興に乗って第二弾(^O^)。
ロストワックスの中には後加工をするものもあります。
これはモーターの台なのですが、2か所にタップ加工(ネジ穴加工)をする必要があります。
 
ネジ径は1.4mmですから、まず下穴として元からある小さな穴をガイドにΦ1.1mmのドリルを使ってボール盤で穴を開けていきます。
この後で1.4mmのタップを使ってネジ穴にしていく訳です(^^♪。
 
「木曽の酒井製ロータリーDL」のキットを手にされたとき、「あ~、この部品はもりこーが蒲鉾板の上で作ってたな」と思い出して頂ければ嬉しいです(^_-)-☆。
 
 
 
面白いものをお見せしましょう(^O^)。
 
これは共通部品になっているエアーホースですが、工場から出来上がってきた時にはこのような姿になっています。
つまり、このような形で原型が出来ていて、それをゴム型にとり、様々な工程を経て真鍮材がこのように鋳込まれるんです。
(但し、1本は枝落ちしていますが)
 
工場からこのような形で出来上がってきたら、ニッパーで湯口の部分をカットしてから袋詰めしていきます(^_-)。
皆さんが手にされている部品は、このようにして出来上がっているなんて想像もつかないでしょう(^^♪。
 
 
 
今朝、どっと「木曽の酒井製ロータリーDL」の部品が届きました(^_-)。
 
それと共に新しい「運材台車用ステイクポスト2種」の試作品も出来上がってきました(^^♪。
2次元の図面をボクが描いたものが、こうやって3次元の形になってくるこの瞬間が実は結構嬉しいんです(*^^)v。
どのお客様方よりもいち早く楽しめる訳だし(^_-)-☆。
 
袋詰めの材料が出来上がってきたことだし、新しいステイクポストを運材台車に組み込んでもみたいし、これでゴールデンウィーク前半は忙殺決定です(^O^)。
 

 

 

ボクの書庫に大切に保管されている本があります。

河田耕一氏著「シーナリイガイド」

奥付を見ると、初版本で昭和49年ですから、ボクが20歳の時に買ったものでしょう。

もう50年も前のことです。

 

若き日のボクはこの本を貪るように読み、レイアウトへの夢を膨らませたものでした。

それまでの鉄道模型関係の本といえば「工作」一本槍で、どうやったらこの車両を作れるかといった記事ばかりでした。

そこに一石を投じたのがTMSに連載された坂本衛氏による「摂津鉄道」のレイアウト記事であり、この本でした。

 

典型的な駅本屋や農業倉庫のスタイルとは、機関車駐泊所を取り巻くストラクチャーの要素とは、といった記事が目白押しで、こういった情景が模型で作れたらイイなあ、と夢見たものです。

 

中でも模型ゴコロを直撃したのが「スケール運転を楽しもう」という巻末の記事。

様々な情景を紹介してきて最後に「さあ、これらを踏まえて、スケール運転の楽しさを教えて上げましょう」とでも云いたげに。

 

まずは川俣線を例にとり車両の入れ換え作業の実際を見せた上で、最後の最後に架空の「川正線の一日」と題する記事があり、時系列に車両の動きを考えています。

この発想にはノックアウトされました。

これを読んでからというもの、ただ単にエンドレスを走らせることに満足できなくなり、そこから心象鉄道への道を進んだものでした。

今でも「温泉電軌のりかえ」の風情などは作ってみたい情景で、半世紀を経った今でも第一級の本と信じて疑いません。

 

そんな河田さんとモデルワーゲンのFacebookでコメントの遣り取りをしていることが嬉しく、SNSの有難さをつくづく感じています。

 

「今日は集荷の荷物があります」のサイン缶を看板に出しに行ったら、看板下のチューリップが満開(^^♪。

もう20年以上も前に前妻が植えてから何んにも手入れなんかしないのに、毎年この時期になると花を咲かせます。

一方、去年大幅に剪定をした杏の木。
冬の間はまるで枯れたようでしたが、今は新緑が盛んに芽吹いてきました。
これも前妻が杏の実を楽しみに同じ頃に植えたものですが、まだとても食べられるようにはなりません(^O^)。


 
 
年末に知り合いから頂いて正月から食べ始めた5kgのお米を昨日食べ終わったので、今夜から新しいお米です(^_-)。
 
以前、米屋を東京で営業していた旧友が泊りがけで来た時、彼から「森川さ~ん、これクズ米だよ~。美味しいお米を送ってあげるから食べてみて~」と云われた事があります。
 
送られてきたお米とそれまで食べていたお米の違いはさっぱり分からなかったボクですから、スーパーに行っての選定基準は値段の安さ(^O^)。
 
安いお米でも充分に美味しく食べられるのは幸せなことだと思っています(^^♪。
 
「写真帳アーカイブス」を更新しました。
 
Vol.17 1986.02.27 関東鉄道常総線・水海道-2
https://www.modellwagen.com/archives/860227-2.html
 

 

 

だいぶ部品も揃ってきたので、一昨日から袋詰めを始めました。

この製品は再生産ですので、一般的な「キット組立講座→製品出荷」ではなく、いきなり出荷になります(^O^)

 

冬姿・夏姿ともに残数は4両となっておりますので、御希望の方はお早めにお願いします。

https://www.modellwagen.com/product/09156-1.html