リアル異世界おじさんブログ

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滞米14年の研究者から転生して現在異世界で教授生活

アメリカのお土産として娘に頼まれていた英語の絵本が紀伊國屋で扱っていることがわかり新宿南口に赴いたのであった。20年ほど前はあの界隈でよく遊んでいたのであるが、随分と綺麗になっていて驚いた。紀伊國屋は洋書コーナーだけに縮小していたけれど。

 

洋書を見ていて、そういえばアメリカ時代に色々と読んだよなあと思い出して、懐かしいやら悲しいやら。ふと気づいてレイモンドカーヴァーを探すとおいてあり、ペラペラと立ち読みして、ああそういえばこういう時間を大切にしていたのであったとやれやれとなる。チャックパラニューク(ファイトクラブの原作者)の本もあり、生物学的に読めなくなる前にこういう時間を取り戻さないといけない、と決めたのであった。娘の絵本と、娘に読ませたい本として「アルジャーノンに花束を」の原書、カーヴァーのWill you please be quiet, pleaseを購入。

 

仕事、続けたいモードになってきたのだけれど、やはり異世界だとあと数年が限界だろう。日本でジョブを見つけられればいいのだけれど、というか、見つけるように頑張ろうか。

ということで東京ナウなのだが、九州から新幹線で5時間。長かったのだが、窓の外には常に緑が見えて、たまに海が見えて、某国の高鉄にくらべるとやはり乗り心地はよく、ニッポンは美しい国であります、と思うのであった。山が多い。

 

そして東京に入るとどこまでもビルが続いてはるか先まで何かしらの建築物が見えて、首都に来た!という感じがするのであった。東京は東京である意味「美しい」と思う。

 

そういえば旅行中に「ロッキード」を読了。そして博多の丸善で橘玲「テクノリバタリアン」を購入して帰りの新幹線で読了。後ほど感想を書く(つもり)。

 

ということで博多ナウなのだが、九州はなかなか居心地が良くて、来年もあるいは今年もう一度来たいとおもったのであった。共同研究のグラントを出して、もし採用されたら、来年は1ヶ月くらい「勝手にサバティカル」をとって、こちらで仕事をしたいと思ったりしている。

 

アパを早めにチェックインしてアパ温泉の一番風呂を楽しむ。若い頃は温泉なんて疲れるだけで、あるいはオッサンの汚い裸を見るだけなので、あまり楽しめなかったのだが、今は自立神経を整えるために積極的に利用することにしている。アパホテルを選ぶ一番の理由。

九州の某大学でのセミナーは、フラフラが残りながら始めたのであったが、発表、質疑応答、その後の懇親会、と楽しく終えることができた。ここはとても良い場所であり、可能であれば今後も訪問したい。とりあえず来年の共同研究についてグラントを出すことになった。

 

そして、ミシガンで知り合った韓国人の旧友から10年ぶりくらいに連絡が来た。過去活の一環で数ヶ月前にメールをした返事がようやく来たのである。彼がミシガンを出た後に、ボストン、そしてサンフランシスコで会って、そこから交流が途絶えたのだが、これでまた会うことができる。

 

ということで、私の「昔の知り合いに挨拶行くツアー」は段々と活性化してきたのであった。

ということで九州ナウなのだが、東京から7時間かかった。中国より遠いではないか。

 

今日はフラフラもなく無難にここまで過ごして、今は温泉に行ってきて自律神経を整えつつある。アメリカにいた時も毎日バスタブには浸かっていたので、異世界でのシャワー生活、しかも冬は体が冷え切る環境、も体調不良になる原因かもしれない。体が弱い私はすぐに足先が冷えてしまい、体の中もなかなか暖まらないのである。とりあえず滞在中は毎日入浴剤入りの風呂あるいはアパ温泉を楽しむ予定。

 

明日は某大学でセミナーをさせてもらう。