら、
「自分は1日5時間勉強できる環境にない、
だから、もう社労士の受験は諦めよう」
こんな感じです…
なぜ、こんなテーマを掲げたかというと、
先日、ある有名国立大学卒の人との会話で、
「〇年連続で社労士試験不合格・・・
どうすれば合格できるのか教えて欲しい」
と頼まれて勉強方法を助言したのですが・・・
「テキスト読込み、反復継続、良問を解く」
当たり前のことを助言したのですが・・・
全くこちらの言うことを聞いてくれない、
聞こうとしないという感じでした・・・
その人の勉強方法は、
「今日は〇時間で過去問の〇ページから
〇ページまで解く・・・」
つまり、知識をインプットしないで、
アウトプット、しかも過去問を毎日解くだけ
「そんな学習方法だと合格は難しいですよ」
「なぜ、そんなことをするのですか」
と聞くと…
「ツイッター(x)に多くの人が、
その勉強方法をしていると書き込んでいるから」
「自分もその人達と同じ勉強方法で頑張る」
と言うのですが…「なんでどうして」です
つまり、彼らの学習方法の情報は、
「どこの誰かも分からない人達、或いは、
合格していない人達の情報」をそのまま受け入れる
しかもツイッターの「短文」だけを見て・・・
確かにSNSは様々な情報が得られて便利ですが、
国家試験の受験勉強は「条文(知識)の理解、暗記」
なのでアナログの世界が求められるのですが・・・
どこの誰かも分からない、或いは合格していない、
そんな人の降ろした錨(情報)を何故か信じて、
その錨に縛られ船が前へ進まなくなっている・・・
①勉強し始めてすぐに「全く意味が分からない」
「勉強が全く前へ進まない」「やる気出ない」
②「テキスト読むのが大変、他に楽な方法は?」
「楽して合格したい」「努力せず合格したい」
「誰でも受かる受験テクニックはないのか?」
上記の2つのパターンの人が選択するのは、
下記の2つです
a.過去問を繰り返す
b.講義を何回も視る(聴く)
過去の数万人のデータ、経験から言うと…
上記のaとbの人が合格したということは、
ほとんど皆無に近いのです・・・
少なくとも自分はほとんど見たことがない
合格したとしても相当な長期戦に・・・
つまり永久に合格できないか、又は、
相当な長期戦になります
人間は「楽したい」「しんどいのは嫌」
誰でもそう思いますね・・・
でも高校受験や大学受験と職業(国家)資格は、
根本的に違い、受験テクニックだけでは厳しい
確かに「プロセス(条文や実務・判例の理解)、
つまりテキストを読んで理解や暗記する」、
を飛ばして結論(過去問)を解く方が楽です
しかし、過去問は誰が考えても邪道であり、
逆に時間がかかった割には基本を理解していない
過去問をやる前に、まずはテキストで理解、
理解してから演習(問題)・・・が順番です
逆に理解して覚えれば問題を解く必要はないし、
それが短期合格のための必須事項です
この展開なら確かに分かるのですが、
そうではなく、基本を理解したり覚える前に、
過去問から入るというのが不思議なのです
自分の過去の受講生の実態を見る限り、
初学者(数カ月の短期合格者)、かつ高得点者、
のほとんどが「過去問は時間がなくやっていない」
「テキストをマスターするだけで必死だった」
例外なく、そんな事を言っています
今年初学者で短期合格した人達も同じです
次に「講義を複数回視る(聴く)」ですが、
結論は同じです
確かに膨大なテキストを読むよりも、
視たり聴いたりした方が楽ですよね
しかし「分かったつもり」に過ぎません
視たり聴いたりしただけで覚えられたら、
誰も苦労しませんね・・・
「講義を聴いて理解できなかったから聴くんだ」
という人もいますが、その人が試験で高得点、
或いは合格したのは見たことがないのです
何度も講義を聴く、何度も過去問を解くパターンで、
過去に他の学校から来られた方(後期高齢者)で、
20年以上不合格を続けておられる人を見ましたが
やっぱり・・・毎年のように
「過去問だ、過去問だ」と過去問を繰り返す、
「CDやWEBで同じ講義を複数回視る」
という勉強方法は一部の例外を除いては厳しい
第55回社労士試験の合格発表も終わり、
合格した人、再チャレンジ、撤退・・・
人それぞれです
「いったん休止して、いつかまた」
という人もいるかもしれませんが、
この試験は「継続せず間隔を開けると」
その後の合格は厳しくなります・・・
燃え尽き症候群やプッツリ切れる
ではなく継続は力なり
やっぱり継続することが必要です
かと言って・・・
「マンネリ」「勉強時間がない」
等の場合は撤退するしかありませんね
さて、
過去の経験、事例・サンプル、出題傾向
などからしてこの試験に合格させることは、
決して難しいことではありません
道から外れず言う通りにして頂ければ、
間違いなく合格できます
素直な人が合格する傾向にあります
しかし、個人的には・・・
世間一般の学校、講師の指導を聞いてると
完全に合格に向けて遠回り
逆行しているようにも思えます
特に最近の試験問題の傾向からして
「過去問を繰り返すこと」に対して
何の意味があるのか疑問です
高校受験や大学受験とは違います
普通の判断力があれば、
