VICTORY IN THE PACIFICは太平洋戦争をテーマとした戦略級ゲームです。
太平洋戦争を扱うゲームは他にも多くありましたが、本作のルールは非常にシンプルで、ターン数も全8ターンという気軽にプレイできる点がお気に入りでした。
日本軍は序盤から正規空母6隻を含む強力な艦隊を存分に運用できるのが醍醐味で、様々な海域で連合軍を圧倒できます。
反対に、日本軍の猛攻をなけなしの艦隊で耐え凌いだ後、大量に就役してくる空母によって押し返していくのが連合軍の醍醐味でした。
勝敗はPOCと呼ばれるポイントで判定するのですが、どちらの軍の勝率がよかったのかはよく覚えていません。
が、ゲーム終盤になるにつれて、圧倒的な連合艦隊に日本軍が太刀打ちできなくなっていくのが毎度の流れだった印象です。
オプションルールの9ターン目には信濃が就役するのですが、まさに焼け石に水!しかも連合軍側の方が多くの艦が就役するのですから、日本軍側に9ターン目をプレイするメリットはありません。
でも、毎回9ターン目をプレイしていたと思います。だって信濃使いたいじゃないですか(笑)
そんな思い出のある本作ですが、過去のブログにも書いているように他のゲームと同じく紛失したため永らくプレイしておりません。
実は、2018年にサウスダコタの1ユニットが発掘されたことをきっかけに艦船ユニットだけ自作していたのですが、その時はルールもマップも入手できなかったため今日まで放置したままでした。
そんな折、やっと本作を入手することができたのですが、未使用状態の品を購入した為もったいなくてユニットを切り離すことができません。(泣)
そこで、2018年に作成したユニットデータを元に改めて自作することにしました。
自作にあたって、ひとつだけ大きく見直した点があります。それはユニットの大きさです。
当時から、本作のユニットは大きすぎると思っていました。
一般的なユニットのサイズが12mm~13mm程度でしたが、本作の艦船ユニットは19mmもあります。そのためマップやチャートも必要以上に大きくなっているのです。さすがアメリカン
老眼と同居している今となっては大きい方がよいとも言えますが、自作した一式がA4サイズに収まらないと保管の都合がよくないのです。
そこで、マップ全体の大きさをA2サイズに縮小し、A4サイズのマップ4枚に分割することにしました。
せっかくなのでマップの折り目部分や歪んだライン等を綺麗に引き直しつつ一度大きな1枚のマップを作成しました。
その後今回のサイズに縮小して4分割します。分割線上にあった文字等は分割線に被らない位置に移動させておきます。
オリジナルのマップに重ねて比較するとこんな感じです。
プリンタが印刷できない余白部分を考慮していなかったので、想定より小さいサイズになってしまいました。
A3サイズで印刷しないとA4のマップは作れないですね。
また、マップの縮小率に合わせて艦船ユニット等のサイズも縮小します。元のサイズと比べるとこんな感じになりました。これで15mmのサイズです。
艦船以外のユニットやチャート類も同様に縮小し、一式全て作成しました。
もちろん、マップやユニットは2mm厚でございます。
余談ですが本作には大鷹型は登場しません。一線級の航空機が運用できないというのが理由らしいですが、
当時、何とか連合軍の猛攻に対抗させたいがために兄が大鷹型のユニットを自作していたことを思い出しました。
なので、今回作成したユニットシートにも大鷹型を含めています。(笑)
さて、せっかく自作しましたが、こんなご時世ではお出かけしてプレイすることもままならないのが残念です。
存分にプレイできる日が早く来ることを願いたいものですね