2011年の4月以降不定期に更新してきた本ブログですが、本日を以て更新を終了します。これまでご覧頂いた方にはお礼申し上げます。

 

ブログ名のとおりUSCPAの学習記録のために開設しました。その後、2度の学習停止期間を経て無事2014年にUSCPAホルダーとなることができました。その後2度の転職を経て今に至ります。

 

転職が成功だったのか失敗だったのかはその時点では評価できないことですが、少なくとも過去2回の転職について、現時点ではその後の仕事も含めて満足のいくものだったということができます。何より、職業人生の折り返し地点を迎えた今、曲がりなりにも専門と言えるものを持ち、必要があれば別の場所でも働けるという自信、自由を持つに至っていることに何より満足感を覚えます。

 

そのきっかけはもちろんUSCPAの取得です。そして、そのUSCPAの勉強時代に伴走してくれたのがこのブログでした。遅くまで勉強をしてその日一日を振り返りつつブログを書きました。当時海外駐在中でしたが、日本に帰国するまでにUSCPAを取らなくてはその後の自分の職業人生は暗澹たるものになるに違いないという危機感をもって日々勉強に勤しんでいました。主に勉強していたのは2013年から2014年のことですが、当時の自分の頑張りに感謝です。

 

このブログの前にも学生時代から更新していたブログのようなもの(当時はホームページといって自分でHTMLをいじっていました)があり、どうも書くことが好きなようです。今後も何らかの形で書くことは続けると思いますが、USCPA取得のための学習記録を目的とした本ブログについては区切りをつけることにしました。

 

本ブログは合格までの期間の更新頻度が高い一方、その後の情報は少ないのですが、その後の職業人生には満足していますし(幸い人生についてもそうです)、USCPA取得に時間と労力とお金を費やして本当に良かったと断言できます。このブログに書かれている情報は古く、大半は役に立たないものだと思いますが、キャリアに関して暗中模索していた30代前半の社会人・受験生の軌跡として何かのお役に立てば幸いです。

簿記2級の試験が終わった後は USCPA などのCPE取得に勤しんでいたがすぐに終わり、以前から興味があったFSA Credentialという資格の勉強を始めた。

 

この資格はIFRS財団という、IFRSの策定を行っている団体が主催している。まだ詳しく知らないが、近年非財務情報の開示に関するルールづくりが様々な団体で行われており、今のIFRS財団も基準づくりを行っているそう。

 

今後この辺りの勉強をしておけば何かしら将来の食い扶持に繋がってくるのではないかと思って勉強を始めた。

 

試験は英語。レベル1とレベル2の2つにパスする必要があり、まずレベル1から受験する。受験料は諸々込みで495ドル。円安のあおりを受けてクレジットカードの請求額は7万円を超えていた。日頃努めて質素な暮らしをしているので7万円という支出は小さくないのだが資格の取得維持関連の費用は先行投資と思ってあまりケチケチしないようにしている。

 

勉強に時間を割きづらい状況は相変わらずなので、隙間時間で勉強を進めて来年の1~2月頃に資格が取れたらいいなと思っている。

 

 

 

 

月曜日にテストセンターで受験をし、合格していた。以前と違い、受験日は自分で選択できるので、勉強の進み具合と相談しつつ予約した。

 

点数は87点だった。手ごたえ的にはもうちょっと良かったような気もしたが、実力的にそんなものなのだろう。

今回勉強してよく分かったのは簿記2級レベルの経理知識はなかったということ。USCPAという資格が周囲に与える印象と実力に差があったということなのでそこが埋まったのは良かった。

 

連結決算などUSCPAではどのような消去を行うかというレベルの話に留まっていた記憶があるが、簿記2級では2期目、3期目が問われるので、開始仕訳として繰越すべきものを繰り越してという話があり、初めてちゃんと学んだ気がする。

 

最近2歳になった双子が生まれてからは初めての資格取得だったわけだが、仕事や育児でバタバタしている中でも時間を作って細々と勉強をして合格にこぎつけることができたのは良かった。

 

また簿記2級は10年以上前に勉強していた(一度くらい受験もした記憶がある)ことがあり、それっきりになっていたが今回リベンジを果たすことができたことも素直に嬉しい。3年前に司法試験を目指して大枚をはたいてそのままになっているということがあるが、これもいつかは勉強再開するかもしれない。

 

今後はまずはCPE取得が最優先。その後は簿記1級かFSA Credentialというサステナビリティ関連の資格の勉強をしたいと思っている。