新型コロナウイルス対策のなかでこの話題が出て来たとは!

 もちろん、「9月新学期」制が諸外国で多く採用されていることは聞いています。

しかし、「問題のはき違え」感は否めません。

 「9月新学期」制になれば、現在の日本の学校にある「いじめ」「不登校」「教育格差(=貧困と教育)」「教員の働き方改革」などの喫緊の諸問題が、堰を切ったように解決に向かうとでもいうのでしょうか?

 この喫緊の諸問題は、学校のなかにいる「子どもたち」と「おとなたち」の問題ですから、最優先の解決課題のはずです。

 「9月新学期」がこれらの諸問題に先んじての課題、または、ひもづいている課題であるとはどうしても思えないのですが...