★☆日本の酒場をゆくのインフォメーション☆★

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池波和彦の活動を載せていきます。

(日本の酒場をゆく)の活動を載せていきます。
(酒場ライターになるまでは死ねん)が全国から選んだ名酒場を紹介するブログ。

 

 

 

 

飲み歩きは、ただ飲んで食べるだけではつまらない。
私は都内でも早い時間から行動し、居酒屋開店時間まで芸術を楽しむのが決まり。
街の美術館や博物館、名曲喫茶、レトロな銭湯も好きだ。
新宿から西に延びる中央線沿線は個性的な居酒屋や商店がそろっている。
中央線の居酒屋は、大衆居酒屋に徹した古い名店と、主人の生き方や趣味をくっきり反映した個性的な店があり、とくに後者に特徴がある。
郊外に住んで、電車で都心の会社に通い、帰りは沿線の自分の気に入りの居酒屋に顔を出して帰宅する。
中央線はそういうライフスタイルが定着している。
名曲喫茶が中央線に多いのは「中央線文化」の一つ。
阿佐ヶ谷駅北口から荻窪方面へと線路沿いに続くスターロード商店街。
そんな阿佐ヶ谷独特の空気を楽しみながら歩いていると、タイレストラン(ピッキーヌ)の隣に名曲喫茶(ヴィオロン)がある。
タイレストランとオーナーは同じ。
スピーカーやアンプを制作するオーディオマニアであるオーナーは、当時オーディオ実験室を造る予定だったが、中野にあった名曲喫茶(クラシック)のオーナーの助言で名曲喫茶を始めた。
中野の(クラシック)は中学時代の仲間のたまり場で、ベートーベン交響曲六番「田園」やブラームス交響曲一番などが流れていた。
この(ヴィオロン)はウィーン学友協会ホールの25分の1のサイズで造られている。
人気メニューはブランデーを垂らしたコーヒー。
コーヒーはミルクかブランデーが選べる。
飲み物はすべて500円、食べ物持ち込み可、出入り自由だ。
 

★メニュー★
コーヒー、紅茶、ジュース、ココア、コーラ各500円・おかわりは400円、自家製ケーキ250円が全メニュー。
東京都杉並区阿佐谷北2-9-5
03-3336-6414
「営業時間レコードタイム12:00~17:00・ライブタイム18:00~20:00/火休」

ハイボールがうまい季節になりました。

★赤い文字は動画リンク

 

①マッカラン12年ハイボール

ちょっと高級なハイボール

やっぱマッカランは美味しい!#shorts #ウイスキー #ハイボール (youtube.com)

 

②ブッシュミルズ10年ハイボール

コスパ最強ハイボール

2000円台で最高にうまいウイスキー#shorts #ハイボール #バリうま (youtube.com)

 

③ラガヴーリン16年ハイボール

高級な個性的ハイボール

最高にバリうま過ぎる! #shorts #ウイスキー #ハイボール (youtube.com)

 

 

 

番外 現在入手困難スプリングバンク10年ハイボール

京都は喫茶店の町。いつもホテルにカバンを置いたら街へ出る。散歩の休憩によさそうな喫茶店を巡るのも面白い。散歩途中で見つけた名店を紹介。



 

①(イノダコーヒー三条支店)は外の大きなコーヒー挽きが目印。広い店内の楕円形カウンターに座り新聞を広げる。適度に混んでいるがいつも並ばずに入れるのでおすすめ。

 



 

②(イノダコーヒー本店)は、三条支店のすぐ近くの堺町通沿いにある。店は古民家改装店舗で広く、朝7時から営業。三条支店が混んでいたらこちらに、またその逆も。
 



 

③西木屋町通の高瀬川べりにある(フランソワ喫茶室)は、あたかもイタリア田舎町の小さな館。女性に人気のこの店はいつも混み、週末の昼過ぎは行列ができる人気店。

 




 

④河原町三条の(直珈琲)は丸刈り頭の若い主人が一人で営むカウンター五席の小さな店。あきれるほどシンプルな店内に一輪挿しだけが風情なミニマリズムの喫茶店。

 




 

⑤寺町二条の(エイト珈琲)は地元の人が通うのんびりとした店。京都は街角に喫茶店が多く、大手外資系チェーン店の進出どこ吹く風と、昔のまま続いているのがいい。

 



 

⑥高倉二条(月と六ペンス)は古いビルの階段を上がった二階に隠れるようにある。入り口は殺風景な事務所の鉄扉。店内は文庫本が本棚に並び客は皆、静かに読んでいる。

 




 

⑦寺町アーケードの(スマート珈琲店)は外に流れるコーヒーの香りがとてもよく、昼過ぎは常に行列している【一時間待ち当たり前】。朝一か閉店間際は並ばずに入れる。

 



 