過去問にそこまで重要性があるのか
については誰でも簡単にわかる筈では
既に数千人の合格者を見てきましたが、
合格する人のパターン、その逆のパターン、
それはハッキリしています
この試験の性格自体が独特であり、
「短期集中型」「世の中の傾向・流れに沿う」
「基準割れ(足切り)」「科目が多いが重複」
「国家資格の難易度・受験者レベルは中堅」
なので、意外と対策は立てやすい試験です
先日に大阪マラソンの抽選結果があり
恐る恐る見たら・・・「当選」でした
これで来年の2月には、
2年連続大阪の街を走ることになった
今年の状況は、
既にエントリー締切の1週間前に、
「定員オーバーのため抽選」となり、
倍率は数倍以上で当選は難しいかな
と思っていたものの意外にも当選した
記念すべき第1回目は奇跡が起こり、
倍率5.7倍の中で当選したものの、
一時は毎年「落選、落選、落選」
毎年当選する気配すらなかった
人気の大会なので倍率は4~5倍
倍率4倍以上になってくると厳しく
間違いなく「落選」します
今回は、ツイッターで探ると、
当選した人が圧倒的に多くて、
それでも落選した人もいます
倍率は1.2倍とか1.5倍かも
昨年は当選したのに「中止」
今年は実施されたが「定員割れ」
まだまだコロナの問題もあるし、
参加費も2万円近くと高いし、
倍率はかなり低くなったのかも
最近は地方のマラソン大会でも、
1万円以上は当たり前になりました
参加費とコロナの問題とが重なり、
応募者が少なくなっているのは、
ラッキーでした
こんな状況なら、ひょっとしたら
東京マラソンも当選していたかも
来年は東京マラソンにも応募します
これで今年は他の大会に申し込む必要は、
完全に無くなったので安心です
昨年の大阪マラソンのコースは、
最も苦しい30km手前から・・・
急な坂道が何度も何度も繰り返され、
悲鳴が上がる本当に大変なコースでした
今年は変更されて少しマシになったみたいで、
ケガした昨年よりも練習もできそうなので、
今回は記録を伸ばしたい
何といっても御堂筋を走れるのが最高
初めて参加したときは・・・
ラグビーの大八木元選手と遭遇し、
その後も元プロ野球の古田選手、間寛平、
ブラマヨ小杉、福本愛菜や女子アナ、
小渕健太郎などなど、
様々な有名人と遭遇しました
それと昨年は楽しみにしていたものの、
「食べものコーナー」がなかったけど、
今年は復活するらしいので楽しみ
走り過ぎて足の怪我の再発はヤバいけど、
来年は東京マラソンとホノルルを走りたい
ホノルルは5年以上行ってないし、
そろそろ行きたいです・・・
頼むから円高になってくれぇ~
3年前、4年前の社労士試験の傾向は、
選択式は一部の科目が奇問難問で難しい
択一式は異常に長文化
しかし、この2年で明らかに傾向は変化
まず択一式の長文化は緩和されました
逆に事例問題や実務的問題が増加
労働科目が比較的難しく
後半の社会保険科目が比較的平易
選択式は奇問難問が見られなくなり、
どの科目も5問中2~3問は比較的平易
ここで誰もが誤解する点について、
留意すべきことがあります
それは・・・
問題が難しいから合格するのも難しく、
問題が易しければ合格し易い
それは結果を見れば一目瞭然ですが、
一概には言えないということです
上述のようにこの2年間は明らかですが、
奇問が姿を消し易化していますが、
合格率は逆に下がっているのです
つまり「選択式に補正(救済)がなくなった」
ことが大きく影響しているのは明白です
3年前のように労一の5問ほとんどが難問
しかし・・・
あの年は1点救済もあり合格者数が急増
合格率も8%近くまで急上昇しました
しかし、この2年間は奇問難問がないのに
5%台前半と6%台前半と門が狭まってます
それと、変に難しい問題を出題すると、
やたら試験委員は批判され疑問視されます
奇問難問は恐らく合格者数を絞るため
なのでしょうが逆効果になっていますね
なので、特に選択式においては、
「5点満点で2点の割合が半分以上でも、
1点の割合が30%未満なら救済はない」
という点に着目して…選択式を易しくして、
5問中の2問は基本的問題を出題する
そんな戦略に切り替えたと思われます
このような状況からすると対策は…
しっかりした教材で広く浅く学習して、
基本問題を落とさないことが必須です
出題の内容からすると、
もはや過去問もあまり通用しません
最近の傾向では、罰則や不服申立て、時効等
テキストの最後に掲載された雑則関係や
年金の積立金、円滑な実施(教育・広報)・・・
そんなあまり注目しない分野から、
しかも選択式で出題されたりします
選択式は最近のように問題が平易であれば、
1問足りとも失敗・ミスが許されません
独学や偏った学習方法ではリスクがあります
ますます「基本の徹底」「広く浅く」
が求められるでしょう
学校(講師)を選ぶ際には、
きちんと事例を中心に説明できる、
ムラなく全般にわたり説明できる、
経験があり実務や事例で理解させる、
※企業での人事の実務&社労士の実務有り
傾向に即して出題の傾向を的確に指導・・・
数少ないかもですが、できれば
そんな学校(講師)を選択すべきでしょう