伝馬電伝

伝馬電伝

キャラクター系模型の制作と、日々のグダグダ・・・

風のむちゃくちゃ強い中、

やむを得ない事情で外に長時間いたら、

ヒクほど目が充血したであろう

オッサンのみなさん、ごきげんよう♪

 

どうも伝馬です。

 

黄色い砂のせいで、

目が真っ赤になるとはねw

 

 

 

初めてのソフビ、

前回の工作編に続き

「塗装編」を綴ります。

 

今回は何事もチャレンジってことで、

YouTubeでどこぞの大御所がやっていた

「グリザイユ」っていう塗装法を試してみようかと。

 

 

さて「グリザイユ」とは?

古くからある油絵の技法らしいのですが、

ワタシは初めて聞きました。

 

簡単に言うと、

下地の段階で

陰影や奥行を構築してしまう…とか。

 

 

ポカーン...なヒトもいるでしょう。

(ワタシはポカーンでしたw)

 

実際にやってみます。

 

 

 

工作パートを終えたミクラスは、

サフ萌え状態。

若干ハラのパテ跡が気になるけど、

今回は練習なので目をつぶりますww

 

 

ツノと口の中だけはクッキリとした塗り分けなので、

さっさと塗ってマスキング。

 

黒(ラッカー)で全塗装したら、

下地を塗っていきます。

 

 

 

先ずは、

エナメルのライトグレイでドライブラシ。

 

 

 

同じくエナメルのホワイトで

再度ドライブラシ。

 

 

 

次に、

パステルの白で

エッジの尖ったところをこすります。

 

・・・と、ここまでが「塗装の下地」。

 

 

ここから先が基本塗装なのですが、

下地の段階で陰影をつける...ってイミが

見えてきたでしょうか。

 

 

ただ、初めての挑戦で

理想的な下地が一発で出来るはずもなく、

三度目の正直で作った下地がコチラ。

 

 

この時点では

ナニが正解かわからなかったのですが、

(イマモワカラナイケド・・・)

 

塗ってるのがエナメルですから、

溶剤で何度でもやり直しできるのはありがたい♪

 

 

では本塗装に入ります。

 

・・・って、

ここからフツーに塗っちゃったら、

この下地の意味がないじゃん!

 

(それはそーなんですが・・・)

 

今回、

この下地を活かすべく

本塗装に使うのはコチラ。

 

 

 

 

クレオス「色ノ源(イロノモト)」。

 

色の三原色ってのは聞いたことがあるでしょう。

 

要は、

この三色があればたいていの色は作れるし、

ビミョーな色合いも自由自在...みたいなw

(※白とかムリだけどw)

 

そんなことなら、

既存のカラーでコト足りるじゃん!

 

( ̄▽ ̄)グフフ

それはその通り♪

 

でも言いたいことはそこじゃなくって、

 

この「色の源」には、

隠蔽力を増すための顔料が含まれていないため、

この三色で作ったカラーは、

基本的にクリアカラーになるんですね。

(三色ガッツリ混ぜると濁りますw)

 

で、この色の源で調色した茶系の塗料を、

ミクラスの全体に

フワッと均一に吹いてみます。

 

 

 

 

均一に吹いても

下地に陰影が付いているので、

隠蔽力のないクリアカラーだと

こんなにも表面に変化が付きました。

 

 

 

クリアカラーとはいえ、

吹き重ねれば色は濃くなりますし、

 

色の三原色を利用して、

ちょっとずつ色を変えながら

エアブラシの細吹きで色分けしていくと…

 

コ、コレは、、、ヤメ時がわからない(汗)

 

まぁ今回は練習ってことで、

この辺で許してやることに(笑)

 

 

 

 

目の周りをマスキングして、

白眼を吹きます。

 

 

マスキングを剥がし、

リタッチとスミ入れ作業へ。

 

 

 

台座には、

プラ板の上にスタイロの破片(青)と

ダイソーのコルク粘土を。

 

 

そこにタミヤ情景テクスチャーペイントと、

ダイソーのジオラマ用のグリーン。

 

 

 

ミクラスの方は、

タミヤのウェザリングマスターでお化粧して、

クリアーを吹いたら・・・

 

 

 

完成でぃっ!

 

まだ全然使いこなせないけど、

このグリザイユって技法は、

有機的なブツを塗るときに

かなり有効なんじゃないかと感じました。

(今回は下地が黒すぎましたねww)

 

 

 

いろいろとチャレンジの多い作品となりましたが、

 

初めてのソフビで、

やったこともないグリザイユ塗装にまでトライして、

 

コレが、、、

 

 

 

こうなら・・・

 

ワタシは満足です(笑)

(自己満100%♪)

 

 

興味を持ってくれた方、

自己責任にて

ぜひチャレンジしてみてくださいね。

(*^^)v

 

 

 

またねバイバイ