⑧河原町通の四条手前の路地にある(築地)はクラシックな山荘風喫茶店。店内は美術館のように美しく、バックミュージックにレコードのウインナワルツが朗々と流れる。

 



 

⑨高瀬川沿いの西木屋町通にある(喫茶ソワレ)はヨーロッパ山荘風二階家で店内は間接照明が青い。女性客で行列のできるこの店の彼女たちのお目当てはカラフルなゼリー。

 



 

⑩京都四条河原町駅近くのビル二階の喫茶店(エレファントファクトリーコーヒー)は目立たないが観光客で常に混む人気店。主人が慎重に淹れる本格コーヒーが店の自慢。

 



 

⑪千本今出川交差点近くにある喫茶店(静香)は豆タイルに丸いガラスウインドウの懐かしいタバコ屋窓口が目印で、近所の人が休憩に訪れる家庭的な雰囲気の店。

 




 

⑫烏丸四条に近い(前田珈琲室町本店)は、間口も奥も広い喫茶店で、コーヒーを飲んで新聞を読み、軽い食事もできる。店は無休で朝7時から営業。朝食にもおすすめ。




 

⑬三条大橋近くの河原町通り沿いの喫茶店(六曜社)。創業昭和41年。地下は禁煙で一階は喫煙可能。連日客が訪れる人気店。昼時は若者【京都の学生】で賑わう。




 

⑭二条城前駅から徒歩数分、御池通沿いに店を構える喫茶店(喫茶チロル)。創業は昭和43年。

朝8時からの営業で、開店からモーニングを食べる客で賑わう。




 

⑮最寄り駅は遠く、京都市営地下鉄烏丸線鞍馬口駅から徒歩15分ほどの(さらさ西陣)。
古い銭湯を改装した店内。近くの船岡温泉で一風呂浴びた後に訪れては如何。


数年間の京都散歩の合間にコツコツ巡ったおすすめの15軒。どこもおすすめだ。

東京から新幹線を名古屋で乗り換え、中央西線中津川で降り、タクシーで馬籠宿まで来た。
江戸・京をむすぶ中山道69次の馬籠宿から妻籠宿と巡り、奈良井宿を歩き塩尻から帰る旅だ。
馬籠宿は細い山背のかなりの上り坂である。

全長約600メートルの石畳一本道をはさむ民家は一軒ごとに一メートルは差があり、往時は馬でも下りは怖かっただろう。


 

しばらく歩いて昼食に入った(大黒屋茶房)は大きな杉玉が下がり木曽の茶屋の雰囲気をかもし出す。
中へ入るとこれまた古い木曽の、それも枯れていない濃厚な艶を感じる室内だ。
客は全員御婦人で少々恥ずかしいけれど品書には酒の肴もありここで一杯やることもできそうだ。
木曽の地酒「七笑」の燗酒はきめ細かな甘味、酸味、苦味が混じり合い、円熟味が感じられる。
虹鱒の甘露煮、山菜、蕗のとうがこれまた格別。
滋味溢れる山の幸を肴に燗酒をぐびり。
盃に注いだ酒がはらにしみとおる。
〆は木曽名物「栗のこわめし【栗おこわ】」で決まりだ。


店を出て妻籠宿まで歩いた。
妻籠宿は板場宿から42番目。
木曽川に合流する蘭川は巨石のごろごろする急流で、電力王・福沢桃介による最初期のクラシックな水力発電所が無人のまま歴史遺産としてひっそり残る。

 

 

 


橋を渡たると 妻籠宿の五平餅の看板のかかる(しんや)がある。

ここで休むか。

「今日はいい天気ずら」
店の婆さんがお茶を注ぐ。
名物は木曾の五平餅。

 

五平餅はご飯をつぶして団子にして、タレをつけて焼いた物。
特にタレは各店でこだわりがあり、味を左右するひとつのポイントになる。
タレの秘密を婆さんに聞けば、材料はくるみ、ごま、落花生、砂糖、醤油だそうだ。


妻籠宿からタクシーに乗り地理もわからず行き先を言ったが、奈良井宿はたいへん遠く、川を渡り、町を抜け、畑を横切り、中山道をひたすら走り、一時間半も乗りようやく奈良井宿に到着した。
迫り出したひさしは影を落とし、黒ずんだ千本格子の家並が見通せる。
ただ、ぽつんと立つ赤い郵便ポストが、江戸時代と現代をつなぐ一里塚みたいに思える。けれど、通りは現役の生活道路でもある。電柱こそ無いものの、軽自動車やワゴン車の往来が途絶える時間帯は少ない。

鎖状につながった宿場の町並みは、半数以上が江戸末期の建築という。やぐら型の台灯籠や、ほぼ等間隔に点在する水場、大きな板戸に開けられたくぐり戸。まるで時代劇へ迷い込んだかと錯覚する。
突然、尺八の音色が聴こえ振り向くと虚無僧が列をなして歩いていた。

