久しぶりに築地場外市場を散策した。杉本で庖丁を眺め、場外市場をブラブラしようと思ったが、経験したことのない混雑で思うように前に進めない。どちらさんも外国からお見えになった方ばかり。中国はもちろんだが、欧州の方と半々程度。場外市場塔にはいるといくらか空いていたが、鮮魚の数や魚種が少ないこと‥‥。シケの影響かなと思ったが、水揚げが少ないのかもしれない。

 深川・冨士見がアナゴを仕入れている山五の出店には、アナゴがたったの2本だけ。朝からはけたのなら結構なことだが?

 結局、何も買わずに安い鮨屋ですきなネタだけ食べて、再び散策。

 よく通った名店「築地の貝」は閉店して1年以上経つのにまだ次の店舗が入っていない。飲食業はやは集客が難しいのだろう。

 豊洲の新しい店舗にはまだ足を運んでいない。あの賑わいと食事の単価をテレビで見たら、とうてい手が届きそうにないし、それこそ数時間待ちなんて、わたしには耐えられない。

 

 平潟の松野屋で買ってきて失敗だったのがイカの塩辛。激安につられて2瓶買ったが、帰宅して食べてみるとイカそのものと味が違う。ラベルと見ると原料などすべて外国産。ムシガレイやヤリイカなどは絶品だったのに‥‥これだけは「安物買いの銭失い」でございました。まあ、これも旅の思い出と諦めました。