今回の話は結論があるといった話ではなく、とりとめなく思い付いたまま書いている事をお許しください。
自分の好きな或るレンタルレイアウトさんに行った時の話です。
自分の後に来たお客さんの貨物列車がア-ノルドカプラーだったんですけれど2軸貨車の解放が相次ぐ……まではいかないものの、割と目立つ範囲で起こっているのを目にしました。
以前、自分が同じ様な貨物列車を走らせた時は雑多なメーカーの貨車をカト-カプラーにしていて、メーカー毎でカプラー高さの違いがあったので解放多発は主として当方が原因だと思っていますが、今となっては連結時の安定以外に取り柄の無いア-ノルドカプラーでの走行中の解放多発にちょっと別の要素もあるんじゃないのでは?と思いました。
因みにその日自分が持って行った模型のうち、マイクロエ-スのテンダ-となっているC60とKATOの20系(カプラーは共にカト-カプラー)の相性がイマイチで解放が頻発しました。他だと今では懐かしいKATOのカプラーアダプターを装備したマイクロエ-スのED72とKATOの12系が時折解放する事がありました。走らせた車輌を連結した時にカプラーの高さに関しては完全に一致していないものの、7~8割は合っている感じだったので連結が危なっかしい感じでは無い様に思いました。一方、同じメーカーの車輌でナックル同士・カト-カプラー同士で連結された編成は解放が起きなかったのが不思議ではあったのですがたまたまだったのでしょうか?
カプラーで解放がどうなのかを上の例から導き出すと同じメーカーの車輌・同じカプラーで連結しないと解放が起きるで終わってしまいますが、これまで走らせてきた経験からそこまでカプラーに関してシビアじゃないといけないとも思えなく、ましてやア-ノルドカプラーでも解放が起きた訳ですから車輌側のカプラーの対策だけでは解放が完全には治まらないかも?と感じたのでした。
後日、カプラー以外の解放理由を考えていたところにブログを通じてお世話になっているかんちょさんのブログ記事の中にスタイロフォーム劣化(収縮)の一文がありました。或るレイアウトさんのベ-スも確かベニヤ板の上にスタイロフォームみたいでした。軽くて安定した素材と思われてレイアウトのベ-スに使われる事も多い様ですが、走らせていた時に解放が多発した近くで線路が盛り上がっている感じだったのもスタイロフォームの収縮が原因なのかな?と思ったので改めてちょっと調べてみました。
多くの方が鉄道模型のブログを書いていてレイアウト建設の記事も目にしますが、建設後の諸問題に関する記事を見た記憶が無いのは単に自分が見逃していたからなのか、実際余り書かれないのか不明(多分前者)だったので改めて(鉄道模型 レイアウト 土台)で調べると建設する話は数多く出て来て、建設するにに当たってはベニヤ板の上にスタイロフォームというパターンが定番というか多く見受けられました。因みにスタイロフォーム下のベニヤ板厚さは人それぞれみたいです。4~5mm位を使う方が多いのかな?と言った感じです。
ただ、建設後に問題が起きたという話は殆ど出て来なく、サッと探した限りではやはりスタイロフォームは収縮する位の話位しか見受けられませんでした。収縮するとなると段差が出来たり不都合な問題が起きてそうなものですが、問題を詳しく書いている記事はサッと見には見当たらなく、実際スタイロフォームを上にしてレイアウト建設した方は完成後に何か問題が起きたりしていないのでしょうか?この部分詳しく知りたいところです。
以前にも書いたのですが長年行きつけのレンタルレイアウトさんでは本職が建築設計士という事もあり、土台は反る事が無い様に12mm厚のベニヤ合板を使っているとの事で、自分の絶賛放置中の屋根裏レイアウト も反り対策からそうした方が良いよと勧められ、それをベ-スに使用しています。改めてベ-スの接合部を見てみましたが
脇の端のみL字ステーとビスで簡易的に結合したのみ、端以外の所は何も繋いでない状態で何年も経っていますが歪みは殆ど感じられなく専門家の知見というものを改めて思い知らされました。
レイアウト建設に終わり無し、なんても言われたりしますが、何度も作る方も居られれば決定版と最初で最後のレイアウト建設をする方も居られるでしょう。後者の方が土台・ベ-スの問題でせっかくのレイアウトが問題多発でガッカリ、とならない様情報共有していろいろ考えて合えれば良いなぁ、と思う次第です。
一押しいただけますと幸いです。
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