上町の近くへ差し掛かると通りは折れ曲がる。「鍵の手」と呼ばれ、外敵の侵入に備えて設けられた。武家時代の名残としては珍しくない。角の不動明王を祀った小さなお堂は、開放されており、寄り合い所を兼ねている。
同行のK美ちゃんが、奥に鎮座する不動明王像へ、カメラを向けて近づいたとたん、ポッと小さな電球が灯った。しかし、どこにも探知センサーなど見当たらなかった。おそらく、地元のミステリアスなスポットのひとつに違いない。そんな解釈をしてみたくなる雰囲気だ。

 


 

旅籠の上がりかまちに腰掛け靴紐を緩めてしまえば、もう奈良井の時間と同調する。案内された部屋は坪庭の奥にある離れだ。建物は、200年以上前の創業時から維持されており、低い天井が往時の平均体躯を偲ばせる。漆塗りの飯台に供される食事は、山菜や水で冷やされた鯉の洗いなどが主体。特別、現代人向けのアレンジはないだろう。晩酌用に購入した杉の森大吟醸を、いつになくおごそかな気分で合わせる。地元の山菜料理と馴染み、思いのほか酒量がすすむ。
奈良井宿の朝は、凜とした無言の中に明ける。
旅籠旅館を後に塩尻へ向かい中央西線に乗った。

1年掲載で終了した「宮崎県北居酒屋巡り~呑むぞ今夜も延岡・日向で~」が好評で、本日から続編が公開。

前回同様毎月1日公開。続編は1か月限定公開になります。

北・宮崎の居酒屋を探すならまずはここをチェック。

 

 

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まいぷれ八王子&江戸川区もいい店、隠れ家酒場をどんどん公開中。こちらも今まで通りヨロシク‼

 

八王子居酒屋ひとり酒| まいぷれ[八王子市] (mypl.net)

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下町酒場はしご酒~江戸川のディープな居酒屋巡り| まいぷれ[江戸川区] (mypl.net)

 

 

 

大分県佐伯市は居酒屋番組に取り上げられていないため知られていないが一大飲み屋街がある。

居酒屋は全国どの町にもあるが、県庁所在地の他は飲み屋街が無く点在している場合が多い。

今年の秋は短いという予想がでている。それなら短い秋の旬を味わいに「大分県の佐伯~宮崎の居酒屋巡り」を楽しもうと旅に出た。
まさに居酒屋巡りの好天の朝、羽田から9時50分発~11時40分着のJAL689便宮崎空港行きに搭乗する。
宮崎空港から12時35分発のにちりん10号に乗る。
佐伯到着は14時39分だ。車内で軽くお弁当を食べるもよいが、羽田空港第一ターミナルの寿司屋「又こい家」をすすめる。空港にありながらリーズナブルで、味もなかなかに良い。

因みにおいらは夜に備えて飢えた虎のごとく今日行く予定のお店の情報を再確認。

★その町の名物、特産品は必食である!地元ではケチケチ飲むのもいいが、わざわざ交通費かけて来たのだ、その町の名物(名物、旬のもの、珍しいもの)を味わうことをモットーとしている。佐伯は豊後水道のフグが名物。
こじんまりした佐伯にいよいよ到着。地図はある程度、頭に入っているので今宵のホテルに直行してチェックインする。そこで注意を一つ。最近24時間営業でなく0時までに戻ってくれなどという場合がある。夜の居酒屋巡りが目的だから確認することをお薦めする。
今日の居酒屋巡りの予定は4軒だ。ホテルで復習しながら休憩する。
さてさて今宵の居酒屋巡りのゴングがなる。「カーン」おいらのハートに心地よく鐘が響く。
1軒目の「いそよし」に到着。暖簾をくぐる時、引き戸を開けるときボルテージは最高潮だ。店主の心地よい挨拶を受けてカウンターに座る。
ここからは後日ブログ参照。ここのフグに大満足したのだった。
佐伯の居酒屋はレベルが高い。期待の波が押し寄せる。その波に押されて2軒目「第三金波」の暖簾をくぐる。ここからは本日のブログ参照 佐伯・第三金波
いいぞいいぞ佐伯の居酒屋は素晴らしい。この旅、正解だなとはやくも一人ごちだ。
好調の波に押されて3軒目だ。佐伯の人気居酒屋「ひかる」。予約するときに何回かふられたが、キャンセルが出たのだ。ここからは後日ブログ参照。
「ひかる」を後にして心地よい満足感に浸りながら最後の店を目指して歩く。腹ごなしにはちょうど良い距離かな。
今日の〆の「福すし」に入る。ブログ後日参照。注意はこちらの閉店時間は早いです。
満足感と達成感でみたされてホテルに帰った。